WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista, z/OS

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SSLTransport ポリシーおよびバインディング・プロパティー

setPolicyType および setBinding コマンドで -attributes パラメーターを使用して、SSLTransport ポリシーおよびポリシー・セット・バインディングに追加の構成情報を指定します。 アプリケーションおよびシステム・ポリシー・セットで、SSLTransport ポリシーおよびバインディングを使用することができます。

AdminTask オブジェクトの PolicySetManagement グループにある以下のコマンドとパラメーターを使用して、ポリシー・セットの構成をカスタマイズします。
注: attributes パラメーターに提供されたプロパティーの名前または値が無効な場合は、例外が発行されて setPolicyType コマンドと setBinding コマンドは失敗します。 無効なプロパティーは、エラーまたは警告として SystemOut.log ファイルに記録されます。ただし、コマンドの例外に、その例外の原因となったプロパティーの詳細情報が含まれない場合があります。 setPolicyType コマンドと setBinding コマンドが失敗した場合は、SystemOut.log ファイルを調べて、attributes パラメーターの入力に 1 つまたは複数の無効なプロパティーがあることを示す、エラー・メッセージまたは警告メッセージを探します。

このトピックのコマンドを使用する前に、お使いの wsadmin ツールが最新のものであることを確認してください。プロパティー・オブジェクトを attributes または bindingLocation パラメーターの値として受け入れるポリシー・セット管理コマンドは、以前のバージョンの wsadmin ツールではサポートされていません。例えば、このコマンドはバージョン 6.1.0.x ノードでは実行できません。

SSLTransport ポリシー・プロパティー

SSLTransport ポリシーを使用してメッセージのセキュリティーを確保します。

setPolicyType コマンドで以下のプロパティーを指定して、SSLTransport ポリシーを構成します。
outRequestSSLenabled
アウトバウンド・サービス要求で SSL セキュリティー・トランスポートを使用可能にするかどうかを指定します。
outAsyncResponseSSLenabled
非同期サービス応答で SSL セキュリティー・トランスポートを使用可能にするかどうかを指定します。
inResponseSSLenabled
インバウンド・サービス要求で SSL セキュリティー・トランスポートを使用可能にするかどうかを指定します。
以下の setPolicyType コマンドの例では、すべての SSLTransport ポリシー・プロパティーに値を設定しています。
AdminTask.setPolicyType('[-policySet "WSHTTPS default" -policyType 
SSLTransport -attributes "[[inReponseSSLenabled yes]
[outAsyncResponseSSLenabled yes][outRequestSSLenabled yes]]"]')

SSLTransport バインディング・プロパティー

SSLTransport ポリシー・タイプを使用してメッセージのセキュリティーを確保します。

setBinding コマンドで以下のプロパティーを指定して、SSLTransport バインディングを構成します。

outRequestwithSSL:configFile
outRequestwithSSL:configAlias
SSL アウトバウンド・サービス要求を有効にすると、これらの 2 つの属性が特定の SSL セキュリティー・トランスポートのバインディングおよびロケーションを定義します。 outRequestwithSSL:configFile 属性のデフォルト値は、ssl.client.props ファイルのロケーションです。 outRequestwithSSL:configAlias 属性のデフォルト値は、NodeDefaultSSLSettings です。
outAsyncResponsewithSSL:configFile
outAsyncResponsewithSSL:configAlias
SSL 非同期サービス要求を有効にすると、これらの 2 つの属性が特定の SSL セキュリティー・トランスポートのバインディングおよびロケーションを定義します。 outAsyncRequestwithSSL:configFile 属性のデフォルト値は、ssl.client.props ファイルのロケーションです。 outAsyncRequestwithSSL:configAlias 属性のデフォルト値は、NodeDefaultSSLSettings です。
inResponsewithSSL:configFile
inResponsewithSSL:configAlias
SSL インバウンド・サービス要求を有効にすると、これらの 2 つの属性が特定の SSL セキュリティー・トランスポートのバインディングおよびロケーションを定義します。 inResponsewithSSL:configFile 属性のデフォルト値は、ssl.client.props ファイルのロケーションです。 inResponsewithSSL:configAlias 属性のデフォルト値は、NodeDefaultSSLSettings です。
以下の setBinding コマンドの例では、すべての SSLTransport バインディング属性に値を設定しています。
AdminTask.setBinding('[-bindingLocation "" -policyType SSLTransport 
-attributes "[[inResponsewithSSL:configAlias NodeDefaultSSLSettings]
[inResponsewithSSL:config properties_directory/ssl.client.props]
[outAsyncResponsewithSSL:configFile properties_directory/ssl.client.props]
[outAsyncResponsewithSSL:configAlias NodeDefaultSSLSetings]
[outRequestwithSSL:configFile properties_directory/ssl.client.props]
[outRequestwithSSL:configAlias NodeDefaultSSLSettings]]"]')



関連概念
WSHTTPS デフォルト・ポリシー・セット
関連タスク
スクリプトを使用した Web サービス用のアプリケーションとシステムのポリシー・セットの構成
関連資料
AdminTask オブジェクトの PolicySetManagement コマンド・グループ
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
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