ModifyCheckingAccountImpl クラスは 2 つのコマンド・コンストラクターを提供します。
その 1 つは、コマンド・ターゲットを引数として取り、デフォルトのターゲット・ポリシーを
暗黙的に使用して、ターゲットを見つけます。コンストラクターは NULL ターゲットを渡します。
そのため、デフォルトのターゲット・ポリシーは選択項目をトラバースし、最終的に
デフォルトのターゲット名 LocalTarget を見つけます。
CommandTarget でのターゲットの識別
このデフォルト実装を使用する場合、このコマンドは、
順序付けられた 4 つのオプションを調べることによって、ターゲットを判別します。
- CommandTarget 値
- CommandTargetName 値
- 特定のコマンドに対するターゲットの登録済みマッピング
- 定義済みデフォルト・ターゲット
コマンドがターゲットを検出しない場合、NULL を戻します。
この例は、同じコンストラクターを使用して、
ターゲットを明示的に設定します。この例は、以下に示されるように、
コマンドの使用
の例とは異なります。
- コマンド・ターゲットは、NULL ではなく当座預金に設定されます。デフォルトのターゲット・ポリシーは
選択項目のトラバースを開始し、最初に見る場所でターゲットを探します。
- setCheckingAccount メソッドを呼び出して、コマンドを操作する必要
があるアカウントを示す必要はありません。コンストラクターは、ターゲットおよびアカウントの
両方としてターゲット変数を使用します。
{
...
CheckingAccount checkingAccount
....
try {
ModifyCheckingAccountCmd cmd =
new ModifyCheckingAccountCmdImpl(checkingAccount, 1000);
cmd.execute();
}
catch (Exception e) {
System.out.println(e.getMessage());
}
...
}