WebSphere Application Server 用の Web サーバー・プラグインをインストールして構成すると、アプリケーション・サーバーが Web サーバーと通信できるようになります。
スタンドアロン・アプリケーション・サーバー環境用の Web サーバー・プラグイン・インストール
アプリケーション・サーバー・マシン上で実行する構成スクリプトを作成します。 Web サーバーとそのプラグインを、 アプリケーション・サーバーとは別のマシンにインストールします。この構成は、実稼働環境で推奨されます。
ローカル・アプリケーション・サーバー・マシン上のデフォルト・プロファイルを検出し、 そのプロファイル用の Web サーバー定義を直接作成します。 Web サーバーとそのプラグインを、アプリケーション・サーバーと同じマシンにインストールします。 この構成は、開発およびテスト環境用です。
分散環境用の Web サーバー・プラグインのインストール (セル)
アプリケーション・サーバー・マシン上で実行する構成スクリプトを作成します。 Web サーバーとそのプラグインを、デプロイメント・マネージャーまたは管理対象ノードとは別のマシンにインストールします。 この構成は、実稼働環境で推奨されます。
デプロイメント・マネージャーの稼働中にユーザーが実行する構成スクリプトを作成します。 Web サーバーとそのプラグインを、デプロイメント・マネージャーまたは管理対象ノードと同じマシンにインストールします。 この構成は、開発およびテスト環境用です。
リンクを選択し、以下の手順の適切なステップに進みます。
リモート Web サーバー構成は、実稼働環境用として推奨されています。
リモート・インストールは、アプリケーション・サーバーが別個のマシン上にある場合に、Web
サーバー・マシン上に Web サーバー・プラグインをインストールします。
以下にグラフィックを示します。
リモート・インストール・シナリオ
ステップ | マシン | タスク |
---|---|---|
1 | A | WebSphere Application Server 製品をインストールします。 |
2 | A | アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。 |
3 | B | iSeries 上で IBM HTTP Server を実行する計画がある場合、IBM HTTP Server はすでに製品 5722DG1 としてインストールされています。iSeries では Lotus Domino Web サーバーを使用することもできます。インストール手順については、Lotus Domino の資料を参照してください。
どちらのシナリオの場合も、WebSphere Application Server 製品の Web サーバー・プラグイン・コンポーネントをインストールする必要があります。i5/OS での Web サーバー・プラグインのインストール を参照してください。 |
4 | B | manageprofiles Qshell コマンドを実行して、http プロファイルを作成します。
このバージョン 6.x の http プロファイルは、
バージョン 5.0 および 5.1 のリモート・インスタンスに相当します。
例えば、以下のコマンドを Qshell から実行します。
app_server_root/bin/manageprofiles -create -profileName myHttpProfile -templatePath http myHttpProfile 変数は、プロファイルの名前です。 |
5 | B | http プロファイル myHttpProfile を使用して、IBM HTTP Server を構成します。 Lotus Domino HTTP Server の構成に関する追加詳細または追加情報については、HTTP サーバー・インスタンスの構成 を参照してください。 Web サーバーの名前が MyWebServer である 場合、configureIHS_MyWebServer という 名前の i5/OS qshell スクリプトが、 マシン B の myHttpProfile_profile_root/config/IHS_myWebServer ディレクトリーに作成されます。 WebSphere Application Server のデフォルトのインストールの場合、 プロファイル myHttpProfile の myHttpProfile_profile_root は、/QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V61/Base/profiles/myHttpProfile になります。 注: この例では、これ以降、webServerName は IHS_myWebServer を参照します。以下にリストされている Lotus Domino Web サーバーを構成する場合、webServerName は DOMSRV01 を参照します。 以下のステップは、Lotus Domino Web サーバーにのみ適用されます。
|
6 | A | configurewebServerName スクリプトを、マシン B からマシン A にコピーします。このスクリプトは、前述の myHttpProfile_profile_root/config/webServerName ディレクトリーにあります。 |
7 | A | 前のステップでコピーしたファイルを、マシン A の profile_root/bin ディレクトリーに配置します。ここで、profile_root は、ご使用のアプリケーション・サーバー・プロファイルのあるディレクトリーです。 |
8 | A | アプリケーション・サーバーを開始し、前のステップでコピーしたスクリプトを実行します。 例えば、Qshell から以下のコマンドを実行します。
app_server_root/bin/startServer -profileName myProfile cd profile_root/bin ./configurewebServerName [wasAdminUserId] [wasAdminPassword]注: wasAdminUserId および wasAdminPassword はオプションで、myProfile のアプリケーション・サーバーがセキュア・モードで稼働している場合にのみ必要になります。 |
9 | A | iSeries 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認してください。管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。
|
10 | A | MyWebServer の Web サーバー・マシン (B) および Web サーバー・ポートに対して、仮想ホスト別名を構成します。 詳しくは、仮想ホストの構成 を参照してください。 |
11 | A | アプリケーション・サーバーを停止してから再始動します。 |
12 | A | 管理コンソール (ISC) で、以下を実行します。
|
13 | B | iSeries 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、Web サーバーを開始します。管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。
|
14 | B | スヌープ・サーブレットを実行します。ブラウザーで以下の URL にアクセスします。http://host_name_of_machine_B/snoop エラーが発生した場合は、ステップをさかのぼって調べてください。マシン A に仮想ホストを追加してから、マシン A でアプリケーション・サーバーを再始動します。 |
ステップ | マシン | タスク |
---|---|---|
1 | A | WebSphere Application Server Network Deployment 製品をインストールします。 製品および追加のソフトウェアのインストール を参照してください。 |
2 | A | スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルを構成します。 アプリケーション・サーバー・プロファイルの作成 を参照してください。 |
3 | B | IBM HTTP Server またはサポートされる別の Web サーバーをインストールします。 サポートされている Web サーバーに ついては、IBM HTTP Server のインストール または資料を参照してください。 |
4 | B | プラグイン・インストール・ウィザードを使用してバイナリー・プラグイン・モジュールをインストールします。別個のマシン上での Web サーバーおよびアプリケーション・サーバーの構成 (リモート)
を参照してください。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。 |
5 | B | configureweb_server_name スクリプトをマシン A にコピーします。クロスプラットフォーム・スクリプトおよびファイル・エンコード方式の違いについては、別個のマシン上での Web サーバーおよびアプリケーション・サーバーの構成 (リモート) を参照してください。 |
6 | A | configureweb_server_name スクリプトを、マシン B からマシン A の app_server_root/bin ディレクトリーに貼り付けます。別個のマシン上での Web サーバーおよびアプリケーション・サーバーの構成 (リモート) を参照してください。 |
7 | A | アプリケーション・サーバーを始動し、コマンド行からスクリプトを実行します。 |
8 | A | アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認します。管理コンソールを開き、 変更済みの構成を保管します。 |
9 | B |
|
10 | B | スヌープ・サーブレットを実行します。
独自のアプリケーションを使用して検査するには、そのアプリケーションをインストールした後に、plugin-cfg.xml ファイルを再生成して伝搬します。 |
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
プラグインのインストール中に、一時的な plugin-cfg.xml ファイルがマシン B の
plugins_root/config/ web_server_name ディレクトリーにインストールされます。
アプリケーション・サーバーから実際の plugin-cfg.xml ファイルを使用するには、次のセクションの説明に従って、plugin-cfg.xml ファイルを伝搬します。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
plugin-cfg.xml ファイルは手動で伝搬することができます。
plugin-cfg.xml ファイルの手動伝搬には、DOMINO Web サーバーが必要です。
plugin-cfg.xml ファイルを、アプリケーション・サーバー・マシンから、
Web サーバー・マシン B の myHttpProfile_profile_root/config/IHS_MyWebServer ディレクトリーにコピーします。
アプリケーション・サーバー・マシン A の
profile_root/config/cells/cell_name/nodes/host_name_of_machine_B-node/servers/IHS_myWebServer という名前のディレクトリーに、plugin-cfg.xml ファイルが生成されます。
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、IBM HTTP Server 6.0 の場合にのみ plugin-cfg.xml ファイルを自動的に伝搬します。
他のすべての Web サーバーでは、
プラグイン構成ファイルを手動で伝搬します。マシン A の profile_root/
config/cells/cell_name/nodes/web_server_name_node/servers/web_server_name
ディレクトリーから plugin-cfg.xml ファイルをコピーします。そのファイルを、マシン B の plugins_root/config/web_server_name ディレクトリーに貼り付けます。
ローカル Web サーバー構成は、開発またはテスト環境用として推奨されています。
ローカル・インストールには、同一マシン上の Web サーバー・プラグイン、
Web サーバー、およびアプリケーション・サーバーが含まれます。
ローカル・インストール・シナリオ
ステップ | マシン | タスク |
---|---|---|
1 | A | WebSphere Application Server 製品をインストールします。 |
2 | A | アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。 |
3 | A | iSeries 上の IBM HTTP Server は、製品 5722DG1 としてすでにインストールされています。または、Lotus Domino Web サーバーを iSeries 上で実行することもできます。インストール手順については、Lotus Domino の資料を参照してください。 |
4 | A | ご使用の WebSphere Application Server プロファイルを使用して、IBM HTTP Server を構成します。 Lotus Domino HTTP Server の構成に関する追加詳細または追加情報については、HTTP サーバー・インスタンスの構成 を参照してください。
以下のステップは、Lotus Domino Web サーバーにのみ適用されます。
これらのステップでは、Web サーバーの名前を MyWebServer とします
|
5 | A | アプリケーション・サーバーを停止して再始動します。 |
6 | A | iSeries 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、管理コンソール (ISC) を開いて、以下を実行します。
|
7 | A | 管理コンソール (ISC) で、以下を実行します。
|
8 | A | iSeries 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、Web サーバーを開始します。管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。
|
9 | A | スヌープ・サーブレットを実行します。ブラウザーで以下の URL にアクセスします。http://host_name_of_machine_A/snoop エラーが発生した場合は、ステップをさかのぼって調べてください。マシン A に仮想ホストを追加してから、マシン A でアプリケーション・サーバーを再始動します。 |
ステップ | マシン | タスク |
---|---|---|
1 | A | WebSphere Application Server 製品をインストールします。製品および追加のソフトウェアのインストール を参照してください。 |
2 | A | アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成 を参照してください。 |
3 | A | IBM HTTP Server またはサポートされる別の Web サーバーをインストールします。 IBM HTTP Server のインストール を参照してください。 |
4 | A | プラグイン・インストール・ウィザードを使用してバイナリー・プラグイン・モジュールをインストールします。同一マシン上の Web サーバーおよびアプリケーション・サーバー・プロファイルの構成
を参照してください。 Web サーバー定義は、プラグインのインストール中に自動的に作成および構成されます。 |
5 | A | アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認します。管理コンソールを開き、 変更済みの構成を保管します。 |
6 | B |
Web サーバーを始動します。 |
7 | B | スヌープ・サーブレットを実行します。
独自のアプリケーションを使用して検査するには、そのアプリケーションをインストールした後に、plugin-cfg.xml ファイルを再生成して伝搬します。 |
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
plugin-cfg.xml ファイルが profile_root/config/cells/cell_name/nodes/web_server_name_node/servers/web_server_name
ディレクトリーに生成されます。Web サーバー定義が作成されると、生成が発生します。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
ローカル・ファイルには伝搬は必要ありません。
リモート Web サーバー構成は、実稼働環境用として推奨されています。
アプリケーション・サーバーが別個のマシン上にある場合、リモート分散インストールは、下図に示しているように、Web サーバー・マシンに Web サーバー・プラグインをインストールします。
リモート分散インストール・シナリオ
ステップ | マシン | タスク |
---|---|---|
1 | A | WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 製品および追加のソフトウェアのインストール を参照してください。 |
2 | A | デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成します。グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成 を参照してください。 |
3 | A | profile_root/bin/startManager.sh コマンド、または Windows でこのコマンドに相当するコマンドを使用して、デプロイメント・マネージャーを始動します。 |
4 | B | WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 製品および追加のソフトウェアのインストール を参照してください。 |
5 | B | アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成 を参照してください。 |
6 | B | profile_root/bin/addNode.sh dmgrhost 8879 -includeapps コマンドまたは Windows のこのコマンドに相当するコマンドを使用して、 ノードを統合します。ノードを統合すると、この構成中に実行している必要がある nodeagent プロセスが開始されます。 |
7 | C | IBM HTTP Server またはサポートされる別の Web サーバーをインストールします。 IBM HTTP Server のインストール を参照してください。 |
8 | C | プラグイン・インストール・ウィザードを使用してバイナリー・プラグイン・モジュールをインストールします。別個のマシン上での Web サーバーおよびアプリケーション・サーバーの構成 (リモート)
を参照してください。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。 |
9 | C | configureweb_server_name スクリプトをマシン A にコピーします。
一方のマシンが AIX または Linux などの オペレーティング・システムで稼働しており、 他方のマシンが Windows で稼働している場合、 このスクリプトを plugins_root/ bin/ crossPlatformScripts ディレクトリーからコピーしてください。 クロスプラットフォーム・スクリプトおよびファイル・エンコードの違いについての情報は、別個のマシン上での Web サーバーおよびアプリケーション・サーバーの構成 (リモート) を参照してください。 |
10 | A | configureweb_server_name スクリプトをマシン C からマシン A の app_server_root/bin ディレクトリーに貼り付けます。 |
11 | A | ノード・エージェントおよびデプロイメント・マネージャーがまだ実行されていない場合は、
これらを開始し、次にコマンド行からスクリプトを実行します。 セキュリティーを使用可能にした場合、 またはデフォルトの JMX コネクター・タイプを変更した場合は、 スクリプトを編集して、wsadmin コマンドに適切なパラメーターを組み込みます。 |
12 | A/B | マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、 マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。同期が発生するのを待ち、 新規構成を保管します。 |
13 | C |
|
14 | C | スヌープ・サーブレットを実行します。
独自のアプリケーションを使用して検査するには、そのアプリケーションをインストールした後に、plugin-cfg.xml ファイルを再生成して伝搬します。 |
ステップ | マシン | タスク |
---|---|---|
1 | A | WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 |
2 | A | デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成するか、またはインストール中に作成したデプロイメント・マネージャー・プロファイルを使用します。 |
3 | A | デプロイメント・マネージャーを開始します。Qshell シェルから、次のコマンドを実行します。app_server_root/bin/startManager -profileName name_of_dmgr_profile |
4 | B | WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 |
5 | B | アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成するか、またはインストール中に作成したアプリケーション・サーバー・プロファイルを使用します。 |
6 | B | ノードを統合します。Qshell シェルから、次のコマンドを実行します。app_server_root/bin/addNode dmgrHost SOAP_port -profileName appProfile -includeapps 変数の説明:
このステップの後で、アプリケーション・モジュールをサーバーにマップします。 詳しくは、モジュールのサーバーへのマップ を参照してください。 |
7 | C | iSeries 上の IBM HTTP Server は、製品 5722DG1 としてすでにインストールされています。または、Lotus Domino Web サーバーを iSeries 上で実行することもできます。インストール手順については、Lotus Domino の資料を参照してください。
どちらのシナリオの場合も、WebSphere Application Server 製品の Web サーバー・プラグイン・コンポーネントをインストールする必要があります。i5/OS での Web サーバー・プラグインのインストール を参照してください。 |
8 | C | manageprofiles Qshell コマンドを実行して、http プロファイルを作成します。
このバージョン 6.x の http プロファイルは、
バージョン 5.0 および 5.1 のリモート・インスタンスに相当します。
例えば、以下のコマンドを Qshell から実行します。
app_server_root/bin/manageprofiles -create -profileName myHttpProfile -templatePath http myHttpProfile 変数は、プロファイルの名前です。 |
9 | C | http プロファイル myHttpProfile を使用して、IBM HTTP Server を構成します。 Lotus Domino HTTP Server の構成に関する追加詳細または追加情報については、HTTP サーバー・インスタンスの構成 を参照してください。 Web サーバーの名前が MyWebServer である 場合、configureIHS_MyWebServer という 名前の i5/OS qshell スクリプトが、マシン C の myHttpProfile_profile_root/config/IHS_MyWebServer ディレクトリーに作成されます。 WebSphere Application Server のデフォルトのインストールの場合、 プロファイル myHttpProfile の myHttpProfile_profile_root は、/QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V61/Base/profiles/myHttpProfile になります。 注: この例では、これ以降、webServerName は IHS_myWebServer を参照します。以下にリストされている Lotus Domino Web サーバーを構成する場合、webServerName は DOMSRV01 を参照します。 以下のステップは、Lotus Domino Web サーバーにのみ適用されます。
|
10 | C | configurewebserverName スクリプトをマシン A にコピーします。このスクリプトは、上述の myHttpProfile_profile_root/config/webServerName ディレクトリーにあります。 |
11 | A | 前のステップでコピーしたファイルを、マシン A の profile_root/bin ディレクトリーに配置します。ここで、profile_root は、デプロイメント・マネージャー・プロファイルがあるディレクトリーです。 |
12 | A/B | ノード・エージェントおよびデプロイメント・マネージャーがまだ実行されていない場合は、それらを開始し、次に前のステップでコピーしたスクリプトを実行します。例えば、Qshell から以下のコマンドを実行します。 マシン A:
app_server_root/bin/startManager -profileName name_of_dmgr_profile cd profile_root/bin ./configurewebServerName [wasAdminUserId] [wasAdminPassword] 注: wasAdminUserId および wasAdminPassword はオプションで、name_of_dmgr_profile のデプロイメント・マネージャーがセキュア・モードで実行している場合にのみ必要になります。 マシン B:
app_server_root/bin/startNode -profileName appProfile |
13 | A | マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、 マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。同期が発生するのを待ち、 新規構成を保管します。 |
14 | A | iSeries 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、デプロイメント・マネージャーが稼働していることを確認してください。管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。
|
15 | A | MyWebServer の Web サーバー・マシン (C) および Web サーバー・ポートに対して、仮想ホスト別名を構成します。 詳しくは、仮想ホストの構成 を参照してください。 |
16 | A | 管理コンソール (ISC) で、以下を実行します。
|
17 | A | 統合されたアプリケーション・サーバーを停止してから再始動します。 |
18 | A/C | iSeries 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、Web サーバーを開始します。マシン A の管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。
iSeries 上で Lotus Domino HTTP Server を使用している場合は、マシン C の CL コマンド行から Web サーバーを開始します。
|
19 | C | スヌープ・サーブレットを実行します。ブラウザーで以下の URL にアクセスします。http://host_name_of_machine_C/snoop エラーが発生した場合は、ステップをさかのぼって調べてください。 |
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
プラグインのインストール中に、一時 plugin-cfg.xml ファイルがマシン C の
plugins_root/config/web_server_name ディレクトリーにインストールされます。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
plugin-cfg.xml ファイルは手動で伝搬することができます。
plugin-cfg.xml ファイルの手動伝搬には、DOMINO Web サーバーが必要です。
plugin-cfg.xml ファイルを、アプリケーション・サーバー・マシンから、
Web サーバー・マシン C の myHttpProfile_profile_root/config/IHS_MyWebServer ディレクトリーにコピーします。
アプリケーション・サーバー・マシン B の
profile_root/config/cells/cell_name/nodes/node_name/servers/IHS_myWebServer という名前の
ディレクトリーに、plugin-cfg.xml ファイルが生成されます。
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、IBM HTTP Server 6.0 の場合にのみ plugin-cfg.xml ファイルを自動的に伝搬します。
他のすべての Web サーバーでは、
マシン A の profile_root/config/cells/cell_name/nodes/node_name/servers/web_server_name
ディレクトリーから、マシン C の
plugins_root/config/web_server_name
ディレクトリーに、plugin-cfg.xml
ファイルを手動でコピーして、プラグイン構成ファイルを伝搬します。
ローカル Web サーバー構成は、開発またはテスト環境用として推奨されています。
ローカル分散インストールでは、同一マシン上に
Web サーバー・プラグイン、Web サーバー、および管理対象アプリケーション・サーバーがインストールされます。
ローカル分散インストール・シナリオ
ステップ | マシン | タスク |
---|---|---|
1 | A | WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 製品および追加のソフトウェアのインストール を参照してください。 |
2 | A | デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成します。グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成 を参照してください。 |
3 | A | profile_root/bin/startManager.sh コマンド、または Windows でこのコマンドに相当するコマンドを使用して、デプロイメント・マネージャーを始動します。 |
4 | B | WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 製品および追加のソフトウェアのインストール を参照してください。 |
5 | B | アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成 を参照してください。 |
6 | B | profile_root/bin/addNode.sh dmgrhost 8879 -includeapps コマンドまたは Windows のこのコマンドに相当するコマンドを使用して、 ノードを統合します。ノードを統合すると、この構成中に実行している必要がある nodeagent プロセスが開始されます。 |
7 | B | IBM HTTP Server またはサポートされる別の Web サーバーをインストールします。 IBM HTTP Server のインストール を参照してください。 |
8 | B | プラグイン・インストール・ウィザードを使用してバイナリー・プラグイン・モジュールをインストールします。同一マシン上の Web サーバーおよびアプリケーション・サーバー・プロファイルの構成
を参照してください。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。 |
11 | B | デプロイメント・マネージャーおよびノード・エージェントがマシン A で稼働していることを確認した後、マシン B の plugins_root/bin
ディレクトリーで、コマンド行から configureweb_server_name スクリプトを実行します。
セキュリティーを使用可能にした場合、またはデフォルトの JMX コネクター・タイプを変更した場合は、 そのスクリプトを編集し、適切なパラメーターを組み込みます。 |
12 | A/B | マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、 マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。 同期が発生するのを待ち、新規構成を保管します。 |
13 | B |
|
14 | B | スヌープ・サーブレットを実行します。 |
ステップ | マシン | タスク |
---|---|---|
1 | A | WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 |
2 | A | デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成するか、またはインストール中に作成したデプロイメント・マネージャー・プロファイルを使用します。 |
3 | A | デプロイメント・マネージャーを開始します。Qshell シェルから、次のコマンドを実行します。app_server_root/bin/startManager -profileName name_of_dmgr_profile または、以下のコマンドを発行します。
cd profile_root/bin startManager |
4 | B | WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。 |
5 | B | アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成するか、またはインストール中に作成したアプリケーション・サーバー・プロファイルを使用します。プロファイル名は appProfile とします。 |
6 | B | ノードを統合します。Qshell から、以下のコマンドを実行します。app_server_root/bin/addNode dmgrHost SOAP_port -profileName appProfile -includeapps 変数の説明:
このステップの後で、アプリケーション・モジュールをサーバーにマップします。 詳しくは、モジュールのサーバーへのマップ を参照してください。 |
7 | B | iSeries 上の IBM HTTP Server は、製品 5722DG1 としてすでにインストールされています。または、Lotus Domino Web サーバーを iSeries 上で実行することもできます。インストール手順については、Lotus Domino の資料を参照してください。 |
8 | B | ご使用のアプリケーション・サーバー・プロファイル appProfile を使用して、IBM HTTP Server を構成します。 Lotus Domino HTTP Server の構成に関する追加詳細または追加情報については、HTTP サーバー・インスタンスの構成 を参照してください。 注: この例では、これ以降、webServerName は IHS_MyWebServer を参照します。以下にリストされている Lotus Domino Web サーバーを構成する場合、webServerName は DOMSRV01 を参照します。 この例でも、Web サーバーの名前を MyWebServer とします。 |
9 | A/B | (Lotus Domino のみ) 以下のステップは、マシン B 上の Lotus Domino Web サーバーに適用されます。
|
10 | A | マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、 マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。 |
11 | A | iSeries 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、ご使用の Web サーバー構成のユーザー ID とパスワードを更新します。このステップを実行すると、以下のように、デプロイメント・マネージャーで Web サーバーに対してリモート操作を実行できます。
|
12 | A | 管理コンソール (ISC) で、MyWebServer の Web サーバー・マシン (B) および Web サーバー・ポートに対して、仮想ホスト別名を構成します。
詳しくは、仮想ホストの構成 を参照してください。 |
13 | A | 管理コンソール (ISC) で、以下を実行します。
|
14 | A | 管理コンソール (ISC) で、統合されたアプリケーション・サーバーを停止してから再始動します。 |
15 | A/B | iSeries 上で IBM HTTP Server を使用している場合は、Web サーバーを開始します。マシン A の管理コンソール (ISC) を開き、以下を実行します。
iSeries 上で Lotus Domino HTTP Server を使用している場合は、マシン B の CL コマンド行から Web サーバーを開始します。
|
16 | B | スヌープ・サーブレットを実行します。ブラウザーで以下の URL にアクセスします。http://host_name_of_machine_B/snoop エラーが発生した場合は、ステップをさかのぼって調べてください。 |
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
プラグインのインストール中に、一時 plugin-cfg.xml ファイルがマシン C の
plugins_root/config/web_server_name ディレクトリーにインストールされます。
Web サーバー定義の作成時に、plugin-cfg.xml ファイルが、ロケーション profile_root/config/cells/cell_name/nodes/node_name/servers/webServerName ディレクトリーに生成されます。 上の表で、proile_root は、マシン A 上のデプロイメント・マネージャー・プロファイルのルートです。
構成が変更される場合は必ず、アプリケーション・サーバーで Web サーバー定義の plugin-cfg.xml ファイルを再生成します。Web サーバーは、ファイルが再生成されると、そのファイルへの即時アクセスが実行されます。
Web サーバー・プラグイン構成サービス (管理サービス) がマシン A で使用可能な場合、
すべての Web サーバーに対して plugin-cfg.xml ファイルが自動的に生成されます。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
マシン A からマシン B に plugin-cfg.xml ファイルを伝搬するには、ノード同期が使用されます。
Web サーバー・プラグイン構成サービス (管理サービス) がマシン A 上で使用可能な場合、
すべての Web サーバーに対して plugin-cfg.xml ファイルが自動的に伝搬されます。
代替構成
この手順では、2 台のマシン上にプラグインをインストールする方法を説明します。
ただし、次のグラフィックで示すように、この手順は単一マシン上で実行することができます。
ローカル分散インストールでは、同一マシン上に Web サーバー・プラグイン、Web サーバー、アプリケーション・サーバー、およびデプロイメント・マネージャーもインストールされます。
Web サーバーの構成に関連するファイルについての詳細は、Web サーバーの構成
を参照してください。
プラグイン・インストール・ウィザードの処理シナリオの論理について詳しくは、プラグイン構成
を参照してください。
サポートされる Web サーバーの、プラグイン・インストール・ウィザードによる構成方法について詳しくは、Web サーバー構成ファイルの編集 を参照してください。
Web サーバー・プラグインのインストールに関するその他のインストール・シナリオについては、Web サーバー・プラグインのインストール
を参照してください。
Web サーバー・プラグインのインストールに関するその他のインストール・シナリオについては、i5/OS での Web サーバー・プラグインのインストール
を参照してください。