WebSphere Application Server Network Deployment をインストールすると、2 つのプロファイルが作成されます。default という名前のスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルと、dmgr という名前のデプロイメント・マネージャー・プロファイルです。 スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルは、スクリプトに関するデフォルトのプロファイルです。
デフォルトのスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルについては、デフォルトの WebSphere Application Server プロファイル を参照してください。 デプロイメント・マネージャーに対して実行される、またはデプロイメント・マネージャーに関連するスクリプトを呼び出すときは、-profileName dmgr を指定する必要があります。
user_data_root/profiles/dmgrこのプロファイルは、それに含まれているデプロイメント・マネージャー・サーバーを始動および管理するのに必要な構成ファイルを提供します。 また、このプロファイルは、デプロイメント・マネージャー・セル内にある WebSphere Application Server プロファイルまたはノードを構成および管理するのに必要なものをすべて提供します。
デプロイメント・マネージャー・プロファイルには、dmgr というサーバー名のアプリケーション・サーバーが含まれています。 dmgr アプリケーション・サーバーは、デプロイメント・マネージャーを含む特別なアプリケーション・サーバーです。 dmgr サーバーには、Network Deployment 管理コンソール・アプリケーションおよび Network Deployment ファイル転送アプリケーションが含まれています。 これらのアプリケーションにより、1 つ以上の WebSphere Application Server プロファイルまたはノードの分散管理ができるようになります。
デフォルト・プロファイルでは、以下のプロパティーが使用可能です。
dmgr サーバーには、1 つ以上の WebSphere Application Server プロファイルまたはノードの分散管理を使用可能にする、次のアプリケーションが含まれています。
app_server_root/bin/chgwassvr
-server dmgr [options]
ここで、[options] は変更するポートのパラメーターを指定します。
例えば、管理コンソール・ポートを 9091 に変更するには、このコマンドを実行します。
app_server_root/bin/chgwassvr
-server dmgr -admin 9091
このコマンドは、印刷目的のために複数行に分割されています。
このスクリプトについて詳しくは、chgwassvr コマンド を参照してください。
デフォルト・プロファイルのノード名、使用されているポート、サーバー、およびインストール済みのアプリケーションなどの情報を表示するには、Qshell から dspwasinst スクリプトを実行します。 詳しくは、dspwasinst コマンド を参照してください。