WebSphere Application Server は、QWAS61 というそれ自身の
サブシステム内で稼働します。QWAS61 は製品と共にインストールされます。
以下のステップを使用して、QWAS61 サブシステムの始動時に
アプリケーション・サーバーが自動的に始動するように構成します。
プロシージャー
- ユーザー・プロファイルの権限を QWAS61/QWASJOBD ジョブ記述
および QWAS61/QWAS61 サブシステム記述に付与します。 各
プロファイルでは、以下のようにします。
- WebSphere Application Server プロファイルが使用する
ジョブ記述の複写を作成します。 例えば、CL コマンド行で
以下のコマンドを発行します。
CRTDUPOBJ OBJ(QWASJOBD) FROMLIB(QWAS61) OBJTYPE(*JOBD) TOLIB(mywasjobd)
NEWOBJ(myserv)
- CHGJOBD コマンドを使用して、新しく作成されたジョブ記述
を変更し、要求データまたはコマンド (RQSDTA) フィールドが新しいサーバー
を始動するようにします。
例えば、デフォルト・プロファイルのアプリケーション・サーバー
(server1) をサブシステムの始動時に始動するには、「RQSDTA」フィールドを
以下のように設定します。
'QSYS/CALL PGM(product_library/QWASSTRSVR) PARM(''-profilePath''
''user_data_root/profiles/default''
''-server'' ''server1'')'
- 自動開始ジョブ・エントリーを QWAS61/QWAS61 サブシステム
に追加します。
CL コマンド行から以下のコマンドを入力します。
ADDAJE SBSD(QWAS61/QWAS61) JOB(myserv) JOBD(mywasjobd/myserv)
- オプション: QWAS61 サブシステムがシステムの始動時に
始動するようシステムを構成します。 自動始動を有効にする
には、システム開始プログラムに以下の行を追加します。
STRSBS QWAS61/QWAS61