アプリケーションが他のセル内の別のアプリケーションにアクセスできるように、
外部セル名バインディングを構成します。
外部セルとは、アプリケーションが存在するセル以外のセルのことです。
外部セル名バインディングは、外部セルの Cell Root
コンテキストに解決されるコンテキスト・バインディングです。
ローカル・セル内のすべてのアプリケーションは、
外部セル・バインディングを通じて外部セル内のオブジェクトを検索することができます。
このタスクについて
ローカル・セルのアプリケーションが 1 つ以上の外部セルのアプリケーションにアクセスする場合は、
外部セルごとに外部セル・バインディングを構成します。
管理者は、通常外部セル・バインディングを構成してから、バインディングを使用して解決する JNDI
名でアプリケーションを構成します。
ただし、バインディングを使用するアプリケーションを開始する前なら、
いつでも外部セル・バインディングを作成することができます。
外部セルとローカル・セルは、別の名前である必要があります。
外部セル・バインディングを表示または構成するには、管理コンソールを使用します。
プロシージャー
- 「外部セル・バインディング」ページに移動します。
管理コンソールで「環境」>「ネーミング」>「Foreign Cell
Bindings」とクリックします。
- 新規の外部セル・バインディングを作成します。
- 「New Foreign Cell Binding」ウィザードを開きます。
「外部セル・バインディング」ページで「新規」をクリックします。
- 「Specify foreign
cell name」パネルで、ローカル・セル内のアプリケーションがアクセスするセル名を指定します。
- 「Specify
bootstrap addresses」パネルで、
新規ブートストラップ・アドレス用のホスト名とポートを指定してから、「適用」をクリックします。
必要なブートストラップ・アドレスごとに、このステップを繰り返します。
各新規ブートストラップ・アドレスの名前は、
「ブートストラップ・アドレス」ページのコレクション表内に表示されます。
- 「要約」パネルで設定を確認し、「終了」をクリックします。
新規バインディングの名前は、「外部セル・バインディング」ページのコレクション表内に表示されます。
- オプション: 前に作成した外部セル・バインディングを編集します。
- 「外部セル・バインディング」ページのコレクション表で、
編集するバインディングの名前をクリックします。
- 外部セル・バインディング設定ページで、
必要に応じて外部セル名を編集します。
- 外部セル・バインディングに使用されるブートストラップ・アドレスのリストを編集します。
- 「外部セル・バインディング」ページのコレクション表で、「foreign_cell_binding_name」>「ブートストラップ・アドレス」とクリックします。
- 外部セル・バインディング設定ページで、「ブートストラップ・アドレス」をクリックします。
「ブートストラップ・アドレス」ページが開きます。
新規ブートストラップ・アドレスを追加するには、「新規」をクリックしてホストとポートを指定します。
ブートストラップ・アドレスを削除するには、セル名の隣にあるチェック・ボックスをクリックして、
「削除」をクリックします。
既存のブートストラップ・アドレスを編集するには、編集したいアドレスをクリックします。
ブートストラップ・アドレス設定ページで、
必要に応じてホストとポートを編集してから、「OK」をクリックして変更を登録します。
結果
外部セル・バインディングの構成は、指定に従って作成または変更されます。