アプリケーション・サーバーに、
トランザクション・ログ・ディレクトリーの最適なロケーションを指定します。 デフォルトでは、アプリケーション・サーバーは、インストール済み
WebSphere Application Server のサブディレクトリー (サブディレクトリーの名前はサーバー名と同じ) にトランザクション・ログ・ファイルを配置します。
![[AIX HP-UX Linux Solaris Windows]](../../dist.gif)
例えば、
server1 という名前のアプリケーション・サーバーのデフォルト・ディレクトリーは、次のとおりです。
/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/profile_name/tranlog/server1
![[i5/OS]](../../iseries.gif)
例えば、
server1 という名前のアプリケーション・サーバーのデフォルト・ディレクトリーは、次のとおりです。
/QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/was_version/ND/profiles/profile_name/tranlog/server1
ここで、
was_version は、このインストールの
IBM WebSphere Application Server のバージョン番号を示しています。
例えば、WebSphere Application Server バージョン 6 の場合は
V6 となります。
![[z/OS]](../../ngzos.gif)
例えば、
server1 という名前のアプリケーション・サーバーのデフォルト・ディレクトリーは、次のとおりです。
/IBM/WebSphere/was_version/AppServer/profiles/profile_name/tranlog/server1
ここで、
was_version は、このインストールの IBM WebSphere Application Server のバージョン、リリース、および修正番号を示しています。例えば、WebSphere Application Server バージョン 6.0.2 の場合は
V6R0M2 となります。
サーバーに Transaction Log Directory プロパティーを設定すると、アプリケーション・サーバーのトランザクション・ログ・ディレクトリーの固有のロケーションを指定することができます。トランザクション・ログのディレクトリーが
アプリケーション・サーバーの開始時に作成されなかった場合は、ディレクトリー構造が作成されます。
注: トランザクション・ログ・ディレクトリーを変更する場合、
できるだけ早く変更を適用してアプリケーション・サーバーを再始動し、
アプリケーション・サーバーを再始動するまでの問題発生のリスクを最小限にする必要があります。例えば、問題が発生して (トランザクションが実行途中の状態で) サーバーがエラーを生じた場合、
このサーバーが次に始動するときには新規のログ・ディレクトリーが使われるため、
古いログ・ディレクトリーに記録される実行途中のトランザクションを自動的に解決できなくなります。