WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows


Remote Execution and Access を使用したリモート・インストール・ターゲットへのアクセス

Remote Exection and Access を使用して、インストール・ターゲットにリモート・アクセスするには、まず、ターゲット固有の要件に従う必要があります。WebSphere® Virtual Enterprise では、Remote Execution and Access バージョン 2.3.0.1 を使用して、ノード・エージェントやミドルウェア・プロセスの開始および停止、管理コンソールからの分散プラットフォーム用の製品パッケージおよび保守のインストールの開始などの新規管理機能を提供します。

始める前に

このタスクについて

Remote Execution and Access を使用するためには、ターゲット・ワークステーションにインストールされたオペレーティング・システムに基づいた一定の条件を満たす必要があります。以下のセクションでは、ターゲット固有の要件を簡単に説明します。

Windows オペレーティング・システムでの Remote Execution and Access の使用
  • Windows XP オペレーティング・システムの簡易ファイルの共有を使用不可にします。単純ネットワーキングでは、ユーザーは guest としてログインする必要がありますが、ゲスト・ログインには、Remote Execution and Access が正常に機能するために必要な許可がありません。
  • Internet Connection Firewall (ICF) を使用可能にします。Windows XP オペレーティング・システムでは、ICF はデフォルトで使用不可になっています。 しかし、Windows XP Service Pack 2 オペレーティング・システムの場合、Windows ファイアウォールはデフォルトで使用可能になっています。いずれかのファイアウォールが Windows ターゲット・オペレーティング・システムで使用可能になっている場合、Remote Execution and Access はワークステーションにアクセスできません。
  • Windows XP オペレーティング・システムのリモート・レジストリー管理および管理共有を使用可能にします。
  • Windows Vista オペレーティング・システムの構成設定を変更します。
Linux、AIX、HP-UX、および Solaris オペレーティング・システムでの Remote Execution and Access の使用
  • Secure Shell (SSH) プロトコルを使用可能にします。集中インストール・マネージャーは SSH プロトコルを 使用して、Linux、AIX、HP-UX、および Solaris ターゲット・オペレーティング・システムにアクセスします。しかし、Remote Execution and Access では、AIX、HP-UX、および Solaris オペレーティング・システムに SSH コードを提供しません。 OpenSSH バージョン 3.7.1 以降には、以前のリリースでは使用可能でなかった拡張セキュリティー機能が含まれています。Remote Execution and Access は、 すべてのリモート・アクセス・プロトコルを使用不可にしている AIX、HP-UX、および Solaris ターゲット・オペレーティング・システムへの 接続を確立することはできません。

プロシージャー




関連タスク
パッケージのインストール
パッケージ記述子と関連バイナリー・ファイルのダウンロード
インストール・ターゲットの管理
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最終更新: 2009/09/17 16時31分49秒EDT
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