WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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リソース参照使用の利点

WebSphere Application Server では、 コードが Java Naming and Directory Interface (JNDI) ネーム・スペース内の リソースに直接アクセスするのではではなく、 論理名を使用してアプリケーション・サーバー・リソース (データ・ソース または J2C 接続ファクトリーなど) を参照する必要があります。 これらの論理名は、リソース参照 と呼ばれます。

Application Server では、以下の理由からリソース参照を使用する必要があります。

リソース参照の使用例

次のコードは、参照メソッドを使用し、 データ・ソース用のプレースホルダーを作成して、 そのデータ・ソースを呼び出します。 コードは、論理名 jdbc/Section を使用して、 JNDI サブコンテキスト java:comp/env/ 内にプレースホルダーを保管します。 したがって、jdbc/Section はリソース参照になります。 (サブコンテキスト java:comp/env/ は、WebSphere Application Server がアプリケーション・コード内のオブジェクト参照専用に提供する、 ネーム・スペースです。)
javax.sql.DataSource specificDataSource  =
   (javax.sql.DataSource) (new InitialContext()).lookup("java:comp/env/jdbc/Section"); 
//The method InitialContext()).lookup creates the logical name, or resource reference, jdbc/Section.
一般に、実際のデータ・ソースは、後で管理タスクとして構成されます。
論理名 jdbc/Section は、 アプリケーション・デプロイメント記述子において、 リソース参照として正式に宣言されます。 その後、以下の複数の方法を使って、実際のデータ・ソースの JNDI 名に リソース参照を関連付けることができます。 このような関連付けを、 リソース参照のデータ・ソースへのバインディング と呼びます。

必要なリソースのバインディングにおける、すべてのタイプについては、 アプリケーションのバインディング の項を参照してください。




サブトピック
分離レベル設定の要件
関連概念
データ・ソース
関連タスク
アプリケーション・クライアントからのデータへのアクセス
アプリケーション・クライアントのデータ・アクセスの構成
リソース参照の作成または変更
データ・アクセス・アプリケーションのアセンブル
J2EE コネクター・アーキテクチャー・コネクターによるデータへのアクセス
現在の J2EE コネクター・アーキテクチャー (JCA) のデータ・ソースを使用するアプリケーションのマイグレーション
JDBC プロバイダーおよびデータ・ソースの構成
関連資料
デプロイメント記述子およびシン・クライアントにおけるルックアップ名のサポート
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/cdat_datsorres.html