プロファイルには、カスタム・セキュリティー・コンポーネントを配置するクラス・サブディレクトリーを作成することができます。
WebSphere Application Server では、WebSphere Application Server を対象とする独自のセキュリティー・コンポーネントの開発に使用できるアプリケーション・プログラミング・インターフェース (API) が提供されます。例えば、カスタム・ユーザー・レジストリー、 カスタム・トラスト・アソシエーション・インターセプター、およびカスタム・ログイン・モジュールを作成することができます。 他の WebSphere Application Server プラットフォームでは、カスタム・セキュリティー・コンポーネントのファイルを app_server_root/classes ディレクトリーに配置します。
i5/OS プラットフォームでは、ファイルがすべてのサーバー・プロファイルからアクセス可能であるために、希望するセキュアな動作にならない場合がありこのアクションは推奨されません。 さらに、 この classes ディレクトリーには、Java 2 セキュリティー AllPermissions 権限が付与されています。 この権限は、保護された環境には適切でない場合があります。
このため、 カスタム・セキュリティー・コンポーネントを配置できる /classes サブディレクトリーをプロファイルに作成します。 さらに、QEJBSVR ユーザー・プロファイルには、 このディレクトリーへの権限を許可する必要があります。 classes サブディレクトリーを作成して必要な権限を付与するには、以下のステップを実行します。