WebSphere Application Server Version 6.1 Feature Pack for Web Services   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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このトピックは、i5/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

損傷した妥当性検査リスト・オブジェクトの復元または置換

妥当性検査リスト・オブジェクトは、WebSphere Application Server が使用する他の構成データ・オブジェクトとともに定期的に保管する必要があります。 損傷した妥当性検査リスト・オブジェクトを復元または置換する必要がある場合は、このタスクを使用します。

このタスクについて

複数の WebSphere Application Server プロファイル間で、妥当性検査リストを共用できます。 例えば、WebSphere Application Server に default および prod の 2 つのプロファイルがある場合には、両方のプロファイルで/QSYS.LIB/QUSRSYS.LIB/EJSADMIN.VLDL 妥当性検査リストを使用できます。

損傷した妥当性検査リスト・オブジェクトを復元または置換するには、以下のステップを完了します。

プロシージャー

  1. 妥当性検査リスト・オブジェクトを使用するすべての WebSphere Application Server プロファイルに対して、 エンコードされたパスワードをそのパスワードのエンコード解除された値で置換します。 パスワード値を置換するには、以下のステップを完了します。
    1. それぞれのサーバーを停止します。
    2. すべてのサーバーに対して、os400.security.password.validation.list.object プロパティーを使用する新規妥当性検査リストの絶対名に設定します。 既存妥当性検査リスト・オブジェクトを使用するか、または新規オブジェクトを指定します。 新規妥当性検査リスト・オブジェクトの場合は、手動で作成するか、 サーバーの再始動時に自動的に作成されるオブジェクトを使用します。 妥当性検査リスト・オブジェクトの手動作成について詳しくは、プロパティー・ファイルでの手動によるパスワードのエンコード を参照してください。
    3. 構成ファイルを編集し、それぞれのエンコード化パスワードを適切な平文値に設定します。
  2. sas.client.props および soap.client.props ファイルを編集し、 手動でパスワードをエンコードする前に、それぞれのエンコード化パスワードを適切なエンコード解除された値に設定します。
  3. 妥当性検査リスト・オブジェクトが置換されるすべての WebSphere Application Server プロファイルごとに、 サーバーを再始動します。

結果

損傷した妥当性検査リスト・オブジェクトは、サーバーを再始動後に正常に置換されます。

次の作業

データ・オブジェクトのバックアップについて詳しくは、セキュリティー構成ファイルのバックアップ を参照してください。



関連概念
パスワードのエンコードおよび暗号化
関連タスク
デフォルトでない OS/400 パスワード・エンコード・アルゴリズムの使用
非デフォルトの OS/400 パスワード・エンコード・アルゴリズムの使用可能化
プロパティー・ファイルでの手動によるパスワードのエンコード
関連資料
パスワードのデコードに関するトラブルシューティングのヒント
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 4:10:06 PM EST
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