WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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インストールおよびプロファイル作成中に発行されるメッセージ

どのような問題が発生しましたか?

類似した問題が見つからない場合、 または提供されている情報では問題が解決されない場合は、IBM サポートに連絡してください。

Error: The input line is too long

[Windows] これはプロファイル作成エラーです。

インストール中、またはプロファイル管理ツールを使用時に発生する場合があります。

インストールの問題

app_server_root¥profiles¥default¥logs ディレクトリーにあるログ内の以下のエラーは、wsadmin アクションがプロファイルの作成に失敗したことを示します。 この失敗は、コマンド・ストリングのファイル・パス、プロファイル名、およびノード名の長さにより、 コマンド全体がオペレーティング・システムで制限されているコマンド長を超えたことが原因で起こります。
The input line is too long.

[Windows] インストール・ディレクトリー・パスは、60 文字以下でなければなりません。

  • オプション 1: インストールが失敗した場合は、 短いディレクトリー・パスおよび短いノード名を使用して WebSphere Application Server 製品を再インストールします。

    ノード名フィールドは、カスタム・インストール中に使用可能です。 デフォルトのノード名は、通常は十分短い長さです。 10 文字より長いノード名は、可能な限り使用しないでください。

  • オプション 2: インストールが成功しても ISMPWSProfileLaunchAction が失敗した場合は、プロファイル管理ツールを使用して、プロファイルを作成します。 プロファイルの作成時には、短いプロファイル・ディレクトリー・パス、短いプロファイル名、および短いノード名を使用してください。

    独自のプロファイル・パスを選択することができます。例えば、C:¥profiles などとすることができます。

    独自のプロファイル名を選択することができます。

    ISMPConfigManagerLaunchAction が成功したことを <install location>/logs/install/log.txt ファイルで確認します。

    log.txt ファイルで以下のメッセージを調べて、 インストールが成功したかどうかを判別します。 成功した場合は、プロファイル管理ツールを実行して、デフォルト・プロファイルを作成することができます。

     (date time), Install,
         com.ibm.ws.install.ni.ismp.actions.ISMPConfigManagerLaunchAction,
         msg1, INSTCONFSUCCESS: Post-installation configuration is successful.
    
     (date time), Install,
         com.ibm.ws.install.ni.ismp.actions.ISMPWSProfileLaunchAction,
         err, INSTCONFFAILED: Cannot complete required configuration actions
         after the installation. 構成は失敗しました。 The installation is
         not successful.
    Refer to
         C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer1234567890¥logs¥manageprofiles¥
            default_create.log for more details.
    
    
     (date time), Install,
         com.ibm.ws.install.ni.ismp.actions.ISMPLogSuccessMessageAction,
         msg1, INSTCONFFAILED

プロファイル管理ツールの問題

app_server_root¥profiles¥default¥logs ディレクトリーにあるログ内の以下のエラーは、wsadmin アクションがプロファイルの作成に失敗したことを示します。 この失敗は、ファイル・パスの長さ、セル名、およびコマンド・ストリン グのノード 名により、コマンド全体がオペレーティング・システムで制限されているコマ ンド 長を超えたことが原因で起こります。
The input line is too long.

[Windows] profile_root の文字数は、 80 文字を超えないようにする必要があります。

profiles_directory_path¥profile_name ストリングが 80 文字以下で、それでも問題が解決されない場合、Windows subst コマンドを使用するように app_server_root¥bin¥setupCmdLine.bat ファイルを編集します。 subst コマンドは、仮想ドライブにパス全体をマップします。ファイルを編集後、プロファイル管理ツールを再度実行します。 setupCmdLine.bat ファイルを変更しても問題が修正されない場合、短いインストール・パス (例えば、C:¥WAS など) を使用して、WebSphere Application Server 製品をインストールすることができます。

setupCmdLine.bat ファイルの編集方法についての説明は、管理スクリプトの問題 のセクション「The input line is too long」を参照してください。

Note: The following file systems will be expanded during the installation

[AIX] AIX 上のディレクトリーに、拡張したスペースを割り振ることができます。インストール・ウィザードに 十分なスペースがない場合、InstallShield MultiPlatform (ISMP) が スペース割り振りを動的に増やすため、より多くのスペースを 確保できるようシステム呼び出しを行います。これが /usr ディレクトリーに対して発 生した場合に表示される可能性のあるメッセージは、以下の例に示すようなものです。
NOTE: The following file systems will be expanded during the installation:
      /usr

The disk space is nn Mbyte less than required. The installation cannot continue.

[Linux] [Solaris] [AIX] [HP-UX] ファイル・システムが動的に拡張可能でない場合、ディスク・スペース の容量が十分でないことにより、以下の例と同様のメッセージが表示されます。
The disk space is 33 Mbyte less than required. The installation cannot
continue.

Specify a different directory or perform a manual uninstall

このエラーは、製品を除去するアンインストーラー・プログラムを使用する前に、インストール・ルート・ディレクトリーを削除したことを意味します。そこで、同じディレクトリーに再インストールを試みます。

問題を訂正するには、手動アンインストールを実行します。手動アンインストールの概要については、手動アンインストール を参照してください。このトピックには、ご使用のオペレーティング・システム向け手動アンインストールの手順へのリンクがあります。

$TMP/log.txt ファイルの警告エントリーは以下のようになります。
(Month day, year time), Install, 
   com.ibm.ws.install.ni.ismp.actions.ISMPWarningDialogAction, 
   wrn, Specify a different directory or perform a manual uninstall 
   to remove all packages before reinstalling to the same directory.

エラー: /usr/opt/ibm/gskta/bin/gsk7ikm: not found

このエラーは、xlC.rte 6.0 のランタイム・コードが インストールされていないことを示しています。xlC.rte 6.0 のランタイム・コードを インストールしてから、Global Security Kit 7 (GSKit7) をインストールしてください。

この問題を解決するには、https://techsupport.services.ibm.com/server/aix.fdc の AIX Support サイトから、ランタイム・コードをダウンロードします。

[AIX] AIX 5.2 がある場合は、AIX 5.2 CD から xlC.rte 6.0 ランタイム・コードをインストールすることもできます。

インストールの前提条件の完全なリストについては、「Supported hardware and software」Web ページを参照してください。

Error writing file = There may not be enough temporary disk space.

Searching for Java(tm) Virtual Machine...
A suitable JVM could not be found. 
Please run the program again using the option
 -is:javahome <JAVA HOME DIR> 
Error writing file =  There may not be enough temporary disk space.
Try using -is:tempdir to use a temporary directory on a partition with more disk space.

このエラーは、プロファイル作成のための十分な一時スペースがない場合に 発生することがあります。プロファイルを作成する前に、最小でも 40 MB の一時スペースが使用可能であることを確認してください。

注: 本製品のインストールでは、InstallShield の -is:tempdir パラメーターを使用して、 一時ディレクトリー・ロケーションの指定変更することはできません。インストールを進めるには、 システムの一時ディレクトリーのスペースを解放する必要があります。

Error: localhost is not a valid host name for remote access

このエラーは、プロファイル管理ツールで、ホスト名フィールドの値にローカル・ホストを入力した場合に発生します。

製品のインストール中に、ホスト名フィールドの値に、ローカル・ホストを入力した場合にもエラーが発生することがあります。

詳しくは、ホスト名の値 を参照してください。

Warning: Cannot convert string "<type_name>"to type FontStruct

WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインをインストールする場合、IKEYMAN ユーティリティーもインストールします。 IKEYMAN ユーティリティーは、Global Service Kit 7 (GSKit7) の一部です。

Linux システムで、ikeyman.sh スクリプトを実行する場合、以下のメッセージが表示されることがあります。
Warning: Cannot convert string 
   "-monotype-arial-regular-r-normal--*-140-*-*-p-*-iso8859-1"
   to type FontStruct

警告を無視しても問題はなく、IKEYMAN ユーティリティーを使用することができます。

[Linux]

INFO: Created system preferences directory in java.home

Linux Redhat Enterprise 3.0 の Key Man ユーティリティー (ikeyman) は、ユーティリティーの初回使用後に以下のメッセージを表示します。
[root@bensonl2 bin]# ./ikeyman.sh
Oct 19, 2004 10:47:26 AM java.util.prefs.FileSystemPreferences$3 run
INFO: Created system preferences directory in java.home.

ユーティリティーは、ロギング設定です。ユーティリティーを再び使用する場合、メッセージは表示されません。

このメッセージは無視しても問題ありません。

The installer could not successfully add the product information into the RPM database.

log.txt ファイルの最終行が以下の例のようなものであれば、問題 は RedHat Package Manager (RPM) データベースが壊れているということである可能性があります。
(Oct 17, 2004 4:02:16 PM), 
Plugin.Install,
com.ibm.wizard.platform.linux.LinuxProductServiceImpl, 
wrn, The installer could not successfully add the product
information into the RPM database. Installation will continue 
as this is not critical to the installation of the product.
以下のコマンドを実行して、問題が壊れた RPM データベースなのかど うかを確認してください。
rpm -q --all

コマンドが停止すれば、壊れた RPM データベースが問題であると分かります。

Error: java.io.IOException: konqueror: not found

インストール・ウィザードまたはアップデート・インストーラー・ウィザードの ISMP Launch Browser による操作は、 AIX または Linux などのオペレーティング・システムでは、以下の例外をスローします。

com.installshield.wizardx.actions.LaunchBrowserAction, err, java.io.IOException:
konqueror: not found
STACK_TRACE: 11
java.io.IOException: konqueror: not found
       at java.lang.UNIXProcess.forkAndExec(Native Method)
       at java.lang.UNIXProcess.<init>(UNIXProcess.java:72)
       at java.lang.Runtime.execInternal(Native Method)
       at java.lang.Runtime.exec(Runtime.java:602)
       at java.lang.Runtime.exec(Runtime.java:524)
       at java.lang.Runtime.exec(Runtime.java:490)
       at com.installshield.util.BrowserLauncher.openURL(BrowserLauncher.java:578)
       at com.installshield.wizardx.actions.LaunchBrowserAction.execute(LaunchBrowserAction
.java:62)
       at com.installshield.wizard.RunnableWizardBeanContext.run(RunnableWizardBeanContext.
java:21)

この操作では、HTML ページまたは Web サイトの表示のために Netscape、 Mozilla、または Konqueror ブラウザーを検索します。WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインの場合では、ターゲット・ページはプラグイン・ロードマップです。 ISMP Launch Browser の操作で Mozilla または Netscape を検索されても、例外がスローされ、ログ・エントリーが記録されます。

このエラーは無視しても問題ありません。




参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/rtrb_errinstall.html