WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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リモート・ファイル・サービス

構成文書には、使用可能なアプリケーション・サーバーと、その構成および内容が記述されています。 2 つのファイル・サービスで、構成文書を管理します。 それは、ファイル転送サービスおよびファイル同期サービスです。

次の表は、ファイル・サービスの機能についての説明です。

ファイル転送サービス
ファイル転送サービスにより、ファイルをネットワーク・マネージャーとノードとの間で移動できます。 ファイル転送サービスは、ファイルの転送に HTTP プロトコルを使用します。 WebSphere Application Server 内のセキュリティーを使用可能にすると、ファイル転送サービスは証明書ベースの相互認証を使用します。 テスト環境内のデフォルト鍵ファイルを使用できます。 ご自分のシステムを保護するため、デフォルトの鍵ファイルを必ず変更してください。

ファイル転送に使用されるポートは、HTTP_Transport ポート、HTTPS トランスポート・ポート、管理コンソール・ポート、および管理コンソール・セキュア・ポートです。 詳しくは、WebSphere Application Server バージョンにおけるポート番号設定 を参照してください。

ファイル同期サービス
ファイル同期サービスにより、 各ノード上のファイル・セットはデプロイメント・マネージャー・ノード上のファイル・セットと必ず一致します。 このサービスは、1 つのセル全体で構成データの一貫性を促進します。 いくつかの構成設定値を調整して、個々のノード上およびシステム全体でのファイルの同期を制御できます。

このサービスは、デプロイメント・マネージャーおよびノード・エージェント内で稼働し、 セル・リポジトリーに対して行われた構成の変更が、該当するノードのリポジトリーに確実に伝搬するようにします。 セル・リポジトリーは、マスター・リポジトリーで、 ノード・リポジトリーに対して行われた構成の変更はこのセルまで伝搬されません。 同期操作中、ノード・エージェントは、デプロイメント・マネージャーを使用して、ノードに適用される構成文書が更新されたかどうかを調べます。新規または更新済み文書はノード・リポジトリーにコピーされ、 削除された文書はノード・リポジトリーから除去されます。

使用可能になっているデフォルトの振る舞いは、 ノード・エージェントごとに定期的に同期操作を実行することです。 操作の間隔を構成するか、または定期的な振る舞いを使用不可にすることができます。 同期サービスを構成して、 ノード・リポジトリーを同期化してから、 ノード上のサーバーを始動することもできます。




関連概念
構成文書
関連タスク
リモート・ファイル・サービスの構成
ノード・エージェントの管理
関連資料
WebSphere Application Server バージョンにおけるポート番号設定
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
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