WebSphere Application Server Network Deployment for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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IBM 固有のメッセージ ID を使用するためのログ・ファイルの変換

convertlog コマンドにより、ソース・ファイル内のメッセージ ID の代わりに置き換えられた新旧どちらかのメッセージ ID で、 新規ログ・ファイルが作成されます。

始める前に

バージョン 6.x より前のバージョンでは、コンポーネントにはメッセージ ID が割り当てられていますが、これは、 必ずしも IBM ソフトウェア製品内で固有のものである必要はありません。バージョン 6.0 では、出力ログのメッセージ ID を、 他の IBM ソフトウェア製品と競合しない一連の IBM 固有のメッセージ ID (現在、WebSphere Application Server の メッセージ ID はすべて CW で開始される) にマップするように、システム・プロパティーが提供されています。デフォルトのランタイム動作では、 まだ古いメッセージ ID が使用されています。

このタスクについて

古いメッセージ ID に依存するロギング・ツールのマイグレーションを容易にするため、convertlog コマンドにより、 ログ・エントリーのメッセージ ID が古い標準から新規標準に変換されたり、逆に新規標準が古い標準に戻されたりします。 デフォルトでは、ロギング時、ソフトウェアは古いメッセージ ID を使用するよう構成されていますが、 com.ibm.websphere.logging.messageId.version システム・プロパティーでデフォルト出力を変更することができます。詳しくは、 ログ・ファイルで使用されるメッセージ ID の変更 を参照してください。

プロシージャー

convertlog コマンドを使用して、ログ出力を変換します。
convertlog <source file name> <destination file name> [options]
        options: -newMessageFormat convert message IDs to CCCCCnnnnS format
                  (-m5 との使用不可)
                 -oldMessageFormat convert message IDs to CCCCnnnnS format
                  (-m6 との使用不可)

結果

convertlog コマンドを使用すると、選択したフォーマットのメッセージ ID 付きの新規ファイルが作成されます。



関連タスク
ログ・ファイルで使用されるメッセージ ID の変更
関連資料
convertlog コマンド
MessageConverter クラス
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 8:28:52 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/info/iseriesnd/ae/ttrb_convertmsgs.html