WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
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スケジューラー用データベースの作成

スケジューラーは、スケジューラー・データベースを使用してタスクを保管および実行します。スケジューラー・データベースを作成するには、データベース・システムがインストールされ、使用可能になっている必要があります。

始める前に

スケジューラーのパフォーマンスは、最終的には、データベースのパフォーマンス によって制限されます。 1 秒当たりのタスク数を増やす必要がある場合、 より大きなシステムでスケジューラー・デーモンを実行したり、タスクによって使用される Session Bean にクラスターを使用することができます。 ただし、タスクのデータベースが飽和状態になるため、 結局、より大きいデータベース・システムまたはより良く調整されたデータベース・システムが必要になります。

複数のアプリケーションで、1 つのスケジューラー・データベースを共用することができます。 このように共用することで、スケジューラー・データベースの管理コストを削減することができます。

このタスクについて

スケジューラーには、データベース、JDBC プロバイダー、およびデータ・ソースが必要です。

プロシージャー

  1. 使用するデータベース・システムの説明に従って、データベースを作成します。
  2. データベースが IBM WebSphere Application Server と異なるマシンにある場合は、アプリケーション・サーバー・マシンからそのデータベースにアクセス可能であることを確認してください。
  3. JDBC プロバイダーおよびデータ・ソースを構成します。 詳しくは、JDBC プロバイダーおよびデータ・ソースの作成および構成を参照してください。JDBC ドライバーは、他のトランザクションが、例えばスケジューラーの使用中に、他のデータ・ソースを使用して実行されるかどうかに応じて、1 フェーズ・コミットか 2 フェーズ・コミットのどちらかになります。データ・ソースは、製品の複数バージョンを表すことができます。

結果

データベースが作成され、スケジューラー・テーブルを作成する準備が整いました。



サブトピック
スケジューラー用 Cloudscape データベースの作成
スケジューラー用 DB2 データベースの作成
スケジューラー用 DB2 for z/OS データベースの作成
スケジューラー用 Informix データベースの作成
スケジューラー用 Microsoft SQL Server データベースの作成
スケジューラー用 Oracle データベースの作成
スケジューラー用 Sybase データベースの作成
関連タスク
DDL ファイルを使用したスケジューラー・テーブルの作成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/scheduler/tasks/tsch_data.html