WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista, z/OS

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スクリプトによる JDBC プロバイダーの構成

wsadmin ツールとスクリプトを使用して、JDBC プロバイダーを構成できます。

始める前に

このタスクを開始する場合は、あらかじめ wsadmin ツールが稼働 している必要があります。 詳しくは、wsadmin スクリプト・クライアントの開始 の項目を参照してください。
[z/OS] サポートの撤退: この製品は、もう DB2 for 390 および z/OS レガシー JDBC Driver と対応 する JDBC プロバイダー、DB2 for zOS ローカル JDBC プロバイダー (RRS) をサ ポートしていません。 WebSphere Application Server for z/OS では、DB2 for z/OS との接続に DB2 Universal JDBC Driver が必要になりました。既存のプロバイダー設定を DB2 Universal JDBC Driver プロバイダーにマイグレーションします。 詳しくは、Information Management Software for z/OS Solutions インフォメーション・センターのトピック『Migrating from the JDBC/SQLJ Driver for OS/390 and z/OS to the DB2 Universal JDBC Driver』を参照してください。このトピックは、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dzichelpにあります。

プロシージャー

  1. このタスクを実行するには、2 つの方法があります。 以下のいずれかを実行します。
    • AdminTask オブジェクトを使用する場合:
      • Jacl を使用:

        $AdminTask createJDBCProvider {-interactive}
      • Jython を使用:
        AdminTask.createJDBCProvider (['-interactive'])
    • AdminConfig オブジェクトを使用する場合:
      1. 親 ID を識別し、それを node 変数に割り当てる。 以下の例では、ノード構成オブジェクトを親として使用します。 この例を変更して、セル、クラスター、サーバー、またはアプリケーショ ンの構成オブジェクトを親として使用することができます。
        • Jacl を使用:

          set node [$AdminConfig  getid  /Cell:mycell/Node:mynode/]
        • Jython を使用:
          node = AdminConfig.getid('/Cell:mycell/Node:mynode/')
          print node
        出力例:
        mynode(cells/mycell/nodes/mynode|node.xml#Node_1)
      2. 以下のように、必須の属性を識別する。
        ファースト・パス: サポートされる JDBC ドライバーについては、管理コンソール・ロジックにより使用される、事前に構成された同じテンプレートに従って JDBC プロバイダーもスクリプトできます。 詳しくは、wsadmin ツールによる構成オブジェクトの作成 の項目を参照してください。
        • Jacl を使用:

          $AdminConfig required JDBCProvider
        • Jython を使用:
          print AdminConfig.required('JDBCProvider')
        出力例:
        Attribute            Type
        name     String
        implementationClassName   String
      3. 必須の属性をセットアップし、それを jdbcAttrs 変数に割り当てる。 以下の例を変更して、JDBC プロバイダーの必須ではない属性を セットアップすることができます。
        • Jacl を使用:

          set n1 [list name JDBC1]
          set implCN [list implementationClassName myclass]
          set  jdbcAttrs [list  $n1  $implCN]
          出力例:
          {name {JDBC1}} {implementationClassName {myclass}}
        • Jython を使用:
          n1 = ['name', 'JDBC1']
          implCN = ['implementationClassName', 'myclass']
          jdbcAttrs = [n1,  implCN]
          print jdbcAttrs
          出力例:
          [['name', 'JDBC1'], ['implementationClassName', 'myclass']]
      4. 以下のように、ノードを親として使用して新規の JDBC プロバイダーを作成する。
        • Jacl を使用:

          $AdminConfig create JDBCProvider $node $jdbcAttrs
        • Jython を使用:
          AdminConfig.create('JDBCProvider', node, jdbcAttrs)
        出力例:
        JDBC1(cells/mycell/nodes/mynode|resources.xml#JDBCProvider_1) 
  2. 構成の変更を保管します。詳しくは、wsadmin ツールによる構成変更の保管 の項目を参照してください。
  3. ノードを同期します (Network Deployment 環境の場合のみ)。 詳しくは、wsadmin ツールによるノードの同期化 の項目を参照してください。

次の作業

JDBC プロバイダーのクラスパスまたはネイティブ・ライブラリー・パスを変更する場合は、変更を保管した後 (そして Network Deployment 環境でノードを同期させた後)、その JDBC プロバイダーのスコープ内のすべてのアプリケーション・サーバーを再始動して、新しい構成で処理をする必要があります。 再始動しなかった場合は、データ・ソース障害メッセージを受け取ります。



関連タスク
スクリプト管理のための AdminConfig オブジェクトの使用
スクリプトによる新規データ・ソースの構成
関連資料
AdminConfig オブジェクトのコマンド
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/txml_configjdbc.html