PerfServlet の入出力は、IBM またはサード・パーティー・ベンダーが提供するどのツールでも処理できる、 パフォーマンス・データの単純なエンドツーエンド検索に使用されます。
パフォーマンス・サーブレット .ear ファイル PerfServletApp.ear は、WAS_HOME/installableApps ディレクトリーにあります。
http://hostname/wasPerfTool/servlet/perfservlet?version=5Performance Data Framework の詳細については、PMI データ種別 を参照してください。
PerfServlet 5.0 出力の詳細: 以下のセクションでは、PerfServlet 5.0 出力について説明します。 XML 構造内のリーフの型、すなわち出力フォーマットの型は、PerfNumericInfo、PerfStatInfo、および PerfLoadInfo の 3 つがあります。
パフォーマンス・サーブレットのそれぞれの呼び出しによって Performance Monitoring Infrastructure (PMI) からパフォーマンス値が取得されると、 値の一部は、サーバーの存続期間中に特定のイベントが起こる回数を記録する未加工カウンターになります。 パフォーマンスの観測値が PerfNumericInfo 型である場合、 その値は、このイベントがサーバーが始動されて以来起こった回数の未加工カウントを示します。 パフォーマンス・サーブレットによって提供されたデータの単一文書の分析がシステムの現在の負荷を判別するのに役立たない場合もあるので、この情報は重要です。 特定の時間間隔における負荷を判別するために、 この期間に提供される複数の文書内のデータに単純な統計公式を適用する必要が生じる場合があります。
PerfNumericInfo 型には、次のような属性があります。
<numLoadedServlets> <PerfNumericData time="988162913175" uid="pmi1" val="132"/> </numLoadedServlets>
パフォーマンス・サーブレットの呼び出しによって PMI からパフォーマンス値が取得されると、値の一部は統計データとして保管されます。 統計データは、PerfNumericInfo 型と同じように、特定のイベント発生回数を記録します。さらにこの型は、観測値ごとに二乗の和、平均、および合計を記録します。この値は、サーバーが始動された時刻に関連しています。
PerfStatInfo 型には、次のような属性があります。
<responseTime> <PerfStatInfo mean="1211.5" num="5" sum_of_squares="3256265.0" time="9917644193057" total="2423.0" uid="pmi13"/> </responseTime>
パフォーマンス・サーブレットの呼び出しによって PMI からパフォーマンス値が取得されると、値の一部は負荷として保管されます。 ロードは、値を時間の関数 (平均値) として記録します。 この値は、サーバーが始動された時刻に関連しています。
PerfLoadInfo 型には、次のような属性があります。
<poolSize> <PerfLoadInfo currentValue="1.0" integral="534899.0" mean="0.9985028962051592" time="991764193057" timeSinceCreate="535701.0" uid="pmi5"/> </poolSize>