Java Architecture for XML Binding (JAXB) ツールを使用して、 XML スキーマ・ファイルを完全なアノテーションが付いた Java クラスにコンパイルします。
JAXB API およびツールを使用して、XML スキーマと Java クラスの間のマッピングを確立します。 XML スキーマは、XML 文書内のデータ・エレメントとリレーションシップを記述します。 データ・マッピングまたはバインディングが存在するようになったら、 XML 文書と Java オブジェクトとの間で双方向に変換できます。 XML 文書に保管されているデータには、XML データ構造を理解していなくてもアクセスすることができます。
JAXB スキーマ・コンパイラーの xjc コマンド行ツールを使用して、XML スキーマ・ファイルから完全なアノテーションが付いた Java クラスを生成できます。 その結果のアノテーション付き Java クラスには、マーシャルおよびアンマーシャル用の XML を構文解析するために JAXB ランタイムが必要とするすべての情報が含まれています。 生成された JAXB クラスは、Java API for XML Web Services (JAX-WS) アプリケーション内で、 または XML データの処理用の JAX-WS 以外の Java アプリケーション内で使用できます。
<xsd:schema xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"> <xsd:element name="CatalogData"> <xsd:complexType > <xsd:sequence> <xsd:element name="books" type="bookdata" minOccurs="0" maxOccurs="unbounded"/> </xsd:sequence> </xsd:complexType> </xsd:element> <xsd:complexType name="bookdata"> <xsd:sequence> <xsd:element name="author" type="xsd:string"/> <xsd:element name="title" type="xsd:string"/> <xsd:element name="genre" type="xsd:string"/> <xsd:element name="price" type="xsd:float"/> <xsd:element name="publish_date" type="xsd:dateTime"/> <xsd:element name="description" type="xsd:string"/> </xsd:sequence> <xsd:attribute name="id" type="xsd:string"/> </xsd:complexType> </xsd:schema>
generated¥Bookdata.java generated¥CatalogdData.java generated¥ObjectFactory.java
xjc コマンドについての追加情報は、 JAXB 2.0 Reference implementation のドキュメンテーションを参照してください。