WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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EJB タイマー・サービス設定

このページを使用して、特定の EJB コンテナーの EJB タイマー・サービスを構成および管理します。

この管理コンソール・ページを表示するには、 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「servername」> 「EJB コンテナー設定」>「EJB タイマー・サービス設定」とクリックします。

このページに表示される 2 つのラジオ・ボタンは、互いに排他的 な選択肢を表します。




関連タスク
Network Deployment のタイマー・サービスの構成
タイマー・サービスの構成
関連資料
例: タイマー・サービスの使用
タイマー・サービス・コマンド

スケジューラー・タイプ

内部 EJB タイマー・サービスのスケジューラー・インスタンスの使用

WebSphere Application Server では、EJB タイマー・サービスで使用する内部スケジューラー・インスタンスを提供しています。 内部スケジューラー・インスタンスは、基本的な EJB タイマー機能のために事前構成されていて、 EJB タイマー・サービス用の限定された構成設定を提供します。 タスクの管理に内部スケジューラー・インスタンスを使用する場合は、 このボタンをクリックしてください。 この場合、タスクはサーバー・プロセスに関連した Cloudscape データベースに固定されます。 これを選択すると、 「カスタム・スケジューラー・インスタンスを使用」オプションはロックアウトされます。

これがデフォルトの選択項目です。

カスタム・スケジューラー・インスタンスの使用

カスタム・スケジューラー・インスタンスを定義すると、 EJB タイマー・サービスのより高度な構成を実行することができます。 スケジューラー構成では、内部 EJB タイマー・サービスの事前定義スケジューラー・インスタンス以外にも、 構成オプションを提供しています。 クラスター環境で実行する場合にカスタム・スケジューラー・インスタンスを定義して、 すべてのクラスター・メンバーを単一のスケジューラー・インスタンスで実行できるようにすることも可能です。 こうすると、1 つのクラスター・メンバー上で作成された EJB タイマーを、 他のクラスター・メンバー上で実行することができます。 カスタム・スケジューラー・インスタンスを提供すると、 EJB タイマーを、スケジュールされた他のタスクと同じデータベース内で保守することもできます。 これを選択すると、 「内部 EJB タイマー・サービスのスケジューラー・インスタンスを使用」オプションはロックアウトされます。

データ・ソース JNDI 名

この EJB コンテナー用の永続的 EJB タイマーが保管されるデータ・ソースの、 Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定します。 ネーム・スペースで使用可能なデータ・ソースは、 EJB タイマーで使用できます。 複数の EJB コンテナーが、テーブルの接頭部を指定することで、異なるテーブルを使用しながら 1 つのデータ・ソースを共用できます。

データ型 ストリング
デフォルト jdbc/DefaultEJBTimerDataSource

データ・ソース別名

データ・ソースへのアクセスに使用されるユーザー名およびパスワードの認証別名。

データ型 ストリング

テーブルの接頭部

EJB タイマー・サービスのテーブル名の前に付加されるストリング (TASK、TREG、LMGR および LMPR)。 これらのテーブルがまだ作成されていない場合は、サーバーの始動時に作成されます。 これらのテーブルを手動で作成する方法については、スケジューラー・サービスのヘルプを参照してください。 各インスタンスで異なる接頭部ストリングを指定した場合、 複数の独立した EJB タイマー・サービスが同じデータベースを共用できます。

データ型 ストリング
デフォルト EJBTIMER_

ポーリング間隔

EJB タイマー・サービス・デーモンがデータベースをポーリングする間隔。 各ポーリング・オペレーションは高価です。間隔が非常に小さく、 多くのタスクがスケジュールされている場合、 ポーリングは非常に多くのシステム・リソースを消費します。新規タイマーをこの間隔よりも早く期限切れになるように設定した場合、 このタイマーは、この間隔が経過するまで実行されないことがあります。 この値が大きすぎると、多くのタイマー・イベントがメモリーに読み込まれる可能性があります。 これは、次のポーリング間隔に発生するすべてのタイマー・イベントが、毎回読み込まれるためです。

データ型 整数
単位
デフォルト 300
範囲 3 -- 1800

タイマー・スレッド数

並行した EJB タイマー・タスクを実行する場合に使用されるスレッド数。 タイマー・スレッド数をゼロに設定すると、EJB タイマー・サービスは使用不可になります。

データ型 整数
デフォルト 1
範囲 0 -- 500

スケジューラー JNDI 名

このフィールドは、「カスタム・スケジューラー・インスタンスを使用」が選択された場合にのみ使用されます。 ここでは、EJB タイマーの管理、継続に使用するカスタム・スケジューラー・インスタンスの JNDI 名を指定します。 内部 EJB タイマー・サービス・スケジューラー・インスタンスの構成情報は、 ここで指定したスケジューラー・インスタンスには適用されません。

データ型 ストリング


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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/uejb_timerservice.html