パフォーマンスを最適化するには、
キュー宛先プロパティーがアプリケーションに対して最適になるように構成します。
例えば、「有効期限」プロパティーを SPECIFIED に設定し、
「指定された有効期限」プロパティーを 30000 ミリ秒 (有効期限が切れるタイムアウト値) に設定すると、
キューに入れられるメッセージの数が少なくなります。
キューに使用できる WebSphere MQ の基本リソースが十分あることを確認するには、
キュー宛先プロパティーをアプリケーションの使用に適したものに構成する必要があります。
WebSphere Application Server
バージョン 5 のノードに構成されたキュー宛先については、
キュー名に関連する内部 JMS サーバーの
キュー属性も考慮する必要があります。
キュー属性が不適切だと、WebSphere 操作のパフォーマンスが低下する場合があります。
- BOQNAME
- 過剰なバックアウトの再キューイング名。これは、WebSphere アプリケーションが
ロールバックしたメッセージを保持できるローカル・キュー名に設定できます。
このキュー名は、システム送達不能キューであってもかまいません。
- BOTHRESH
- バックアウトしきい値。いったんしきい値に達すると、その数値に設定できます。
メッセージは、BOQNAME で指定した名前のキューに移動されます。
これらのプロパティーの詳細については、以下を参照してください。
- 資料「WebSphere MQ Using Java」の『Handling poison messages』
- 資料「WebSphere MQ Script (MQSC) Command Reference」