セルのすべてのアプリケーション・サーバーが同じ Web サーバーを使用して、 Web アプリケーションからアプリケーション・サーバーへの動的コンテンツ (サーブレットなど) の要求経路を定める場合、そのセルに対してグローバル Web サーバー・プラグイン構成ファイル を作成することができます。その結果作成された plugin-cfg.xml ファイルは、 %was_profile_home%/config/cells ディレクトリーにあります。
グローバル Web サーバー・プラグイン (global Web server plug-in) の構成設定を更新するには、管理コンソールの「Update global Web server plug-in configuration」ページを使用するか、または以下のコマンドを実行することができます。
%was_profile_home%/config/cells/GenPluginCfg.sh|bat
グローバル Web サーバー・プラグイン構成を再生成するための方法はどちらも、 plugin-cfg.xml ファイルを ASCII フォーマットで作成します。
管理コンソールの「Update global Web server plug-in configuration」ページを使用するには、以下のステップに従います。
新規プラグイン構成がどのくらいで反映するかを決定するので、遅延は重要です。 例えば、サーブレットに新規の実行済みパス (served path) を追加してから、プラグイン構成を再生成します。再生成には 40 秒かかり、その後ユーザーは新規の実行済みパス (served path) でサーブレットにアクセスできるようになります。
HTTP プラグインの場合、遅延の長さは plugin-cfg.xml ファイル内の構成エレメントの最新表示間隔の属性によって決定されます。 プラグインは、この間隔でディスクまたはファイル・システムにポーリングし、構成が変更されたかを確認します。 デフォルトの間隔は 60 秒です。プラグイン構成を再生成するには、最新表示間隔の 2 倍の時間が必要です。
管理コンソールの設定を頻繁に変更する開発環境では、最新表示間隔を 3 秒から 5 秒に設定することを推奨します。
実稼働環境では、変更の頻度に応じて、30 分程度のより長い最新表示間隔を設定します。
プラグイン構成の変更を有効にする前に、セルのアプリケーション・サーバーを停止して、再度アプリケーション・サーバーを開始する必要があります。
リモート・マシン上で Web サーバーが実行している場合には、「View or download the current Web server plug-in configuration file」をクリックして、そのマシンに plugin-cfg.xml ファイルのコピーをダウンロードします。
デプロイメント・マネージャーが基本 WebSphere Application Server インストールとは別のリモートの マシンにインストールされる場合は、plugin-cfg.xml ファイルが、 アプリケーション・サーバー・ディレクトリー構造を保存し、プラグインが再生成および 完全同期した後にデプロイメント・マネージャーのディレクトリー構造を前提としないようにするため、 以下のいずれかのソリューションを実装する必要があります。plugin-cfg.xml ファイルは、 アプリケーション・サーバーの /config/cells ディレクトリーにあります。
GenPluginCfg -destination.root <app_server_root>
例えば、DeploymentManager/bin ディレクトリーから 以下のコマンドを実行します。
GenPluginCfg -destination.root "E:¥WebSphere¥AppServer"
app_server_root/DeploymentManager/config/cells ディレクトリーにある、plugin-cfg.xml ファイルを編集して、 ログ・ファイル、鍵リングおよび stash ファイルの正しいディレクトリー構造を指定します。
plugin-cfg.xml ファイルが、すべての WebSphere Application Server ノード で複製されるように、完全同期を実行します。 スクリプト記述または管理コンソールを使用して、セルのノードを同期できます。
デプロイメント・マネージャーの plugin-cfg.xml ファイルは、競合を起こさずアプリケーション・サーバー・ディレクトリーを指定できます。