強制キャンセル・コマンドは、ジョブを実行中のサーバント領域の Java 仮想マシン (JVM) を終了することによって、ジョブを強制キャンセルするために使用します。強制キャンセルは、z/OS オペレーティング・システムで実行中のバッチ・ジョブおよび数値計算ジョブに対してのみサポートされます。
すべてのユーザーに対して強制キャンセル・コマンドの発行を許可しません。
すべてのジョブ実行依頼者に対して、ジョブの強制キャンセル・コマンドの発行を許可します。
以下の EJB ロールに対してのみ、強制キャンセル・コマンドの発行を許可します。
ジョブ・スケジューラー・パネルでカスタム・プロパティー AllowedForcedCancelRoles を作成する方法について、以下のステップで説明します。
説明 | コマンド |
---|---|
lradmin-ref ロールでの強制キャンセルを許可 | AllowedForcedCancelRoles="lradmin-ref" |
全ロールでの強制キャンセルを許可 | AllowedForcedCancelRoles="all" |
一部ロールでの強制キャンセルを許可 | AllowedForcedCancelRoles="lradmin-ref, lrsubmitter-ref" |
強制キャンセルを許可しない | AllowedForcedCancelRoles="none" |
lrcmd -cmd=forceCancel -jobid=myjob:2 -host=myLRShost -port=9083