複数層を構成するにはこのタスクを使用してください。
このタスクについて
オートノミック要求フロー・マネージャーに、
WebSphere® Virtual Enterprise を実行していないノードを認識させるには、次のオプションのいずれかを使用して、
WebSphere Virtual Enterprise 構成でノードを設定する必要があります。
プロシージャー
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最も一般的なシナリオでは、他のミドルウェア・ソフトウェアが実行されている各ノードに
ミドルウェア・エージェントをインストールします。
詳しくは、ミドルウェア・サーバーの構成への追加
を参照してください。
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セルを、Magic N モードで実行するよう設定します。
Magic N
は、ノード・グループに対して同時に実行できる要求の総数です。Magic N モードを構成するには、magicNMode カスタム・プロパティーと magicN カスタム・プロパティー
を指定します。これらのカスタム・プロパティーについて詳しくは、
オートノミック要求フロー・マネージャーのカスタム・プロパティー
を参照してください。
異なるサービス・クラスに、
著しく異なる計算要求がある場合は、このアプローチを使用しないでください。
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それぞれのノードごとに、作業係数または速度係数と計算能力を指定します。
速度係数
はターゲット層の作業プロファイラーが自動計算します。
外部ノードの場合、トランザクション・クラスと Web モジュールが対になっている
トランザクション・クラス・モジュールの速度係数は手動で構成できます。詳しくは、複数層構成での速度係数の構成
を参照してください。
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オートノミック要求フロー・マネージャーを手動モードに設定し、さまざまな設定を指定します。オンデマンド・ルーター (ODR) からの記録のみを基にして、オートノミック要求フロー・マネージャーに速度係数の見積もりを行わせます。
手動モードでは、ODR、デプロイメント・ターゲット、およびサービス・クラスのそれぞれの組み合わせに対して、
シート数、すなわち並行性割り振りを提供する必要があります。デキュー重みとゲートウェイ並行性制限は
この情報から派生します。
ODR、デプロイメント・ターゲット、およびサービス・クラスの各組み合わせに一定のシート数を割り振るには、ProfileRoot/properties/arfm/manual/cell_name.xml
ファイルを使用します。
WebSphere Extended Deployment Version 5.1 では、ファイルは was_root/properties/arfm/manual/cell_name/node_group_name.xml でした。オートノミック要求フロー・マネージャー (ARFM) コントローラーを実行中のマシンで
このファイルを使用してください。WebSphere Extended Deployment バージョン 6.0.1
以降では、ARFM コントローラーは、ノード・エージェントまたは ODR で稼働できます。
manual/ ディレクトリーは、
フォーマットを記述したサンプル・ファイルを含みます。
詳しくは、オートノミック要求フロー・マネージャーの構成
を参照してください。