WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

トランザクション・サービス・カスタム・プロパティー

WebSphere Application Server for z/OS では、 トランザクション・サービス・カスタム・プロパティーの DISABLE_TRANSACTION_TIMEOUT_GRACE_PERIOD および RLS_LOGSTREAM_COMPRESS_INTERVAL が提供されています。

トランザクション・サービス・カスタム・プロパティーは、管理コンソールで、 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server」> 「コンテナー・サービス」>「トランザクション・サービス」>「カスタム・プロパティー」>「新規」をクリックして指定できます。

DISABLE_TRANSACTION_TIMEOUT_GRACE_PERIOD

トランザクションがタイムアウトしてから トランザクションが実行されていた サーバント領域が異常終了するまでの間に、 遅延を発生させるかどうかを指定します。

この値を false に設定すると、 タイムアウトになるグローバル・トランザクションに、 ロールバック専用というマークが付きます。 トランザクション・サーバーは、 関連したアプリケーションが完了するまでに、 さらに約 4 分の時間を追加します。 アプリケーションがこの時間内に完了すると、 トランザクションはロールバックされます。 アプリケーションがこの時間内に完了しない場合、 アプリケーションと関連するサーバント領域は 異常終了し、ABENDEC3 および ABENDSEC3 エラーが発生します。

この値を true に設定すると、 遅延は発生せず、アプリケーションとサーバント領域は即時に異常終了します。

データ型 ブール
許容値 true、false
デフォルト false
RLS_LOGSTREAM_COMPRESS_INTERVAL

リカバリー・ログ・サービスが、アプリケーション・コンポーネントが使用しているログ・ストリームの圧縮を 試行する間隔を、秒単位で指定します。トランザクション・サービス (XA パートナー・ログ) および補正サービス・コンポーネントは、 リカバリー・ログ・サービスを使用するように構成できます。

ログ・ストリームは、間隔ごとに 1 回、圧縮のために検査されます。ログ・ストリームが使用されていない場合、 この操作によって不必要な CPU 使用が発生する可能性があります。

推奨:
  • 補正サービスにログ・ストリームを使用しない場合は、このプロパティーを、 デフォルト値よりも高い値に設定します。
  • リカバリー・ログ・サービスがログ・ストリームを使用する場合、 このプロパティーを高すぎる値に設定しないでください。圧縮の間隔が満了になる前に リカバリー・ログ・サービスのログ・ストリームがフルになる場合、ログ・ストリームが 圧縮されるまではトランザクションに失敗する可能性があります。
  • コンポーネントのノードがログ・ストリームを使用するように構成される場合、 このプロパティーを 0 (ゼロ) に設定して、この関数を使用不可にします。

データ型 整数
許容値 0 - 2,147,483,647 (0 は関数を使用不可にします)
デフォルト 30 秒



関連タスク
トランザクション・サービスの使用
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/rjta_transerv_custproperties.html