Web サーバー・プラグインを構成して、WebSphere Application サーバーのバージョン 4.x、 バージョン 5.x、およびバージョン 6.x リリースに、 要求を送付することができます。 このトピックでは、Web サーバー・プラグインを 構成して、WebSphere Application Server バージョン 6.x リリースに、 要求を送付する方法について説明します。
ローカルまたはリモート Web サーバー上に、
バージョン 4.0、バージョン 5.0、
バージョン 5.1、バージョン 6.0、
およびバージョン 6.1 の、どのプラグイン・バージョンが
インストールされているかを検証する方法や、
サポートされている構成にインストール済み環境が
準拠しているかどうかを判別する方法については、Web
server plug-in policy for WebSphere Application Server を参照してください。
アプリケーション・サーバーを、Web
サーバー・インスタンスと同じシステム上、または論理区画上で
実行していない場合は、Web サーバー・プラグイン・インストーラーを
使用して、i5/OS Web サーバー用の Web サーバー・プラグインを
インストールします。
アプリケーション・サーバーを、Web サーバー・インスタンスと
同じ i5/OS サーバー上、
または論理区画上で実行している場合は、Web サーバー・プラグイン・
インストーラーをインストールする必要はありません。
Web サーバー・プラグインのコードと
サポートは、Application Server のインストールに含まれています。
プラグイン・シナリオについての追加詳細は、
このトピックの後半で説明します。
Web サーバー用のプラグインをインストールする前に、サポートされている Web サーバーをインストールする必要があります。
Web サーバーがインストールされていない場合は、その Web サーバー用のプラグインをインストールすることはできません。
WebSphere Application Server 製品がインストールされていない場合は、プラグインをインストールすることができます。
非管理対象ノードの Web サーバーの構成を作成するには、WebSphere Application Server
をシステムにインストールする必要があります。
i5/OS 以外のプラットフォーム上で Web サーバーを実行している
場合は、Web サーバー用のプラグインをインストールする前に、
サポートされている Web サーバーをインストールする必要があります。
Web サーバーがインストールされていない場合は、その Web サーバー用のプラグインをインストールすることはできません。
プラットフォームにかかわらず、WebSphere Application Server 製品が
インストールされていない場合は、プラグインをインストールできます。
プラットフォームによっては、
非管理対象ノード用の Web サーバー構成を作成するために、
システム上に WebSphere Application Server を
インストールする必要がある場合があります。
プラグイン・インストール・ウィザードは、
プラグイン・モジュールをインストールし、
アプリケーション・サーバーとの通信用に Web サーバーを構成し、
可能な場合はアプリケーション・サーバーに Web サーバー構成定義を作成します。
i5/OS 以外のプラットフォームの場合、
プラグイン・インストール・ウィザードによって、
プラグイン・モジュールをインストールし、
アプリケーション・サーバーとの通信用に Web サーバーを構成し、
可能な場合はアプリケーション・サーバーに Web サーバー構成定義を作成します。
i5/OS の場合、Web サーバー・プラグインをインストール
しても、Web サーバーが構成されず、Web サーバー構成定義も作成されません。
i5/OS に Web サーバー・プラグインを
インストールしたあとで、IBM Web Administration
for i5/OS ウィザードを使用して、Web サーバー・インスタンスを構成します。
詳しくは、HTTP サーバー・インスタンスの構成
を参照してください。
IBM Web Administration for i5/OS ウィザードは、
その他のプラットフォームにおける Web サーバー・プラグイン・インストール
と、同様の機能を実行します。
1 台のマシン上に Web サーバー、別のマシン上にアプリケーション・サーバーがあるというようなトポロジーでは、
プラグイン・インストール・ウィザードは、リモート・マシン上のアプリケーション・サーバー構成に Web サーバー定義を
作成することができません。
このような場合、プラグイン・インストール・ウィザードは、
アプリケーション・サーバー・マシンにコピーできるスクリプトを作成します。
このスクリプトを実行して、アプリケーション・サーバー構成内に
Web サーバー構成定義を作成します。
このトピックでは、WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインのインストールについて説明します。WebSphere Application Server 製品は、 サポートされている Web サーバーごとに、固有のバイナリー・プラグイン・モジュールを提供します。WebSphere Application Server 製品が作成および保守するプラグイン構成ファイルは、 バイナリー・モジュールと相互作用して、Web サーバーにアプリケーション・サーバー構成についての情報を提供します。Web サーバーは、この情報を使用してアプリケーション・サーバーとの通信方法を判別しますが、アプリケーション・サーバー上の特定のアプリケーションを位置指定しません。
プラグイン・インストール・ウィザードは必要なファイルをインストールし、 サーバー間の通信が可能になるよう、Web サーバーおよびアプリケーション・サーバーを構成します。
以下のトポロジー・シナリオのいずれかを選択し、ダイアグラムの下のステップに従って プラグインをインストールし、Web サーバーとアプリケーション・サーバーの両方を構成します。
以下の説明では、作業システムのインストール可能コンポーネントに個別マシンを使用しますが、
概念は、iSeries システム上の個別の論理区画に対しても適用されます。
複数のプロファイルが存在する場合は、 プラグイン・インストーラーはデフォルト・プロファイルのみを構成します。構成するプロファイルをインストーラーが選択する方法を決定する論理の流れについての説明は、プラグイン構成 を参照してください。
このトピックで説明されている手順に従い、さまざまなスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・ トポロジーの Web サーバーおよび Web サーバー・プラグインをインストールすることができます。
インストール手順の概要については、Web サーバーのトポロジー・ダイアグラムおよびロードマップの選択 を参照してください。
Web サーバーの構成に関連するファイルについての詳細は、Web サーバーの構成 を参照してください。
サポートされる Web サーバーの、プラグイン・インストール・ウィザードによる構成方法について詳しくは、Web サーバー構成ファイルの編集 を参照してください。