WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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複数行スキーマへの切り替え

複数行スキーマ構成では、データ量を無制限に保管することができ、制約となるのはアプリケーションのデータベース容量のみです。 アプリケーションは、レコード全体の代わりに個々のフィールドを読み取ることができるので、 不要な Java オブジェクト直列化を回避することでパフォーマンスの向上に役立ちます。 セッション管理機能を構成して、セッション・オブジェクトの各属性をデータベースのそれぞれの専用の行に保管するには、複数行スキーマ構成を使用します。

このタスクについて

デフォルトでは、単一セッションは、 セッションの保持に使用されるデータベース表内の単一行にマップされます。 こうしたセットアップにすると、 WebSphere Application Server がアクセス可能な、ユーザー定義アプリケーション固有データの量に厳しい制限が課せられます。

プロシージャー

  1. セッション管理機能のプロパティーを変更して、 単一行スキーマから複数行スキーマに切り替えます。
  2. 手動で表を除去します。
    1. セッション管理が使用しているデータ・ソース構成を判別します。
    2. データ・ソース構成で、データベース名をルックアップします。
    3. データベース機能を使用して、該当のデータベースに接続します。
    4. SESSIONS 表を除去します。
  3. データベース表を再作成するか、 この製品が HttpSession オブジェクトを保持するために使用しているデータベース表内のすべての行を削除します。

    DB2 データベース表の除去方法の説明については、「DB2 UDB for OS/390 and z/OS V7 Administration Guide」を参照してください。

    セッション・パーシスタンス用の DB2 表の作成では、新規の DB2 データベース表の作成方法について説明しています。




関連タスク
セッション管理の調整
データベース・セッション・パーシスタンスの構成
関連資料
複数行スキーマに関する考慮事項
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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