WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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WSIF のトレースおよびロギング

Web Services Invocation Framework (WSIF) は、ポートの開始と終了、サービスの呼び出し、およびサービスからの応答を行うトレース・ポイントを提供します。 また、WSIF には SimpleLog ユーティリティーも含まれており、WebSphere Application Server を用いずに WSIF を使用する場合にトレースを実行することができます。

このタスクについて

WebSphere Application Server 内の WSIF API のトレースを使用可能にし、アプリケーション・サーバーのトレース、STDOUT および STDERR を既知のロケーションに書き込むようにする場合は、コンポーネント・トレース (CTRACE) のセットアップを参照してください。

WSIF API をトレースするには、以下のトレース・ストリングを指定する必要があります。

wsif=all=enabled

WSIF SimpleLog ユーティリティーを使用可能にして、WebSphere Application Server なしで WSIF を使用する場合にそれを介してトレースを実行するには、以下のステップを実行します。

プロシージャー

  1. 以下の内容を含むファイル commons-logging.properties を作成します。
    org.apache.commons.logging.LogFactory=org.apache.commons.logging.impl.LogFactoryImpl
    org.apache.commons.logging.Log=org.apache.commons.logging.impl.SimpleLog
    
  2. 以下の内容を含むファイル simplelog.properties を作成します。
    org.apache.commons.logging.simplelog.defaultlog=trace
    org.apache.commons.logging.simplelog.showShortLogname=true
    org.apache.commons.logging.simplelog.showdatetime=true
    
  3. 上記の 2 つのファイルと commons-logging.jar ファイルをクラスパス上に配置します。

結果

SimpleLog ユーティリティーにより、System.err ファイルにトレースが書き込まれます。



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WSIF (Web Services Invocation Framework) メッセージ
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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/twsf_tracelog.html