Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバーに保管できない属性
をプロパティー拡張リポジトリーで保管できるよう構成するには、この作業を実行します。
このタスクについて
セキュリティーや業務上の理由から、リポジトリーに書き込み操作の許可を与えたくない
場合があります。しかし、フェデレーテッド・リポジトリー構成を呼び出すアプリケーションは、
場合によりエンティティーの追加プロパティーを保管する必要があります。フェデレーテッド・リポジトリー構成は、
プロパティー・レベル結合構成用の、
プロパティー拡張リポジトリー を提供します。
これは、メイン・プロファイル・リポジトリーのタイプに関係のないデータベースです。
例えば、内部の従業員用に LDAP ディレクトリーを使用し、外部の顧客やビジネス・パートナー
用にデータベースを使用する会社は、LDAP やデータベースに対する書き込みアクセスの許可を
与えない場合があります。会社はフェデレーテッド・リポジトリー構成で
プロパティー拡張リポジトリー を使用して、それらのリポジトリー内の人々の
追加プロパティー (ユーザー ID を除く) を保管することができます。
アプリケーションがフェデレーテッド・リポジトリー構成を使用して特定の担当者のエントリー
を検索する場合、フェデレーテッド・リポジトリー構成では、LDAP または
顧客データベース (プロパティー拡張リポジトリーから検索される担当者のプロパティーを持つ) の
いずれかから検索される担当者のプロパティーを、単一の論理担当者エントリーに透過的に結合します。
プロパティー拡張リポジトリーを構成する際は、有効なデータ・ソース
または直接接続構成、あるいはその両方を指定できます。システムは、まず、
データ・ソース経由での接続を試みます。データ・ソースが使用できない場合、
システムは、直接アクセス構成を使用します。
制約事項: 混合バージョンのデプロイメント・マネージャー・セルでは、
プロパティー拡張リポジトリーを構成できません。