WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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既存プロファイル内のポートの更新

インストール済みのプロファイル内のポートを変更するには、updatePorts.ant スクリプトを使用します。

始める前に

アプリケーション・サーバー・プロファイルの updatePorts.ant スクリプトは、app_server_root/profileTemplates/template_name/actions ディレクトリーに入っています。このスクリプトを使用するには、更新するプロファイルを識別する必要があります。

このタスクについて

次の手順に従い、updatePorts.ant スクリプトの使用に習熟してください。 各ステップは演習になっており、updatePorts.ant スクリプトがサポートしている特定のメソッドを使用して、ポートを再割り当てします。

言及されているすべてのオペレーティング・システムについて、ステップを調べてください。違いは、主にスクリプト・ファイルの拡張子およびディレクトリーの区切り文字の指示にあります。 例えば、Linux のシェル・スクリプト (*.sh) やその他のコマンドの 前には、./ を付ける必要があります。こうすることで、そのコマンドが 現行作業ディレクトリーにあることを、オペレーティング・システムに知らせます。

プロシージャー

結果

この手順は、結果的に、updatePorts.ant スクリプトを使用した 4 とおりのポート割り当て方式になります。

次の作業

ポート値はさまざまな方法で変更できます。install コマンドおよびサイレント・インストールの応答ファイルも、この項目で説明したのと同じ方法によるポート値の設定をサポートしています。実際、これら 2 つのインストール方法では、以下の同じオプションが使用されています。
  • -OPT PROF_defaultPorts=

    値は不要です。等号は、標準化の誤表記です。

  • -OPT PROF_startingPort="nnnn"
  • -OPT PROF_portsFile="path_to_portsdef.props file"
  • install コマンドを呼び出す際に、上記の引数の 1 つを省略した場合、またはサイレント応答ファイルから上記の引数の 1 つを除いた場合、デフォルト・アクションでは、競合しないポート値が割り当てられます。

グラフィカル・ユーザー・インターフェース・インストールおよびサイレント・インストールにまったく同じオプションが使用されているのは、偶然ではありません。 ほとんどの WebSphere Application Server コンポーネントのインストール・プログラムは、 WebSphere Application Server の共通インストール・エンジンを実装したものです。ANT スクリプトにまったく同じアクションを使用するのは、同じ設計テーマが普及しているためであり、それによってユーザーが簡単にインストール経験を積めるようにするためです。




関連情報
WebSphere Application Server バージョンにおけるポート番号設定
install コマンド
responsefile.express.txt
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/tins_updatePorts.html