WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

             目次と検索結果のパーソナライズ化

UDDI レジストリー用のデータ・ソースの作成

データ・ソースを作成し、UDDI レジストリーがそれを使用して UDDI データベースにアクセスできるようにします。

始める前に

UDDI レジストリーのデータベースは、事前に作成されている必要があります。
注: z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースに接続中の場合、DB2 接続ライセンスがインストール済みである必要があります (詳しくは、DB2 資料を参照してください)。

このタスクについて

新規 UDDI レジストリーのセットアップおよびデプロイの一部としてこのタスクを実行してください。UDDI データベースにアクセスするため、データ・ソースは UDDI レジストリーにより使用されます。

プロシージャー

  1. 以下のように J2C 認証データ・エントリーを作成します (組 み込み Cloudscape には必要ありませんが、ネットワーク Cloudscape には必 要です)。
    1. 「セキュリティー」 > 「Secure administration, applications, and infrastructire」 > 「[Authentication] Java Authentication and Authorization Service」 > 「J2C 認証データ」とクリックします。
    2. 新規」をクリックして、新規 J2C 認証データ・エントリーを作成します。
    3. 以下のように詳細を入力します。
      別名
      「UDDIAlias」などの適切な (短縮) 名
      ユーザー ID

      UDDI レジストリー・データベースの読み取りおよび書き込みで使用するデータベース・ユーザー ID (例えば DB2 では db2admin または Oracle では IBMUDDI)。 ネットワーク Cloudscape の場合、ユーザー ID は任意の値です。

      z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースをご使用の場合、ユーザー ID は、リモート・システムで有効なものでなければなりません。

      パスワード
      上で指定したユーザー ID に関連するパスワード。ネットワーク Cloudscape の場合、パスワードは任意の値です。
      説明
      選択したユーザー ID についての最適な説明。

      適用」をクリックし、変更をマスター構成に保管します。

  2. 次の表を使用して、選択するデータベースのプロバイダー ・ タイプと実装タイプを決定し、JDBC プロバイダーを作成します (まだ適切な ものが存在しない場合)。
    データベース プロバイダー・タイプ 実装タイプ
    DB2

    DB2 Universal JDBC Driver のプロバイダー

    接続プール・データ・ソース
    Oracle Oracle JDBC Driver 接続プール・データ・ソース
    組み込み Cloudscape Derby JDBC ドライバー 接続プール・データ・ソース
    ネットワーク Cloudscape Derby Network Server JDBC Driver のプロバイダー 接続プール・データ・ソース
    JDBC プロバイダーを作成する方法について詳しくは 、管理コンソール を使用した JDBC プロバイダーの作成と構成を参照してください。
  3. 次のステップに従って UDDI レジストリーのデータ・ソースを作成します。
    1. 「リソース」 > 「JDBC」 > 「JDBC プロバイダー」とクリックします。
    2. 事前に選択または作成した JDBC プロバイダーの望ましい 「有効範囲」を選択します。 例えば、次のように選択します。
      Server: yourservername

      サーバー・レベルの JDBC プロバイダーが表示されます。

    3. 事前に作成した JDBC プロバイダーを選択します。
    4. 「追加プロパティー」の下の「データ・ソース」を選択します (「データ・ソース (WebSphere Application Server V4)」オプションではありません)。
    5. 「新規」をクリックして、新規データ・ソースを作成します。
    6. 「データ・ソースの作成」ウィザード内で、以下のデータを入力します。
      名前
      UDDI Datasource のような、適切な名前
      JNDI 名
      datasources/uddids に設定します。この値は必須項目です。
      注: JNDI 名を用いる他のデータ・ソースを使用してはいけません。 この JNDI 名を使用する別のデータ・ソースがある場合は、それを除去するか、その JNDI 名を変更する必要があります。例えば、Cloudscape を使用して事前にデフォルト UDDI ノードが作成されている場合は、続行する前に、デフォルト・オプションを指定 した uddiRemove.jacl スクリプトを使用して、 そのデータ・ソースおよび UDDI アプリケーション・インスタンスを除去します。
      コンポーネント管理認証別名
      • DB2、Oracle またはネットワーク Cloudscape の場合は、ステップ 2 で作成した別名をプルダウンから選択します。 例えば、MyNode/UDDIAlias のように、これには先頭にノード名が付いています。
      • 組み込み Cloudscape の場合、そのまま、(なし) に設定します。
    7. 次へ」をクリックします。
    8. ウィザードのデータベース特定プロパティー・ページで、以下のデータを入力します。
      • DB2 の場合:
        データベース名
        以下に例を示します。
        UDDI30
        注:
        • 分散システムでリモート・データベースをご使用の場合、データベース名はデータベースを参照するために作成した別名です。DB2 分散データベースの作成を参照してください。
        • z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースをご使用の場合、データベース名はローカル LOCATION 値です。この値を検索するには、オペレーター・コマンド -DIS DDF をコンソールで入力します (またはこの情報について DB2 管理者にお尋ねください)。この値には大文字小文字の区別があることに注意してください。
        ドライバー・タイプ
        z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースをご使用の場合にのみ、適用されます。この値を 4 に設定します。
        サーバー名
        z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースをご使用の場合にのみ、適用されます。この値を、データベースをホストするリモート・マシンの IP アドレスに設定します。この情報を検索するには、-DIS DDF オペレーター・コマンドを使用します (またはこの情報について DB2 管理者にお尋ねください)。
        ポート番号
        z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースをご使用の場合にのみ、適用されます。この値を、DB2 データベースが listen するポートに設定します。この情報を検索するには、-DIS DDF オペレーター・コマンドを使用します (またはこの情報について DB2 管理者にお尋ねください)。
      • Oracle の場合 - URL - 例えば:
         jdbc:oracle:oci8:@<Oracle database name>

        これは、ローカル Oracle データベースおよびリモート Oracle データベースに適用します。

      • Cloudscape (組み込み、またはネットワーク) の場合 - データベース名 - 例えば:
        app_server_root/profiles/profile_name/databases/com.ibm.uddi/UDDI30
        ネットワーク Cloudscape の場合は、「サーバー名」と「ポート番号」がネットワーク・サーバーに一致していることも確認します。

        それ以外のフィールドはすべて変更せずにそのままにしておきます。

      コンテナー管理パーシスタンス (CMP) のこのデータ・ソースを使用します
      チェック・マークが外れていることを確認します
    9. 「次へ」」をクリックしてし要約をチェックし、「終了」をクリックします。
    10. データ・ソースをクリックしてそのプロパティーを表示し、以下の情報を追加します。
      説明
      適切な説明
      カテゴリー
      uddi に設定します。
      データ・ストア・ヘルパー・クラス名
      以下のように入力されています。
      データベース データ・ストア・ヘルパー・クラス名
      DB2 z/OS オペレーティング・システムでリモート DB2 データベースをご使用の場合、com.ibm.websphere.rsadapter.DB2DataStoreHelper、または com.ibm.websphere.rsadapter.DB2UniversalDataStoreHelper
      Oracle 9i com.ibm.websphere.rsadapter.OracleDataStoreHelper
      Oracle 10g com.ibm.websphere.rsadapter.Oracle10gDataStoreHelper
      組み込み Cloudscape com.ibm.websphere.rsadapter.DerbyDataStoreHelper
      ネットワーク Cloudscape com.ibm.websphere.rsadapter.DerbyNetworkServerDataStoreHelper
      マッピング構成別名
      DefaultPrincipalMapping に設定します。
    11. 「適用」をクリックして、マスター構成に対して行った変更を保管します。
  4. データ・ソースの隣にあるチェック・ボックスを選択して「テスト接続」をクリックし、UDDI データベースへの接続をテストします。「Test Connection for datasource UDDI Datasource on server server1 at node MyNode was successful」のようなメッセージが表示されます。このメッセージが表示されない場合は、エラー・メッセージのヘルプで、問題を調べてください。

次の作業

UDDI レジストリー・ノードのセットアップとデプロイを継続します。



関連タスク
カスタマイズ済み UDDI ノードのセットアップ
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/twsu_dsource.html