アプリケーション・サーバーを始動すると、現行のサーバー 構成のプロセス定義設定に基づいて、新しいサーバー・プロセスが開始されます。
アプリケーション・サーバーを始動する には、アプリケーション・サーバーが配置されているノードのノード・ エージェントがあらかじめ実行されている必要があります。
このサーバー始動手順は、サーバーの再始動にも通常 適用されます。 サーバーに障害が発生したため、リカバリー機能を使用して、それらの処理を完了してからそのサーバーで新規作業を開始する場合は、例外となる場合があります。 この状態では、サーバーをリカバリー・モードで再始動する必要があります。
新規のアプリケーション ・サーバー定義を作成した後で、管理コンソールを使用して、新規サーバーを 始動、停止、または管理するか、コマンドを使用して、新規サーバーに対して これらのタスクを実行することができます。
アプリケーション・サーバーの始動後、その他のプロセスが、稼働中の アプリケーション・サーバーをすぐに発見できない場合があります。 アプリケーション・サーバーはノード・エージェントによって発見されます。 ただし、ノード・エージェントは、デプロイメント・マネージャーによって 発見されます。ノード・エージェントは、通常、ローカル・アプリケーション ・サーバーをすぐに発見できますが、デプロイメント・マネージャーがノード・ エージェントを発見するには、最長 60 秒かかる場合があります。
クラスターを使用している場合、 アプリケーション・サーバー・サブコンポーネントの「初期状態」プロパティー (「サーバー」> 「アプリケーション・サーバー」>「server_name」>「管理」> 「サーバー・コンポーネント」>「アプリケーション・サーバー」) は、 クラスターの始動時に、クラスター内の個々のサーバーの状態を制御するために使用することを 目的としていません。このプロパティーは、サーバーのアプリケーション・サーバー・サブコンポーネント の状態を制御するためだけに使用されます。 クラスター内の個々のサーバーを始動および停止する最良の方法は、 管理コンソールの「サーバー」のオプションまたはコマンド行のコマンド (startServer および stopServer) を使用する方法です。
アプリケーション・サーバーを始動するには、以下のとおり複数の 方法があります。