このタスクを使って、メッセージ・リスナー・サービスの新規のリスナー・ポートを作成し、
メッセージ駆動型 Bean をポートに関連付けてメッセージを検索できるようにします。
このタスクについて
引き続き、リスナー・ポートに対して EJB 2.0 メッセージ駆動型 Bean をデプロイ
することはできますが (WebSphere Application Server バージョン 5 など
で)、そのような Bean を JCA 1.5 準拠リソースとしてデプロイし、EJB 2.1
メッセージ駆動型 Bean にアップグレードすることをお勧めします。
エンタープライズ・アプリケーションをデプロイして、リスナー・ポートで EJB 2.0 メッセージ駆動型 Bean を使用する場合は、
このタスクを使用して、メッセージを取得するメッセージ駆動型 Bean の新規リスナー・ポートを作成します。
新規のリスナー・ポートを作成するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。
プロシージャー
- 以下の操作を行い、リスナー・ポートのコレクション・リストを表示します。
- ナビゲーション・ペインで、の順に選択します。
- コンテンツ・ペインで、アプリケーション・サーバーの名前をクリックします。
- 「通信」の下でとクリックします。
- 「リスナー・ポート」をクリックします。
- 「新規」をクリックします。
- 以下の必須プロパティーを指定します。
- 名前
- 管理目的でリスナー・ポートを使用する際の名前。
- 接続ファクトリー JNDI 名
- リスナー・ポートで使用される JMS 接続ファクトリーの JNDI 名。
例えば、jms/connFactory1
- 宛先 JNDI 名
- リスナー・ポートで使用される宛先の JNDI 名。
例えば、jms/destn1。
- オプション: 必要に応じて、他のリスナー・ポートのプロパティーを変更します。
- 「OK」をクリックします。
- 変更をマスター構成に保管します。
- 変更した構成を有効にするには、アプリケーション・サーバーを停止してから再始動してください。
結果
リスナー・ポートは、使用可能になっていれば、そのポートに関連付けられているメッセージ駆動型 Bean を
インストールすると自動的に開始されます。