WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

特定の要求タイプのパフォーマンスの分離

このトピックでは、要求メトリック・フィルターを使用可能にする方法について説明します。

このタスクについて

要求メトリックは、着信したそれぞれの要求を既知のフィルターのセットと比較しますが、 これらのフィルターは使用可能にする必要があります。

プロシージャー

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. 管理コンソールのナビゲーション・ツリーで、「モニターおよびチューニング」>「要求メトリック」とクリックします。
  3. フィルター」をクリックします。
  4. filter type」をクリックします。
  5. 「構成」タブの下にある「使用可能」フィールドのチェック・ボックスを選択します。
  6. 適用」または「OK」をクリックします。
  7. 保管」をクリックします。 フィルター・グループを使用可能または使用不可にすることができます。 グループを使用可能にすると、 無効化されたフィルターを使用可能または使用不可にすることができます。

結果

要求メトリック・フィルターが、構成に従って使用可能になります。 例えば、送信元の IP を使用可能にした場合は、 送信元の IP がフィルターで指定された IP に一致する要求のみが計測されます。
注: フィルターは、エッジ・トランザクションに対してのみ検査されます。 エッジ・トランザクションとは、計測されるシステムに入る最初のトランザクションのことです。 例えば、サーブレットが Enterprise JavaBean を呼び出す場合、 サーブレットが Web サーバー・プラグインに装備されていないときは、このサーブレットがエッジ・トランザクションであり、 URI フィルターと SOURCE_IP フィルターがサーブレット要求について検査されます。ただし、この要求が EJB コンテナーまで来た場合は、この要求はエッジ・トランザクションでなくなるため、 EJB フィルターは検査されません。

次の作業

要求メトリック構成を変更した後に、 Web サーバー・プラグイン構成ファイルの再生成 トピックで説明されているように、 Web サーバー・プラグイン構成ファイルを再生成する必要があります。



サブトピック
要求メトリック・フィルターの追加および除去
要求メトリックのフィルター
要求メトリックのフィルター設定
フィルター値コレクション
フィルター値の設定
関連タスク
要求メトリックからのパフォーマンス・データの取得
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
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