mod_ibm_ssl パラメーターは、アクティブな要求の Apache API subprocess_env テーブルに変数を設定することにより、Secure Sockets Layer (SSL) セッションについての情報へのアクセスを提供します。 これらの変数は、変数が CGI アプリケーションに渡されるときに情報がアクセスされる方法から、環境変数と見なされます。
アクセス・タイプ | メカニズム |
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CGI または FastCGI アプリケーションからのアクセス | 情報は、環境変数として CGI アプリケーションに渡されます。 環境にアクセスするための実装言語により提供されるメソッド (C の getenv ("HTTPS") や Perl の $ENV{'HTTPS'} など) を使用します。CGI または FastCGI で使用される SSL 環境変数については、対応する PassEnv ディレクティブが必要です。 |
プラグイン・モジュールからのアクセス | 情報は、高速ハンドラーが実行された後で、subprocess_env テーブルで入手できます。 apr_table_lookup (r->subprocess_env,"HTTPS") などの呼び出しを使用してアクセスします。 |
アクセス・ログへのロギング (要求に ついての他の情報とともに) | 以下の %{varname}e の例を使用します。
情報が利用不可の場合は、mod_log_config がそのフィールドについてダッシュ (-) を記録します。 |
setenvif 変数との併用 | # Silly example, don't compress SSL connections
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mod_rewrite 規則変数の一部として使用 |
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SSI 文書でのアクセス | SSI 文書で SSL 環境変数を使用するためには、対応する PassEnv ディレクティブが必要です。
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アクセス制御 (access control) | Allow from env=HTTPS |