WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


外部 WebSphere Application Server の構成

その他のセルにある WebSphere® アプリケーション・サーバーのミドルウェア・サーバー表現を作成できます。

始める前に

このタスクについて

外部 WebSphere アプリケーション・サーバーは、WebSphere Virtual Enterprise セルの外部にあるアプリケーション・サーバーです。例えば、2 つのセルがあり、1 つのセルでは WebSphere Application Server バージョン 5.1 アプリケーション・サーバーが稼働していて、もう 1 つのセルでは WebSphere Virtual Enterprise が稼働しているとします。このシナリオでは、WebSphere Virtual Enterprise 管理コンソールで、ミドルウェア・エージェントを他方のセルの各バージョン 5.1 ノードにインストールし、それらのノードを WebSphere Virtual Enterprise セルに統合して、外部 WebSphere アプリケーション・サーバーの表現を作成できます。外部 WebSphere アプリケーション・サーバーを使用すると、マイグレーション・シナリオで役立つ場合があります。サーバーおよびアプリケーションの最新バージョンへのマイグレーションに取り組みながら、ODR を使用して旧バージョンを実行するサーバーにトラフィックをルーティングできるためです。ただし、外部 WebSphere アプリケーション・サーバーは、補助ライフサイクル・サーバーであり、アプリケーション・サーバーを直接に WebSphere Virtual Enterprise セルに作成するときに提供される完全ライフサイクル管理を受け取りません。

外部 WebSphere アプリケーション・サーバーを構成するときに、WebSphere Application Server をデフォルト・ディレクトリー以外のロケーションにインストールしていた場合、インストール・ディレクトリーが正しくなるように、WebSphere 変数を更新します。管理コンソールから、ご使用のサーバー上でサーバー操作を実行するには、 WebSphere Application Server ミドルウェア・サーバー表現のサーバー操作を構成する必要があります。

プロシージャー

  1. WebSphere 変数を更新して、 WebSphere Application Server が稼働しているノード上の設定と一致するようにします。 管理コンソールで、「環境」> 「WebSphere 変数」をクリックします。 次の変数を編集します。
    WAS51_HOME
    WebSphere Application Server バージョン 5.1 のインストール・ロケーションを指定します。
    デフォルト値は、セル有効範囲レベルで設定されます。
    [For Windows operating system] c:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer
    [For Unix operating system] /opt/IBM/WebSphere/AppServer

    構成内の他のノード上でホーム・ディレクトリーが異なる場合は、 ノード有効範囲を選択して、その特定のノードの WAS51_HOME 変数を作成します。

    WAS6_HOME
    WebSphere Application Server バージョン 6 のインストール・ロケーションを指定します。
    デフォルト値は、セル有効範囲レベルで設定されます。
    [For Windows operating system] c:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥profiles¥AppServer
    [For Unix operating system] opt/IBM/WebSphere/profiles/AppServer

    構成内の他のノード上でホーム・ディレクトリーが異なる場合は、 ノード有効範囲を選択して、その特定のノードの WAS6_HOME 変数を作成します。

    WAS6_PROFILE_NAME
    外部 WebSphere Application Server サーバーが対応の物理コンピューターに存在する場合のプロファイルの名前を指定します。
  2. ユーザー名とパスワードが含まれるように、WebSphere Application Server のサーバー操作を更新します。
    1. 管理コンソールで、「サーバー」>「その他のミドルウェア・サーバー」>「外部 WebSphere Application Server (External WebSphere Application Server)」>WebSphere_Application_Server>「サーバー操作」をクリックします。
    2. サーバーの開始操作と停止操作を編集して、 これらのコマンドを実行するために必要なユーザー名およびパスワードを含めます。

次に実行する作業




関連概念
マイグレーション・ツールキット
関連タスク
外部 WebSphere Application Server の大きなトポロジーのマイグレーション
ミドルウェア・サーバー操作の構成
WebSphere 変数の構成
ミドルウェア・サーバーの構成への追加 補助ライフサイクル・ミドルウェア・サーバーの追加
関連資料
ミドルウェア・サーバー作成の管理用タスク
タスク・トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時30分32秒EDT
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