この表は、UNIX システム・サービスを使用するための、自動化およびリカバリーのシナリオを示しています。
タスク | UNIX システム・サービスの自動化およびリカバリーのシナリオ |
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開始 | UNIX システム・サービスは、 MVS の永続コンポーネントで、IPL を実行すると自動的に開始されます。 |
シャットダウン | MODIFY コマンドを 使用すると、z/OS UNIX システム・サービスを制御して、z/OS UNIX プロセスまたはスレッドを 終了することができます。また、z/OS UNIX イニシエーターをシャットダウンして、 プロセスの SYSMDUMP を要求することもできます。 MODIFY コマンドについて詳しくは、 「z/OS MVS システム・コマンド (SA88-8593)」を参照してください。 |
障害が発生した場合の、 未完了または未確定のトランザクションの処理 | 性質上トランザクションと見なすことのできるデータは、HFS に格納されているデータのみです。 |
UNIX システム・サービスが稼働しているかどうかを判別する方法 | UNIX システム・サービスは、 システムが立ち上がって稼働している限り、いつでも使用できます。 |
UNIX システム・サービスがダウンした場合の、 WebSphere for z/OS に与える影響 | UNIX システム・サービスに障害が発生すると、 システムは再度 IPL を実行する必要があります。あるいは、MODIFY OMVS コマンドを使用して、 z/OS UNIX システム・サービスをリサイクルすることができます。これは、z/OS UNIX システム・サービス環境を 再初期化するために行うシステム IPL の再実行に代わる方法です。 このコマンドは、完全な再初期化と再構成が必要な場合にのみ使用してください。MODIFY OMVS を実行してシャットダウンを開始する前に、「z/OS UNIX システム・サービス計画」でシャットダウン情報を確認する 必要があります。 MODIFY コマンドについて詳しくは、 「z/OS MVS システム・コマンド (SA88-8593)」を参照してください。 |
UNIX システム・サービスがダウンした場合の、 他のサブシステムに与える影響 | UNIX システム・サービスに 障害が発生した場合は、問題が解決されるまで、他のサブシステムにも悪影響が出ます。 システムは再度 IPL を実行する必要があります。あるいは、MODIFY OMVS コマンドを使用して、 z/OS UNIX システム・サービスをリサイクルすることができます。これは、z/OS UNIX システム・サービス環境を 再初期化するために行うシステム IPL の再実行に代わる方法です。 このコマンドは、完全な再初期化と再構成が必要な場合にのみ使用してください。MODIFY OMVS を実行してシャットダウンを開始する前に、「z/OS UNIX システム・サービス計画」でシャットダウン情報を確認する 必要があります。 MODIFY コマンドについて詳しくは、 「z/OS MVS システム・コマンド (SA88-8593)」を参照してください。 |
詳細情報の参照先 | z/OS UNIX System Services Planning |