GUI による製品のインストール

IBM® Installation Manager のグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を使用して、Load Balancer 製品をインストールします。

始める前に

ハードウェアおよびソフトウェアの要件 (サポートされるブラウザーを含む) については、WebSphere Application Server detailed system requirements を参照してください。

IBM Installation Manager の インストールと構成が完了していない場合は、IBM Installation Manager のセットアップを参照してください。

2 つの バージョンの Load Balancer を同じマシンにインストールすることはできません。 旧バージョンがインストールされている場合は、そのバージョンをアンインストールしてから現行バージョンをインストールしなければなりません。詳しくは、製品のアンインストールを参照してください。

手順

  1. root ユーザーまたは管理者としてログインし、Installation Manager を開始します。
  2. 「インストール」をクリックします。

    認証プロンプトが 出されたら、プログラム Web サイトでの登録に使用した IBM ID とパスワードを 使用してください。Installation Manager により、定義されたリポジトリーで使用可能なパッケージが検索されます。

  3. IBM Websphere Edge Components: Load Balancer for IPv4 and IPv6 および最新のバージョン番号を選択します。
    Avoid trouble Avoid trouble: 既に Installation Manager を使用して製品をインストール済みの場合は、システムに複数のインスタンスをインストールすることはできないことを示すメッセージが表示されます。gotcha
  4. 「次へ」をクリックします。
    Avoid trouble Avoid trouble: Installation Manager 以外のインストーラーを使用して旧バージョンの製品をインストールしていた場合、Installation Manager を使用してインストールを続行することはできません。旧バージョンの製品をアンインストールしてから Installation Manager でインストールを進めてください。IBM Installation Manager 以外のインストーラーを使用して旧バージョンをインストールしていた場合については、Installation Manager を使用せずにインストールした場合の Load Balancer のアンインストールを参照してください。gotcha
  5. 使用条件の条項に同意して「次へ」をクリックします。
  6. インストール・ロケーションを確認します。

    「インストール・ロケーション」パネルが表示されます。このパネルには、共有リソース・ディレクトリーおよびディスク・スペース情報も表示されます。

    • [AIX][HP-UX][Linux][Solaris] デフォルトのインストール・ロケーションを変更することはできません。続行するためには、システム上のこのインストール・ロケーションのフォルダーが空になっていなければなりません。
    • [Windows] 製品バイナリー・ファイルのインストール・ルート・ディレクトリーを指定します。
      Avoid trouble Avoid trouble: 以下の制限に留意してください。
      • デフォルトのターゲット・ロケーションを削除し、インストール・ディレクトリー・フィールドを空のままにした場合、続行することはできません。
      • 宛先ディレクトリーとしてシンボリック・リンクを使用しないでください。
      • ディレクトリー名にセミコロンを使用しないでください。
      • Windows 2000、Windows Server 2008、Windows Vista、および Windows 7 オペレーティング・システムの場合、最大パス長は 60 文字です。
      gotcha
  7. 「次へ」をクリックします。
  8. どの言語で翻訳された内容をインストールするかを選択し、「次へ」をクリックします。

    常に英語が選択されています。

  9. インストールするフィーチャーを選択して、「次へ」をクリックします。
    次のオプション・フィーチャーから選択してください。
    Dispatcher
    Dispatcher コンポーネントは、HTTP、FTP、HTTPS、および Telnet などあらゆるインターネット・サービスに対して、ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) または広域ネットワーク (WAN) 内のサーバーのロード・バランシングを実行します。HTTP サービスの場合、Dispatcher は、クライアント要求の URL の内容に基づいてサーバーのロード・バランシングを実行できます。
    Metric Server
    Metric Server コンポーネントは、ロード・バランシングが行われたサーバー上のデーモンとして稼働します。Metric Server は、以下のことを行います。
    • Load Balancer コンポーネントに対するシステム負荷に関する情報を提供します。
    • サーバーの状態を報告します。
    Content Based Routing
    Content Based Routing は、HTTP および SSL トラフィックのために、要求の内容に 基づいて、要求を特定のサーバーに転送します。
    Site Selector
    Site Selector は、ネーム・サーバーと連動して、サーバー・グループ内で ロード・バランスを取ります。
    ヒント: 後から Installation Manager を実行し、このインストールを変更してフィーチャーを追加または削除することもできます。
  10. [AIX][Linux][Solaris][Windows] 64 ビットのオペレーティング・システムを使用していて、 対応する 32 ビットの製品イメージがある場合、32 ビット版と 64 ビット版のどちらの製品を インストールするのかを選択し、「次へ」をクリックします。

    このパネルが表示されるのは、64 ビット・オペレーティング・システムを使用している場合だけです。

  11. 要約情報を確認して、「インストール」をクリックします。
    結果を確認します。
    • インストールが正常に実行されると、インストールが正常に完了したことを示すメッセージが表示されます。さらに、インストール後の重要な指示が表示されることもあります。
    • インストールが正常に実行されなかった場合は、「ログ・ファイルの表示」をクリックして、問題のトラブルシューティングを行ってください。
  12. 「終了」をクリックします。
  13. Installation Manager を閉じます。

    「ファイル」 > 「終了」とクリックします。

次のタスク

インストール・プロセスでは、Load Balancer のコマンド・ディレクトリー は PATH 環境変数に追加されません。Load Balancer コマンドをシステム・ルートから実行するには、PATH 環境変数にコマンド・ディレクトリーを追加します。
Avoid trouble Avoid trouble: 以前のバージョンの Dispatcher コンポーネントがインストールされていた場合、 Websphere Load Balancer for IPv4 バージョンの Dispatcher コンポーネントは /usr/bin ディレクトリーにある コマンドを使用していたことに留意してください。これが、PATH 変数内に残っている可能性があります。Websphere Load Balancer for IPv4 and IPv6 では、コマンドは install_root/bin ディレクトリーにあります。ディレクトリー項目が dsserver および dscontrol コマンドに適切なディレクトリーを指しているかどうかを確認してください。gotcha
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Last updated: May 28, 2013 08:30 AM EDT
File name: tins_lbinstallinggui.html