WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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このトピックは、i5/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

EJB メソッドのグループ権限に対するセキュリティーを使用可能にする

Enterprise JavaBeans (EJB) メソッドのグループ権限に対するセキュリティーを使用可能にしなければならない場合があります。

このタスクについて

EJB セキュリティーが EJB 1.0 用に定義されている場合は、 セキュリティー役割を EJB 1.1 メソッド名にバインドするために、 マイグレーション後に追加のステップが必要になります。 エンタープライズ Bean 用メソッド名の一部が、EJB 1.1 で変更されました。 この表は、いくつかの例を示しています。
EJB 1.0 メソッド名 EJB 1.1 メソッド名
ejbCreate create
ejbRemove remove
ejbGetEJBMetaData getEJBMetaData
ejbFindBy findBy

アプリケーションをマイグレーションした後で、Application Server Toolkit (AST) を使用して、EJB 1.0 メソッド用に作成されたメソッド・アクセス権に EJB 1.1 メソッド名を追加します。 メソッド許可とは、1 つ以上のセキュリティー役割と、 その役割のメンバーが呼び出すことのできる 1 つ以上のメソッドとの間のマッピングのことです。 EJB 1.1 メソッド名を追加するには、初めに、ご使用のワークステーションのネットワーク・ドライブを、WebSphere Application Server のインストール済み環境がある iSeries にマップします。ATK を使用して以下のステップを実行します。

プロシージャー

  1. Application Server Toolkit を始動します。
    1. ご使用のワークステーションで、 「始動」 > 「プログラム」 > 「IBM」 > 「ASTK」 > 「ASTK」を選択します。
    2. 「Application Server Toolkit」ウィンドウで、 ワークスペース・ディレクトリーを指定して、 「OK」をクリックし、グラフィカル・ユーザー・インターフェースを起動します。
  2. J2EE パースペクティブで、「ファイル」 > 「インポート」 > 「EAR ファイル」をクリックし、さらに 「次へ」をクリックします。
    1. EAR ファイル」コンビネーション・ボックスで、 「参照」をクリックします。
    2. マップされた iSeries ドライブで /QIBM/Userdata/WebAsAdv4/myinstance/installedApps/ ディレクトリーを見つけます。 アップデートする EJB モジュールを含む EAR ファイルを選択して「OK」をクリックします。
    3. 「Project name」フィールドに、EAR ファイルをインポートするときに作成されるエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトの名前を入力します。
    4. 「Project location」フィールドに、プロジェクト・ソース・ファイルが保管されるディレクトリーを入力します。

      デフォルトでは、現在のワークスペース・ディレクトリーが使用されます。 「参照」をクリックして、別のロケーションを選択します。

    5. 既存リソースを上書きする際の警告を望まない場合は、 「Overwrite existing resources without warning」を選択します。
    6. 終了」をクリックして、EAR インポートのすべてのデフォルトを受け入れます。
  3. EJB Modules」 > 「module_name」と展開します。ここで、module_name は更新するモジュールの名前です。
  4. 望ましい EJB モジュールを右クリックして、 コンテキスト・メニューから「Open With」 >「Deployment Descriptor Editor」を選択します。
  5. EJB Deployment Descriptor」ページで、 「Assembly Descriptor」タブをクリックします。
  6. Assembly Descriptor」ページで、 「Method Permission」見出しの下にある EJB 1.0 メソッド名を含むメソッド・アクセス権を選択します。
  7. 編集」をクリックします。 「Edit Method Permission」ウィザードが表示されます。
  8. 表示された役割のリストからメソッド・アクセス権のセキュリティー役割を選択します。
  9. 次へ」をクリックします。
  10. 検索された Bean のリストから 1 つ以上のエンタープライズ Bean を選択します。
  11. 次へ」をクリックします。
  12. セキュリティー役割にバインドしたい EJB 1.1 メソッド名を含む、適切なメソッドを選択します。
  13. EJB 1.0 メソッド名を含む、対応するメソッドを選択解除します。
  14. 終了」をクリックします。
  15. ファイル」 > エクスポート」をクリックして、 更新された EAR ファイルを一時ファイルに保管します。 一時ファイルを使用してアプリケーションを再インストールします。
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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/tejb_migejbsec.html