セキュア Java クライアントでは、 サーバーとのセキュリティーを実行する方法を判断するための構成プロパティーが必要です。
これらの構成プロパティーは、通常、クライアント・システム上のプロパティー・ファイルに配置され、 Java クライアントのコマンド行で以下のシステム・プロパティーを指定すれば参照できます。 例えば、このプロパティーは、すべての有効な Web アドレスを受け入れます。
-Dcom.ibm.CORBA.ConfigURL=file:/WebSphere/V5R0M0/AppServer/sas.client.props
profile_root/properties/sas.client.props
このファイルをオブジェクト・リクエスト・ブローカー (ORB) で処理する場合は、Java クライアントと
ターゲット・サーバー間でセキュリティーを有効にすることができます。
ConfigURL プロパティーに何らかの構
文上の問題がある、
または sas.client.props ファイルが見つからない場合
でも Java クライアントは接続しますが、セキュアではありません。
ConfigURL プロパティーの読み取りの失敗を示すエラーが表示されます。
file の後にスラッシュを 2 つ続けることは無効で、
通常、問題はこれに関連しています。
クライアント・プロパティー・ファイ
ルに問題がある、またはサーバー・セキュリティーとの一致がない場合、Java クライアントは、
使用可能と思われる非 Common Secure Interoperability バージョン 2 (CSIv2) セキュリティー機構のサーバー・セキュリテ
ィーを検査します。古い非 CSIv2 セキュリティーにも一致がない場合、
Java クライアントは非セキュア接続を試みます。