重要: クライアントおよびサーバーの署名情報が正しく構成されているにもかかわらず、
クライアントの実行時に
Soap body not signed エラーを受信した場合には、
アクターを構成する必要がある場合があります。アセンブリー・ツールの Web サービス・クライアント・エディター
において、クライアント上の以下の場所でアクターを構成できます。
- 「Security extensions」>「Client service configuration
details」とクリックして、「アクター URI」フィールドにアクター情報を指示します。
- 「Security extensions」>「Request sender
configuration」>「詳細」とクリックして、「アクター」フィールドで actor 情報を示します。
要求を処理して応答を戻すサーバー上の Web サービスについて、
同じアクター・ストリングを構成する必要があります。アクターの構成は、
アセンブリー・ツールの Web サービス・エディターの以下の場所で
行います。
- 「Security extensions」>「Server service configuration」とクリックします。
- 「Security extensions」>「Response sender service configuration details」>「詳細」とクリックして、「アクター」フィールドで actor 情報を指示します。
クライアントおよびサーバー上のアクター情報は、両方ともまったく同一のストリングである
必要があります。クライアントおよびサーバーの 「アクター」フィールドが一致する場合には、
要求または応答はダウンストリームに転送されることなく、処理されます。
他の Web サービスのゲートウェイとして動作する Web
サービスがある場合は、「アクター」フィールドが異なる場合があります。
ただし、そのような Web サービスがない場合には、
アクター情報がクライアントとサーバーで一致していることを必ず確認してください。Web サービスがゲートウェイとして機能しており、
それらの Web サービスに、そのゲートウェイを介して渡される要求として構成された同じアクターがない場合には、
Web サービスはクライアントからのメッセージを処理しません。
代わりに、これら Web サービスは、その要求をダウンストリームへ送信します。
正しいアクター・ストリングを含む
ダウンストリーム・プロセスによって、要求が処理されます。応答でも同じ状況が発生します。
したがって、該当するクライアントとサーバーの
「アクター」フィールドが同期化されていることを確認することが重要です。