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Java プロパティーを使用した HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベルのセキュリティーの構成

このトピックでは、Java プロパティーを使用して、Web サービスの HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティー を構成する方法について説明します。

始める前に

この作業は、別の Web サービスに対するクライアントとして機能する Web サービスに対して、 HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成する 3 つの方法のうちの 1 つです管理コンソール またはアセンブリー・ツールを使用して、HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティー を構成することもできます。ただし、この作業では、Web サービス・クライアントの HTTP アウトバウンド・ トランスポート・レベル・セキュリティーを構成することもできます。

このタスクについて

管理コンソールまたはアセンブリー・ツールを使用して HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティー を構成する場合は、Web サービス・セキュリティー・バインディング情報を変更します。

Java プロパティー を使用して HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成する場合、 プロパティーはシステム・プロパティーとして構成されます。ただし、バインディングで指定する 構成が Java プロパティーに優先します。

WebSphere SSL プロパティーまたは JSSE SSL プロパティー を使用して、HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成できます。ただし、 WebSphere SSL プロパティーが JSSE SSL プロパティーに優先します。

この作業セクションの次の ステップに従って、HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成します。

プロシージャー

  1. 以下のプロパティーを含むプロパティー・ファイルを作成します。
    com.ibm.ssl.protocolcom.ibm.ssl.keyStoreType
    com.ibm.ssl.keyStore
    com.ibm.ssl.keyStorePassword
    com.ibm.ssl.trustStoreTypecom.ibm.ssl.trustStore
    com.ibm.ssl.trustStorePassword
  2. com.ibm.webservices.sslConfigURL Java システム・プロパティーを、 作成されたプロパティー・ファイルの絶対パスに設定します。 WebSphere SSL プロパティー が定義されない場合は、JSSE SSL プロパティーが使用されます。JSSE SSL プロパティーを JVM カスタム・プロパティー として設定します。JSSE SSL プロパティーの設定について詳しくは、 JSSE および JCE プログラミング・インターフェースによるセキュア・トランスポート を参照してください。

結果

別の Web サービスに対するクライアントとして機能する Web サービスに対して、 HTTP アウトバウンド・トランスポート・レベル・セキュリティーを構成しました。



関連タスク
WS-Security を基にしたバージョン 5.x アプリケーションの Web サービスの保護
JAX-RPC を使用したメッセージ・レベルでの Web サービス・アプリケーションの保護
HTTP 基本認証による Web サービスの認証
トランスポート・レベルでの Web サービス・アプリケーションの保護
関連資料
HTTP SSL 構成コレクション
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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