WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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メール・プロバイダーおよびセッションの構成

メール・プロバイダーは、SMTP、IMAP、および POP3 などのプロトコル・プロバイダーのコレクションをカプセル化します。 一方、メール・セッションはユーザーを認証し、メッセージング・システムへのユーザーのアクセスを制御します。 自身のメール・プロバイダーおよびセッションを構成し、 JavaMail の処理方法をカスタマイズします。

このタスクについて

WebSphere Application Server には、 組み込み プロバイダーと呼ばれるデフォルトのメール・プロバイダーが含まれています。デフォルトのメール・プロバイダーを使用する場合は、メール・セッションを構成すればよいだけで、それはこのタスクの最終ステップになります。 カスタマイズしたメール・プロバイダーを使用するには、まず、メール・プロバイダーとセッションを作成する必要があります。

プロシージャー

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. リソース」>「メール」とクリックします。
  3. メール・プロバイダー」をクリックします。
  4. メール・プロバイダーを作成します。
    1. 新規メール・プロバイダーの有効範囲を選択します。
    2. 新規」をクリックします。
    3. 「名前」フィールドに、メール・プロバイダーの名前を入力します。
    4. 適用」または「OK」をクリックします。
  5. メール・プロバイダーのプロトコル・プロバイダーを定義します。
    1. mail_provider」をクリックします。
    2. プロトコル・プロバイダー」をクリックします。
    3. 新規」をクリックします。
    4. 「プロトコル」フィールドにプロトコル名を入力します。
    5. 「クラス名」フィールドにクラス名を入力します。
    6. 適用」または「OK」をクリックします。

    親メール・プロバイダーの下で、すべてのメール・セッションが定義されていることを確認してください。 まずメール・プロバイダーを選択してから、新規メール・セッションを作成します。

  6. メール・セッションを作成します。
    1. mail_provider」をクリックします。
    2. メール・セッション」をクリックします。
    3. 新規」をクリックします。
    4. 「名前」フィールドにメール・セッション名を入力します。
    5. 「JNDI 名」フィールドに JNDI 名を入力します。
    6. 適用」または「OK」をクリックします。
  7. メール・セッションを構成します。
    1. mail_provider」をクリックします。
    2. メール・セッション」をクリックします。
    3. mail_session」をクリックします。
    4. 該当するフィールドを変更します。
    5. 適用」または「OK」をクリックします。

次の作業

使用するアプリケーションにクライアントがある場合、アプリケーション・クライアント・リソース構成ツール (ACRCT) を使用して、JavaMail プロバイダーおよびセッションを構成することができます。



サブトピック
メール・プロバイダー・コレクション
メール・プロバイダー設定
プロトコル・プロバイダー・コレクション
プロトコル・プロバイダー設定
メール・セッション・コレクション
メール・セッション設定
JavaMail システム・プロパティー
関連タスク
アプリケーション・クライアントの新規メール・セッションの構成
アプリケーション・クライアントのメール・プロバイダーおよびセッションの構成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
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