Enterprise JavaBeans (EJB) バージョン 2.1 準拠の Bean は、 EJB 2.1 準拠のモジュールにのみアセンブルされます。 ただし、EJB 2.1 準拠のモジュールには、バージョン 1.x Bean とバージョン 2.1 Bean が混合して組み込まれる 場合があります。
EJB バージョン 2.1 仕様では、 EJB コンテナーによる findByMethod 照会の開始前に、 現行トランザクションに含まれているすべてのエンタープライズ Bean の状態を永続ストアと同期化するように指示します。 (このアクションは、照会が現行データに対して実行されるようにするためです。) バージョン 1.1 Bean が EJB 2.1 準拠のモジュールに再アセンブルされると、 EJB コンテナーは、バージョン 1.1 Bean の状態とバージョン 2.1 Bean の状態を同期化します。 結果的に、 バージョン 1.1 Bean のアプリケーション・コードが変更されていなくても、 アプリケーションの動作に何らかの変更が生じる場合があります。
以下の情報は主に、現時点で EJB 仕様のバージョン 1.1 に準拠しているすべてのエンタープライズ Bean に適用されます。 Rational Application Developer ツールで生成された Bean 用コードのマイグレーションについて詳しくは、 当該製品の資料を参照してください。 コードの一般的なマイグレーションに関する詳細は、「学習用リソース」を参照してください。