この項では Standard、Dynamic、および Open Mbean の推奨 されるガイドラインについて説明します。
WebSphere Application Server 管理サービスの基本的なインターフェースは AdminService です。リモート・アクセスはこの AdminControl スクリプト・オブジェクトを介して発生します。
WebSphere Application Server Version 5 の場合、MBean の登録と機能は次のようになります。
MBean のタイプ | 登録手段: | 機能 |
モデル | WebSphere Application Server 管理サービス | ローカル・アクセスは WebSphere Application Server 管理サービスまたは MBean サーバーによって行われます。リモート・アクセスは WebSphere Application Server 管理サービスおよび WebSphere Application Server セキュリティーによって行われます。 リモート・アクセスは、 z/OS システム拡張によっても行われます。 |
Standard、Dynamic、または Open | MBean サーバー | ローカル・アクセスは WebSphere Application Server 管理サービスまたは分散プラットフォーム上の MBean サーバーで行われます。ローカル・アクセスは MBean サーバーによってのみ行われます。 |
V6 では、Standard、Dynamic、または Open の各カスタム MBean と一緒に 使用して、WebSphere Application Server 管理サービスにより カスタム MBean を登録するための特別なランタイム・コラボレーターを導入しています。Standard、Dynamic、および Open MBean は、モデル MBean として管理サービスに表示されます。管理サービスによって登録された MBean に使用可能な機能を管理サービスが使用します。
WebSphere Application Server バージョン 6 の場合、MBean の登録および機能は、以下のようになります。
MBean のタイプ | 登録手段: | 機能 |
モデル、およびオプションとして Standard、Dynamic、または Open | WebSphere Application Server 管理サービス | ローカル・アクセスは WebSphere Application Server 管理サービスまたは MBean サーバーによって行われます。リモート・アクセスは WebSphere Application Server 管理サービスおよび WebSphere Application Server セキュリティーによって 行われます。リモート・アクセスは z/OS システム拡張によっても行われます。 |
Standard、Dynamic、または Open | MBean サーバー | ローカル・アクセスは WebSphere Application Server 管理サービスまたは分散プラットフォーム上の MBean サーバーで行われます。ローカル・アクセスは MBean サーバーによってのみ行われます。リモート・アクセスは、WebSphere Application Server 管理サービス、 Java Management Extensions (JMX) のリモート・アプリケーション・プログラミング・ インターフェース (API) (JSR 160) クライアント・コード、WebSphere Application Server セキュリティーによって行われます。 |