stopServer コマンドは、指定されたサーバー・プロセスの構成ファイルを読み取ります。このコマンドは、Java Management Extensions (JMX) コマンドをサーバーに送信し、 サーバーをシャットダウンするように指示します。
デフォルトでは、stopServer コマンドは、 サーバーのシャットダウン・プロセスが完了するまでコマンド行に制御を戻しません。 即時に戻す -nowait オプションや、stopServer コマンドの動作を制御する その他のオプションもあります。 このコマンドを実行する状況について詳しくは、コマンド・ツールの使用の項を参照してください。
Windows プラットフォームを使用していて、アプリケーション・サーバーを Windows サービスとして実行している場合は、
stopServer コマンドは、関連した Windows サービスを開始し、
アプリケーション・サーバーの開始も行います。
stopServer コマンドは、サーバーのシャットダウンが完了したときに制御を戻しますが、OS/400 プロセスが終了する前に戻ることも可能です。
Java 仮想マシンがメモリー・プールに戻さなければならないメモリーの量によって異なりますが、処理が終了するには数秒から数分かかります。
処理が終わるまで、サーバーを再開しないでください。
処理が完全に終わったかどうかを判別するためには、WRKACTJOB SBS(subsystem) CL コマンドを使用してください。
デフォルトでは、サブシステムは QWAS61 です。
セキュリティーが有効である場合、stopServer コマンドはサーバー上で MBean メソッドを起動するため、このコマンドでユーザー名とパスワードを使用する必要があります。
stopServer コマンドでは、username パラメーターおよび password パラメーターは必要ありません。
これらのパラメーターは、Windows サービスがシステムをシャットダウンするときに使用するスクリプトに自動的に渡されます。
stopServer <server> [options]ここで、server は、停止するサーバーの構成ディレクトリーの名前になります。
この引数は必須です。
この引数はオプションです。
デフォルト・プロファイルが使用されている場合、server はデフォルトで server1 に設定されます。
プロファイル名がデフォルトでない場合、server はデフォルトでプロファイル名に設定されます。
stopServer コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。
ADMN0022E: Access denied for the stop operation on Server MBean due to insufficient or empty credentials.この問題を回避するには、ユーザー ID とパスワードの情報を指定してください。
以下は、正しい構文の例です。
stopServer server1 stopServer server1 -nowait stopServer server1 -trace (produces the stopserver.log file)
stopServer server1 stopServer server1 -nowait stopServer server1 -trace (produces the stopserver.log file) stopServer -profileName mytest (stops server mytest configured for profile mytest)