WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
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再書き込みルールの構成

要求をプロキシー・サーバーにリダイレクトする再書き込みルールを構成できます。このプロキシー・サーバーが、要求をターゲット・サーバーにルーティングします。プロキシー・サーバーは、アプリケーション・サーバーまたは Web サーバーによって処理される HTTP 要求を中継する働きをします。

このタスクについて

一般的にプロキシー・サーバーは、アクティブになっているターゲット・サーバーを認識し、そのターゲットにすべての管理通信をルーティングします。ただし場合によっては、ターゲット・サーバーは、要求をインターセプトするプロキシー・サーバーなしで要求を受信する場合があります。再書き込みルールでは、URL を変更して、要求を直接にターゲット・サーバーに送る代わりに、その要求をプロキシー・サーバーに送ります。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「サーバー」>「オンデマンド・ルーター」>「odr_name」>「オンデマンド・ルーターのプロパティー」>「再書き込みルール」>「新規」をクリックします。
  2. 元の URL パターンを「元の URL パターン」フィールドに入力します。 このパターンには、ワイルドカード記号 * を含めることができます。
  3. URL の変更を「リダイレクト先の URL パターン」フィールドに入力します。 このパターンには、ワイルドカード記号 * を含めることができます。

    例えば、http://internalserver/secure/page.html という元のロケーション・ヘッダーを持つリダイレクトされた応答を受信します。この場合、以下のパターンでルールを構成します。
    • http://internalserver/*「元の URL パターン」
    • http://publicserver/*「リダイレクト先の URL パターン」

    結果として、ルールでロケーション・ヘッダーが http://publicserver/secure/page.html として再書き込みされます。




関連概念
要求フロー優先順位付けの概要
関連タスク
汎用サーバー・クラスターのルーティング・ポリシーの定義
関連資料
createodr.jacl スクリプト
管理のロールと特権
関連情報
再書き込みルール・コレクション
タスク・トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時30分32秒EDT
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