WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, i5/OS, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista, z/OS

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Tivoli Access Manager シングル・サイン・オン (SSO) 用の com.tivoli.pd.jcfg.PDJrteCfg ユーティリティー

com.tivoli.pd.jcfg.PDJrteCfg ユーティリティーは、Tivoli Access Manager の Java ランタイム環境コンポーネントを構成します。 このコンポーネントを使用すると、WebSphere Application Server で Tivoli Access Manager セキュリティーを使用できるようになります。

目的

重要: WebSphere Application Server Network Deployment 製品を使用している場合は、デプロイメント・マネージャーで最初に pdjrtecfg ユーティリティーを実行します。 次に、セル内の他のノードでスクリプトを実行します。

ステップ [i5/OS]

pdjrtecfg スクリプトを実行するには、以下のステップを実行します。
  1. ユーザー・プロファイルおよびすべてのオブジェクト (*ALLOBJ) 権限を使用してご使用のシステムにログインします。
  2. コマンド行で Start Qshell (STRQSH) コマンドを入力します。
  3. WebSphere Application Server の /bin サブディレクトリーに移動します。 以下に例を示します。
    cd app_server_rootND/bin
  4. スクリプトを実行します。 以下に例を示します。
     pdjrtecfg -action config -profileName myprofile 
    -host mypolicy.mycompany.com -config_type full

    上記の例は表示上の都合から、複数の行に分割されています。

構文 [AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [z/OS]

java com.tivoli.pd.jcfg.PDJrteCfg -action {config | unconfig} -cfgfiles_path
configuration_file_path -host policy_server_host jre_path]

構文 [i5/OS]

以下の構文図は、pdjrtecfg スクリプトの使用法を示しています。
pdjrtecfg
    -action config          -profileName profile_name
          -host policy_server_name
          -config_type { full | standalone }
    -action unconfig          -profileName profile_name

パラメーター

-action {config|unconfig}
実行されるアクションを指定します。次のようなアクションがあります。
config
Access Manager Java ランタイム環境コンポーネントの構成に使用します。
unconfig
Access Manager Java ランタイム環境コンポーネントの再構成に使用します。
-config_type {full|standalone} [i5/OS]
Tivoli Access Manager 用 Java ランタイム環境の構成タイプを指定します。 この引数で full または standalone を指定します。 このオプションは必須です。
-host policy_server_host
ポリシー・サーバー・ホスト名を指定します。

policy_server_host の有効値には、 有効な IP ホスト名がすべて含まれます。

例:

host = libra
host = libra.dallas.ibm.com

-profileName [i5/OS]
WebSphere Application Server プロファイルの名前を指定します。 指定されていない場合、デフォルト・プロファイルが使用されます。

コメント

このコマンドにより、Tivoli Access Manager Java ライブラリーが、システムにインストール済みの Java ランタイム用に存在するライブラリー拡張ディレクトリーにコピーされます。

1 つのマシンに複数の Java ランタイム環境 (JRE) をインストールできます。 pdjrtecfg コマンドを使用すると 、Tivoli Access Manager Java ランタイム環境コンポーネントを、個々の JRE 構成とは別に構成することができます。

[AIX HP-UX Linux Solaris Windows] [z/OS]

${JAVA_HOME}/bin/java
-Dfile.encoding=ISO8859-1 ¥
-Dws.output.encoding=CP1047 ¥
-Xnoargsconversion ¥
-Dpd.home=${WAS_HOME}/java/jre/PolicyDirector ¥
-cp ${WAS_HOME}/java/jre/lib/ext/PD.jar ¥
com.tivoli.pd.jcfg.PDJrteCfg ¥
-action config ¥
          -cfgfiles_path ${WAS_HOME}/java/jre ¥
          -host gary.us.ibm.com ¥




関連タスク
Tivoli Access Manager または WebSEAL を使用したシングル・サインオン機能の構成
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.wsfep.multiplatform.doc/info/ae/ae/rsec_tampdjrtecfg.html