アプリケーションが始動しない、または始動してもエラーになる場合、さまざまな原因が考えられます。
類似した問題が見つからない場合、または提供されている情報では問題が解決されない場合は 、IBM からのトラブルシューティングのヘルプ を参照してください。
この種の例外は、Enterprise Bean またはデプロイしていない Enterprise Bean モジュールを含んでいる、 デプロイしていないアプリケーションを始動しようとした場合に発生します。
アセンブリー・ツールで作成された Enterprise JavaBeans モジュールは意図的に不完全な構成情報を持っています。 これらのモジュールをデプロイすると、このモジュールのデプロイメント記述子を読み取り、 プラットフォーム依存またはインストール・システム依存の設定を完了して 、Enterprise JavaBeans JAR ファイルに関連クラスを追加することにより、構成が完了します。
アセンブリー・ツールの使用方法については、アプリケーションのアセンブル を参照してください。
このエラーは、Enterprise JavaBeans 1.1 仕様に対して開発された Enterprise Bean が、WebSphere Application Server V5 J2C 準拠のデータ・ソース (デフォルトのデータ・ソース) と共にデプロイされている場合に発生します。 デフォルトでは、アプリケーション・アセンブリー・ツールを使用して、 WebSphere Application Server V4.0 で作成した永続エンタープライズ Bean により、 Enterprise JavaBeans 1.1 仕様が実現されます。 WebSphere Application Server V6 上で実行するためには、これらの Enterprise Beans を 、WebSphere Application Server V4.0 型のデータ・ソースに関連付ける必要があります。
Enterprise Beans についてのアプリケーションのマッピングを変更して 、1.x コンテナー管理パーシスタンス (CMP) Bean を V4.0 データ・ソースと関連付けるか、 または既存のデータ・ソースを削除し、同じ名前の V4.0 データ・ソースを作成します。
Enterprise Beans についてのアプリケーションのマッピングを変更するには 、WebSphere Application Server 管理コンソールで、問題のアプリケーションのプロパティーを選択し、 「リソース参照をリソースにマップ」、または「Map data sources for all 1.x CMP beans」を使用して 、Enterprise Bean が使用するデータ・ソースを切り替えます。 構成を保管して、アプリケーションを再始動します。
エラーの全文が以下のような場合:
[7/17/02 15:20:52:093 CDT] 5ae5a5e2 UrlContextHel W NMSV0605E: コンテキスト "java:" から名前 "comp/PM/WebSphereCMPConnectionFactory" でルックアップされた参照オブジェクトが JNDI Naming Manager に送られましたが、例外が発生しました。 参照データは次のとおりです。 参照ファクトリー・クラス名: com.ibm.ws.naming.util.IndirectJndiLookupObjectFactory 参照ファクトリー・クラスの場所の URL: 参照クラス名: java.lang.Object タイプ: JndiLookupInfo コンテンツ: JndiLookupInfo: ; jndiName="eis/jdbc/MyDatasource_CMP"; providerURL=""; initialContextFactory=""
この場合は、問題は、CMP Enterprise Bean のサポートを意図したデータ・ソースが、Enterprise Bean に正しく関連付けされていないことである可能性があります。
この問題を解決するには、以下を行います。
プロファイル名に 2 バイト文字を使用している場合、 JavaServer Faces™ (JSF) 構成を使用するアプリケーションを実行すると、 構文解析エラーを受け取ります。 この問題は、jsf-ibm.jar の一部である JSF 構成に関連しています。 このファイルは、Rational® Application Developer で JSF アプリケーションをビルドする際に 組み込まれます。構成ファイルは、メインの faces-config.xml ファイル内のエンティティーを参照します。
プロファイルを作成するときは、2 バイト文字を使用しないでください。
アプリケーションが実行中に更新されると、WebSphere Application Server はアプリケーションまたは変更済みコンポーネントのみを 自動的に停止し、アプリケーション・ロジックを更新して、 停止したアプリケーションまたはそのコンポーネントを再始動します。 更新済みアプリケーションの再始動について詳しくは、IBM WebSphere Developer Technical Journal の System management for WebSphere Application Server V6 -- パート 5 Flexible options for updating deployed applications にある Fine-grained recycle behavior を参照してください。
再始動時に、ページが検出されないか、配列指標が範囲外であるか、またはその他のエラーが 発生する可能性があります。
このようなエラーの発生を最小限にするには、実稼働環境でアプリケーションを更新する前に、テスト環境でアプリケーションを更新します。 実稼働環境へ直接、変更を加えないでください。