この情報を使用して、アプリケーションを始動する際に発生する問題をトラブルシューティングします。
アプリケーションの始動時に発生するエラーの種類を特定してください。
HTTP サーバーが正しく機能していて、アプリケーション・サーバー自体も正常に動作しているが、 ブラウザーから HTTP サーバーに送信されたページの表示要求が処理されない場合は 、WebSphere Application Server のプラグインに問題があります。
この場合は、次のようにします。
IBM HTTP Server for iSeries または Lotus Domino for iSeries を使用している場合は、HTTP サーバーを再始動する必要はありません。
Web サーバー・インスタンスをモデル化するために Web サーバー定義を作成している場合、ファイルは profile_root/config/cells/cell_name/nodes/Web_server_node_name/servers/Web_server_name の下にあります。 ファイルが見当たらない場合は、profile_root/config/cells の下にあります。
プラグイン関連の問題のトラブルシューティングについての詳細は、Web サーバー・プラグインのトラブルシューティングのヒント を参照してください。
JSP または サーブレットをサポートする Web ページにテキスト出力は表示されるが、イメージ・ファイルが表示されない場合は、以下のようにしてください。
通常、このディレクトリーは、profile_root/installedApps/nodename/appname.ear ディレクトリー、または profile_root/installedApps/nodename/appnameNetwork.ear ディレクトリーにあります。
ファイルがドキュメント・ルートのサブディレクトリーにある場合は、そのファイルへの参照にそのことが反映されていることを確認してください。 つまり、invoices.html ファイルが Windows の Web_module_name.war¥invoices ディレクトリーに保管されている場合は、 そのファイルを表示するための Web アプリケーション内の他のページからのリンクは、 「invoices.html」ではなく「invoices¥invoices.html」を読み取る必要があります。
アセンブリー・ツールでソース .war ファイルを参照して、ホストである Web モジュールのファイル・サービス・プロパティーを表示する。 必要に応じてそのプロパティーを更新し、モジュールを再デプロイします。
通常、このファイルは、profile_root/config/cells/nodename または nodenameNetwork/applications/application_name/deployments/application name/Web_module_name/web-inf ディレクトリーにあります。
JSP または サーブレットをサポートする Web ページにテキスト出力は表示されるが、イメージ・ファイルが表示されない場合は、以下のようにしてください。
通常、このディレクトリーは、profile_root/installedApps/nodename/appname.ear ディレクトリー、またはprofile_root/installedApps/nodename/appnameNetwork.ear ディレクトリーにあります。
グラフィックス・ファイルがドキュメント・ルートのサブディレクトリーにある場合は、 そのグラフィックへの参照にそのことが反映されていることを確認してください。 例えば、banner.gif ファイルが Windows の Web_module_name.war/images ディレクトリーに保管されている場合、 そのファイルを表示するためのタグは、<img SRC="banner.gif"> ではなく、 <img SRC="images/banner.gif"> となっている必要があります。
アセンブリー・ツールでソース .war ファイルを参照して、ホストである Web モジュールのファイル・サービス・プロパティーを表示する。 必要に応じてそのプロパティーを更新し、モジュールを再デプロイします。
通常、このファイルは、profile_root/config/cells/nodename または nodenameNetwork/applications/application_name/deployments/application name/Web_module_name/web-inf ディレクトリーにあります。
新規または変更された .jsp ファイルに初めてアクセスしようとしてこのエラーがブラウザーに表示された場合、その原因は、javac コンパイル・フェーズでその JSP ファイル の Java ソースが失敗した (間違っていた) ためである可能性が高いと言えます。
C:¥WASROOT¥temp¥ ... test.war¥_myJsp.java:14: ¥
Duplicate variable declaration: int myInt was int myInt
int myInt = 122; String myString = "number is 122"; static int myStaticInt=22; int myInt=121;
^
JSP ソース・ファイルで問題を修正し、 ソースを保管して JSP ファイルを要求してください。
Undefined variable or class name: MyClassこのエラーは、 サポート・クラスまたは JAR ファイルがターゲット・サーバーにコピーされていないか、 またはクラスパスにないことを示します。MyClass.class ファイルを見つけて、 それを Web モジュールの WEB-INF/classes ディレクトリーに配置するか、 またはそこに含まれる .jar ファイルを Web モジュールの WEB-INF/lib ディレクトリーに配置します。
以下のステップを実行して、 リソースへのアクセスに使用した URL が正しいことを確認してください。
JSP サービスは、デフォルトで使用可能になっています。HTML およびイメージ・ファイルのファイル・サービスは、アセンブリー・ツールで Web モジュールのプロパティーとして使用可能にするか、インストール済み Web アプリケーションの ibm-web-ext.xmi ファイルで fileServingEnabled プロパティーを true に設定し、アプリケーションを再起動して使用可能にする必要があります。
例えば、myWebApp モジュールのコンテキスト・ルート が「myApp」であるとすると、profile_root/installedApps/myEntApp.ear/myWebApp.war/WEB-INF/classes にある myCom.myServlet.class にアクセスする場合の URL は http://myhost.mydomain.com/myApp/servlet/myCom.MyServlet になります。
クラス名によるサーブレットの提供は、Web モジュールのプロパティーとして使用可能にする必要があります。デフォルトでは使用可能になっています。HTML およびイメージ・ファイルのファイル・サービスは、アセンブリー・ツールで Web アプリケーションのプロパティーとして使用可能にするか、インストール済み Web アプリケーションの ibm-web-ext.xmi ファイルで fileServingEnabled プロパティーを true に設定し、アプリケーションを再起動して使用可能にする必要があります。
「要求元」の HTML ファイル、サーブレット、または JSP ファイルの URL を訂正します。 先頭にスラッシュ (/) がない HREF は、呼び出し側リソースのコンテキストを継承しています。 以下に例を示します。
Web アプリケーションがサーブレットを再ロードするように構成されていないか、 または再ロードの間隔が長すぎる可能性があります。
この問題を解決するには、アセンブリー・ツールで、問題の Web モジュールの IBM 拡張の「再ロードを可能にする」フラグ、および「再ロード間隔」の値を確認してください。 再ロードを使用可能にするか、既に使用可能になっていれば、「再ロード間隔」を小さくします。
Java フェーズへの変換中に JSP ファイルに障害が起こった可能性があります。具体的には、JSP ディレクティブ (この場合は Include ステートメント) が間違っていたか、または参照しているファイルが見つかりませんでした。
この問題を解決するには、JSP ソースで問題を修正し、 そのソースを保管して、再度 JSP ファイルを要求してください。
JSP プロセッサーが、 生成された Java ソースを保持するように構成されていない可能性があります。
アセンブリー・ツールで、問題の Web モジュールの「アセンブリー・プロパティーの拡張機能」の下の「JSP 属性」を確認してください。 keepgenerated 属性が存在しており、「true」に設定されていることを確認してください。このように属性が設定されていない場合は設定し、Web アプリケーションを再始動します。 この操作の結果を確認するには、temp ディレクトリーからクラス・ファイルを削除して、JSP プロセッサーが再度 JSP ソースを Java ソースに変換するようにします。
applications ディレクトリーにある 、.ear サブディレクトリーで始まるエンタープライズ・アプリケーションの絶対パスおよび名前が、 単なる表示名としてではなく、JspBatchCompiler ツールへの引数としても想定されている可能性があります。
ディレクトリー・パスは、profile_root/config/cells/node_nameNetwork/applications です。
以下に例を示します。
req.setCharacterEncoding("gb2312");の 1 行が、すべての req.getParameter メソッド呼び出しの前に必要です。
この問題は、 前のバージョンの WebSphere Application Server から移植されたサーブレットおよび jsp ファイルに影響を与えます。前のバージョンでは、WebSphere Application Server のロケールに基づいて、 文字が自動的に変換されていたためです。
ブラウザーによっては、 ツリーまたはリスト・タイプの項目が割り当てられているウィンドウに収まらない場合、 スクロール・バーがなく、リスト全体を表示できないことがあります。
この問題を解決するには、ブラウザー・ウィンドウを右クリックして、 メニューの「再ロード」をクリックします。
このエラーは、HTTP タイムアウトにより、 サーバントが停止され、再始動されたときに発生することがあります。 この問題を解決するには、以下のように ConnectionIOTimeOut 値を増やします。