WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: z/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化
このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

ログの出力宛先および特性

これらの変数を使用して、ログの出力宛先および特性を制御します。

client_ras_logstreamname= name エラー情報を探すために使用する アプリケーション・クライアント・ランタイムのログ・ストリーム名を指定します。

デフォルト: この変数が指定されていない場合には、 クライアント・ランタイムは STDERR を使用します。

例:
 client_ras_logstreamname=MY.CLIENT.ERROR.LOG

ヒント: ログ・ストリーム名を引用符で囲まないでください。 ログ・ストリーム名はデータ・セット名ではありません。

ras_default_msg_dd= DD_card_name デフォルトでハードコピーに ルーティングされる write-to-operator (WTO) メッセージをリダイレクトします。 これらのメッセージはサーバーの JCL 開始プロシージャーで DD カードを使用して 識別されたロケーションにリダイレクトされます。 これらの WTO メッセージは、主に初期設定中に WebSphere Application Server for z/OS が発行するメッセージです。

デフォルト: デフォルト値は設定されていません。デフォルトの ルーティングを使用する WTO メッセージはハードコピーに送信されます。

例:
 ras_default_msg_dd=MSGDD
 ras_default_msg_dd=DFLTLOG
サーバー の JCL 開始プロシージャーでの DFLTLOG DD カードの例は、次のとおりです。


//DFLTLOG    DD   SYSOUT=*

ras_hardcopy_msg_dd= DD_card_name WebSphere Application Server for z/OS が ハードコピーにルーティングする write-to-operator (WTO) メッセージをリダイレクトします。 これらのメッセージはサーバーの JCL 開始プロシージャーで DD カードを使用して 識別されたロケーションにリダイレクトされます。 これらの WTO メッセージは、主に初期設定時に Java コードから発行される監査メッセージです。

デフォルト: デフォルト値は設定されていません。ハードコピーの ルーティングを使用する WTO メッセージはハードコピーに送信されます。

例:
 ras_hardcopy_msg_dd=MSGDD

ras_log_logstreamName= name WebSphere Application Server for z/OS が、 ブートストラップ処理の実行中にエラー情報を探すために使用するログ・ストリームを指定します。 指定したログ・ストリームが見つからない、またはログ・ストリームにアクセスできない場合には、 メッセージが発行され、サーバーのジョブ・ログにエラーが書き込まれます。

デフォルト: この変数が指定されていない場合には、WebSphere Application Server for z/OS は STDERR を使用します。

例:
 ras_log_logstreamName=MY.CB.ERROR.LOG

ヒント: ログ・ストリーム名を引用符で囲まないでください。 ログ・ストリーム名はデータ・セット名ではありません。




関連タスク
問題の診断 (診断ツールを使用)
関連資料
構成変数のタイプ
トレース制御の設定
ダンプ管理の設定
タイムアウト値 - 振る舞いの制御
参照トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/rtrb_outputcontrols.html