種別のルールは、このセクションにリストされたオペランドから成るブール式で構成されています。
種別のルールは、gridclassrules.xml という名前の構成ファイルで WebSphere Application Server の構成ディレクトリーに保存されます。 WebSphere Extended Deployment V6.1 では、セルごとに 1 つの gridclassrules.xml があり、 各ルールはプライオリティー・エレメントに基づいて配列されます。
このフィーチャーのランタイムの実装では、一致するルールが検出されるまで、これらのルールを繰り返します。 一致するルールが検出されると、そのルールに対応するトランザクション・クラスがそのジョブに適用されます。
以下のオペランドにより、ジョブ種別のルールのブール式が構成されます。
<matchRules xmi:id="MatchRule_1159377240783" matchAction=SimpleCI_TC" matchExpression="apptype='j2ee'" priority="1"/>
<matchRules xmi:id="MatchRule_1159377240783" matchAction="CompletionTime_TC" matchExpression="appname='MandlebrotCI" priority="2"/>
<matchRules xmi:id="MatchRule_1159377240783" matchAction="${default_iiop_transaction_class}" matchExpression="submitterid='admin'" priority="3"/>
WebSphere Extended Deployment バージョン 6.1 では、次の 2 つのデフォルトの種別ルールが提供されています。
デフォルト・ルールは両方とも、編集および削除可能です。ルールの順序は変更可能であり、ユーザー定義の種別を追加できます。 ジョブ・スケジューラーにより、種別ルールのリストが順番に評価され、最初に一致したルールで指定されたトランザクション・クラスが割り当てられます。 WebSphere Extended Deployment Version 6.1 では、セルごとに 1 つの種別ルール・セットのみがサポートされています。 デフォルトの構成可能なトランザクション・クラス (デフォルトでは DEFAULT_TC が指定されます) は、 このセットに関連付けられています。ジョブに一致する種別ルールがない場合、 デフォルト・トランザクション・クラスがそのジョブに適用されます。ルールの作成時にリストからトランザクション・クラスを選択するグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) は、Operations Optimization パッケージがある状態でのみサポートされます。 Compute Grid のみの環境では、トランザクション・クラス名を指定するテキスト・フィールドがあります。