この表は、TCP/IP 構成の自動化およびリカバリーのシナリオを示しています。
タスク | TCP/IP の自動化およびリカバリーのシナリオ |
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開始 | WebSphere Application Server for z/OS の起動前に TCP/IP を始動させておく必要があります。 |
シャットダウン | WebSphere Application Server for z/OS をシャットダウンしてから、TCP/IP をシャットダウンします。 |
障害が発生した場合の、 未完了または未確定のトランザクションの処理 | メソッドへの応答の送信が失敗した場合は、 未完了のメソッドにより、それらのトランザクションがロールバックされている可能性があります。 その他のトランザクションはタイムアウトを待機することがあります。 |
TCP/IP が実行されているかどうかを判別する方法 | 表示コマンドを使用して、TCP/IP プロシージャーを探します。 |
TCP/IP がダウンした場合の、 WebSphere Application Server for z/OS に与える影響 | TPC/IP を再始動します。 TCP/IP を再始動した後に、WebSphere Application Server も再始動する必要があります。 WebSphere Application Server for z/OS を補完するために 別の製品を使用している場合は、他のプログラムでアプリケーション・サーバーを再始動して、 TCP/IP 設定を再初期化することが必要になる可能性があります。 |
TCP/IP がダウンした場合の、 他のサブシステムに与える影響 | TCP/IP がダウンすると、
セッションは中断し、トランザクションは前述のように反応します。 注: TCP/IP が
ダウンした場合、LDAP 機能が影響を受けることがあります。その場合は、
LDAP をリサイクルして、WebSphere Application Server for z/OS を
再始動する必要があります。
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