接続の共用など、より高度な接続管理フィーチャーをサポートするデータ・ソースを使用するために、バージョン 4 のデータ・ソース (またはデータ・ソース (WebSphere
Application Server バージョン 4)) を使用するアプリケーションをマイグレーションします。
このタスクについて
WebSphere Application Server バージョン 6.x で接続管理インフラストラクチャーを使用するためには、
アプリケーションを J2EE 1.3 (以降) のアプリケーションとしてパッケージ化する必要があります。
このプロセスでは、
Web モジュールを 2.3 仕様に再パッケージ化し、EJB モジュールを 2.1 仕様に再パッケージ化してから、
WebSphere Application Server にインストールします。
プロシージャー
- 2.2 Web モジュールを 2.3 Web モジュールに変換します
- アセンブリー・ツールを開きます。
- 「ファイル」>「新規」>「Web モジュール」と選択して、
新規 Web モジュールを作成します。
- 必要なすべてのクラス・ファイルを新規モジュールに追加します。
- ツリーの「ファイル」の部分を展開します。
- 「クラス・ファイル」を右マウス・ボタンでクリックして「ファイルの追加」を選択します。
- 「ファイルの追加」ウィンドウで「参照」をクリックします。
- WebSphere Application Server 4.0 EAR ファイルへ移動して「選択」をクリックします。
- 「ファイルの追加」ウィンドウの左上のペインで、
WAR ファイルに移動して WEB-INF および classes ディレクトリーを展開します。
- クラス・ディレクトリー内の各ディレクトリーおよび各ファイルを選択して、「
追加」をクリックします。
- 必要なクラス・ファイルをすべて追加し終えたら、「OK」をクリックします。
- 必要なすべての JAR ファイルを新規モジュールに追加します。
- ツリーの「ファイル」の部分を展開します。
- 「Jar ファイル」を右マウス・ボタンでクリックして「ファイルの追加」を選択します。
- WebSphere 4.0 EAR ファイルへ移動して「選択」をクリックします。
- 「ファイルの追加」ウィンドウの左上のペインで、
WAR ファイルに移動して WEB-INF および lib ディレクトリーを展開します。
- 各 JAR ファイルを選択して「追加」をクリックします。
- 必要な JAR ファイルをすべて追加し終えたら、「OK」をクリックします。
- 新規モジュールに必要なリソース・ファイル (HTML ファイル、JSP ファイル、GIF など) を追加します。
- ツリーの「ファイル」の部分を展開します。
- 「リソース・ファイル」を右マウス・ボタンでクリックして「ファイルの追加」を選択します。
- WebSphere Application Server 4.0 EAR ファイルへ移動して「選択」をクリックします。
- 「ファイルの追加」ウィンドウの左上のペインで、WAR ファイルに移動します。
- WAR ファイル内の各ディレクトリーおよび各ファイルを選択して (META-INF および WEB-INF は除く)、「追加」をクリックします。
- 必要なリソース・ファイルをすべて追加し終えたら、「OK」をクリックします。
- Web コンポーネントをインポートします。
- 「Web コンポーネント」を右マウス・ボタンでクリックして「インポート」を選択します。
- 「コンポーネントのインポート」ウィンドウで「参照」をクリックします。
- WebSphere Application Server 4.0 EAR ファイルへ移動して「オープン」をクリックします。
- 「コンポーネントのインポート」ウィンドウの左上のペインで、
マイグレーションする WAR ファイルを強調表示します。
- 右上のペインに表示される各コンポーネントを強調表示して、「追加」をクリックします。
- ウィンドウの「選択コンポーネント」ペインにすべての Web コンポーネントが表示されたら、「
OK」をクリックします。
- Web コンポーネントが、
新規 Web モジュールの「Web コンポーネント」セクションの下に正しくインポートされたか検査します。
- Web コンポーネントごとにサーブレット・マッピングを追加します。
- 「サーブレット・マッピング」を右マウス・ボタンでクリックして「新規」を選択します。
- Web コンポーネントの URL パターンを確認します。
- 「サーブレット」ドロップダウン・ボックスから Web コンポーネントを選択します。
- 「OK」をクリックします。
- リソース参照の作成の説明に従って、
必要なリソース参照を追加します。
- 必要な他の Web モジュール・プロパティーを追加します。設定の説明については、「
ヘルプ」をクリックしてください。
- Web モジュールを「保管」します。
- 1.1 EJB モジュールを 2.1 EJB モジュール (以降) に変換します
- アセンブリー・ツールを開きます。
- 「ファイル」>「新規」>「EJB モジュール」と選択して、
新規 EJB モジュールを作成します。
- 必要なすべてのクラス・ファイルを新規モジュールに追加します。
- 「Files object」を右マウス・ボタンでクリックして「ファイルの追加」を選択します。
- 「ファイルの追加」ウィンドウで「参照」をクリックします。
- WebSphere Application Server 4.0 EAR ファイルへ移動して「選択」をクリックします。
- 「ファイルの追加」ウィンドウの左上のペインで、エンタープライズ Bean JAR ファイルに移動します。
- ディレクトリーおよびクラス・ファイルをそれぞれ選択して「追加」をクリックします。
- 必要なクラス・ファイルをすべて追加し終えたら、「OK」をクリックします。
- セッション Bean およびエンティティー Bean を作成します。
この主題についてのヘルプを見つけるには、サポートされている仕様へのエンタープライズ Bean コードのマイグレーションを参照してください。
- リソース参照の作成の説明に従って、
必要なリソース参照を追加します。
- 必要な他の EJB モジュール・プロパティーを追加します。
設定の説明については、「
ヘルプ」をクリックしてください。
- EJB モジュールを「保管」します。
- 「ファイル」>「デプロイメント用のコードを生成」と選択して、
EJB モジュールのデプロイ・コードを生成します。
- 該当するフィールドに入力して「すぐに生成」をクリックします。
- EJB モジュールおよび Web モジュールを EAR ファイルに追加する
- アセンブリー・ツールを開きます。
- 「ファイル」>「新規」>「アプリケーション」と選択して、
新規アプリケーションを作成します。
- 各 EJB モジュールを追加します。
- 「EJB モジュール」を右マウス・ボタンでクリックして「インポート」を選択します。
- 変換後の EJB モジュールに移動して「オープン」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
- 各 Web モジュールを追加します。
- 「Web モジュール」を右マウス・ボタンでクリックして「インポート」を選択します。
- 変換後の Web モジュールに移動して「オープン」をクリックします。
- 「コンテキスト・ルート」に入力して「OK」をクリックします。
- その他のアプリケーション・プロパティーを確認します。
設定の説明については、「
ヘルプ」をクリックしてください。
- EAR ファイルを保管します。
- WebSphere Application Server へアプリケーションをインストールします
- 新規アプリケーションのインストールの説明に従って、アプリケーションをインストールし、作成済みのデータ・ソースにリソース参照をバインドします。
- JDBC プロバイダーおよび
データ・ソースの作成の指示に従って、必要な管理タスクである JDBC プロバイダーおよびデータ・ソース・オブジェクトの作成を実行します。