WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


サービス・ポリシーのカスタム・プロパティー

サービス・ポリシーのカスタム・プロパティーを使用すると、トランザクション・クラス・ベースで永続サービス・ポリシーの違反に注意するサービス・ポリシーを提供できます。違反が報告されると、WebSphere® Virtual Enterprise 内のランタイム・コンポーネントによってランタイム・タスクが生成されます。タスクによって提供された情報から、推奨されるアクション計画を受け入れる、または拒否することができます。

detectTxcViolations

detectTxcViolations カスタム・プロパティーは、永続サービス・ポリシー違反がトランザクション・クラス・レベルで表示されるようにする場合に使用します。

オートノミック要求フロー・マネージャー (ARFM) では、このカスタム・プロパティーを使用して指定するプロパティーを使用します。トランザクション・クラス (サービス・クラス内に定義される) による永続サービス・ポリシー違反のモニターおよびレポートを使用可能にするには、detectTxcViolations カスタム・プロパティーを true に設定します。ランタイム・タスクが生成され、モニターに対して使用可能になるようにするには、このカスタム・プロパティーを true に設定し、管理コンソールによってサービス・ポリシーを使用可能にする必要があります。

表 1. detectTxcViolations カスタム・プロパティー
有効範囲 セル
True
デフォルト False
detectSvcViolations

detectSvcViolations カスタム・プロパティーは、永続サービス・ポリシー違反がサービス・クラス・レベルで表示されるようにする場合に使用します。サービス・クラス・レベルでの永続サービス・ポリシー違反のランタイム・タスクを使用不可にし、detectTxcViolations を true に設定してトランザクション・レベルでの違反に対するランタイム・タスクを使用可能にする場合は、detectSvcViolations の値を false に設定できます。

オートノミック要求フロー・マネージャー (ARFM) は、このカスタム・プロパティーを使用して指定するプロパティーを使用します。そうでない場合は、サービス・クラス違反のみをモニターします。サービス・クラス内のサービス・ポリシー違反のモニターおよびレポートを使用可能にするには、detectSvcViolations カスタム・プロパティーを true に設定するか、デフォルト値の true のままします。ランタイム・タスクが生成され、モニターに対して使用可能になるようにするには、このカスタム・プロパティーを true に設定し、管理コンソールによってサービス・ポリシーを使用可能にする必要があります。

表 2. detectSvcViolations カスタム・プロパティー
有効範囲 セル
True
デフォルト True



関連タスク
ランタイム・タスクの管理
操作のモニター
サービス・ポリシーの定義
参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時33分25秒EDT
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