構成文書には、使用可能なアプリケーション・サーバーと、その構成および内容が記述されています。 2 つのファイル・サービスで、構成文書を管理します。 それは、ファイル転送サービスおよびファイル同期サービスです。
次の表は、ファイル・サービスの機能についての説明です。
ファイル転送に使用されるポートは、HTTP_Transport ポート、HTTPS トランスポート・ポート、管理コンソール・ポート、および管理コンソール・セキュア・ポートです。 詳しくは、WebSphere Application Server バージョンにおけるポート番号設定 を参照してください。
このサービスは、デプロイメント・マネージャーおよびノード・エージェント内で稼働し、 セル・リポジトリーに対して行われた構成の変更が、該当するノードのリポジトリーに確実に伝搬するようにします。 セル・リポジトリーは、マスター・リポジトリーで、 ノード・リポジトリーに対して行われた構成の変更はこのセルまで伝搬されません。 同期操作中、ノード・エージェントは、デプロイメント・マネージャーを使用して、ノードに適用される構成文書が更新されたかどうかを調べます。新規または更新済み文書はノード・リポジトリーにコピーされ、 削除された文書はノード・リポジトリーから除去されます。
使用可能になっているデフォルトの振る舞いは、 ノード・エージェントごとに定期的に同期操作を実行することです。 操作の間隔を構成するか、または定期的な振る舞いを使用不可にすることができます。 同期サービスを構成して、 ノード・リポジトリーを同期化してから、 ノード上のサーバーを始動することもできます。