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構成済みファイルのインベントリー用新規ベースライン・チェックサムの計算

インストールの後で、インストール済みファイルの実際のチェックサムを、製品出荷時の部品表と比較して検証することができます。システムの構成後に新しいチェックサムを作成し、定期的にシステムを新しいチェックサムと比較できるようにします。その結果を使用して、構成済みのシステムに対する変更を分析します。

始める前に

製品を構成した後で、新しいベースライン・チェックサムを保存し、システムの新しいチェックサム標準を設定します。

このタスクについて

このトピックでは、installver コマンドを使用して、構成済みファイルのインベントリーを作成し、これを現在インストールされているファイルと比較する方法を説明します。

installver ツールは、インストール・ルート・ディレクトリーにあるすべてのファイルのインベントリー用に新規ベースライン・チェックサムを計算することができます。 ツールは、この新規チェックサムをデフォルトで現行作業ディレクトリー内にある sys.inv ファイルに保管します。ユーザーは別のファイル・パスとファイル名を指定することができます。インストール・ルート・ディレクトリー以外にファイルを作成するか、比較からそのファイルを除外します。

後で、sys.inv ファイル (またはインベントリーを作成した際に指定したファイル) のチェックサムと現在インストールされているファイルのチェックサムを比較して、どのファイルに変更があったかを調べます。

ベースライン・チェックサム・レポートは欠落ファイル、追加ファイル、および変更されたファイルを識別します。

プロシージャー

結果

installver コマンドを app_server_root/bin ディレクトリーから実行すると、コマンドの状況が端末コンソールに表示されます。ログを作成するには -log パラメーターを使用します。

次の作業

各パラメーターの説明は、installver コマンド を参照してください。

installver コマンドについて詳しくは、チェックサムの比較からのファイルの除外 を参照してください。




関連タスク
部品表との比較による検査
チェックサムの比較からのファイルの除外
インストール済みファイルのチェックサムの検査
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/tins_installver_cbl.html