ランチパッド・コンソールは、IBM WebSphere Application Server - Express のインストール開始点です。
始める前に
ランチパッドは Web アプリケーションです。ランチパッドを使用する前に、
サポートされる Web ブラウザーが必要です。ランチパッドは以下のブラウザーをサポートしています。
- Mozilla、バージョン 1.4 および 1.7.5 以降
- Internet Explorer、SP 2 を備えたバージョン 5.5 以降
上記サポート対象の Web ブラウザーのいずれか 1 つがインストールされていない場合は、インストールします。
ランチパッドをリモートから実行して製品をインストールすることはできません。
ランチパッドのローカルでの使用のみがサポートされています。
Microsoft® Windows Vista™ オペレーティング・システム上での WebSphere Application Server コンポーネントのインストールに関するガイドライン:
このタスクについて
WebSphere Application Server は、アプリケーション・サーバー、Web 開発ツール・セット、Web サーバー、および追加のサポート対応ソフトウェアと資料を含む統合プラットフォームです。
ランチパッドは、アプリケーション・サーバー環境全体のインストールに関する単一の参照ポイントです。
ランチパッドは、WebSphere Application Server - Express CD-ROM パッケージ内のインストール可能なコンポーネントを識別します。
ランチパッドのナビゲーション・フレーム内のリンクでは、
以下の項目を実行することができます。
- 「ようこそ」ページの表示
- ソリューション・インストールのダイアグラムの表示
- WebSphere Application Server -
Express のインストール
・ウィザードの起動
- Linux (Intel) および Windows プラットフォームでの Application Server Toolkit
用インストール・ウィザードの起動
- IBM HTTP Server のインストール・ウィザードの起動
- Web サーバー・プラグインのインストール・ウィザードの起動
- WebSphere Application Client のインストール・ウィザードの起動
- アップデート・インストーラーのインストール・ウィザードの起動
- IBM Support Assistant (ISA) のインストール・ウィザードの起動
Microsoft® Windows Vista™ オペレーティング・システムにおける IBM Support Assistant (ISA) の使用に関する注意 : バージョン 3.x 以前の ISA は、
Windows Vista オペレーティング・システムではサポートされません。
ISA は、今後のバージョンで Windows Vista オペレーティング・システムをサポートする予定です。
ISA のサポートについては、ISA Web サイト (
http://www.ibm.com/software/support/isa/) を参照してください。
「WebSphere Application Server - Express のインストール・ウィザードの起動」
をクリックすると、Express 製品ディスク上の Express インストール・ウィザードが表示されます。
別のディスクにあるインストール・ウィザードを参照するリンクをクリックすると、そのディスクの挿入を求めるプロンプトが表示されます。
例えば、IBM HTTP Server、Web サーバー・プラグイン、および WebSphere Application Client は、WebServer 補足ディスクにあります。
これらの製品を起動するリンクをクリックした場合、ランチパッドから製品をインストールするには、ディスク・ドライブに WebSphere 補足ディスクを挿入する必要があります。
DB2 製品ディスクなど、2 次パケットに含まれているディスクには、WebSphere ランチパッドはありません。
プロシージャー
- ランチパッドを開始します。
ランチパッド・プログラムは、製品ディスク上のルート・
ディレクトリーか、またはダウンロードされたインストール・イメージで入手可能です。
ランチパッドは、製品ディスクのディレクトリーに移動して、ルート・ディレクトリーからコマンドをローカルで実行する代わりに、完全修飾コマンドを使用して手動で開始することができます。
- ランチパッドは、マシンのロケール設定の言語で開きます。
必要に応じて、「言語選択」リストから必要な言語を選択します。
- ランチパッドを使用して、製品の概要、README ファイル、
およびインストール・ガイドにアクセスします。
インストール可能なコンポーネントの各ランチパッドのパネル
には、コンポーネントのインストール・プログラムへのリンク、および
インストールと構成に関するコンポーネントのドキュメンテーションへのリンク
が含まれます。例えば、WebSphere Application Server
- Express パネルでのリンクによって、以下の項目を実行することができ
ます。
- インストール・ウィザードの起動
- 製品の概要の表示
- インストール・ガイドの表示
- README ファイルの表示
- 「Launch the installation wizard for
...」をクリックして、選択するインストール可能なコンポーネント
のインストール・ウィザードを起動します。
結果
この手順を実行すると、ランチパッドを使用して、インストールを
開始し、ブラウザーを介して情報にアクセスすることができます。
トラブルシューティング
ランチパッド・アプリケーションを使用して製品をネットワーク共用からインストールするには、
「WAS CD」および「WebSphere 補足 CD」の内容を別のディレクトリーにコピーする必要があります。
ランチパッド・アプリケーションでは
、~/launchpad/diskinfo/thisDisk.properties ファイル
を使用してインストール・ファイルの正しい場所を識別します。
ランチパッドを開始できても、
リンクをクリックしたときにランチパッド内のページに解決されない場合は、ディスク・ドライブに
間違ったオペレーティング・システムを対象としたメディアが入っている可能性があります。
メディアが正しいかどうかを確認してください。
Mozilla ブラウザーを Windows システムで使用しようとする場合、Internet Explorer が代わりに開く場合があります。
ランチパッドでは、Internet Explorer も同じシステムにインストールされて
いる場合、Mozilla がデフォルト・ブラウザーとして認識されません。
ランチパッドは Internet Explorer と完全に連携するので、特別な
アクションを必要としません。
Mozilla の使用を強制する環境変数を
作成するには、以下の大文字小文字を区別するコマンドをコマンド・プロンプト
で発行します。
set BROWSER=Mozilla
この手順を実行してもランチパッド・リンクが
動作しない場合、コンポーネントのインストール・プログラムの以下のロケーションを参照して、プログラムを直接起動します。
パッケージ化のランチパッド・コンソール
を参照してください。