WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
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WebSphere Application Server での Web Services Business Activity サポート

WebSphere Application Server における Web Services Business Activity (WS-BA) サポートにより、 異種システム上の Web サービスは、アトミック・トランザクションよりも疎結合のアクティビティーを調整することができます。 このようなアクティビティーは、アトミックにロールバックすることが困難または不可能であるため、 エラー発生時に補正処理が必要です。

Web Services Business Activity (WS-BA) サポートは、 WebSphere Application Server における次の仕様の実装です。 これらの仕様は、Web サービス・アプリケーションが、 異機種の Web サービス環境全体に分散する疎結合ビジネス・プロセスに参加し、 エラー発生時にアクションを補正できるようにするプロトコルのセットを定義します。 例えば、E メールを送信するアプリケーションは、障害の後にそのメールを未送信にすることはできません。 しかし、アプリケーションは、新たな事情を通知する別の E メールを送信するビジネス・レベルの補正ハンドラーを提供します。 ビジネス・アクティビティー とは、一般的なタスクのグループで、 これらのタスクの結果が一致するように、一緒にリンクする必要があります。

WS-BA のインターオペラビリティー・プロトコルをサポートするほかに、 WebSphere Application Server は、ビジネス・アクティビティーと補正ハンドラーを作成するためのプログラミング・インターフェースを提供します。 このプログラミング・インターフェースを使用して、 補正データを指定し、 ビジネス・アクティビティーの状況をチェックしたり、 変更したりすることができます。

この補正機能は、Web サービス以外のアプリケーションで使用することもできます。 ただし、これは、これらのアプリケーションが関係するのが、WebSphere Application Server 間で行われる通信のみ である場合です。 詳しくは、関連トピックを参照してください。

注: JAX-WS アプリケーションはビジネス・アクティビティー・サポートを使用することはできません。



関連概念
Web サービス・トランザクション、ファイアウォールおよび中間ノード
トランザクション補正およびビジネス・アクティビティー・サポート
Web サービス・プロトコルのサポート
関連タスク
ビジネス・アクティビティー・サポートを使用するアプリケーションの作成
ビジネス・アクティビティー・サポートを使用するためのサーバーの構成
関連資料
ビジネス・アクティビティー API
ローカル・トランザクション内包の考慮事項
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/cjta_wsba.html