WebSphere Extended Deployment Compute Grid, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


ネイティブの実行エンドポイントおよびジョブ

WebSphere Extended Deployment Compute Grid は、WebSphere Application Server およびネイティブの実行エンドポイントの両方で構成できます。 WebSphere Application Server は、Java 2 Enterprise Edition (J2EE) のプログラミングおよびコンポーネント・モデルをサポートするコンテナーおよびアプリケーション・サービスの専用化された集合としてサーバー・プラットフォーム上で実行されます。

ネイティブ実行エンドポイントとは、グリッド・ジョブの一部としてネイティブ実行ジョブを実行できるサーバー・プラットフォームです。 J2EE アプリケーションは、J2EE のパッケージ化モデルに準拠し、WebSphere Application Server 内の Compute Grid 上で実行されます。 これらのアプリケーションは、WebSphere の管理インターフェースを使用して WebSphere Application Servers にデプロイされます。

Compute Grid において、グリッド・ジョブは、完全に J2EE タイプまたはネイティブ実行ジョブで構成されている必要があります。 同一のグリッド・ジョブにこの 2 つを混用することはできません。 J2EE タイプはさらに、トランザクション・バッチおよび数値計算という 2 つのサブタイプに分類されます。 同一のグリッド・ジョブでは、そのいずれも互いに結合できません。

ネイティブ実行エンドポイント

ネイティブ実行エンドポイントとは、ミドルウェア・エージェントをホストするマシンであり、WebSphere セルに統合されます。 ミドルウェア・エージェント のインストールおよび統合のプロセスが、ノードの設定に使用されます。 これらのノード上のアプリケーションは、 WebSphere Extended Deployment のグリッド・ジョブにより実行できます。 グリッド・ジョブは、ネイティブ実行エンドポイント、および WebSphere ノードの両方で実行可能で、ジョブの要件およびそのノードの宣言された能力によって決まります。

ネイティブ実行ジョブ

ネイティブ実行ジョブは、プログラミングおよびコンポーネントのモデルには制約されません。 UNIX タイプまたは Windows システムのバックグラウンド・コマンドとして実行可能な任意のプログラムが、ネイティブ実行ジョブのカテゴリーに適合します。 ネイティブ実行ジョブは、Java、ネイティブのコンパイル言語 (C++ および COBOL など)、およびスクリプトを使用して実装できます。




関連概念
数値計算のプログラミング・モデル
バッチ・プログラミング・モデル
ネイティブ実行 ジョブの xJCL サンプル
ネイティブ・ジョブの XML スキーマ
ネイティブ実行 ジョブの状態テーブル
要件ベースのジョブ・スケジューリング


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最終更新: 2009/09/17 16時37分48秒EDT
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