サポートされる認証プロトコルに関する情報リファレンスとして、このページを使用してください。
WebSphere Application Server バージョン 6.1 を始めとする WebSphere Application Server バージョン 6.1 サーバーは、Common Secure Interoperability Version 2 (CSIv2) 認証プロトコルのみをサポートします。 Secure Authentication Service for z/OS (z/SAS) がサポートされるのは、バージョン 6.1 セルに統合されたバージョン 6 とそれより前のバージョンの間のサーバーに限られます。 z/SAS、CSIv2、またはその両方を選択するオプションは、バージョン 6 またはそれより前のリリースがバージョン 6.1 セルに統合された場合に、管理コンソールでのみ使用可能になります。
将来のリリースでは、 IBM は Secure Authentication Service (z/SAS) IIOP セキュリティー・プロトコルの出荷やサポートを廃止する予定です。 Common Secure Interoperability バージョン 2 (CSIv2) プロトコルを使用することをお勧めします。
バージョン 6.1 セルに統合された バージョン 6.0.x とそれより前のバージョンの間のサーバーで、両方のプロトコルが同時に機能するように構成することもできます。 サーバーが両方のプロトコルをサポートする場合は、z/SAS および CSIv2 用の構成を記述するタグ付きコンポーネントを含む相互運用オブジェクト参照 (IOR) をエクスポートします。 クライアントが両方のプロトコルをサポートする場合は、CSIv2 および z/SAS 用のタグ付きコンポーネントを読み取ります。 クライアントおよびサーバーが両方のプロトコルをサポートする場合は、CSIv2 が使用されます。 ただし、サーバーが z/SAS をサポートし (例えば、サーバーが WebSphere Application Server の旧リリースの場合)、クライアントが両方のプロトコルを サポートする場合、クライアントはこの要求に対し、z/SAS を選択します。
CSIv2 は、com.ibm.CORBA.ConfigURL java プロパティーが存在すると、クライアントで使用可能と見なされます。 このプロパティーが指定されていないか、 またはプロパティーが存在しない場合、CSIv2 は使用不可です。