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J2EE アプリケーションの開始または停止

稼働中でない (状況が「停止中」の) アプリケーションを始動する方法や、 稼働中の (状況が「開始済み」の) アプリケーションを停止する方法について説明します。

始める前に

このトピックでは、J2EE アプリケーションをサーバーにインストール済みであることが前提になっています。 デフォルトでは、 サーバーの始動時に、アプリケーションが自動的に開始します。

このタスクについて

以下を使用して、アプリケーションを手動で開始および停止できます。

このトピックでは、管理コンソールを使用してアプリケーションを開始または停止する方法について説明します。

プロシージャー

  1. 「エンタープライズ・アプリケーション」ページに進みます。 コンソールのナビゲーション・ツリーで「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」とクリックします。
  2. 開始または停止するアプリケーションのチェック・ボックスを選択します。
  3. 以下のボタンをクリックします。
    オプション 説明
    開始 アプリケーションを実行し、 アプリケーションの状態を「開始済み」に変更します。アプリケーションがデプロイされているサーバーのすべてが 稼働しているのではない場合、状況は partially started に変更されます。
    停止 アプリケーションの処理を停止し、 アプリケーションの状態を「停止済み」に変更します。
    稼働中のアプリケーションを再始動するには、再始動するアプリケーションを選択し、 「停止」、さらに「始動」とクリックします。

結果

アプリケーションの状況が変更されると、 アプリケーションが開始済みまたは停止中であることを示すメッセージがページの上部に表示されます。

次の作業

アプリケーションが配置されているサーバーが始動する際に 、アプリケーションが自動的に始動しないように構成することができます。 次に、この資料で説明するオプションを使用して、アプリケーションを手動で始動します。
サーバーの始動時に、アプリケーションを自動的に始動させる場合は、 アプリケーションまたはそのサーバーが始動する速度を制御する値を調整できます。
  1. エンタープライズ・アプリケーションの 設定ページへ進みます。「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>「application_name」>「始動の動作」とクリックします。
  2. 始動の順序に別の値を指定します。

    この設定は、 サーバーの始動時に開始するアプリケーションの順序を指定します。デフォルト値は 1 で 、0 から 2147483647 までの値を指定できます。開始ウェイトが最も小さいアプリケーションが最初に始動します。

  3. サーバーが始動を完了する前にアプリケーションを起動するに別の値を指定します。

    この設定は、 サーバーの始動前にアプリケーションを完全に初期化する必要があるかどうかを指定します。 デフォルト値は false で、この設定により、 アプリケーションが始動するまでサーバーは完全に始動しません。 サーバーの始動にかかる時間を短縮するには、 値を true に設定して、アプリケーションをバックグラウンド・スレッドで始動します。 これにより、アプリケーションを待機せずにサーバーの始動を継続できます。

  4. 変更をアプリケーション構成に保管します。



サブトピック
アプリケーションの自動開始の使用不可化
ターゲット固有のアプリケーション状況
関連タスク
J2EE アプリケーションのデプロイと管理
スクリプトによるアプリケーションの開始
スクリプトによるアプリケーションの停止
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:05:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/trun_app_startstop.html