すぐに使用できるフェデレーテッド・リポジトリーのアダプターは、 ユーザーが使用できるファイル、LDAP、およびデータベース・アダプターを提供します。 これらのアダプターは、com.ibm.wsspi.wim.Repository ソフトウェア・プログラミング・インターフェース (SPI) を実装します。 フェデレーテッド・リポジトリーのカスタム・アダプターも、同じ SPI を実装する必要があります。
フェデレーテッド・リポジトリー SPI のカスタム・アダプターについては、 関連リファレンスのリポジトリー SPI 実装情報を参照してください。
フェデレーテッド・リポジトリーのカスタム・アダプターは、 データ・ソースやエンタープライズ Bean などの、 いずれの WebSphere Application Server コンポーネントにも依存してはなりません。 これらの WebSphere Application Server コンポーネントでは、 始動の前にセキュリティーが初期化され、使用可能になっていることが必要です。 ご使用の仮想メンバー・マネージャーのカスタム・アダプターの実装で、 データ・ソースを使用してデータベースに接続することが必要な場合は、 Java Database Connectivity (JDBC) を使用して、サーバー始動時に接続を行う必要があります。 そして、後でデータ・ソースが使用可能になったときに、 データ・ソースを使用するように切り替えます。