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このリリースでの新機能

Load Balancer for IBM WebSphere Application Server には、いくつかの新機能が搭載されています。

新フィーチャー 新フィーチャー: このトピックで説明する新規フィーチャーは、この製品バージョンのオリジナル・リリース時点で最新です。 この資料におけるサービス・リリースに関連する変更は、フィックスパック・アイコンのマークが付いています。 このアイコンでマークされている機能は、2010 年第 3 四半期ベータ・リフレッシュで新規導入されています。newfeat
このリリースの新機能は、次のとおりです。
Load Balancer のインストール
  • Load Balancer for IPv4 and IPv6 は、IBM Installation Manager のグラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用してインストールすることができます。また、応答ファイルを記録、使用すれば、製品をサイレント・インストールすることもできます。
  • Load Balancer は、専用ネットワーク・インターフェース・カードにより、排他的 IP ゾーンでインストールし、実行することができます。
保守時間帯のサーバーまたはサービスの静止
HTTP のような、サーバー上の特定のサービスを停止したいときは、個々のデーモンを静止できるようになりました。 例えば、クラスターのポート 80 とポート 22 に server1 を追加した場合、通常の静止コマンドはポート 80 とポート 22 の server1 への転送トラフィックを停止します。この新しいオプションを使用すると、その特定のサービスを停止する必要がある場合に、ポート 80 のトラフィックのみを停止できます。
heartbeat およびリーチ・ターゲットによるサーバー障害の検出
この機能を使用すれば、HA パートナー間で接続レコードおよび類縁性レコードを複製することができるようになります。レコードが複製されると、接続および類縁性状態が保持され、引き継ぎが発生した後でも接続が継続できるようになります。
ネットワーク構成の自動更新
Load Balancer は、マシンに構成されたすべてのインターフェースおよび IP アドレスに関する情報を必要としますが、この情報は手動で取得するか、自動的に更新されるように構成することができます。
ダウンしているサーバーに対する接続のリセット
TCP リセット機能は、重みが 0 のサーバーに接続されているクライアントに対して TCP reset を送信します。サーバーの重みが 0 になるのは、そのサーバーが 0 に構成されている場合、または、advisor が、サーバーがダウンしているとマークしている場合です。
クライアントからサーバーに対する類縁性による接続の最適化
固有サーバーのポート類縁性のオーバーライドを使用可能にします。この機能を使用すれば、特定サーバーに対するポートのスティッキー性をオーバーライドできますが、それには conn+affinity 選択アルゴリズムを使用している必要があります。このポート類縁性のオーバーライド機能は、ルールを使用しているなど、一定の状況で便利な場合があります。
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最終更新最終更新: Jun 21, 2011 12:49:06 PM EDT
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