WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

システム・プロパティーを設定して、リモート EJB クライアントが、ネストされたまたはルートに起因する例外を受信できるようにします。

ある種の例外が障害のルートに起因し、受信する例外内でネス トされている場合、アプリケーションをコーディングして特定のアクション を実行する場合があります。 WebSphere Application Server でのデフォルトの動作は、アプリケーショ ン内でネストされた例外またはルートに起因する例外をマスクすることがあり ます。

このタスクについて

EJB コンテナーは、代わりに RemoteException 例外を作成できる場合、リモート・クライアントに対して TransactionRolledbackException 例外を作成します。 RemoteException 例外で、コンテナーは、例外内でネストされたルートに起因する情報を持つ機能を失いません。

WebSphere Application Server の管理コンソールを介して、次の Java 仮想マシン (JVM) システム・プロパティー com.ibm.websphere.ejbcontainer.includeRootExceptionOnRollback を true に設定することができます。この変更によりリモート・クライアントが、ロールバックが発生したときにネストされた例外を受信することが可能になります。

注: このプロパティーは、Bean メソッドが実行されているトランザクションがこの特定のメソッド起動に対するコンテナーによって開始されたシナリオにのみ適用可能です。 その他のすべてのシナリオは、EJB 仕様に従って TransactionRollBackException 例外という結果になります。

プロシージャー

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. サーバー」を選択します。
  3. サーバー」>「アプリケーション・サーバー」> server_name と選択します。
  4. 「サーバー・インフラストラクチャー」の下で、「Java およびプロセス管理」>「プロセス定義」を選択します。
  5. 「追加プロパティー」の下で、「Java 仮想マシン」>「カスタム・プロパティー」>「新規」と選択します。
  6. 名前」入力フィールドに、com.ibm.websphere.ejbcontainer.includeRootExceptionOnRollback と入力します。
  7. 」入力フィールドに true と入力します。
  8. OK」を選択します。
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/tejb_rollback.html