WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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自動化ヒープ・ダンプ生成の使用可能化

このタスクを使用して、自動化ヒープ・ダンプ生成を使用可能にします。 この機能は、HP-UX および Solaris オペレーティング・システム上で実行中の WebSphere Application Server を含む Sun Java 仮想マシン (JVM) を使用しているときにはサポートされません。 Sun JVM 上でのヒープ・ダンプの取得について調べるか、または IBM サポートに連絡する必要があります。

始める前に

ヒープ・ダンプは、メモリー・リークが検出される場合にのみ生成されますが、 ヒープ・ダンプの生成は、数分間にわたって、WebSphere Application Server のパフォーマンスに重大な影響を及ぼす可能性がある ということを理解しておく必要があります。

このタスクについて

メモリー・リークが検出される場合に、メモリー・リーク問題を分析できるように、 一部の自動ヒープ・ダンプ生成サポートを使用することができます。

自動化されたヒープ・ダンプ生成サポートを使用可能にするには、管理コンソールで以下のステップを実行します。

プロシージャー

  1. 管理コンソールのナビゲーション・ツリーで、「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」とクリックします。
  2. server_name」>「パフォーマンスおよび診断アドバイザー構成」の順に クリックします。
  3. ランタイム」タブをクリックします。
  4. 自動ヒープ・ダンプ・コレクションを使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。
  5. OK」をクリックします。

結果

自動化されたヒープ・ダンプ生成サポートが使用可能です。

重要: ディスク・スペースを保持するために、 WebSphere Application Server ホーム・ディレクトリー内に 10 を超えるヒープ・ダンプがすでに存在する場合、 パフォーマンスおよび診断アドバイザーはヒープ・ダンプを取りません。アプリケーション・サーバー上のヒープとワークロードのサイズによっては、ヒープ・ダンプを取ることはとても消費量のかかるものであり、また一時的にシステム・パフォーマンスに影響を与えることがあります。

次の作業

SystemOut.log ファイルまたはランタイム・メッセージを確認することによって、すべてのメモリー・リークの通知をモニターすることができます。 詳しくは、パフォーマンスおよび診断アドバイザー の推奨事項の表示 の項を参照してください。メモリー・リークが検出され、ヒープ・ダンプを検出したい場合は、ヒープ・ダンプの検出と分析トピックを参照してください。



サブトピック
手動によるヒープ・ダンプの生成
ヒープ・ダンプの検出と分析
関連情報
単純なメモリー・リーク検出の開始
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/tprf_enablingheapdump.html