Application Server Toolkit には、コード成果物を開発してさまざまな
アーカイブ (モジュール) にアセンブルし、関連する Java 2 Platform, Enterprise
Edition (J2EE) デプロイメント記述子を構成するためのグラフィカル・インターフェースが
用意されています。Application Server Toolkit は、Eclipse テクノロジーが
採用されている、Rational Developer ツールの統合スイートのパーツです。
Application Server Toolkit のインストールには、ランチパッドを使用することができます。
始める前に
Application Server Toolkit は Linux (Intel) または
Windows オペレーティング・システムにインストールする必要があります。
Application Server Toolkit バージョン 6.1.1 は、WebSphere
Application Server - Express バージョン 6.1 CD-ROM パッケージの CD-ROM に
収録されています。また、パスポート・アドバンテージ・サイトからインストール可能な
Application Server Toolkit の電子イメージをダウンロードするか、または
別の DVD で Application Server Toolkit を入手することができます。
Application Server Toolkit バージョン 6.1.1 は、Eclipse バージョン
3.2.1 テクノロジーを使用して構築されています。
Application Server Toolkit
CD-ROM 上の readme_install_ast.html ファイルに
記載されている Application Server Toolkit のサポートされるハードウェアと
ソフトウェアのリストを確認します。製品全体をインストールするには、
オペレーティング・システム上に最大で 1 GB のフリー・スペースが必要です。
ダウンロードしたイメージを使用する場合は、ダウンロードして解凍するファイル用に
さらに 1.5 GB が必要です。
WebSphere Application Server のハードウェアおよびソフトウェア要件の全リストについては、http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/latest/prereq.html を
参照してください。
Microsoft® Windows Vista™ オペレーティング・システム上での WebSphere Application Server Toolkit の使用に関する注意 : Microsoft Windows Vista オペレーティング・システム上で Application Server Toolkit を
使用する場合、バージョン 6.1.1.2 以降の Application Server Toolkit がシステムにインストールされている必要があります。
それより前のバージョンの Application Server Toolkit は、Windows Vista オペレーティング・システムではサポートされません。
- Application Server Toolkit のバージョン 6.1.1.2 以降がシステムにインストールされていない場合は、以下のいずれかの操作を実行してください。
- Application Server Toolkit のバージョン 6.1.1.2 以降が製品ディスクにある場合は、そのディスクに記載されているインストールの指示に従ってインストールしてください。
- Application Server Toolkit のバージョン 6.1.1.2 以降が製品ディスクにない場合は、以下の操作を実行してください。
- Recommended Updates for WebSphere Application Server を参照してください。
- バージョン 6.1 の下で、Application Server Toolkit 6.1.1.2 以降のダウンロード・ページを参照するリンクを見つけます。
- そのページを表示して、Application Server Toolkit 6.1.1.2 以降のパッケージとそのインストールの指示をダウンロードします。
- インストールの指示に従って Application Server Toolkit をインストールします。
- Application Server Toolkit バージョン 6.1.1.2 は、非管理者による Windows Vista オペレーティング・システムへのインストールを
サポートしません。
Windows Vista 以外の全オペレーティング・システムに Application Server Toolkit をインストールする場合は、
ランチパッドを使用する方法をお勧めします。
ランチパッドを使用するには、サポートされるブラウザーが
必要です。
- Internet Explorer、SP 2 を備えたバージョン 5.5 以降
- Mozilla ブラウザー、バージョン 1.4 以降
Microsoft® Windows Vista™ オペレーティング・システム上での WebSphere Application Server コンポーネントのインストールに関するガイドライン:
このタスクについて
このトピックでは、Application Server Toolkit をインストールおよび
構成するためのステップについて概説します。
プロシージャー
- WebSphere Application Server - Express のランチパッドを開始します。
インストール・イメージのルート・ディレクトリーにあるランチパッド・
プログラムを実行します。
./launchpad.sh
launchpad.exe
Express のランチパッドを
使用して、Application Server Toolkit のインストール・ウィザードを起動します。
ランチパッドには、インストール・ガイド (readme_install_ast.html) および
README (readme_ast.html) へのリンクがあります。
これらのファイルは、WebSphere Application Server Toolkit 製品ディスクの
readme ディレクトリーにあります。
- Application Server Toolkit をインストールします。
- 最初のランチパッド・パネルで、「Application Server Toolkit のインストール・ウィザードの起動」を
クリックして、インストール・ウィザードを開始します。
また、以下のコマンドでもインストール・ウィザードを
開始することができます。
./install
install.exe
あるいは、サイレント・モードでインストール・ウィザードを
実行することもできます。
サイレント・インストールは応答ファイルからインストール・フィールドのための値を読み取りますが、グラフィカル・インターフェースにプロンプトを提供しません。
応答ファイルの準備およびサイレント・インストールの実行について詳しくは、
インストール・ガイドを参照してください。
- インストール・ウィザードのステップを実行して、Application
Server Toolkit をインストールします。
製品のインストールについて
詳しくは、readme ディレクトリーにある
Application Server Toolkit のインストール・ガイド (readme_install_ast.html) を
参照してください。このインストール・ガイドには、ランチパッドから
アクセスできます。
- インストール問題をトラブルシューティングします。
十分なスペースがない、またはシステム上に適切な前提条件の更新がないなどの問題が発生した場合は、
インストールをキャンセルし、必要な変更を行ってからインストールを再開します。
詳しくは、インストール・ガイドを参照してください。
- インストールの完了後、Application Server Toolkit を開始します。
メニューを選択します。
GNOME デスクトップ環境を使用する場合は、メインメニューを
開いて、を
クリックします。K デスクトップ環境を使用する場合は、メインメニューを
開いて、を
クリックします。
を
クリックします。
- オプション: ワークスペース内の場所を変更します。
最初に Application Server Toolkit を開始するとき、
デフォルトのワークスペース・ディレクトリーでダイアログ・ボックスが開きます。
他の場所に作業を保管するには、ワークスペースの名前を変更します。
結果
Application Server Toolkit が指定されたディレクトリーにインストールされます。
次の作業
Application Server Toolkit のオンライン資料を参照して、J2EE モジュールでの
作業用に製品を構成して、製品を使用してアプリケーションの開発、テスト、および
デプロイを行う方法を学習します。
- を
クリックします。表示される資料には、製品のツールを使用して J2EE モジュールを
開発してアセンブルする方法に関する指示など、製品のヘルプ情報が記載されています。
- 製品のビュー、ウィジェット、またはウィンドウに固有の動的なヘルプ情報に
アクセスするには、F1 を押します。
- を
クリックします。サンプル・ギャラリーには、アプリケーション開発者向けの
実用的なコード・サンプルがあります。
- を
クリックします。解説ギャラリーには、ソフトウェア開発ツールの背景にある
テクノロジーと概念の学習に役立つ教材があります。
- WebSphere Application Server インフォメーション・センター (http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/library/) に
付随している、Application Server Toolkit インフォメーション・センターに
アクセスします。