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平滑化指標の最適化

平滑化指標は、サーバーの重みが変われる量を制限し、要求の分散における変更を効率的に平滑化します。

このタスクについて

manager は、サーバーの重みを動的に計算します。この結果として、更新された重みが前の重みより相当に異なる場合もあります。ほとんどの状況では、これが問題になることはありません。ただし、時には、要求のロード・バランシングの方法に対する影響が変動する場合があります。例えば、重みが高いために、1 つのサーバーが要求の大部分を受信してしまうこともあります。manager は、サーバーが高い数の活動状態の接続を持ち、サーバーが応答が遅いことを調べます。そこで、manager は重み過剰を空きサーバーに移し、そこでも同じ影響が生じて、リソースの非効率使用が作りだされます。

この問題を改善するために、manager は平滑化指標を使用します。平滑化指標が高いと、サーバーの重みの変更頻度が減少します。指標が低いと、サーバーの重みの変更頻度が増大します。平滑化指標のデフォルト値は 1.5 です。1.5 では、サーバーの重みがかなり動的になります。指標が 4 または 5 では、重みはより安定します。

注: ほとんどの場合に、この値を変更する必要はありません。

手順

平滑化指標を秒単位で設定します。 例えば、平滑化指標を 4 に設定するには、以下のコマンドを入力します。
dscontrol manager smoothing 4



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最終更新最終更新: Jun 21, 2011 12:49:06 PM EDT
ファイル名: tprf_optsmooth.html