WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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WebSphere Application Server ロガーの構成

このトピックでは、WebSphere Application Server ロガーを使用するようにアプリケーションを構成するためのいくつかの方法について説明します。

アプリケーションに最も適した構成のタイプは、以下により異なります。

次の表に、アプリケーションが WebSphere Application Server ロガーを使用できるようにするために必要な条件を示します。

クラス・ローダー・モードは親が最初で、Jakarta Commons Logging がアプリケーションでバンドルされている

Jakarta Commons Logging の構成 LogFactory インスタンス Log インスタンス コメント
アプリケーションは、以下のいずれかによって、構成を提供します。

・親クラス・ローダーが WebSphere プロパティー・ファイルを最初に検出するため、 アプリケーション・クラスパス内のプロパティー・ファイル commons-logging.properties は、LogFactory によって読み取られません

・クラス名は、 次のファイルから読み取られます
META-INF/services/
org.apache.commons
.logging.LogFactory
構成がアプリケーションまたはモジュールの META-INF ファイルで提供されない場合、使用さ れるログ・ファクトリーは、WebSphere Application Server デフォルト構成で指定される LogFactory 実装です。 使用されるログは、以下のいずれかです。

WebSphere Application Server デフォルト構成で指定される Log 実装

・異なる Log 実装をインスタンス化する、アプリケーション固有の LogFactory が使用される場合は、アプリケーション固有の Log 実装。

アプリケーション親クラス・ローダーは、 Jakarta Commons Logging コードをロードするための最初のクラス・ローダーです。Jakarta Commons Logging をサポートする WebSphere バンドルは、 LogFactory 構成属性をルックアップする LogFactory 静的コード提供します。

静的 LogFactory コートが、アプリケーション構成で指定される LogFactory インスタンスをインスタンス化するには、 LogFactory インスタンスは、親クラス・ローダーのクラスパス上になければなりません。

アプリケーションで提供されていない 使用されるログ・ファクトリーは、WebSphere デフォルト構成で指定される LogFactory インプリメンテーションです。 使用されるログは、WebSphere デフォルト構成で指定される Log インプリメンテーションです。 アプリケーションでバンドルされる Jakarta Commons Logging は使用されません。

クラス・ローダー・モードは親が最初で、Jakarta Commons Logging がアプリケーションでバンドルされていない

Jakarta Commons Logging の構成 LogFactory インスタンス Log インスタンス コメント
アプリケーションは、以下のいずれかによって、構成を提供します。

・親クラス・ローダーが WebSphere Application Server プロパティー・ ファイルを最初に検出するため、 アプリケーション・クラスパス内の プロパティー・ファイル commons-logging.properties は、LogFactory に よって読み取られません

・クラス名は、 次のファイルから読み取られます
META-INF/services/
org.apache.commons
.logging.LogFactory
構成がアプリケーションまたはモジュールの META-INF ファイルで提供されない場合、使用さ れるログ・ファクトリーは、WebSphere Application Server デフォルト構成で指定される LogFactory 実装です。 使用されるログは、以下のいずれかです。

WebSphere Application Server デフォルト構成で指定される Log 実装

・異なる Log 実装を インスタンス化する、アプリケーション固有の LogFactory が 使用される場合は、アプリケーション固有の Log 実装。

アプリケーション親クラス・ローダーは、 Jakarta Commons Logging コードをロードするための最初のクラス・ローダーです。Jakarta Commons Logging をサポートする WebSphere バンドルは、 LogFactory 構成属性をルックアップする LogFactory 静的コード提供します。

静的 LogFactory コートが、アプリケーション構成で指定される LogFactory インスタンスをインスタンス化するには、 LogFactory インスタンスは、親クラス・ローダーのクラスパス上になければなりません。

アプリケーションで提供されていない 使用されるログ・ファクトリーは、 WebSphere Application Server デフォルト構成で指定される LogFactory 実装です。 使用されるログは、WebSphere Application Server デフォルト 構成で指定される Log 実装です。 前の行と同じ

クラス・ローダー・モードは親が最後で、Jakarta Commons Logging がアプリケーションでバンドルされている

Jakarta Commons Logging の構成 LogFactory インスタンス Log インスタンス コメント
アプリケーションは、以下のいずれかによって、構成を提供します。

・親クラス・ローダーが WebSphere Application Server プロパティー・ ファイルを最初に検出するため、 アプリケーション・クラスパス内の プロパティー・ファイル commons-logging.properties は、LogFactory に よって読み取られます

・クラス名は、 次のファイルから読み取られます
META-INF/services/
org.apache.commons
.logging.LogFactory
使用されるログ・ファクトリーは、以下のいずれかです。

・デフォルトの Jakarta Commons Logging LogFactory

・アプリケーション構成で指定される LogFactory

使用されるログは、アプリケーション構成で指定される Log インプリメンテーション。

使用されるログ・ファクトリーがデフォルトの Jakarta Commons Logging LogFactory である場合、Log インプリメンテーションはアプリケーション・クラス・ローダーの クラスパス上になければなりません。

アプリケーション・クラス・ローダーは、 Jakarta Commons Logging コードをロードするための最初のローダーです。Jakarta Commons Logging をサポートするアプリケーション・バンドルは、 LogFactory 構成属性をルックアップする LogFactory 静的コードを提供します。

静的 LogFactory コードが、アプリケーション構成で指定される LogFactory インスタンスをインスタンス化するには、 LogFactory インスタンスは、アプリケーション・クラス・ローダー のクラスパス上になければなりません。

アプリケーションで提供されていない 使用されるログ・ファクトリーは、 WebSphere Application Server デフォルト構成で指定される LogFactory 実装です。 使用されるログは、WebSphere Application Server デフォルト 構成で指定される Log 実装です。  

クラス・ローダー・モードは親が最後で、Jakarta Commons Logging がアプリケーションでバンドルされていない

Jakarta Commons Logging の構成 LogFactory インスタンス Log インスタンス コメント
アプリケーションは、以下のいずれかによって、構成を提供します。

・親クラス・ローダーが WebSphere プロパティー・ファイルを最初に検出するため、 アプリケーション・クラスパス内のプロパティー・ファイル commons-logging.properties は、 LogFactory によって読み取られます

・クラス名は、 次のファイルから読み取られます
META-INF/services/
org.apache.commons
.logging.LogFactory
使用されるログ・ファクトリーは、以下のいずれかです。

・デフォルトの Jakarta Commons Logging LogFactory

・アプリケーション構成で指定される LogFactory

使用されるログは、アプリケーション構成で指定される Log インプリメンテーション。

使用されるログ・ファクトリーがデフォルトの Jakarta Commons Logging LogFactory である場合、Log インプリメンテーションはアプリケーション・クラス・ローダーの クラスパス上になければなりません。

アプリケーション・クラス・ローダーには Jakarta Commons Logging コードはありません。 したがって、Jakarta Commons Logging をサポートする WebSphere バンドルは、LogFactory 構成属性をルックアップする LogFactory 静的コードを提供します。

静的 LogFactory コートが、アプリケーション構成で指定される LogFactory インスタンスをインスタンス化するには、 LogFactory インスタンスは、親クラス・ローダーのクラスパス上になければなりません。

アプリケーションで提供されていない 使用されるログ・ファクトリーは、 WebSphere Application Server デフォルト構成で指定される LogFactory 実装です。 使用されるログは、WebSphere Application Server デフォルト 構成で指定される Log 実装です。  



関連概念
クラス・ローダー
関連タスク
Jakarta Commons Logging を使用するためのアプリケーションの構成
関連情報
JSR 47: Logging API Specification
Jakarta Commons
Logging/Containers And Classloaders
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
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