このログ・ファイルには、トランザクション・クラス・モジュール・キャッシュに関する情報が含まれています。
ロケーション
このファイルは、
デフォルトでは log_root/visualization ディレクトリーにあります。視覚化データ・サービス・ログ・ファイルの場所は、構成することができます。
ログ情報
- timeStamp: 時間 (ミリ秒)。
- tcmodname: トランザクション・クラス・モジュール名を指定します。
- dtname: デプロイメント・ターゲット名を指定します。
- gwid: ゲートウェイ ID を指定します。
- j2eemodname: Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) のモジュール名を指定します。
- appname: アプリケーション名を指定します。
- tcname: トランザクション・クラス名を指定します。
- scname: サービス・ポリシー名を指定します。
- nodegroup: ノード・グループ名を指定します。
- cell: セル名を指定します。
- proxy: プロキシー名またはオンデマンド・ルーター名を指定します。
- proxycell: これらの統計を送信したオートノミック要求フロー・マネージャー (ARFM) ゲートウェイが常駐するセルを指定します。
- proxynode: これらの統計を送信した ARFM ゲートウェイが常駐するノードを指定します。
- proxyserver: これらの統計を送信した ARFM ゲートウェイが常駐するサーバーを指定します。
- protocol: これらの統計の要求のプロトコル・ファミリーを指定します。これは、Hypertext Transfer Protocol (HTTP)、SIP、 Internet Inter-ORB Protocol (IIOP)、または、Java Message Service (JMS) になります。
- arrivals: 報告された間隔の間に到着した要求の数を
指定します。
- executingInt: 実行並行処理の累計を指定します。
このフィールドは、ミリ秒の開始時に実行中であった要求数の、報告された間隔での 1 ミリ秒ごとの合計になります。
- lengthInt: キュー長間隔を指定します。この間隔値は、ミリ秒の開始時にキューに入れられていた要求の数の、報告された間隔における 1 ミリ秒ごとの合計になります。
- currentLen: 報告された間隔の終了時のキュー内の要求数を指定します。
- departs: 報告された間隔の間にサーバーにディスパッチされ、論理ダイアログを開始したメッセージ数を指定します。このフィールドでは、特定のメッセージの最初の受信のみをカウントします。
- dropped: キューのオーバーフローによりドロップされた要求数を指定します。
- waittm: 報告された間隔中にディスパッチされたすべての要求について、各要求がキューで待機する時間の合計 (ミリ秒) を指定します。合計はミリ秒で指定されます。waittm 値を departs 値で除算すると、要求がキューで待機した平均時間が得られます。
- resptm: 報告された間隔中に実行が完了した要求の全応答時間の合計 (ミリ秒) を指定します。resptm 値を serviced 値で除算すると、要求の平均応答時間が得られます。1 つの要求の応答時間は、その要求のキュー時間とサービス時間の和です。しかし、この応答時間には、要求が ARFM ゲートウェイ・キューに到着するまでにかかった時間は含まれません。合計を計算するには、エンキューまでの時間除いた waittm 値に servicetm 値を加算します。
- servicetm: 報告された間隔中に実行が完了した要求の全サービス時間の合計を指定します。合計時間の単位はミリ秒です。servicetm 値を serviced 値で除算すると、報告された間隔中に対する 1 つの要求あたりの平均サービス時間が得られます。
- serviced: 報告された間隔の間に完了した要求の数を
指定します。
- begintm: 統計間隔の開始時刻を指定します。
- endtm: 統計間隔の終了時刻を指定します。
- qlen: 報告された間隔中に到着した要求について、各要求の到着時に観察された挿入前のキューの長さの合計を指定します。
- abvgoal: 報告された間隔の間に戻り、かつ応答時間がそれぞれのサービス・クラスのしきい値を超えていた要求の数を指定します。
- workFactors: HTTP 要求、Session Initiation Protocol (SIP) メッセージ、Internet Inter-ORB Protocol (IIOP) 呼び出し、または Java Message Service (JMS) メッセージに対してサービスするデプロイメント・ターゲットに対して実行される平均作業量を指定します。この作業係数は、標準プロセッサー・メガサイクルで表されます。作業係数の値は、workFactorOverrideSpec カスタム・プロパティーをデプロイメント・ターゲットに指定することによって、オーバーライドできます。workFactorOverrideSpec カスタム・プロパティーについて詳しくは、
オートノミック要求フロー・マネージャーの拡張カスタム・プロパティー
を参照してください。
- dlgRtmRefusals: キューに入るのを拒否されるダイアログ再送信数を指定します。
- dlgRtmAdmissions: キューに入るのを許可されるダイアログ再送信数を指定します。
- dlg1stRefusals: 再送信されず、キューに入るのを拒否されるダイアログ開始メッセージ数を指定します。
- dlg1stAdmissions: 再送信されず、キューに入るのを許可されるダイアログ開始メッセージ数を指定します。