このページを使用して、 デプロイしたアプリケーションまたはモジュールの、 サーバーへのマッピングを表示します。
マルチサーバー製品では、 ターゲットをクラスターにすることもできますし、 サーバーにすることもできます。
また、アプリケーションが常駐しているサーバーを始動する際の、 そのアプリケーションの自動開始を使用可能または使用不可にする場合も、このページを使用します。
この管理コンソール・ページを表示するには、 「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>「application_name」> 「Target specific application status」をクリックします。
アプリケーションまたはモジュールのマップ先となる、 ターゲット・サーバーの名前を指定します。 ターゲットは、アプリケーションの設定からアクセスする「モジュールの管理」ページで指定します。
ターゲットがサーバーの場合、ノード名を指定します。
ターゲットのバージョン・レベルを指定します。ターゲットは、 5.x デプロイメント・ターゲット、または 6.x デプロイメント・ターゲットのいずれかになります。
5.x のデプロイメント・ターゲット は、WebSphere Application Server バージョン 5 製品において、 少なくとも 1 つのメンバーを持つサーバーになります。
6.x のデプロイメント・ターゲット は、WebSphere Application Server バージョン 6 製品において、 すべてのメンバーを持つサーバーになります。
モジュールが以下の条件に該当する場合、 バージョン 5.x 製品のために開発された アプリケーション、エンタープライズ Bean (EJB) モジュール、Session Initiation Protocol (SIP) モジュール (SAR)、または Web モジュール を、5.x または 6.x のデプロイメント・ターゲットに 常駐させることができます。
同様に、バージョン 5.x. 製品用に開発されたリソース・アダプター (コネクター) モ ジュール、すなわち RAR ファイルは、そのモジュールが Java Cryptography Architecture (JCA) 1.5 をサポートせず、 6.x のランタイム・アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を呼び出さない場合は、 5.x ノードにも 6.x ノードにも置くことができます。そのモジュールが JCA 1.5 をサポートしているか、 6.x API を呼び出す場合は、6.x ノードに置く必要があります。
JavaServer Pages (JSP) プリコンパイル、EJB デプロイメント (ejbdeploy)、Web サービス・デプロイメント (wsdeploy) が使用可能の場合、 製品バージョンがデプロイメント・マネージャーと同じになっているターゲットに限り、アプリケーションをデプロイできます。 デプロイメント・マネージャーよりも古いバージョンを使用するサーバーがアプリケーションのターゲットになっている場合、これらのターゲットにはデプロイできません。 したがって、JSP プリコンパイル、ejbdeploy、または wsdeploy が使用可能の場合、アプリケーションは 6.1 ターゲットのみにデプロイできます。
サーバーの始動時に、ターゲット・サーバーにインストールした アプリケーション・モジュールを開始する (つまり使用可能にする) かどうかを指定します。 この設定により、アプリケーション・モジュールの初期状態が指定されます。 Yes 値を指定すると、サーバーの始動時に、対応するモジュールが使用可能 (つまりアクセス可能) になります。 No 値を指定すると、サーバーの始動時に、 対応するモジュールが使用不可 (つまりアクセス不可) になります。
デフォルトでは、「自動始動」は使用可能になっています。そのため、デフォルトでは、インストールされているアプリケーションは、そのアプリケーションが配置されているサーバーの開始時に自動的に開始します。
アプリケーションの自動開始を使用可能および使用不可にすることができます。アプリケーションの自動開始を使用不可にする場合は、 ターゲット・サーバーの横の「選択」チェック・ボックスを使用可能にし、 「自動始動を使用不可にする」をクリックします。 自動開始を使用不可にすると、アプリケーションはサーバーの始動時に開始されません。アプリケーションの自動開始を使用可能にするには、 ターゲットを選択して「自動始動を使用可能にする」をクリックします。
アプリケーション・サーバーにデプロイされているアプリケーションが、 開始済み、停止済み、使用不可のいずれであるかを示します。
![]() |
開始済み | アプリケーションは実行中です。 |
![]() |
部分始動 | アプリケーションは、停止中 状態から 開始済み 状態に変更される途中のプロセスにあります。 アプリケーションは実行され始めていますが、まだ完全には実行されていません。 アプリケーション・サーバーが開始していないため、アプリケーションは、部分始動状態になっている可能性があります。 |
![]() |
停止済み | アプリケーションは実行されていません。 |
![]() |
部分停止 | アプリケーションは、開始済み 状態から 停止中 状態に変更される途中のプロセスにあります。 アプリケーションは、まだ実行を停止していません。 |
![]() |
使用不可 | 状況を判別できません。 |
![]() |
該当なし | アプリケーションが、実行中かどうかについての情報を提供していません。 |
Web サーバー上のアプリケーションの状況は、 常に「使用不可」になります。