ID マッピングは、2 つのサーバー間のユーザー ID の 1 対 1 のマッピングです。
これにより、ダウンストリーム・サーバーが適切な許可を決定できるようになります。
サーバーの統合が必要な場合、ID マッピングが必要となりますが、
ユーザー・レジストリーは、それぞれ異なり、システム間で共用されません。
このタスクについて
このセクションでは、以下のトピックについて取り上げます。
プロシージャー
- インバウンド ID マッピングの構成 インバウンド ID マッピングでは、
カスタム・ログイン・モジュールを作成し、システム・ログイン構成の中でログイン・モジュールを
最初に実行するように WebSphere Application Server を構成することができます。
カスタム・ログイン・モジュールを作成する場合は、次のステップを検討してください。インバウンド ID マッピングの構成
- 異なるターゲット・レルムへのアウトバウンド ID マッピングの構成
デフォルトでは、WebSphere Application Server が異なるセキュリティー・レルムで、あるサーバーから他のサーバーにアウトバウンド要求を行う場合、要求はリジェクトされます。
このトピックでは、1 つのサーバーがアウトバウンド要求を異なるレルムのターゲット・サーバーに送ることができるようにするための代替手段の詳細を述べます。
詳しくは、異なるターゲット・レルムへのアウトバウンド・マッピングの構成
を参照してください。