エンタープライズ・アプリケーション管理コンソール・パネルを使用すると、
特定のアプリケーションにあるすべての Stateful Session Bean の Stateful Session Bean フェイルオーバーを使用可能または使用不可にすることができます。
プロシージャー
- 管理コンソールを開始します。
- 「アプリケーション」を選択します。
- 「エンタープライズ・アプリケーション」を選択します。
- 処理するアプリケーションを選択します。
- 「追加プロパティー」の下の、
「ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー設定」を選択します。
「ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバー設定」パネルが表示されます。
- 「メモリー間複製を使用して、ステートフル・セッション Bean のフェイルオーバーを使用可能にする」を選択します。
これで、このアプリケーション内のすべてのステートフル・セッション Bean でフェイルオーバーが使用可能になります。
フェイルオーバーを 使用不可 にする場合は、このチェック・ボックスをクリアします。
- 「複製設定」の選択肢を選択します。 選択肢として以下の 2 つのラジオ・ボタンがあります。
- EJB コンテナーからの複製設定を使用します。
- このボタンを選択すると、このアプリケーションに定義したすべての複製設定が無視されます。
重要: システム管理者への注 : このラジオ・ボタンを使用する場合は、
メモリー間複製を EJB コンテナー・レベルで構成する必要があります。
そのようにしないと、このパネルの設定は、サーバー始動中に EJB コンテナーによって無視され、EJB コンテナーに、ステートフル・セッション Bean フェイルオーバーがこのアプリケーションで使用可能になっていないことを示すメッセージが記録されます。
- アプリケーションの複製設定を使用する
- このボタンを選択すると、EJB コンテナー設定がオーバーライドされます。
このボタンは、複製ドメインが定義されるまでは使用不可になっています。
この選択肢には、複製設定を構成する際に役に立つハイパーリンクが含まれています。
複製ドメインが構成されていない場合にリンクをクリックすると、
複製ドメインを作成できるパネルに移動します。
1 つでもドメインが構成されている場合にリンクをクリックすると、
アプリケーションで使用する複製設定を選択できるパネルに移動します。
- 「OK」を選択します。