WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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開始時の動作設定

このページは、アプリケーションを他のアプリケーションやサーバーと比較していつ開始するかを構成する場合や、 アプリケーションの開始時にリソース用の MBean を作成するかどうかを構成する場合に使用します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」> 「application_name」>「Startup Behavior」とクリックします。

重要: アプリケーションの実行中に アプリケーション設定を変更すると、アプリケーションは再始動されます。 スタンドアロン・サーバーでは、 変更内容を保管してからアプリケーションが再始動されます。複数サーバー製品では、 変更内容を保管してからアプリケーションが再始動され、 アプリケーションがインストールされているノード上のファイルが同期されます。

「構成」タブ

始動の順序

サーバーの始動時にアプリケーションがどの順序で始動するかを指定します。 始動順序は開始ウェイトのようなものです。開始ウェイトが最も小さいアプリケーションが最初に始動します。

注: Session Initiation Protocol (SIP) アプリケーションの場合、 sip.xml ファイルの <load-on-startup> タグは、 アプリケーションの始動順序に影響を与えます。 この「始動の動作」コンソール・ページの「始動順序」に設定する値は、SIP アプリケーションの構成内のアプリケーションの重要性またはウェイトを決定します。 例えば、SIP アプリケーション構成内で最も重要な SIP アプリケーションに対しては、1 を 「始動順序」に指定します。構成中で次に重要な SIP アプリケーションに対しては、2 を「始動順序」に指定する、というようになります。
データ型 整数
デフォルト 1
範囲 0 から 2147483647
サーバーが始動を完了する前にアプリケーションを起動する

サーバーの始動前にアプリケーションを完全に初期化するかどうかを指定します。

デフォルト設定は false で、これは、 アプリケーションが開始するまではサーバーの始動が完了しないことを意味します。

true に設定すると、製品には、アプリケーションがバックグラウンド・スレッドで開始するため、アプリケーションの開始を待たずにサーバーの始動が続行される可能性があることが通知されます。 したがって、アプリケーション・サーバーが始動しても、 アプリケーションの準備ができていない可能性があります。

この設定が適用されるのは、アプリケーションがバージョン 6 のアプリケーション・サーバー上で稼働している場合に限られます。

データ型 ブール
デフォルト false
リソース用の MBean の作成

アプリケーションの開始時に、アプリケーション内のさまざまなリソース (サーブレットや JSP ファイルなど) 用の MBean を作成するかどうかを指定します。 デフォルトでは、MBean を作成します。

データ型 ブール
デフォルト true



関連概念
エンタープライズ (J2EE) アプリケーション
関連タスク
アプリケーションの開始の構成
J2EE アプリケーションの構成
SIP アプリケーションのチェーニング
関連資料
エンタープライズ・アプリケーション設定
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/urun_rapp_startup_behavior.html