インストール・シナリオでは、インストールする製品と基本的なインストール・
ステップについて説明します。このトピックは、WebSphere Application Server 製品の共通インストール・シナリオを提供します。
始める前に
Web サービス提供環境に使用するコンポーネントを決定します。
インストール・シナリオは、WebSphere Application Server 製品の機能を理解するのに役立ちます。
製その製品で実行できることを理解しておくと、製品およびその他のコンポーネントのインストール方法を決定する際に役立ちます。
このタスクについて
インストール・シナリオは、所定のトポロジーにインストールするコンポーネントを示すために、
トポロジー・ダイアグラムと説明を使用します。
また、シナリオには、コンポーネントのインストール、コマンドの実行、またはツールの使用に関する特定の手順に
リンクしたインストール・ステップもあります。
シナリオを検討して、
各自のニーズに最も適したトポロジーを判別します。ダイアグラムおよび付随する手順は、
類似したトポロジーをインストールするためのロードマップとして使用することができます。
インストール可能なコンポーネントの製品インストール・ダイアグラムの他に、
このトピックでは、プロファイル管理ツールを使用するためのロードマップへのリンクも提供しています。
プロファイル管理ツールは、アプリケーション・サーバー・プロセスのランタイム環境を作成します。
プロシージャー
- ダイアグラム:
WebSphere Application Server のインストール計画
の説明に従って、WebSphere Application Server 製品のインストール・シナリオを確認します。
- ダイアグラム: Web サーバー・プラグインのインストール計画
の説明に従って、WebSphere Application Server の
Web サーバー・プラグインのインストール・シナリオを確認します。
- ダイアグラム: WebSphere Application Client のインストールの計画
の説明に従って、Application Client のインストール・シナリオを確認します。
- ダイアグラム: アプリケーション・サーバー環境の作成計画
の説明に従って、プロファイル作成のインストール・シナリオを確認します。
- オプション: インターオペラビリティーおよび共存ダイアグラムを確認し、
バージョン 6.x で可能なことを理解します。
WebSphere Application
Server バージョン 6.x は、WebSphere Application Server の
異なるバージョンを含む e-ビジネス・システムと、
相互運用できます。
インターオペラビリティーは、異なるマシン上で稼働中の異なるバージョンの
WebSphere Application Server ノードのために、通信メカニズムを提供します。
共存とは、複数のバージョンまたは複数のインスタンスが、
同時に同一マシン上で稼働するということです。
インターオペラビリティーのサポートによって、マイグレーション・シナリオが、さらに多くの構成オプションで拡張されます。
以前の WebSphere Application Server バージョンから最新のバージョンへの構成のマイグレーションでは、
相互運用の方が、より便利、または実用的です。
いくつかのマシンで以前のバージョンの製品を稼働させ、他のマシンで最新のバージョンを稼働させることができます。
ソフトウェアのバージョン・レベルが異なるマシンおよびアプリケーション・コンポーネントの環境では、
インターオペラビリティーおよび共存が共に必要な場合があります。
企業内のマシンおよびアプリケーションをすべて同時にマイグレーションすることは、
ほとんどの場合、非実用的であるか、または物理的に不可能です。
複数バージョンのインターオペラビリティーおよび共存
について理解することは、バージョン・レベル間でのマイグレーションの、重要な側面です。
詳しくは、次のトピックを参照してください。
- 相互運用
- 共存
- オプション: キューイング・ネットワーク
の説明のとおり、ネットワーク設計時には、パフォーマンスについて考慮してください。
結果
この手順に従ってインストール・シナリオを確認すると、
複数のコンポーネントのインストール時に実行すべき特定のステップを識別できます。