WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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WSIF 概要

Web Service Invocation Framework (WSIF) は、Web サービスを呼び出すための Java API を提供します。 この API は、サービスのフォーマットや、そのサービスを呼び出すトランスポート・プロトコルには依存しません。

このフレームワークは、WSIF の目標 で取り上げた すべての問題に対処しま す。

WSIF には以下の機能があります。

WSIF は Web サービスと、作成時には不明だった WSDL 拡張機能およびバインディングのランタイム・サポートを提供します。 この機能は、動的呼び出し と呼ばれます。WSIF を使用すると、クライアント・アプリケーションは 、Web サービス・オペレーションの起動に使用するのに最適のバインディングを、 動的に選択することができます。例えば、Web サービスは、SOAP バインディングを提供し、またローカル・サービス・インプリメンテーション (Java クラス) を Web サービスとして扱えるようにする、ローカル Java バインディングも提供することができます。 クライアント・アプリケーションがサービスと同じ環境にデプロイされている場合、 このクライアントは、そのサービス用のローカル Java バインディングを使用できます。 これにより、SOAP バインディングを使用して間接的に呼び出すのではなく、 直接 Java を呼び出すことで、クライアントとサービスとの間でより効率的な通信を行うことができます。WSIF は、プロバイダーの使用によって、このランタイム・サポートを提供します。プロバイダーは、WSDL 記述を使用してターゲット・サービスにアクセスすることにより、作成時に不明だった Web サービス、WSDL 拡張機能およびバインディングをサポートします。

WSIF は、管理されていない環境 (スタンドアロン) でも、管理コンテナー内でも使用できるように設計されています。 Java Naming and Directory Interface (JNDI) を 使用して WSIF サービスを検索するか、WSDL で記述されているロケーションを使用することができます。

WSIF と WSDL の概念について詳しくは、以下のトピックを参照してください。

WSIF は Internet Protocol バージョン 6、および SOAP 用 Java API for XML-based Remote Procedure Calls (JAX-RPC) バージョン 1.1 をサポートします。




サブトピック
WSIF アーキテクチャー
WSIF および WSDL
WSIF の使用シナリオ
関連概念
WSIF の目標
関連タスク
Web サービスを起動するための WSIF の使用
WSIF のインストールおよび管理
WSIF API の操作
Web Services Invocation Framework (WSIF) の学習
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/cwsf_ovrvw.html