アプリケーションをエクスポートできるのは、インストール済みアプリケーションを更新する前か、
WebSphere Application Server 製品の異なるバージョンへマイグレーションする前です。
このタスクについて
アプリケーションをエクスポートすると、
アプリケーションをバックアップして、アプリケーションのバインディング情報を保存できるようになります。
プロシージャー
- エンタープライズ・アプリケーションを、任意の場所にエクスポートします。例を以下に示します。
Jacl を使用:
$AdminApp export app1 /mystuff/exported.ear
Jython を使用:
AdminApp.export('app1', '/mystuff/exported.ear')
各部の意味は、次のとおりです。
$ |
変数名を値で置換する Jacl 演算子です。 |
AdminApp |
アプリケーション・オブジェクトの管理を可能にするオブジェクトです。 |
export |
AdminApp コマンドです。 |
app1 |
エクスポートされるアプリケーションの名前です。 |
/mystuff/exported.ear |
エクスポートされたアプリケーションが保管されるファイルの名前です。 |
- アプリケーションの Enterprise Bean モジュール内のデータ定義言語 (DDL) ファイルを、
宛先ディレクトリーにエクスポートします。例を以下に示します。
Jacl を使用:
$AdminApp exportDDL app1 /mystuff
Jython を使用:
AdminApp.exportDDL('app1', '/mystuff')
各部の意味は、次のとおりです。
$ |
変数名を値で置換する Jacl 演算子です。 |
AdminApp |
アプリケーション・オブジェクトの管理を可能にするオブジェクトです。 |
exportDDL |
AdminApp コマンドです。 |
app1 |
DDL ファイルがエクスポートされるアプリケーションの名前です。 |
/mystuff |
アプリケーションから DDL ファイルをエクスポートするディレクトリーの名前です。 |