WebSphere Load Balancer for IPv4 and IPv6
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問題: 大きい構成ファイルをロードしようとしているときに GUI がハングする (あるいは予期しない振る舞いが起こる)

lbadmin または Web 管理 (lbwebaccess) を使用して、大規模の構成ファイル (およそ 200 個以上の add コマンド) を ロードしようとすると、GUI がハングするか、あるいは予期しない 振る舞い (画面変更への応答が極端に低速になるなど) を示す場合があります。

これは、Java™ にこのように大きな構成を処理するだけの十分なメモリーへのアクセス権限がないことが原因で起こります。

Java に使用可能なメモリー割り振りプールを増やすために指定できる、実行時環境についてのオプションがあります。

オプション -Xmxn です。 ここで、n はメモリー割り振りプールの最大サイズ (バイト単位) です。 n は 1024 の倍数になっていなければならず、2MB より大きくなっていなければなりません。 値 n には、K バイトを示すために k または K が続いているか、あるいは M バイトを示すために m または M が続く場合があります。 例えば、-Xmx128M-Xmx81920k は両方とも有効です。 デフォルト値は 64M です。 Solaris 8 では、最大値は 4000M です。

例えば、このオプションを追加するには、lbadmin スクリプト・ファイルを編集し、次のように "javaw" を "javaw -Xmxn" に変更します。 AIX® システムの場合、"java" を "java -Xmxn" に変更します。

n の推奨値はありませんが、デフォルト・オプションよりも 大きい数値にする必要があります。 手始めに手ごろなのはデフォルト値の 2 倍を指定することです。



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最終更新: 2008 年 7 月 31 日 3:18:06 PM EDT
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