ポート・バリデーター・ツールは、WebSphere Application Server のプロファイルと製品の間にポートの競合がないことを確認するために WebSphere Application Server 構成を検査します。
ポート・バリデーター・ツールは servicetools スクリプトで使用可能なツールの 1 つです。 servicetools スクリプトに適用される構文およびパラメーターの説明については、servicetools スクリプトを参照してください。
servicetools [ parameters ] -portconflict [ -products product_list ] [ -profiles profile_list ] [ -ports port_list ] [ -comparetoproduct compare_prod ] [ -comparetoprofile compare_inst ] [ -xmloutput output_file ]
ポート・バリデーター・ツールのパラメーターは次のとおりです。
ポート・バリデーター・ツールは、競合の有無を調べるポートのセットを決定するために、-products パラメーターおよび -profiles パラメーターを使用します。 このツールは、指定された製品およびプロファイルによって使用されるポートを含む、デフォルトのポートのセットを生成します。 このパラメーターを指定しない場合、ポート・バリデーター・ツールは servicetools の -products パラメーターで指定された 製品でポート競合の有無を調べます。
このパラメーターと servicetools の -products パラメーターを指定すると、ポート・バリデーター・ツールは -portconflict -products パラメーターに指定する製品のみを確認します。 servicetools スクリプトまたはポート・バリデーター・ツールのどちらか、あるいはその両方に -product パラメーターを指定する必要があります。
ポート・バリデーター・ツールは、-products パラメーターおよび -profiles パラメーターを使用して、競合の有無を調べるポートのデフォルト・セットを決定します。 このツールは、指定された製品およびプロファイルによって使用されるポートを含む、デフォルトのポートのセットを生成します。 このパラメーターを指定しない場合、ポート・バリデーター・ツールは servicetools の -profiles パラメーターで指定されたプロファイル、-products パラメーターで指定された製品内のプロファイルで指定されたプロファイルのポート競合の有無を調べます。
このパラメーターと servicetools の -profiles パラメーターを指定すると、ポート・バリデーター・ツールは -portconflict -profiles パラメーターで指定したプロファイルのみを検査します。 サービス・ツール・スクリプトにもポート・バリデーター・ツールにも -profiles パラメーターを指定しない場合、ツールは指定された製品のすべてのプロファイルでポートの競合を検査します。
個々のポートを指定することも、ポート・ブロックを指定することもできます。 ポートまたはポート・ブロックはコロン (:) で区切ります。例えば、ポート 6680、7600-7610、および 13320 で競合がないかを検査するには、-ports 6680:7600-7610:13320 パラメーターを指定します。このパラメーターを指定しない場合、ポート・バリデーター・ツールは -products、-profiles、-comparetoproduct、および -comparetoprofile パラメーターによって指定された値を使用して、競合の有無を検査します。 -ports パラメーターは、-comparetoproduct パラメーターまたは -comparetoprofile パラメーターとともに指定することはできません。
-ports パラメーターは、-comparetoproduct パラメーターとともに指定することはできません。
-comparetoprofile パラメーターは、-ports パラメーターとともに指定することはできません。