このトピックでは、システム・パッケージ化ツールを使用した Load Balancer のインストール、および Linux オペレーティング・システムでの要件について説明します。
ハードウェアおよびソフトウェアの要件 (サポートされるブラウザーを含む) については、Web ページ http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg27006921 を参照してください。
Dispatcher コンポーネントを同じシステムに 2 個インストールすることはできません。Edge コンポーネントの以前のバージョンがインストールされている場合、 Load Balancer for IPv4 and IPv6 のインストール・プロセスを開始する前に、Dispatcher コンポーネントを アンインストールします。詳しくは、Load Balancer のアンインストールを参照してください。
イーサネット以外の、非アドレス解決プロトコル (ARP) インターフェース・タイプでは、Load Balancer に固有の問題が発生します。 Load Balancer は、ARP および ICMP6 (Internet Control Message Protocol for IPv6) を 使用して、HA モードでクラスター・アドレスを公示し、移動するためです。 Load Balancer の Dispatcher コンポーネントを Linux for zSeries オペレーティング・システム にデプロイする最も 効率的な方法は、イーサネットに類似の環境にデプロイすることです。 Layer2 モードで OSA/qeth を使用すると、この機能が提供されます。
Layer-2 OSA を用いた Load Balancer for IPv4 and IPv6 を Linux for zSeries オペレーティング・システム で使用する際に、特別な構成ステップは必要ありません。