WebSphere Application Server のグループ PTF をインストールして、 この製品の最新のフィックスパックを入手し、WebSphere Application Server が 依存する製品に必要な PTF をインストールします。 グループ PTF をインストールしたあとに、 追加のステップを実行して、 フィックスパックをインストールし、 この製品を最新のフィックス・レベルにする必要があります。
WebSphere Application Server 製品に対する修正は、フィックスパックに含まれています。 WebSphere Application Server for i5/OS のグループ PTF は、 この製品の現行レベルのフィックスパックを配信します。
WebSphere Application Server を 初めて使用する場合は、まず最初に、 この手順によって WebSphere Application Server for i5/OS バージョン 6.1 の 最新のグループ PTF をロードして、適用します。 そのあとに、現行レベルのフィックスパックをインストールしてください。
このグループ PTF には、現行のフィックスパックに加えて、WebSphere Application Server の PTF (この製品を、WebSphere Application Server for i5/OS バージョン 6.1 の 最新のサービス・レベルに更新します) や、 IBM DB2 Universal Database、IBM Developer Kit for Java、IBM HTTP Server の 最新のグループ PTF も含まれています。
また、このグループ PTF には、その他のグループ PTF または累積 PTF パッケージに含まれないがインストールが必要な IBM Developer Kit for Java、DB2 Universal Database for iSeries、および IBM HTTP Server のその 他の PTF も含まれます。
ご使用になっている WebSphere Application Server の エディションや、OS/400 または i5/OS のリリース・レベルに対して、 どのグループ PTF を注文して、インストールすればよいかを 判断するには、WebSphere Application Server の Web サイトにある PTF のページを参照してください。
グループ PTF パッケージをインストールする前に、すべての製品の前提条件をインストール します。インストールが不完全である場合、WebSphere Application Server の始動に失敗する場合があります。
この手順では、 WebSphere Application Server バージョン 6.1 for i5/OS のグループ PTF の インストール方法について説明します。
これらの手順は、グループ PTF に含まれるすべての PTF をロードして適用する準備ができていることを前提と しています。これらの PTF の一部で、iSeries サーバーの再始動が必要な 場合があるため、手順にはサーバーを制限状態に置き、サーバーの IPL を実行 するステップが含まれます。
サーバーを再始動しないようにするには 、IPL を必要とする PTF をサーバーの次の通常 IPL の実行時に適用するように 指定します。ただし、すべての PTF が正常にロードおよび適用され、システム が IPL を実行するまで、WebSphere Application Server を始動または使用しないでください。
WebSphere Application Server の グループ PTF およびフィックスパックをインストールすることで、 完全に更新されたインストール済み環境となります。この時点で、製品の初期構成をセットアップすることができます。