このトピックでは、i5/OS オペレーティング・システムにおける WebSphere Application Server 製品のインストールの問題に対するトラブルシューティングに役立つ可能性のあるソースへのリンクを記載しています。
WebSphere Application Server では、問題のトラブルシューティングに利用できる複数の方法を用意しています。 どの方法を使用するかは、問題の性質によって異なります。 通常、これらの方法を組み合わせて問題の原因を判別し、次にその解決に適した方法を決定します。
これらのリソースには、一般的なトラブルシューティング・アシスタンスが記載されています。
WebSphere Application Server for i5/OS newsgroup。 この iSeries テクニカル・サポートの Web ベースのフォーラムは、WebSphere Application Server for i5/OS 専用です。
i5/OS の誤ったバージョンがご使用のサーバーにインストールされています。
WebSphere Application Server は、i5/OS V5R3 または V5/R4 で実行されます。 この製品は、i5/OS より前のリリースにはインストールできません。
IBM Development Kit for Java V1.5 がインストールされていません。
ローカルおよびリモートのコマンド行インストールでは JDK 1.5 が必要です。 製品 5722-JV1、オプション 7 をインストールして JDK 1.5 を入手します。 オプション 7 をインストールしたら、累積 PTF パッケージおよび Java グループ PTF を再インストールして、JDK 1.5 固有の修正を選択します。
ホスト・サーバーが始動しないか、正常に始動しません。
インストール・プロセスでは、i5/OS ホスト・サーバーが実行されていることが必要です。 ホスト・サーバーを始動するには、以下のコマンドを CL コマンド行から実行します。
STRHOSTSVR SERVER(*ALL)
ホスト・サーバーを始動する際に、 「ホスト・サーバー・デーモン・ジョブが IPX で通信できません」以外のエラーが発生する場合は、 エラー・メッセージの指示に従って問題を修正します。 問題が修正されたら、ホスト・サーバーを始動し、WebSphere Application Server のインストールを再度試行します。
「オブジェクトが見つかりません」や「許可されていません」のようなエラーが出て、 インストールに失敗します。
製品をインストールするユーザーのユーザー・プロファイルには、*ALLOBJ および *SECADM 特殊権限が必要です。
サーバーが始動しません。
前提条件のソフトウェアがインストールされていない 可能性があります。 詳しくは、iSeries の 前提条件を参照してください。
ポートの競合
WebSphere Application Server の以前のバージョンがインストールされていて 実行中である場合は、ポートの競合が存在する可能性があります。 詳しくは、 ポートの競合の確認を参照してください。