Load Balancer によるロギング

Load Balancer は、サーバー・ログ、manager ログ、メトリック・モニター・ログ (Metric Server エージェントとの通信の記録)、および使用する各 advisor のログに項目を記入します。

このタスクについて

トラブルシューティングや記録といった、さまざまな理由でロギングを構成することも考えられます。 Load Balancer はアクティビティーをさまざまな詳細の程度で記録し、ログ・ファイルをシステムに保存することができます。 以下のロギング機能をカスタマイズすることができます。
  • ログに書き込まれるメッセージの増え方を定義するロギング・レベルの設定。レベル 0 では、エラーが記録されて、Load Balancer は一度だけ発生したイベント (例えば、manager ログに書き込まれ始めた advisor に関するメッセージ) のヘッダーとレコードも記録します。レベル 1 には継続中の情報などが組み込まれ、レベル 5 には必要に応じて生成される問題のデバッグに役立つメッセージが組み込まれます。manager、advisor、サーバー、またはサブエージェントのログのデフォルトは 1 です。
  • ログの最大サイズの設定。ログ・ファイルが指定されたサイズに達すると、ログ・ファイルは <component>.log.full として保存され、後続のログは現在実行中のファイルに書き込まれます。次のサイクルで、既存の <component>.log.full が削除され、Load Balancer は新しいものを作成します。
    重要: ログ・サイズを現行サイズより小さい値に設定することはできません。 ログ・レベルの設定が高いほど、ログ・サイズの選択には注意を要します。レベル 0 では、ログ・サイズをデフォルトの 1MB のままにおくと安全です。ただし、レベル 3 以上でログ記録するときには、小さ過ぎて役に立たなくならない程度にサイズを制限する必要があります。

ログ項目にはタイム・スタンプが記録されるので、ログが書き込まれた順番が分かります。

ヒント: 同様の手順を Load Balancer の他のコンポーネントのロギングに使用できます。

手順

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Last updated: May 28, 2013 08:30 AM EDT
File name: tprf_log.html