WebSphere Application Server 製品の構成データは複数のファイル内にあります。
2 つのサービス、すなわちファイル転送サービスおよびファイル同期サービスは、
これらのファイルの構成のほか、管理を支援します。
このタスクについて
デフォルトでファイル転送サービスは、
ノード・エージェントにおいて常に構成され、使用可能になっているため、
このサービスを構成するステップを追加して行う必要はありません。
ただし、ファイル同期サービスは構成する必要がある場合があります。
プロシージャー
- 「ファイル同期サービス」
ページに移動します。
コンソールのナビゲーション・ツリーで、
「システム管理」>「ノード・エージェント」とクリックします。
次に、同期サーバーを構成するノード・エージェントをクリックして、「ファイル同期サービス」をクリックします。
- 「ファイル同期サービス」ページで、
更新済み構成ファイルをデプロイメント・マネージャーからノードに移動することにより、
1 つのセル全体で構成データに一貫性を持たせるために役立つサービスがカスタマイズされます。 「ファイル同期サービス」ページの
プロパティーの値を変更します。
ファイル同期サービスは常に開始済みですが、これらの値を変更することにより、
サービスがどのように実行されるかを制御できます。
- オプションで、ファイル同期化のカスタム・プロパティーを追加します。
- 「ファイル同期サービス」ページ上の「カスタム・プロパティー」をクリックします。
- 「新規」をクリックします。
- カスタム・プロパティーの名前と値を指定します。
com.ibm.websphere.management.application.expand.wto カスタム・プロパティー:
z/OS オペレーティング・システム・コンソール上に、エンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイル拡張エラーを表示したい場合は、
true の値でこのカスタム・プロパティーを指定します。
エラーが表示されると、オペレーターは障害に対して適切な修正アクションを取ることができます。
プロパティー |
com.ibm.websphere.management.application.expand.wto |
データ型 |
ブール
|
デフォルト |
False |