このバージョンは、製品を初めて使用するユーザーにも、前のリリースから移行するユーザーにも、
新規の魅力的な改善点を提供します。
WebSphere Application Server は、動的ビジネス・アプリケーションの作成、
実行、統合、および管理を助ける、実証済みのハイパフォーマンス・トランザクション・エンジンです。
以下の主な利点があり、サービス指向アーキテクチャーの基礎として優れています。
- 簡単で、短期間で可能な開発とデプロイメント
短期間での実動化を目的とした使いやすいフィーチャーにより、
評価時間を改善し、既存のテクノロジー・スキルを最大限に生かすことができます。
- セキュアでスケーラブルな SOA ランタイム
アプリケーションおよびデータは確実に安全であり、主幹業務のアプリケーションをほぼ継続的に実行できるため、
ビジネス機会を失うことがありません。
- 拡張可能な通信サービス
新しい方法を取り入れることにより、
今までのアプリケーション・サービスを、
新規ユーザーにも再利用しやすくすることで、
投資収益とビジネスの柔軟性を向上させることができます。
- 効果的なアプリケーション管理
効率が良く、使いやすい管理ツールにより、
保守にかかっていたリソースをイノベーションに集中させることができるようになり、
使用する環境の管理コストを削減できます。
新規サービス・レベルの注記:
- IBM WebSphere Application Server – Express のこのリリースは、レベル 6.1.0.3 です。
- このリリースには、IBM WebSphere Application Server Toolkit バージョン 6.1.1 が含まれています。
- このリリースには IBM Business Solutions for WebSphere Application
Server - Express バージョン 5.2 が含まれています。
- このリリースには Rational Agent Controller バージョン 7.0 が含まれています。
- このリリースには DB2 Universal Database Express Edition バージョン 8.2 FP4 が含まれています。
以下のトピックは、最も注目すべき新規および変更フィーチャーの一覧です。
これにより、各機能の詳細を学習するための適切な情報を参照できます。
興味のある詳細にスキップして進むか、このトピックを読み進めて最初に概要を把握します。
簡単で、短期間で可能な開発とデプロイメント
短期間での実動化を目的とした使いやすいフィーチャーにより、
評価時間を改善し、既存のテクノロジー・スキルを最大限に生かすことができます。主要なフィーチャーは以下のとおりです。
- Application Server Toolkit。
アプリケーションの作成、テスト、およびデプロイを助けます。
バージョン 6.1 ランタイム環境でアプリケーションをテストする迅速な
デプロイメント・フィーチャーが含まれています。
- 追加のアプリケーション作成機能用の Tight integration with Rational ツール。
- Java Server Faces。Java ベースの Web アプリケーションの開発を容易にするフレームワーク。
- Service Data Objects。ソースに依存しない結果セットを提供する、
XML が統合されたデータ中心の切断状態のデータ・アクセス・メカニズム。
WebSphere Application Server、
バージョン 6.1 のハイライトは以下のとおりです。
セキュアでスケーラブルな SOA ランタイム
アプリケーションおよびデータは確実に安全であり、主幹業務のアプリケーションをほぼ継続的に実行できるため、
ビジネス機会を失うことがありません。
- 業界標準ツールを使用した、アプリケーションの開発とデプロイを容易にする J2EE 1.4。
- 開発者の生産性を向上させるための J2SE 5.0
- Web サービス・セキュリティー。Web サービス・セキュリティー仕様の幅広いサポート、
およびセキュリティー・トークン機能のプラグインと拡張に対するアーキテクチャー面でのサポートが含まれます。
WebSphere Application Server、
バージョン 6.1 のハイライトは以下のとおりです。
- ポータル・サーバー上で実行され、Web ベースのコンテンツ、アプリケーション、
およびその他のリソースへのアクセスを提供する、再使用可能な Web モジュールを開発するための、
ポートレット・プログラミング・モデル。
- Common Criteria Assurance レベル 4 セキュリティー証明
- すぐに使用可能なデフォルトのセキュリティー構成セット
- 仮想メンバー・マネージャーの統合による ID 管理機能
拡張可能な通信サービス
新しい方法を取り入れることにより、
今までのアプリケーション・サービスを、
新規ユーザーにも再利用しやすくすることで、
投資収益とビジネスの柔軟性を向上させることができます。
- 強力なメッセージング・エンジン。JMS サポートにより、アプリケーションは、JMS 宛先
(キューまたはトピック) を使用して、
その他の JMS クライアントとメッセージを非同期に交換することができます。
- アプリケーションの企業内での統合、および社外の顧客、パートナー、およびサプライヤーとの統合を容易にする、
広範な Web サービス・サポート
- さまざまな環境での WebSphere MQ との緊密な統合
- サービス・メディエーションのための WebSphere Enterprise Service Bus へのプラグイン機能
WebSphere Application Server、
バージョン 6.1 のハイライトは以下のとおりです。
- Web サービス・アプリケーションが「パブリッシュおよびサブスクライブ」メッセージ・パターンを利用できるようにする、
Web サービス通知。
- Web サービスをアドレス指定し、エンドツーエンド・アドレッシングを容易にする
トランスポート・ニュートラル・メカニズムを提供する、WS
インターオペラビリティー基本セキュリティー・プロファイル。
- Web サービス・セキュリティー・アップデート
- WS ビジネス契約
- リアルタイム・コラボレーションをサポートするアプリケーションのための、
セッション開始プロトコル (SIP) サーブレットのサポート
効果的なアプリケーション管理
効率が良く、使いやすい管理ツールにより、
保守にかかっていたリソースをイノベーションに集中させることができるようになり、
使用する環境の管理コストを削減できます。
- Web ベースの管理コンソール
- Integrated Solutions Console
- Java Management eXtensions (JMX)
- Tivoli Performance Viewer
- Tivoli ソフトウェアとの緊密な統合
WebSphere Application Server、
バージョン 6.1 のハイライトは以下のとおりです。
- コンソール・コマンド・アシスタント
- Application Server Toolkit におけるスクリプト管理のための統合開発環境
- ISC プロファイル作成
- IBM Java 5 SDK におけるデバッグ機能強化
- IBM Support Assistant 自己ヘルプ用バンドル
- 簡素なパネルと多くのウィザードによる容易な管理
- スタンドアロン・シン管理クライアント