1 台の Dispatcher マシンに障害が発生し、かつ、別のマシンがバックアップとして構成されている場合に、Load Balancer がどのような動作を示すかは、リカバリー・ストラテジーによって決まります。
2 台の Dispatcher マシン、すなわち、プライマリー・マシン、および、バックアップと呼ばれる 2 番目のマシンが 構成されます。始動時に、プライマリー・マシンは、マシンが同期化するまで、すべての接続データをバックアップ・マシンに送信します。プライマリー・マシンは、活動中になります。 すなわち、ロード・バランシングを開始します。その間、バックアップ・マシンは、プライマリー・マシンの状況をモニターします。これを、 待機状態にあるといいます。
バックアップの Load Balancer マシンは、プライマリー・マシンに障害が発生したことを検出すると、ロード・バランシング機能を引き継ぎ、 活動中のマシンになります。プライマリー・マシンは、再度操作可能になると、リカバリー・ストラテジーの構成方法に従って応答します。