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Session Initiation Protocol プロキシー・サーバーによる高可用性およびワークロード管理

セッション開始プロトコル (SIP) HA ソリューションでは、 同一のダイアログに属するすべてのメッセージは、 同一コンテナーで処理されることを前提としています。 コンテナーが失敗すると、 そのコンテナーで処理されたすべてのセッションが、 そのコンテナー複製ドメイン内の他のサーバーによって選出され、 即時に活動化されます。 失敗したコンテナーのセッションに属する後続のメッセージは、 そのセッションによって、すべて新規コンテナーに送信されます。

重要: SIP プロキシー・サーバーは、 トランザクション・レベルのフェイルオーバー (トランザクション中の呼び出し) の 管理は行いません。 SIP プロキシー・サーバーは、継続呼び出しの フェイルオーバー (トランザクション中に行われない呼び出し) を管理します。
高可用性によって、以下が管理されます。
SIP HA ソリューションでは、以下のコンポーネントを使用します。
SIP プロキシー内のフェイルオーバーは、以下によって管理されます。
  1. SIP コンテナー間のセッション内にあるデータの複製。 これにより、サーバー障害が起こった場合に、 失敗したセッションを他のコンテナーによって活動化できるようになります。
  2. 失敗が検出された場合の、残りのサーバーにおける失敗したセッションの即時活動化。SIP セッションが、 それらのセッションに関連したタイマーを持っているために起こります。
  3. 失敗したセッションに属する着信メッセージの、 セッションを処理する新規サーバーへの経路指定。



関連タスク
Session Initiation Protocol プロキシー・サーバーのインストール
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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/cjpx_sipproxyha.html