ハイ・ アベイラビリティーのための構成を行う際には、
Load Balancer マシンが以下のような制約事項または考慮事項でサポートされることを考慮に入れてください。
- マシンで IPv6 プロトコルを使用中で、ハイ・ アベイラビリティーを使用したい場合は、プロトコル
58 がプロトコル・ファイルで
ICMPv6 として定義されていることを確認する必要があります。
- ハイ・ アベイラビリティーの構成では、プライマリー・マシンとバックアップ・マシンの両方が同一の構成で同じサブネット上になければなりません。
- ハートビート・ペア (Dispatcher の障害を検出するためにプライマリー Dispatcher と
スタンバイ Dispatcher の間にあるメカニズム) は、両方とも IPv4 フォーマットであるか、または両方とも
IPv6 フォーマットである必要があります。
- HA またはスタンドアロン環境では、
ネットワーク・アダプターに対してクラスター・アドレスを別名割り当てすることはできません。
- HighAvailChange スクリプトを、install_root/servers/samples ディレクトリーから install_root/servers/bin ディレクトリーに移動して、Dispatcher マシンの HA 状態変更のログを取ることができますが、このスクリプトを変更する必要はありません。