このサンプルでは JAX-WS Web サービスの例を示します。このサンプルでは、
片方向 Web サービスおよび両方向 Web サービスの基本的な実装の例を示します。
各サンプルには、ブラウザーを使用してサービスを実行するサーブレット、および
WebSphere® Application Server の JAX-WS 用のシン・クライアントを使用し、
コマンド・ラインから実行できるサンプルが含まれています。
これらのサンプルのセットアップおよび構成に必要な時間
15
分
使用の前提条件
- WebSphere Application Server バージョン 8.0 またはバージョン 8.5
重要: これらのサンプルは、WebSphere Application Server バージョン 8.0 およびバージョン 8.5 を使用してテストされています。
サンプルのダウンロード
サンプルを使用するには、
以下のようにして製品ダウンロード・サイトから JAX-WS サンプル・ファイルをダウンロードします。
- FTP または HTTP のいずれかの方法を選択して、JaxWSServicesSamples.zip ファイルを
ご使用のワークステーションのディレクトリーにダウンロードします。ワークステーション上に /samples/JaxWSServicesSamples ディレクトリー・パスを
作成し、そのディレクトリー・パスに JAX-WS Web サービス・サンプル・ファイルを
ダウンロードできます。
- 表示されたダイアログから、圧縮ファイルを保存する
ターゲット・ディレクトリーを指定し、「OK」をクリックします。
JaxWSServicesSamples.zip ファイルには、以下のディレクトリー構造で
サンプル・ファイルが入っています。
/images
/installableApps
/javadoc
/META-INF
/scripts
/src
/style
build.xml
readme.html
重要: readme.html ファイルには、
サンプルのインストールおよび実行に関する情報が含まれています。
サンプルの説明
- Ping およびエコー
- Ping およびエコーのサンプルでは、単純な JAX-WS サービスの例を示します。
Ping サンプルでは、片方向サービス・トランザクションの例を示します。単純なテキスト・ストリングが
サービス・クライアントからサービス・エンドポイントに送信されます。エコー・サンプルでは、
両方向サービス・トランザクションの例を示します。単純なテキスト・ストリングが
サービス・クライアントからサービス・エンドポイントに送信されます。サービスによって、
ID が追加され、ストリングがクライアントに戻されます。
エコー・サンプルでは、同期プログラミング・モデルの使用例および
非同期プログラミング・モデルの 2 つのモードの使用例
も示します。
- MTOM
- MTOM サンプルでは、バイナリー・ファイルの送受信の
際の SOAP Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM)
の使用方法の例を示します。MTOM 機能により、SOAP バインディングでは、XML 情報セット (Infoset) を
SOAP アプリケーションに提示しながら、SOAP メッセージ部分の
選択的なエンコードにより、SOAP メッセージの送信や
ワイヤー・フォーマットを最適化できます。ファイルは、MTOM を使用してバイナリー・データが
エンコードされた状態で、サービス・クライアントから
サービス・エンドポイントに送信されます。