Compute Grid では、テキスト、バイト、データベース、データ・セットなど、一般的なストリームを処理する事前構成のコードを含むバッチ・データ・ストリーム (BDS) のフレームワークを提供しています。インターフェースを実装し、そこにストリーム処理のビジネス・ロジックを追加することができます。事前構成のコードにより、チェックポイントのオープン、クローズ、外部化/内部化などが管理されます。
この機能は、バージョン 6.1.0.3 以降がインストールされている場合に使用できます。
BDS フレームワーク・パターンは、特定タイプのデータ・ストリーム用の単純な Java TM インターフェースで、ユーザーがビジネス・ロジックを挿入するために実装します。BDS フレームワークには、パターンごとに、ストリーム管理に関連する日常的なタスクのほとんどを実行するいくつかのサポート・クラスがあります。次の表は、Compute Grid が提供しているパターンを示しています。
パターン名 | 説明 | サポート・クラス |
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JDBC 接続を使用してデータベースからデータを取得する場合に使用されます。 |
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JDBC 接続を使用してデータベースにデータを書き込む場合に使用されます。 |
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ファイルからバイト・データを読み取る場合に使用されます。 |
FileByteReader |
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ファイルにバイト・データを書き込む場合に使用されます。 |
FileByteWriter |
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テキスト・ファイルの読み取りに使用されます。 |
TextFileReader |
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テキスト・ファイルへの書き込みに使用されます。 |
TextFileWriter |
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z/OS データ・セットの読み取りに使用されます。 |
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z/OS データ・セットへの書き込みに使用されます。 |
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OpenJPA を使用してデータベースからデータを取得する場合に使用されます。 |
JPAReader |
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Java Persistence API (JPA) 接続を使用してデータベースにデータを書き込む場合に使用されます。 |
JPAWriter |
BDS フレームワーク・ステップは、ステップ管理に関連する記帳タスクを実行し、ビジネス・ロジックをユーザーが実装したクラスに委任することにより、新規のバッチ・ステップの作成に必要な作業量を最小限にします。
ステップ | 説明 |
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1 入力および 1 出力ストリームを使用する単純なステップ。 |
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1 入力、1 出力ストリーム、および 1 エラー・ストリームを使用する単純なステップ。 |
ステップ | 説明 |
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このポリシーは、ThresholdPolicy インターフェースの Compute Grid 実装を提供します。 |
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このポリシーは、ThresholdPolicy インターフェースの Compute Grid 実装を提供します。 |