Fast Response Cache Accelerator を使用した静的コンテンツの高速提供

Fast Response Cache Accelerator (FRCA) により、テキスト・ファイルやイメージ・ファイルなどの静的コンテンツを サービスする際の IBM® HTTP Server のパフォーマンスを向上できます。 FRCA のサポートは、AIX® および Windows システムでのみ提供されます。

始める前に

FRCA は非推奨となっており、使用することはお勧めできません。 FRCA は、将来のリリースでは除去される可能性があります。このリリースでは、デフォルト構成ファイルに AFPA ディレクティブがありません。

[Windows] インストール中に afpa.sys ファイルが C:¥Windows¥system32¥drivers¥ ディレクトリーにコピーされることはなくなりました。

[Windows] Windows 64 ビット・オペレーティング・システムはサポートされません。FRCA は、Windows Vista、Windows 2008 およびそれ以降の Windows オペレーティング・システムではサポートされていません。これは、永続的な制限事項です。

[AIX] AIX 上での FRCA は、IBM HTTP Server の 32 ビット版がインストールされている場合のみサポートされます。

非推奨の機能については、非推奨の機能のトピックを参照してください。

制限事項の詳細は、Fast Response Cache Accelerator の操作制限を参照してください。

このタスクについて

FRCA を有効にすると、デフォルト構成の設定で、 すべての静的ファイルをキャッシュに入れることができます。キャッシュは、サーバーの運用時に自動的にロードされ、個々のファイルをリストする必要はありません。特定のディレクトリーのキャッシュをオン/オフにするには AfpaCache ディレクティブを使用します。

FRCA は、ファイルが 変更されるとキャッシュからファイルを除去し、コンテンツの整合性を保ちます。

手順

FRCA を構成します。
  1. [Windows] afpa.sys ファイルが既存の C:¥Wndows¥system32¥drivers ディレクトリーにまだ存在していない場合には、同ファイルを IBM HTTP Server のインストール・ディレクトリーからこのディレクトリーにコピーします。 旧バージョンの IBM HTTP Server をシステムにインストールしたことがある場合、afpa.sys ファイルが既にディレクトリーに存在する可能性があります。
  2. httpd.conf 構成ファイルを編集して Listen ディレクティブをコメント化し、次の記述を追加します。 statements:
    ##
      LoadModule ibm_afpa_module modules/mod_afpa_cache.so  
        AfpaEnable
        AfpaCache on
        AfpaPort  80
        AfpaLogFile "/logs/afpalog" V-ECLF
タスク・トピック    

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最終更新: October 08, 2014 06:19 PM EDT
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=phil&product=ihs-dist&topic=tihs_cacheenable
ファイル名: tihs_cacheenable.html