WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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セッション管理の調整

WebSphere Application Server セッション・サポートは、 特に、セッションが分散環境内で構成されている場合に、 セッション・パフォーマンスおよび操作特性を調整する機能を備えています。 これらのオプションにより、 管理者は環境のパフォーマンスおよびフェイルオーバー特性を判別する際に、柔軟に対応できます。

これらの機能の要約を、次の表で紹介します。 また、メモリー、データベース、メモリー間の複製のいずれか、 またはすべてにおいてトラッキングされるセッションに、 これらの機能が適用されるかどうかも記載してあります。 機能によって、管理設定を使用して簡単に扱えるものもあれば、 コードやデータベースの変更が必要なものもあります。

機能またはオプション 目的 メモリー、データベース、またはメモリー間のセッションへの適用
書き込み頻度 データベース書き込み操作を最小化する データベースおよびメモリー間
セッション類縁性 同じアプリケーション・サーバー・インスタンスでセッションにアクセスする。 すべて
複数行スキーマ データベースの容量を完全に活用する データベース
メモリー内基本セッション・プール・サイズ システムに過度の負荷をかけずに、システム容量を完全に活用する すべて
書き込みの内容 どのセッション・データを書き込むかを柔軟に判別できるようになる データベースおよびメモリー間
スケジュールされた無効化 セッション管理機構によって、セッションの要求と無効化の間の競合を最小化する。 更新のためのデータベースへの書き込み操作を最小限 (最後のアクセス時のみ) にします。 データベースおよびメモリー間
表スペースおよび行サイズ データベースへの書き込み操作の効率を上げる データベース (DB2 専用)



関連概念
スケジュールされた無効化
セッション
メモリー内基本セッション・プール・サイズ
書き込み操作
関連タスク
書き込み内容の構成
書き込み頻度の構成
タスクの概要: HTTP セッションの管理
アプリケーション・サービス提供環境のチューニング
関連資料
チューニング・パラメーター設定
チューニング・パラメーター・カスタム設定
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/rprs_sest.html