WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
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コア・グループ IP キャッシングの構成

名前と IP アドレスの情報のキャッシングは、 ネットワーク通信ソフトウェア・スタック内の多くのレベルで実行できます。これらのレベルには、 オペレーティング・システム内のレベル、Java 仮想マシンのレベル、 およびコア・グループなどの WebSphere Application Server コンポーネント内のレベルが含まれます。コア・グループでは、 キャッシングを使用して、IP アドレス名検索に関連するオーバーヘッドを 削減できます。コア・グループ IP キャッシュがクリアされる間隔を調整できます。

始める前に

デフォルトでは、コア・グループ・キャッシュは、60 分ごとにクリアされます。環境に応じて適切な時間間隔を決定できます。

このタスクについて

IP アドレスがコア・グループ・キャッシュに保存される時間を 変更します。

コア・グループ・キャッシュがクリアされる頻度を変更するには、以下のようにします。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「サーバー」>「コア・グループ」 >「コア・グループ設定」>「core_group_name」とクリックします。
  2. 「追加プロパティー」の下の「カスタム・プロパティー」をクリックします。
  3. IBM_CS_IP_REFRESH_MINUTES カスタム・プロパティーに指定する値を 変更します。 コア・グループ・キャッシュは、1 分に 1 回より多くの頻度でクリアすることはできません。

    IBM_CS_IP_REFRESH_MINUTES プロパティーがすでに存在する場合、 プロパティー名をクリックして、「値」フィールドに、 コア・グループ・キャッシュがクリアされるまで待機する時間 (分) を指定します。

    このプロパティーが存在していない場合、 「新規」をクリックして作成します。

    1. 「名前」フィールドに、IBM_CS_IP_REFRESH_MINUTES を指定します。
    2. 「値」フィールドに、 コア・グループ・キャッシュがクリアされるまで待機する時間 (分) を指定します。
  4. OK」をクリックしてから「検討」をクリックします。
  5. ノードと変更を同期化」を選択し、「保管」をクリックします。
  6. コア・グループのすべてのメンバーを再始動します。

結果

サーバーが再始動した後、コア・グループ・メンバーはすべて、 新規ディスカバリー・プロトコル設定で実行されます。



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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/trun_ha_cfg_ipcache.html