WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

IBM サービスのダンプ管理

これらの管理を使用して、IBM サービスが使用できる情報を収集します。

ras_minorcode_action= value
デフォルトの振る舞いを判別して、 システム例外マイナー・コードについての資料を収集します。
CEEDUMP
コールバックおよびオフセットを収集します。
ヒント: システム が CEEDUMP を取るのに時間がかかるため、トランザクション・タイムアウトが発生する場合があります。 例えば、WebSphere 変数 transaction_defaultTimeout が 30 秒に設定されている場合 、CEEDUMP の処理に 30 秒より長くかかることがあるため、 アプリケーション・トランザクションがタイムアウトになる可能性があります。 これを避けるためには、以下のいずれかを行います。
  • トランザクション・タイムアウト値を増やします。
  • コード ras_minorcode_action=NODIAGNOSTICDATA および ras_trace_minorCodeTraceBacks 変数が指定されていないことを確認します。
TRACEBACK
言語環境および z/OS UNIX トレースバック・データの収集
SVCDUMP
MVS ダンプの収集 (クライアント内にはダンプを生成しません)
NODIAGNOSTICDATA
別の WebSphere 変数設定が原因で CEEDUMP、TRACEBACK、または SVCDUMP 処理が 発生した場合でも、診断データを収集しないことを指定します。 例えば、次のような変数を両方ともコーディングした場合、 トレースバック処理は発生しますが、トレースバック・データは収集されません。ras_minorcode_action=NODIAGNOSTICDATA および ras_trace_minorCodeTraceBacks=ALL

デ フォルト: NODIAGNOSTICDATA

例:
 ras_minorcode_action=SVCDUMP
ras_trace_minorCodeTraceBacks= value
システム例外マイナー・コードのトレースバックを使用可能にします。 値は以下のとおりです。
ALL|all
すべてのシステムの例外マイナー・コードのトレースバックを使用可能にします。
システム例外マイナー・コードのトレースバックを使用可能にします。 値は以下のとおりです。
  • minor_code 特定のマイナー・コードについてのトレースバックを使用可能にします。
    例:
     1234
    マイナー・コード
     C9C21234
  • (ヌル値) デフォルトです。この設定では、トレースバックは収集されません。

    デフォルト: (ヌル値)

    例:
     ras_trace_minorCodeTraceBacks=all



関連タスク
問題の診断 (診断ツールを使用)
関連資料
IBM サービス・コールの準備
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/rtrb_ibmonlydumpcontrols.html