カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) をインストールすることによって、既存の製品インストール済み環境に保守パッケージを適用することができます。
ビルド定義ファイルを作成して、CIP に組み込むオプションを指定します。
リフレッシュ・パックまたはフィックスパック、あるいはその両方を含む CIP で保守を適用する場合、以前にインストールされたすべてのプログラム診断依頼書 (APAR) はウィザードによってアンインストールされます。CIP が、製品と同じレベルの場合、以前にインストールされた APAR は、CIP 内にパッケージ化されている場合に限り、そのまま残ります。 インストール済み環境に保守または更新を正常に適用するには、CIP にインストール済みのフィーチャーが組み込まれている必要があります。 既存のインストール済み環境に保守を正常に適用する (スリップ・インストール と呼びます) には、インストール済みのフィーチャーを CIP に組み込む必要があります。
インストール・プレビュー要約には、結果として得られた製品バージョン、適用可能な フィーチャーおよび暫定修正がリストされます。次に、ウィザードが保守を正常に適用し、製品のフィーチャーを更新します。
製品バイナリー・ファイルが、was_home/properties/version/nif/backup ディレクトリーにコピーされます。 Update Installer を使用して更新をアンインストールし、ワークステーションを復元することができます。