Web サービス対応のモジュール、または Web サービス対応のモジュールを含む
エンタープライズ・アプリケーション・アーカイブ (EAR) ファイルを、アプリケーション・
サーバーにデプロイする前に、アプリケーション用のデプロイメント・コードを生成する必要があります。
始める前に
この項では、Web サービスで使用可能なモジュールのアセンブル、
そのモジュールのアプリケーションへの追加、アプリケーションの保管、
およびアプリケーションの検査が、すでに完了していることが前提になっています。
また、アセンブリー・ツールを開始し、構成したものと想定しています。
このタスクについて
アセンブリー・ツールを
使用すると、Web サービス対応のモジュール、または Web サービス対応のモジュールを含む EAR ファイル用に、
デプロイメント・コードを生成することができます。
プロシージャー
- 自動検証をオフにした場合は、Web サービスを使用するすべてのモジュール
を、JSR109 Web サービス・バリデーターを
使用して手動で検証してから、これらのモジュール用のデプロイメント・コードを生成します。
モジュールの検証の結果がコンパイル・
エラーまたは検証エラーになった場合は、
デプロイメント・コードの生成の前にエラーを修正します。ただし、モジュールを検証して、
結果が警告または情報メッセージのみの場合は、デプロイメント・コードを生成可能です。
- アセンブリー・ツールの プロジェクト・エクスプローラー・ビューで、
デプロイメント用コードを生成する Web サービス使用可能モジュール (WAR、エンタープライズ Bean JAR、
またはアプリケーション・クライアント JAR ファイル) を右クリックします。
- 「デプロイ」をクリックします。 あるいは、コマンド・プロンプトから Web サービ
ス用のデプロイメント・ツール (wsdeploy) を
使用して、Web サービス使用可能モジュールのデプロイメント・コードを生成することもできます。
wsdeploy コマンドは、Feature Pack for
Web Services 製品と連携して使用される JAX-RPC アプリケーションでサポートされます。
Feature Pack for Web Services 製品に導入されている Java API for XML-Based Web Services (JAX-WS) プログラミング・モデルは、wsdeploy コマンドをサポートしていません。JAX-WS アプリケーションでは、wsdeploy コマンドは不要であり、実行すべきではありません。
- メッセージに自動ファイル上書きが使用可能でないことが示さ
れている場合は、「すべてはい」をクリックして、生成されたファイルがモジュールに追加されるようにします。
- タスク・リストに Unbound classpath variable: WAS_50_PLUGINDIR のような
エラーが表示される場合は、Java ビルド・パス・ライブラリー・プロパティーを変更して、
この変数を WebSphere Application Server のインストールのディレクトリーになるように定義します。
結果
コードは、Web サービス対応モジュールが入っているフォルダーに生成されます。
コードの生成に関して問題が生じると、ウィンドウにエラー・メッセージが表示されます。