WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
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例: manageprofiles コマンドによるセル・プロファイルの作成

セル・プロファイルは、2 つの異なる manageprofiles コマンド行呼び出しを使用して作成されます。

manageprofiles コマンドを使用してセル・プロファイルを作成するには、2 つの異なる manageprofiles コマンド行呼び出しを使用して、セル・デプロイメント・マネージャー・プロファイルとセル・ノード・プロファイルの両方を作成する必要があります。 これらの 2 つのプロファイルの組み合わせがセル・プロファイルです。 セル・プロファイルを作成するためには、cell_dmgr と cell_node の 2 つのテンプレートが使用されます。 テンプレートはリンクしており、いくつかのパラメーターは、 これらの 2 回の呼び出しの creation パラメーター間で一致している必要があります。 呼び出しが一致していることを確認してください。

コマンド行から、任意の順序でいつでも、セルの両半分を作成できます。 最初にプロファイルのデプロイメント・マネージャー部分を作成するのが、最良の方法です。 分散システムでは、cell_dmgr プロファイルと cell_node プロファイルが作成されるとき に -profilePath パラメーターが指定されていなければ、cell_dmgr プロファイルおよび cell_node プロファイルは app_server_root パスで作成されます。 デプロイメント・マネージャー部分とノード部分は、別のディレクトリーにあります。

セル・プロファイルを構成する 2 つのテンプレートは互いに依存関係を持っており、2 つの呼び出し作成でいくつかのパラメーター値が一致する必要があります。 完全に機能するセルを作成するには、-nodeProfilePath-cellName-appServerNodeName-nodeName パラメーターの値が、cell_dmgr プロファイルと cell_node プロファイルの両方で同じになっている必要があります。 ポート、特に動的に割り当てられたポートの場合には、セルの後半を作成する際に、セルの前半に使用されるポートを参照する必要があります。 -portsFile および -nodePortsFile 引数を使用するときには、セルの前半を表すプロファイルの properties/portdef.props および properties/nodeportdef.props ファイルを参照してください。 こうすることにより、セルの前半と正しい相関関係を維持してセルの後半のポートが作成されるようになります。 cell_dmgr と cell_node の両方に必要な値およびデフォルト値に関する追加情報は、app_server_root¥profiles¥profile_name/logs/AboutThisProfile.txt にあります。

セル・プロファイルの作成に関する詳細なヘルプを見るためには、以下を使用します。
app_server_root¥bin¥manageprofiles.bat(sh) -create
        -templatePath app_server_root¥profileTemplates¥cell¥dmgr
 	-help
または
app_server_root¥bin¥manageprofiles.bat(sh) -create
        -templatePath app_server_root¥profileTemplates¥cell¥default
	-help

-help パラメーターからの出力は、セル・デプロイメント・マネージャー・プロファイルおよびセル・ノード・プロファイルを作成するときに、どのパラメーターが必須でどのパラメーターがオプションであるのかを指定します。

以下の例では、Default01Cell というセル名と Default01Node というノード名を持つ、Dmgr001 という名前のセル・プロファイルを作成します。
  1. セル・プロファイルのデプロイメント・マネージャー部分を作成します。
    app_server_root¥bin¥manageprofiles.bat(sh) -create
            -templatePath app_server_root¥profileTemplates¥cell¥dmgr
            -nodeProfilePath app_server_root¥profiles¥AppSrv01
            -profileName Dmgr001
            -cellName Default01Cell
            -nodeName Default01Node
            -appServerNodeName federated_node_name
    
  2. セル・プロファイルのアプリケーション・サーバー部分を作成します。
    注: セル・プロファイルの デプロイメント・マネージャー部分で使用した cellName、nodeName、appServerNodeName 各パラメーターの値と 同じ値を使用します。セル・プロファイルのデプロイメント・マネージャー部分を 作成したときにこれらのパラメーターの名前を指定しなかった場合は、 最初のコマンド行呼び出しの際に割り当てられたデフォルト名を使用する必 要があります。
    app_server_root¥bin¥manageprofiles.bat(sh) -create
            -templatePath app_server_root¥profileTemplates¥cell¥default
            -dmgrProfilePath app_server_root¥profiles¥Dmgr001
            -portsFile app_server_root¥profiles¥Dmgr001¥properties¥portdef.props
            -nodePortsFile app_server_root¥profiles¥Dmgr001¥properties¥nodeportdef.props
            -profileName AppSrv01
            -cellName Default01Cell
            -nodeName Default01Node
            -appServerNodeName federated_node_name
    

portsFile または nodePortsFile パラメーターおよび startingPort または nodeStartingPort パラメーターのどちらかを使用する必要があります。

manageprofiles コマンドを使用すると、デフォルトにしたいプロファイルを選択できます。

[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] -appServerNodeName パラメーターを使用して、セル・プロファイル作成の一部として アプリケーション・サーバー・ノードをフェデレートする場合、そのノードはオリジナルの構成には なりません。セル・プロファイルの作成時に作成されたノード上で -removeNode コマンドを 使用しても、ノード除去ユーティリティーでそのノードの除去および基本構成への復元を 行うことはできません。セル・プロファイル作成の一部として統合されたノードを正常に除去するには、manageprofiles コマンドを使用してノードのプロファイルを削除します。 ノードのプロファイルを削除したら、 デプロイメント・マネージャーで -cleanupNode コマンドを使用して、セル・リポジトリーから ノード構成を除去します。新規プロファイルは、プロファイル管理ツールまたは manageprofiles コマンドを使用して作成することができます。




関連タスク
コマンド行ツールの使用
[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] セル・プロファイルの作成
関連資料
manageprofiles コマンド
removeNode コマンド
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
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