WebSphere Application Server - Express for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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Web サーバー・プラグイン用の Application Server プロパティー設定

このページを使用して、Web サーバー・プラグインのアプリケーション・サーバー設定を表示または変更します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「アプリケーション・サーバー」>「server_name」とクリックし、 「追加プロパティー」の下で「Web サーバーのプラグイン・プロパティー」をクリックします。

サーバーの役割

このアプリケーション・サーバーに割り当てる役割を指定します。

Primary」を選択し、このアプリケーション・サーバーを 1 次側アプリケーション・サーバーのリストに追加します。 プラグインはまず、このリスト上のアプリケーション・サーバーへの要求の送付を試行します。

Backup」を選択し、このアプリケーション・サーバーをバックアップ・アプリケーション・サーバーのリストに追加します。 プラグインは、バックアップ・アプリケーション・サーバー中でロード・バランスを取りません。 バックアップ・サーバーは、1 次サーバーが使用可能でない場合のみ使用されます。 プラグインが、バックアップ・アプリケーション・サーバーが必要であることを決定する場合、 リストのサーバーがなくなるまで、または 要求が正常に送信されてリスト上のサーバーの 1 つからの応答を受信するまで、順々にバックアップ・サーバーのリストを経由します。

デフォルト設定 Primary
読み取り/書き込みタイムアウト

アプリケーション・サーバーに要求を送信する際、またはアプリケーション・サーバーからの応答を受信する際のプラグインの待ち時間に制限を設けるかどうかを指定します。「タイムアウトの設定」を選択した場合、プラグインによる要求の送信または応答の受信までの待ち時間 (秒) を指定する必要があります。値を選択してこのフィールドを指定する場合は、アプリケーション・サーバーによる要求の処理に数分かかる可能性があります。値を低く設定しすぎると、プラグインが偽のサーバー・エラー応答をクライアントに送信してしまうことがあります。

タイムアウトなし」を指定した場合、プラグインは TCP 接続がタイムアウトになるまで、ブロック入出力を使用してアプリケーション・サーバーへの要求の書き込みや、応答の読み取りを行います。

このフィールドは、Solaris プラットフォームで実行されるプラグインでは無視されます。

データ型 整数
デフォルト タイムアウトなし
接続タイムアウト

アプリケーション・サーバーが Web サーバーとの接続を保守する時間を限定するかどうかを指定します。

タイムアウトなし」または「タイムアウトの設定」のいずれかを選択することができます。「タイムアウトの設定 」を選択する場合、 Web サーバーとの接続が保守される時間の長さを秒で指定する必要があります。

このプロパティーにより、プラグインは、アプリケーション・サーバーとの非ブロッキング接続を実行することができます。 非ブロッキング接続は、プラグインが宛先と接続して、ポートが使用可能かどうかを判断することができない場合に役立ちます。 このプロパティーの値が指定されていない場合、プラグインはブロッキング接続を実行します。 この場合、プラグインは、オペレーティング・システムがタイムアウトになり (プラットフォームによって異なるが最長 2 分)、プラグインがサーバーに unavailable とマークを付けることができるようになるまで何もしません。

値を 0 にすると、プラグインはブロッキング接続を実行します。0 よりも大きい値は、正常に接続されるまでプラグインが待機する秒数を指定します。 その時間間隔を経過後も接続が行われなかった場合、プラグインは、サーバーにプラグイン不可のマークを付けて、 要求されたアプリケーション用に定義された別のアプリケーション・サーバーにフェイルオーバーします。

データ型 整数
デフォルト 0
アプリケーション・サーバーが処理できる接続の最大数

任意の時点に Web サーバー・プロセスを流れることができる、アプリケーション・サーバーへの 保留中の接続の最大数を指定します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの ServerMaxConnections エレメントに対応します。

制限なし」または「制限設定」のいずれかを選択する ことができます。「制限設定 」を選択する場合、指定した時点で Web サーバーとアプリケーション・サーバー間に存在できる接続の最大数を指定する必要があります。

この属性がゼロまたは -1 に設定されている場合、そのアプリケーション・サーバーに対して保留されている接続の数に制限はありません。

データ型 整数
デフォルト -1
アプリケーション・サーバーの稼働チェックに拡張ハンドシェークを使用

選択した場合、Web サーバー・プラグインは、アプリケーション・サーバーが実行しているかどうかを検査するために、 拡張ハンドシェークを使用します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの ServerExtendedHandshake エレメントに対応します。

プロキシー・ファイアウォールがプラグインとアプリケーション・サーバーとの間にある場合は、このプロパティーを選択します。

プラグインは、connect() が失敗した場合に、サーバーにダウンとマークを付けます。 しかし、プロキシー・ファイアウォールがプラグインとアプリケーション・サーバーとの間にある場合には、 バックエンド・アプリケーション・サーバーがダウンしていても、connect() は成功します。 つまり、プラグインは他のアプリケーション・サーバーに正しくフェイルオーバーされないことになります。

プラグインが、アプリケーション・サーバーとハンドシェークを行い、 要求を送る前にアプリケーション・サーバーが開始されることを確認する場合、 ハンドシェークの実行を試行しているアプリケーション・サーバーがダウンしていることが検出されれば、 別のアプリケーション・サーバーにフェイルオーバーすることができます。

デフォルトでは、このフィールドはチェックされていません。アプリケーション・サーバーの稼働チェックに拡張ハンドシェークを使用する場合は、このフィールドを選択します。

要求コンテンツを送信する前に、ヘッダー「100 Continue」を送信します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの WaitForContinue エレメント に対応します。

選択した場合、Web サーバー・プラグインは、要求コンテンツを送信する前に、アプリケーション・サーバーにヘッダー「100 Continue」を送信します。

デフォルトでは、このフィールドはチェックされていません。この機能を使用可能にするには、このフィールドを選択します。




関連タスク
Web サーバーとの通信
関連資料
オブジェクト名: 名前ストリングが含むことができないもの
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 7:05:28 PM EST
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