スケジュール済みタスクはアプリケーションの分離と管理役割を使用して保護されます。 このトピックでは、スケジューラー・タスクをセキュアにする方法について説明します。
Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) サーバー・アプリケーションを使用してタスクが作成される場合は、 同じ名前を持つアプリケーションのみがそれらのタスクにアクセスできます。 AdminClient インターフェースまたはスクリプトを使用する WASScheduler MBean で作成したタスクは、J2EE アプリケーション には含まれないため、どのアプリケーションで作成されたタスクにもアクセスできます。 WASScheduler MBean で作成したタスクにアクセスできるのは、WASScheduler MBean API のみで、スケジューラー API から アクセスすることはできません。
「管理者の役割を使用」属性がスケジューラーで使用可能になっており、管理セキュリティーが Application Server で 使用可能になっている場合には、すべてのスケジューラー API メソッドおよび WASScheduler MBean API オペレーションは、WebSphere Administration Roles に基づいてアクセスを実行します。 これらの属性のいずれかが使用不可になっていると、すべての API メソッドはすべてのユーザーから完全にアクセス可能です。