WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

ローカライズ済みサブストリングのフォーマッター・インスタンスのネスト

変数のサブストリングをメッセージ・カタログから検索されたストリングに置換する機能により、 ローカライズ可能テキストのパッケージに柔軟性のレベルが追加されますが、 この機能は、変数値がローカライズ可能である場合を除いて、使用が制限されます。 この値は、LocalizableTextFormatter インスタンスをネストすることで、ローカライズできます。

始める前に

ローカライズが必要なストリングを識別します。

プロシージャー

  1. メッセージ・カタログ内で、 変数サブストリングが取り得る値に対応する項目を追加します。
  2. アプリケーション・コードで、必要なローカリゼーション値を設定して、 変数サブストリングの LocalizableTextFormatter インスタンスを作成します。
  3. 基本ストリングの LocalizableTextFormatter インスタンスを、変数サブストリングのフォーマッター・インスタンスを含む配列を渡して作成します。

英語のメッセージ・カタログにある次の行は、 2 つの置換を持つ 1 つのストリング項目と、索引 0 にある ローカライズ可能な値をサポートする複数項目 (ストリング内の 2 番目の変数、 口座番号は、ローカライズの必要はありません) を示しています。
successfulTransaction = The {0} operation on account {1} was successful.
depositOpString = deposit
withdrawOpString = withdrawal
以下のコードは、ネストされたフォーマッター・インスタンス の作成と、そのインスタンスの基本のフォーマッター・インスタンスへの挿入 (口座番号変数とともに) を示しています。
public void updateAccount(String transactionType) {
   ...
   // Successful deposit
   LocalizableTextFormatter opLTF =
      new LocalizableTextFormatter("BankingResources",
                                   "depositOpString",
													   "BankingSample");
   Object[] args = {opLTF, new String(this.accountNumber)};
   ...
   LocalizableTextFormatter successLTF =
      new LocalizableTextFormatter ("BankingResources",
                                    "successfulTransaction",
                                    "BankingSample",
                                    args);
   ...
   successLTF.format(this.applicationLocale);
   ...
}



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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
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