WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


ミドルウェア・エージェントのカスタム・プロパティー

カスタム・プロパティーを使用してミドルウェア・エージェントの構成を変更できます。これらの設定を使用して、 ミドルウェア・エージェントのタイムアウト値を構成できます。

これらのカスタム・プロパティーは、 各カスタム・プロパティーの説明に示されているレベルで設定可能です。カスタム・プロパティーを設定するには、 カスタム・プロパティーを設定するレベルに移動し、「カスタム・プロパティー」をクリックします。 次に、カスタム・プロパティーの名前および値を指定します。

ServerStartupTimeoutMillis

ServerStartupTimeoutMillis カスタム・プロパティーは、 ミドルウェア・サーバーの始動中に、ミドルウェア・エージェントがタイムアウトになり、 サーバーの始動を停止するまでのミドルウェア・エージェントの待機時間を指定します。 タイムアウト値になる前にミドルウェア・サーバーが始動した場合、エージェントは待機を終了し、 始動処理を続行します。

表 1. ServerStartupTimeoutMillis カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
有効範囲 このカスタム・プロパティーはセル、ノード、 またはサーバーのレベルで設定可能です。
デフォルト 75000 (75 秒)
単位 ミリ秒
ServerShutdownTimeoutMillis

ServerShutdownTimeoutMillis カスタム・プロパティーは、 サーバーが正常に停止したかどうかを判別するためにミドルウェア・エージェントによって使用される時間を指定します。

表 2. ServerShutdownTimeoutMillis カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
有効範囲 このカスタム・プロパティーはセル、ノード、 またはサーバーのレベルで設定可能です。
デフォルト 75000 (75 秒)
単位 ミリ秒
MiddlewareAgentProcessScanIntervalMillis

MiddlewareAgentProcessScanIntervalMillis カスタム・プロパティーは、 実行中のすべてのミドルウェア・サーバーのモニターを再度確立するために、 ミドルウェア・エージェントが構成済みサーバーをスキャンする時間間隔を指定します。値をゼロに設定した場合、 スキャンの繰り返しは無効になります。

表 3. MiddlewareAgentProcessScanIntervalMillis カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
有効範囲 このカスタム・プロパティーはセルまたはノードのレベルで設定可能です。
デフォルト 60000 (60 秒、つまり 1 分)
単位 ミリ秒
ServerInitializedTimeoutMillis

ServerInitializedTimeoutMillis カスタム・プロパティーを使用して、 ミドルウェア・サーバーの初期化時間を構成します。ミドルウェア・サーバーは、始動後、 さらに初期化に時間を要します。ミドルウェア・サーバーが始動したことを伝えるミドルウェア・エージェント の報告が速すぎると、ミドルウェア・サーバーに送信される HTTP 要求が失敗する可能性があります。このカスタム・プロパティーを使用すると、 サーバーが始動済みであるというミドルウェア・エージェントの報告を一定期間遅らせることができます。

サポートされている構成: このカスタム・プロパティーは WebSphere® Virtual Enterprise サーバーでのみサポートされます。sptcfg
表 4. ServerInitializedTimeoutMillis カスタム・プロパティーのデフォルト、単位、および有効範囲
有効範囲 このカスタム・プロパティーはセル、ノード、 またはサーバーのレベルで設定可能です。
デフォルト 30000 (30 秒)
単位 ミリ秒



関連概念
ミドルウェア・エージェント
ミドルウェア・ノードおよびミドルウェア・サーバー
関連タスク
ミドルウェア・サーバーの構成への追加
参照トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時33分25秒EDT
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