WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

             目次と検索結果のパーソナライズ化

複合ストリングの構成

変数サブストリングをローカライズ済みストリングに挿入するには、次のタスクを実行します。

始める前に

ローカライズが必要なストリングを識別します。

このタスクについて

ローカライズ済みテキスト・パッケージは、キーによりメッセージ・カタログから検索された ローカライズ済みストリングへの、変数サブストリングの置換をサポートします。

プロシージャー

  1. メッセージ・カタログで、検索されるストリング内の置換ロケーションを指定します。 変数コンポーネントは、中括弧で囲んで指定されます (例: {0})。
  2. アプリケーション・コードで、変数値を含む配列を渡して、LocalizableTextFormatter インスタンスを作成します。 変数サブストリングをローカライズする必要がある場合は、 ネストされた LocalizableTextFormatter インスタンスを作成して、 そのインスタンスを値の代わりに渡すことができます。
  3. ローカライズ済みストリングを生成します。 format メソッドがフォーマッター・インスタンスで呼び出されるときには、 フォーマッターが前のステップで渡された配列の各エレメントを取り、 それをメッセージ・カタログから検索されたストリング内の一致する索引のプレースホルダーと置き換えます。 例えば、配列内の索引 0 の値は、検索されたストリング内の {0} 変数を置き換えます。

英語のメッセージ・カタログから検索された以下の行は、 1 回の置換が行われたストリングを示しています。
successfulTransaction = The operation on account {0} was successful.

別の言語のメッセージ・カタログ内の同じキーは、 各言語の該当するロケーションにある変数を持つこのストリングの翻訳版を示しています。

以下のコードは、単一エレメントの引数配列の作成と、 LocalizableTextFormatter インスタンスの作成と使用を示しています。
public void updateAccount(String transactionType) {
   ...
   Object[] arg = {new String(this.accountNumber)};
   ...
   LocalizableTextFormatter successLTF =
      new LocalizableTextFormatter ("BankingResources",
                                    "successfulTransaction",
                                    "BankingSample",
                                    arg);
   ...
   successLTF.format(this.applicationLocale);
   ...
}



サブトピック
ローカライズ済みサブストリングのフォーマッター・インスタンスのネスト
関連タスク
オプションのローカリゼーション値の設定
関連資料
LocalizableTextFormatter クラス
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/tin_acmstr.html