タスク・ハンドラーは、BeanTaskInfo オブジェクトを使用して作成されたタスクによって呼び出される ユーザー定義の Stateless Session Bean です。
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Bean 自体は、このリモート・インターフェースで定義された process() メソッドをインプリメントする必要があります。 詳しくは、API 文書の『インターフェース TaskHandler』を参照してください。
EJB が作成されてエンタープライズ・アプリケーション内で使用可能になると、BeanTaskInfo タスクの実行時に その EJB を呼び出すことができます。 詳しくは、トピック Session Bean を呼び出すタスクの開発を参照してください。
タスクが BeanTaskInfo オブジェクトを使用して作成された場合は、タスクが実行 されると常に TaskHandler Session Bean の process() メソッドが呼び出されます。 タスクの TaskStatus オブジェクトが パラメーターとして process() メソッドに渡されるため、タスクの次回の実行時刻、タスクの残りの実行回数、タスク名、タスク ID などの 各種情報はタスク・ハンドラーによって決定されます。
また、process() メソッドは、自身の状態を変更することもできます。ただし、このタスクは、スケジューラーと同じトランザクション内で実行する必要があります。 したがって、実行中のタスクに変更を加えることができるのは、 コンテナー管理トランザクション・タイプとして、Required または Mandatory を使用している場合のみ です。process() メソッドにトランザクション・タイプとして Requires New が指定されている場合には、すべての管理機能が デッドロックします。