WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

メッセージ駆動型 Bean を使用するためのプログラミング

アプリケーションは、メッセージ駆動型 Bean (EJB 仕様で定義される Enterprise Bean の一種) を、 非同期メッセージ・コンシューマーとして使用することができます。

このタスクについて

クライアントは、メッセージ駆動型 Bean がメッセージ・リスナーとしてデプロイされる 宛先 (またはエンドポイント) にメッセージを送信します。メッセージが宛先に到着すると 、EJB コンテナーによってメッセージ駆動型 Bean が自動的に呼び出されます。この際に、アプリケーションは宛先を明示的にポーリングする必要はありません。 メッセージ駆動型 Bean は、宛先で着信メッセージを処理するために、いくつかのビジネス・ロジックを インプリメントします。

EJB 2.0 メッセージ駆動型 Bean は 、Java Message Service (JMS) メッセージングのみをサポートします。EJB 2.1 メッセージ駆動型 Bean は 、JMS の他に、他のメッセージング・タイプを処理することができます。メッセージ駆動型 Bean クラスは、 メッセージ駆動型 Bean が処理するメッセージング・タイプのメッセージ・リスナー・インターフェースを インプリメントする必要があります。例えば、JMS メッセージングに使用される EJB 2.1 メッセージ駆動型 Bean クラスは 、javax.jms.MessageListener インターフェースをインプリメントする必要があります。

Rational Application Developer を使用して、メッセージ駆動型 Bean を使用するアプリケーションを開発することができます。 WebSphere Application Server ランタイム・ツールを管理コンソールのように使用して、 メッセージ駆動型 Bean を使用するアプリケーションをデプロイおよび管理することができます。

外部 JMS プロバイダーとしての WebSphere MQ と使用するためにメッセージ駆動型 Bean アプリケーションを開発している場合は、それらを書き込んで、最大再試行限度に達する前に各メッセージを消費する必要があります。 これを行わないと、特定のメッセージの最大再試行限度に達したときに、リスナー・ポートは停止します。 そうすると、そのメッセージを WebSphere MQ キューから手動で除去する必要があります。

メッセージ駆動型 Bean を使用する WebSphere エンタープライズ・アプリケーションのインプリメントの詳細については、 以下のトピックを参照してください。

プロシージャー




サブトピック
メッセージ駆動型 Bean を使用するエンタープライズ・アプリケーションの設計
メッセージ駆動型 Bean を使用するエンタープライズ・アプリケーションの開発
メッセージ駆動型 Bean を JCA 1.5 準拠リソースに対して使用するためのエンタープライズ・アプリケーションのデプロイ
リスナー・ポートを持つ EJB 2.0 メッセージ駆動型 Bean を使用するエンタープライズ・アプリケーションのデプロイ
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/tmb_pgmng.html