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Web Services Addressing のセキュリティーの考慮事項

Web Services Addressing (WS-Addressing) を使用した通信が十分に保護され、 通信する関係者間で十分なレベルの信頼が確立されることが必要不可欠です。 セキュアな通信は、WS-Addressing メッセージ・アドレッシング・プロパティーの署名とエンドポイント参照の暗号化によって実現できます。

WS-Addressing メッセージ・アドレッシング・プロパティーの署名

アセンブリー・ツールを使用して、署名が必要、またはインバウンド要求時に署名検証が必要なメッセージ・アドレッシング・プロパティー (および WS-Addressing メッセージ・エレメント) を指定することができます。 メッセージの受信側は、この検証可能な署名があることを信頼して、アウトバウンド・メッセージが信頼できるソースから発信されたと判別することがあります。 同様に、指定したインバウンド・メッセージ・アドレッシング・プロパティーに関連付けられた検証可能な署名がないと、そのメッセージが SOAP 障害により拒否されます。

エンドポイント参照の暗号化

エンドポイント参照は、SOAP ヘッダーまたは SOAP 本体の一部として暗号化することができます。 または、エンドポイント参照の [address] や [reference parameters] プロパティーに機密情報を含まないことにより、暗号化を必要としなくすることもできます。




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最終更新: Jan 21, 2008 7:44:53 PM EST
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