WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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サーブレット

サーブレットは、 Java サーブレット・アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) を使用する Java プログラムです。 アプリケーション・サーバーへのデプロイメントの場合、サーブレットは、 Web アーカイブ (WAR) ファイルまたは Web モジュールにパッケージ化する必要があります。 アプレットがブラウザー上で動作し、ブラウザーの機能を拡張するのと同様に、 サーブレット は、Java の使用が可能な Web サーバーで動作し、その Web サーバーの機能を拡張します。

サーブレットは動的な Web ページ・コンテンツをサポートし、データベースにアクセスし、 一度に複数のクライアントを受け入れ、データをフィルターにかけることができます。

WebSphere Application Server では、サーブレットの中でも、 Web ベースのクライアントにサービスを提供する Hyper Text Transfer Protocol (HTTP) サーブレットに重点を置いて説明しています。

Java Servlet 2.4 仕様の導入により、 サーブレットは「ようこそ」ファイルとして定義することができます。 サーブレット以外のリソースは、FileServingEnabled 属性が true に設定 されている場合にのみサービスを提供されます。 「ようこそ」ファイルのサービスを提供することは、 静的コンテンツのサービスを提供することと関連しているため、 FileServingEnabled は Web モジュールに設定されます。

コンテキスト・パラメーター

サーブレット・コンテキストは、サーブレットを実行する Web アプリケーションについて、 サーバーの視点から定義したものです。 さらにこのコンテキストにより、サーブレットは、使用可能なリソースにアクセスできるようになります。 このコンテキストを使用することで、サーブレットはイベントをログに記録し、 リソースへの URL 参照を取得し、コンテキスト内の他のサーブレットが使用できる属性を設定、保管することができます。 これらのプロパティーは、このコンテキストに関する Web アプリケーションのパラメーターを宣言するものです。 これらのプロパティーは、Web マスターの E メール・アドレスや、 重大なデータを保持するシステムの名前などのセットアップ情報を示します。

サーブレット・マッピング

サーブレット・マッピングとは、クライアント要求とサーブレットとの対応付けです。 Web コンテナーは、URL パスを使用してクライアント要求をサーブレットにマップし 、Java サーブレット仕様で指定された URL パス・マッピング規則に従います。 このコンテナーは、サーブレットにマップするパスとして、要求からの URI (コンテキスト・パスは除く) を使用します。 コンテナーは、そのコンテナーがホストとなっている Web アプリケーションのリストから、一致した最も長いコンテキスト・パスを選択します。




関連タスク
WebSphere Application Server の拡張機能を使用したサーブレットの開発
関連資料
Web アプリケーション: 学習用リソース
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/cweb_sov2.html