マイグレーション・ツールを使用して、WebSphere Application Server バージョン 5.x
または 6.0.x のスタンドアロン・アプリケーション・サーバーから新規の Network Deployment バージョン 6.1
の統合ノードにマイグレーションします。
プロシージャー
- WebSphere Application Server バージョン 5.x または 6.0.x の
スタンドアロン・アプリケーション・サーバーをバージョン 6.1 のスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイル
にマイグレーションします。
バージョン 6.1 スタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルへのマイグレーション
の指示を完了します。
- WebSphere Application Server バージョン 6.1 のデプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成します。
- WebSphere Application Server のスクリプトを実行するために Qshell 環境を開始します。
コマンド行で以下のコマンドを入力します。
STRQSH
- manageprofiles コマンドを実行します。
以下のパラメーターを使用します。
app_server_root/bin/manageprofiles
-create
-profileName 61ND_profile_name
-startingPort starting_port_number
-templatePath app_server_root/profileTemplates/dmgr
各部の意味は、次のとおりです。
- app_server_root
は、バージョン 6.1 がインストールされている場所です。
- 61ND_profile_name は、バージョン 6.1 のデプロイメント・マネージャー・プロファイル
の名前です。
- starting_port_number は、10 個の連続ポート・ブロックの最初のポートです。
manageprofiles コマンドの構文とパラメーターについて
詳しくは、manageprofiles コマンド
を参照してください。
- WebSphere Application Server バージョン 6.1 のスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・ノード
をバージョン 6.1 のデプロイメントに追加します。
- WebSphere Application Server のスクリプトを実行するために Qshell 環境を開始します。
コマンド行で以下のコマンドを入力します。
STRQSH
- startManager スクリプトを実行します。
以下のパラメーターを使用します。
app_server_root/bin/startManager
-profileName 61ND_profile_name
各部の意味は、次のとおりです。
- app_server_root
は、バージョン 6.1 がインストールされている場所です。
- 61ND_profile_name は、バージョン 6.1 のデプロイメント・マネージャー・プロファイル
の名前です。
- addNode スクリプトを実行します。
以下のパラメーターを使用します。
app_server_root/bin/addNode
-profileName 6.1_profile
host
soap_port
-includeapps
各部の意味は、次のとおりです。
- app_server_root
は、バージョン 6.1 がインストールされている場所です。
- 6.1_profile は、バージョン 5.x または 6.0.x のプロファイルの
マイグレーション先であるバージョン 6.1 のスタンドアロン・アプリケーション・サーバー・プロファイルです。
- host は、バージョン 6.1 のデプロイメント・マネージャーが実行されているシステムのホスト名です。
- soap_port は、バージョン 6.1 のデプロイメント・マネージャー用の SOAP ポートです。
デフォルト・プロファイルをデプロイメント・セルに追加するために
addNode を使用している場合は、-startingport port_value
(port_value は未使用ポート・ブロックの最初のポート) を指定します。
addNode コマンドの構文とパラメーターについて
詳しくは、addNode コマンド
を参照してください。
- マイグレーションしたリソースを、WebSphere Application Server バージョン 6.1 のデプロイメント
に追加します。
- WebSphere Application Server のスクリプトを実行するために Qshell 環境を開始します。
コマンド行で以下のコマンドを入力します。
STRQSH
- WASPostUpgrade スクリプトを実行します。
以下のパラメーターを使用します。
app_server_root/bin/WASPostUpgrade
backup_directory_name
-profileName 61ND_profile_name
各部の意味は、次のとおりです。
WASPostUpgrade コマンドとそのパラメーターについて
詳しくは、WASPostUpgrade コマンド
を参照してください。
- WebSphere Application Server バージョン 6.1 デプロイメント・マネージャー、ノード・エージェント、
および統合ノードを開始します。
- WebSphere Application Server のスクリプトを実行するために Qshell 環境を開始します。
コマンド行で以下のコマンドを入力します。
STRQSH
- バージョン 6.1 のデプロイメント・マネージャーがまだ開始されていない
場合は、startManager スクリプトを使用して開始します。
以下のパラメーターを使用します。
app_server_root/bin/startManager
-profileName 61ND_profile_name
各部の意味は、次のとおりです。
- app_server_root
は、バージョン 6.1 がインストールされている場所です。
- 61ND_profile_name は、バージョン 6.1 のデプロイメント・マネージャー・プロファイル
の名前です。
- バージョン 6.1 のノード・エージェントがまだ開始されていない
場合は、startNode スクリプトを使用して開始します。
以下のパラメーターを使用します。
app_server_root/Base/bin/startNode
-profileName 6.1_profile_name
各部の意味は、次のとおりです。
- app_server_root
は、バージョン 6.1 がインストールされている場所です。
- 6.1_profile_name は、バージョン 6.1 の統合ノードの名前です。
- startServer スクリプトを使用してバージョン 6.1 の
統合ノードを開始します。
以下のパラメーターを使用します。
app_server_root/bin/startServer
-profileName 6.1_profile_name
6.1_application_server_name
各部の意味は、次のとおりです。
- app_server_root
は、バージョン 6.1 がインストールされている場所です。
- 6.1_profile_name は、統合ノードのバージョン 6.1 プロファイルの
名前です。
- 6.1_application_server_name は、バージョン 6.1 のアプリケーション・サーバー
の名前です。