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アプリケーション・サービス提供環境のバックアップおよびリカバリー
バックアップおよびリカバリー手順に加え、製品では検討すべき多くのオペレーティング・システムおよびアプリケーション・リソースを使用します。
このタスクについて
WebSphere Application Server リソースの保管と復元には、他の iSeries リソースに使用するものと同じ iSeries コマンドを使用します。
製品環境がアクティブである間に、WebSphere Application Server リソースを保管できます。
データベースのデータをバックアップするときにスナップショットを取得できない場合、いくつかのサービスまたはすべてのサービスをシャットダウンしなければならない可能性があります。
これが発生するのは、ロックを取得するか、または保管されているデータベースに対してトランザクションがオープンになっている要求がある場合です。
分散環境では、複数のシステムで一貫性のあるバックアップをとる方法を考慮する必要があります。
システム上のデータが他のシステム上のデータと密接な関連がない場合、各システムのバックアップを別々にとることができます。
各システムで同時にスナップショットをとる必要がある場合、スナップショットを取っている間、すべてのシステムの上でアクティビティーを停止しなければならないことがあります。
リソースをバックアップすべき頻度は、主に、リソースをどれくらいの頻度で変更するかによって決まります。
プロシージャー
- 製品環境の構成をバックアップします。
このカテゴリーには、WebSphere
Application Server の稼働環境を定義するリソースが含まれています。
初期のセットアップを行うと、この情報はあまり変更されることがありません。
これらの設定を変更するときにのみ、この情報のバックアップをとる必要があり、定期的なスケジュール・バックアップにはこれらのリソースを含める必要がありません。
- ご使用のアプリケーションをバックアップします。
このカテゴリーには、WebSphere
Application Server を使用して実行するアプリケーションが含まれます。
ユーザーのシステムで他のアプリケーションをバックアップするのと同じ方法でこれらをバックアップします。
アプリケーションを追加または変更するときにこれらのリソースをバックアップすることも、定期的にスケジュールされているバックアップでこれらのリソースを含めることもできます。
- アプリケーション・データをバックアップします。
このカテゴリーには、WebSphere
Application Server アプリケーションで使用されるデータ・ストアが含まれます。
ユーザーのアプリケーションが静的な情報のみを提供する場合を除き、
通常、これらのリソースはかなり動的です。
ユーザーのシステムで他のビジネス・データをバックアップするのと同じ方法でこれらをバックアップします。
これらのリソースは、定期的にスケジュールされているバックアップに組み込むのに適しています。
次の作業
ご使用のアプリケーションが製品外部の他のリソースまたはサービスを利用している場合、それらもバックアップ・プランに含めてください。
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