UDDI ノードをセットアップする一環として、UDDI レジストリー・アプリケーションをデプロイします。
提供されたスクリプトを使用することも、管理コンソールを使用することもできます。
始める前に
UDDI レジストリー・アプリケーションをデプロイする前に、
UDDI レジストリー用のデータベースとデータ・ソースを作成する必要があります。
プロシージャー
- i5/OS コマンド行から STRQSH コマンドを入力して、Qshell セッションを開始します。
- app_server_root/bin ディレクトリーから、
以下に示すように uddiDeploy.jacl スクリプトを実行します。
このスクリプトは、
UDDI レジストリーをユーザーが指定したサーバーまたはクラスターにデプロイします。
wsadmin [-conntype none] [-profileName profile_name] -f uddiDeploy.jacl
{node_name server_name | cluster_name}
各部の意味は、次のとおりです。
- 「-conntype none」はオプションで、アプリケーション・サーバーが稼働していない場合にのみ必要です。
- '-profileName profile_name' はデプロイメント・マネージャー・プロファイルです。
プロファイルを指定しない場合は、デフォルト・プロファイルが使用されます。
- node_name は、ターゲット・サーバーが稼働する WebSphere Application Server ノードの名前です。
ノード名には、大文字小文字の区別があります。
- server_name は、UDDI レジストリーをデプロイするターゲット・サーバーの名前 (例えば server1) です。
サーバー名には、大文字小文字の区別があります。
- cluster_name は、UDDI レジストリーをデプロイしたいターゲット・クラスターの名前です。
クラスター名には、大文字小文字の区別があります。
例えば、UDDI をノード「MyNode」およびサーバー「server1」にデプロイするには、次のように入力します (server1 がすでに始動していることを前提としています)。
wsadmin -f uddiDeploy.jacl MyNode server1
UDDI
をクラスター「MyCluster」にデプロイするには、次のように入力します。
wsadmin -f uddiDeploy.jacl MyCluster
また、管理コンソールを使用して、通常の方法で UDDI アプリケーション (uddi.ear ファイル) をデプロイすることもできます。
ただし、管理コンソールを使用する場合は、
uddiDeploy.jacl スクリプトでは自動的に実行される一部のステップが、自動的には行われません。
管理コンソールを使用して UDDI アプリケーションをインストールする場合は、一部のアクションを手動で行う必要があります。
これを行うには、以下のステップを実行します。
- アプリケーションをインストールします。
- > 「uddi_application」 > とクリックします。
- 「Class loader order」が「Classes
loaded with application class loader first」に設定されていることを確認します。
- 「WAR class loader policy」が「Single
class loader for application」に設定されていることを確認します。
結果
これで UDDI アプリケーションがデプロイされました。
以下のエラー・メッセージが表示された場合は、デプロイメント・マネージャー・プロファイルを使用して uddiDeploy.jacl スクリプトを実行したことを確認してください。
WASX7017E: Exception received while running file "uddiDeploy.jacl"; exception in
formation: com.ibm.ws.scripting.ScriptingException: WASX7070E: The configuration
service is not available.
次の作業
UDDI ノードのセットアップを続行します。