WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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JMS プロバイダーとしての WebSphere MQ のインストールおよび構成

WebSphere MQ メッセージング・インフラストラクチャーがある場合、 それを WebSphere Application Server に対する JMS プロバイダーとしてインストールし、構成することができます。

このタスクについて

JMS プロバイダーとして使用する WebSphere MQ を IBM WebSphere Application Server に インストールして構成するには、以下のステップに従います。

プロシージャー

  1. WebSphere MQ に用意されているインストールの説明に従って 、WebSphere MQ のサポートされているバージョンを必要な MQ フィーチャーと共にインストールします。

    WebSphere MQ のサポートされる バージョンを確認するには、「Detailed system requirements」ページを参照してください。

    WebSphere MQ のインストール、または旧バージョンから WebSphere MQ のサポートされているバージョンへのマイグレーションについては、 上記のリストの中から、該当する WebSphere MQ の「スタートアップ・ガイド 」資料を参照してください。

    (RHEL 3.0 および SLES 8) (RHEL 3.0 および SLES 8) 2.6 カーネルを使用する Intel または zSeries Linux システムに WebSphere MQ 5.3 をインストールする前に、 まず FixPack 10 以降 (および適用可能なすべての暫定修正) をダウンロードして、 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27006464 のソフトウェア前提条件の指示に 従います。これに従わない場合、 mqlicense.sh -accept コマンドを実行して WebSphere MQ の使用条件を受け入れようとする際に、セグメンテーション障害が発生する場合があります。また、変数 LD_ASSUME_KERNEL=2.4.19 をエクスポートしてください。
    • Intel または s390 上の Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 3.0
    • Intel 上の SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 8

    WebSphere MQ V5.3 for Linux for Intel 修正パッケージの README を調べるには、http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27006464 を参照してください。

    WebSphere MQ V5.3 for Linux for zSeries 修正パッケージの README を調べるには、http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27006464 を参照してください。

    WebSphere MQ V5.3 を使用する際に要求メトリックが使用可能になると、 例外が発行され、要求メトリック機能は失敗します。 CSD08 適用済み WebSphere MQ V5.3 を使用する場合、例外は発行されませんが、要求メトリックは Java Message Service (JMS) タイプの要求情報の記録に失敗します。 解決するには、CSD08 適用済み WebSphere MQ V5.3 に暫定修正を適用します。JAR ファイルを /opt/IBM/WebSphere/AppServer/lib/WMQ/java/lib ディレクトリーと 外部の websphere_mq_install_root/java/lib ディレクトリーに置きます。 この問題について詳しくは、http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=0&q1;=1192026&uid=swg21192026 などにある 技術情報 1192026 を参照してください。

  2. WebSphere MQ - Publish/Subscribe サポートを使用する場合は、 Publish/Subscribe ブローカーを用意しておく必要があります。
    例えば、これは、WebSphere MQ Event Broker または WebSphere MQ Integrator (旧名 MQSeries Integrator) のいずれかを使用して行うことができます。 これらの製品について詳しくは、以下の Web サイトを参照してください。
  3. WebSphere MQ の説明に従って、インストールのセットアップを検証してください。
  4. MQ_INSTALL_ROOT 環境変数を WebSphere MQ がインストールされているディレクトリーに設定します。 IBM WebSphere Application Server は、MQ_INSTALL_ROOT を使用して、WebSphere MQ JMS プロバイダー用の WebSphere MQ ライブラリーを見つけます。
  5. バインディング・モードでのみ WebSphere MQ 5.3 サポートに接続するには、 MQ_INSTALL_VERSION 環境変数を 5 に設定します。 WebSphere Application Server バージョン 6 では、この環境変数はバージョン 6.1.0.5 以降で使用可能です。

結果

このタスクでは、WebSphere Application Server で JMS プロバイダーとして使用するために WebSphere MQ がインストールされます。

次の作業

WebSphere Application Server 管理コンソールを使用して、WebSphere MQ リソースを定義することで、WebSphere MQ で提供されるように JMS リソースを構成できます。

WebSphere MQ リンクまたは WebSphere MQ サーバーのいずれかを使用して、 WebSphere Application Server が WebSphere MQ ネットワークと相互作用できるようにする方法についての情報は、下のトピックを参照してください。



関連タスク
WebSphere MQ JMS プロバイダーのリソースの構成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/tmj_instm.html