WebSphere Application Server for iSeries をインストールする前に、
ハードウェアとソフトウェアが最小必要要件を満たしていることを確認してください。
iSeries のハードウェア要件
すべてのシステム構成の見積もりに、IBM Systems Workload Estimator を役立ててください。
推奨される最小必要要件を満たさないシステムは、
サポートされるユーザーの数が限定され、サーバー初期化の許容時間が長い環境で使用できます。
推奨されるハードウェアの最小必要要件は、以下のとおりです。
- アプリケーションがサーブレットと JSP ファイルでのみ構成されている場合のサーバーの最小必要要件
- 推奨される最小のサーバー・モデルは、以下のとおりです。
- iSeries モデル 270 (プロセッサー機能 2250 搭載)
- iSeries モデル 820 (プロセッサー機能 2395 搭載)
- 750 MB のメモリー (WebSphere Application Server 環境用) (推奨される最小値)。
このメモリー要件は、使用する iSeries サーバーで実行されるその他のアプリケーションに必要なメモリーに追加されるものです。
これらの要件は、単一の WebSphere Application Server プロファイルに基づいています。
追加のプロファイルを並行して実行する場合は、追加のリソースが必要です。
これらの要件は、推奨される最小必要要件です。
多くのユーザーをサポートしたり、応答時間を短くする必要があるデプロイメントでは、
追加のリソースが必要な場合があります。
- アプリケーションにエンタープライズ Bean が含まれている場合のサーバーの最小必要要件
- 推奨される最小のサーバー・モデルは、以下のとおりです。
- AS/400e サーバー 170 (プロセッサー機能 2385 搭載)
- AS/400e サーバー 720 (プロセッサー機能 2062 搭載)
- iSeries モデル 270 (プロセッサー機能 2250 搭載)
- iSeries モデル 820 (プロセッサー機能 2395 搭載)
- 750 MB のメモリー (WebSphere Application Server 環境用) (推奨される最小値)。
このメモリー要件は、使用する iSeries サーバーで実行されるその他のアプリケーションに必要なメモリーに追加されるものです。
これらの要件は、単一の WebSphere Application Server プロファイルに基づいています。
追加のプロファイルを並行して実行する場合は、追加のリソースが必要です。
これらの要件は、推奨される最小必要要件です。
多くのユーザーをサポートしたり、応答時間を短くする必要があるデプロイメントでは、
追加のリソースが必要な場合があります。
- ディスク要件
-
表 1. WebSphere Application Server バージョン 6.1 for i5/OS のディスク要件
インストール・オプション |
説明 |
インストール後のディスク・スペース |
WebSphere Application Server |
WebSphere Application Server ランタイム |
900 MB |
アプリケーション・サーバーのサンプル |
サンプル・アプリケーション |
80 MB |
Application Client |
クライアント開発およびランタイム |
160 MB |
Web サーバー・プラグイン |
Web サーバー・プラグイン |
100 MB |
iSeries のソフトウェア要件
必要なソフトウェアは、以下のとおりです。
- i5/OS バージョン X リリース Y (VXRY)
- WebSphere Application Server は、i5/OS バージョン 5 リリース 3 (V5R3) またはバージョン 5 リリース 4 (V5R4) でサポートされています。
iSeries サーバーは、無制限の状態でなければならず、
使用するユーザー・プロファイルが *ALLOBJ および *SECADM の特殊権限を持っている必要があります。
- IBM Developer Kit for Java(TM) (5722-JV1) バージョン 1.5 (オプション 7)
- WebSphere Application Server を使用するために必要です。
- i5/OS Qshell (5722-SS1 オプション 30)
- WebSphere Application Server でインストール・スクリプトを実行し、その他のスクリプトを使用するために必要です。
- i5/OS Extended Base Directory Support (5722-SS1 オプション 3)
- インストールに必要です。
- i5/OS Portable Application Solutions Environment (5722-SS1 オプション 33)
- Tivoli Performance Viewer を使用するために必要です。
- i5/OS Host Server (5722-SS1 オプション 12)
- インストールに必要です。
- i5/OS Digital Certificate Manager (5722-SS1 オプション 34)
- Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルを使用するインストールに必要です。
- すべての必要なフィックス。
- 現在のフィックスのリストについては、http://www.ibm.com/eserver/iseries/software/websphere/wsappserver/ を参照し、
『PTFs』をクリックしてください。
iSeries のオプションのソフトウェア
オプションのソフトウェアは、以下のとおりです。
- HTTP サーバー
- HTTP サーバーは、インストールには必要ありませんが、サーブレットと JSP ファイルを使用する実稼働環境の場合にはお勧めします。
エンタープライズ Bean のみをデプロイする場合は、
HTTP サーバー・インスタンスは必要ありません。
WebSphere Application Server は、以下の HTTP サーバー製品をサポートします。
- IBM HTTP Server (Apache で稼働) (5722-DG1)
- Lotus Domino for iSeries 6.0 (5733-LD6)
- Lotus Domino for iSeries 6.5 (5733-L65)
- DB2 Query Manager および SQL Development Kit for iSeries (5722-ST1)
- DB2 Query Manager および SQL Development Kit for iSeries は、クライアント・アプリケーションの開発に役立ちます。
次のステップ: ワークステーションの前提条件
を参照してください。