Java に対する WebSphere Application Server for z/OS の 信頼性、可用性、および保守性のサポート (JRas) のフレームワークにより、 Java アプリケーションからメッセージを MVS マスター・コンソールに発行 ことができます。 メッセージをマスター・コンソールに発行して、 基幹業務アプリケーションの重大なエラー状態を報告したり、 自動パッケージを起動したりする必要がある場合があります。
このタスクおよびそのサブタスクに記載の JRas フレームワークは、 推奨されません。ただし、Java ロギングを使用して、同様の結果を得ることができます。
ご使用のアプリケーションが発行するメッセージはまた、WebSphere Application Server for z/OS が 使用するエラー・ログ・ストリームまたはコンポーネント・トレース (CTRACE) データ・セットのどちらかに表示されます。
メッセージのロギングは、エラー状態の記録、 または診断目的のためのアプリケーション・データの収集のもう 1 つの方法です。
WebSphere Application Server for z/OS は、メッセージ・ロガーの作成および管理を行うコードを提供し、 このコードでユーザー・アプリケーションのメッセージを処理します。WebSphere Application Server for z/OS は、それぞれの固有の組織、製品、またはコンポーネントごとに 1 つだけメッセージ・ロガーを作成します。 これによって、ユーザーは、エラー・ログ・ストリームまたは CTRACE データ・セットに記録されている、 特定アプリケーションのメッセージを、より簡単に識別するできます。 メッセージ・ロガーは、Java アプリケーションを実行する WebSphere Application Server for z/OS サーバー用の Java 仮想マシン (JVM) 内で実行します。
メッセージ・ロガーを Java アプリケーションで使用するには、以下のようにします。