WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

removeNode コマンド

removeNode コマンドは、ネットワーク・デプロイメント分散管理セルから 独立の WebSphere Application Server インストール・システムにノードを戻します。

removeNode コマンドは、ノード固有の構成だけをセルから除去します。 このコマンドは、addNode コマンドの実行の結果としてインストールされた アプリケーションをアンインストールしません。 そのようなアプリケーションは、後で、ネットワーク・デプロイメント・セル内の 別のサーバー上にデプロイされる可能性があるためです。 したがって、removeNode コマンドの後で、-includeapps オプションを指定して addNode コマンドを実行しても、アプリケーションはセル内に移動しません。 その理由は、アプリケーションが最初の addNode コマンドによって既に存在しているためです。 その結果、ノードに追加されたアプリケーション・サーバーには、アプリケーションが含まれません。 この状態に対処するには、ノードを追加し、 デプロイメント・マネージャーを使用してアプリケーションを管理します。 ノードがセル内に取り込まれた後、アプリケーションをそのノード上のサーバーに追加します。

removeNode コマンドは以下を実行します。
removeNode コマンドを使用するには、以下の特権または権限が必要です。

セルから除去される新規ノードのサイズと場所によっては、 このコマンドは完了するまでに数分かかることがあります。

注: セル・プロファイル作成の一部としてビルドされるアプリケーション・サーバー・ノードには、オリジナルの構成がありません。したがって removeNode コマンドは使用可能な基本構成にノードを 復元できません。 セル・プロファイル作成の間に作成されたノード上で removeNode コマンドを使用する場合、コマンドは、ノード除去ユーティリティーはノードを除去してそのノードを基本構成へ復元することはできないことを示します。

セル・プロファイル作成の一部として統合されたノードを正常に除去するには、manageprofiles コマンドを使用してノードのプロファイルを削除します。 ノードのプロファイルが削除されたら、デプロイメント・マネージャー上で cleanupNode コマンドを使用して、セル・リポジトリーからノード構成を除去します。 新規プロファイルは、プロファイル管理ツールまたは manageprofiles コマンドを使用して作成することができます。

構文

コマンド構文は次のようになります。
removeNode [options]
引数は、すべてオプションです。

パラメーター

removeNode コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。

-force
セル・リポジトリーのクリーンアップのために、 デプロイメント・マネージャーに到達できるかどうかに関係なく、ローカル・ノード構成をクリーンアップします。 -force パラメーターを使用した後、デプロイメント・マネージャーで cleanupNode コマンドを使用する必要がある場合があります。
-logfile <fileName>
トレース情報を書き込むログ・ファイルのロケーションを指定します。デフォルトでは、 ログ・ファイルは removeNode.log という名前で、除去されるノードのプロファイルの logs ディレクトリーに作成されます。
-password <password>
セキュリティーが使用可能な場合、 認証のためのパスワードを指定します。
-profileName
マルチプロファイル・システムで、アプリケーション・サーバー・プロセスのプロファイルを定義します。 -profileName オプションは、単一プロファイル環境で実行する場合は必要ありません。 このオプションのデフォルトは、 デフォルト・プロファイルです。
-quiet
removeNode コマンドが通常モードで印刷する進行情報を抑止します。
-replacelog
現行ログに追加する代わりに、ログ・ファイルを置き換えます。
-trace
デバッグのために、ファイルにトレース情報を生成します。
-user <name>
セキュリティーが使用可能な場合、 認証のためのユーザー名を指定します。 -username オプションと同様の働きをします。
-username <name>
セキュリティーが使用可能な場合、 認証のためのユーザー名を指定します。 -user オプションと同様の働きをします。
-help
使用法ステートメントを印刷します。
-?
使用法ステートメントを印刷します。

使用シナリオ

以下は、正しい構文の例です。

removeNode -quiet
removeNode -profileName mynode 
removeNode -trace (produces the removeNode.log file)



関連タスク
ノードの管理
関連資料
addNode コマンドのベスト・プラクティス
addNode コマンド
例: manageprofiles コマンドによるセル・プロファイルの作成
参照トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/rxml_removenode.html