このタスクにより、z/OS プロファイル管理コマンド行ツールを使用して z/OS ターゲット・システムの WebSphere Application Server for z/OS アプリケーション・サービス提供環境を構成します。 このタスクは、Windows または Linux ワークステーションにアクセスできない場合に選択できる構成用オプションです。
z/OS プロファイル管理コマンド行ツールは、Application Server Toolkit から起動される z/OS プロファイル管理ツールの代替として使用できます。 このツールは、z/OS プロファイル管理ツールを使用したいが Application Server Toolkit を実行できる Windows/Linux ワークステーションがない場合や、WebSphere for z/OS カスタマイズ・ジョブの生成を自動化する必要がある場合などに有用です。 このツールは、シェル・スクリプトを使用して構成する必要のあるターゲット z/OS システム上で起動されます。
WebSphere Application Server for z/OS アプリケーション・サービス環境の構成では、 環境用の WebSphere Application Server for z/OS 構成ディレクトリーのセットアップ、 特定のアプリケーション・サービス環境に付随する z/OS ターゲット・システムに必要な変更、 および構成を検査するための新規環境の開始を行います。 製品インストール後のこれらのアプリケーション・サービス環境の構成は、十分に計画および調整して行う必要があります。WebSphere Application Server for z/OS を初めて構成する場合は、サンプル応答ファイルを使用して「練習用のスタンドアロン」アプリケーション・サーバーを構成する必要があります。 次に、必要な実際の製品構成を行ってください。 詳しくは、下記のサンプル・ファイル関連リンクを参照してください。
WebSphere Application Server for z/OS アプリケーション・サービス環境ノードは、プロファイル管理コマンド行ツールを 使用して作成されます。 ノードを構成して実行したら、Web ベースの管理コンソールまたはスクリプトを使用して、 さらに変更を加えます。
WebSphere Application Server for z/OS 製品のインストール、z/OS ターゲット・システムの準備、 WebSphere Application Server for z/OS 環境の計画が完了したら、このセクションのタスクを実行して必要な応答ファイルを構成します。
アプリケーション・サービス環境が稼働状態になると、アプリケーションをインストールし、 テストすることができます。 WebSphere Application Server for z/OS と相互作用するように、Web サーバーを構成することもできます。