WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


WebSphere Virtual Enterprise と IBM Enterprise Workload Manager

WebSphere® Virtual Enterprise が IBM® Enterprise Workload Manager™ など、 ほかのオートノミック・マネージャーと協力するようにできます。

オンデマンド・ルーター (ODR) が要求メトリックを報告できるようにすると、Enterprise Workload Manager のようなオートノミック・マネージャーを有効にした アプリケーション応答測定 (ARM) は、WebSphere Virtual Enterprise での要求の処理方法に影響を与えます。Enterprise Workload Manager は、WebSphere Virtual Enterprise ドメインの外部に ナレッジとコントロールを有しています。Enterprise Workload Manager は、Enterprise Workload Manager 構成に定義されているサービス・クラス・ポリシーと トランザクション・クラス・ポリシーが合致しているかどうかを要求メトリックを使用して判定します。要件を満たすように変更を加える必要がある場合、Enterprise Workload Manager は、WebSphere Virtual Enterprise の外部にあるナレッジとコントロールを使用して、Enterprise Workload Manager のより広い応答時間目標を満たすように、WebSphere Virtual Enterprise を支援します。

ODR 内の ARM 計測機能のサポートにより、 応答時間メトリックの報告をトランザクション単位にできます。 ARM は、 要求および応答トランザクションがアプリケーションのさまざまな層を移動する状態で、 それらを正確に測定する業界標準です。 ARM と要求メトリックについて詳しくは、 WebSphere Application Server Network Deployment インフォメーション・センターを参照してください。

要求を WebSphere Virtual Enterprise に送信するすべての層は、Enterprise Workload Manager と WebSphere Virtual Enterprise 間の対話を容易にする ために ARM が使用可能である必要があります。WebSphere Virtual Enterprise から要求を受信するすべての層は、 ARM を使用可能にする必要はありませんが、これらの層の ARM を有効にする ことを推奨します。例えば、IBM DB2® など、WebSphere Virtual Enterprise と協力して動作する ソフトウェアでは、すべてのアプリケーション・サーバー上の ARM を 使用可能にしてください。Enterprise Workload Manager は、ARM を使用可能にしていない層に対して リソース・レベルの測定を行うことができます。 ODR に要求を転送するすべての Web サーバーでは ARM の報告を有効にすることができます。

IBM Enterprise Workload Manager についての詳細は、IBM Enterprise Workload Manager インフォメーション・センターを 参照してください。




関連タスク
IBM Enterprise Workload Manager と連携するオンデマンド・ルーターの 使用可能化
要求メトリックからのパフォーマンス・データの取得
関連情報
IBM Enterprise Workload Manager インフォメーション・センター
概念のトピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: 2009/09/17 16時32分47秒EDT
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wxdinfo/v6r1m1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.ops.doc/info/odoe_task/codrarm.html