lbadmin または Web 管理 (lbwebaccess) を使用して、大規模の構成ファイル (およそ 200 個以上の add コマンド) を ロードしようとすると、GUI がハングするか、あるいは予期しない 振る舞い (画面変更への応答が極端に低速になるなど) を示す場合があります。
これは、Java™ にこのように大きな構成を処理するだけの十分なメモリーへのアクセス権限がないことが原因で起こります。
Java に使用可能なメモリー割り振りプールを増やすために指定できる、実行時環境についてのオプションがあります。
オプション -Xmxn です。 ここで、n はメモリー割り振りプールの最大サイズ (バイト単位) です。 n は 1024 の倍数になっていなければならず、2MB より大きくなっていなければなりません。 値 n には、K バイトを示すために k または K が続いているか、あるいは M バイトを示すために m または M が続く場合があります。 例えば、-Xmx128M と -Xmx81920k は両方とも有効です。 デフォルト値は 64M です。 Solaris 8 では、最大値は 4000M です。
java -Xmx256m -cp $LB_CLASSPATH $LB_INSTALL_PATH $LB_CLIENT_KEYS com.ibm.internet.nd.framework.FWK_Main 1>/dev/null 2>&1 &
java -Xmx256m -cp $LB_CLASSPATH $LB_INSTALL_PATH $LB_CLIENT_KEYS com.ibm.internet.nd.framework.FWK_Main 1>/dev/null 2>&1 &
java -Xmx256m -cp $LB_CLASSPATH $LB_INSTALL_PATH $LB_CLIENT_KEYS com.ibm.internet.nd.framework.FWK_Main 1>/dev/null 2>&1 &
java -Xmx256m -cp $LB_CLASSPATH $LB_INSTALL_PATH $LB_CLIENT_KEYS com.ibm.internet.nd.framework.FWK_Main 1>/dev/null 2>&1 &
START javaw -Xmx256m -cp %LB_CLASSPATH% %LB_INSTALL_PATH% %LB_CLIENT_KEYS% com.ibm.internet.nd.framework.FWK_Main
n の推奨値はありませんが、デフォルト・オプションよりも 大きい数値にする必要があります。 手始めに手ごろなのはデフォルト値の 2 倍を指定することです。