WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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スケジューラー・テーブルの管理機能

管理コンソールと WASSchedulerConfiguration MBeans を使用すると、スケジューラー・ テーブルとスキーマを作成し、スケジューラー・テーブルとスキーマが正しく設定され、かつアクセス可能であることを 検査し、スケジューラー・テーブルとスキーマを除去できる、簡単な方法が提供されます。

デプロイメント・マネージャーまたはノード・エージェントに接続すると、テーブルの検査や作成や除去は、スケジューラーと関連データ・ソースのある最も細分化されたスコープに基づいて行われます。スケジューラーがサーバー・スコープで構成され、データ・ソースがノード・スコープで構成されている場合に、例えばデプロイメント・マネージャーからテーブルの検査操作が実行されると、デプロイメント・マネージャーは、サーバー 1 に接続してその操作を実行しようとします。サーバー 1 が使用不可である場合には、まずノード・エージェント・レベルで検査し、次にデプロイメント・マネージャー・レベルで検査します。

注: データ・ソース・アクセスに関するテーブル管理機能を 実行するときには、制限があります。制限について詳しくは、接続の検査のトピックを参照してください。接続を正常に検査できないと、スケジューラー・ テーブルの管理機能で障害が発生します。

テーブルの検査

スケジューラー・データ・ソース、テーブル接頭部、セキュリティー認証情報、 およびテーブルが正しく構成されていることを妥当性検査します。この検査メソッドは、データベース・プロパティーを変更しないで、実動環境および開発環境で使用することができます。

テーブルの作成

スケジューラーが作動するために必要なテーブルおよび索引を作成します。 スケジューラー・テーブルを作成するこのメソッドは、簡単なトポロジーおよび開発環境用に設計されています。 拡張または実稼働環境、およびこのフィーチャーをサポートしないデータベースに対して、 提供されたスケジューラー・データ定義言語ファイルを使用します。詳しくは、トピック管理コンソールを使用した スケジューラー・テーブルの作成を参照してください。

テーブルの除去

スケジューラーが作動するのに必要なテーブルおよび索引の除去を指定します。 スケジューラー・テーブルおよび索引を除去するこのメソッドは開発環境に推奨されます。 テーブルを除去すると、スケジュール済みタスクがすべて除去され、スケジューラーはそのテーブルが再作成されるまで 正常に動作しなくなります。




関連タスク
管理コンソールを使用したスケジューラー・テーブルの作成
スクリプトおよび Java Management Extensions を使用したスケジューラー・テーブルの作成
関連資料
スケジューラー設定
API 資料
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/scheduler/ref/rsch_tablefunc.html