WebSphere Application Server - Express, Version 6.1   
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トランスポート・チェーン・コレクション

このページを使用して、トランスポート・チェーンを表示および管理します。トランスポート・チェーンは、通常、ソケットを基にしたトランスポート・チャネル、すなわちプロトコル・スタックを介した通信を可能にします。

トランスポート・チェーンは、1 つ以上のタイプのチャネルで構成されており、 そのそれぞれが異なるタイプの I/O プロトコル (TCP、HTTP など) をサポートしています。 ネットワーク・ポートは、チェーン内のすべてのチャネルで共用できます。 チャネル・フレームワーク機能は、そのポートに着信する要求を、 処理のために適切な I/O プロトコル・チャネルに自動的に配分します。

Transport chains」ページは、選択したアプリケーション・サーバーに定義したトランスポート・チェーンをリストします。 トランスポート・チェーンは、アプリケーション・サーバー内で動作するネットワーク・プロトコル・スタックを表します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name」>「ポート」をクリックします。表示したいトランスポート・チェーンを持つポートの「関連トランスポートの表示」をクリックします。

名前

トランスポート・チェーンに対する固有 ID を指定します。名前は、 英数字または各国語文字で構成する必要があり、数字で始めることもできます。この名前は、WebSphere Application Server 構成内で固有である必要があります。構成設定を変更するには、トランスポート・チェーンの名前をクリックします。

使用可能

true に設定すると、トランスポート・チェーンがアプリケーション・サーバーの始動時にアクティブになることを意味します。

ホスト

トランスポート・チェーンのバインド先となるホスト IP アドレスを指定します。 アプリケーション・サーバーがローカル・マシン上にある場合は、ホスト名は localhost になります。

ポート

トランスポート・チェーン用にバインドするポートを指定します。ポート番号には、現在システムで使用していない任意のポートを指定でき、ローカル・ホストかワイルドカード文字 * (アスタリスク) を指定できます。 ポート番号は、指定されたマシンのアプリケーション・サーバー・インスタンスごとに、固有でなければなりません。

SSL 使用可能

使用可能にすると、リストされたトランスポート・チェーンで Secure Sockets Layer (SSL) を使用可能にするチャネルがあることがユーザーに通知されます。 SSL が使用可能な場合、このトランスポートを通過するすべてのトラフィックは暗号化され、デジタル保護されます。




関連タスク
トランスポート・チェーンの構成
関連資料
トランスポート・チェーンの設定
HTTP トランスポート・チャネルの設定
TCP トランスポート・チャネルの設定
DCS トランスポート・チャネルの設定
HTTP トンネル・トランスポート・チャネルの設定
Session Initiation Protocol (SIP) インバウンド・チャネルの設定
Web コンテナー・インバウンド・チャネル・トランスポートの設定
SSL インバウンド・チャネル
JFAP インバウンド・チャネルの設定
MQFAP インバウンド・チャネルの設定
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 6:25:35 PM EST
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