WebSphere Virtual Enterprise, Version 6.1.1
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows,


チェックポイントの復元

フル・チェックポイントを使用し、構成リポジトリー全体をフル・チェックポイントが作成された時点の 状態に復元します。

始める前に

リポジトリー・チェックポイントを管理するための特権は、ユーザーの管理の ロールによって異なります。 ロールには、モニター、オペレーター、コンフィギュレーター、および管理者があります。 モニターまたはオペレーター・ロールのいずれかを持つユーザーが表示できるのは、 リポジトリー・チェックポイント情報のみです。コンフィギュレーターまたは 管理者ロールのいずれかを持つユーザーは、リポジトリー・チェックポイントの すべての構成特権を持ちます。

[For Unix operating system] 十分な数のファイル記述子が使用可能にオープンされていることを確認します。 オープン・ファイル数のデフォルト設定は 2000 であり、通常はほとんどのアプリケーションで十分です。 このパラメーターの設定値が低すぎると、ファイルのオープン時または接続の確立時にエラーが発生する場合があります。 この値によりサーバー・プロセスがオープンするファイル記述子の数が制限されるため、 値が低すぎると最適なパフォーマンスが得られません。 詳しくは、オペレーティング・システムの調整を参照してください。

このタスクについて

デルタ・チェックポイントを使用して最近の変更を元に戻します。 デルタ・チェックポイントは、作成された逆順でのみ復元できます。 各デルタ・チェックポイントはシーケンス番号を持っています。 一番高いシーケンス番号は最新のデルタ・チェックポイントであることを示しています。 したがって、デルタ・チェックポイントは降順の番号でのみ復元できます。 構成リポジトリーがデルタ・チェックポイントから復元されると、チェックポイントは破棄されます。 チェックポイントを復元するには、 管理コンソールで、「システム管理」>「拡張リポジトリー・サービス」> 「追加プロパティー」>「リポジトリー・チェックポイント」と 選択します。

チェックポイントを復元する際に、ワークスペースにコミットされていない変更が あると、保存の矛盾が発生します。チェックポイントは復元されますが、 コミットされていない変更内容を保存しようとすると、は保存の矛盾 としてフラグが 立てられます。また、複数のユーザーが管理コンソールまたは他の方法で リポジトリーの構成変更の作業を行っている場合、いずれかのユーザーがチェックポイントの復元を 実行すると、コミットされていない変更を実行している他のユーザーに対して 保存の矛盾が発生します。

プロシージャー

  1. リポジトリー・チェックポイントを選択してください。
  2. 復元」をクリックします。デルタ・チェックポイントは降順番号の順序でのみ復元 する必要があります。 修復用の複数のチェックポイントの選択がサポートされていないことに注意してください。 チェックポイントは一度に 1 つずつ復元します。最新のデルタ・チェックポイント、 すなわち最大のシーケンス番号のデルタ・チェックポイントを選択して、それを復元します。 復元するそれぞれのチェックポイントごとに以上のことを行います。

次に実行する作業

チェックポイントの復元が成功したか確認しようとする前に、 管理コンソールをログアウトし、再びログインする必要があります。 これにより、ワークスペースの問題から生じる問題や異常な動作を防止します。



関連概念
リポジトリーのチェックポイントおよび復元機能
関連資料
管理のロールと特権
タスク・トピック    

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最終更新: 2009/09/17 16時31分49秒EDT
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