WebSphere Application Server, Version 6.1   
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ビジネス・アクティビティー・サポートを使用するためのサーバーの構成

ビジネス・アクティビティー・サポートは、電子メール送信など、アトミックなロールバックが困難な、あるいは不可能なアクティビティーを補正します。 この補正により、異種システム上のアプリケーションは、アトミック・トランザクションよりも疎結合のアクティビティーを調整することができます。 ビジネス・アクティビティー・サポートを使用するには、 使用する各サーバー上でまずこのサポートを使用可能にする必要があります。

このタスクについて

ビジネス・アクティビティー・サポートを使用するアプリケーション・コンポーネントがある場合は、 そのアプリケーションを実行する各サーバー上でサポートを使用可能にする必要があります。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > server_name > [コンテナー設定] コンテナー・サービス」 > 「補正サービス」とクリックします。
  2. 「サーバー始動時にサービスを使用可能にする」チェック・ボックスを選択します。
  3. 必要に応じて、補正ハンドラーの再試行間隔、および制限を変更します。 これらの値により、CompensationHandler ハンドラーの compensate および close メソッドのいずれかが、RetryCompensationHandlerException 例外をスローしたときの再試行の頻度や、 これらのメソッドの再試行回数を制御します。
  4. 変更をマスター構成に保管します。
  5. 使用を計画している各サーバーについて、上記のステップを繰り返します。
  6. 変更を有効にするには、すべてのサーバーを再始動します。

結果

アプリケーション・サーバーに対して、ビジネス・アクティビティー・サポートを使用可能にします。 正常に使用可能化されたことを確認するには、 メッセージ「CWSCP0005I: 補正サービスが正常に開始しました。」が、該当するサーバーの SystemOut.log ファイル内にあるか検査します。

次の作業

ビジネス・アクティビティー対応アプリケーションをサーバーにデプロイします。
注: アプリケーションは、WebSphere Application Server バージョン 6.1 サーバーにデプロイされている場合に限り、 ビジネス・アクティビティー・サポートを活用できます。 アプリケーションは、WebSphere Application Server バージョン 6.0.x サーバーが含まれているクラスターにデプロイされている場合、 ビジネス・アクティビティー・サポートを使用できません。 



サブトピック
補正サービス設定
関連概念
WebSphere Application Server での Web Services Business Activity サポート
トランザクション補正およびビジネス・アクティビティー・サポート
関連タスク
ビジネス・アクティビティー・サポートを使用するアプリケーションの作成
トランザクション・サービスの使用
関連資料
ビジネス・アクティビティー API
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:05:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/tjta_wsba_enable.html