WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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このトピックは、i5/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

i5/OS コマンド行を使用するプロファイルへの権限付与

プロファイル内のオブジェクトとディレクトリーに権限を付与するには、Qshell コマンド行から grtwasaut コマンドを実行します。

このタスクについて

スクリプトを実行するには、以下のステップを行います。

プロシージャー

  1. i5/OS コマンド行で、STRQSH (Qshell の開始) コマンドを実行します。
  2. Qshell コマンド行上で、cd コマンドを使用してそのスクリプトを含むディレクトリーへ変更します。
    cd app_server_root/bin
  3. grtwasaut コマンドを実行します。
    grtwasaut -profileName profile [ -user usrprf | -authlist authlist ]
     -dtaaut dataAuth -objaut objAuth
    ここで、profile は権限を付与するプロファイル、usrprf は権限を付与するユーザー・プロファイル、authlist 権限を付与する許可リストで、dataAuth は -user パラメーターで指定されるユーザーへ付与するデータ権限を指定し、objAuth はプロファイルを作成するオブジェクト権限を指定します。 -user と -authlist の両方のパラメーターを指定する必要はありませんが、少なくともそのうちの 1 つを指定しなければなりません。 grtwasaut コマンドと追加のパラメーターについて詳しくは、grtwasaut コマンドの項を参照してください。 例

以下の例で、ユーザー・プロファイル johndoe と jsmith は、rwx 権限をプロファイル devinst とその関連オブジェクトに付与します。
grtwasaut -profileName devinst -user "johndoe jsmith" -dtaaut rwx -recursive
以下の例で、ユーザー・プロファイル johndoe と jsmith は、rwx 権限を installedApps サブディレクトリーと、installedApps サブディレクトリー内のすべてのネストされたオブジェクトに付与します。
grtwasaut -profileName devinst -object installedApps -user "johndoe jsmith" -dtaaut rwx -recursive



関連情報
i5/OS コマンド行を使用した、プロファイルへの権限の取り消し
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
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