プロファイルを作成するディレクトリーでは、最小限のスペースが使用可能である必要があります。
プロファイルを作成するだけの十分なスペースがない場合は、エラーが発生することがあります。
特定のプロファイルで必要な最小限のスペースに加えて、追加のスペースが 40 MB あることを確認してください。
40 MB のスペースは、ログ・ファイルと一時ファイルのために使用されます。
アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成するディレクトリーには、
使用可能なファイル・システム・スペースが 200 MB 必要です。
ファイル・システムのスペースが不足している状態
プロファイル管理ツール
および manageprofiles コマンドは、
プロファイルの作成を開始する直前に、
プロファイルの作成に必要なだけの
ファイル・システム・スペースが
使用可能であるかどうかを、チェックします。
ただし、ファイル・システム・スペースの不足により、
プロファイル作成が失敗する可能性も、
わずかではありますが存在します。
このような失敗は、以下のような状態で発生する場合があります。
- プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンドの
いずれかが、ファイル・システムへの書き込みを行うのと同時に、
ファイル・システム・スペースを占有するような
アクション (ファイルのコピーなど) を、別のユーザーが実行した場合。
- プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンドの
いずれかが、プロファイルを作成するために、
ディスクへの書き込みを行うのと同時に、
別のプログラムがディスクへの書き込みを行った場合。
- プロファイル管理ツール は、
作成したログとプロファイルを、
同じファイル・システム上に同時に書き込みます。
- manageprofiles コマンドは、
作成したログとプロファイルを、
同じファイル・システム上に同時に書き込みます。
プロファイルの作成が失敗しないようにするには、
次の手順を使用することをお勧めします。
- プロファイル作成用に、十分な一時スペースを割り振ります。
プロファイル作成のログ用にも、ある程度の一時スペースが必要になります。
これらのログは、
プロファイルを作成したファイル・システムとは別のファイル・システムに、
置くことができます。
- プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンド
のいずれかでプロファイルを作成するときは、
他のプログラムがファイル・システム・スペースに
書き込みを行わないようにします。
- プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンド
のいずれかでプロファイルを作成するときは、
ファイル・システム・スペースを占有するようなアクションを
実行しないようにします。