コア・グループに対するディスカバリー・プロトコルにより、
新規コア・グループ・メンバーと他のコア・グループ・メンバー間のネットワーク接続が確立されます。
始める前に
コア・グループのディスカバリー・プロトコル
で説明されている概念を理解してください。次に、
ディスカバリー・プロトコルが未接続のコア・グループ・メンバーのセットを再計算して、
それらのメンバーへの接続オープンを試行するまでに待機する時間を決定します。
このタスクについて
コア・グループに対するディスカバリー・プロトコルの動作を調整する場合に
このタスクを実行します。デフォルト値の 60 秒は、WebSphere Application Server インストール・プロセス中に設定され、
多くの場合、受け入れ可能なプロセス検出時間となります。
ディスカバリー・プロトコルの待機間隔を変更するには、
以下のようにします。
プロシージャー
- 管理コンソールで、「サーバー」>「コア・グループ」
>「コア・グループ設定」>「core_group_name」とクリックします。
- 「追加プロパティー」の下の「カスタム・プロパティー」をクリックします。
- IBM_CS_UNICAST_DISCOVERY_INTERVAL_SECS カスタム・プロパティーに指定する値を
変更します。
IBM_CS_UNICAST_DISCOVERY_INTERVAL_SECS プロパティーがすでに存在する場合、
プロパティー名をクリックして、
「値」フィールドに新規の間隔 (秒) を指定します。
このプロパティーが存在していない場合、
「新規」をクリックして作成します。
- 「名前」フィールドに、IBM_CS_UNICAST_DISCOVERY_INTERVAL_SECS を指定します。
- 「値」フィールドに、
ディスカバリー・プロトコルが未接続のコア・グループ・メンバーのセットを再計算して、
それらのメンバーへの接続オープンを試行するまでに待機する時間 (秒) を指定します。
- 「OK」をクリックしてから「検討」をクリックします。
- 「ノードと変更を同期化」を選択し、「保管」をクリックします。
- コア・グループのすべてのメンバーを再始動します。
結果
サーバーが再始動した後、コア・グループ・メンバーはすべて、新規ディスカバリー・プロトコル設定で実行されます。