WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

コンポーネント・トレース (CTRACE) の設定

WebSphere Application Server for z/OS は、 z/OS コンポーネント・トレース (CTRACE) 機能を使用して、 トレース・データの収集と保管を管理します。 CTRACE データは、専用 (ページング可能) ストレージのアドレス・スペース・バッファーに書き込まれます。ストレージは、アドレス・スペースのダンプが実行される場合に IPCS を使用してフォーマットすることができます。 CTRACE データは、 外部書き出しプログラムを使用してディスクまたはテープ上のトレース・データ・セットに 書き込むこともできます。

始める前に

CTRACE データは基本的に IBM サービス技術員が使用するための出力ですが、ご使用のシステムで CTRACE 機能を使用することにより、問題が最初に発生したときに、追加のトレース・データを使用できるようになります。 CTRACE はシステム・リソースを効率的に使用するため、 パフォーマンスに対する影響を最小限に抑えて貴重なトレース・データを収集できます。 CTRACE 機能に関する詳しい情報については、「z/OS MVS 診断: ツールと保守援助プログラム (GA88-8561)」を参照してください。

このタスクについて

CTRACE データをトレース・データ・セットに書き込むことを選択する場合は、外部書き出しプログラムを作成する必要があります。 別々のトレース・データ・セットを各セルまたは各 WebSphere Application Server for z/OS リリースに対してセットアップすることもできますし、1 つのトレース・データ・セットをある特定の z/OS システムの全 WebSphere Application Server アクティビティーに使用することもできます。

プロシージャー

CTRACE データ・トレースを実装するには、ご使用のアプリケーション・サーバーにおける CTRACE の準備および始動について、以下の項目をお読みください。

結果

これらの項目をお読みいただけば、ご使用のアプリケーションに CTRACE データ・トレースを実装することができます。



サブトピック
CTRACE の制御およびリソースの準備
WebSphere Application Server for z/OS 初期化の一部としての CTRACE の開始
WebSphere Application Server for z/OS サーバーがアクティブ時の CTRACE の開始
Java サーバー・アプリケーションのトレース・データを収集する CTRACE
関連資料
トレース制御の設定
ICPS CTRACE コマンド
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/ttrb_setupCTRACE.html