WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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Web サービス・セキュリティー用ハードウェア暗号デバイスの使用可能化

Web サービス・セキュリティーは暗号ハードウェア・デバイスを使用することにより、 WebSphere Application Server 環境で稼働している Web サービス・クライアントと Web サービス・プロバイダーの両方に使用可能にできます。 暗号トークンは、組み込みの鍵ストアのインプリメンテーションを備えた、 ハードウェアまたはソフトウェアのデバイスです。 暗号デバイスは、暗号トークンに保管されている証明書を管理するために使用されます。 このようなデバイスは、スマート・カード とも呼ばれます。 Web サービス・セキュリティー用のハードウェア暗号デバイスを使用可能にするには、ハードウェア・デバイスに保管されている鍵を使用するか、または Java 鍵ストア・ファイルに保管された鍵を使用します。

このタスクについて

暗号ハードウェア・デバイスを使用した Web サービス・セキュリティーは、Web (JavaServer Pages (JSP) またはサーブレット) クライアントと Enterprise JavaBeans (EJB) Web サービス・クライアントの両方でサポートされます。Web サービス・セキュリティーは暗号ハードウェア・デバイスを使用することにより、 WebSphere Application Server 環境で稼働している Web サービス・クライアントと Web サービス・プロバイダーの両方に使用可能にできます。

Web サービス・セキュリティー用のハードウェア暗号デバイスを使用可能にするには、ハードウェア・デバイスに格納されている鍵を使用する方法と、Java 鍵ストア・ファイルに格納された鍵を使用する方法の 2 とおりがあります。

プロシージャー

  1. 個々のアプリケーションについて、ハードウェア・デバイスに格納されている鍵を使用するのか、Java 鍵ストア・ファイルに格納されている鍵を使用するのかを決定します。
  2. 次の 2 とおりの方法のいずれかを使用して、Web サービス・セキュリティー用のハードウェア暗号デバイスを使用可能にします。
    注: Web サービス・セキュリティー用ハードウェア暗号デバイスは、 分散プラットフォームの Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) Application Client ではサポートされません。



サブトピック
Web サービス・セキュリティー用ハードウェア暗号デバイスの構成
Web サービス・セキュリティー内のハードウェア・デバイスに格納されている暗号鍵の使用可能化
関連概念
Web サービス・セキュリティーに対するハードウェア暗号デバイスのサポート
関連タスク
JAX-RPC を使用したプラットフォーム・レベルでの Web サービス・セキュリティーの構成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/twbs_enable_cryptodev.html