Java Authorization Contract for Containers (JACC) は、Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) コンテナーと許可プロバイダーの間の契約を定義します。 デフォルトの許可または外部 JACC 許可プロバイダーを使用できます。デフォルトの許可、System Authorization Facility (SAF) 許可、または外部 JACC 許可プロバイダーを使用できます。 WebSphere Application Server でセキュリティーが使用可能に設定された場合は、JACC プロバイダーが指定されないかぎり、デフォルトの許可が使用されます。
JACC により、任意のサード・パーティー許可プロバイダーが、(WebSphere Application Server などの) J2EE アプリケーション・サーバーにプラグインして、J2EE リソースへのアクセスがあったときに許可するかどうかを決定できるようにします。 デフォルトでは、 WebSphere Application Server は、外部の許可プロバイダーとして Tivoli Access Manager を使用して、JACC プロバイダーを実行します。
JACC プロバイダーを使用するように WebSphere Application Server を構成する前に、 以下の項目で JACC に関する詳細をお読みください。