WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

             目次と検索結果のパーソナライズ化
             New or updated topic for this feature pack

製品のアンインストール

フィーチャー・ パックをアンインストールし、コア・プロダクト・ファイルを除去します。

始める前に

uninstall コマンド は、インストール時に作成されるアンインストーラー・プログラムを 呼び出します。アンインストーラー・プログラムは、 インストール済みのフィーチャーを除去するための特定のディスク・ロケーションおよびルーチンで、 製品インストールごとにカスタマイズされています。

アンインストーラー・プログラムは、レジストリー・エントリーを除去し、 製品をアンインストールし、関連フィーチャーをすべて除去します。アンインストーラー・プログラムは、 インストール・ルート・ディレクトリー内のログ・ファイルを除去しません。

新規またはこのフィーチャー・パックで更新されました フィーチャー・パックが インストールされている場合は、バージョン 6.1.0 のアンインストーラー・プログラムを 使用して WebSphere Application Server 製品をアンインストールすると、 アンインストールによってサーバーが除去されるため、フィーチャー・パックの 動作が停止します。しかし、WebSphere Application Server 製品のアンインストール後に、 フィーチャー・パックをアンインストールすることができます。 この同じ制限は、CIP をアンインストールする場合に適用されます。

このタスクについて

この手順により、フィーチャー・パックが アンインストールされます。

フィーチャー・パックを アンインストールすると、フィーチャー・パック・プロファイルが変更されます。 アンインストールを実行すると、前にフィーチャー・パック用に拡張されたアプリケーション・サーバー・プロファイルが使用不可となり、 有効ではなくなります。 アンインストールによって Deployment Manager プロファイルは拡張解除されますが、 Deployment Manager プロファイルは使用可能であり、まだ有効です。

アンインストールに 必要な時間は、ご使用のマシンの処理速度によって異なります。 大まかなガイドラインとしては、uninstall コマンドを使用する場合、コア・プロダクト・ファイルおよび 1 つのアプリケーション・サーバー・プロファイルのアンインストールには約 10 分かかります。

プロシージャー

  1. [AIX] [HP-UX] [Linux] [Solaris] この製品をインストールしたときと同じユーザー ID を使用して、ログオンします。

    WebSphere Application Server のインストール・ルートで、ls -al コマンドを発行して、 この製品のインストールで使用されたユーザー ID を検索します。

  2. [Windows] 管理者グループに属するユーザーとして、またはこの製品をインストールしたユーザーとして、ログオンします。
  3. フィーチャー・パックを Network Deployment 製品に インストールする場合、stopNode コマンドを使用してノード・エージェント・プロセスを停止します。
    マシン上で実行している可能性があるノード・エージェント・プロセスを停止します。 例えば、Linux マシン上の統合ノードの profile_root/bin ディレクトリーから 以下のコマンドを発行してノード・エージェント・プロセスを停止します。
    ./stopNode.sh 
    サーバーが稼働中で、セキュリティーが 使用可能な場合は、以下のコマンドを使用します。
    ./stopNode.sh -username username -password password
    
  4. フィーチャー・パックを Network Deployment 製品に インストールする場合、stopManager コマンドを使用してデプロイメント・マネージャー dmgr プロセスを 停止します。
    マシンで実行されているすべての dmgr プロセスを停止します。例えば、Linux マシンで、デプロイメント・マネージャー・プロファイルの profile_root/bin ディレクトリーからこのコマンドを発行します。
    ./stopManager.sh -username username -password password
  5. stopServer コマンドを使用して、稼働しているアプリケーション・サーバーをそれぞれ停止します。
    マシン上のすべてのプロファイルのサーバー・プロセスをすべて停止します。 例えば、profile_root/bin ディレクトリーから次のコマンドを実行して、アプリケーション・サーバー ・プロファイルの server1 プロセスを停止します。
    ./stopServer.sh server1
    
    サーバーが稼働中で、セキュリティーが 使用可能な場合は、以下のコマンドを使用します。
    ./stopServer.sh server1 -user user_ID -password password
    複数の サーバーがある場合は、serverStatus コマンドを使用して 実行中のアプリケーション・サーバーを検索します。実行されている サーバー (存在する場合) を判別するには、profile_root/bin ディレクトリーから 以下のコマンドを発行します。
    ./serverStatus.sh -all
  6. オプション: 必要に応じて、後で参照するために、 構成ファイル、プロファイル、およびログ・ファイルをバックアップします。

    backupConfig コマンドを使用して、構成ファイルおよびプロファイルを バックアップします。

  7. uninstall コマンドを実行します。
    Web サービス・フィーチャー・パックを アンインストールするには、app_server_root/uninstall_websv ディレクトリーで uninstall コマンドを実行します。
    • [AIX] [HP-UX] [Linux] [Solaris] uninstall.sh
    • [Windows] uninstall.exe

    アンインストーラー・ウィザードが開始し、「ようこそ」パネルが表示されます。

    また、サイレント・パラメーターでアンインストール・コマンドを発行して、ウィザードをグラフィカル・ユーザー・インターフェースなしで使用することもできます。

    以下のコマンドを発行して、グラフィカル・ ユーザー・インターフェースなしのサイレント・モードでアンインストーラー・ ウィザードを開始します。
    uninstall -silent -OPT unaugmentDmgrProfiles="true"
  8. ウィザードを使用している場合は、「次へ」をクリックして 製品のアンインストールを開始します。

    アンインストーラー・ウィザードは、 アンインストールするコンポーネントの要約をリストした確認パネルを表示します。

    1. 「次へ」をクリックして、製品のアンインストールを続けます。

      プロファイルのアンインストール後に、アンインストーラー・プログラムは コンポーネント順序でコア・プロダクト・ファイルを削除します。

    2. ウィザードによる製品の除去後に、「終了」をクリックしてウィザードを終了します。
  9. アンインストール・プログラムによって フィーチャー・パック対応の拡張機能がアンインストールされなかった場合は、 アップデート・インストーラーを使用して対応の拡張機能をアンインストールします。

    グラフィック・ユーザー・インターフェースを使用した修正パッケージ、暫定修正、暫定フィーチャー、 またはテスト修正のアンインストール を参照してください。

  10. 必要に応じて、ログ・ファイルを 確認します。
  11. manageprofiles コマンドで、使用されなくなったアプリケーション・サーバー・プロファイルを削除します。 無効なプロファイルのリストがアンインストール・ウィザードに表示され、ログ・ファイルに記録されます。
  12. 製品ファイルが残る場合は、再インストールする前に手動でアンインストールします。

    同じインストール・ルート・ディレクトリーに再インストールできるように、 製品を手動でアンインストールして、製品のすべての成果物を除去します。 再インストールする計画がない場合は、手動でアンインストールする必要はありません。

    必要に応じて、Web サービス・ フィーチャー・パックの uninstall_websv ディレクトリーを 削除します。

結果

この手順によって、 製品がアンインストールされます。

以前にフィーチャー・パックで使用可能にしたアプリケーション・サーバー・プロファイルが、有効ではなくなります。 以前、フィーチャー・パック用に拡張した Deployment Manager プロファイルは拡張解除されますが、 Deployment Manager プロファイルはまだ有効です。

次の作業

手動のアンインストール手順で製品をアンインストールし、システムをクリーンにした後で、 製品を再インストールすることができます。

製品のインストールおよび機能 e-business 環境の作成の概要については、タスクの概説: インストール を参照してください




サブトピック
installRegistryUtils コマンド
uninstall コマンド
vpd.properties ファイル
手動アンインストール
関連情報
管理コマンド呼び出し構文
AdminTask オブジェクトのコマンド
タスクの概説: インストール
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/tins_uninstall.html