WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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一時ワークスペース・ファイルのロケーションの変更

構成変更は、変更がマスター構成リポジトリーとマージされるまで、一時ワークスペース・ファイル内に保管されます。 このトピックでは、一時ワークスペース・ファイルのロケーションの変更方法について説明します。

始める前に

一時ワークスペース・ファイルのロケーションを変更する前に、まず、WebSphere Application Server をインストールする必要があります。

このタスクについて

ユーザーが管理コンソールにログインするか、または wsadmin スクリプトを使用して構成変更を行うときはいつでも、その変更はワークスペース内に保管されます。 ユーザーが Java アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) の ConfigService 構成サービス・インターフェースを使用する場合は、ユーザーは変更を保管するためにワークスペースと関連付けられたセッション・オブジェクトを指定します。 ユーザーが管理コンソール、wsadmin スクリプト、または Java API の下で保管操作を実行した場合のみ、変更が伝搬され、マスター構成リポジトリーとマージされます。 各管理コンソール・ユーザーまたは wsadmin スクリプトの各呼び出しに対 して、アプリケーション・サーバーは、変更がマスター構成リポジトリーと マージされるまで、その中間変更を保管するために別のワークスペース・デ ィレクトリーを作成します。 Java API のユーザーは、ワークスペース・ファイルのある場所を決定するために、異なるセッション・オブジェクトを使用します。 管理コンソールおよび wsadmin スクリプトの両方が、ランダムにユーザー ID を生成します。 このユーザー ID は、管理コンソールまたは wsadmin スクリプトにログインするために使用するユーザー ID とは異なります。 Java API はランダムにユーザー ID を生成するかまたはセッション・オブジェクトを作成するときにオプションとしてユーザー ID を指定するかのいずれかを行うことができます。

製品インストールから分離した場所に保持しようとする場合、一時ワークスペース・ファイルのロケーションを変更する可能性があります。

製品は、設定されたリストの最初の Java 仮想マシン (JVM) プロパティーを使用して、以下の順序でワークスペースのロケーションを判別します。 JVM プロパティーが設定されていない場合は、製品はデフォルトのワークスペース・ロケーションを使用します。
JVM プロパティー ロケーション コメント
workspace.root ユーザー ID とは関係なく、workspace.root JVM property の値 このプロパティーをシングル・ユーザー環境向けであるように設定しないでください。
workspace.user.root workspace.user.root JVM property/user_id/workspace の値  
websphere.workspace.root websphere.workspace.root JVM property/user_id/workspace の値  
ワークスペース・プロパティーは何も設定されません。 デフォルトのワークスペース・ロケーションは user.install.root JVM property/wstemp/user_id/workspace の値 です。  

プロシージャー

結果

一時ワークスペース・ファイルのロケーションを変更するために、管理コンソールまたは Java コマンド上の -D オプションのいずれかを使用しました。



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サーバー構成ファイルの使用
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.iseries.doc/info/iseriesexp/ae/tcfg_console_workspacefiles.html