WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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JVM の構成

アプリケーション・サーバーの構成の一環として、 オペレーティング・システムの Java 仮想マシン (JVM) の使用を強化する設定を定義できます。

このタスクについて

Java 仮想マシン (JVM) は、コンパイルされた Java プログラムのバイト・コードを実行するための解釈計算エンジンです。 JVM は、Java バイト・コードをホスト・マシンのネイティブ命令に変換します。 アプリケーション・サーバーは Java プロセスの 1 つなので、 サーバー上のアプリケーションを稼働、サポートするには JVM が必要です。 JVM 設定は、アプリケーション・サーバー構成の一部です。

アプリケーション・サーバーのプロセスの JVM 構成を表示および変更するには、 管理コンソールの「Java 仮想マシン」ページを使用します。 あるいは、スクリプトを使用して構成を変更する場合は、wsadmin を使用します。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server」を クリックします。次に「サーバー・インフラストラクチャー」の下で、 「Java およびプロセス管理」>「プロセス定義」をクリックします。
  2. Java 仮想マシン」を選択します。
  3. 必要に応じて「JVM 設定」に値を指定し、「OK」をクリックします。
  4. コンソールのタスクバーで「保管」をクリックします。
  5. アプリケーション・サーバーを再始動します。

「Java 仮想マシン」ページの「汎用 JVM 引数」プロパティーに値を指定し、アプリケーション・サーバーで UTF-8 エンコードを使用可能にしている例が、 UCS transformation format 用のアプリケーション・サーバーの構成 にあります。 UTF-8 を使用可能にすると、管理コンソールで複数言語のエンコード・サポートを使用できるようになります。

コンテキスト・ルートを使用する JVM sendRedirect 呼び出しの構成 に、JVM のプロパティー定義を含む例があります。




サブトピック
ユーザー・クラス・ローダーによってあらかじめロード済みのクラスのキャッシング
JVM ダイレクト実行を使用したクラスの実行
関連タスク
スクリプトの入門
Java 仮想マシンの調整
アプリケーション・サーバーの管理
関連情報
Java 2 Standard Edition (J2SE) 5 へのマイグレーション
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/trun_jvm.html