TCP リセット機能は、重みが 0 のサーバーに接続されているクライアントに対して TCP reset を送信します。サーバーの重みが 0 になるのは、そのサーバーが 0 に構成されている場合、または、advisor が、サーバーがダウンしているとマークしている場合です。
このタスクについて
この機能は、長時間存続する接続の場合に有用であり、失敗した接続を再折衝するためのクライアントの機能を促進します。
TCP リセットにより、接続は即時にクローズします。
TCP リセット機能を活動化すると、Load Balancer は、重みが 0 であるサーバーにクライアントが接続されている場合に、そのクライアントに TCP reset を送信します。
手順
TCP リセットを活動化して、ダウンしているサーバーに対する接続をリセットするようにします。
トラブルの回避 (Avoid trouble): TCP リセット機能を使用するには、IPv4 アドレス用の clientgateway または IPv6 アドレス用の clientgateway6 をルーター・アドレスに設定する必要があります。dscontrol executor コマンドを使用します。clientgateway は IPv4 クラスター上のポートに対して、clientgateway6 は IPv6 クラスター上のポートに対して設定する必要があります。
gotcha
TCP リセットを活動化するには、以下のコマンドを使用します。
dscontrol port add|set cluster@port@server reset yes
リセット機能のデフォルト値は no です。