WebSphere Application Server の管理コンソールを使用して、サーバー上にデプロイされた後の Web サービスのバインディングを編集します。
セキュリティー・バインディング・ファイル (ibm-webservices-bnd.xmi) およびセキュリティー拡張ファイル (ibm-webservices-ext.xmi) を含む、Enterprise JavaBeans (EJB) ファイル、Java Archive (JAR) ファイル、または Web Archive (WAR) ファイルを作成します。 このアーカイブがダウンストリーム・サービスへのクライアントとして働く場合は、 クライアント・サイドのバインディング・ファイル (ibm-webservicesclient-bnd.xmi) とクライアント・サイドの拡張ファイル (ibm-webservicesclient-ext.xmi) も必要となります。 これらのファイルは、JAX-RPC アプリケーション用の WSDL2Java コマンド コマンドを使用して作成します。 これらのファイルは、アセンブリー・ツール の Web Services Editor を使用して編集できます。
Web サービス・セキュリティーのサーバー・サイド・セキュリティーを構成する場合、 セキュリティー拡張構成は実行されるセキュリティーを指定し、セキュリティー・バインディング構成は、セキュリティー拡張構成で指定されたセキュリティーの 実行方法を指示します。 バインディング構成では、セル・レベルおよびサーバー・レベルの一部のエレメント (鍵ロケーター、トラスト・アンカー、コレクション証明書ストア、 トラステッド ID エバリュエーター、およびログイン・マッピングなど) についてはデフォルトを使用し、これらの設定を WAR および JAR バインディング構成から 参照できます。
以下のステップでは、サーバーにデプロイされた Web サービスのバインディングの編集方法について説明します。ある Web サービスが別の Web サービスと通信する場合、ダウンストリームの Web サービスにアクセスするには、クライアントのバインディングも構成する必要があります。