WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
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JavaServer Pages のコンパイルのオプションの提供の設定

JavaServer Pages (JSP) コンパイラーで使用するオプションを指定するには、このパネルを使用します。

この管理コンソール・パネルは、アプリケーションのインストールおよび更新ウィザードにおけるステップの 1 つです。 このパネルを表示するには、「Select Installation options」パネルで「Precompile JavaServer Pages files」を選択する必要があります。つまり、このパネルを表示するには、「アプリケーション」>「新規アプリケーションのインストール」>「application_path」>「Show me all installation options and parameters」>「次へ」>「次へ」>「Precompile JavaServer Pages files」>「次へ」>「Step: Provide options to compile JSPs」とクリックします。

JSP コンパイラー・オプションは、Web モジュールを含むアプリケーションをインストールおよび更新するときにのみ指定することができます。 アプリケーションがインストールされた後では、JSP コンパイラー・オプションを変更するには、Web モジュールの WEB-INF/ibm-web-ext.xmi ファイルの JSP エンジンの構成パラメーターを編集する必要があります。

Web モジュール (Web module)

アプリケーションのモジュールの名前を指定します。

URI

アプリケーション (EAR ファイル) のルートに対するモジュールのロケーションを指定します。

JSP クラス・パス

アプリケーションのインストール中に JSP ファイルをコンパイルする際に使用する JSP コンパイラーの一時クラスパスを指定します。 このクラスパスは、アプリケーションのインストールが完了し、アプリケーションが稼動しているときに使用されていない場合には保管されません。 このクラスパスは、アプリケーションがインストールされた後で他の手段 (共用ライブラリーなど) で識別される、JSP のコンパイルに必要なアプリケーション以外のリソースを識別するためにのみ、使用されます。 ネットワーク・デプロイメント構成では、このクラスパスはデプロイメント・マネージャー・マシンに固有です。

複数の Web モジュールが同じクラスパスを使用するように指定するには、次のようにします。

  1. Web モジュールのリストで、特定のクラスパスを使用したい各 Web モジュールの横の「選択」チェック・ボックスを選択します。
  2. 複数マッピングの適用」を展開します。
  3. 希望するクラスパスを指定します。
  4. 適用」をクリックします。
完全なパッケージ名を使用する

JSP エンジンが完全パッケージ名を使用して JSP クラスを生成およびロードするかどうかを指定します。

完全なパッケージ名を使用する場合、プリコンパイルした JSP クラス・ファイルは、jsp-file 属性を使用する必要なく web.xml ファイルでサーブレットとして構成できます。 完全なパッケージ名が使用されない場合は、すべての JSP クラスが同じパッケージで生成されます。これには、ファイル・システム・パスが少なくてすむという利点があります。

オプション useFullPackageNames と disableJspRuntimeCompilation が両方とも true の場合、JSP ファイルが web.xml ファイルでサーブレットとして構成されていなくても、単一のクラス・ローダーはすべての JSP クラスをロードするのに使用されます。

このオプションは、useFullPackageNames JSP エンジン・パラメーターと同じです。

JDK ソース・レベル

Java コンパイラーが JSP Java ソースをコンパイルするソース・レベルを指定します。有効な値は 1314、および 15 です。 デフォルト値は、ソース・レベル 1.3 を指定する 13 です。

JSP ランタイム・コンパイルを使用不可にする

.class ファイルが存在しない場合であっても、実行時に JSP ファイルが変換されたりコンパイルされたりしないようにするかを指定します。

このオプションが true に設定されている場合、JSP エンジンは実行時に JSP ファイルを変換およびコンパイルしないため、JSP エンジンはプリコンパイルされたクラス・ファイルのみをロードします。クラス・ファイルをロードするために、JSP ソース・ファイルは必ずしも必要ありません。 JSP ソースなしでアプリケーションをインストールすることができますが、 アプリケーションには、プリコンパイルされたクラス・ファイルが必要です。

単一 Web アプリケーション・クラス・ローダーがすべての JSP クラスパスをロードする場合、 このコンパイラー・オプションと 「 Use full package names」オプションの両方を true に設定する必要があります。

このオプションは、disableJspRuntimeCompilation JSP エンジン・パラメーターと同じです。




関連概念
生成された .java および .class ファイル用のパッケージおよびディレクトリー
JSP エンジン
サーブレット
JavaServer Pages
JSP クラス・ロードの設定
関連タスク
JSP エンジン・パラメーターの構成
コンソールへのアプリケーション・ファイルのインストール
関連資料
JSP ランタイム・コンパイル設定
web.xml ファイル
JavaServer Pages (JSP) ランタイム再ロード設定
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/uweb_jspcompile.html