WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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サポートされている仕様へのエンタープライズ Bean コードのマイグレーション

Enterprise JavaBeans (EJB) 仕様のバージョン 2.1 に対するサポートは、 この製品のバージョン 6 に追加されます。 この製品のバージョン 4 または 5 でデプロイされた Enterprise Bean は、通常、マイグレーションする必要はありません。 EJB 仕様のバージョン 1.1 および 2.0 は引き続きサポートされます。

このタスクについて

アプリケーション・デプロイメントについて、必要に応じて、 以下のステップに従ってください。

プロシージャー

  1. 仕様に変更があった場合はエンタープライズ Bean コードを変更します。
    • バージョン 1.0 の Bean の場合、最低でも バージョン 1.1 にマイグレーションしてください
    • 先に述べたとおり、 このバージョンの製品に再デプロイメントを行なうために、EJB 仕様をバージョン 1.1 からバージョン 2.x にマイグレーションする必要はありません。 ただし、バージョン 2.x の機能がアプリケーションで必要な場合は、 バージョン 1.1 準拠のコードをマイグレーションしてください。
      注: EJB バージョン 2.0 仕様では、 EJB コンテナーによる findByMethod 照会の実行前に、 現行トランザクションに含まれているすべてのエンタープライズ Bean の状態を永続ストアと同期するように指示します。 (これは、照会が現行データに対して実行されるようにするためです。) バージョン 1.1 Bean が EJB 2.x 準拠のモジュールに再アセンブルされると、 EJB コンテナーは、バージョン 1.1 Bean の状態とバージョン 2.x Bean の状態を同期します。 結果的に、 バージョン 1.1 Bean のアプリケーション・コードが変更されていなくても、 アプリケーションの動作に何らかの変更が生じる場合があります。
  2. バージョン 2.x にマイグレーションされていない一部の EJB 1.1 準拠のモジュールの コードを変更しなければならない場合があります。以下の情報を使用して決定してください。
    • Java 2 ソフトウェア開発キット・バージョン 1.4.1 では、 デプロイ済みのエンタープライズ Bean のスタブ・クラスの一部が変更されました。
    • エンタープライズ Bean 用のデプロイメント・コードの 生成タスクは、EJB 1.0 準拠のモジュールに比べて EJB 1.1 準拠のモジュールでは、かなり大きく変更されました。

    デプロイされたバージョン間のソースとバイナリーの互換性に関する詳細については、 エンタープライズ Bean: 学習用リソース を参照してください。

  3. すべてのモジュールを再アセンブルおよび 再デプロイして、マイグレーション済みコードを取り込みます。



サブトピック
バージョン 1.0 からバージョン 1.1 へのエンタープライズ Bean コードのマイグレーション
バージョン 1.1 からバージョン 2.1 へのエンタープライズ Bean コードのマイグレーション
バージョン 5 からバージョン 6 にマイグレーションする EJB ラッパー適用アプリケーションの例外処理の調整
関連概念
エンタープライズ Bean
関連タスク
現在の J2EE コネクター・アーキテクチャー (JCA) のデータ・ソースを使用するアプリケーションのマイグレーション
タスクの概説: アプリケーションでのエンタープライズ Bean の使用
関連資料
エンタープライズ Bean: 学習用リソース
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/tejb_migr.html