WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

分散 nonce キャッシュ

WebSphere Application Server の以前のリリースでは、nonce は ローカルにキャッシュされました。WebSphere Application Server バージョン 6 以降では分散 nonce キャッシングを使用します。 分散 nonce キャッシュにより、WebSphere Application Server クラスターのサーバー間で nonce データを複製できるようになりました。

nonce エレメントが SOAP ヘッダーにあれば、すべての nonce 値は、クラスター内のサーバーによってキャッシュされます。 分散 nonce キャッシュが使用可能になっていると、キャッシュされた nonce 値は同じクラスター内の別のサーバーにコピーされます。 次に、同じ nonce 値を持つメッセージが他のサーバー (の 1 つ) に送信されると、そのメッセージは拒否されます。 受信された nonce キャッシュ値は、同じ複製ドメインを持つクラスター内の他のサーバー間で、プッシュでキャッシュされ、複製されます。 複製は、処理外の呼び出しであり、場合によってはリモート呼び出しになります。 そのため、クラスター内のキャッシュの内容が更新される場合は、遅延が生じます。

例えば、クラスター C にアプリケーション・サーバー A とアプリケーション・サーバー B があるとします。



関連概念
nonce、ランダムに生成されたトークン
Web サービス・セキュリティーの機能強化
関連タスク
クラスター内のサーバーへの nonce キャッシングの分散
関連資料
Web サービスのセキュリティーに関する考慮事項
Web サービスのセキュリティーに関する考慮事項
概念トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.iseries.doc/info/iseries/ae/cwbs_distribnoncecache.html