CF に存在するログ・ストリーム (WebSphere Application Server エラー・ログおよび RRS ログなど) を使用する前に、カップリング・ファシリティー・リソース管理 (CFRM) ポリシーを更新する必要があります。
現行のアクティブ CFRM ポリシーのソースがある場合には、
そのソースを更新し、IXCMIAPU Administrative Data ユーティリティーを使用して
新規ポリシーを生成します。
このタスクについて
現行アクティブ CFRM ポリシーのソースがない場合には、
そのアクティブ CFRM ポリシーからソースを再ビルドします。
プロシージャー
- コマンド D XCF,POL を発行することによって、アクティブ・ポリシーを検出します。
以下のような出力が得られます (部分表示)。
D XCF,POL
IXC364I 10.57.49 DISPLAY XCF 061
. . .
TYPE: CFRM
POLNAME: POLCF1N1
STARTED: 03/14/2003 11:32:22
LAST UPDATED: 03/14/2003 11:31:52
. . .
- 以下のように、Administrative Data ユーティリティーを使用して、アクティブ CFRM Policy の構造定義をリストします。
//STEP1 EXEC PGM=IXCMIAPU
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSABEND DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
DATA TYPE(CFRM) REPORT(YES)
/*
- ACTIVE ポリシーの定義のみを抽出します。
上記ユーティリティー・ジョブから SYSPRINT を使用して、
以下のステップで出力を編集します。これによって次のジョブで、この定義を使用して新規ポリシーを定義できます。
- ACTIVE ポリシーの定義のみを抽出します。
- 見出し行を削除します。
- ターゲット CNTL データ・セットの BBOWCFRM メンバーをモデルとして使用して、新規構造定義を追加します。
- その定義を下記のジョブの SYSIN として使用する FB-LRECL(80) データ・セットにコピーします。
- Administrative Data ユーティリティーを使用して、CFRM ポリシーを更新します。
ポリシー名は、ACTIVE CFRM ポリシーと同じ名前か、または新規名にすることができます。
アクティブ・ポリシー名を使用する場合には、REPLACE(YES) を DEFINE 制御ステートメントに指定する必要があります。
//STEP20 EXEC PGM=IXCMIAPU
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSABEND DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
DATA TYPE(CFRM) REPORT(YES)
DEFINE POLICY NAME(POLCF1N1) REPLACE(YES)
CF NAME(CF1LPAR) DUMPSPACE(5000) PARTITION(0E) CPCID(00)
TYPE(009672) MFG(IBM) PLANT(02) SEQUENCE(000000051205)
CF NAME(CF2LPAR) DUMPSPACE(5000) PARTITION(0F) CPCID(00)
TYPE(009672) MFG(IBM) PLANT(02) SEQUENCE(000000051205)
STRUCTURE NAME(CTS130_DFHLOG) SIZE(24000) INITSIZE(12000)
REBUILDPERCENT(1) PREFLIST(CF1LPAR, CF2LPAR)
. . .
<== ここに新規構造定義を挿入します
- 次の MVS コマンドを発行して、新規ポリシーをアクティブにします。
SETXCF START,POLICY,TYPE=CFRM,POLNAME=POLCF1N1