WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista, z/OS

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サーバー・クラスター設定

サーバー・クラスター・インスタンスの構成を表示または変更し、サーバー・クラスター・インスタンスのローカル・トポロジーを表示するには、このページを使用します。

サーバー・クラスターの構成およびローカル・トポロジーを変更する場合は、 管理コンソールで「サーバー」>「クラ スター」>「cluster_name」とクリックします。

ランタイム情報 (サーバー・クラスターの状態など) を表示するには、 「サーバー」>「クラスター」>「cluster_name」 とクリックして、「ランタイム」タブをクリックします。

特定のクラスターのトポロジーを表示するには、 「サーバー」>「クラスター」>「cluster_name」 とクリックして、「ローカル・トポロジー」タブをクリックします。

高可用性インフラストラクチャーが使用できず、IIOP ルーティング機能が必要な場合は、 『クラスター用の静的ルーティングの使用可能化』のトピックの説明に従って、 静的ルーティング・テーブルを作成することができます。 このテーブルにより、クラスターは IIOP 要求を処理できるようになります。

重要:

「構成」タブ

クラスター名

クラスターの論理名を指定します。名前は、含んでいるセル内のクラスター間で固有でなければなりません。

データ型 ストリング
ショート・ネーム [z/OS]

このクラスターのショート・ネームを指定します。このフィールドは、z/OS プラットフォーム上で実行中の場合に限り表示されます。

ショート・ネームは、このクラスターの一部であるすべてのサーバーの WLM APPLENV 名として使用されます。

クラスターにショート・ネームを指定する場合、その名前はセル内で固有でなければなりません。

ショート・ネームを指定しない場合、システムは、セル内で自動的に固有となるデフォルトのショート・ネームを割り当てます。ご使用の命名規則に準拠させるように、生成されたショート・ネームを変更することができます。

ショート・ネームを指定しない場合、システムは、セル内で自動的に固有となるデフォルトのショート・ネームを割り当てます。ご使用の命名規則に準拠させるように、生成されたショート・ネームを変更することができます。

データ型 ストリング
固有 ID [z/OS]

このクラスターの固有 ID を指定します。

固有 ID プロパティーは、読み取り専用です。 この値は、自動的に生成されます。

ノード・グループ名のバウンド

このクラスターをバウンドするノード・グループを指定します。クラスターのメンバーであるアプリケーション・サーバーは、 すべて、同じノード・グループのメンバーであるノード上になければなりません。

ノード・グループは WebSphere Application Server ノードの集合です。ノードは、 管理対象サーバーを論理的にグループ化したもので、通常は、明確な IP ホスト・アドレスを持つコンピューター・システム上にあります。 クラスターのメンバーであるアプリケーション・サーバーは、 すべて、同じノード・グループのメンバーであるノード上になければなりません。 ノード・グループに編成されるノードには、共通して、 そのノード・グループ内のノードに対して形成されるクラスターが、 各クラスター・メンバー内の同じアプリケーションをホスティングできるようにするだけの機能が必要です。 ノードは、少なくとも 1 つのノード・グループのメンバーでなければなりません。 また、複数のノード・グループのメンバーになることもできます。

ノード・グループの作成と管理は、 管理コンソールで「システム管理」>「ノード・グループ」とクリックして行います。

ローカルを優先 [AIX HP-UX Linux Solaris Windows]

スコープ化されたノードによるルーティングの最適化を使用可能または使用不可にするように指定します。 デフォルトは使用可能です。つまり、エンタープライズ Bean 要求は、可能であればクライアント・ノードにルーティングされます。この設定を使用可能にすると、 クライアント要求がローカルのエンタープライズ Bean に送信されるため、パフォーマンスが向上します。

データ型 ブール
デフォルト true
トランザクション・ログ・リカバリーのフェイルオーバーを使用可能にする

トランザクション・サービス・コンポーネントで、トランザクション・ログのリカバリーを目的としたフェイルオーバーを使用可能にするのか、または使用不可にするのかを指定します。デフォルトでは使用不可になっています。

この設定が使用可能になっており、かつクラスター内で障害を起こした アプリケーション・サーバーのピア・リカバリーのために要求されるトランザクション・サービス・プロパティーが正しく構成されている場合、 トランザクション・ログのフェイルオーバーの回復は、トランザクション・ログを処理するサーバーに障害が起きたときに行われます。 クラスター内で障害を起こしたアプリケーション・サーバーのピア・リカバリーに必要なトランザクション・サービス・プロパティーが 正しく構成されていない場合、この設定は無視されます。

「ランタイム」タブ

クラスター名

クラスターの論理名を指定します。名前は、含んでいるセル内のクラスター間で固有でなければなりません。

データ型 ストリング
ローカルを優先 [AIX HP-UX Linux Solaris Windows]

スコープ化されたノードによるルーティングの最適化を使用可能または使用不可にするように指定します。 デフォルトは使用可能です。つまり、エンタープライズ Bean 要求は、可能であればクライアント・ノードにルーティングされます。この設定を使用可能にすると、 クライアント要求がローカルのエンタープライズ Bean に送信されるため、パフォーマンスが向上します。

データ型 ブール
デフォルト true
状態

クラスターが、停止済み、開始中、または実行中のいずれであるのかを指定します。

すべてのクラスター・メンバーが停止している場合、クラスターの状態は「停止中」です。 クラスターの始動を要求した場合、クラスターの状態は一時的に「始動中」となり、 そのクラスターのメンバーである各サーバーが起動します (サーバーがまだ稼働されていない場合)。 最初のメンバーが立ち上げられると、状態は websphere.cluster.partial.start に変わります。 すべてのクラスター・メンバーが稼働するまで、状態は「一部が開始済み」のままですが、 その全メンバーが稼働すると、状態は「実行中」に変わります。 同様に、クラスターを停止すると、最初のメンバーが停止したときに、 状態が「一部が停止済み」に変わり、 全メンバーが稼働しなくなると、「停止」に変わります。

データ型 ストリング
範囲 有効な値は、「始動中」、「一部が開始済み」、「実行中」、「一部が停止済み」、または「停止」です。



関連概念
クラスターおよびワークロード管理
[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [i5/OS] トランザクションの高可用性
関連タスク
クラスターの作成
[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [i5/OS] トランザクション・プロパティーの、ピア・リカバリー用の構成
クラスター用の静的ルーティングの使用可能化
trun_wlm_cluster_routetable_disable.html
関連資料
[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [i5/OS] バックアップ・クラスターの設定
クラスター・トポロジー
サーバー・クラスター・コレクション
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/urun_rwlm_cluster_svr.html