WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
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Red Hat Enterprise Linux 3 のインストール準備

Red Hat Enterprise Linux バージョン 3 システムで WebSphere Application Server をインストールするための準備を行うには、追加のステップを 実行する必要があります。

始める前に

Linux システムのインストール準備 のステップ 1 から 10 を実行します。これらのステップは すべての Linux システムに共通です。

このタスクについて

Linux システムにインストールするために必要な共通のステップに 加えて、Red Hat Enterprise Linux バージョン 3 ではシステム固有のステップが いくつか必要です。

Red Hat Enterprise Linux 3 の インストールが更新 5 以降でアップグレードされていることを確認してください。 サービス・レベルをアップグレードしない場合、Red Hat Enterprise Linux 3 に 含まれる GLIBC のリリース済みバージョンにおける特定の各国語問題により、 セグメンテーション障害として現れる Java 仮想マシン (JVM) 障害が 引き起こされる可能性があります。 ロケールが英語ロケール以外に設定されていると、 インストール時にこれらの障害が発生する可能性があります。

前提条件パッケージがインストールされていることを確認します。 Linux パッケージの 登録制限によって、前提条件チェッカー・プログラムが Linux システム上で 前提条件パッケージを検査できません。 詳しくは、Linux パッケージのインストールと検証 を参照してください。

プロシージャー

  1. Red Hat Enterprise Linux 3 for xSeries プラットフォームを使用する場合は、 以下のパッケージをインストールします。
    compat-libstdc++-7.3-2.96.122
    C++ ランタイム互換性に必要です。GSKit、Java 2 Software Development Kit (SDK)、および WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインのようなコンポーネントによって使用されます。
    compat-db-4.0.14-5
    いくつかの IBM HTTP Server モジュールに必要です。 このモジュールは、この RPM パッケージ内に含まれたライブラリーを使用します。
    rpm-build-4.2.1-4.2
    InstallShield for Multiplatforms (ISMP) は、Red Hat Package Manager (RPM) データベースで製品を適切に登録するためにこのパッケージを必要とします。
  2. システムで Java Native Interface (JNI) ライブラリーを コンパイルする場合は、Java 2 Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションで 使用するために、JNI ライブラリーの開発および構築用に推奨される RPM パッケージを インストールします。

    必要なパッケージは以下のとおりです。

    • compat-gcc-7.3-2.96.122
    • compat-libstdc++-devel-7.3-2.96.122
    • compat-glibc-7.x-2.2.4.32.5
    • compat-gcc-c++-7.3-2.96.122

    システム上に JNI ライブラリーをコンパイルする意図のない場合は、 これらのパッケージをインストールする必要はありません。

  3. iSeries プラットフォームまたは pSeries プラットフォームを 使用する場合は、rpm-build-4.2.1-4.2 パッケージをインストールします。

    InstallShield for Multiplatforms (ISMP) は、Red Hat Package Manager (RPM) データベースで製品を適切に登録するためにこのパッケージを必要とします。

  4. Red Hat Enterprise Linux 3 for S/390 (z/VM または VM/ESA) プラットフォームを使用する場合は、以下のパッケージをインストールします。
    • compat-db-4.0.14-5

      いくつかの IBM HTTP Server モジュールに必要です。 このモジュールは、この RPM パッケージ内に含まれたライブラリーを使用します。

    • compat-pwdb-0.62-3

    • compat-libstdc++-7.2-2.95.3.77

      C++ ランタイム互換性に必要です。GSKit、Java 2 Software Development Kit (SDK)、および WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインのようなコンポーネントによって使用されます。

    • rpm-build-4.2.1-4.2

      Red Hat Package Manager (RPM) データベースで製品を適切に登録するために、InstallShield for Multiplatforms (ISMP) で必要です。

    これらのパッケージ以降のリリースをインストールすることもできます。

結果

必要なパッケージをすべてインストールしないと、 製品は予定どおり実行されません。

次の作業

このトピックのステップを実行したら、Linux システムのインストール準備 に 記載されている最終ステップに進みます。



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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
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