WebSphere アプリケーション・サーバー・メッセージ
             オペレーティング・システム: AIX, HP-UX, IBM i, Linux, Solaris, Windows, z/OS


TRAS

TRAS0004E: 保守ログ・ファイル {0} を作成または開けません。 次の例外が発生しました {1}
説明 指定した保守ログ・ファイルをオープンしようとして失敗しました。 例外は、失敗の根本原因を示しています。
アクション 例外を調べて、根本原因を判別してください。 指定したファイル名が有効なファイル名であるか確認してください。 アプリケーション・サーバーのランタイムが、保守ログ・ファイルのディレクトリーへの書き込みアクセスを許可されるようにしてください。 これで問題が解決しない場合は、次の WebSphere Application Server サポート・ページの問題判別情報を参照してください: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/
TRAS0005E: 保守ログに書き込みできません。 次の例外が発生しました {0}
説明 保守ログにメッセージを書き込もうとして失敗しました。
アクション 例外を調べて、失敗の根本原因を判別してください。 保守ログ・ファイルが存在しているか確認してください。 ファイル・システムがフルになっていないか確認してください。 アプリケーション・サーバーのランタイムが、そのログ・ファイルがあるディレクトリーへの書き込み許可を許可されているか確認してください。 これで問題が解決しない場合は、次の WebSphere Application Server サポート・ページの問題判別情報を参照してください: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/
TRAS0006E: 保守ログのサービスを変更できません。 次の例外が発生しました {0}
説明 保守ログのサイズを変更しようとして失敗しました。
アクション 例外を調べて、失敗の根本原因を判別してください。 保守ログ・ファイルが存在しているか確認してください。 ファイル・システムがフルになっていないか確認してください。 アプリケーション・サーバーのランタイムが、そのログ・ファイルがあるディレクトリーへの書き込み許可を許可されているか確認してください。 これで問題が解決しない場合は、次の WebSphere Application Server サポート・ページの問題判別情報を参照してください: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/
TRAS0007I: 保守ログへのロギングが使用できません
説明 保守ログへのメッセージのロギングを使用不可にする構成オプションが選択されています。
アクション この構成オプションを使用可能状態に設定することによって、保守ログ・ファイルへのロギングを使用可能にしてください。
TRAS0008E: トレース・ログ・ファイル {0} {1} のオープンに失敗ししました
説明 スタンドアロン・ファイルにトレースを送信する構成オプションが選択されました。 指示されたファイルを開こうとして、示された例外で失敗しました。 トレースは、代替機能への経路指定されます。
アクション 例外を調べて、失敗の根本原因を判別してください。 ファイル名が正しく、有効な名前であるか確認してください。 アプリケーション・サーバーのランタイムが、指定したファイルがあるディレクトリーへの書き込み許可を許可されているか確認してください。 ファイル・システムがフルになっていないか確認してください。 これで問題が解決しない場合は、次の WebSphere Application Server サポート・ページの問題判別情報を参照してください: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/
TRAS0009I: トレース出力はデフォルトで SystemOut.log に設定されます。
説明 ユーザー指定のファイルにトレースを経路指定しようとしているときに、エラーが発生しました。 代わりにトレース出力は、SystemOut.log ファイルに経路指定されます。
アクション ユーザー指定のファイルのオープン中に発生した失敗に関する詳細を説明する他のエラー・メッセージがないか、ログ・ファイルを検索してください。 エラーを訂正して、操作を再試行してください。
TRAS0010I: 保守ログのサイズは、何らかの破損が発生したことを示しています。 これは、バイナリー・モードでファイル転送をした場合は起こりません。
説明 保守ログは、バイナリー・フォーマットで保守されます。 あるマシンから別のマシンへ転送する際は、バイナリー・フォーマットで転送する必要があります。
アクション ログ・ファイルをバイナリー・フォーマットで転送してください。 ログ・ファイルを元の転送フォーマットで元のマシンに転送して戻してから、ターゲット・マシンにバイナリー・フォーマットで再転送することによって、損傷状態を元に戻すことができる場合があります。
TRAS0011I: {0} 個のメッセージを保守ログから読み取りできませんでした。
説明 保守ログ・ファイルに破損が見つかりました。 示された個数のメッセージを読み取れません。
アクション 破損は、通常、保守ログ・ファイルがあるマシンから別のマシンに正しく転送されなかった場合に起こります。 そのような転送はバイナリー・モードで行う必要があります。
TRAS0012W: {1} ストリームに使用するファイルの名前として、{0} が構成情報に指定されました。 これは、誤った名前です。 代わりに {2} が使用されます。
説明 指定する名前は、完全修飾されたファイル名とする必要があります。 ディレクトリーが存在するか、または RAS がそれを作成できなければなりません。 RAS にはそのディレクトリーへの書き込み権限が必要です。
アクション 指示されたストリームに対して、構成データ内の上記のパラメーターに一致するファイル名を指定してください。 この変更を有効にするには、サーバーを再始動してください。
TRAS0013E: {0} ストリームへのリダイレクトは失敗しました。 次の例外が発生しました。 {1}
説明 基本例外のメッセージを参照してください。 これは、失敗の根本原因を示しています。
アクション 基本例外の根本原因を判別して、訂正してください。 IOException が発生した場合は、ディレクトリーが存在し、RAS がそのディレクトリーへの書き込み権限を持っており、ファイル・システムがフルになっていないことを確認してください。
TRAS0014I: 次の例外がログに記録されました。{0}
説明 例外メッセージがログに記録されました。
アクション 例外の原因を判別して、適切な処置をとってください。 例外に関連したその他のメッセージもログに記録されている場合があります。
TRAS0015E: ログ・ファイル {0} の時間を基にしたロールオーバーをスケジュールできません。 {1} の代わりにサイズを基にしたロールオーバーが使用されます。
説明 示されたログ・ファイルは、時間を基にしたロールオーバー・アルゴリズムを使用するように構成されています。 ロールオーバー・イベントをスケジュールしようとして失敗しました。 ログ・ファイルでは、サイズを基にしたロールオーバー・アルゴリズムが使用されます。
アクション 示された例外から、イベントが内部エラーのために発生したのか、予期しないシステム状態のために発生したのかを判別してください。 イベントが内部プログラム・エラーのために発生した場合は、次の WebSphere Application Server サポート・ページの問題判別情報を参照してください: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/
TRAS0016E: ログ・ファイル {0} をアーカイブしようとして予期しない例外が発生しました。例外は {1} です。
説明 示されたログ・ファイルは、ロールオーバー・アルゴリズムを使用するように構成されています。 ロールオーバーのしきい値に到達しました。 ログ・ファイルをロールオーバーしようとしているときに、例外が発生しました。
アクション 示された例外から、イベントが内部エラーのために発生したのか、予期しないシステム状態のために発生したのかを判別してください。 イベントが内部プログラム・エラーのために発生した場合は、次の WebSphere Application Server サポート・ページの問題判別情報を参照してください: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/
TRAS0017I: 開始トレース状態は {0} です。
説明 トレース・サービスが開始されました。 構成データから判別された開始トレース状態がここに表示されます。
アクション 異なる開始トレース状態が期待される場合は、構成データを適切に変更して処理を再始動してください。
TRAS0018I: トレース状態が変更されました。 新しいトレース状態は、{0} です。
説明 現在のトレース状態を変更する要求が受信され、処理されました。
アクション 新しいトレース状態が本来あるべき状態でない場合は、本来あるべき状態に変更してください。
TRAS0019I: デフォルトで環状メモリー・バッファーにトレース出力を行っています。
説明 トレースをファイルに経路指定しようとしてエラーが検出されました。 代わりにトレースは、メモリー内のリング・バッファーに経路指定されました。
アクション ファイルにトレースを経路指定する際に発生したエラーを詳しく説明するメッセージがないか、ログ・ファイルを検索してください。 メッセージには、失敗の根本原因を示す例外が含まれます。 失敗の根本原因を修正して操作を再試行してください。
TRAS0020W: トレース・ストリング {0} 内に構文エラーが見つかったために、トレースが正しく使用可能になっていない可能性があります。
説明 トレース・ストリングに構文エラーが見つかりました。
アクション server.xml ファイル内のパラメーター startupTraceSpecification に構文エラーがないかチェックして、トレース・ストリング文法に準拠するようにしてください。
TRAS0021W: ロギング・エージェント・ハンドラー構成のフィルター・レベルとして、無効なレベル名 {0} が使用されました。
説明 ロギング・エージェント・ハンドラーに指定されるレベル名は、詳細、構成、通知、監査、警告、重大、致命的のいずれかである必要があります。
アクション いずれかの許されるフィルター・レベルを使用するように、サーバー構成を変更してください。
TRAS0022I: ロギング・エージェント・ハンドラーが使用不可です。
説明 このメッセージは単なる通知メッセージです。
アクション ユーザー処置は不要です。
TRAS0023I: ロギング・エージェント・ハンドラーが使用可能です。 フィルター・レベルは {0} に設定されます。
説明 このメッセージは単なる通知メッセージです。
アクション ユーザー処置は不要です。
TRAS0024I: ログ・エントリーのサイズが {0} で、大きすぎるためログ・ストリームに追加できません。ログ・ストリームは、{1} バイト・レコードを使用するように構成されています。 ログ・エントリーは、ログ・ストリームに記録されません。
説明 ログ・ストリームのレコード・サイズが小さすぎるため、ログ・エントリーを記録できません。
アクション 問題が頻繁に発生する場合は、ログ・ストリームのレコード・サイズを大きくしてください。
TRAS0025E: ソース・ファイル {0} をロードできません。
説明 指定されたソース・ファイルが存在しないか、通常のファイルではなくディレクトリーになっているか、アクセスできない状態になっている可能性があります。
アクション パラメーターを調べて、指定されたソース・ファイルが存在しており、通常のファイルであることを確認してください。 また、convertLog コマンドを実行するユーザーにファイルを読み取るアクセス権があることを確認してください。
TRAS0026E: 宛先ファイル {0} を開くことができません。
説明 宛先ファイルは、指定されたファイル名がディレクトリー名になっているか、無効であるため、書き込みできない状態になっている可能性があります。
アクション パラメーターを調べて、指定された宛先ファイルがファイル・システム上の有効なファイル名であること、およびユーザーに書き込み許可があることを確認してください。
TRAS0027E: メモリー不足のため、ソース・ファイル {0} を処理できません。
説明 ソース・ファイルが大きすぎるため、このツールでは処理できません。
アクション ソース・ファイルが大きい場合、処理する前にファイルを分割するようにしてください。
TRAS0028I: トレース出力は循環メモリー・バッファーに格納され、{0} 個のメッセージ・オブジェクトが保持されます。
説明 トレースは、循環メモリー・バッファーに入るように構成されています。 バッファーのサイズも出力されます。 バッファーはメッセージ・オブジェクトへの参照を保持しますが、それらのメッセージ・オブジェクトが使用するメモリーの量は判別できません。
アクション 完全トレースを使用可能にする場合は、循環メモリー・バッファーを使用しないようにするか保持するオブジェクトの数を少なく構成し、メモリー不足条件を防いでください。 トレースが使用可能なときに使用されるメッセージ・オブジェクトは、非トレース・メッセージ・オブジェクトより多くのメモリーを使用します。
TRAS0029I: リング・バッファーを指定されたディレクトリー {0} にダンプできませんでした。 デフォルト・ファイル {1} にダンプされます。
説明 メモリー内のトレース・バッファーを指定のファイルに書き込むことができませんでした。 一般的な原因として、指定されたファイルが無効であるか、書き込みアクセスの許可がないことが挙げられます。
アクション トレース内容がデフォルトのダンプ・ファイルに正常に書き込まれました。 これ以降このメッセージが表示されないようにするには、書き込みアクセスが許可されたディレクトリー内の有効なファイル名を指定してください。
TRAS0030W: 指定されたファイル {0} またはデフォルトのダンプ・ファイル・ロケーション {1} へのリング・バッファーのダンプに失敗しました。 例外: {2} {3}
説明 メモリー内のトレース・バッファーをファイル・システムに書き込むことができませんでした。 この原因として、ファイルを含むディレクトリーが存在しないか、書き込みアクセスが許可されていないなど、ファイル・アクセス権の問題が一般的に考えられます。
アクション 指定されたディレクトリーへの書き込み許可がアプリケーション・サーバー・プロセスにあることを確認してください。
TRAS0031W: ログ・ファイルのロールオーバー時に、ファイルの名前を {0} から {1} に変更することはできません。 ファイル内容をコピーしようとしています。
説明 示されたファイルを名前変更できませんでした。 原因として、別のプロセスまたはスレッドがこのログ・ファイルにアクセスしていることが一般的に考えられます。 WebSphere は、ログ・ファイルの内容をコピーしてロールオーバー操作を完了しようとします。この操作は一般に時間がかかり、その間ログを試みるすべてのスレッドが停止されることになります。
アクション 名前変更の失敗の原因を判別し、解決してください。その際に、同じログ・ファイルにアクセスしている他のプロセスをシャットダウンしなければならない場合もあります。
TRAS0100E: 空ストリングは、トレース・ストリング文法の一部ではありません。
説明 トレース・ストリングが空です。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0101E: 空ストリングを検出しました - 余分なコロンを除去してください
説明 余分なコロンがあるトレース・ストリングが指定されました。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0102E: type=state の値のペアが ''{0}'' で見つかりません。
説明 コンポーネントがあり、type=state 値のペアのないトレース・ストリングが見つかりました。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0103E: ''{0}'' でコンポーネント名が見つかりません。
説明 トレース・ストリングにコンポーネント名がありません。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0104E: type=state の値のペアが ''{0}'' にありません。
説明 トレース・ストリングに余分なコンマがあります。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。 余分をコンマは除去する必要がある場合があります。
TRAS0105E: 無効な type=state の値のペアです - ''{1}'' における ''{0}''
説明 トレース・ストリングに不要または不完全な type=state 値のペアがあります。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0106E: state 値が ''{0}'' にありません。
説明 トレース・ストリングに state 値がありません。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0107E: type 値が ''{0}'' にありません。
説明 トレース・ストリングに type 値がありません。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0108E: 無効な type 値です - ''{1}'' における ''{0}''
説明 トレース・ストリングに正しくない type 値があります。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0109E: 無効な state 値です - ''{1}'' における ''{0}''
説明 トレース・ストリングに正しくない state 値があります。
アクション このサーバーの server.xml ファイルを変更して、startupTraceSpecification パラメーターがトレース・ストリングの文法に準拠するようにしてください。
TRAS0110E: 拡張子名 ''{0}'' は予約されています
説明 指定された拡張子名は、内部使用の拡張子名と同じであり、使用できません。
アクション 別の名前の拡張子を使用してください。
TRAS0111I: 使用中のメッセージ ID は推奨されません。
説明 メッセージ ID は推奨されません。 新規のメッセージ ID を使用してください。
アクション com.ibm.websphere.logging.messageId.version=6 システム・プロパティーを追加して、サーバー・プロセスで新規のメッセージ ID を使用できるようにしてください。
TRAS0112E: InetAddress.getLocalHost().getHostName() の呼び出しでヌル値が戻されました。
説明 ローカル・ホストのホスト名を要求したときに、TCP/IP サブシステムがヌル値を戻しました。
アクション TCP/IP 構成でこの問題を解決してください。
参照トピック    

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最終更新: Mar 30, 2011 6:57:56 PM CST
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