WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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動的キャッシュ用の DistributedMap および DistributedObjectCache インターフェースの使用

DistributedMap または DistributedObjectCache インターフェースを使用すると、 Java 2 platform, Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションおよびシステム・コンポーネントでは、 オブジェクトへの参照をキャッシュに保管することによって、Java オブジェクトをキャッシュに入れ、 共有できるようになります。

始める前に

動的キャッシュ・サービスを使用可能にします。詳しくは、動的キャッシュ・サービスの使用可能化 を参照してください。

このタスクについて

DistributedMap および DistributedObjectCache インターフェースは、 動的キャッシュ用の簡単なインターフェースです。これらのインターフェースを使用すると、 J2EE アプリケーションおよびシステム・コンポーネントでは、 オブジェクトへの参照をキャッシュに保管することによって、Java オブジェクトをキャッシュに入れ、 共有できるようになります。管理コンソールで動的キャッシュ・サービスが使用可能である場合に、 デフォルトの動的キャッシュ・インスタンスが作成されます。 このデフォルト・インスタンスは、 services/cache/distributedmap という名前でグローバル Java Naming and Directory Interface (JNDI) ネーム・スペースにバインドされます。

DistributedMap および DistributedObjectCache インターフェースの複数インスタンスが、 同一の Java 仮想マシン (JVM) 上に存在すると、必要に応じて、 アプリケーションでキャッシュ・インスタンスを個別に構成することができます。 DistributedMap インターフェースのインスタンスごとに、オブジェクト・キャッシュ・インスタンス設定 を使用して設定できる独自のプロパティーがあります。

ヒント: DistributedMap および DistributedObjectCache インターフェースの詳細については、 com.ibm.websphere.cache パッケージの API 資料を参照してください。詳しくは、 開発者用 API 文書 を参照してください。
重要: カスタム・オブジェクト・キーを使用している場合は、 共用ライブラリーにクラスを配置する必要があります。共用ライブラリーは、 セル、ノード、またはサーバーの各レベルで定義できます。各サーバーでクラス・ローダーを作成し、 ユーザーが定義した共用ライブラリーと関連付けます。 詳しくは、共用ライブラリーの管理 およびクラス・ローダーの設定 を参照してください。

複製を使用可能にしてクラスター内にアプリケーションをデプロイする 場合、共用ライブラリー内に JAR ファイルを配置します。 単に複製をオンにすることは共用ライブラリーを必要としませんが、キャ ッシュ・キーまたはキャッシュ値などのアプリケーション固有の Java オブ ジェクトを使用する場合は、これらの Java クラスは共用ライブラリー内に あることが必要です。

キャッシュ・インスタンスを構成して使用するには 3 つの方法があります。

プロシージャー




サブトピック
オブジェクト・キャッシュ・インスタンス設定
オブジェクト・キャッシュ・インスタンス・コレクション
無効化リスナー
関連概念
キャッシュ・インスタンス
関連タスク
動的キャッシュ・サービスの使用可能化
動的キャッシュ・ディスク・オフロードの構成
オブジェクト・キャッシュ・インスタンスの使用
タスクの概説: 動的キャッシュ・サービスの使用によるパフォーマンスの向上
関連資料
Java 仮想マシンのキャッシュ設定
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
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