WebSphere Extended Deployment Compute Grid, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows


非 root プロファイルの作成と拡張

非 root ユーザーに対してファイルおよびディレクトリーの許可を付与し、 非 root ユーザーが製品のプロファイルを作成し、root ユーザー、別の非 root ユーザー、 または同じ非 root ユーザーが作成したプロファイルを拡張できるようにします。

全般的に、非 root ユーザーではそれぞれの環境におけるプロファイルの作成、および使用に制限があります。 プロファイル管理ツール・プラグインでは、非 root ユーザーに対して固有名とポート値は使用不可になっています。 非 root ユーザーは、プロファイル名、ノード名、セル名、およびポートの割り当てについて、プロファイル管理ツールのデフォルト・フィールド値を変更する必要があります。 各フィールドで、非 root ユーザーに一定範囲の値を割り当てることを検討してください。 非 root ユーザーに対して、適切な値の範囲を守る責任と、独自の定義の整合性を維持する責任を割り当てることができます。

用語「インストーラー」は、root ユーザーまたは非 root ユーザーのいずれかを指します。インストーラーとして、非 root ユーザーにプロファイルを作成し、独自の製品環境を確立する許可を与えることができます。 例えば、非 root ユーザーが所有するプロファイルを持ったアプリケーション・デプロイメントをテストする製品環境を作成する場合があります。 非 root ユーザーにプロファイルの作成を許可するために完了する具体的なタスクには、次の項目があります。

詳しくは、WebSphere Application Server Network Deployment インフォメーション・センター にある、非 root ユーザー用のプロファイル作成に関する詳細情報 (プロファイル作成前のタスク例を実行するためのステップを含む) を参照してください。

インストーラーとして、非 root ユーザーがプロファイルを拡張する許可を与えることもできます。 例えば、非 root ユーザーはインストーラーによって作成されたプロファイルを拡張したり、作成するプロファイルを拡張したりすることができます。 これらのタスクを完了するには、 WebSphere Application Server Network Deployment 非 root ユーザー拡張プロセスに従ってください。

ただし、注意すべき例外点があります。非 root ユーザーがインストーラーによって作成されたプロファイルを拡張する場合は、拡張前に非 root ユーザーによって次のファイルを作成する必要はありません。これらのファイルはプロファイル作成プロセス中に確立されたからです。 また、Linux または UNIX オペレーティング・システムの「スタート」メニューの権限を変更してはいけません。

root 以外のユーザーが作成したプロファイルを自ら拡張する場合は、 WebSphere Virtual EnterpriseWebSphere Extended Deployment Compute Grid プロファイル・テンプレート内に位置する文書の権限を変更する必要があります。




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最終更新: 2009/09/17 16時37分02秒EDT
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