オプションでカスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) に組み込む 保守パッケージ (*.pak ファイル) を選択するには、このパネルを使用します。
保守パッケージの選択はオプションです。 組み込むパッケージのタイプは、ユーザーが選択します。 例えば、修正パッケージをスキップして、1 つの暫定修正をインストールすることができます。 または、1 つの修正パッケージおよび 5 つの暫定修正をインストールすることができます。
修正パッケージの圧縮ファイルは、本製品のアップデート・インストーラーにバンドルされています。 これらのファイルを解凍して、 updateinstaller/maintenance ディレクトリー内に保守パッケージ (*.pak) ファイルを公開します。
保守パッケージを選択する
際には、updateinstaller¥maintenance¥6.1-WS-WAS-WinX32-RP0000001.pak ファイル
などの PAK ファイルを必ず選択してください。
保守パッケージを選択する
際には、/QIBM/ProdData/WebSphere/UpdateInstaller/V61/UPDI/maintenance/6.1.0-WS-WAS-i5osPPC-FP0000001.pak ファイル
などの PAK ファイルを必ず選択してください。
1 つの修正パッケージおよび 1 つの Software Development Kit 修正パッケージのみ選択できます。 修正パッケージは累積的なものです。常に、使用可能な最新のパッケージを選択します。
それぞれのフィールドに直接入力して、ファイル・パスおよび *.pak ファイルのファイル名を示します。 または、接続済みモードで「参照」をクリックして、既存ファイルを検索して選択します。
妥当性検査
処理エンジンでは、有効なファイル・パスおよび有効なフォーマットを持つために、選択済み保守パッケージが必要です。 接続済みモードでは、ファイル・パスの妥当性検査は、「次へ」をクリックしたときに発生します。 保守パッケージが有効かどうかの妥当性検査は、 「Verify Maintenance Package」をクリックした場合のみ発生します。
切断モードでは、処理エンジンは、カスタマイズ・インストール・パッケージのビルド中に、妥当性検査を実行します。
切断モードはファイル・パス指定に影響する
ディレクトリーおよび有効な保守パッケージは、接続済みモードで存在している必要があります。 切断モードでは、処理エンジン・マシンが稼働するマシンに関するファイル・パス、および *.pak ファイルの名前を指定することに注意してください。 処理エンジンは、ビルド時に、保守パッケージを見つけることが可能になっている必要があります。
保守パッケージとは
保守パッケージには、修正パッケージと暫定修正が 組み込まれています。
修正パッケージ: 修正 パッケージ (バージョン 6.1.2.1 など) は、修正の累積パッケージです。
修正パッケージは、バージョン 6.1.2.2 をバージョン 6.1.2.1 に 適用するといったように、以前の修正パッケージの上にインストールします。 修正パッケージは、累積的な構造になっています。 つまり、バージョン 6.1.2.2 には、 バージョン 6.1.2.1 におけるすべての修正が含まれているわけです。
再インストールする必要がある暫定修正を判別するために、修正パッケージ内の配信されている修正のリストを 確認します。暫定修正が削除され、修正が修正パッケージに含まれていない場合には、その暫定修正を再インストールします。
Java 2 Software Developer Kit (SDK) の修正パッケージ: Java 2 SDK 用の修正パッケージには、SDK の累積保守が含まれています。
暫定修正: 暫定修正は、 PQ79582 などの単一公開緊急修正で、1 つ以上の製品不良を解決します。
暫定修正は、適応可能なリリースまたは修正パッケージに適用できます。 暫定修正は、公開前に、少なくとも 1 人のお客様によって検証されています。