コンテンツ・ハンドラーは、Common Base Event の complete メソッドが呼び出されたときに、Common Base Event 内にデータを取り込みます。 コンテンツ・ハンドラーを、それぞれの Common Base Event 内に転送するデフォルトの情報を持つ Common Base Event テンプレートと関連付けることができます。
コンテンツ・ハンドラーはまた、適切なランタイム・デフォルト のような、Common Base Event へのデータの取り込みを完了するために必要な他のあらゆる情報も提供します。 コンテンツ・ハンドラーを使用することで、コンポーネント内の、または 同じランタイムを共用しているコンポーネント・セット内の Common Base Event のフィールド使用の整合性が保証されます。 例えば、一部のコンテンツ・ハンドラーは、テンプレートの指定をサポートしています。 コンポーネント内で一貫して使用された場合、このテンプレートにより、このコンポーネントに対するすべてのイベントに、同じテンプレート情報が入力されることになります。 同様にして、いくつかのコンテンツ・ハンドラーはまた、関連する Common Base Event にランタイム情報を提供することもできます。 ランタイム全体で一貫して使用された場合、ランタイム情報によってすべてのイベントがランタイム・データを同様の方式で使用するようになります。
WebSphere Application Server ランタイム内で使用されるイベント・ ファクトリー・ホームは、テンプレートからの読み取りとランタイム・データの提供の両方を行うコンテンツ・ハンドラーと関連付けられています。 コンポーネントが自身のテンプレートでこのイベント・ファクトリー・ ホームから取得したイベント・ファクトリーを使用して、アプリケーション・イベントとサーバー・イベントの間に整合性を与えます。
詳細は、カスタム Common Base Event コンテンツ・ハンドラーの作成 か、www.eclipse.org/hyades にある org.eclipse.hyades.logging.events.cbe.ContentHandler の API 文書を参照してください。