[z/OS]

BBOJ

BBOJ0011I: JVM のビルドは {0} です。
説明 サーバーの初期化中に出される通知メッセージで、開始された JVM のビルド・レベルを示します。
アクション なし。
BBOJ0015I: EJB ロール・サービスが非アクティブです。
説明 EJB ロール・サービスが初めてアクセスされるときに、サービスが非アクティブであった場合に出される通知メッセージです。
アクション 必要に応じて、EJB ロール・サービスを活動化してください。
BBOJ0021E: 「com.ibm.websphere.preconfiguredCustomServices」Java プロパティーの読み取り時にエラーが検出されました。
説明 WebSphere Application Server for z/OS サーバーが、"com.ibm.websphere.preconfiguredCustomServices" Java プロパティーを読み取ろうとした時に例外を検出しました。 例外は、SYSOUT のトレースバックと共に SYSPRINT に記載されます。
アクション このエラーは、"com.ibm.websphere.preconfiguredCustomServices" Java プロパティーに指定された xml ファイル名が正しくない場合に発生します。 名前が正しい区切り文字で互いに区切られ、正しく指定されていることを確認してください。
BBOJ0022E: カスタム・サービス内で内部エラーが検出されました。
説明 WebSphere Application Server for z/OS サーバーが、カスタム・サービス・プロセス内で内部エラーを検出しました。 例外は、SYSOUT のトレースバックと共に SYSPRINT に記載されます。
アクション この問題が引き続き起こる場合は、次の Web サイトでメッセージ ID を検索すれば、追加情報を確認できます。IBM WebSphere Application Server サポート・ページ: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/。IBM WebSphere Application Server for z/OS サポート・ページ: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/zos_os390/support/。
BBOJ0023W: XML ファイル {0} には、カスタム・サービスが見つかりませんでした。
説明 示されたカスタム・サービス xml ファイルにカスタム・サービスが見つかりませんでした。
アクション 示された XML ファイルをチェックしてください。
BBOJ0024W: カスタム・サービス・クラス {0} が XML ファイルに定義されていません。
説明 カスタム・サービスを定義している xml ファイルにカスタム・サービス・クラスが指定されていませんでした。
アクション カスタム・サービス XML ファイルのクラス定義をチェックしてください。
BBOJ0025E: カスタム・サービス {0} の初期化時にエラーが検出されました。
説明 WebSphere Application Server for z/OS サーバーが、指定されたカスタム・サービスに対して initialize メソッドを実行中に例外を検出しました。 例外は、SYSOUT のトレースバックと共に SYSPRINT に記載されます。
アクション 示されたカスタム・サービスの実装をチェックしてください。
BBOJ0026E: カスタム・サービス {0} のインスタンス作成時にエラーが検出されました。
説明 WebSphere Application Server for z/OS サーバーが、示されたカスタム・サービスをインストールするためにそのインスタンスを作成中に例外を検出しました。 例外は、SYSOUT のトレースバックと共に SYSPRINT に記載されます。
アクション 示されたカスタム・サービス・クラスの実装をチェックしてください。
BBOJ0027I: カスタム・サービス {0} は、使用可能になっていませんでした。
説明 カスタム・サービスが使用可能ではありません。 示されたカスタム・サービスは、使用可能でないので、インストールされません。
アクション なし
BBOJ0028E: カスタム・サービス XML ファイル {0} の読み取り時にエラーが検出されました。
説明 WebSphere Application Server for z/OS サーバーが、示された XML ファイルの読み取り中に例外を検出しました。 例外は、SYSOUT のトレースバックと共に SYSPRINT に記載されます。
アクション XML ファイル・パスが正しく修飾されているか、XML ファイルが存在するか、XML ファイルのフォーマットが正しいかを確認してください。
BBOJ0029E: カスタム・サービス {0} のシャットダウン時にエラーが検出されました。
説明 WebSphere Application Server for z/OS サーバーが、示されたカスタム・サービスに対して、シャットダウンの実装を実行中に例外を検出しました。 例外は、SYSOUT のトレースバックと共に SYSPRINT に記載されます。
アクション トレースバックをチェックして、示されたカスタム・サービスの実装またはその他の場所でエラーが発生したかどうかを判別してください。
BBOJ0031I: WebSphere for z/OS {0}
説明 enableSyncOSThread に対するグローバル・セキュリティーのカスタム・プロパティー "security_EnableRunAsIdentity" が false に設定されていることを示す通知メッセージです。
アクション このモードで適切な場合は、処置は不要です。 適切な設定でない場合は、このグローバル・セキュリティーのカスタム・プロパティー "security_EnableRunAsIdentity" を true に設定して、アプリケーションを再実行してください。
BBOJ0050I: {0}
説明 このメッセージには、Java トレース機能のトレース仕様が記載されています。 このメッセージは、DISPLAY,TRACE,JAVA modify コマンドに対する応答として発行されます。
アクション なし。
BBOJ0051I: プロセス情報: {0}/{1}、ASID={2}、PID={3}
説明 このメッセージには、ジョブ ID (jsabjbid) とジョブ名 (jsabjbnm)、アドレス・スペース ID (ASID)、および USS プロセス ID が 16 進数で示されます。
アクション なし。
BBOJ0052E: トレース仕様が無効です: {0}
説明 トレース仕様ストリングが無効です。 補充メッセージに詳しい説明があります。
アクション 構文を訂正し、トレース仕様を再設定してください。
BBOJ0077I: {0}
説明 このメッセージは、JVM 始動時の JVM システム・プロパティーの表示に使用されます。
アクション なし。
BBOJ0078W: エンドポイント構成 XML ファイル {1} のロードまたは構文解析で例外 {0} が発生しました。
説明 示された XML ファイルの読み取り中に例外が検出されました。
アクション XML ファイルが存在すること、およびそれが有効な XML 文書であることを確認してください。
BBOJ0079W: XML ファイル {0} にエンドポイント情報がありませんでした。
説明 示された XML ファイルにエンドポイントが提供されていませんでした。
アクション エンドポイントによる分類が必要な場合、インバウンド分類構文に従って、エンドポイント構成情報を指定してください。
BBOJ0080E: {0} の初期化時にエラーが検出されました。
説明 WebSphere Application Server for z/OS サーバーが、サーバー始動時にエラーを検出しました。
アクション エラー・メッセージに例外の詳細も記載されています。
BBOJ0081W: EJB {0} が SyncToOSThread を要求していますが、サーバーでは SyncToOSThread が有効になっていません。
説明 SyncToOSThread は、Java EE ロール ID を OS スレッドに同期化します。 したがって、EJB メソッド呼び出しの間、OS スレッド ID は Java EE ロール ID と同じになります。 このメッセージは、アプリケーションが SyncToOSThread の機能を使用するように構成されているが、そのアプリケーションがインストールされたサーバーは SyncToOSThread をサポートするように構成されていないことを示します。
アクション SyncToOSThread サポートが必要な場合、SyncToOSThread を使用可能にする方法について、WebSphere Application Server for z/OS のインフォメーション・センターを参照してください。
BBOJ0083W: MDB {2} の接続ブラウザーの {1} で例外 {0} が発生しました: {3}
説明 指定されたメッセージ・ドリブン Bean の接続ブラウザーを開始または停止中に、例外が検出されました。 接続ブラウザーの開始中だった場合、示された MDB に対するメッセージ配信は、適切に機能しなくなります。
アクション この問題が引き続き起こる場合は、次の Web サイトでメッセージ ID を検索すれば、追加情報を確認できます。IBM WebSphere Application Server サポート・ページ: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/。IBM WebSphere Application Server for z/OS サポート・ページ: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/zos_os390/support/。
BBOJ0084W: アプリケーション {0} が SyncToOSThread を要求しましたが、サーバーでは SyncToOSThread が有効になっていません。
説明 SyncToOSThread は、Java EE ロール ID を OS スレッドに同期化します。 したがって、要求の間、OS スレッド ID は Java EE ロール ID と同じになります。 このメッセージは、アプリケーションが SyncToOSThread の機能を使用するように構成されているが、そのアプリケーションがインストールされたサーバーは SyncToOSThread をサポートするように構成されていないことを示します。
アクション SyncToOSThread サポートが必要な場合、SyncToOSThread を使用可能にする方法について、WebSphere Application Server for z/OS のインフォメーション・センターを参照してください。
BBOJ0085E: WLM 分類 XML ファイル {0} を解析中に問題が検出されました。
説明 構成変数 "wlm_classification_file" によって示された XML ファイルの処理が失敗しました。 ファイルの内容は使用されません。 補充メッセージに詳細を示す特定の例外が示されます。
アクション XML ファイルの問題を解決し、サーバーを再始動してください。
BBOJ0086E: プロパティー {0} に指定された値が無効です。 値: {1}。 有効な値: {2}
説明 プロパティー値が無効です。 これにより、予期しない動作が発生する可能性があります。
アクション プロパティーに有効な値を指定してください。
BBOJ0088I: MLP 名 {0} 時間 {1} 秒。
説明 このメッセージは、MDB 統計の表示に使用されます。
アクション なし。
BBOJ0089I: {0}
説明 このメッセージは、MDB 統計ヘッダーの表示に使用されます。
アクション なし。
BBOJ0090I: {0}
説明 このメッセージは、MDB 統計の表示に使用されます。
アクション なし。
BBOJ0091I: 重複したメッセージ参照カウント:{0} MR:{1}
説明 このメッセージは、MDB 統計の表示に使用されます。
アクション なし。
BBOJ0092I: アクティブなリスナー・ポートがありません。{0} コマンドは無視されます。
説明 MDB 統計の表示対象となるリスナー・ポートがありません。
アクション なし。
BBOJ0093W: WebSphere MQ Java 機能がインストールされていません。
説明 WebSphere MQ Java クラスが見つかりません。
アクション コントローラー領域プロセスに関連付けられた ID に、環境変数 MQ_INSTALL_ROOT で指定されたパスで読み取りおよび実行する権限があることを確認してください。
BBOJ0094E: MDB {0} 登録が失敗しました - 原因: {1}
説明 コントローラー領域内の示された MDB をスケーラブル・メッセージ処理のために登録する際に、問題が発生しました。 メッセージは表記の MDB に送達されません。 例外メッセージが含まれています。
アクション メッセージで指摘された問題を解決してください。
BBOJ0095W: Java のバージョン/レベルが、WebSphere for z/OS でサポートされていません。
説明 現在の Java ランタイム環境のバージョン/レベルは、サポートされていません。
アクション サポートされているバージョン/レベルに Java ランタイム環境を更新し、サーバーを再始動してください。
BBOJ0096I: WebSphere for z/OS インストール - HFS サービス・レベル: {0}、日付: {1}
説明 WebSphere Application Server for z/OS がインストールした HFS サービス・レベルとサービス日付を、HFS インストール・ルートから読み取って表示します。
アクション なし。
BBOJ0097E: MDB 障害: {0}、クラス: {1}、メソッド: {2}
説明 このメッセージは、独自の別個のエラー・メッセージを必要としない MDB エラー状態の重大な汎用エラー・メッセージであることを意図しています。
アクション 問題が解決しない場合は、IBM サポートに連絡してください。
BBOJ0098E: MDB の問題: JMSException がコントローラーでキャッチされました。 例外: {0}
説明 JMSException が、MDB リスナーのコントローラー部分の基礎である JMS 接続に関してスローされました。 例外スタック・トレースが表示されます。 メッセージ・リスナー・サービスの設定に応じて、MDB リスナー・リカバリーが試行されたりされなかったりします。
アクション 例外の根本原因を解決するために WebSphere MQ アドミニストレーターの介入が必要な場合は、適切な管理アクションを実行してください。 問題が解決しない場合は、IBM サポートに連絡してください。
BBOJ0099E: MDB の問題: 内部停止が発行されました。MDB リスナー・ポート: {0}、宛先: {1}、サーバー: {2}
説明 リスナー・ポートは停止されました。 前のログ・エントリーに、リスナー・ポートが停止した理由が示されています (例えば、 示されたメッセージに関して最大再試行回数制限に達したため、または MDB リスナーのコントローラーまたはサーバント部分の最大リカバリー試行回数に達したため)。
アクション リスナー・ポート停止の根本原因を解決して、リスナー・ポートを再始動してください。
BBOJ0100I: MDB リスナーは正常に開始しました。MDB: {0}、リスナー・ポート: {1}、宛先: {2}
説明 示された MDB リスナーのコントローラー部分は正常に開始しました。
アクション なし。
BBOJ0101I: MDB リスナーは正常に停止しました。MDB: {0}、リスナー・ポート: {1}、宛先: {2}
説明 示された MDB リスナーのコントローラー部分は停止されました。
アクション 予期せずに停止された場合は、先行するエラー・メッセージがないかコントローラー・ログをチェックしてください。
BBOJ0102I: MDB: {0}、リスナー・ポート: {1} の MDB リスナーは {2} 秒で再始動を試行します。 リカバリー数 = {3}。
説明 示された MDB リスナーのコントローラー部分はエラーのために停止しましたが、メッセージ・リスナー・サービスのカスタム・プロパティー MAX.RECOVERY.RETRIES および RECOVERY.RETRY.INTERVAL が定義されているため、コントローラーがこのリスナーを再始動しようとします。
アクション なし。
BBOJ0103E: 再始動の最大再試行数 {0} に達しました。MDB: {1}、リスナー・ポート: {2}
説明 示された MDB リスナーのコントローラー部分の再始動が再試行限度に達しました。このため、関連したリスナー・ポートとこれにマップされたすべての MDB リスナーは停止されます。
アクション コントローラー・ログを調べて障害の根本原因を判別し、MDB リスナーのコントローラー部分を再始動してください。 障害の根本原因により、解決するには WebSphere MQ アドミニストレーターの介入が必要な場合は、適切な管理アクションを実行してください。 根本原因が解決されたら、リスナー・ポートを再始動します。
BBOJ0104W: WebSphere for z/OS では JIT が使用不可な状態での実行は推奨されません。
説明 JIT が使用不可の Java ランタイム環境で実行すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
アクション JIT が使用可能な状態で実行するように Java ランタイム環境を更新して、サーバーを再始動してください。
BBOJ0105W: 重複した基本レジストラー {0} が検出されました。 適用された登録データ: {1}
説明 構成から *.registrar ファイルを読み取っているときに、重複した基本レジストラー・データが検出されました。 重複データは破棄されます。 WebSphere Application Server for z/OS は、メッセージに示された適用済み登録データを使用して登録します。
アクション 構成内の *.registrar ファイルでは、BASE の ID エレメントをもつレジストラー・エントリーは、1 つのみにする必要があります。 構成データをチェックしてください。
BBOJ0117I: スレッド {0} の Java スレッドのスタック・トレースバック: {1}
説明 示された Java スレッドの、Java スタック・トレースバックを表示します。 このメッセージはエラー・ログに出されます。
アクション なし。
BBOJ0129I: {0} ワークロード分類ファイルが {1} でロードされました。
説明 これは単なる通知メッセージです。
アクション 処置は不要です。
BBOJ0130I: サーバント領域の接続管理で、JNDI 名 {0} により識別されるリソースがサーバー {1} から切断されたことが検出されました。 実行されるアクション: {2}。
説明 WebSphere アプリケーションが使用するリソースが切断されています。 このメッセージは、サーバーから作業を転送するための自動化によって使用されることがあります。 リソースが切断された場合に実行されるアクションは「failureNotificationActionCode」プロパティーにより構成されます。
アクション 処置は不要です。
BBOJ0131I: サーバー {1} で JNDI 名 {0} により識別されるリソースに対して回復アクションが実行されています。理由={3}。 実行されるアクション: {2}。
説明 WebSphere アプリケーションが使用するリソースに対して回復アクションが実行されています。 このメッセージは、作業をサーバーに転送するための自動化によって使用されることがあります。 リソースが再接続される場合に実行されるアクションは「failureNotificationActionCode」プロパティーにより構成されます。 理由コード 1 は、サーバント領域の接続管理が、リソースが再接続されたことを検出したことを示します。 理由コード 2 は、切断されているリソースを検出したすべてのサーバント領域が終了したことを示します。
アクション 処置は不要です。
BBOJ0132I: ワークロード分類の更新中に、MDB リスナー・ポート {0} が再始動に失敗しました - 原因: {1}
説明 ワークロード分類文書の再分類コマンドの処理中に、リスナー・ポートが再始動に失敗しました。 例外メッセージが含まれています。
アクション 失敗の原因を識別して訂正してから、リスナー・ポートを再始動してください。
BBOJ0133I: JNDI 名が {0} の構成された 1 次リソースは使用不可です。新規要求は、JNDI 名が {1} の構成された代替リソースにルーティングされます。
説明 構成された 1 次リソースが使用不可であることが接続管理で検出されました。新規要求は、構成された代替リソースにルーティングされます。
アクション データベース管理者またはシステム管理者に連絡して、問題になっているリソースの状態を判別してもらってください。
BBOJ0134I: JNDI 名が {0} の構成された 1 次リソース、および JNDI 名が {1} の構成された代替リソースは使用不可です。
説明 構成された 1 次リソースと構成された代替リソースの両方が使用不可になっていることが接続管理で検出されました。要求は再ルーティングできません。
アクション データベース管理者またはシステム管理者に連絡して、問題になっている両方のリソースの状態を判別してもらってください。
BBOJ0135I: JNDI 名が {0} の構成されたリソースは、JNDI 名が {1} のリソースの新規要求を処理するために使用可能です。
説明 示された JNDI 名で構成された 1 次リソースまたは代替リソースは、現在、新規要求を処理できる状態になっています。
アクション 処置は不要です。
BBOJ0137E: レジストラー・ファイル {0} を解析できませんでした。
説明 WebSphere Application Server for z/OS インストールに関連したレジストラー・ファイルを構文解析できませんでした。 サーバーは、無効な登録情報で、または登録情報が欠落して稼働している可能性があります。
アクション 問題のレジストラー・ファイルは ASCII でエンコードされていて、正しくフォーマット設定されていることを確認してください。 例外の発生についての詳細は、サーバーの FFDC ログ・ファイルを確認してください。
WTRN9001E: エントリーを XA リカバリー・テーブル {0} に追加できませんでした。
説明 OTS が、XA リソースを内部テーブルに追加しようとしましたが、失敗しました。 OTS は、追加を再試行します。
アクション 問題が解決しない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN9002W: RRS ({0}) と XA ({1}) のエポック番号が一致しません。
説明 OTS は、XA パートナーおよびその RRS ログ・ストリームのカウンターを保守しています。 両者のカウンターが同じでない場合、ログは同期せず、リカバリーが失敗することがあります。 このメッセージは、ログが同期していないが、実行するリカバリー処理がないことを示しています。
アクション RRS ログ・ストリームと XA パートナー・ログの両方がシステムにあること、およびそれらが削除されていないことを確認してください。 問題が解決しない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN9003E: リカバリー ID {0} の XA リカバリー・テーブルにエントリーが見つかりませんでした。
説明 OTS が、リカバリー ID を、対応する XA リソース実装に変換しようとしました。 しかし、リカバリー ID が XA リカバリー・テーブルに見つからなかったため、リカバリーを行うことができません。 再始動 RRS UR の解決中にリカバリー ID が検索された場合、リカバリー ID によって表されるトランザクション・ブランチが完了していない可能性があります。
アクション このエラーの最も一般的な原因としては、XA パートナー・ログが HFS から削除されたことが挙げられます。 パートナー・ログがシステムにあり、コントローラーで読み取れることを確認してください。 問題が解決しない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN9004E: トランザクション・ファクトリー IOR がヌルです。
説明 OTS が TransactionFactory オブジェクトを名前空間にバインドできるように IOR に変換しようとしました。 しかし、変換メソッドから戻された IOR がヌルでした。 TransactionFactory は名前空間にバインドされません。
アクション 「TransactionFactory」の server_root にバインドされた TransactionFactory オブジェクトを検索するアプリケーションがない場合、このエラーは無視してかまいません。 問題が解決しない場合、またはこのオブジェクトが必要な場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN9005E: トランザクション・ファクトリーを IOR {0} から展開できませんでした。
説明 OTS が、名前空間にバインドされているオブジェクトに TransactionFactory IOR を付加しようとしました。 IOR を展開することができず、したがって、TransactionFactory は、名前空間にバインドされません。
アクション 「TransactionFactory」の server_root にバインドされた TransactionFactory オブジェクトを検索するアプリケーションがない場合、このエラーは無視してかまいません。 問題が解決しない場合、またはこのオブジェクトが必要な場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN9006E: トランザクション・ファクトリーを名前空間 {0} にバインドできませんでした。
説明 OTS が、TransactionFactory オブジェクトを名前空間に付加しようとしましたが、その過程で例外を受信しました。 メッセージに例外スタック・トレースがあります。
アクション 「TransactionFactory」の server_root にバインドされた TransactionFactory オブジェクトを検索するアプリケーションがない場合、このエラーは無視してかまいません。 問題が解決しない場合、またはこのオブジェクトが必要な場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN9007I: サーバー {0} のランタイム・クラスパスが前回の再始動以降に変更されています。
説明 トランザクション・サービスにより、サーバーが再始動されるたびにランタイム・クラスパスがログに記録されます。 このクラスパスは、トランザクションのリカバリー時に、XA リソース・マネージャーとの接続を確立する目的で使用されます。 このメッセージは、現在のランタイム・クラスパスが、リカバリー・ログに記録されたクラスパスと異なっていることを示しています。
アクション なし クラスパスは、サービス適用時、またはリソース・マネージャーがセル、ノード、あるいはサーバー・レベルでインストールされる時に常に変更されます。 しかし、リソース・マネージャーがシステムから除去され、そのリソース・マネージャーに伴ってトランザクション・リカバリーが必要な場合、リカバリーが完了するまでこれらの JAR ファイルまたはライブラリーをシステム上に残す必要があることが考えられます。 トランザクション・リカバリーに関連してエラー・メッセージが表示された場合、このことが原因と思われます。 トレース仕様を OTS=event=enabled に設定すると、コントローラー・アドレス・スペースでクラスパスがどのように変更されたかが表示されます。
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最終更新: Jan 2, 2018 8:50:53 AM CST
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