WebSphere Application Server は、Web サーバーと連動して作動し、Web アプリケーションからの動的コンテンツ (サーブレットなど) の要求経路を定めます。Web サーバーは、 ブラウザーから WebSphere Application Server で稼働するアプリケーションに トラフィックを送信するために必要です。Web サーバー・プラグインは、 XML 構成ファイルを使用して、要求が WebSphere Application Server に関するものであるかどうかを判別します。
IBM HTTP Server for WebSphere Application Server を使用する場合は、 IBM HTTP Server のインストール を参照してください。 使用しない場合は、Web サーバーで提供されているインストール情報を参照してください。
該当するプラグイン・ファイルがインストールされます。 さらに、http プロファイルが作成されます (/QIBM/UrodData/WebSphere/Plugins/V61/webserver/profiles/http)。 http プロファイルを使用して、Web サーバー定義の作成に役立てることができます。 IBM HTTP Server for i5/OS を構成して、WebSphere Application Server と通信する方法については、 Web サーバーのトポロジー・ダイアグラムおよびロードマップの選択 を参照してください。
以下の手順では、SSL および Web サーバー調整の構成を含め、 プラグイン構成ファイルを更新するためのステップについて説明します。
アプリケーションのインストールまたはアンインストールが頻繁に行われない場合 (これは実稼働環境では通常の状態です)、または上記にリストされているアクションの いずれかが発生するごとに、プラグイン構成ファイルが生成および配布され、 そのパフォーマンスの影響が許容範囲内である場合は、このサービスを 使用可能に設定することを検討してください。
多数のアプリケーションをインストールするといった、 一連の変更を同時に行う場合には、最後の変更を行うまで、 構成サービスを使用不可にしておく必要があります。Web サーバー・ プラグイン構成サービスは、デフォルトで使用可能になっています。 このサービスを使用不可に設定するには、管理コンソールで、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name」> 「Administration Services」>「Web server plug-in configuration service」とクリックして、「Enable automated Web server configuration processing」オプションを選択解除します。