ポータル・トポロジー記述子は、アプリケーション内でポートレットに
関する追加情報を提供することにより、コンソール・モジュールとその他のポートレット・アプリケーションを区別します。
portlet.xml は各ポートレットの固有 ID、その完全修飾クラス名、およびサポ
ートされるモードを提供しますが、ポータル・トポロジー記述子は、コンポー
ネント・ポートレット、ページ・レイアウト、およびナビゲーション情報の
リストなど、コンソール・モジュールの一般的な説明を提供します。
アプリケーション内のポートレットは WAR ファイル内でパッケージすることができます。または、
別のアーカイブから既にデプロイされています。記述子間の唯一のマッピングは、ポートレット記述子からの
ポートレット・アプリケーション ID およびポートレット名を使用した、ポータル・アプリケーションの <resource-link/> エレメントからの参照です。
図 1. ポータル・トポロジー記述子からポートレット記述子への参照
最上位レベルのトポロジー・エレメントの説明
このリリースでは、
以下のエレメントとアプリケーション定義エレメント
で説明されるエレメントだけがサポートされています。
- <ibm-portal-topology/>
- 必須ポータル・トポロジー記述子のルート・エレメント。このタグのコンテンツは、
1 つ以上の <application-definition/> タグで、オプションとして
<about-page/> または <PAA-ref/> エレメントのいずれかがあります。
- <application-definition/>
- 最低 1 つ必要です。このエレメントは、コンポーネント・ポートレット、
ページ・レイアウト、およびポータル・ナビゲーション構造を持つアプリケーションについて説明します。アプリケーション定義エレメントを参照してください。
アプリケーション定義の後、以下のエレメントの 1 つだけを定義できます。
- <about-page/>
- オプション。製品情報ページは、製品のリード・アプリケーションによって提供され、
サポートについて、その製品と他のリソースの説明を提供します。
このコンテンツは、製品情報ページのコンテンツが含まれるアプリケーション定義内の
レイアウト・エレメントの固有名を使用して指定されます。製品情報ページには、実行時に
コンソールのメインの「ようこそ」ページからアクセスします。
<about-page/> エレメントを指定すると、コンソール・モジュールがナビゲーションの
「表示」選択リストに表示されます。
ページ・レイアウト・サンプルからの以下の例で、
製品情報ページは、固有名
com.ibm.isclite.pagelayout.layoutElement.F を使用してレイアウト・エレメントを参照します。
<about-page>com.ibm.isclite.pagelayout.layoutElement.F</about-page>
このサンプルで提供されるレイアウト・エレメントには、製品情報ページのコンテンツを持つ
ポートレットが含まれます。
- <PAA-ref/>
- オプション。このエレメントは、製品のリード・アプリケーションの appID を
参照します。appID 名は、
インストールで固有である必要があります。このエレメントは、複数のアーカイブに渡るアプリケーションの
サブコンポーネントとすることを意図されています。