コマンド支援を使用して、
管理コンソールで実行する最終アクションとして、wsadmin スクリプト・コマンドを Jython 言語で表示できます。
このトピックは、管理コンソールからコマンド支援にアクセスする方法を説明します。
始める前に
コマンド支援にアクセスするためには、WebSphere Application Server および管理コンソールが実行されている必要があります。
このタスクについて
コマンド支援を使用して、管理コンソールでアクションに対応する wsadmin スクリプト・コマンドを参照します。
これらのコマンドを参照すると、wsadmin ユーティリティーから WebSphere Application
Server を管理するために必要なコマンドを開発するために役立ちます。
コマンド支援リンクがヘルプ・ポートレットにリストされると、完了した最後のコンソール・アクションのために wsadmin コマンドが存在し、そのアクションのためにコマンド支援を使用することができます。
コマンド支援がヘルプ・ポートレットで使用不可の場合: いくつかのコンソール・アクションには、それらに直接関連する wsadmin コマンドがありません。
管理コンソール・パネルの右側のヘルプ・ポートレットにコマンド支援リンクがない場合、
最後のコンソール・アクションとしてコマンド支援データを使用することはできません。
プロシージャー
- この管理コンソール・パネルに対して実行された最終アクションの wsadmin スクリプト・コマンドを表示するために、コマンド支援 の下のリンクをクリックします。
コマンド支援ウィンドウが開いた後に、新規コマンド支援データが使用可能であるとき、コマンド支援ウィンドウは自動的に最新表示します。
アクションの例には、ボタン上のクリックまたはナビゲーション・バー、コレクション・パネル、または詳細パネルでのリンク上のクリックが含まれています。
ユーザーがフォームの編集を行うことはできません。
wsadmin スクリプト記述コマンドは、ヘルプ・ポートレットでコマンド支援リンクをクリックすることによって表示できる 2 次ウィンドウに Jython 言語で表示されます。
コマンド支援ウィンドウの起動後に管理コンソール・アクションを実行した場合、スクリプト記述コマンドがウィンドウに表示されるかどうかは、ブラウザーが Java スクリプトをサポートするかどうかによります。
ご使用のブラウザーが Java スクリプトをサポートする場合、コマンド支援ウィンドウは、最新のコンソール・アクションを反映するように自動的にコマンド・リストを更新します。
ブラウザーが Java スクリプトをサポートしない場合、ヘルプ・ポータルの「Command assistance」の下のリンクを再度クリックして、コマンド・リストを更新します。
- 特定の wsadmin コマンドの記述を表示するには、コマンド上にカーソルを置きます。
吹き出しテキストが表示されます。
- オプションで、管理コンソールの設定ページに設定する「ログ・コマンド支援コマンド」を選択することによって、コマンド支援データのログをファイルに記録します。
コマンド支援データを作成したパネルのタイム・スタンプと管理コンソール上の遷移ルートが、wsadmin データとともに提供されます。
- オプションで、管理コンソールの設定ページに設定する「コマンド支援通知を使用可能にする」を選択することによって、
コマンド支援が Java Management Extensions
(JMX) 通知を発行できるようにします。
通知を使用可能化すると、スクリプトを書く上で支援となる WebSphere Application Server Toolkit
(AST) Jython エディターなどの製品ツールとの統合が可能になります。
通知タイプは、websphere.command.assistance.jython.user_name です。この user_name は管理コンソール・ユーザーの名前です。
結果
管理コンソールから wsadmin スクリプト記述コマンドを表示し、ファイルにコマンドのログをオプションで記録し、コマンド支援が JMX 通知を発行するのをオプションで許可しました。
次の作業
ユーザーは、引き続き管理コンソールの管理を行うことができます。