WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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診断プロバイダーのインプリメント

診断プロバイダーを使用するには、アプリケーション・サーバーと クライアント・アプリケーションからのデータを処理するのに必要なメソッドおよび属性を用いて、MBean を 構成する必要があります。

始める前に

このタスクでは、MBeans の作成に関するプログラミング上の知識がユーザーに備わっていると想定しています。MBeans と WebSphere Application Server の相互作用について詳しくは、標準、動的、およびオープン・カスタム MBean の作成および登録 を参照してください。

このタスクについて

以下のステップでは、診断プロバイダー (DP) をインプリメントする一般的なプロセスの概要を示します。

プロシージャー

  1. MBean の記述子 Extensible Markup Language (XML) を変更します。 診断プロバイダーをインプリメントするには、MBean が必要です。MBean の記述子 XML 内に、MBean エレメントの直接の子として以下のステートメントを組み込む必要があります。
    <parentType type="DiagnosticProvider"/>
    このステートメントは、MBean を診断プロバイダーにするために必要な処理、属性、および統合サービスを定義します。 この DP が z/OS コントローラー内になくてもかまわない場合は、この XML を組み込むことによって、MBean のすべての z/OS 特性が処理されます。
  2. MBean インプリメンテーションを変更します。 MBean には、MBean をインスタンス化し、Java Management Extensions (JMX) サーバーに登録するクラスがすでに含まれていなければなりません。
    1 番目の違いは、登録に渡される (および ObjectName の一部になる) Properties クラス内にプロパティーを定義する必要があることです。このプロパティーは diagnosticProvider=true であり、以下のようなコード行を使用して追加することができます。
     MyProps.setProperty(DiagnosticProvider.DIAGNOSTIC_PROVIDER_KEY, DiagnosticProvider.DIAGNOSTIC_PROVIDER_VALUE) ;
    2 番目の違いは、このクラスがこの診断プロバイダーを診断サービスに登録する必要があることです。この作業には、Helper メソッドを使用することができます。
     DiagnosticProviderHelper.registerMBeanWithDiagnosticService(DiagnosticProviderPName, DiagnosticProviderId) ; 
    ObjectName を取得して DiagnosticProviderId ストリングに設定する場合は、明らかにこの作業を登録後に実行する必要があります。
  3. Diagnostic Provider メソッド を実行します。



サブトピック
診断プロバイダー・メソッドの実装
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
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