i5/OS の鍵ストア・タイプ IBMi5OSKeyStore は、
.sth パスワード・スタッシュ・ファイルの認識または生成を行いません。
その代わり、.kdb 鍵ストア・ファイル用パスワードの内部レコードを、作成された場所に保持します。
.kdb ファイルを移動すると、パスワードは鍵ストアとの関連がなくなります。
その場合、デジタル証明書マネージャー (DCM) を使用して、
.kdb 鍵ストア・ファイル用パスワードの内部レコードを再作成する必要があります。
始める前に
このタスクを実行する前に、トピック
鍵ストア構成
を参照してください。
このタスクについて
.kdb 鍵ストア・ファイル用パスワードの内部レコードを再作成するには、
DCM を始動します。
詳しくは、
デジタル証明書マネージャーを参照してください。
プロシージャー
- 「Select a Certificate Store」をクリックします。
- 「Other System Certificate Store」を選択します。
- 証明書ストアのパスおよびファイル名を入力します。
- 証明書ストアのパスワードを入力します。
- 「継続」をクリックします。
- 左側のパネルで、「Manage Certificate Store」を選択します。
- 「パスワードの変更」をクリックします。
- 新規パスワードを入力して、そのパスワードを確認します。 DCM には、
ステップ 4 で指定したパスワードとは異なるパスワードが必要なことに注意してください。
- 「Automatic login」を選択します。
- 「継続」をクリックします。
- パスワード変更を確認するメッセージが表示されたら、「OK」をクリックします。
- ステップ 1 からステップ 5 を繰り返して、
.kdb 鍵ストア・ファイル用新規パスワードの内部レコードを作成します。
- ステップ 1 からステップ 12 を繰り返して、
パスワードをオリジナル・パスワードに変更し、.kdb 鍵ストア・ファイル用オリジナル・パスワードの内部レコードを
作成します。
結果
.kdb 鍵ストア・ファイル用パスワードの内部レコードが再作成されます。