WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

フェデレーテッド・リポジトリー構成のパフォーマンスの改善

フェデレーテッド・リポジトリー構成でレルムを管理するには、 このページに従います。

始める前に

「パフォーマンス」パネルで使用可能な設定は、特にフェデレーテッド・リポジトリー機能 に関連する、独立のオプションです。これらのオプションは、WebSphere Application Server の 全体の構成には影響しません。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「セキュリティー」>「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーの保護」とクリックします。
  2. 「ユーザー・アカウント・リポジトリー」の下で、「使用可能なレルム定義」フィールドから 「統合リポジトリー」を選択し、「構成」をクリックします。
  3. 「関連項目」の下で「リポジトリーの管理」>「repository_name」 とクリックします。
  4. 「追加プロパティー」の下の「パフォーマンス」をクリックします。
  5. オプション: Limit search time」オプションを選択し、 Application Server が Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) エントリーの検索に 使用できる最大のミリ秒数を入力します。
  6. オプション: Limit search returns」オプションを選択し、 検索条件に一致する、戻すべきエントリーの最大数を入力します。
  7. オプション: 接続プールの使用」オプションを選択し、 Application Server が、再利用のために LDAP サーバーへの個別の接続を保管するかどうかを 指定します。
  8. オプション: Enable context pool」オプションを選択し、 複数のアプリケーションが、LDAP サーバーに同じ接続を使用するかどうかを指定します。 このオプションを選択する場合は、同じ接続を使用できる最初のエントリー、優先エントリー、 およびエントリーの最大数を指定します。Enable context pool」オプション は、「接続プールの使用」オプションと一緒に使用可能にすることも、 別々に使用可能にすることもできます。このオプションを使用不可にすると、 各コンテキストごとに新規の接続が作成されます。「Context pool times out」オプション を選択し、コンテキスト・プールのエントリーの有効期限が切れる秒数を指定することもできます。
  9. オプション: Cache the attributes」オプション を選択し、検索属性エントリーの最大数を指定します。 このオプションにより、WebSphere Application Server は、LDAP サーバーに複数呼び出し を行わず、ローカル側でエントリーを検索できるようにするために、LDAP エントリーを保管できます。 「Cache the attributes」オプションに関連した「キャッシュのタイムアウト数」オプション をクリックして、Application Server がこれらのエントリーを保管できる最大秒数を指定します。
  10. オプション: Cache the search results」オプション を選択し、検索結果エントリーの最大数を指定します。 このオプションにより、WebSphere Application Server は、LDAP サーバーに複数呼び出し を行ってその検索結果を検索する代わりに、検索照会の結果を保管できます。 「Cache the search results」オプションに関連した「キャッシュのタイムアウト数」オプション をクリックして、Application Server が結果を保管できる最大秒数を指定します。

結果

これらのオプションは、ご使用のフェデレーテッド・リポジトリー構成の パフォーマンスを改善するために使用できます。ただし、パフォーマンスの改善は、 ご使用の特定の構成によって異なります。



サブトピック
Lightweight Directory Access Protocol のパフォーマンス設定
関連概念
接続プール
関連タスク
フェデレーテッド・リポジトリー構成におけるリポジトリーの管理
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/twim_performance.html