WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

ローカル・オペレーティング・システム・レジストリーを使用したパスワードの大/小文字の区別

パスワードの解釈で 大/小文字が区別されているかどうかによって、 ローカル・オペレーティング・システム・レジストリーの 使用方法が直接的に変わってくる場合があります。 WebSphere Application Server では、Resource Access Control Facility (RACF) の 大/小文字混合のパスワード・オプションを活用して、 大/小文字を区別するパスワードが使用できるようになっています。

z/OS バージョン 1.7 RACF

z/OS バージョン 1.7 の RACF では、 大/小文字混合パスワードのオプションをサポートしています。 この RACF オプションを選択する には、SETROPTS PASSWORD(MIXEDCASE) コマンドを使用してください。 WebSphere Application Server の ローカル・オペレーティング・システム・レジストリーで、 大/小文字を区別するパスワードを使用するには、 以下のすべての要件に準拠している必要があります。
  1. z/OS バージョン 1.7 以降を使用する
  2. ローカル・オペレーティング・システム・レジストリーを使用する
  3. SETROPTS PASSWORD(MIXEDCASE) コマンドを 使用して、RACF の大/小文字混合オプションをオンにする。
重要: これら 3 つの要件は、すべて満たされる必要があります。 もし、いずれかでも満たされなかった場合、WebSphere Application Server のパスワードは大/小文字の区別がなくなります。

Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) 構成を使用している場合は、大/小文字混合パスワードが使用できます。

z/OS Version 1.7 における 大/小文字混合パスワード・フィーチャーについて詳しくは、「Z/OS V1R7.0 Security Server RACF Security Administrator's Guide」を参照してください。このガイドは、「Security Server and Integrated Security Services」で入手できます。このガイドのセクション 5.2.1 を参照してください。




関連タスク
レジストリーまたはリポジトリーの選択
関連情報
ローカル・オペレーティング・システムのレジストリー
Z/OS V1R7.0 Security Server RACF Security Administrator's Guide
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
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