サービスをインストールして、
何らかの理由でそのサービスを検索する場合、前のリリースに戻す必要があり、
通常は、SMP/E のみを使用して、前の受け入れ済みサービス・レベルに復元する必要があります。
ただし、一部のサービス・リリースには、WebSphere Application
Server for z/OS の前のリリースと互換性がないという問題があります。
注: ポスト・インストーラーがサービスを適用する際に、
メッセージ BBOO0286A (WTOR メッセージ 286) を受け取る場合、後方非互換性の問題点がある
サービス・レベルを適用しているかどうかが分かります。コンソールにより、
後方非互換性の変更を受け入れるようにプロンプトが出されます。
変更を受け入れない場合は、SMP/E を
使用して前のレベルにロールバックするか、
SMP/E を使用して新規サービス・レベルを適用した後のポストインストール・タスクの完了
に
説明されている、ポストインストール・バックアウト・プランを実行してください。
前の受け入れ済みサービス・リリースに復元する場合、
SMP/E を使用して前の受け入れ済みサービス・レベルに復元する前に、
そのサービス中に適用された、後方非互換性の問題があるポストインストール・アクションを
すべて「バックオフ」する必要があります。この項目では
、
backoutPTF.sh シェル・スクリプト
を実行するために必要なステップについて説明します。このシェル・
スクリプトは、bin ディレクトリー (WAS_HOME/bin、ここで
WAS_HOME は WebSphere ランタイム・ホーム・ディレクトリーの絶対パス)
にあり、適用済みのポストインストール・サービスの
バックアウトを処理します。