ビルド定義ファイルは、カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) または統合インストール・パッケージ (IIP) をビルドおよびインストールする方法を指定する XML 文書です。 Installation Factory プラグインは、ビルド定義ファイルのパッケージ詳細を読み取って、CIP または IIP を生成します。
CIP または IIP を作成するには、カスタマイズされたパッケージごとにビルド定義ファイルを作成しておく必要があります。ビルド定義ファイルには、インストールする製品コンポーネントまたはインストール・パッケージ、CIP または IIP のロケーション、組み込む保守パッケージ、インストール・スクリプト、および選択したその他のファイルが記述されています。また、IIP のビルド定義ファイルでは、Installation Factory プラグインが各インストール・パッケージをインストールする順序を指定することもできます。
ビルド定義ウィザードは、ビルド定義ファイルの作成プロセスを順を追って示します。また、ウィザードを使用して、既存のビルド定義ファイルを変更することもできます。ビルド定義ウィザードの各パネルは、カスタマイズされたパッケージに関する情報 (パッケージ ID、ビルド定義のインストール・ロケーション、カスタマイズされたパッケージのインストール・ロケーションなど) を要求するプロンプトを出します。この情報はすべて新規のビルド定義ファイルに保存されるか、変更されて既存のビルド定義ファイルに保存されます。 詳しくは、「CIP ビルド定義ウィザードのパネル」および「IIP ビルド定義ウィザードのパネル」を参照してください。
ビルド定義ファイルのみを作成するために、コマンド行インターフェース・ツールを使用して、GUI の外部でカスタマイズされたパッケージを生成することができます。詳しくは、CIP または IIP のサイレント・インストール を参照してください。