このトピックでは、データ定義言語 (DDL) ファイルや構造化照会言語 (SQL)
ファイルを使用してスケジューラー用 Cloudscape データベースを作成する方法を説明します。
このタスクについて
スケジューラー用の Cloudscape データベースを作成するには、データ定義言語 (DDL) ファイルや構造化照会言語 (SQL) ファイルを使用して、以下のステップを実行します。
プロシージャー
- コマンド行ウィンドウを開きます。
- データベース・システムの管理者権限があることを確認します。
- データベースが Unicode (UTF-8) をサポートしていることを確認します。 Unicode (UTF-8) のサポートがない場合は、
Java コードで処理できるすべての文字をデータベースが保管できるわけではないため、クライアントが互換性のないコード・ページを使用した場合、コード・ページを変換するときに問題が発生することがあります。
- Cloudscape システムに提供されている ij ユーティリティーを使用して、データベースを作成します。
ij を使用して、scheddb という名前のデータベースを、
例えば、/opt に作成するには、以下を実行します。
ij.sh
ij>connect '/opt/scheddb;create=true';
ij>quit;
組み込みバージョンの Cloudscape でサポートされるローカル接続は 1 つだけです。Application Server 製品が稼働中で、
Cloudscape データベースにアクセスしている場合は、コマンド行からデータベースへ 2 つ目の接続を開こうとしても拒否されます。
注: 各コマンドの最後には、セミコロン (;) を追加してください。追加しなかった場合、ij はそのコマンドを実行しません。
- 終了コマンド quit; を発行して、ij ユーティリティーを終了します。
結果
スケジューラー・サービス用の Cloudscape データベースが作成されます。