Enterprise JavaBeans (EJB) 仕様のバージョン 2.1 に対するサポートは、
この製品のバージョン 6 に追加されます。
この製品のバージョン 4 または 5 でデプロイされた Enterprise Bean は、通常、マイグレーションする必要はありません。
EJB 仕様のバージョン 1.1 および 2.0 は引き続きサポートされます。
このタスクについて
アプリケーション・デプロイメントについて、必要に応じて、
以下のステップに従ってください。
プロシージャー
- 仕様に変更があった場合はエンタープライズ Bean コードを変更します。
- バージョン 2.x にマイグレーションされていない一部の EJB 1.1 準拠のモジュールの
コードを変更しなければならない場合があります。以下の情報を使用して決定してください。
- Java 2 ソフトウェア開発キット・バージョン 1.4.1 では、
デプロイ済みのエンタープライズ Bean のスタブ・クラスの一部が変更されました。
- エンタープライズ Bean 用のデプロイメント・コードの
生成タスクは、EJB 1.0 準拠のモジュールに比べて EJB 1.1 準拠のモジュールでは、かなり大きく変更されました。
デプロイされたバージョン間のソースとバイナリーの互換性に関する詳細については、
エンタープライズ Bean: 学習用リソース
を参照してください。
-
WebSphere Application Server 32 ビットと 64 ビットの互換性を確認してください。
「Pure」Java アプリケーションの場合、これは問題ではありません。ただし、ご使用のアプリケーション・コードが
Java Native Interface (JNI) コードを使用する場合、以下の点に注意する必要があります。
JNI により、仮想マシンで実行している Java コードは、C、C++、アセンブリーなどの
別の言語で作成されたアプリケーションおよびライブラリーと連動することができます。
そのため、J2EE アプリケーションが 32 ビットの環境で JNI を使用する場合は、
コードを 64 ビットの環境で再コンパイルする必要があります。
コンパイルの後、JNI 呼び出しが異なる場合があります。それは、JNI 仕
様がバージョンにより、異なるためです。
- すべてのモジュールを再アセンブルおよび
再デプロイして、マイグレーション済みコードを取り込みます。