管理コンソールでポリシー・セットを処理する場合は、
ポリシーを追加して、WS-AtomicTransaction のサポートを使用可能にすることができます。
WS-Transaction ポリシーは、ポリシー・セットに組み込むことができますが、このポリシーには構成するプロパティーがありません。
始める前に
一部の設定は、カスタム・ポリシー・セットのデフォルト・ポリシー用に構成できますが、
提供時のままで使用することもできます。
(提供されたデフォルト・ポリシー・セットは編集できません。)
したがって、ポリシーを指定する対象として、デフォルト・ポリシー・セットがコピーを作成されていること、
または全く新規のポリシー・セットが作成されていることを確認してください。
このタスクについて
WS-Transaction ポリシーを使用して、WS-AtomicTransaction のサポートを使用可能にします。
アクティブなグローバル・トランザクション・コンテキストは、
すべて Web サービス要求によって伝搬され、受信した WS-AtomicTransaction コンテキストの下でサービスが実行されます。
WS-Transaction ポリシーの追加は、EJB または Web モジュールに関連した以下のデプロイメント記述子の設定に類似しています。
すなわち、「Web サービス・アトミック・トランザクションの使用」、
「要求上の Web サービス・アトミック・トランザクションの送信」、
および「着信要求上での Web サービス・アトミック・トランザクションの使用」です。
プロシージャー
- WS-Transaction を組み込むポリシー・セットを選択します。
管理コンソールから、「サービス」>「ポリシー・セット」>「アプリケーション・ポリシー・セット (Application policy sets)」>「policy_set_name」とクリックします。
- WS-Transaction ポリシーを追加します。
「ポリシー」テーブルで、
「追加」をクリックしてリストから WS-Transaction ポリシーを選択します。
WS-Transaction ポリシーがポリシー・セットに組み込まれます。
結果
WS-Transaction ポリシーがポリシー・セットに組み込まれると、
関連したポリシー・セットがこのポリシーを使用して、WS-AtomicTransaction のサポートを使用可能にします。