WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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拡張 EAR ファイルのディレクトリーの指定

アプリケーション終了後に自動的にクリーンアップする代わりに、Manifest.mf クライアント Java アーカイブ (JAR) ファイルを保存できます。

始める前に

launchClient ツールを呼び出すと、そのたびにエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルを抽出し、 ハード・ディスク上の一時ディレクトリーにランダムなディレクトリー名で保管します。 次に、ツールはスレッド ClassLoader をセットアップして、 抽出した EAR ファイル・ディレクトリー、および Manifest.mf クライアント Java アーカイブ (JAR) ファイル に含まれている JAR ファイルを使用します。標準の J2EE Java クライアントでは、これらのファイルは、アプリケーションが終了すると、 自動的にクリーンアップされます。 このクリーンアップは、クライアント・コンテナーのシャットダウン・フックが呼び出されたときに行われます。 launchClient ツールが呼び出されるたびに EAR ファイルを抽出する (および一時ディレクトリーを削除する) ことを 回避するには、以下のステップを実行してください。

プロシージャー

  1. com.ibm.websphere.client.applicationclient.archivedir Java システム・プロパティーを設定することにより、 EAR ファイルを抽出するディレクトリーを指定します。 ディレクトリーが存在しなかったり、空であったりする場合、EAR ファイルは通常どおり抽出されます。 EAR ファイルが事前に抽出されている場合は、launchClient ツールはそのディレクトリーを再利用します。
  2. EAR ファイルを更新する必要がある場合は、 launchClient ツールを再度実行する前に、ディレクトリーを削除します。 launchClient コマンドを呼び出すと、 新しい EAR ファイルをそのディレクトリーに抽出します。ディレクトリーを削除しなかった場合、 または別のディレクトリーを指すようにシステム・プロパティー値を変更しなかった場合 、launchClient ツールは現在抽出されている EAR ファイルを再利用します。 変更された EAR ファイルは使用されません。 com.ibm.websphere.client.applicationclient.archivedir プロパティーを指定する場合、 指定したディレクトリーが、使用する各 EAR ファイルごとに必ず一意となるようにしてください。 例えば、同じディレクトリーに対して MyEar1.ear および MyEar2.ear ファイルをポイントしてはいけません。



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アプリケーション・クライアントの実行
関連資料
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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/tcli_expandear.html