WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

             目次と検索結果のパーソナライズ化

UDDI ノード設定

このトピックには、UDDI ノード用に構成できる一般プロパティーの詳細が含まれています。

この管理コンソール・ページを表示するには、 「UDDI」 > 「UDDI ノード」> 「UDDI_node_id」とクリックします。

UDDI ノード ID 列でノードをクリックすると、UDDI ノード詳細ページが表示されます。 UDDI ノード詳細ページには、UDDI ノードの一般プロパティーのセットが表示され、 その一部はノードの状態によって編集可能である場合があります。 「追加プロパティー」へのリンク (値セット、層、および UDDI パブリッシャー)、 および UDDI ノード・ポリシーを表示および変更できる「ポリシー・グループ」へのリンクもあります。

UDDI ノードが (UDDI レジストリー用語で定義されている) デフォルト UDDI ノードとしてインストールされている場合を除き、UDDI ノードを初期化する前に設定する必要のある重要な一般プロパティーがいくつかあります。 これらのプロパティーは、必須のものとしてマークされています (入力フィールドの隣の「 *」によって示されます)。 初期化する前に、ご希望の回数だけ値を設定することが 可能です。ただし、UDDI ノードが初期化された後では、これらのプロパティーは UDDI ノードが存続している間は読み取り専用となります。 これらのプロパティーを正しく設定することは非常に重要です。 UDDI ノードの他の一般プロパティーは、初期化の前および後に設定することができます。

一般プロパティーを適切な値に設定した後で、「OK」をクリックして変更内容を保管し、ページを終了するか、「適用」をクリックして変更内容を保管し、同じページを表示します。この時点で、変更は保管されています。

UDDI ノードが初期化されていない 状態の場合、UDDI ノード詳細ページに「初期化」ボタンが表示され (「一般プロパティー」セクションの上部)、この「初期化」」をクリックすることによって UDDI ノードを初期化することができます。 この操作は、完了するまでしばらくかかる場合があります。 一般プロパティーに行った変更は、「初期化」」をクリックする前に、「適用」または「OK」」をクリックして保管する必要があります。

「ランタイム」タブ

UDDI ノード ID

UDDI レジストリーで UDDI ノードに与えられた固有 ID を指定します。 ノード ID は、有効な UDDI 鍵である必要があります。 この値は、UDDI ノードのドメイン鍵でもあります。

ノード ID の値は、この UDDI ノードのドメイン鍵でもあります。

必須 はい
データ型 ストリング
デフォルト uddi:cell_name:node_name:server_name:node_id
UDDI ノード記述

この UDDI ノードの説明を指定します。

必須 はい
データ型 ストリング
デフォルト WebSphere UDDI レジストリー・デフォルト・ノード
ルート・キー・ジェネレーター

レジストリーのルート・キー・スペースを指定します。関連レジストリーになることを目的とするレジストリーは、親ルート・レジストリーのルート・キー・ジェネレーターの下の区画で、例えば、uddi:thisregistry.com:keygenerator というルート・キ ー・スペースを指定できます。

必須 はい
データ型 ストリング
デフォルト uddi:cell_name:node_name:server_name:keyspace_id:keygenerator
生成済み discoveryURLs の接頭部

businessEntity エレメントの生成済み discoveryURLs に適用され、discoveryURLs を HTTP GET 要求上に戻すことができる URL 接頭部を指定します。このプロパティーは、 UDDI バージョン 2 API 要求のみに適用されます。この接頭部は、ご使用の構成で有効な URL に設定し、どうしても必要な場合以外は変更しないようにしてください。

フォーマットは http://hostname:port/uddisoap/ で、ここで uddisoap は UDDI バージョン 2 SOAP サーブレットのコンテキスト・ルートです。

このフィールドは必須ではありませんが、必要かつ有効な URL が バージョン 2 GET 要求に応じて生成されるように設定する必要があります。接頭部を設定した後は、それ以降の構成変更によってその接頭部が無効になった場合を除いて、変更しないでください。接頭部を変更すると、以前の接頭部を使用して生成された discoveryURL が使用できなくなります。

必須 いいえ
データ型 ストリング
デフォルト http://localhost:9080/uddisoap
UDDI ノード・サービスのホスト名

UDDI ノードによって使用される、独自のノード・ビジネス・エンティティーの API サービスをモデル化するホスト名のルートを指定します。 この値は完全修飾されたドメイン名か、IP アドレス、またはネットワーク・ホストである必要があります。

UDDI ノードは、サポート対象の各 UDDI API セットをインプリメントする Web サービスを提供します。ホスト名は、各サービスの bindingTemplate エレメントのアクセス・ポイント URL を生成するのに使用されます。アクセス・ポイント URL は、ホスト名の値に http のようなプロトコルをプレフィックシングし、対応するホスト・ポート番号をサフィックスとして付けることによって生成されます。アクセス・ポイント URL は有効な URL に解決される必要があります。

データ型 ストリング
デフォルト localhost
ホスト HTTP ポート

HTTP による UDDI ノード・サービスへのアクセスに使用されるポート番号を指定します。このポート番号は、HTTP 要求用の WebSphere Application Server ポートと一致している必要があります。

データ型 整数
デフォルト 9080
ホスト HTTPS ポート

HTTPS による UDDI ノード・サービスへのアクセスに使用されるポート番号を指定します。このポート番号は、HTTPS 要求用の WebSphere Application Server ポートと一致している必要があります。

データ型 整数
デフォルト 9443
最大照会結果セット・サイズ

レジストリーが照会 API 要求に対して処理する結果セットの最大サイズを指定します。

結果セットがこの値を超える場合、ユーザーに E_resultSetTooLarge エラーが戻されます。 この値の設定を低くしすぎており、なおかつユーザーが不正確な検索条件を使用する場合は、E_resultSetTooLarge エラーを受信する可能性が高くなります。 この値を高く設定することによって結果セットは大きくなりますが、 応答時間が長くなる可能性があります。

データ型 整数
デフォルト 500
範囲 0 から 1024
照会応答セットの最大サイズ

照会 API 要求に関して、各応答で戻される結果の最大数を指定します。この値を、Maximum inquiry results よりも高く設定しないでください。

結果セットがこの値よりも多くの結果を含んでいる場合、応答はそれらの結果のサブセットのみを含みます。ユーザーは、UDDI 仕様で説明されているように、listDescription フィーチャーを使用して 残りの結果を検索します。この値の設定が低すぎると、 ユーザーは結果セットの残りを検索するために、さらに要求を行う必要があります。

データ型 整数
デフォルト 500
範囲 0 から 1024
最大検索名

照会 API 要求で提供することができる名前の最大数を指定します。 UDDI ノードの応答時間が遅くなるのを避けるには、この値を 8 より高く設定しないでください。

より高い値に設定すると、より複雑な要求を UDDI ノードによって処理できるようになりますが、複雑な要求により UDDI ノードの応答時間が大幅に遅くなる場合があります。

データ型 整数
デフォルト 5
範囲 1 から 64
検索キーの最大数

照会 API 要求で提供することができるキーの最大数を指定します。 UDDI ノードの応答時間が遅くなるのを避けるには、この値を 5 より高く設定しないでください。

この値は、categoryBag、identifierBag、tModelBag、および discoveryURL で指定できる参照の数を制限します。

より高い値に設定すると、より複雑な要求を UDDI ノードによって処理できるようになりますが、複雑な要求により UDDI ノードの応答時間が大幅に遅くなる場合があります。例外的な事例では、UDDI ノードは、maxSearchKeys の値が超過していない場合であっても、過剰な数のキーを伴う 複合要求をリジェクトすることがあります。

データ型 整数
デフォルト 5
範囲 1 から 64
キー・スペース要求にはデジタル・シグニチャーが必要

tModel:keyGenerator 要求にデジタルで署名する必要があるかどうかを指定します。

データ型 ブール (チェック・ボックス)
デフォルト False (クリア)
層制限の使用

公開層制限を検査するために承認マネージャーを使用するかどうかを指定します。 この値を false に設定すると、公開できる UDDI エンティティー数が制限されません。

データ型 ブール (チェック・ボックス)
デフォルト True (選択済み)
authInfo クリデンシャルが提供されれば、それを使用

WebSphere Application Server のセキュリティーがオフの場合に、ユーザーを検証するために UDDI API 要求の authInfo コンテンツを使用するかどうかを指定します。この値を true に設定した場合、 UDDI ノードは要求内の authInfo エレメントを使用し、 それ以外の場合はデフォルトのユーザー名が使用されます。

データ型 ブール (チェック・ボックス)
デフォルト True (選択済み)
認証トークンの有効期限期間

認証トークンが無効になり、新規の認証トークンが要求されるまでの期間を分単位で指定します。

この値を十分に高く設定するとレジストリーは正常に作動しますが、認証トークンが不正に使用されるリスクも高くなることに注意しなければなりません。

データ型 整数
デフォルト 30
範囲 1 から 10080 分 (10080 分 = 1 週間)
UDDI パブリッシャーを自動的に登録

UDDI パブリッシャーが自動的に登録され、デフォルトの層に割り当てられるかどうかを指定します。 自動登録済み UDDI パブリッシャーは、デフォルトのライセンスを与えられます。

データ型 ブール (チェック・ボックス)
デフォルト True (選択済み)
デフォルト・ユーザー名

WebSphere Application Server のセキュリティーが使用不可で、「authInfo クレデンシャルが提供されれば、それを使用」 が false に設定されている場合に、公開操作に使用されるユーザー名を指定します。

データ型 ストリング
デフォルト UNAUTHENTICATED
デフォルト言語コード

UDDI バージョン 1 およびバージョン 2 の要求に対して、特に指定がない場合に xml:lang に使用されるデフォルトの言語コードを指定します。

データ型 ストリング
デフォルト ja



サブトピック
関連タスク
UDDI レジストリー・ノードの初期化
関連資料
UDDI レジストリー・バージョン 3 エンティティー・キー
関連情報
UDDI ノード・コレクション
管理コンソールのボタン
管理コンソール・ページのフィーチャー
参照トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/uwsu_np_gen.html