WebSphere Application Server for i5/OS, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: i5/OS

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HTTP 基本認証のプログラマチックな構成

このトピックでは、HTTP プロパティーをプログラマチックに 変更して HTTP 基本認証を構成する方法について説明します。

始める前に

この作業は、HTTP 基本認証を構成する 3 つの方法のうちの 1 つです。アセンブリー・ツール または管理コンソールを使用して、HTTP 基本認証を構成することもできます。

HTTP 基本認証 をプログラマチックに構成する場合、プロパティーは Stub または Call インスタンスで構成されます。管理コンソールまたはアセンブリー・ツールを 使用して HTTP 基本認証を構成する場合は、Web サービス・セキュリティー・バインディング情報を変更します。プログラマチックに 設定した値は、バインディングで定義した値よりも優先されます。 ただし、HTTP プロキシー認証の構成はプログラマチックにだけ行うことができます。

このタスクについて

ここで説明する HTTP 基本認証は WS-Security と直交しており、 WS-Security がサポートしている基本認証とは異なります。 WS-Security は基本認証トークンをサポートしますが、HTTP 基本認証はサポートしません。

HTTP 基本認証は、 次のステップに従ってプログラマチックに構成します。

プロシージャー

  1. Web サービスまたは Web サービス・クライアントの Stub または Call インスタンスで プロパティーを設定します。 次のプロパティーを設定できます。
    javax.xml.rpc.Call.USERNAME_PROPERTY
    javax.xml.rpc.Call.PASSWORD_PROPERTY
    javax.xml.rpc.Stub.USERNAME_PROPERTY
    javax.xml.rpc.Stub.PASSWORD_PROPERTY
    
  2. Stub または Call インスタンスのプロパティーを設定して、 HTTP プロキシー認証を構成します。
    1. HTTP の次のプロパティーを設定できます。
      com.ibm.wsspi.webservices.HTTP_PROXYHOST_PROPERTY
      com.ibm.wsspi.webservices.HTTP_PROXYPORT_PROPERTY
      com.ibm.wsspi.webservices.HTTP_PROXYUSER_PROPERTY
      com.ibm.wsspi.webservices.HTTP_PROXYPASSWORD_PROPERTY
      



関連タスク
WS-Security を基にしたバージョン 5.x アプリケーションの Web サービスの保護
JAX-RPC を使用したメッセージ・レベルでの Web サービス・アプリケーションの保護
トランスポート・レベルでの Web サービス・アプリケーションの保護
HTTP 基本認証による Web サービスの認証
関連資料
HTTP SSL 構成コレクション
HTTP 基本認証コレクション
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:46:14 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.iseries.doc/info/iseries/ae/twbs_confighttpbasicauthprog.html