WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
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AdminTask オブジェクトの KeyStoreCommands コマンド・グループ

Jython または Jacl スクリプト言語を使用すると、wsadmin ツールによる鍵ストアの構成を行うことができます。鍵ストアはインストール時に アプリケーション・サーバーが作成します。ここには暗号鍵または証明書を入れることが できます。KeyStoreCommands グループのコマンドおよびパラメーターは、 鍵ストアの作成、削除、および管理に使用できます。

AdminTask オブジェクトの KeyStoreCommands コマンド・グループには、以下のコマンドが含まれます。

changeMultipleKeyStorePasswords

changeMultipleKeyStorePasswords は、 所定のパスワードを新規パスワードに変更した構成内のすべての鍵ストアを更新する コマンドです。システム上で 鍵ストア・ファイルを作成する場合、デフォルトではそのパスワードが WebAS に なるため、このコマンドを使用すると便利です。

パラメーターおよび戻り値

-keyStorePassword
変更するパスワードの名前を指定します。(ストリング、必須)
-newKeyStorePassword
鍵ストアへのアクセスに使用する新規パスワードを指定します。 (ストリング、必須)
-newKeyStorePassword Verify
鍵ストアの新規パスワードを確認します。(ストリング、必須)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

createKeyStore

createKeyStore は、 構成および鍵ストア・データベースに鍵ストア設定を作成するコマンドです。

パラメーターおよび戻り値

-keyStoreName
鍵ストア構成オブジェクトを一意的に識別する名前。 (ストリング、必須)
-keyStoreType
鍵ストア管理の実装。(ストリング、必須)
-keyStoreLocation
鍵ストアのロケーション。ファイル・ベースの場合、このロケーションは鍵ストア・データベースへの ファイル・システム・パスです。ハードウェア鍵ストアでは、このロケーションは トークン・ライブラリーへのパスです。(ストリング、必須)
-keyStorePassword
鍵ストアを保護するパスワード。(ストリング、必須)
-keyStorePasswordVerify
鍵ストアを保護するパスワード。(ストリング、必須)
-keyStoreProvider
鍵ストアの実装に使用するプロバイダー。(ストリング、オプション)
-isKeyStoreFileBased
鍵ストアがファイル・ベースである場合は、このパラメーターの値を true に 設定します。ハードウェア暗号鍵ストアの場合は、このパラメーターの値を false に 設定します。 (ブール、オプション)
-keyStoreHostList
リモート側で鍵ストアを管理する場所を示すホスト名のコンマ区切りの リスト。(ストリング、オプション)
-keyStoreInitAtStartup
鍵ストアを始動時に初期化する場合は、このパラメーターの値を true に 設定します。それ以外の場合は、この値を false に設定します。 (ブール、オプション)
-keyStoreReadOnly
鍵ストアに書き込めないようにする場合は、このパラメーターの値を true に 設定します。それ以外の場合は、この値を false に設定します。 (ブール、オプション)
-keyStoreStashFile
CMS タイプの鍵ストア用の stash ファイルを作成する場合は、 このパラメーターの値を true に設定します。それ以外の場合は、この値を false に設定します。 (ブール、オプション)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)
-enableCryptoOperations
ハードウェア暗号オペレーションで鍵ストア・オブジェクトを使用するかどうかを 指定します。デフォルト値は false です。 (ブール、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

createCMSKeyStore

createCMSKeyStore は、 構成に CMS 鍵ストア・データベースおよび鍵ストア設定を作成するコマンドです。

パラメーターおよび戻り値

-cmsKeyStoreURI
CMS 鍵ストアの URI。(ストリング、必須)
-pluginHostName
プラグインのホスト名。(ストリング、必須)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

deleteKeyStore

deleteKeyStore は、 構成および鍵ストア・ファイルから鍵ストアの設定を削除するコマンドです。

パラメーターおよび戻り値

-name
削除する鍵ストアを一意的に識別する名前。 (ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

exchangeSigners

exchangeSigners は、 鍵ストア間で署名者証明書を交換するコマンドです。

パラメーターおよび戻り値

-keyStoreName1
鍵ストアを一意的に識別する名前。2 番目の鍵ストアを指定する場合は、 keyStoreName2 パラメーターを使用する必要があります。(ストリング、必須)
-keyStoreScope1
keyStoreName1 パラメーターで指定した鍵ストアの 有効範囲名。(ストリング、必須)
-certificateAlaisList1
コンマで区切った別名のリスト。(ストリング、オプション)
-keyStoreName2
鍵ストアを一意的に識別する名前。最初の鍵ストアを指定する場合は、 keyStoreName1 パラメーターを使用する必要があります。(ストリング、必須)
-keyStoreScope2
keyStoreName2 パラメーターで指定した鍵ストアの 有効範囲名。(ストリング、必須)
-certificateAliasList2
コンマで区切った別名のリスト。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

getKeyStoreInfo

getKeyStoreInfo は、 特定の鍵ストアの設定を表示するコマンドです。

パラメーターおよび戻り値

-name
鍵ストアを一意的に識別する名前。(ストリング、必須)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

listKeyFileAliases

listKeyFileAliases は、 鍵ストア・ファイル内の証明書をリストするコマンドです。

パラメーターおよび戻り値

-keyFilePath
鍵ファイルのパス。(ストリング、必須)
-keyFilePassword
鍵ファイルのパスワード。(ストリング、必須)
-keyFileType
鍵ファイル・タイプ。(ストリング、必須)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

listKeyStores

listKeyStores は、 特定の有効範囲内の鍵ストアをリストするコマンドです。

パラメーターおよび戻り値

-displayObjectName
有効範囲内の鍵ストア構成オブジェクトをリストする場合は、このパラメーターの 値を true に設定します。鍵ストア名と管理有効範囲を含むストリングをリストするには、 このパラメーターの値を false に設定します。(ストリング、オプション)
-scopeName
有効範囲の名前。(ストリング、オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

listKeyStoresTypes

listKeyStoresTypes は、 有効な鍵ストア・タイプをすべてリストするコマンドです。

パラメーターおよび戻り値

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:




関連タスク
スクリプト管理のための AdminTask オブジェクトの使用
関連資料
AdminTask オブジェクトのコマンド
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/rxml_atkeystore.html