WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

             目次と検索結果のパーソナライズ化

Web サーバーで管理コンソールにアクセスできるようにする

このトピックでは、管理コンソールを提供する仮想ホストをプラグイン構成ファイルに追加し、Web サーバーから管理コンソールにアクセスできるようにする方法を説明します。

始める前に

バージョン 6 WebSphere Application Server 製品、Web サーバー、および WebSphere Application Server 用 Web サーバー・プラグインをインストールします。

プラグイン・インストール・ウィザードは、同じマシン上にあるときは直接、またはリモート・シナリオのスクリプトによって、 アプリケーション・サーバー・システムに Web サーバー定義を作成します。

Web サーバー定義の作成後、プラグイン構成ファイルは Web サーバー定義内にあります。

このタスクについて

このタスクでは、admin_host を構成するオプションを提供し、Web サーバーが管理コンソールにアクセスできるようにします。 Web サーバー・プラグイン構成ファイルが生成されても、仮想ホストのリストに admin_host は含まれていません。

プロシージャー

  1. 管理コンソールを使用して、仮想ホスト・グループ admin_host を変更し、Web サーバーのポート (デフォルトでは 80) に組み込みます。
    1. 「環境」 > 「仮想ホスト」 > 「admin_host」 > 「ホスト別名」 > 「新規」をクリックします。

      インストールまたはプロファイル作成中に異なるポートを指定しない限り、 表示されるデフォルトのポートは 80 です。

    2. IP アドレス、または HTTP サーバーをホストするマシンの名前を指定します。

      例えば、WebSphere Application Server 製品を waslwaj.rtp.ibm.com という名前のマシンにインストールした場合は、この名前をフィールドに指定します。

  2. 「適用」 > 「保管」をクリックします。
  3. アプリケーション・サーバーを停止して再始動します。

    例えば、 スタンドアロン・アプリケーション・サーバーの管理コンソールにアクセスするには、server1 プロセスを停止して、再始動します。

    server1 を停止するには、コマンド・ウィンドウを開き、profile_root/bin ディレクトリーにナビゲートします。 次に、以下のコマンドを実行します。
    ./stopServer.sh server1
    
    以下のメッセージを受信した後で、アプリケーション・サーバーを再始動できます。
    Server server1 stop completed.

    アプリケーション・サーバーを始動するには、以下のコマンドを実行します。

    ./startServer.sh server1
    以下のメッセージと 同様のメッセージを受信した場合、server1 プロセスは実行中です。
    Server server1 open for e-business; process id is 1719
  4. plugin-cfg.xml ファイルを編集して、以下のエントリーを組み込みます。
    <VirtualHostGroup Name="admin_host">
            <VirtualHost Name="*:9060"/>
            <VirtualHost Name="*:80"/>
            <VirtualHost Name="*:9043"/>
        </VirtualHostGroup>
        ...
        ...
        ...
        <ServerCluster Name="server1_SERVER1HOSTserver1_Cluster">
            <Server LoadBalanceWeight="1" Name="SERVER1HOSTserver1_dmgr">
                <Transport Hostname="SERVER1HOST" Port="9060" Protocol="http"/>
            </Server>
            
            <PrimaryServers>
                <Server Name="SERVER1HOSTserver1_dmgr"/>
            </PrimaryServers>
        </ServerCluster>
        ...
        ...
        ...
        <UriGroup Name="admin_host_server1_SERVER1HOSTserver1_Cluster_URIs">
            <Uri AffinityCookie="JSESSIONID"
                AffinityURLIdentifier="jsessionid" Name="/ibm/console/*"/>
        </UriGroup>
        <Route ServerCluster="server1_SERVER1HOSTserver1_Cluster"
            UriGroup="admin_host_server1_SERVER1HOSTserver1_Cluster_URIs" VirtualHostGroup="admin_host"/>
            
    HTTP サーバーの HTTP ポートが 80 以外の場合は、 次のように VirtualHostGroup にエントリーを追加してください。
    <VirtualHost Name="*:port"/>
    
    

    port 変数は、ご使用の HTTP サーバーのポートです。

結果

スタンドアロン・アプリケーション・サーバーの 管理コンソール・アプリケーションにアクセスするように、 サポート対象の Web サーバーを構成することができます。

タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/tins_configACAccess.html