WebSphere® Application Server for z/OS® は、 ワークロード・アクティビティーに応じてサーバーの始動および管理を行うために、 z/OS のワークロード管理 (WLM) 機能を使用します。
WebSphere Application Server for z/OS では、 z/OS のワークロード管理をゴール・モードで実行する必要があります。 z/OS システムが互換モードで WLM を実行している場合は、 「z/OS MVS 計画: ワークロード管理」(SA88-8574) の説明に従って、ゴー ル・モードを実装してから、WebSphere Application Server for z/OS のカスタマイズに進んでください。
WebSphere Application Server for z/OS セル内の各 J2EE アプリケーション・サーバーは、 WLM を使用して、WLM アプリケーション環境としてサーバントを開始します。 したがって、 各アプリケーション・サーバーを、WLM アプリケーション環境名と関連付ける必要があります。 WebSphere Application Server for z/OS 構成内の「クラスター遷移名」は、 WLM アプリケーション環境名として使用されます。
WebSphere Application Server for z/OS は、使用可能であれば、 動的な WLM アプリケーション環境を利用します。 (動的アプリケーション環境を追加した WLM サービスは、 WebSphere Application Server for z/OS では前提条件になっています。) そのため、 WLM ISPF パネルを使用して、WebSphere Application Server for z/OS のアプリケーション環境を手動で作成する必要はありません。