WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
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AdminTask オブジェクトの WSGateway コマンド・グループ

Jython または Jacl スクリプト言語を使用すると、wsadmin ツールでデプロイ済みアプリケーションを管理することができます。WSGateway グループの コマンドおよびパラメーターは、ゲートウェイ・サービス、プロキシー・サービス、 およびターゲット・サービスの作成と管理に使用できます。

AdminTask オブジェクトの WSGateway コマンド・グループには、以下のコマンドが含まれます。

addWSGWTargetService

addWSGWTargetService は、 ゲートウェイ・サービスにターゲットを追加するコマンドです。 targetService パラメーターまたは targetDestination パラメーターを指定する必要があります。

ターゲット・オブジェクト

GatewayService オブジェクトのオブジェクト名

パラメーターおよび戻り値

-name
ターゲット・サービスの管理名。(必須)
-targetDestination
ターゲット宛先の名前。これは、ゲートウェイ宛先と同じバス内にあっても、 違うバス内にあってもかまいません。ターゲット宛先がゲートウェイ宛先と同じバス内にない場合は、 targetBus パラメーターも指定する必要があります。targetDestination パラメーター、 または targetService パラメーターのいずれかを指定する必要があります。 (条件付き)
-targetService
ターゲット・アウトバウンド・サービスの名前。targetDestination パラメーター、 または targetService パラメーターのいずれかを指定する必要があります。 (条件付き)
-targetBus
ターゲットを含む WPM バスの名前。(オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

createWSGWGatewayService

createWSGWGatewayService は、 関連のある InboundService オブジェクトおよび TargetService オブジェクトから新規 GatewayService を作成するコマンドです。 これらのオブジェクトに関連した InboundPort および OutboundService/Port の構成は、 別々のコマンドで実行されます。

ターゲット・オブジェクト

ゲートウェイ・サービスが作成されるゲートウェイ・インスタンスの ObjectName

パラメーターおよび戻り値

-name
ゲートウェイ・サービスの管理名。(必須)
-wsdlLocation
テンプレート WSDL のロケーション。URL または UDDI ビジネス・キー (UUID) です。 (条件付き)
-wsdlServiceName
WSDL 内のサービスの名前。 (条件付き)
-wsdlServiceNamespace
WSDL 内のサービスのネーム・スペース。 (条件付き)
-targetDestination
ターゲット宛先の名前。 (条件付き)
-targetService
ターゲット・アウトバウンド・サービスの名前。 (条件付き)
-requestDestination
ゲートウェイ宛先の名前。(オプション)
-replyDestination
ゲートウェイ応答宛先の名前。(オプション)
-targetBus
ターゲットを含む WPM バスの名前。(オプション)
-uddiReference
WSDL 用 UDDI レジストリーの参照。(オプション)
-userId
WSDL の検索に使用するユーザー ID。(オプション)
-password
WSDL の検索に使用するパスワード。(オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

createWSGWProxyService

createWSGWProxyService は、 関連したインバウンド・サービスで新規プロキシー・サービスを作成し、 関連したアウトバウンド・サービスでターゲット・サービス・オブジェクトを作成するコマンドです。 インバウンド・サービスに関連したインバウンド・ポート・オブジェクトの構成は、 個別のコマンドで行われます。

ターゲット・オブジェクト

プロキシー・サービスが作成されるゲートウェイ・インスタンスのオブジェクト名。

パラメーターおよび戻り値

-name
プロキシー・サービスの管理名。(必須)
-node
ローカライズされる宛先を含むノード。 (条件付き)
-server
ローカライズされる宛先を含むサーバー。 (条件付き)
-cluster
ローカライズされる宛先を含むクラスター。 (条件付き)
-requestDestination
プロキシー要求宛先の名前。(オプション)
-replyDestination
プロキシー応答宛先の名前。(オプション)
-wsdlLocation
プロキシー WSDL のロケーション (URL)。(オプション)

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

deleteWSGWGatewayService

deleteWSGWGatewayService は、ゲートウェイ・サービスを削除するコマンドです。 このコマンドを実行すると、ゲートウェイ宛先とそれに対応する応答宛先、 インバウンド・サービス、インバウンド・ポートの使用可能化オブジェクト、 およびそれに関連付けられているすべてのターゲット・サービス・オブジェクトが削除されます。このコマンドでは、 ターゲット・サービスに関連した宛先は削除されません。

ターゲット・オブジェクト

ゲートウェイ・サービス・オブジェクトのオブジェクト名

パラメーターおよび戻り値

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

deleteWSGWProxyService

deleteWSGWProxyService は、 プロキシー宛先を含むプロキシー・サービス、アウトバウンド・サービス、アウトバウンド・ポート、 インバウンド・サービス、およびインバウンド・ポート使用可能化オブジェクトを削除するコマンドです。

ターゲット・オブジェクト

ProxyService オブジェクトのオブジェクト名

パラメーターおよび戻り値

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:

removeWSGWTargetService

removeWSGWTargetService は、 ゲートウェイ・サービスからターゲット・サービスを除去するコマンドです。 ターゲット・サービスに関連付けられている宛先は削除されません。 除去するターゲット・サービスがデフォルト・ターゲット・サービスである場合は、 セット内の最初のターゲット・サービスがデフォルトに設定されるか、 あるいはターゲット・サービスが残っていない場合はデフォルトがクリアされます。

ターゲット・オブジェクト

TargetService オブジェクトのオブジェクト名。

パラメーターおよび戻り値

バッチ・モードの使用例:

対話モードの使用例:




関連タスク
スクリプト管理のための AdminTask オブジェクトの使用
関連資料
AdminTask オブジェクトのコマンド
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/rxml_atwsgateway.html