WebSphere Application
Server パフォーマンスのモニター、最適化、およびトラブルシューティングは難しい場合があります。この項目では、
アプリケーション・ビューの説明と、モニターに関する基本的な戦略を紹介します。
このタスクについて
この情報には、エンド・ユーザーの要求を満たすアプリケーション・フローの説明が含まれます。
このパースペクティブは、
特定のセッション Bean、エンティティー・コンテナー管理パーシスタンス Bean、および特定のデータベースにアクセスする
特定のサーブレットのビューを提供します。このパースペクティブは、誰が特定のリソースを使用しているかについて詳しく理解する
ために重要です。この段階では通常、アプリケーションを介するあるタイプのトレースをデプロイするか、負荷状態の技法でスレッド分析をデプロイし、アプリケーションの領域と負荷がかかると特に遅くなるバックエンド・システムとの特定の相互作用を分離します。
この場合、WebSphere Application Server は、アプリケーション・サーバー内を流れる個々のトランザクションをトレース
できるように要求メトリックを提供し、トランザクション・フローの異なる段階の応答時間を記録します
(例えば、要求メトリックは、Web サーバー、Web コンテナー、Enterprise JavaBeans コンテナー、
およびバックエンド・データベースの応答時間を記録します)。さらに、要求メトリック・テクノロジーに基づく幾つかの IBM 開発ツールおよびモニター・ツール
(Tivoli Monitoring for Transaction
Performance など) は、トランザクション・フローを表示するために使用できます。