Caching Proxy 機能の導入は、ネットワーク・パフォーマンスに影響を与えます。 ネットワークのパフォーマンスを向上させるには、Caching Proxy を単独で使用するか、Load Balancer と共に使用してください。 これらのシステムの概要については、WebSphere Application Server Edge components の紹介 を参照してください。
企業内の Caching Proxy のパフォーマンスは、実行環境となるハードウェアと、導入先システムの全体的なアーキテクチャーによって決まります。 ネットワーク・パフォーマンスを最適化するには、ハードウェアおよび全体的なネットワーク・アーキテクチャーを プロキシー の特性に合わせてください。
Caching Proxy ソフトウェアの基本構成と管理、およびオペレーティング・システム・レベルでのチューニングも、Caching Proxy のパフォーマンスの向上に大きく貢献します。 パフォーマンスを向上させるために、 多くのソフトウェア構成を変更できます。 これには、ロギング・ディレクティブ、マッピング・ルール、 プラグイン、タイムアウト値、キャッシュ構成値、 およびアクティブ・スレッド値の調整が含まれますが、 これらに限定されるものではありません。 Caching Proxy ソフトウェアの構成について詳しくは、「Caching Proxy 管理ガイド」を参照してください。
パフォーマンスを向上させるために、 多くのオペレーティング・システム構成を変更することもできます。これには、TCP と ARP のチューニング、 ファイル記述子制限の増加、システム・クロックの同期化、 ネットワーク・インターフェース・カード (NIC) のチューニング、 およびシステム管理タスクを実行するときに有効な一般的方法に従うことが含まれますが、 これらに限定されるものではありません。
重要: Caching Proxy は、すべての Edge Components インストールで利用可能です。ただし、以下の例外があります。