WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

PRR がサーバーのリカバリーに失敗した場合

リカバリー失敗の主な理由は、リカバリーの処理中のネットワーク障害の発生です。 ネットワークが非活動のため、システムが上位または従属に達することができないと、 通信を再確立し、トランザクションを完全に解決することはできません。

重要: ピアの再始動およびリカバリー (PRR) の機能は、推奨されません。 トランザクション・リカバリーには、 ピアの再始動およびリカバリーではなく、 トランザクション・サービス・サブコンポーネントのための統合高可用性サポートを使用する必要があります。 トランザクション・サービス・サブコンポーネントのための統合高可用性サポート、 および障害のあるアプリケーション・サーバーで処理されているトランザクションのピア・リカバリー用にそれを 構成する方法について詳しくは、トランザクションの高可用性 およびトランザクション・プロパティーの、ピア・リカバリー用の構成 を参照してください。

WebSphere Application Server for z/OS が、再始動時に RRS から戻されるすべての UR を自動的に解決できないと、RRS によってアプリケーション・サーバーはホーム (元の) システムに移動することはできません。UR が未完了の状態で、 アプリケーション・サーバーが戻ろうとすると、エラー・コード (C9C2186A) および ATRIBRS からの F02 戻りコードを記載したメッセージを受けます。 これを回避するには、手動でサーバーに「restart anywhere」のマークを付けて解決が必要です。 WebSphere Application Server for z/OS が関与するすべての UR が forgotten となると、RRS はマークを付けます。 RRS がサーバーに restart anywhere のマークを付けるのに失敗すると、失敗時に、サーバーはリカバリー・システム上で始動する必要があります。 これは、サーバーを本来のホーム・システムに移動させることができないため、よくありません。

これの最終的なゴールは、アプリケーション・サーバー (リカバリーを完了できないサーバー・インスタンス所有のインタレスト) が関与するすべてのトランザクションを解決し、必要な場合は、 これらの UR に残るすべてのアプリケーション・サーバー・インタレストを除去することです。完了すると、 RM データ・ログをブラウズすることにより、リソース・マネージャーが「restart anywhere」にマークされているかを示します。

見たいもの。


RESOURCE MANAGER=BSS00.SY1.BBOASR4A.IBM
RESOURCE MANAGER MAY RESTART ON ANY SYSTEM

見たくないもの。


RESOURCE MANAGER=BSS00.SY2.BBOASR4A.IBM
RESOURCE MANAGER MUST RESTART ON SYSTEM SY2




関連概念
ピアの再始動およびリカバリー
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
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