このトピックでは、Apache HTTP Server バージョン 2.0 の構成設定を変更する方法について説明します。
Apache HTTP Server v2.0 は、(Apache で稼働する) IBM HTTP Server とは 異なります。Apache HTTP Server は、i5/OS ではサポートされません。 (Apache で稼働する) IBM HTTP Server の構成について詳しくは 、IBM HTTP Server (Apache 2.0 で稼働) の構成 を 参照してください。
iSeries 以外のシステムに WebSphere Application Server 対応の Web サーバー・プラグインを インストールする際には、プラグイン・インストール・ウィザードで Web サーバーを構成します。
i5/OS での Web サーバー・プラグインのインストール を参照してください。
このトピックでは、Apache HTTP Server バージョン 2.0 Web サーバーの構成方法について説明します。 Web サーバー構成ファイルの編集 のその他の手順では、サポートされている他の Web サーバーの構成について説明します。
ご使用のオペレーティング・システムで Apache 2.0 を構成するステップを実行します。
例およびメッセージは、わかりやすくするために 複数行で表示されています。Web サーバー構成ファイル内の各ディレクティブは 1 行です。
ローカル・ファイル・パスは、Web サーバーと同じマシン 上にあるアプリケーション・サーバー上の plugin-cfg.xml ファイルへのファイル・パスです。 リモート・ファイル・パスは、アプリケーション・サーバーがリモート・ マシン上にある場合の plugin-cfg.xml ファイルへの ファイル・パスです。 プラグイン・インストール・ウィザードは、インストール中にダミーの plugin-cfg.xml ファイルをインストールしますが、 このファイルはアプリケーション・サーバー・マシンの実ファイルから定期的な 伝搬を必要とします。
以下のアプリケーション・サーバー・ローカル・ファイル・パスの node_name は、 スタンドアロン Application Server では web_server_name_node になります。
以下のステップの Web サーバー定義の名前は webserver1 です。
LoadModule was_ap20_module /QSYS.LIB/QWAS6.LIB/QSVTAP20.SRVPGM
WebSpherePluginConfig /QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V6/ ND/profiles/profile1/config/cells/my_cell/nodes/ my_managednode/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
WebSpherePluginConfig /QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V6/ ND/profiles/profile1/config/cells/my_cell/nodes/ webserver1_node/servers/webserver1/plugin-cfg.xml
WebSpherePluginConfig /QIBM/UserData/WebSphere/AppServer/V6/ ND/profiles/httpprofile1/config/webserver1/plugin-cfg.xml
この手順によって、Apache 2.0 Web サーバーが再構成されます。
IBM HTTP Server 1.3.2x のディレクティブ LoadModule ibm_app_server_http_module が IBM HTTP Server 2.0 の httpd.conf ファイル内にある場合は、IBM HTTP Server を始動できません。バージョン 2 サーバーを始動するには、ディレクティブをコメント化または削除する必要があります。
プラグインが、 バックエンド WebSphere Application Server への暗号化接続を サポートするように構成されている場合、mod_was_ap20_http プラグイン・モジュールには、GSKIT Secure Sockets Layer (SSL) 暗号化ライブラリーが必要です。
プラグイン・インストール・ウィザードは、GSKIT SSL 暗号化ライブラリーがインストールされていない場合、 必要なレベルでこのライブラリーをインストールします。 このプラグインを新規マシンに手動でコピーする場合、 暗号化されているバックエンド接続に必要な GSKIT ライブラリーがないことがあります。
Web サーバーの構成後、この Web サーバーにアプリケーションをインストールすることができます。 詳しくは、インフォメーション・センターのアプリケーション・セクションを参照してください。