コンポーネント・トレース (CTRACE) を使用して、 トレース・データ・セット内のトレース・データの収集および表示を行います。 WebSphere® Application Server for z/OS® で、 自身のコード内に予期しない状態または障害が検出された場合は、 エラー・ログ・ストリームを使用して、エラー情報が含まれているレコードを検討してください。 BBORBLOG を使用すると、エラー・ログ・ストリームをブラウズできます。
エラー・ログ・ストリームを、 エラー情報または状況情報を収集するために使用可能なその他の機能 (アクティビティー・ログ、トレース・データ、 システム logrec、ジョブ・ログなど) と共に使用します。
ローカル z/OS または OS/390® クライアント ORB も、ログ・ストリームにデータを記録することができます。 システム・ロガー API は許可されていないため、どのアプリケーションでも使用できます。 RACF® などのセキュリティー製品を介して、 ログ・ストリームへのアクセスを制御する必要があります。
WebSphere Application Server for z/OS には REXX EXEC (BBORBLOG) が用意されており、 これを使用して、 エラー・ログ・ストリームを参照できます。 デフォルトでは、EXEC は、3270 ディスプレイに適合するようにエラー・レコードをフォーマットします。
目的 | 以下をお読みください。 |
---|---|
システム・ロガーに関して学習し、その要件を知る | z/OS MVS シスプレックスのセットアップ |
WebSphere Application Server for z/OS エラー・ログ・ストリームについて学習する | この項目 |
WebSphere Application Server for z/OS エラー・ログ・ストリームに必要なカップリング・ファシリティー構造のスペースをサイズ変更する | z/OS MVS シスプレックスのセットアップ |
WebSphere Application Server for z/OS エラー・ログ・ストリームを定義する | カスタマイズ・ダイアログの使用 |
WebSphere Application Server for z/OS z/OS エラー・ログ・ストリームを表示する | WebSphere Application Server インフォメーション・センターの『トラブルシューティング』セクション |
Java™ アプリケーションがエラー・ログ・ストリームでメッセージを記録してデータを トレースする方法について学習する | WebSphere Application Server インフォメーション・センターの『アプリケーション』セクション |
問題診断について詳しくは、 WebSphere Application Server インフォメーション・センターの『トラブルシューティング』セクションを参照してください。
システム・ダンプについては通常どおりに計画してください。 WebSphere Application Server for z/OS のアドレス・スペースのサイズによっては、 システム・ダンプ・データ・セットをサイズ変更し、動的ダンプ・データ・セットを使用する必要があります。