このページを使用して、サーバーが、別のダウンストリーム・サーバーに対してクライアントとして動作するときに サポートする機能を指定します。
サーバーとダウンストリーム・サーバー間で SSL 接続を行う場合に、ダウンストリーム・サーバーがクライアント証明書認証をサポートするとき、このサーバーに対する認証を、構成されている鍵ストアにあるクライアント証明書を使用して行うかどうかを指定します。
通常、クライアント証明書認証はメッセージ層認証よりもパフォーマンスの面で優れていますが、 追加のセットアップをいくつか行う必要があります。この追加ステップには、このサーバーが個人証明書を保有すること、およびダウンストリーム・サーバーがこのサーバーの署名者証明書を保有することについての検証も含まれます。
ダウンストリーム・エンタープライズ Bean の起動中に、 サーバーから別のサーバーへの ID アサーションを行うかどうかを指定します。
表明される ID は、エンタープライズ Bean の RunAs モードで決定される呼び出しクレデンシャルです。 RunAs モードが「クライアント」の場合、この識別はクライアント識別です。 RunAs モードが「System」の場合、この識別はサーバー識別です。 RunAs モードが「指定」である場合、この識別は指定された識別です。 受信サーバーは、識別トークン内の識別を受信するとともに、 クライアント認証トークン内の送信サーバー識別も受信します。 受信サーバーは、送信サーバーの識別を検証して、信頼できる識別であることを確認します。
「アウトバウンド CSIv2 認証 (CSIv2 authentication outbound)」パネルで ID アサーションを指定する場合は、 「インバウンド CSIv2 認証 (CSIv2 authentication inbound)」パネルで、基本認証をサポートあるいは必須として選択する必要があります。 これにより、サーバーは識別トークンと共にサーバー ID をサブミットするので、 受信サーバーは送信サーバーを信頼 できるようになります。基本認証をサポートまたは必要とすると指定しないと、 信頼は確立されず、ID アサーションは失敗します。
サーバー ID を送信する代わりにターゲット・サーバーに送信されるトラステッド ID として、代替ユーザーを指定します。 ID アサーションには、このオプションが推奨されます。 ID は、同じセル内で送信されて同じセル内のトラステッド ID リストに入れる必要がない場合には、自動的に信頼されます。ただし、この ID は 外部セルのターゲット・サーバーのレジストリーに入っている必要があり、 ユーザー ID はトラステッド ID リストに入っている必要があります。 そのようになっていない場合、ID はトラスト評価中に拒否されます。
このフィールドで ID を指定すると、 構成済みユーザー・アカウント・リポジトリーのパネルで選択できます。ID を指定しない場合、 サーバー間で Lightweight Third Party Authentication (LTPA) トークンが送信されます。
認証中にセキュリティー情報を再利用するかどうかを指定します。 このオプションは、通常パフォーマンスを高めるために使用されます。
クライアントとサーバーが最初に接続するときには、認証を完全に実行する必要があります。 しかし、それ以後のすべての接続では、セッションが引き続き有効である間は、セキュリティー情報を再利用します。 クライアントはコンテキスト ID をサーバーに渡し、その ID を使用してセッションが検索されます。 コンテキスト ID の有効範囲は各接続であり、これにより一意性が保証されます。 認証の再試行が使用可能になっている場合 (デフォルトで) は、セキュリティー・セッションが無効になると クライアント側のセキュリティー・インターセプターは、ユーザーにそれを認識させずにクライアント側のセッションを無効にし、 要求を再度実行依頼します。例えば、セッションがサーバー上にない (サーバーが失敗しオペレーションを再開した) 場合に起こることがあります。
この値が使用不可の場合、すべてのメソッド起動を再認証する必要があります。
アウトバウンド認証に使用されるシステム・ログイン構成のタイプを指定します。
カスタム Remote Method Invocation (RMI) アウトバウンド・ログイン・モジュールを使用可能にします。
カスタム・ログイン・モジュールは、事前定義された RMI アウトバウンド呼び出しの前に、 他の関数をマップまたは実行します。
アプリケーション・サーバーを使用可能にし、Remote Method Invocation (RMI) プロトコルを使用して、サブジェクトおよびセキュリティー・コンテンツ・トークンを 他のアプリケーション・サーバーに伝搬します。
現行のレルムとは異なる、 トラステッド・ターゲット・レルムのリスト (パイプ文字 (|) で区切ったもの) を指定します。
WebSphere Application Server バージョン 5.1.1 に先立って、現行のレルムがターゲット・レルムと一致しない場合、認証要求は他のアプリケーション・サーバーにアウトバウンド送信されません。