WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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JCA ライフ・サイクル管理オペレーションを介したリソースの管理

ご使用のデータ・ソースおよび接続ファクトリー・リソースのランタイム状況を管理して、アプリケーション・サーバーを再始動することなく、データ・アクセス管理タスクを実行することができます。 このトピックでは、管理コンソールを通じてそうしたリソースを管理するためのプロセスを概説します。

始める前に

接続ファクトリーやデータ・ソースのランタイム状況を管理する場合は、J2EE Connector Architecture (JCA) ライフ・サイクル管理オペレーションをこれらのリソースと関連した MBeans に適用します。管理オペレーションは、PAUSE と RESUME です。MBean を一時停止すると、データベースなど、バックエンドへのアウトバウンド通信が停止されます。 このアクションは、同じサーバー上の対応する接続ファクトリーまたはデータ・ソースを使用するすべてのアプリケーションに影響します。

このタスクについて

これらの管理オペレーションによって、ユーザーはアプリケーション・サーバーを再始動することなく、管理タスクを動的に実行できます。

プロシージャー

  1. 管理したいリソース・タイプに応じた管理コンソール・ページにナビゲートします。
    • 接続ファクトリーの場合は、以下のパスのいずれかを使用します。
      • リソース」>「リソース・アダプター」>「J2C 接続ファクトリー
      • リソース」>「リソース・アダプター」>「リソース・アダプター」>「resource_adapter」>「J2C 接続ファクトリー
    • データ・ソースの場合は、以下のパスのいずれかを使用します。
      • リソース」>「JDBC」>「データ・ソース
      • リソース」>「JDBC」>「JDBC プロバイダー」>「JDBC_provider」>「データ・ソース
  2. 管理する接続ファクトリーまたはデータ・ソース構成を選択して、「Manage state」をクリックします。 管理コンソールが JCA ライフ・サイクル管理ページを表示します。これにはユーザーが前に選択した構成の全有効範囲を示したテーブルが含まれています。
    テーブルは、以下の 3 つの列で構成されています。
    • JNDI name: 接続ファクトリーまたはデータ・ソース構成の Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名。
    • Running object scope: 接続ファクトリーまたはデータ・ソース MBean を実行中のサーバー。
    • Status: 接続ファクトリーまたはデータ・ソース MBean の状態。
  3. 管理する実行中のサーバーごとの、リソースの各呼び出しを表す行を選択します。 管理オペレーションをクリックすると、WebSphere Application Server はそれを、選択した各リソース・オブジェクトに適用することに注意してください。
    制約事項: ある行の MBean ステータスに、値 NOT_ACCESSED がある場合は、JCA ライフ・サイクル管理オペレーションをその MBean に適用することはできません。NOT_ACCESSED 状態は、MBean が指定したサーバー上にあるが、対応する接続ファクトリーまたはデータ・ソースでどのアプリケーションも JNDI ネーム・スペース検索を実行しなかったことを示しています。
  4. Pause」または「Resume」をクリックします。 テーブルのステータス列が、MBean の新しい状態を反映するように変更されます。



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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
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