WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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WebSphere MQ 用 JMS キュー宛先の構成

このタスクを使用して、メッセージング・プロバイダーとしての WebSphere MQ との Point-to-Point メッセージングのために、 JMS キュー宛先をブラウズまたは変更します。 このタスクには、 新規 JMS キュー宛先を作成するためのオプションのステップが含まれています。

このタスクについて

メッセージング・プロバイダーとして WebSphere MQ と使用するために JMS キュー宛先をブラウズまたは構成するには、管理コンソールを使用して、以下のステップを完了します。

プロシージャー

  1. WebSphere MQ メッセージング・プロバイダーを表示します。 ナビゲーション・ペインで、「リソース」 > 「JMS」 > 「JMS プロバイダー」と展開します。
  2. キュー宛先を構成する WebSphere MQ プロバイダーを選択します。
  3. オプション: 有効範囲」設定を、 JMS 宛先がアプリケーションに対して可視であるレベルに変更します。
  4. コンテンツ・ペインで、「追加プロパティー」の下にある「キュー」をクリックします。 すべての既存の JMS キュー宛先とそのプロパティーの概要がリストされた表が表示されます。
  5. 既存の JMS キュー宛先のプロパティーをブラウズまたは変更するには、リストのその名前をクリックします。 そうしない場合は、新規キューを作成するために、次のステップを行います。
    1. コンテンツ・ペインの「新規」をクリックします。
    2. 以下の必須プロパティーを指定します。後続のステップで説明しているように、他のプロパティーを指定することができます。
      名前
      IBM WebSphere Application Server 内で、このキュー宛先を管理目的で使用する際の名前。
      JNDI 名
      ネーム・スペースにキュー宛先をバインドするために使用される JNDI 名。
      基本キュー名
      基本キュー・マネージャー名」プロパティーによって指定されたキュー・マネージャー上にある、メッセージが送信されるキューの名前。
      CCSID
      WebSphere MQ キュー・マネージャーで使用されるコード化文字セット ID。例えば、850
    3. 適用」をクリックします。 これによって、 キュー宛先を WebSphere Application Server に定義し、追加プロパティーをブラウズまたは変更することができます。
  6. オプション: 必要に応じて、 キュー宛先のプロパティーを変更します。
  7. オプション: キューを作成するために、 WebSphere Application Server で WebSphere MQ キュー・マネージャーのリモート管理ユーティリティーを使用する場合、 WebSphere MQ キュー接続プロパティーを構成してください。

    WebSphere MQ で、 その管理ツール (runmqsc または MQ エクスプローラー) を使用して基礎となるキューをすでに作成している場合、 WebSphere MQ キュー接続プロパティーを構成する必要はありません。キューを作成するために、 WebSphere Application Server で WebSphere MQ キュー・マネージャーのリモート管理ユーティリティーを使用する場合、 これらのプロパティーのみ構成する必要があります。

    これらの MQ 構成プロパティーをブラウズまたは変更可能にするには、WebSphere MQ クライアントをインストールしている必要があります。インストールしていないと、管理コンソールに次のようなメッセージが表示されます。
    WMQQueueDefiner MBean はエラーに遭遇しました。
    WMSG0331E: この機能には MQ Client が必要ですが、インストールされていません。
    
    注: キュー・マネージャーに影響するこれらのプロパティーへの変更については、 キューが常駐している (常駐する予定の) WebSphere MQ Queue Manager がリモート管理用に構成され、 実行していなければなりません。

    これらのプロパティーについて詳しくは、 キュー宛先の WebSphere MQ 構成プロパティーを参照してください。

  8. OK」をクリックします。
  9. マスター構成に対する変更をすべて保管します。
  10. 変更した構成を有効にするには、アプリケーション・サーバーを停止してから再始動してください。



関連タスク
WebSphere MQ 用 JMS キュー接続ファクトリーの構成
WebSphere MQ メッセージング・プロバイダーの JMS リソースの構成
関連資料
WebSphere MQ キュー設定
WebSphere MQ キュー設定 (MQ 構成)
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
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