必要に応じて具体的に構成することができる完全修飾応答ファイルを使用するか、またはサイレントに製品をインストールし、ノードを開始する、コマンド行に渡されるパラメーターを使用してください。
始める前に
- WebSphere® Application Server Network Deployment 環境で実行されているすべてのプロセスを停止します。すべてのノードおよびノード・エージェントを停止します。ただし、セル全体は停止しないでください。詳しくは、コマンド行ユーティリティーを参照してください。
問題の回避:
WebSphere Extended Deployment Compute Grid
バージョン 6.1 のインストール中に製品のプロファイルを拡張しないでください。
環境に
WebSphere Application Server Network Deployment バージョン
7.0 が含まれる場合、製品のプロファイルを拡張する前に、
WebSphere Extended Deployment Compute Grid
バージョン 6.1.0.5 をインストールする必要があります。
gotcha
このタスクについて
サイレント・インストールは、グラフィカル・ユーザー・インターフェース
(GUI) バージョンが使用するのと同じインストール・プログラムを使用します。
ただし、ウィザード・インターフェースを表示する代わりに、サイレント・インストールは、カスタマイズされたファイルから、あるいはコマンド行にパスされたパラメーターからすべての応答を読み取ります。
プロシージャー
- オプション:
応答ファイルを使用して製品をインストールする場合は、まずファイルをカスタマイズします。
-
応答ファイルを製品の CD または DVD からディスク・ドライブにコピーします。
-
任意のテキスト・エディターで応答ファイルを開き、編集します。
以下のパラメーターを指定してください。
- ご使用条件
- 製品インストールのロケーション
- 追加するプロファイルのリスト
- 集中インストール・マネージャー リポジトリーのロケーション
ヒント: インストーラーは、インストール用に選択したロケーションを使用して、
WebSphere Application Server Network Deployment の既存インスタンスのインストール場所を判別します。
複数の WebSphere Application Server Network Deployment インスタンスを持つノードにインストールする場合は、そのロケーションを明確に定義してください。
-
次のスクリプトを実行して、インストールを開始します。
./install.sh|bat -options C:/drive_path/response_file.txt -silent
ログ・ファイルは install_root/logs/xd_computegrid/install ディレクトリーにあります。インストール・ロケーションが見つかるか作成される前にインストールが失敗すると、
ログ・ファイルは user_home/wxd_install_logs ディレクトリーに置かれます。
例えば、root としてログインした場合、user_home は /root ディレクトリーです。
WebSphere Extended Deployment Compute Grid
を Network Deployment 環境にインストールする場合、集中インストール・マネージャー・リポジトリーをインストールするか、
応答ファイルをさらにカスタマイズしてこの製品を既存のリポジトリーに組み込むことができます。
- オプション:
特定のパラメーターをコマンド行に渡すことによって製品をインストールする場合は、次のスクリプトを実行してインストールを開始します。
./install.sh|bat -silent -OPT silentInstallLicenseAcceptance=true -OPT installLocation=install_location
結果
エラーが発生することなく、製品を正常にインストールし、ノードを開始できました。
次に実行する作業
目的に合わせて各ノードを構成します。これは、管理コンソールから、または wsadmin ツールを使用して行うことができます。
- をクリックして、管理コンソールから各ノードを構成します。
- wsadmin ツールを使用して各ノードを構成するには、
を参照してください。