WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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ハンドラー・クラスの webservices.xml デプロイメント記述子の構成

このトピックでは、アセンブリー・ツールを使用して、 ユーザー提供のハンドラー・クラスの webservices.xml デプロイメント記述子を構成する方法 について説明します。

始める前に

WebSphere Application Server で提供されるアセンブリー・ツールを使用して、デプロイメント記述子を構成できます。

ハンドラー・クラスは、 リモート・プロシージャー・コール (RPC) の要求または応答を表す SOAP メッセージを変更 するために作成されるクラスです。ハンドラーは、Web サービスまたは Web サービス・クライアント に関連付けることができます。

この作業を完了するには、 構成するアプリケーションのエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルが必要です。ロギングまたは トレースなどにハンドラーを使用する場合には、サーバー・アプリケーションまたは クライアント・アプリケーションのみ構成する必要があります。SOAP ヘッダーの情報の送信など、 その他のことにハンドラーを使用する場合には、クライアント・アプリケーションと サーバー・アプリケーションを、シンメトリック・ハンドラーと一緒に構成する必要があります。

EAR ファイルのモジュールには、 構成するハンドラー・クラスが含まれます。これらのクラスには、 javax.xml.rpc.handler.Handler インターフェースが実装されています。ハンドラー・クラスの 作成について詳しくは、Web サービス: 学習用リソースから入手可能な Web Services for J2EE 仕様の第 6 章、および JAX-RPC 仕様の 第 12 章を参照してください。アプリケーション・モジュールは、webservices.xml デプロイメント記述子を含んでいる必要があります。

このタスクについて

次の手順で webservices.xml デプロイメント記述子のハンドラーを構成します。

プロシージャー

  1. アセンブリー・ツールを開始します。 詳しくは、Application Server Toolkit 資料の『Starting WebSphere Application Server Toolkit』を参照してください。
  2. J2EE モジュールで機能するように アセンブリー・ツールをまだ構成していない場合は、ここで構成します。 J2EE および Web カテゴリーが有効になっていることを確認してください。 詳しくは、Application Server Toolkit 資料の『Configuring WebSphere Application Server Toolkit』を参照してください。
  3. AST または アセンブリー・ツールに、アセンブリー・ツールキット、アプリケーション・アセンブリー・ツール (AAT)、 またはその他のツールで作成した Web アーカイブ (WAR) ファイルを マイグレーションします。 ファイルをマイグレーションするには、アセンブリー・ツールに WAR ファイルをインポートします。 詳しくは、Application Server Toolkit 文書の『Importing Web archive (WAR) files』を参照してください。
  4. クライアント・デプロイメント記述子を構成します。 詳しくは、Application Server Toolkit の文書の『Editing Web services』を参照してください。



関連タスク
ハンドラー・クラスの JAX-RPC クライアント・デプロイメント記述子の構成
関連資料
ハンドラー・クラス・プロパティー
例: Web サービス・デプロイメント記述子のハンドラー・クラスの構成
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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
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