WebSphere Application Server, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

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データ・アクセス API に対する拡張機能

シングル・データ・アクセス API により、ご使用のアプリケーションに 完全なソリューションが提供されない場合、WebSphere Application Server 拡張機能を使用し、 JCA と JDBC API の間のインターオペラビリティーを実現してください。

多様で複雑なリソース管理構成からもたらされたアプリケーションで は、J2EE コネクター・アーキテクチャー (JCA) API と Java Database Connectivity (JDBC) API の両方を使用することが必要です。しかし、JDBC プ ログラミング・モデルは (完全な統合が JCA 仕様の基盤であっても) JCA と 完全に統合しないことがあります。 これらの矛盾によって、両方の API を使用するアプリケーションはデータ・アクセス・オプションを制限されることになります。 WebSphere Application Server は、その互換性問題を解決するために、API 拡張機能を提供します。

以下に例を示します。

拡張機能の利点なしでは、他のハンドルがその接続に存在している場合、 両方の API を使用しているアプリケーションは、接続要求を出した後、 共用可能な接続のプロパティーを変更することができません。(他のハンドルがその接続と関連していない場合、 接続プロパティーは変更することができます。) この制限は、API の接続ポリシーと構成ポリシー間の非互換性によるものです。

J2EE コネクター・アーキテクチャー (JCA) 仕様では、 接続を要求する時点で (getConnection() メソッドを使用して)、 ConnectionSpec オブジェクトを渡すことにより、 特定のプロパティーを設定すべきかをリソース・アダプターに伝えることができます。 ConnectionSpec オブジェクトには、接続を取得する際に必要な接続プロパティーが含まれています。 この環境から接続を取得した後は、 アプリケーションがプロパティーを変更する必要はなくなります。ただし、JDBC プログラミング・モデルには、 接続プロパティーを指定するための同じインターフェースがありません。 代わりに、このモデルは、まず接続を取得してから、接続でプロパティーを設定します。

JDBC および JCA 仕様の間のこのようなギャップを埋めるため、 WebSphere Application Server には以下の拡張機能が用意されています。




サブトピック
例: データベース接続のための IBM 拡張 API の使用
例: CMP Bean と BMP Bean 間の接続を共用するための IBM 拡張 API の使用
関連概念
リソース・アダプター
関連情報
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg27006921
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 5:05:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/rdat_cextiapi.html