WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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プロセス定義設定

このページを使用して、プロセス定義を構成します。プロセス定義には、プロセスの始動または初期化に必要なコマンド行情報が含まれます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「サーバー名」をクリックします。次に、「サーバー・インフラストラクチャー」の下で、「Java™ Process Management」>「プロセス定義」とクリックします。

z/OS プラットフォームでは、次に「コントロール」、「サーバント」、 または「付属 (Adjunct)」のいずれかを選択する必要があります。

z/OS プラットフォームの場合、このページには、プロセスを開始、初期化、 または停止するためのコマンド行情報が示されます。 情報が提供される各コマンドは、制御プロセスで使用できます。サーバント・プロセスには、Start コマンドと Start コマンドの引数情報のみが適用されます。 あるプロセス定義パネル上で制御プロセス用のコマンドを指定し、別のプロセス定義パネル上でサーバント・プロセス用のコマンドを指定してください。 同じパネル上で異なる 2 つのプロセス用コマンドを指定しないでください。

「構成」タブ

実行可能名

このコマンド行情報によって、プロセスを開始するために呼び出される実行可能プログラム名が指定されます。

このフィールドは、z/OS 制御プロセスには使用できません。

データ型 ストリング
実行可能の引数

このコマンド行情報によって、渡される arg1 arg2 arg3 の引数が指定されます。

このフィールドは、z/OS 制御プロセスには使用できません。

データ型 ストリング
単位 Java コマンド行の引数
開始コマンド (startCommand)

このコマンド行情報によって、 サーバー・プロセスを起動するためのプラットフォーム固有のコマンドが指定されます。

z/OS 制御プロセス
データ型 ストリング
形式 START control_JCL_procedure_name
START BBO6ACR
z/OS サーバント・プロセス

z/OS サーバント・プロセスでは、開始コマンドの値には、Workload Manager (WLM) がサーバント・プロセスの開始に使用するプロシージャー名を指定します。WLM ダイナミック・アプリケーション環境フィーチャーがインストールされている場合にかぎり、WLM はこの値を使用します。

データ型 ストリング
形式 servant_JCL_procedure_name
BBO6ASR
開始コマンドの引数 (startCommandArgs)

このコマンド行情報により、開始コマンドに必要な追加引数が指定されます。

z/OS 制御プロセス
データ型 ストリング
形式 JOBNAME=server_short_name,ENV=cell_short_name.node_short_name.server_short_name
JOBNAME=BBOS001,ENV=SY1.SY1.BBOS001
z/OS サーバント・プロセス
データ型 ストリング
形式 JOBNAME=server_short_nameS,ENV=cell_short_name.node_short_name.server_short_name
JOBNAME=BBOS001S,ENV=SY1.SY1.BBOS001
注: z/OS プラットフォームでは、 サーバーのショート・ネーム (JOBNAME) はデフォルトで 7 文字ですが、 これを 8 文字に増やすことができます。
停止コマンド (stopCommand)

このコマンド行情報によって、サーバー・プロセスを停止するためのプラットフォーム固有のコマンドが指定されます。

停止コマンドと即時停止 (キャンセル) コマンドに 1 つずつ、計 2 つの コマンドをこのフィールドで指定します。
データ型 ストリング
形式 STOP server_short_name;CANCEL server_short_name
z/OS の例 STOP BBOS001;CANCEL BBOS001
停止コマンドの引数 (stopCommandArgs)

このコマンド行情報により、 停止コマンドに必要な追加引数が指定されます。

停止コマンドと即時停止 (キャンセル) コマンドの引数を指定します。
データ型 ストリング
形式 停止コマンド引数ストリング;即時停止コマンド引数ストリング
;ARMRESTART

この例では、停止コマンドに引数はありません。即時停止コマンドには引数 ARMRESTART があります。セミコロンは ARMRESTART の前に置きます。

終了コマンド (terminateCommand)

このコマンド行情報によって、 サーバー・プロセスを終了するためのプラットフォーム固有のコマンドが指定されます。

データ型 ストリング
形式 FORCE server_short_name
z/OS の例 FORCE BBOS001
終了コマンドの引数 (terminateCommandArgs)

このコマンド行情報により、 終了コマンドに必要な追加引数が指定されます。

デフォルトは空ストリングです。
データ型 ストリング
形式 終了コマンド引数ストリング
z/OS の例 ARMRESTART
作業ディレクトリー

プロセスが現行作業ディレクトリーとして使用するファイル・システム・ディレクトリーを指定します。プロセスはこのディレクトリーを使用して、 入出力ファイルのロケーションを相対パス名で判別します。

このフィールドは、z/OS 制御プロセスには使用できません。

データ型 ストリング
実行可能ターゲット・タイプ

実行可能ターゲットが Java クラスであるのか実行可能 JAR ファイルであるのかを指定します。

実行可能ターゲット

実行可能ターゲットの名前を指定します。ターゲット・タイプが Java クラス名である場合は、このフィールドには main() メソッドが入ります。ターゲット・タイプが実行可能な JAR ファイルである場合は、このフィールドにはその JAR ファイルの名前を含みます。

データ型 ストリング



サブトピック
プロセス・ログ設定
モニター・ポリシー設定
プロセス定義タイプの設定
関連タスク
アプリケーション・サーバー・プロセスの定義
7 文字のサーバー・ショート・ネームの 8 文字への変換
関連資料
Java 仮想マシン設定
カスタム・プロパティー・コレクション
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/urun_rconfproc.html