WebSphere Application Server, Version 6.1   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows, Windows Vista

             目次と検索結果のパーソナライズ化

Sun Java System Web サーバーの構成

このトピックでは、Sun Java System Web サーバー (旧 Sun ONE Web サーバーおよび iPlanet Web サーバー) バージョン 6.0 以降の構成設定を変更する方法について説明します。

始める前に

Web サーバー・プラグインのインストール に説明されているように、 WebSphere Application Server に Web サーバー・プラグインをインストールする際には、 プラグイン・インストール・ウィザードが Web サーバーを構成します。 このトピックでは、Sun Java System Web サーバーの既存構成を変更する必要がある場合の 構成方法について説明します。Web サーバー構成ファイルの編集 のその他の手順では、サポートされている他の Web サーバーの構成について説明します。

このタスクについて

Sun ONE Web Server 6.0 または Sun Java System Web Server バージョン 6.1 以降を構成します。

例およびメッセージが、 わかりやすくするために複数行に表示される場合があります。Web サーバー構成ファイルの各ディレクティブが 1 行にあることを検査します。

プロシージャー

  1. Sun Java System Web サーバーのバージョン 6.0 以降の場合、obj.conf 構成ファイルおよび magnus.conf 構成ファイルのエントリーを構成します。
    1. obj.conf ファイルの <Object name=default> タグの後に 2 つのディレクティブを追加します。
      Service fn="as_handler"
      AddLog fn="as_term"
      
    2. magnus.conf ファイルの最後に 2 つのディレクティブを追加します。

      bootstrap.properties ディレクティブのロケーションは、システムの構成によって変わります。Web サーバーとアプリケーション・サーバーが別々のマシンにある場合は、 リモート・インストールです。

      2 つのサーバーが同じマシン上にある場合は、ローカル・インストールです。

      • [AIX] [HP-UX] [Linux] [Solaris]
        例:
        Init fn="load-modules"
             funcs="as_init,as_handler,as_term"
             shlib="/opt/IBM/WebSphere/Plugins/bin/libns41_http.so"
        Init fn="as_init"
             bootstrap.properties="/opt/IBM/WebSphere/Plugins/config/webserver1/plugin-cfg.xml"
      • [Windows]
        例:
        Init fn="load-modules"
             funcs="as_init,as_handler,as_term"
             shlib="C:¥IBM¥WebSphere¥Plugins¥bin¥ns41_http.dll"
        Init fn="as_init"
             bootstrap.properties="C:¥IBM¥WebSphere¥Plugins¥config¥webserver1¥plugin-cfg.xml"
  2. HP-UX マシンの共用ライブラリーのパスを設定します。 HP-UX マシン上に Sun Java System Web サーバーを複数インストールする場合は、SHLIB_PATH 変数を手動で /usr/lib に設定してから、プラグインが Secured Sockets Layer (SSL) 用に構成された Sun Java System Web サーバーを始動する必要があります。 例えば、Korn シェルでは、Sun Java System Web サーバーを 始動するコマンドを起動する前に、次のコマンドを発行します。
    export SHLIB_PATH=/usr/lib:$SHLIB_PATH
  3. サーブレットおよび JavaServer Pages ファイルをサポートする Sun Java System Web Server バージョン 6.1 のフィーチャーを、 デフォルトで使用不可にします。 WebSphere Application Server プラグインで要求を処理できるように、 このフィーチャーを使用不可にしてください。

    このフィーチャーを使用不可にするには、以下のステップを実行します。

    1. obj.conf 構成ファイルから、次の 2 行を除去するかコメント化します。
      NameTrans fn="ntrans-j2ee" name="j2ee"
      Error fn="error-j2ee"
    2. magnus.conf 構成ファイルから、次の行を除去するかコメント化します。
      Init fn="load-modules"
          shlib="C:/Sun/WebServer6.1/bin/https/bin/j2eeplugin.so" 
             shlib_flags="(global|now)"
      
      Init fn="load-modules"
          shlib="C:¥Sun¥WebServer6.1¥bin¥https¥bin¥j2eeplugin.dll" 
             shlib_flags="(global|now)"
      

結果

この手順によって、Sun Java Server Web サーバーが編集および再構成されます。

次の作業

Web サーバーの構成後、この Web サーバーにアプリケーションをインストールすることができます。 詳しくは、インフォメーション・センターのアプリケーション・セクションを参照してください。




関連タスク
Web サーバー構成ファイルの編集
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 5:05:53 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/tins_manualWebIPL.html