このトピックでは、管理コンソールのコンポーネントについて説明します。
この図は、Integrated Solutions Console プラットフォームを表しています。

以下のコンポーネントとフィーチャーは、Integrated Solutions Console 内で実行されるコンソール・モジュールをサポートします。
- 共通コンソール
コンソール・モジュールの共通の外観
およびナビゲーションの振る舞いを提供します。
例えば、各ポートレットで共通スキンが使用され、設定の編集、最大
化、またはポートレットのヘルプの要求などのアクションのために同じタイ
トル・バー・アイコンが表示されます。
- 組み込み管理コンソール・モジュール
Integrated Solutions
Console インストール全体に適用されるセキュリティー、ログおよびトレース、およびその他の機能を提供します。
- ポートレット・コンテナー
Java ポートレット仕様を使用して開発されたポートレットをサポートします。
この書き込みにおける現行の仕様は、JSR 168 です。
- PAA デプロイメント
開発者は、提供されている XML 記述子を使用して、デプロイメントで作成されるコンソール・モジュールのページ、ナビゲーション・ノード、およびアクセス・コントロールを指定します。
記述子はまた、コンソール・モジュールについての以下の情報を登録することも可能です。
- アプリケーション・サーバーによって提供されたロール、およびアプリケーションのためのカスタム・ロール
- 製品の役に立つ情報およびリソースへのリンクを持った製品情報ページ
- 製品のリード・アプリケーションである別のコンソール・モジュールへのポインター
- 既にデプロイされているべき前提アプリケーションとコンソール・モジュール
- コンソール・モジュールのために再利用されるべきサーバー上に既にデプロイされているポートレット
- さまざまなページ上で使用できる単一ポートレット定義の複数のエンティティー
- コンソール・ナビゲーションから起動できる外部 URL
- ページの行と列のレイアウト
- ページ上にポートレットを含むウィンドウ
- ユーザーのナビゲーション選択によってランタイムに入力されるページ上の空のウィンドウ
- コンソール・モジュールによって使用されるナビゲーション・ノードの配列とネスト
- その下に現行のコンソール・モジュールのナビゲーション・ツリーが配置される、親ナビゲーション・ノード
- 現行のコンソール・モジュールのナビゲーションの下に組み込まれるべき、ほかの製品からのナビゲーション・ノード
- アプリケーション・サーバー
コンソール・モジュールの完全な J2EE ランタイム環境を提供します。
- コンソール・モジュールの API
以下のアクションをサポートします。
- ポートレット間のプロパティーの引き渡し
- ポートレットからのページの起動
- Eclipse ベースのヘルプの起動
- Eclipse ヘルプ
Eclipse ヘルプは、Integrated Solutions Console と同じサーバー上で実行されている Web アプリケーションとして提供されます。
Eclipse ヘルプは、コンソール全体のためのヘルプ文書のほか、単
一モジュールのためのヘルプ文書も提供します。