WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
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Web サービス・トランザクション、ファイアウォールおよび中間ノード

Web Services Atomic Transactions (WS-AT) メッセージ・コンテキストおよび Web サービス・ビジネス・アクティビティー (WS-BA) メッセージ・コンテキストを、ファイアウォールを越えて、または WebSphere Application Server ドメインの外に伝搬できるよう、システムを構成できます。このように構成すると、異種のシステムにわたって WS-AT または WS-BA を使用する Web サービス・アプリケーションを配布できます。

使用可能なトポロジーは、以下のとおりです。
直接接続

このトポロジーには、中間ノードは存在しません。 クライアントはターゲット・サービスが存在する特定の WebSphere Application Server と直接通信します。

HTTP サーバー (IBM HTTP Server など)

このトポロジーでは、クライアントは、 WebSphere Application Server クラスター内の特定の WebSphere Application Server にクライアント要求 および Web サービス・トランザクション・プロトコル・メッセージを常時送付している HTTP サーバーと通信します。HTTP プロキシー構成の場合と同様に、HTTP エンドポイント URL 情報を提供する必要があります。これは、つまり、ターゲット Web サービス・モジュール用に HTTP サーバーの URL プレフィックスを構成することです。また、Web サービス・トランザクション用に HTTP サーバーを構成する必要もあります。つまり、Web サービス・トランザクションのプロトコル・メッセージを該当する WebSphere Application Server に送信するためにプロキシー・サーバーを構成するということです。

障害の発生したサーバーが再始動した後には、リカバリー処理が行われるのでトランザクションの整合性は保証されます。

Web サービス・クライアントは、ファイアウォールを経由して、
非武装地帯の HTTP サーバーと通信します。
HTTP サーバーの構成により、WebSphere Application
Server 内のメッセージの送信先が決定されます。



関連概念
Web サービス・プロトコルのサポート
関連タスク
Web サービス・トランザクションの仲介ノードの構成
WebSphere Application Server を使用可能化して Web サービス・トランザクションの仲介ノードを使用する
Web サーバー・プラグインのインストール
WebSphere Application Server - Express のインストール計画
関連資料
HTTP エンドポイント URL 情報の準備
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/cjta_routing.html