WebSphere Application Server の Web Services Addressing (WS-Addressing) サポートは、Worldwide Web Consortium (W3C) WS-Addressing 仕様を使用する Web サービス用の環境を提供します。 この仕様ファミリーは、transport-neutral なメカニズムを提供して Web サービスをアドレッシングし、 エンドツーエンド・アドレッシングを実現します。
デフォルトで、 WebSphere Application Server は、http://www.w3.org/2005/08/addressing ネーム・スペースにより識別された W3C WS-Addressing 1.0 のコア・バインディング仕様および SOAP バインディング仕様をサポートしています。特に他に記載していない限り、この資料で説明されている WS-Addressing セマンティクスはこれらの仕様を指します。
インターオペラビリティーについては、WebSphere Application Server のこのバージョンでは他のレベルの WS-Addressing 仕様もサポートされています (特に、ネーム・スペース http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/08/addressing による WS-Addressing W3C 実行依頼)。