ユーザーおよびグループを管理者の役割へ割り当て、
WebSphere Application Server の管理機能が実行可能なユーザーを識別できます。
始める前に
管理役割により、WebSphere Application Server の管理機能へのアクセスを制御できます。
管理の役割
にあるこれらの役割の説明を参照してください。
- ユーザーに管理役割を割り当てる前に、ユーザー・レジストリーを設定する必要があります。
サポートされるレジストリー・タイプの詳細については、レジストリーまたはリポジトリーの選択
を参照してください。
- ユーザーを管理役割に割り当てるには、以下のステップに従う必要があります。
このタスクについて
管理コンソールを使用して、
ユーザーおよびグループを管理役割に割り当て、WebSphere Application Server の管理機能を
実行できるユーザーを識別します。管理コンソールで以下を実行します。
プロシージャー
- 「ユーザーおよびグループ」をクリックします。「Administrative User Roles」または「Administrative Group Roles」のいずれかをクリックします。
- ユーザーまたはグループを追加するには、「Console users」または「Console groups」パネルで「追加」をクリックします。
- 新規の管理者ユーザーを追加するために、「ユーザー」フィールドにユーザー ID を入力し、
「管理者」を強調表示して、「OK」をクリックします。検証エラーが発生しない場合は、指定したユーザーが、
割り当てられたセキュリティー役割とともに表示されます。
- 新規の管理グループを追加するには、「Specify group」フィールドにグループ名を入力するか、
「特別な対象」メニューから EVERYONE または ALL AUTHENTICATED を選択し、「管理者」を強調表示にして「OK」をクリックします。妥当性検査エラーが発生しなければ、指定したグループまたは特別な対象が、割り当てられたセキュリティー役割と共に表示されます。
- ユーザーまたはグループの割り当てを除去するには、「Console User」または「Console Group」パネルで「除去」をクリックします。「Console Users」または「Console Groups」パネル
で、除去するユーザーまたはグループのチェック・ボックスを選択してから、「OK」をクリックします。
- ユーザーまたはグループのセットの表示を管理するには、
「User Roles」または「Group Roles」のパネルで、
「フィルター機能を表示」をクリックします。
「検索項目」ボックスに、値を入力して「実行」をクリックします。
例えば、user* は、user という接頭部を持つユーザーのみを表示します。
- 変更が完了したら、「保管」をクリックしてマッピングを保管します。
- アプリケーション・サーバーを再始動して変更を有効にします。
- ノード、ノード・エージェント、およびデプロイメント・マネージャーをシャットダウンします。
- Java プロセスが実行されていないことを確認します。 実行されている場合は、それらのプロセスの実行を中止します。
- デプロイメント・マネージャーを再始動します。
- ノードを再同期します。
ノードを再同期するには、各ノードの Qshell コマンド行から、install_root/bin/syncNode スクリプトを実行します。詳しくは、資料の syncNode コマンドを参照してください。
- ノードを再始動します。
ノードを再始動するには、各ノードの Qshell コマンド行から、install_root/bin/startNode スクリプトを実行します。詳しくは、資料の startNode コマンドを参照してください。
- 該当する場合は、すべてのクラスターを開始します。