Load Balancer で発生する可能性のある問題を解決する手助けとなるように提供されている情報を使用します。
症状 | 考えられる原因 | 参照カ所 |
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Dispatcher が正常に実行されない | ポート番号が競合している | 問題: Load Balancer が実行されない |
クライアント・マシンからの接続がサービスを受けていない、あるいは接続がタイムアウトである |
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問題: Load Balancer 要求が平衡化されない |
Dispatcher、Microsoft® IIS、および SSL が機能しない、または続行しない | 暗号化されたデータをプロトコルを介して送信できない | 問題: Dispatcher、Microsoft IIS、および SSL が機能しない (Windows プラットフォーム) |
dscontrol コマンドまたは lbadmin コマンドが失敗し、「サーバーが応答していません」または「RMI サーバーにアクセスできません」というメッセージが表示された |
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問題: dscontrol コマンドまたは lbadmin コマンドが失敗する |
advisor が正しく機能しない | advisor が実行されていない | 問題: advisor が正しく機能しない |
「ファイルが見つかりません...」というエラー・メッセージが、Netscape をデフォルト・ブラウザーとして稼働し、オンライン・ヘルプを表示すると出される (Windows® プラットフォーム) | HTML ファイルの関連付けの設定が誤っている | 問題:「ファイルが見つかりません...」というエラー・メッセージが、オンライン・ヘルプを表示しようとすると出される (Windows プラットフォーム) |
グラフィカル・ユーザー・インターフェースが正しく開始されない | 不適当なページング・スペース | 問題: グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) が正しく開始されない |
グラフィカル・ユーザー・インターフェースが正しく表示されない | レゾリューションが誤りである | 問題: グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) が正しく表示されない |
ヘルプ・パネルが他のウィンドウの背後に隠れて見えなくなることがある | Java 制限 | 問題: Windows プラットフォームにおいてヘルプ・ウィンドウが他のウィンドウの背後に隠れて見えなくなることがある |
大きい構成ファイルをロードしようとしているときに GUI がハングする (あるいは予期しない振る舞い) | Java には、GUI に対するこのように大きな変更を処理するための十分な量のメモリーへのアクセス権限がない | 問題: 大きい構成ファイルをロードしようとしているときに GUI がハングする (あるいは予期しない振る舞いが起こる) |
AIX® および Linux システムにおいて、韓国語の Load Balancer インターフェースで、文字が重なりあったフォントまたは不適切なフォントが表示される | デフォルトのフォントを変更する必要がある | 問題: AIX システムと Linux システムにおいて、韓国語の Load Balancer インターフェースで、重なったフォントまたは不適切なフォントが表示される |
Windows プラットフォームと Matrox AGP ビデオ・カードの組み合わせで使用すると、GUI の予期しない振る舞いが発生する | Load Balancer GUI の実行中に Matrox AGP ビデオ・カードを使用すると、問題が発生する | 問題: Windows プラットフォームにおいて Matrox AGP ビデオ・カードを使用すると、GUI の予期しない振る舞いが発生する |
Dispatcher マシンでコマンドを実行したときの応答が遅い | 高ボリュームのクライアント・トラフィックによるマシンの過負荷が原因で、応答が遅くなっている可能性がある | 問題: Dispatcher マシンでコマンドを実行したときの応答が遅い |
SSL advisor または HTTPS advisor がサーバーの負荷を登録しない | SSL サーバー・アプリケーションがクラスター IP アドレスで 構成されていないことが原因で問題が発生する | 問題: SSL advisor または HTTPS advisor がサーバーの負荷を登録しない |
Windows プラットフォームで、破壊された Latin 1 国別文字がコマンド・プロンプトに現れる | コマンド・プロンプト・ウィンドウのフォント・プロパティーを変更する | 問題: Windows システムで、破壊された Latin 1 国別文字がコマンド・プロンプト・ウィンドウに現れる |
Windows プラットフォームで、 アドバイザーおよびリーチ・ターゲットがすべてのサーバーにダウンのマークを付ける | タスクのオフロードが使用不可になっていない、または ICMP を使用可能にする必要がある | 問題: Windows システムで、advisor およびリーチ・ターゲットがすべてのサーバーにダウンのマークを付ける |
Windows プラットフォームで、 ネットワーク障害後に高可用性セットアップでアドバイザーが機能しない | システムは、ネットワーク障害を検出すると、アドレス解決プロトコル (ARP) キャッシュを消去します。 | 問題: Windows システムで、ネットワーク障害後に高可用性セットアップで advisor が機能しない |
Linux システムで、 「IP address add」コマンドと、複数のクラスター・ループバックの別名が非互換 | ループバック・デバイスの複数のアドレスに別名アドレスを割り当てるときは、ip address add コマンドではなく、ifconfig コマンドを使用します。 | 問題: Linux システムで、ループバック・デバイスの複数のクラスターに別名を割り当てるときに「IP address add」コマンドを使用してはならない |
Solaris システムでは、Load Balancer プロセスを開始した 端末セッション・ウィンドウを終了すると、そのプロセスは終了します。 | nohup コマンドを使用することで、 端末セッションを終了したときに、開始したプロセスがハングアップ・シグナルを受けないようにしてください。 | 問題: Solaris システムでは、Load Balancer プロセスを開始した端末ウィンドウを終了すると、そのプロセスは終了します |
Load Balancer 構成の読み込み時には、速度の低下が見られます。 | 遅延は、サーバー・アドレスを解決して検証す るために行われた、ドメイン・ネーム・システム (DNS) 呼び出しが原因である場合があります。 | 問題: Load Balancer 構成のロード中に遅延が発生する |
Windows システムでは、次のエラー・メッセージが表示されます:「ネットワーク上の他のシステムとの IP アドレスの競合があります」 | 高可用性が構成されている場合は、 短時間の間、両方のマシンでクラスター・アドレスが構成されることがあり、この エラー・メッセージが出される原因となります。 | 問題: Windows システムの場合、IP アドレス競合のエラー・メッセージが表示される |
Windows システムで、 dscontrol または lbadmin コマンドを発行すると、「サーバーが応答していません」というエラーが発生する | 複数の IP アドレスが Windows システムに存在し、 ホスト・ファイルがホスト名に関連づけられたアドレスを指定しない時です。 | 問題: Windows システムの場合、dscontrol または lbadmin の発行時に、「サーバーが応答していません」というエラーが発生する |
zSeries および S/390 プラットフォームでの Dispatcher の MAC 転送構成の制限 | Linux では、オープン・システム・アダプター (OSA) カードを備えた zSeries または S/390 サーバーを使用する際の制限があります。 実行可能な次善策が提供されます。 | 問題: Linux で、オープン・システム・アダプター (OSA) カードを備えた zSeries または S/390 サーバーを使用する際の Dispatcher 構成の制限 |
Linux システムで、iptables によってパケットのルーティングが干渉される場合がある | Linux iptables は、トラフィックのロード・バランシングを干渉する可能性があるため、 Load Balancer マシンでは無効にする必要があります。 | 問題: Linux iptables がパケットのルーティングを干渉する |
Solaris システムで、Dispatcher マシンに IPv6 サーバーを構成しようとすると、 「サーバーを追加できません」というメッセージが表示される | これは、Solaris オペレーティング・システムによる IPv6 アドレスに対する ping 要求の処理方法が原因である可能性があります。 | 問題: Solaris システムで IPv6 サーバーを Load Balancer 構成に追加できない |
Load Balancer のインストールで提供された Java ファイル・セットのアップグレード | Java ファイル・セットに問題が見つかった場合は、 その問題を IBM サービスに報告し、Load Balancer インストールとともに 提供された Java ファイル・セットのアップグレードを受け取れるようにする必要があります。 | Load Balancer のインストールで提供された Java ファイル・セットのアップグレード |
HP-UX バックエンド・サーバーへの転送時に、 クライアント要求が失敗する | HP-UX オペレーティング・システム上で Load Balancer for IPv6 をセットアップした後、クラスター・アドレスに対するクライアント要求は失敗します。このエラーは、オペレーティング・システムの隣接者探索機能と Load Balancer の相互作用の結果です。 | 問題: HP-UX バックエンド・サーバーで IPv6 MAC 転送を使用すると、クライアント要求が失敗する |
Load Balancer for IPv4 and IPv6 が IP セキュリティー (IPsec) と競合する | IP セキュリティー (IPsec) が使用可能な Load Balancer for IPv4 and IPv6 を使用している場合、出力パケットが正しくないことがあり、Dispatcher 構成情報が WebSphere® Application Server のコマンド行インターフェースおよび管理コンソールで正しく表示されない場合があります。 Load Balancer は、接続を転送していることを報告しますが、クライアントは応答を受信していません。 |
問題: AIX システム上で Load Balancer が IP セキュリティー (IPsec) と競合する |
サーバーの状況に影響を与えるコマンドを Load Balancer に対して発行すると、serverUp スクリプトが実行される可能性がある | manager サイクルが既にサーバーの重みを取得した後に、dscontrol manager unquiesce コマンド や dscontrol manager quiesce コマンドなどのサーバーの状況に影響を与える コマンドを実行した場合、問題を検出する可能性があります。これらのコマンドを実行した 場合、manager サイクル時に保存された値が上書きされ、予期せずに serverUp スクリプトが実行される可能性があります。 | 問題: サーバーの状況に影響を与えるコマンドを Load Balancer に対して発行すると、serverUp スクリプトが実行される可能性がある |