WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

SMF レコード・タイプ 120 の概説

WebSphere Application Server for z/OS の SMF データ収集プロセスから得られた情報は、 SMF レコード・タイプ 120 で保持されます。

この情報は、通常、SMF データ表示ツールを使用して表示されます。 このレコード・フォーマットの記述は、 ツール・プロバイダーが SMF データ表示ツールを設計できるようにするためのものです。 システム管理者は、ツール・プロバイダーが表示した記述により SMF データ表示ツールを使用します。 これは、システム管理者が、表示データの量を制限するための選択を適切に行う必要があるためです。 例えば、特定の時間フレームと、特定のコンテナー、クラス、 およびメソッドのみを表示したい場合があります。 また、場合によっては、レコード記述を参照する必要もあります。

次の 2 種類の SMF レコードが作成できます。 すなわち、アクティビティー・レコードインターバル・レコード です。
  • アクティビティー・レコードは、サーバー内の各アクティビティーが完了した時点で収集されます。 アクティビティーとは、ビジネス機能の論理単位です。アクティビティーは、サーバーである場合も、 ユーザーが開始するトランザクションである場合もあります。
  • インターバル・レコードは、インストール時に指定した間隔で収集されたデータで構成され、 キャパシティー・プランニングと信頼性の情報を提供します。
次の 6 種類のレコードを作成できます。
  • サーバー・アクティビティー・レコード: サブタイプ 1
  • サーバー・インターバル・レコード: サブタイプ 3
  • J2EE コンテナー・アクティビティー・レコード: サブタイプ 5
  • J2EE コンテナー・インターバル・レコード: サブタイプ 6
  • WebContainer アクティビティー・レコード: サブタイプ 7
  • WebContainer インターバル・レコード: サブタイプ 8

SMF レコードの使用に関する追加情報は、 「z/OS MVS システム管理機能 (SMF)」(SA88-8596) を参照してください。

SMF ブラウザーによるレコードの表示

WebSphere for z/OS のダウンロード・サイトで入手できる SMF ブラウザーは、 レコード・タイプ 120 を表示できます。 SMF ブラウザーをダウンロードする場合は、https://www14.software.ibm.com/webapp/iwm/web/preLogin.do?source=zosos390 にアクセスしてください。SMF ブラウザーの詳細については、 ブラウザー・パッケージをダウンロードし、関連情報をお読みください。




サブトピック
レコード・タイプ 120 (78) - WebSphere Application Server パフォーマンス統計
関連タスク
システム管理機能 (SMF) のジョブ関連情報の収集
関連情報
MVS システム管理機能 (SMF)
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/rtrb_SMFrt120overview.html