WebSphere 変数は名前と値の対からなる変数で、製品リポジトリーにある XML 形式の構成ファイルのいずれかに含まれる 文字列データ型属性のすべてに値を設定するために使用されます。 ある変数が定義されると、構成処理中にその変数名に遭遇するたびにその変数名は指定された値に置き換えられます。
WebSphere 変数は通常、ファイル・パスを指定するために使用されます。 ただし、WebSphere 変数の使用をサポートするシステム・コンポーネントも存在します。 「変数の設定」のトピックでは、これらの変数の指定についてさらに詳しく説明しています。 また、これらの変数を使用する WebSphere Application Server コンポーネントの詳細を重点的に説明しています。
変数の有効範囲は、セル全体、クラスター全体、ノード全体、 あるいは 1 つのサーバー・プロセスのみに適用することもできます。
「環境」>「WebSphere 変数」コンソール・ページで変数を定義します。
有効範囲を定義し、変数をセル全体、クラスター全体、ノード全体または 1 つのサーバー・プロセスのみに適用します。 変数使用をサポートするコンポーネントで使用される際の変数の新規値は、変数によって決まります。