デフォルトの QEJBSVR ユーザー・プロファイル以外の
ユーザー・プロファイルの下でアプリケーション・サーバーを実行することが
できます。
このタスクについて
アプリケーション・サーバーのデフォルト・ユーザー・プロファイル
を変更するには、以下のようにします。
プロシージャー
- 既存のユーザー・プロファイルを選択するか、または Create
User Profile (CRTUSRPRF) コマンドを使用して、新しいユーザー・プロファイル
を作成します。 新しいユーザー・プロファイルは、QEJBSVR
ユーザー・プロファイルが権限を持つオブジェクトと同じオブジェクトに対して
権限を持っている必要があります。
- QEJBSVR を新しいプロファイル・グループのプロファイル
として指定します。
- コマンド行から以下のコマンドを発行します。
CHGUSRPRF USRPRF(profile) GRPPRF(QEJBSVR)
重要: enbprfwas スクリプトを使用してユーザー・プロファイル
を有効にする場合、このコマンドを発行する必要はありません。その代わり
に、-chggrpprf パラメーターを enbprfwas スクリプトで指定します。
enbprfwas コマンドの使用方法について詳しくは、ステップ 3 を参照してください。
- オプション: アプリケーション・サーバーが現在
QEJBSVR 以外のユーザー・プロファイルの下で実行中の場合、以下のコマンドを
Qshell で実行します。
- chown -R QEJBSVR profile_root
- app_server_root/bin/grtwasaut
-profileName profile_name -user QEJBSVR -dtaaut RWX -objaut ALL -recursive
- オプション: 古いユーザー・プロファイルを
使用してインスタンスのサーバーを実行しない場合は、以下のコマンドを発行
して、プロファイルの権限を取り消すことができます。
app_server_root/bin/rvkwasaut
-profileName profile_name
-user profile -recursive
ここで、profile_name は、古いユーザー・プロファイルの名前
です。
- 以下のいずれかのアクションを実行して、
ユーザー・プロファイルがアプリケーション・サーバーを始動できるように
します。
- オペレーション・
ナビゲーターを使用します。
- enbprfwas コマンドを使用します。 例えば、次のコマンドを実行します。
app_server_root/bin/enbprfwas -profile myProfile
ここで、myProfile は、ユーザー・プロファイルの名前です。
- アプリケーション・サーバーの「Run-As ユーザー」プロパティー
で新しいユーザー・プロファイル名を指定します。
- 管理コンソールで、「サーバー」>「アプリ
ケーション・サーバー」とクリックし、アプリケーション・サーバーを選択
します。
- 「サーバー・インフラストラクチャー」の下で、
「Java およびプロセス管理」を選択し、「プロセス定義」を
クリックします。
- 「追加プロパティー」の下で、「プロセスの実行」を
クリックし、「Run-As ユーザー」フィールドにユーザー・プロファイル名を
入力します。
- 「OK」および「保管」をクリックして、構成
変更を保管します。
- アプリケーション・サーバーを再始動します。
結果
これで、指定されたユーザー・プロファイルを使用して
アプリケーション・サーバーを稼働することができます。