サブシステム・モニターは、リモート・システムの正常性をモニターするオブジェクトです。 サブシステム・モニターは、イベント・ソースを使用して、システムの正常性をすべての登録リスナーに通知します。
拡張 Java 2 Platform Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションは、管理されていないリモートの非 J2EE システムで使用される場合があります。 これらのリモート・システムは、メッセージを定期的にクライアントに送信して、これらのシステムが作動していることを示すことができます。 サブシステム・モニターは、リモート・システムからのインディケーター・メッセージまたはハートビートを追跡する複数のアラームの集合です。
「デッドになるまでの消失ハートビート数」の値は「失効するまでの消失ハートビート数」の値以上にしてください。「失効するまでの消失ハートビート数」の値を「デッドになるまでの消失ハートビート数」の値と等しくした場合、失効イベントは発行されません。デッド・イベントのみが発行されます。
イベントの通知を要求するアプリケーション用の SubsystemMonitorEvents インターフェースをインプリメントしているリスナーを登録できます。 SybsystemMonitorEvents インターフェースについて詳しくは、Javadoc を参照してください。
ハートビート・メッセージは、さまざまなメカニズムを使用して伝送できます。 アプリケーションは、リモート・システムからハートビート・メッセージが到着するたびに SubsystemMonitor の ping() メソッドを呼び出す必要がありますが、これらのメッセージを検出するときに使用されるメソッドは、アプリケーションによって異なります。 例えば、Java Message Service (JMS) Publish/Subscribe インプリメンテーション、または JMS がインプリメントされていないサード・パーティーの Java メッセージング製品を使用できます。