[z/OS]

BBOT/WTRN

BBOT0002E: {0} は有効な応答ではありません。
説明 前のメッセージに対する応答が無効でした。 前のメッセージが再発行されます。
アクション 再発行されたメッセージに、有効な応答をしてください。
BBOT0003W: URID が {0} のトランザクションは、処理が {1} 秒より長くなったあとで、タイムアウトになりました。 トランザクションはロールバックされます。 トランザクション XID は {2} です。
説明 OTS が関与したグローバル・トランザクションは、その最大処理時間を超過しました。 トランザクションは「ロールバックのみ」がマークされました。 これ以降、このトランザクションにメソッドをディスパッチすると、CORBA::TRANSACTION_ROLLEDBACK 例外がスローされます。
アクション コーディング・エラーがないかどうか、アプリケーションを調べてください。 トランザクションのタイムアウト値は、アプリケーションによって、transaction_maximumTimeout 環境変数の値以下の値に、明示的に設定されている可能性もあります。 タイムアウトが明示的に設定されていなければ、transaction_defaultTimeout 環境変数の中の値にデフォルト設定されます。
BBOT0004E: RRS サービス {0} が失敗しました。戻りコード ={1}。
説明 WebSphere Application Server for z/OS が示されたリソース・リカバリー・サービス内で失敗となり、そのサービスは示された 16 進数の戻りコードで完了しました。
アクション 詳細は、「MVS プログラミング:リソース・リカバリー」資料内のリソース・リカバリー・サービスの戻りコードを参照してください。
BBOT0005I: UR {0} は、現在、RRS の {1} 状態にあります
説明 このメッセージは、UR が RRS で未確定となったあとで、発行されます。 これは、このデバッグ援助プログラムが変更コマンドによって明示的に使用可能にされたあとでのみ発行されます。
アクション これは内部プログラミング・エラーです。 このエラーの解決について詳しくは、IBM WebSphere Application Server for z/OS サポート Web サイト (http://www-3.ibm.com/software/webservers/appserv/zos_os390/support.html) を参照してください。 このサイトでは、技術情報、ソリューション、e-fix のデータベースを検索できます。 また、WebSphere サポート・チームに連絡するための情報も記載されています。
BBOT0006I: URID が {0} で XID が {1} のトランザクションはヒューリスティックに完了しました。
説明 WebSphere Application Server for z/OS は、ID がメッセージの中に表示されたグローバル・トランザクションに関与した 1 つ以上のリソース・マネージャーは、いくつかのリソースがグローバル・トランザクションの全体の結果と違った結果が割り当てられたことを示していることを検出しました。 例えば、トランザクションの全体の結果がコミットされた場合、トランザクションに関与したリソースの一部は、ロールバックされています。
アクション このメッセージは、ヒューリスティック状態が発生したトランザクション ID を含みます。 zOS が提供する ATRFPCMN ダイアログ機能を使って RRS トランザクション・ログを見て、不整合のリソースを判別し、その特定のリソース・マネージャーの手順に従って、それらのリソースの状態をリストアするか正しいものに変更します。
BBOT0007I: URID が {0} で XID が {1} のトランザクションはヒューリスティックに完了した可能性があります。
説明 WebSphere Application Server for z/OS は、ID がメッセージの中に表示されたグローバル・トランザクションに関与した 1 つ以上のリソース・マネージャーが、グローバル・トランザクションの全体の結果と違った結果を割り当てたことを検出しました。
アクション このメッセージは、ヒューリスティック状態が発生した可能性のあるトランザクション ID を含みます。 zOS が提供する ATRFPCMN ダイアログ機能を使って RRS トランザクション・ログを見て、不整合のリソースがあるかどうかを判別し、その特定のリソース・マネージャーの手順に従って、それらのリソースの状態をリストアするか正しいものに変更します。 さらに、この状態は、トランザクションの最適化が使用されたときに発生した可能性もあり、コミット責任が単一のリソース・マネージャーに委任されたために、RRS がトランザクションの結果を認識していない可能性があります。 この場合、単一のリソース・マネージャーの結果は不明で、危険な状態が存在します。 結果を判別するには、示されたリソース・マネージャーの文書化された手順に従って、結果を判別するか、このメッセージに表示された、グローバル・トランザクションに関与するリソースを正しく変更してください。
BBOT0008I: トランザクション・サービスは、サーバー {0} 上で再始動を開始します
説明 トランザクション・サービス・コンポーネントは、RRS によるトランザクション再始動とリカバリーを開始しました。
アクション なし。
BBOT0009I: サーバー {0} の トランザクション・サービス再始動 UR 状況カウント: バックアウト中={1}、未確定={2}、コミット中={3}
説明 トランザクション・サービス・コンポーネントは、RRS から再始動リカバリー単位を受け取りました。 カウントは、この再始動の間に実行されなければならないリカバリー・アクションが必要な作業単位の数を前のサービスの終了時の状態と共に示します。 「バックアウト中」カウントは、バックアウトの処理中であった数を示します。 これらは、リカバリーを行って、変更されたリソースを直前の一貫性のある状態にリストアする必要があります。 「未確定」カウントは、コミット処理のフェーズ 1 とフェーズ 2 の間で中断された数を示します。 これらは、リカバリーを行って、「未確定」状況が解決されるまでは変更されたリソースは必ず使用不可である必要があります。 「コミット中」カウントは、開始したけれどもコミット処理のフェーズ 2 が完了しなかった数を示します。 これらは、リカバリーされて、コミット処理を完了する必要があります。
アクション なし。
BBOT0010I: サーバー {0} でのトランザクション・サービスの再始動とリカバリーが完了しました。
説明 トランザクション・サービスの再始動処理が完了しました。 すべてのリカバリー単位が解決されました。
アクション なし。
BBOT0011I: サーバー {0} は、RRS でコールド・スタートしています。
説明 RRS ログ名交換プロセスの間に、RRS が、前のログ名が設定されていないことを示しました。 再始動が開始されたときに、不完全な RRS リカバリー単位は戻されません。
アクション なし。
BBOT0012I: サーバー {0} は、RRS でウォーム・スタートしています。
説明 RRS ログ名交換プロセスの間に、RRS が、ログ名が以前に設定されたことを示しました。 再始動が開始されたときに、不完全な RRS リカバリー単位はいくつか戻される可能性があります。
アクション なし。
BBOT0013I: サーバー {0} でのトランザクション・サービスの再始動とリカバリーが完了しました。 サーバーは停止中です。
説明 トランザクション・サービスの再始動処理が完了しました。 すべてのリカバリー単位が解決されました。
アクション なし。
BBOT0014I: サーバー {1} 内の RRS URID {0} のトランザクション・サービス・リカバリー処理が完了しました。
説明 示された URID のトランザクション・サービスの再始動処理が完了しました。
アクション なし。
BBOT0015I: OTS は、サーバー {0} の未完了のトランザクションのすべては解決できませんでした。 「継続」または「強制終了」を応答してください。
説明 再始動およびリカバリー・モードで実行中のサーバーのトランザクション・サービス再始動処理が、構成された時間内に未完了のトランザクションのすべては解決できませんでした。 これは一般に、トランザクションに関与した別のサーバーとの通信障害が原因です。 未解決のトランザクションのために、サーバーの構成済みのシステム上の RRS の正常な再始動が妨げられた可能性があります。
アクション サーバーに、引き続き、transaction_recoveryTimeout 環境変数に指定された期間、未完了のトランザクションを解決させる場合は「継続」を応答します。未完了のトランザクションの解決を継続しない場合は「強制終了」を応答して、サーバーを停止します。 未解決のトランザクションについての情報は、サーバーのジョブの出力にあります。 この情報は、RRS パネルを使用したトランザクションの解決に使用できます。
BBOT0016I: サーバー {0} のトランザクション・サービスの再始動とリカバリーは完了していません。 サーバーはオペレーター応答によって停止されています。
説明 トランザクション・サービスの再始動処理は、構成された時間内に完了しませんでした。 オペレーターは (応答によって)、これ以上リカバリーをすべきでないことを指示しました。 一部のリカバリー単位は完了しておらず、forget されませんでした。
アクション なし。
BBOT0017I: サーバー {0} のトランザクション・サービスの再始動とリカバリーは、オペレーター応答により継続します。
説明 トランザクション・サービスの再始動処理は、構成された時間内に完了しませんでした。 オペレーターは (応答によって)、transaction_recoveryTimeout 環境変数で指定された期間、サーバーがトランザクションの処理を継続するように指示しました。
アクション なし。
BBOT0018I: サーバー {0} のトランザクション・サービスの再始動とリカバリーは、まだ {1} カウントの未完了のリカバリー単位を処理中です。
説明 トランザクション・サービス再始動処理は、いくつかの再始動およびリカバリー・モードにある未完了の再始動リカバリー単位を依然として解決しようとしています。 このメッセージは、システムのトランザクション・リカバリー処理の進行状況を更新するために、通常の間隔で発行されます。
アクション なし。
BBOT0023I: WebSphere の初期化は、RRS が使用可能になるまで進めることはできません。
説明 WebSphere Application Server for z/OS は、RRS が使用不可であることを検出しました。 WebSphere は RRS がアクティブであることが必要で、RRS がアクティブになるまで初期化を先に進めません。
アクション RRS を開始してください。 RRS が開始されると、WebSphere Application Server for z/OS は初期化を継続します。
BBOT0024I: RRS は使用不可になりました。 WebSphere を再始動する必要があります。
説明 WebSphere Application Server for z/OS は、このシステム上で RRS が使用可能でなくなり処理を終了したことを通知されました。 新規の処理を受け入れる前に RRS と WebSphere を再始動する必要があります。
アクション WebSphere は、RRS が使用不可になったシステム上で再始動する必要があります。
BBOT0025I: OTS は、ログ・データの不一致を検出しました。 これが予期されたことであれば「継続」、予期されないことであれば「強制終了」を応答してください。
説明 WebSphere Application Server for z/OS には実行の必要のあるリカバリー処理がありますが、RRS ログと XA パートナー・ログとのバージョンが一致しません。 リカバリーを正常に完了するには、これらの両方のログが同期していなければなりません。 一方または両方のログが削除されたか、整合しない前の状態にリストアされた可能性があります。 RRS ログは、インストール時に定義されたログ・ストリームとして保管されます。 XA パートナー・ログは、管理コンソールを通して定義されます。 また、コントローラーが前の再始動で初期化に失敗し、それによって XA パートナー・ログが RRS ログ・ストリームと同期できなかった可能性もあります。
アクション ログ・データの不一致が予期されたものであれば、WTOR に「継続」と応答します。 不一致が予期されないものでなければ、「取り消し」と応答してコントローラーを終了し、不一致の原因を調べます。 「継続」と応答するとリカバリーは完了しますが、リソースによっては矛盾した状態のままにされるものがあることに注意してください。
BBOT0026I: サーバー {0} のトランザクション・サービスの再始動とリカバリーは、不明な数の XA トランザクションをまだ処理中です。
説明 トランザクション・サービス再始動処理は、いくつかの再始動およびリカバリー・モードにある未完了の再始動リカバリー単位を依然として解決しようとしています。 このメッセージは、システムのトランザクション・リカバリー処理の進行状況を更新するために、通常の間隔で発行されます。 それぞれの XA リソース・マネージャーは自分のログを保守するため、それぞれのリソース・マネージャーに接触するまでは、どれだけのリカバリー単位を解決する必要があるのかを知ることはできません。
アクション なし。
BBOT0027I: サーバー {0} 上のトランザクション・サービスは、別のサーバー上の HA リカバリーが終了するのを待っています。
説明 このサーバーのトランザクション・リカバリーは、HA リカバリー・フレームワークを使用してピア・サーバー上で現在実行中です。 このサーバーは、HA リカバリー処理の終了を待ってから、このサーバーのトランザクション・ログを引き継ぐことができます。
アクション なし。ピア・サーバーは、リカバリーを終了しなければならないと通知されました。
BBOT0029I: ホスト・サーバー {1} 上のサーバー {0} のトランザクション・サービス・リカバリーは、オペレーター応答により継続します。 構成されたリカバリー再試行の限度: {2}。
説明 トランザクション・サービス・リカバリー処理は、構成された再試行数内に完了しませんでした。 オペレーターは (応答によって)、transaction_heuristicRetryLimit 環境変数で指定された回数、リカバリー処理がトランザクションの処理を継続するように指示しました。
アクション なし。
BBOT0030I: ホスト・サーバー {1} 上のサーバー {0} のトランザクション・サービス・リカバリーは、オペレーター応答により終了します。 構成されたリカバリー再試行の限度: {2}。
説明 オペレーターが (応答によって) リカバリー処理の停止を指示したため、トランザクション・サービス・リカバリー処理は終了されました。 一部のリカバリー単位は完了していません。
アクション なし
BBOT0034I: ホスト {1} 上のサーバー {0} のトランザクション・サービス・リカバリーは、他のサーバー上でリカバリーがすでに実行されているため、終了しました。
説明 失敗したサーバーのリカバリーは別のサーバーですでに行われているため、トランザクション・サービス・リカバリー処理は終了しました。 失敗した同じサーバーのリカバリーを実行している別のサーバーが必要なリソースを保持しているため、トランザクション・サービスはリソースを取得できませんでした。
アクション これは内部プログラミング・エラーです。 このエラーの解決については、WebSphere サポート・チームに連絡してください。
BBOT0035I: ホスト {1} 上のサーバー {0} のトランザクション・サービス・リカバリーは、失敗したサーバーが再始動したため、終了します。
説明 トランザクション・サービス・リカバリー処理は、リカバリーが実行されるサーバーが再始動したため、終了します。 ピア・サーバーでリカバリーが完了していなければ、サーバーの再始動の間リカバリーは継続されます。
アクション なし
BBOT0036E: ホスト {6}:{7} 上のサーバー {5} の URID: {1} XID FORMATID {2} XID GTRID {3} XID BQUAL {4} のトランザクションのブランチで {0} を駆動している間に、CORBA::NO_PERMISSION 例外が発生しました。 この操作は再試行されます。
説明 トランザクション・サービスは、メッセージに示されたサーバー、ホストおよびポートにあるトランザクション・オブジェクトを駆動しようとしました。 呼び出しに提供されたセキュリティー・クリデンシャルが、リモート・サーバーによって拒否されました。
アクション トランザクションの開始以降に、リモート・サーバーのセキュリティー・ポリシーが変更された可能性があります。 これが当てはまる場合は、リモート・サーバー上のセキュリティー・ポリシーを一時的に更新して、このトランザクションを完了させてください。 この操作は自動的に再試行されます。
WTRN0000E: クラス {1} のメソッド {0} で内部エラーが発生しました。例外スタック・トレースは、次のとおりです: {2}。
説明 This exception is unexpected. The cause is not immediately known.
アクション If the problem persists, see problem determination information on the WebSphere Application Server Support page at http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/.
WTRN0001E: クラス {1} のメソッド {0} で内部エラーが発生しました。
説明 This exception is unexpected. The cause is not immediately known.
アクション If the problem persists, see problem determination information on the WebSphere Application Server Support page at http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/.
WTRN0002W: トランザクション・サービスは、リソース・クラス {0} を検出できませんでした。
説明 トランザクション・サービスは、指定の XA リソース・クラスを検出できませんでした。
アクション 関連した XA リソース・プロバイダーが構成されたことを確認して、サーバーを再始動してください。 その後で、リソースの構成を解除して、サーバーをシャットダウンできます。
WTRN0003E: リカバリー時、必要な JAR ファイルを検出できませんでした。 使用されたパスは {0} です。
説明 組み込み RAR が関係するリカバリー時、必要な JAR ファイルが見つかりませんでした。 この JAR ファイルがないと、トランザクション・リカバリーは完了できません。
アクション なし。これは、内部システム・エラーです。
WTRN0004W: XAResourceFactory を作成できません。 XAResourceFactory クラス名は {0} です。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {1}
説明 この障害は、サーバー・リカバリー中に XAResource オブジェクト作成用のファクトリーが見つからなかったことを示しています。 これは、内部システム・エラーです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0005W: トランザクション参加プログラムの XAResource を再作成できなかったので、トランザクション・リカバリーが正常に完了できない可能性があります。 リソースは {0} です。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {1}
説明 この障害は、サーバー・リカバリー中に、XAResource オブジェクトを、その対応するファクトリーによって再作成できなかったことを示しています。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0006W: トランザクション {0} が、{1} 秒後にタイムアウトになりました。
説明 トランザクション・サービスが指定のトランザクションでタイムアウトになり (ロールバックし) ました。
アクション 今後タイムアウトの発生を減らすために、トランザクション・タイムアウトの値を大きくしてください。
WTRN0007W: トランザクション・サービスは、ヌルまたは無効なコンテキストを持つトランザクションをインポートできません。
説明 無効なデータを持つコンテキストまたはトランザクション・データがないコンテキストがサーバーにインポートされたため、トランザクションを開始できませんでした。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0008W: トランザクション・サービスは、ネストされたトランザクション {0} をインポートできません。
説明 リモート・サーバーが、ネストされたトランザクションをインポートしようとしました。 これはサポートされていません。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0009E: コーディネーター・リソースの globalTID がありません。
説明 インポートされたトランザクション・コンテキストでグローバル・トランザクション ID が提供されませんでした。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0010E: コーディネーターを上位 {0} に登録中の例外が原因で、トランザクションがロールバックされました。
説明 サーバーにリモート・トランザクションをインポート中に問題が発生したため、トランザクションがロールバックされました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0011E: トランザクション・ファクトリーを JNDI ネームスペースに登録できません。
説明 トランザクション・サービスの初期化時に予期しないエラーが発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0012E: トランザクション・ファクトリーの登録中に予期しない障害が発生しました。
説明 トランザクション・サービスの初期化時に予期しないエラーが発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0013W: トランザクション・ログが指定されていません。メモリー内でログされます。
説明 トランザクション・サービスは、永続記憶域にログを記録しないように構成されています。 この結果、データ保全性の問題が発生したり、サーバーが終了されたときに実行中の未解決の 2 フェーズ・コミット・トランザクションがある場合に、リソース (データベース・テーブルなど) がロックされる可能性があります。
アクション トランザクションのリカバリーが必要な場合は、ロギングを使用するようにトランザクション・サービスを再構成してからサーバーを再始動してください。
WTRN0014I: トランザクション・サービスは、無効なログ・ファイル構成ストリングを検出しました。 トランザクション・サービスは、リカバリー・ログを記録しないまま継続します。
説明 システム管理に指定されたトランザクション・サービスのログ・ファイル構成ストリングが無効です。 フォーマットは、完全修飾されたログ・ファイル・ディレクトリーで、後に任意で ';' とログ・ファイル・サイズを付けることができます。 ログ・ファイル・サイズの指定には、後に 'M' または 'K' を付けてそれぞれメガバイトかキロバイトかを示してください。 デフォルトおよび最小のログ・ファイル・サイズは 1M です。
アクション トランザクション・サービスのログ・ファイル構成を訂正してください。 サーバーを再始動してトランザクション・リカバリー・ログを確実に使用可能にしてください。
WTRN0015E: 無効なトランザクション・ログ・ファイル・サイズが指定されました: {0}。 トランザクション・サービスは、デフォルトのログ・ファイル・サイズの 1M を使用します。
説明 システム管理に指定されたトランザクション・サービスのログ・ファイル構成ストリングが無効です。 フォーマットは、完全修飾されたログ・ファイル・ディレクトリーで、後に任意で ';' とログ・ファイル・サイズを付けることができます。 ログ・ファイル・サイズの指定には、後に 'M' または 'K' を付けてそれぞれメガバイトかキロバイトかを示してください。 デフォルトおよび最小のログ・ファイル・サイズは 1M です。
アクション トランザクション・サービスのログ・ファイル構成を訂正してください。
WTRN0016E: トランザクション・サービスのリカバリー中に例外が発生しました。 {0}
説明 トランザクション・サービスが、前のサーバーの障害からのリカバリーを試みているときに例外が発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0017W: ネストされたトランザクションを開始できません。 ネストされたトランザクションはサポートされません。
説明 このエラーは、ネストされたトランザクションを開始する試みを示していますが、ネストされたトランザクションはサポートされません。
アクション 別のトランザクションがすでに実行スレッドでアクティブになっている場合には、トランザクションを開始しようとしないでください。
WTRN0018W: 1 フェーズ・リソースはコミットをサポートしません。
説明 1 フェーズ最適化コミットのみをサポートするリソースが、トランザクション・サービスで取得されて、標準の 2 フェーズ・コミット操作を処理するために呼び出されました。 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0019E: トランザクション・サービス・ログ・ファイル {0} が破壊されました。
説明 トランザクション・サービス・リカバリー・ログ・ファイルが破壊されて、その結果、サーバーの始動が失敗しました。
アクション サーバーをコールド・スタートするには、トランザクション・ログ・ファイルを削除してからサーバーを再始動してください。 関連するリソース・マネージャーで保留になっているトランザクションがある場合は、手動で完了させる必要があります。
WTRN0020W: このサーバー上で、サーバー {0} のトランザクションをリカバリー中です。
説明 サーバー {0} 用のトランザクション・ログがこのサーバーによってリカバリーされています。 このサーバーに構成されたリソースが、ログが作成されたサーバー用に構成されたものと一致しない場合は、リカバリーが完了できない可能性があります。
アクション リカバリー中にエラー・メッセージの出力がないかを確認して、指示された解決処置があればそれを実行してください。
WTRN0021W: TMRESUME はサポートされていません。
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0022W: 不明な XAResource 状態。
説明 XAResource は、予期しない状態になりました。 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0023W: 無効な XA 終了フラグ: {0}
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0024E: トランザクションと XA リソース・リカバリー・ログの不整合。
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0025E: トランザクションのリカバリーに失敗しました: {0}
説明 トランザクションをリカバリーしようとして例外が発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0026E: リカバリー後のキーポイントで例外が発生しました。 {0}
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0027I: トランザクション・サービスは、1 個のトランザクションをリカバリーしています。 このトランザクションはコミットされます。
説明 トランザクション・サービスは、サーバーが最後に停止されたときにトランザクションがまだ実行中であったことを検出しました。トランザクション・サービスは、このトランザクションをコミットできるように、現在このトランザクションをリカバリーしています。 ロールバックされたトランザクションは、どれもカウントされません。
アクション ユーザー処置は不要です。
WTRN0028I: トランザクション・サービスは、{0} 個のトランザクションをリカバリーしています。 これらのトランザクションはコミットされます。
説明 トランザクション・サービスは、サーバーが最後に停止されたときにトランザクションがまだ実行中であったことを検出しました。トランザクション・サービスは、これらのトランザクションをコミットできるように、現在これらのトランザクションをリカバリーしています。 ロールバックされたトランザクションは、どれもカウントされません。
アクション ユーザー処置は不要です。
WTRN0029E: シャットダウンでログをクローズ中にエラーが発生しました。
説明 サーバーのシャットダウン時、トランザクション・サービスがリカバリー・ログをクローズしているときにエラーが発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0030E: XAResource データのリカバリーに失敗しました: {0}
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0031E: トランザクション・リソースの xa_rollback 操作が失敗しました。 グローバル・トランザクションは {0} でした。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {1}
説明 トランザクション・サービスが、所与のグローバル・トランザクションと登録されたリソース上で xa_rollback 操作を呼び出したときに、例外が発生しました。
アクション この例外は、ヒューリスティックが発生したことを示す場合があります。 そのような場合は、ヒューリスティック判定が原因で起きたすべてのアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0032E: インバウンド要求で実装特定のトランザクション・コンテキストを受信しました。
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0033E: トランザクション・ファクトリーの作成で例外が発生しました: {0}
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0034W: サーバー静止中に、トランザクション {0} が検出されました。 トランザクションをロールバックする操作が成功しました。
説明 サーバー・シャットダウンの静止フェーズ中に、未解決のトランザクションが検出されました。 このトランザクションは正常にロールバックされました。
アクション ユーザー処置は不要です。
WTRN0035W: サーバー静止中に、トランザクション {0} が検出されました。 トランザクションをロールバックする操作は失敗しました。
説明 サーバー・シャットダウンの静止フェーズ中に、未解決のトランザクションが検出されました。 このトランザクションは正常にロールバックされませんでした。
アクション ユーザー処置は不要です。 このトランザクションは、サーバーが次に始動されたときにリカバリーされます。
WTRN0036W: サーバー静止中に、トランザクション {0} が検出されました。 トランザクションは rollbackOnly がマークされています。
説明 サーバー・シャットダウンの静止フェーズ中に、未解決のトランザクションが検出されました。 このトランザクションは rollbackOnly がマークされました。
アクション ユーザー処置は不要です。 トランザクションは、サーバーのシャットダウン時にロールバックされるか、サーバーの再始動時にリカバリーされます。
WTRN0037W: トランザクション・サービスの xa_recover 操作でエラーが発生しました。 リソースは {0} です。 エラー・コードは {1} です。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {2}
説明 トランザクション・サービスが、準備済みトランザクションが対応リソース・マネージャーによって保持されるかどうか決定するために、リソース上で xa_recover を呼び出し中にエラーが発生しました。 この操作は再試行されます。
アクション エラー・コードを調べて、障害の原因を判別してください。
WTRN0038W: XA リソースを破棄しているときに、例外が発生しました。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {0}
説明 トランザクション・サービスは、XAResource を破棄できませんでした。
アクション これは、トランザクション・サービスの実行には影響がないので、処置の必要はありません。
WTRN0039E: オブジェクトをバイト・フォームにシリアライズすることができません。
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0040W: オブジェクトをデシリアライズできません。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {0}
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0041I: トランザクション {0} はロールバックされました。
説明 トランザクション {0} は以前に rollbackOnly がマークされたため、ここでロールバックされました。 これは、トランザクション・タイムアウトか、トランザクションに rollbackOnly のマークを付けるというアプリケーションの判断が原因と考えられます。
アクション ユーザー処置は不要です。ただし、ロールバックが望ましくない場合や、トランザクションのタイムアウトが原因でロールバックが発生している場合は例外です。 そのような場合は、トランザクションが完了するのにタイムアウト期間を超えている理由を調査してください。また、サーバーの、トランザクション・タイムアウト値の期間を延ばすことを検討してください。
WTRN0042I: タイムアウトまたは setRollbackOnly が原因で、グローバル・トランザクションがロールバックされました。
説明 事前定義タイムアウト値に到達したか、setRollbackOnly が呼び出されたため、グローバル・トランザクションはロールバックされました。
アクション タイムアウト値が短すぎる/長すぎる場合、管理コンソールを使用して変更してください。
WTRN0043I: setRollbackOnly が原因で、LocalTransaction がロールバックされました。
説明 setRollbackOnly が呼び出されたため、ローカル・トランザクションはロールバックされました。
アクション ユーザー処置は不要です。
WTRN0044W: トランザクション {0} でヒューリスティック条件が発生した可能性があります。
説明 トランザクション・サービスは、指定したトランザクションに 1 フェーズ可能と 2 フェーズ可能リソースの混合があることを検出しました。 トランザクション・サービスは 1 フェーズ・コミット要求を単一の 1 フェーズ可能リソースに渡しましたが、コミットの完了前にサーバーで障害が発生しました。 リソースが正しくコミットされたかどうか不明です。
アクション すべての 2 フェーズ可能リソースは、ロールバックされます。 1 フェーズ可能リソースが正常にコミットを処理すると、ヒューリスティック・ダメージが発生するので、そのヒューリスティックが原因になったアプリケーション・データの問題のすべてを訂正する必要があります。
WTRN0045W: トランザクション・サービスはリソース {0} を回復できません。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {1}
説明 トランザクション・サービスがリカバリー中にトランザクション参加プログラムを再構成しようとしたときに、内部システム・エラーが発生しました。 これはおそらく先の障害が原因で発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0046E: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースを作成コールしようとした結果、エラーになりました。 エラー・コードは {0} です。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {1}
説明 作成コールの処理を要求されているときにトランザクション・リソースがエラーになりました。 障害は、ロールバックとして扱われます。
アクション エラー・コードを調べて、問題の原因を判別してください。
WTRN0047W: トランザクション・ブランチで作業をコミットするときに、XAER_RMERR が発生しました。 リソースは、以下のとおりです: {0}
説明 トランザクションのコミット・プロセス中に、障害が検出されました。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0048W: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースをコミット・コールしようとした結果、XAER_RMFAIL エラーになりました。 リソースは {0} です。
説明 リソース・マネージャーが使用可能でなかったので、トランザクション・リソースのコミット・コールが成功しませんでした。 コミット・コールは一定の間隔で再試行されます。
アクション リソース・マネージャーが使用可能であることを確認してください。
WTRN0049W: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースをロールバック・コールしようとした結果、XAER_RMFAIL エラーになりました。 リソースは {0} です。
説明 リソース・マネージャーが使用可能でなかったので、トランザクション・リソースのロールバック・コールが成功しませんでした。
アクション ロールバック・コールは一定の間隔で再試行されます。 リソース・マネージャーが使用可能であることを確認してください。
WTRN0050E: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースをコミット・コールしようとした結果、予期しないエラーになりました。 XA エラー・コードは {0} です。
説明 予期しない障害のために、トランザクション・リソースのコミット・コールが成功しませんでした。
アクション コミット・コールは一定の間隔で再試行されます。 エラー・コードを調べて、問題の原因を判別してください。
WTRN0051E: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースをロールバック・コールしようとした結果、予期しないエラーになりました。 XA エラー・コードは {0} です。
説明 予期しない障害のために、トランザクション・リソースのロールバック・コールが成功しませんでした。
アクション ロールバック・コールは一定の間隔で再試行されます。 エラー・コードを調べて、問題の原因を判別してください。
WTRN0052E: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースを 1 フェーズ・コミット・コールしようとした結果、XAER_RMFAIL エラーになりました。 リソースは {0} です。
説明 リソース・マネージャーが使用可能でなかったので、トランザクション・リソースの 1 フェーズ・コミット・コールが成功しませんでした。
アクション トランザクションはロールバックされます。
WTRN0053E: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースを 1 フェーズ・コミット・コールしようとした結果、予期しないエラーになりました。 XA エラー・コードは {0} です。
説明 予期しない障害のために、トランザクション・リソースの 1 フェーズ・コミット・コールが成功しませんでした。
アクション トランザクション・マネージャーは、トランザクションのロールバックを試みます。
WTRN0054W: トランザクション・リソースでの xa_forget 操作で例外が検出されました。 エラー・コードは {0} です。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {1}
説明 トランザクション・サービスがリソースに xa_forget 操作を呼び出したときに例外が発生しました。
アクション エラー・コードを検査して、エラーの原因を判別してください。
WTRN0055W: トランザクション {0} の結果の送達を断念しました。
説明 トランザクション・サービスが、トランザクション参加プログラムにコミットあるいはロールバック結果を送達できませんでした。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0056I: トランザクション {0} のオリジネーターからの再同期に失敗しました。再試行しています....
説明 トランザクションはリカバリー時の再同期に失敗し、結果が不明のため、サーバーは再試行を継続します。
アクション ユーザー処置は不要です。
WTRN0057E: 従属トランザクションでの prepare/commit_one_phase でヒューリスティックが発生しました。
説明 従属トランザクションは準備中に 1 フェーズ・コミットを使用して最適化を試みましたが、ヒューリスティック・エラーが発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0058E: トランザクション {0} のリカバリー中にコミット操作で例外が発生しました: {1}
説明 トランザクションをリカバリーしようとして例外が発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0059E: トランザクション {0} のリカバリー中にロールバック操作で例外が発生しました: {1}
説明 トランザクションをリカバリーしようとして例外が発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0060E: トランザクション {0} のリカバリー中に forget 操作で例外が発生しました: {1}
説明 トランザクションをリカバリーしようとして例外が発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0061E: JTAXAResource オブジェクトの作成時にエラーを検出しました。
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0062E: 複数の 1 フェーズ可能リソースを、1 つのグローバル・トランザクション内で不正に使用しようとしました。
説明 1 つのグローバル・トランザクションに登録できるのは、1 フェーズ可能のリソースを 1 つのみです。 このエラーは、1 フェーズ可能でしかない複数のリソース・マネージャーが 1 つのグローバル・トランザクション内で使用された場合、または、ある 1 つのそのようなリソース・マネージャーからの複数の非共用接続が 1 つのグローバル・トランザクション内で使用された場合に発生します。
アクション アプリケーションを変更して、1 フェーズ可能リソースを 1 つだけ使用するようにするか、そうでなければ、2 フェーズ可能な XAResource を使用するようにしてください。
WTRN0063E: 既存の 2 フェーズ可能リソースと一緒に 1 フェーズ可能リソースをコミットしようとする不正な試みが行われました。
説明 トランザクション・サービスは、すでに他の 2 フェーズ可能リソースを伴うトランザクションで、1 フェーズ可能リソースをコミットしようとする試みを拒否しました。 Last Participant Support (LPS) が使用可能でないか、LPS が使用可能な場合は、これに関連したヒューリスティック・リスクをアプリケーションが受け入れません。
アクション 同一トランザクションに 1 フェーズ可能リソースと 2 フェーズ可能リソースの両方が関係しないことを確認してください。また、LPS が使用可能な場合は、これに関連したヒューリスティック・リスクを受け入れるように、アプリケーションを再構成してください。
WTRN0064E: 従属トランザクション・ブランチ内の 1 フェーズ可能リソースをコミットしようとする不正な試みが行われました。
説明 トランザクション・サービスは、分散従属トランザクション・ブランチ内の 1 フェーズ可能リソースをコミットしようとする試みを拒否しました。 トランザクションはロールバックされます。
アクション 1 フェーズ可能リソースが分散トランザクションの従属ブランチに関係していないことを確認してください。
WTRN0065W: XAResource は、このトランザクションに認識されていません。 リソースは、以下のとおりです: {0}
説明 トランザクション・マネージャーは、現行のトランザクションで XAResource を取得していなかったので、これを削除することができませんでした。 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0066W: トランザクション・ログ・ファイルの書き込み操作中に例外を検出しました。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {0}
説明 トランザクション・ログの書き込み中にエラーが発生しました。 トランザクションはロールバックされます。
アクション これは、おそらく入出力の障害です。 例外スタック・トレースを調べて、問題の原因を判別してください。
WTRN0067W: トランザクション・サービスは、WebSphere アプリケーション・プログラミング・モデルの範囲を超える機能の使用を検出しました。
説明 このサーバーで実行されているアプリケーションは、WebSphere アプリケーション・モデルの一部でないトランザクション・サービス機能を使用しています。
アクション できれば J2EE トランザクション機能だけを使用するようにアプリケーションを変更してください。
WTRN0068E: コミットは例外 {0} で失敗しました。
説明 トランザクションのコミット中に例外が発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0069E: トランザクションが問題のある状態 {0} でコミットを受け取りました。
説明 トランザクションは、コミット処理の実行を要求されたとき、無効な状態にありました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0070E: 1 フェーズ・コミットは例外 {0} で失敗しました。
説明 1 フェーズ・コミット・プロトコルを使用してトランザクションのコミット中に例外が発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0071E: ロールバックは例外 {0} で失敗しました。
説明 トランザクションのロールバック中に例外が発生しました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0072E: トランザクションが問題のある状態 {0} でロールバックを受け取りました。
説明 トランザクションは、ロールバック処理の実行を要求されたとき、無効な状態にありました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0073E: トランザクションが問題のある状態 {0} で forget を受け取りました。
説明 トランザクションは、forget 処理の実行を要求されたとき、無効な状態にありました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0074E: {0} 同期操作で例外が発生しました: {1}
説明 同期オブジェクトがトランザクションの現在の完了状態を通知されたときに例外をスローしました。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0075W: リソースをコミットしているときに、トランザクション {0} がヒューリスティックな例外を受け取りました。
説明 トランザクション・サービスは、コミットの結果をトランザクション参加プログラムに送達しているときにヒューリスティックな応答を受け取りました。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0076W: リソースをロールバックしているときに、トランザクション {0} がヒューリスティックな例外を受け取りました。
説明 トランザクション・サービスは、ロールバックの結果をトランザクション参加プログラムに送達しているときにヒューリスティックな応答を受け取りました。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0077W: トランザクション {0} はオペレーターによってキャンセルされました。
説明 指定のトランザクションの結果の送達は、オペレーターの要求で中止されました。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0078E: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースを開始コールしようとした結果、エラーになりました。 エラー・コードは {0} です。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {1}
説明 開始コールの処理を要求されているときにトランザクション・リソースがエラーになりました。 この障害によりトランザクションはロールバックされます。
アクション エラー・コードを調べて、問題の原因を判別してください。
WTRN0079E: トランザクション・マネージャーがトランザクション・リソースを終了コールしようとした結果、エラーになりました。 エラー・コードは {0} です。 例外スタック・トレースは、次のとおりです: {1}
説明 終了コールの処理を要求されているときにトランザクション・リソースがエラーになりました。 この障害によりトランザクションはロールバックされます。
アクション エラー・コードを調べて、問題の原因を判別してください。
WTRN0080W: {1} 秒を超えてクライアント・アクティビティーがなかったため、トランザクション {0} がタイムアウトになりました。
説明 非アクティブ・タイムアウトの値 {1} 秒を超えて、クライアントが非アクティブになっています。
アクション クライアントがトランザクションをアクティブにしたまま終了した場合は、このメッセージは無視してください。 クライアントがまだアクティブな場合は、クライアント非活動タイムアウトの値を変更するかどうか判断してください。
WTRN0081W: JTAXAResource オブジェクトがヌルです。
説明 これは、内部システム・エラーで、おそらく先に発生した障害が原因で起きたものです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0082W: トランザクション {0} はオペレーターによってロールバックされました。
説明 指定のトランザクションはオペレーターの要求によってロールバックされました。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0083W: トランザクション・ログがフルです。 トランザクション {0} はロールバックされました。
説明 トランザクション・ログ・ファイルは、アクティブ・トランザクションからのレコードでフルになっています。 2 フェーズ・コミット・トランザクションがさらにある場合は、アクティブ・トランザクションの完了時にログ・ファイル内のスペースが解放されるまでに、ロールバックされます。
アクション この問題が頻繁に発生する場合、トランザクション・ログ・ファイルのサイズ指定を大きくして、サーバーを再始動してください。
WTRN0084W: リソース・アダプターが終了したため、enlist は失敗しました。
説明 サーバーまたはリソース・アダプターが終了しているため、トランザクション内のリソースを enlist する要求は拒否されました。
アクション リソース・アダプターが使用可能なときにトランザクションを再実行してください。
WTRN0085E: 関連付けを解除するトランザクションが見つかりませんでした。
説明 内部システム・エラーです。
アクション これは内部エラーです。IBM にご連絡ください。
WTRN0086I: トランザクション {0} の準備フェーズで XAException が検出されました。 ローカル・リソースがこの後に続きます。
説明 通知。
アクション この通知メッセージは、トランザクション・エラー後、システム管理者が手動でリカバリーするときに使用されるものです。
WTRN0087I: トランザクション {0} の完了フェーズで XAException が検出されました。 ローカル・リソースがこの後に続きます。
説明 通知。
アクション この通知メッセージは、トランザクション・エラー後、システム管理者が手動でリカバリーするときに使用されるものです。
WTRN0088I: {0} がエラー・コード {1} で XAException を検出しました。
説明 通知。
アクション この通知メッセージは、トランザクション・エラー後、システム管理者が手動でリカバリーするときに使用されるものです。
WTRN0089I: {0}: 評定: {1}
説明 通知。
アクション この通知メッセージは、トランザクション・エラー後、システム管理者が手動でリカバリーするときに使用されるものです。
WTRN0090I: {0}: 評定: {1}。 結果: {2}。
説明 通知。
アクション この通知メッセージは、トランザクション・エラー後、システム管理者が手動でリカバリーするときに使用されるものです。
WTRN0091E: 実行コンテキストの関連付けに失敗しました。 XID: {0}、タイムアウト {1}。
説明 内部システム・エラーです。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 関連メッセージがない場合や、あっても問題の解決に役立たない場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0092W: サーバー静止時に未完了のトランザクション (localid={0}) が見つかりました。トランザクション・サービスは待機となります。
説明 インバウンド・トランザクション作業が未完了です。 トランザクション・サービスでは、サーバーのシャットダウンを遅らせて、トランザクションの発信元がそのトランザクションを完了できるようにします。
アクション 処置は不要です。
WTRN0093W: 従属トランザクション {0} が結果を利用できません。 トランザクションはヒューリスティックにコミットされます。
説明 トランザクション・サービスが、設定された再試行期間中に上位トランザクションからその結果を取得できませんでした。 トランザクションはヒューリスティックにコミットされます。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0094W: 従属トランザクション {0} が結果を利用できません。 トランザクションはヒューリスティックにロールバックされます。
説明 トランザクション・サービスが、設定された再試行期間中に上位トランザクションからその結果を取得できませんでした。 トランザクションはヒューリスティックにロールバックされます。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0095W: 従属トランザクション {0} が結果を利用できません。 トランザクションは、管理者が結果を判断するのを待機しています。
説明 トランザクション・サービスが、設定された再試行期間中に上位トランザクションからその結果を取得できませんでした。 トランザクションでは、現在管理者が手動でトランザクションの結果を設定するのを待っています。
アクション システム管理者は、上位トランザクションが成功したか失敗したかを判断してその結果を手動で設定する必要があります。 これによって、ヒューリスティック・ダメージが起きないようにし、すべてのアプリケーション・データが正しい状態のままであることを確保することができます。
WTRN0096W: トランザクション {0} でヒューリスティック条件が発生した可能性があります。 トランザクションはヒューリスティックにコミットされます。
説明 トランザクション・サービスは、指定したトランザクションに 1 フェーズ可能と 2 フェーズ可能リソースの混合があることを検出しました。 トランザクション・サービスは 1 フェーズ・コミット要求を単一の 1 フェーズ可能リソースに渡しましたが、コミットの完了前にサーバーで障害が発生しました。 リソースが正しくコミットされたかどうか不明です。
アクション すべての 2 フェーズ可能リソースがコミットされます。 1 フェーズ可能リソースがコミットを処理できなかった場合、ヒューリスティック・ダメージが発生したことを示すので、そのヒューリスティックな状態が原因になったアプリケーション・データの問題のすべてを解決する必要があります。
WTRN0097W: トランザクション {0} で不明なトランザクション結果が出されました。 トランザクションは、管理者が結果を判断するのを待機しています。
説明 トランザクション・サービスは、指定したトランザクションに 1 フェーズ可能と 2 フェーズ可能リソースの混合があることを検出しました。 トランザクション・サービスは 1 フェーズ・コミット要求を単一の 1 フェーズ可能リソースに渡しましたが、コミットの完了前にサーバーで障害が発生しました。 リソースが正しくコミットされたかどうか不明です。
アクション システム管理者は、1 フェーズ・コミット要求が成功したか失敗したかを判断してそのトランザクション結果を手動で設定する必要があります。 これによって、ヒューリスティック・ダメージが起きないようにし、すべてのアプリケーション・データが正しい状態のままであることを確保することができます。
WTRN0098W: リソース・アダプター {1} がアンインストールされているため、トランザクション {0} が結果が利用できません。 トランザクションはヒューリスティックにコミットされます。
説明 リソース・アダプターがアンインストールされていたため、トランザクション・サービスが、リソース・アダプターからトランザクションの結果を取得できませんでした。 トランザクションはヒューリスティックにコミットされます。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0099W: リソース・アダプター {1} がアンインストールされているため、トランザクション {0} が結果が利用できません。 トランザクションはヒューリスティックにロールバックされます。
説明 リソース・アダプターがアンインストールされていたため、トランザクション・サービスが、リソース・アダプターからトランザクションの結果を取得できませんでした。 トランザクションはヒューリスティックにロールバックされます。
アクション この障害が原因で起きたアプリケーション・データの問題を訂正してください。
WTRN0100E: {0}
説明 このメッセージ・コードは、まだ固有のメッセージ・コードを割り振られていないメッセージをサポートするために使用します。
アクション 詳しくはメッセージ・テキストを参照してください。
WTRN0101W: リソース・アダプター {1} がアンインストールされているため、トランザクション {0} が結果が利用できません。 トランザクションは、管理者が結果を判断するのを待機しています。
説明 リソース・アダプターがアンインストールされていたため、トランザクション・サービスが、リソース・アダプターからトランザクションの結果を取得できませんでした。
アクション システム管理者は、そのリソース・アダプター・トランザクションの発信元からトランザクションが成功したか失敗したかを判断してその結果を手動で設定する必要があります。 これによって、ヒューリスティック・ダメージが起きないようにし、すべてのアプリケーション・データが正しい状態のままであることを確保することができます。
WTRN0102W: トランザクション {0} でヒューリスティック条件が発生した可能性があります。 トランザクションはヒューリスティックにロールバックされます。
説明 トランザクション・サービスは、指定したトランザクションに 1 フェーズ可能と 2 フェーズ可能リソースの混合があることを検出しました。 トランザクション・サービスは 1 フェーズ・コミット要求を単一の 1 フェーズ可能リソースに渡しましたが、コミットの完了前にサーバーで障害が発生しました。 リソースが正しくコミットされたかどうか不明です。
アクション すべての 2 フェーズ可能リソースは、ロールバックされます。 1 フェーズ可能リソースが正常にコミットを処理すると、ヒューリスティック・ダメージが発生するので、そのヒューリスティックが原因になったアプリケーション・データの問題のすべてを訂正する必要があります。
WTRN0103E: リカバリー・ログは、失敗としてマークされています。 [ {0} {1} ]
説明 リカバリー・ログは失敗し、これ以上のリカバリー・ログへのアクセスは行われません。 コンポーネントは、発生した例外とともにメッセージで示されます。
アクション ログを修復するには、サーバーを再始動する必要があります。 メッセージの例外で示された条件を修正してください。 それでも問題が続く場合は、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0104E: リカバリー・ログ障害の詳細: {0}
説明 このメッセージは、メッセージ WTRN0103E で発行されて、リカバリー・ログ障害の詳細を示します。
アクション このメッセージの情報とメッセージ WTRN0103E を使用して、リカバリー・ログ障害の原因となった条件を訂正します。
WTRN0105I: トランザクション・サービスは正常にシャットダウンされ、トランザクションのリカバリーは不要です。
説明 これは正常なイベントで、このメッセージは通知メッセージにすぎません。
アクション ユーザーの処置は不要です。
WTRN0106I: クライアント JTA 境界は許可されません。
説明 JTA 切り分けは、このクライアント・アプリケーションには不許可に構成されています。
アクション JTA 切り分けを許可するには、アセンブリー・ツールキットを使用して、クライアント・デプロイメント記述子に「JTA 切り分けを許可」プロパティーを設定します。
WTRN0107W: {0}
説明 このメッセージ・コードは、まだ固有のメッセージ・コードを割り振られていないメッセージをサポートするために使用します。
アクション 詳しくはメッセージ・テキストを参照してください。
WTRN0108I: {0}
説明 このメッセージ・コードは、まだ固有のメッセージ・コードを割り振られていないメッセージをサポートするために使用します。
アクション 詳しくはメッセージ・テキストを参照してください。
WTRN0109W: トランザクション JMX MBean の活動化時に例外が検出されました: {0}
説明 トランザクション・サービスに対する JMX MBean を活動化しようとして、エラーが発生しました。 このエラーがもとで、トランザクション・サービスが開始できなくなることはありませんが、このトランザクション・サービスを使用する必要がある管理機能はすべて失敗することになります。
アクション この状態が続くようならば、IBM サポートに連絡してください。
WTRN0110W: {0} は、トランザクション・サービスのカスタム・プロパティーとして無効です。
説明 このサーバーのトランザクション・サービス構成に無効なカスタム・プロパティーが指定され、このプロパティーは無視されました。
アクション トランザクション・サービスのカスタム・プロパティー構成を修正してください。
WTRN0111E: リカバリー・ログを使用または作成できません。 ログ構成は、次のとおりです: {0}
説明 トランザクション・サービスが、リカバリー・ログを使用または作成できませんでした。 リカバリー・ログがローカル・サーバー用の場合、サーバーは終了します。 リカバリー・ログがピア・リカバリー・サーバー用の場合、リカバリーは終了し、別のサーバーに割り当てられますが、レポート・サーバーは正常に処理を継続します。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。 サーバーがリカバリー・ログにアクセスできることを確認してください。また、まだログが作成されていない場合は、ディスク・スペースが十分にあること、およびメッセージに指定されたファイルまたはディレクトリーに対する適切なアクセス権がサーバーにあることを確認してください。
WTRN0112E: リカバリー・ログを開くときに予期しないエラーが発生しました。 ログ構成は、次のとおりです: {0}
説明 トランザクション・サービスが、リカバリー・ログを開けませんでした。 リカバリー・ログがローカル・サーバー用の場合、サーバーは終了します。 リカバリー・ログがピア・リカバリー・サーバー用の場合、リカバリーは終了し、別のサーバーに割り当てられますが、レポート・サーバーは正常に処理を継続します。
アクション 関連するメッセージを調べて、問題の原因を判別してください。
WTRN0113W: 下位レベルのピア WebSphere サーバーのリカバリー処理ができず、停止しました ({0})
説明 ログのフォーマットが、このサーバーとの互換性がない以前のリリースの WebSphere Application Server によって行われていたため、トランザクション・サービスが指定された WebSphere サーバーのピア・リカバリーを実行できませんでした。 このピア・リカバリー・サーバー・インスタンスは終了し、別のサーバーに割り当てられますが、レポート・サーバーは正常に処理を継続します。
アクション ユーザー処置は不要です。 クラスター構成によっては、特定のリリース・レベルのメンバーが 1 つだけの場合、そのログ・フォーマットが他のリリースとの互換性がないとすると、そのサーバー・リリースのピア・リカバリーは不可能になる可能性があります。 IBM サポートに連絡し、この問題を解決できるマイグレーション・オプションがないか、確認を依頼してください。
WTRN0114I: トランザクション {0} が、すべてのリソースに結果を通知できませんでした。 {1} 秒後に再試行します。
説明 リモート・リソース・マネージャーが、リカバリーの再始動時に接続できませんでした。 操作は、一定間隔で再試行されます。
アクション リソース・マネージャーが使用可能であることを確認してください。
WTRN0115E: チャネル・フレームワーク構成が未定義か、WebServices Atomic Transactions (WSAT) サポートには無効です。
説明 Web コンテナーが、チャネル・フレームワークを使用するように定義されていないか、不適切な定義になっています。 WSAT では、WebServices 間のトランザクション・コンテキスト転送にチャネル・フレームワークの使用を必要とします。
アクション Web コンテナーのチャネル・フレームワーク構成を定義または修正してください。
WTRN0116I: 無効なトランザクション・ログ・ファイル構成ストリングが指定されました: {0}。 トランザクション・サービスは、WebSphere サーバー ({1}) のリカバリー・ログを記録しないまま継続します。
説明 システム管理に指定されたトランザクション・サービスのログ・ファイル構成ストリングが無効です。 フォーマットは、完全修飾されたログ・ファイル・ディレクトリーで、後に任意で ';' とログ・ファイル・サイズを付けることができます。 ログ・ファイル・サイズの指定には、後に 'M' または 'K' を付けてそれぞれメガバイトかキロバイトかを示してください。 デフォルトおよび最小のログ・ファイル・サイズは 1M です。
アクション トランザクション・サービスのログ・ファイル構成を訂正してください。 サーバーを再始動してトランザクション・リカバリー・ログを確実に使用可能にしてください。
WTRN0117E: 無効なトランザクション・ログ・ファイル・サイズが指定されました: {0}。 トランザクション・サービスは、WebSphere サーバー ({1}) のデフォルトのログ・ファイル・サイズの 1M を使用します。
説明 システム管理に指定されたトランザクション・サービスのログ・ファイル構成ストリングが無効です。 フォーマットは、完全修飾されたログ・ファイル・ディレクトリーで、後に任意で ';' とログ・ファイル・サイズを付けることができます。 ログ・ファイル・サイズの指定には、後に 'M' または 'K' を付けてそれぞれメガバイトかキロバイトかを示してください。 デフォルトおよび最小のログ・ファイル・サイズは 1M です。
アクション トランザクション・サービスのログ・ファイル構成を訂正してください。
WTRN0118W: 推奨されないトランザクション・サービス・カスタム・プロパティー {0} がトランザクション・サービス構成で検出されました。
説明 このサーバーのトランザクション・サービス構成に、推奨されないカスタム・プロパティーが指定されていました。このプロパティーは、構成内の対応する一般トランザクション・サービス・プロパティーを上書きします。WebSphere Application Server の将来のリリースでは、この推奨されないカスタム・プロパティーは除去される予定です。
アクション 推奨されないトランザクション・サービス・カスタム・プロパティーを構成から除去し、管理コンソールを使用して、対応する一般プロパティー設定を使用してください。
WTRN0122W: トランザクション・サービス・ログ・ファイル {0} は、合計 {2} のうちの {1} バイト使用しました。 ログ・ファイルのサイズをより大きくする必要がある場合があります。
説明 トランザクション・ワークロードが原因で、ログ・ファイルがほぼフルになっています。 ログ・ファイルがフルになる場合は、サーバーを再始動する必要があります。
アクション トランザクション・ログにより大きなファイル・サイズを設定することを考慮してください。
参照トピック    

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最終更新: May 16, 2012 4:56:16 PM CDT
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