startManager コマンドは、スクリプトでデプロイメント・マネージャーを取り扱うために使用します。
このコマンドは、Network Deployment インストール済み環境の profile_root/bin ディレクトリーから実行する必要があります。
startManager コマンドは、デプロイメント・マネージャー・プロファイルの構成ファイルを読み取り、そのサーバーを始動します。
startManager コマンドはサーバー処理を起動しますが、MBean メソッドを呼び出さないため、このコマンドでユーザー名およびパスワードを使用する必要はありません。
このコマンドをどこで実行するかについて詳しくは、コマンド行ツールの使用の項目を参照してください。
コマンド構文は次のようになります。
startManager [server] [options]ここで、server は、デプロイメント・マネージャー・サーバーの名前を指定するオプション・パラメーターです。 このオプションを指定せずに、デプロイメント・マネージャー・プロファイルを使用すると、server はデフォルトでデプロイメント・マネージャーに設定されます。 このオプションを指定せずに、デプロイメント・マネージャー以外のプロファイルを指定すると、server はデフォルトでプロファイルの名前に設定されます。
デプロイメント・マネージャー・プロファイルはデフォルト・プロファイルではないため、startManager コマンドを使用するときには -profileName オプションを指定する必要があります。
startManager コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。
startManager -profileName dmgr (dmgr プロファイルのためにデプロイメント・マネージャーを開始させます) startManager -trace (profile_root/logs ディレクトリーにトレース・ファイルを作成します)