First Failure Data Capture (FFDC) ログ・ファイルは処理の失敗によって生成された情報を保存します。 これらのファイルは、最大日数が経過すると削除されます。 取り込まれたデータは、問題の分析用にログ・ファイルに保管されます。
FFDC は、主として IBM サービスが使用するためのものです。
FFDC は、WebSphere Application Server のランタイム時に発生するイベントおよびエラーを
即時に収集します。この情報は、発生して、ログ・ファイルに書き込まれると取り込まれ、
IBM サービス技術員により分析することができます。データは、例外を生成するサーバント領域に対して一意的に識別されます。
デフォルトでは、ログ・ファイルは 7 日後に消去されます。
FFDC ログ・ファイルが使用するディスク・スペースの量について考慮する場合、
消去の間の日数を構成することができます。
FFDC 構成プロパティー・ファイルは、 Application Server 製品インストール・システムの properties ディレクトリーにあります。 ExceptionFileMaximumAge プロパティーは、3 つのファイル ffdcRun.properties、 ffdcStart.properties、ffdcStop.properties で同じ値に 設定する必要があります。ExceptionFileMaximumAge プロパティーを設定して、FFDC ログ・ファイルのパージ間の日数を構成することができます。 ExceptionFileMaximumAge プロパティーの値は正数でなければなりません。 FFDC フィーチャーは、Application Server 製品のパフォーマンスには 影響を与えません。
FFDC ファイル管理機能は、最大経過日数に達した FFDC ログ・ファイルを削除して、サーバー・ジョブ・ログの SYSOUT 内にメッセージを生成します。