First Failure Data Capture (FFDC) ログ・ファイルは処理の失敗によって生成された情報を保存します。 これらのファイルは、最大日数が経過すると削除されます。 取り込まれたデータは、問題の分析用にログ・ファイルに保管されます。
First Failure Data Capture (FFDC) フィーチャーは、処理の失敗によって生成された情報を保存し、 それによって影響を受けるエンジンに制御を戻します。 取り込まれたデータは、問題の分析用にログ・ファイルに保管されます。FFDC は、主として IBM サービスが使用するためのものです。 FFDC は、WebSphere Application Server のランタイム時に発生するイベントおよびエラーを 即時に収集します。この情報は、発生して、ログ・ファイルに書き込まれると取り込まれ、 IBM サービス技術員により分析することができます。データは、例外を生成するサーバント領域に対して一意的に識別されます。
FFDC 構成プロパティー・ファイルは、 Application Server 製品インストール・システムの properties ディレクトリーにあります。 ExceptionFileMaximumAge プロパティーは、3 つのファイル ffdcRun.properties、 ffdcStart.properties、ffdcStop.properties で同じ値に 設定する必要があります。ExceptionFileMaximumAge プロパティーを設定して、FFDC ログ・ファイルのパージ間の日数を構成することができます。 ExceptionFileMaximumAge プロパティーの値は正数でなければなりません。 FFDC フィーチャーは、Application Server 製品のパフォーマンスには 影響を与えません。
FFDC ファイル管理機能は、最大経過日数に達した FFDC ログ・ファイルを削除して、SystemOut.log ファイルにメッセージを生成します。