WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

ノード

ノード とは、管理対象サーバーの論理グループです。

ノードは通常、識別可能な IP ホスト・アドレスを持つ論理的または物理的なコンピューター・システムに対応しています。ノードは、複数のコンピューターの範囲に設けることはできません。

製品インストール の際に生成されるデフォルト・プロファイル用のノード名は、iSeries サーバーの短縮ホスト名です。デプロイメント・マネージャー・プロファイルではない新規プロファイルを生成する場合、ノード名は hostName_profileName にデフォルトされます。

ネットワークのデプロイメント・トポロジーにおけるノードは、管理対象または管理対象外にすることができます。管理対象ノ ードには、その構成およびサーバーを管理するノード・エージェント・プロ セスがあります。 管理対象外ノードには、ノード・エージェントがありません。

ノード上のサーバーが WebSphere Application Server、Java Message Service (JMS) サーバー (バージョン 5 ノードのみ)、Web サーバー、また は汎用サーバーのいずれであっても、管 理対象ノードには、ノード上のすべてのサーバーを管理するノード・エージェントがあります。 ノード・エージェントは、管理セル内のノードを表し、構成を最新の状態に保ちます。

管理対象外ノードには、 そのサーバーを管理するノード・エージェントがありません。 Network Deployment 環境の管理対象外ノードは、Web サーバーなどのサーバー定義を持つことができますが、Application Server の定義を持つことはできません。 Network Deployment 環境の管理対象外ノードにはノード・エージェントを 追加することができないため、管理対象ノードになることができません。 スタンドアロン Application Server 環境でも、ノードにノード・エー ジェントがないため、管理対象外ノードとみなされます。セルはデプロイメント・マネージャーを認識しないため、デプロイメント・マネージャーはスタンドアロン Application Server を管理できません。 スタンドアロン Application Server は、統合が可能です。スタンドアロン Application Server を統合すると、ノード・エージェントが自動的に作成され、そのノードは、セル内の管理対象ノードになります。

サポートされる Web サーバーは、管理対象ノードまたは管理対象外のノード上に置くことができます。スタンドアロンの WebSphere Application Server ノードには、1 つの Web サーバーしか定義できません。この Web サーバーは、管理対象外ノードで定義されます。デプロイメント・マネージャーに対して Web サーバーを定義することができます。これらの Web サーバーは、管理対象または管理対象外ノードで定義することができます。

WebSphere Application Server は、サポートされるすべての Web サーバーの基本的な管理機能をサポートします。例えば、すべての Web サーバーにプラグイン構成の生成を実行することができます。ただし、リモート Web サーバーへのプラグイン構成の伝搬は、管理対象外ノードで定義された IBM HTTP Server でしかサポートされません。管理対象ノードで定義された Web サーバーの場合、すべての Web サーバーへのプラグイン構成の伝搬は、ノードを同期することによって行われます。Web サーバー・プラグイン構成ファイルは、Web サーバー定義に従い作成され、Web サーバーにデプロイされたアプリケーションのリストに基づき作成されます。アプリケーションをデプロイする際に、サポートされるすべての Web サーバーを、モジュールで使用可能なターゲットとしてマップすることもできます。

WebSphere Application Server では、IBM HTTP Server 用に、管理対象および管理対象外ノードで使用する追加の管理コンソール・タスクがサポートされています。例えば IBM HTTP Server の開始、停止、終了、ログ・ファイルの表示、および構成ファイルの編集を行うことができます。

以下のいずれかの方法で、管理対象および管理対象外ノードを Network Deployment セルに追加することができます。 管理対象ノードを Network Deployment セルに追加するこれらのメソッドそれぞれには、 結合する管理対象ノードのターゲット・ノード・グループを指定するオプションが含まれています。ノード・グループを指定しない場合、またはノード・グループを指定するオプションがない場合は、 デフォルトのノード・グループ DefaultNodeGroup がターゲット・ノード・グループとなります。

明示的ノード・グループを指定するか、デフォルトを受け入れるかどうかに関わらず、 ノード・グループ・メンバーシップ規則 に従う必要があります。追加しようとしているノードがターゲット・ノード・グループのノード・グループ・メンバーシップ規則に従っていない場合、ノードの追加操作は失敗し、エラー・メッセージが表示されます。




関連概念
ノード・グループ
関連タスク
ノードの管理
管理アーキテクチャーのセットアップ
Web サーバーとの通信
ノード・グループ・メンバーの管理
概念トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/cagt_node.html