ifgui コマンドは、IBM Installation Factory for WebSphere Application Server コンソールを起動して、カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) または統合インストール・パッケージ (IIP) に組み込む製品の構成情報を識別するビルド定義 XML ファイルを作成します。 ifgui ツールは、接続モードでも切断モードでもパッケージを作成できます。
ifgui ツールは、Installation Factory のビルド定義ウィザードとも呼ばれます。
Installation Factory は、ユーザー・インターフェースなしの ヘッドレス・モードでのみ 64 ビット・オペレーティング・システムをサポートする バージョンの IBM Eclipse Software Development Kit (SDK) を使用します。 そのため、ifgui コマンドは 64 ビット・オペレーティング・システムでは 使用できません。
ifgui コマンドにより、 ビルド定義ファイルが正常に作成されたかどうかを示すログ・ファイルが作成されます。接続モードでは、パッケージ作成についての情報もログに含まれます。ビルド定義ファイルが正常に作成されない場合、 トレース・ファイルを調べて問題点を判別します。
以下のファイルに、ビルド・ファイル定義データが記録されます。
トレースおよびロギング出力とレベルは、loglevel および tracelevel パラメーターで説明されているように構成可能です。
成功標識は INSTCONFSUCCESS です。
失敗の原因になる共通問題として、修正パッケージおよび 暫定修正の不一致、または不十分なディスク・スペースが考えられます。
./ifgui.sh -help
./ifgui.sh -loglevel log_level -logfile fully_qualified_log_file_path_name -tracelevel trace_level -tracefile fully_qualified_trace_file_path_name
ifgui.bat -help ifgui.bat ?
ifgui.bat -loglevel log_level -logfile fully_qualified_log_file_path_name -tracelevel trace level -tracefile fully_qualified_trace_file_path_name
ビルド定義ファイルを使用してインストール・パッケージを作成する
接続モードでビルド定義ファイルを使用して、ウィザードからビルド定義ファイルを作成し、インストール・パッケージを生成します。あるいは、切断モードを使用して、別のマシン上で ifcli コマンドを実行する際の入力データとしてビルド定義ファイルを作成します。 詳しくは、ifcli コマンド の説明を参照してください。