WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
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コマンド・インターフェースの作成

このコマンド・パッケージは分散アプリケーションによって使用されて、クライアントによるリモート呼び出しの数を削減します。 すべてのコマンドの基本インターフェースが、Command インターフェースです。

このタスクについて

分散アプリケーションは、リモート・リソースをローカルであるかのように使用する能力によって定義されます。しかしこのリモート作業は、分散アプリケーションのパフォーマンスに影響します。 分散アプリケーションは、リモート・コールを予備的に使用することによってパフォーマンスを改良します。 例えば、サーバーがクライアントのためにいくつかのタスクを行う場合、クライアントが要求をバンドルして個々のリモート呼び出しの数を削減すると、アプリケーションはより速く実行できます。 コマンド・パッケージは、ユニットとしてサブミットされる要求のセットを収集するメカニズムを提供します。

さらに、コマンド・パッケージは要求を行う一般的な方法を提供します。 クライアントはコマンドをインスタンス化し、入力データを設定し、それを実行させます。 コマンド・インフラストラクチャーはターゲット・サーバーを判別し、コマンドのコピーをそれに受け渡します。 サーバーはコマンドを実行し、すべての出力データを設定し、そのコピーをクライアントに戻します。 パッケージは、ローカルまたはリモートに、またサーバーの実装とは独立に、コマンドを発行するための一般的な方法を提供します。 どのサーバー (エンタープライズ Bean、Java Database Connectivity (JDBC) サーバー、サーブレット、など) も、サーバーがリソースへの Java アクセスをサポートし、クライアントの Java 仮想マシン (JVM) と自身の JVM との間でコマンドをコピーする方法を提供する場合は、コマンドのターゲットになることが可能です。

コマンド機能は com.ibm.websphere.command Java パッケージに実装されています。 コマンド・パッケージ内のクラスとインターフェースは、4 つの一般カテゴリーに分類されます。
  • コマンドを作成するためのインターフェース
  • コマンドを実装するためのクラスとインターフェース
  • コマンドを実行する場所を判別するためのクラスとインターフェース
  • パッケージ固有の例外を定義するためのクラス

プロシージャー




サブトピック
TargetableCommand インターフェース
CompensableCommand インターフェース
コマンド・インターフェースの実装
コマンドを作成するためのインターフェース
コマンドを実装するための機能
コマンド・パッケージ内の例外
ターゲットとターゲット・ポリシー
コマンド・ターゲットの書き込み (サーバー)
関連タスク
コマンドの使用
ターゲットの設定および判別
アプリケーション・クライアントの使用
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/tcmd_cmdinter.html