アプリケーション・コンポーネント内のローカライズ済みストリングのランタイム・フォーマットを変更するには、このタスクを実行します。
このタスクについて
独自のフォーマッター・クラスを、オプション値の配列を通じ
て LocalizableTextFormatter インスタンスに渡すことにより、フォーマット
動作をカスタマイズすることができます。このアクションにより、
ローカライズ済みテキストのフォーマット時に、ロケールおよび時間帯以外の変数を考慮することができます。
プロシージャー
- 独自のフォーマッター・クラスを作成します。
インプリメンテーションについて詳しくは、『LocalizableTextFormatter クラス』を参照してください。
- アプリケーション・コードで、
フォーマッター・クラスのインスタンスを必要に応じて作成し、
それをその他すべてのオプションのローカリゼーション値と一緒に LocalizableTextFormatter のインスタンスに渡します。
LocalizableTextFormatter インスタンスは、渡されたインスタンスを読み取ると、
そのインスタンスの format() メソッドを呼び出そうとします。戻されたストリングは
配列内にあるその他のエレメントで処理されます。
例
ローカライズ可能なテキストのパッケージでは、
LocalizableTextDateTimeArgument という名前の、ユーザー定義のクラスの例を提供しています。
このクラスを使用すると、日付および時刻情報を、LocalizableTextDateTimeArgument クラス
の内部で定義されている定数、および java.text.DateFormat インターフェースで定義されているスタイル値に従って、
適宜フォーマットすることが可能です。