WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

MVS マスター・コンソールでのアプリケーション・メッセージの発行

Java に対する WebSphere Application Server for z/OS の 信頼性、可用性、および保守性のサポート (JRas) のフレームワークにより、 Java アプリケーションからメッセージを MVS マスター・コンソールに発行 ことができます。 メッセージをマスター・コンソールに発行して、 基幹業務アプリケーションの重大なエラー状態を報告したり、 自動パッケージを起動したりする必要がある場合があります。

始める前に

このタスクおよびそのサブタスクに記載の JRas フレームワークは、 推奨されません。ただし、Java ロギングを使用して、同様の結果を得ることができます。

ご使用のアプリケーションが発行するメッセージはまた、WebSphere Application Server for z/OS が 使用するエラー・ログ・ストリームまたはコンポーネント・トレース (CTRACE) データ・セットのどちらかに表示されます。

メッセージのロギングは、エラー状態の記録、 または診断目的のためのアプリケーション・データの収集のもう 1 つの方法です。

このタスクについて

WebSphere Application Server for z/OS は、メッセージ・ロガーの作成および管理を行うコードを提供し、 このコードでユーザー・アプリケーションのメッセージを処理します。WebSphere Application Server for z/OS は、それぞれの固有の組織、製品、またはコンポーネントごとに 1 つだけメッセージ・ロガーを作成します。 これによって、ユーザーは、エラー・ログ・ストリームまたは CTRACE データ・セットに記録されている、 特定アプリケーションのメッセージを、より簡単に識別するできます。 メッセージ・ロガーは、Java アプリケーションを実行する WebSphere Application Server for z/OS サーバー用の Java 仮想マシン (JVM) 内で実行します。

メッセージ・ロガーを Java アプリケーションで使用するには、以下のようにします。

プロシージャー

  1. Java サーバー・アプリケーションのメッセージおよび トレース・データをログに記録します
  2. メソッドを駆動してメッセージ・ロガーを作成するように WebSphere Application Server for z/OS に指示します。
  3. アプリケーション内の適切な場所にメッセージをコーディングします。



関連情報
Java サーバー・アプリケーションのメッセージおよびトレース・データのロギング
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 9:12:22 PM EST
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