WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

データ・ソース設定

このページを使用して、データ・ソースのプロパティーを編集します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「リソース」>「JDBC プロバイダー」>「JDBC_provider」>「データ・ソース」>「data_source」とクリックします。

Version requirements: アプリケーションが Enterprise JavaBean (EJB) 1.1 または Java サーブレット 2.2 モジュールを使用する場合、 「データ・ソース (WebSphere Application Server V4) > data_source」 コンソール・ページを使用する必要があります。

「構成」タブ

有効範囲

このデータ・ソースをサポートする JDBC プロバイダーの有効範囲を指定します。 この有効範囲内に インストールされたアプリケーションのみが、このデータ・ソースを使用できます。

名前

データ・ソースの表示名を指定します。

この名前には文字や数字を使用できますが、ほとんどの 特殊文字は使用できません。例えば、このフィールドを Test Data Source に設定することができます。しかし、 ピリオド (·) で始まったり、特殊文字 ( ¥ / , : ; " * ? < > | = + & % ' `) を含んでいたりする名前は、無効な名前です。

データ型 ストリング
JNDI 名

Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定します。

分散コンピューティング環境では、共用コンポーネントおよびリソースを 取得するために、ネーミングおよびディレクトリー・サービスを頻繁に使用 します。ネーミング・サービスおよびディレクトリー・サービスは、名前を ロケーション、サービス、情報、およびリソースと関連付けます。

ネーミング・サービスは、名前からオブジェクトへのマッピングを行います。 ディレクトリー・サービスは、 オブジェクトに関する情報と、それらのオブジェクトを探し出すのに必要な検索ツールを提供します。

ネーミングおよびディレクトリー・サービスのインプリメンテーションの数は多く、 そのインターフェースもさまざまです。JNDI は、 各種のネーミング・サービスおよびディレクトリー・サービスへのアクセスに使用する 共通インターフェースを提供します。

例えば、jdbc/markSection という名前を使用することができます。

このフィールドをブランクにしておくと、データ・ソースの名前から JNDI 名が生成されます。 例えば、データ・ソース名 markSection からは、JNDI 名 jdbc/markSection が生成されます。

この値を設定して保管し、サーバーを再始動した後にダンプ・ネーム・スペース・ツールを実行すると、このストリングを表示することができます。

データ型 ストリング
コンテナー管理パーシスタンス

このデータ・ソースがエンタープライズ Bean のコンテナー管理パーシスタンスに 使用されるかどうかを指定します。

このフィールドがチェックされた場合、このデータ・ソース に対応する CMP コネクター・ファクトリーが、リレーショナル・リソース・アダプター用に 作成されます。

データ型 チェック・ボックス
デフォルト 使用可能 (フィールドはチェック済み。)
説明

リソースを説明するテキストを指定します。

データ型 ストリング
カテゴリー

リソースを分類またはグループ化するために使用できるカテゴリー・ストリングを指定します。

データ型 ストリング
データ・ストア・ヘルパー・クラス名

データベース固有の関数を実行するために選択した JDBC Driver インプリメンテーションの機能を拡張する、 DataStoreHelper インプリメンテーション・クラスの名前を指定します。

WebSphere Application Server は、それがサポートする JDBC プロバイダー・ドライバーごとに、 DataStoreHelper インプリメンテーション・クラスのセットを提供します。 これらのインプリメンテーション・クラスは、 パッケージ com.ibm.websphere.rsadapter に含まれています。 例えば、JDBC プロバイダーが DB2 である場合、 デフォルトの DataStoreHelper クラスは、com.ibm.websphere.rsadapter.DB2DataStoreHelper になります。 ただし、表示される管理コンソール・ページでは、 ドロップダウン・リストで複数の DataStoreHelper クラス名が選択できるようになっていることがあります。 必ず、ご使用のデータベース構成に必要なクラスを選択してください。 そうでない場合、アプリケーションは正しく機能しません。ドロップダウン・リストに表示されない DataStoreHelper を使用したい場合は、 「ユーザー定義の DataStoreHelper の指定」を選択して、完全修飾クラス名を入力します。 インフォメーション・センターのトピック『例: ユーザー独自の DataStoreHelper クラスの開発』を参照してください。

データ型 ドロップダウン・リストまたはストリング (「user-defined DataStoreHelper」が選択された場合)
コンポーネント管理認証別名

このエイリアスは、実行時のデータベース認証に使用されます。

コンポーネント管理認証エイリアスは、アプリケーション・リソース参照が res-auth = Application を使用している場合のみ使用されます。

データベース (例えば、Cloudscape など) がユーザー IDパスワード を サポートしていない場合は、コンポーネント管理認証エイリアスまたは コンテナー管理認証エイリアスのフィールドで、エイリアスを設定しないでください。 設定した場合は、システム・ログにユーザーおよびパスワードが有効なプロパティーではない ことを示す警告メッセージが記述されます。 (このメッセージは単なる警告メッセージです。 データ・ソースは正常に作成されます。)

エイリアス (コンポーネント管理でもそれ以外でも) を設定せず、 しかもデータベースが接続を確立するためにユーザー ID とパスワードを必要とする場合は、 実行時に例外が発生します。

データ型 ドロップダウン・リスト
XA リカバリーの認証エイリアス

このオプション・フィールドは、XA リカバリー処理時に使用される認証エイリアスの指定に使用されます。

リソース・アダプターが XA トランザクションをサポートしない場合、このフィールドは表示されません。デフォルト値には、アプリケーション認証に選択されたエイリアス (指定されている場合) が使用されます。

コンポーネント管理認証エイリアスの使用
このラジオ・ボタンを選択すると、 コンポーネント管理認証に設定されたエイリアスが XA リカバリー時間に使用されることが指定されます。
データ型 ラジオ・ボタン
指定:
このラジオ・ボタンを選択することで、構成されたエイリアスのドロップダウン・リストから認証エイリアスを選択することができます。
データ型 ラジオ・ボタン
コンテナー管理認証エイリアス (推奨されません)

リソースに対するコンテナー管理サインオンの認証データ (ユーザー ID およびパスワードに変換されるストリング・パス) を指定します。

注: WebSphere Application Server バージョン 6.0 以降では、コンテナー管理認証エイリアスは、res-auth=Container を持つコンポーネントのために、デプロイメント時にリソース参照マッピングのログイン構成の指定によって置き換えられます。

セキュリティー」>「JAAS 構成」> 「J2C Authentication Data」で定義されたエイリアスから選択します。

ピック・リストに表示されたことのない新規エイリアスを定義します。
  • 適用」をクリックして「Related Items」を表示する。
  • J2C 認証データ・エントリー」をクリックする。
  • エイリアスを定義します。
  • J2C 認証データ・エントリー」ページの最上部にある 接続ファクトリー名をクリックして、接続ファクトリーのページに戻る。
  • エイリアスを選択する。
データ型 ドロップダウン・リスト
マッピング構成エイリアス (推奨されません)

この接続ファクトリーが使用する Java Authentication and Authorization Service (JAAS) マッピング構成の認証エイリアスを指定します。

注: WebSphere Application Server バージョン 6.0 以降では、マッピング構成エイリアスは、res-auth=Container を持つコンポーネントのために、デプロイメント時のリソース参照マッピングでのログイン構成の指定によって置き換えられます。

セキュリティー」>「JAAS 構成」>「Application Logins Configuration」とクリックし、リストからエイリアスを選択します。

DefaultPrincipalMapping JAAS 構成を使用すると、認証エイリアスを ユーザー ID およびパスワードにマップすることができます。 他のマッピング構成を定義して使用することもできます。

データ型 ドロップダウン・リスト
重要なデータ・ソースのプロパティー

これらのプロパティーは、選択された JDBC プロバイダーに対応するデータ・ソースに固有です。 これらのプロパティーは、データ・ソースによって要求されるか、または特にデータ・ソースにとって有用です。 インフォメーション・センターのトピック『ベンダー固有のデータ・ソースで必要な最低限の設定 (Vendor-specific data sources minimum required settings)』に、サポートされているすべての JDBC プロバイダーで必要となるプロパティーの完全なリストがあります。




関連概念
リソース・アダプター
JDBC プロバイダー
データ・ソース
関連タスク
管理コンソールを使用したデータ・ソースの構成
管理コンソールを使用した JDBC プロバイダーの構成
アプリケーション・サービス提供環境のチューニング
関連資料
管理コンソールの設定の変更
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/udat_jdbcdatsordet.html