管理コンソールを使用して、Java 仮想マシン (JVM) のカスタム・プロパティーの値を変更することができます。
カスタム・プロパティーを設定するには、コマンドを -D オプションとして Java™ コマンドに指定するか、または管理コンソールに接続して、Java 仮想マシンのカスタム・プロパティー・パネルにナビゲートします。
アプリケーション・サーバー | 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server1」とクリックしてから、「サーバー・インフラストラクチャー」の下で「Java およびプロセス管理」>「プロセス定義」> 「Control」> 「Java 仮想マシン」>「カスタム・プロパティー」をクリックします。 |
デプロイメント・マネージャー | 「システム管理」>「デプロイメント・マネージャー」>「Java およびプロセス管理」>「プロセス定義」> 「Control」> 「Java 仮想マシン」>「カスタム・プロパティー」をクリックします。 |
ノード・エージェント | 「システム管理」>「ノード・エージェント」>「nodeagent」> 「Java およびプロセス管理」>「プロセス定義」「Control」> 「Java 仮想マシン」>「カスタム・プロパティー」をクリックします。 |
カスタム・プロパティーが定義済みのカスタム・プロパティーのリストに無い場合は、新規のプロパティーを作成し、「名前」フィールドにプロパティー名を入力し、「値」フィールドに有効な値を入力します。サーバーを再始動して、変更を終了します。
アプリケーション・サーバー | 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server1」。次に、「通信」で「ポート」>「port_name」とクリックします。 |
デプロイメント・マネージャー | 「システム管理」>「デプロイメント・マネージャー」。次に、「追加プロパティー」で、「ポート」>「port_name」とクリックします。 |
ノード・エージェント | 「システム管理」>「ノード・エージェント」>「nodeagent」。次に、「追加プロパティー」で、「ポート」>「port_name」とクリックします。![]() |
このプロパティーを使用して、 タイムアウトになった Bean をチェックする、 各スイープ間の時間を指定します。 値は、秒単位で入力します。 例えば、値 120 は 2 分となります。 このプロパティーは、タイムアウトになっているのに、依然としてエンタープライズ Bean コンテナーに対して可視になっている Bean がないかをチェックするサーバント・プロセスのインターバルも制御します。
デフォルト値は 4200 (70 分) です。 最小値は 60 (1 分) です。 この値は、管理コンソールを使用して変更します。 このプロパティーを適用するには、コントロールとサーバントの両方の JVM のカスタム・プロパティーに値を指定する必要があります。
このプロパティーを使用してコントローラーを使用可能にし、サーバント・プールから任意の初期サーバントを選択して Java Management Extensions (JMX) コネクター要求を、ホット・サーバントに自動的に割り当てる代わりに処理します。
デフォルトでは、複数サーバントが使用可能になっており、アプリケーション・サーバーが JMX 接続要求を受信すると、アプリケーション・サーバーはその要求を最初のサーバントに割り当てます。このサーバントは、ホット・サーバントとも呼ばれます。 この方法は、ページアウトされるサーバントに要求が割り当てられるリスクを最小限に抑えることができます。 ただし、最初のサーバントに大きなワークロードがあると、そのサーバントへの要求は最終的に失敗します。 したがって、ランダム・アルゴリズムを使用する利点は、割り当てられたサーバントがすでに多くの他の要求を処理していないであろうという点にあります。 ランダム・アルゴリズムを使用した場合の欠点は、選択されたサーバントがページアウトされている可能性があり、その場合は要求を処理する前にもう一度ページインしなければならないことです。
サーバーに接続できない場合は、com.ibm.websphere.network.useMultihome の設定値をチェックして、それが正しいことを確認してください。この値は、管理コンソールを使用して変更できます。サーバー、デプロイメント・マネージャー、およびノード・エージェントに対する値を設定して、デフォルト値を変更します。 変更を有効にするには、サーバーを再始動する必要があります。
このプロパティーを使用して、 アプリケーションが削除または更新された後に、 それらすべてのアプリケーションの JavaServer Pages クラスを 削除するよう指示します。 このプロパティーのデフォルト値は、true です。
このプロパティーを使用して、 アプリケーションが更新された後ではなく、 削除された後に、 それらすべてのアプリケーションの JavaServer Pages クラスを 削除するよう指示します。 このプロパティーのデフォルト値は、true です。
このプロパティーを使用して、 アプリケーションが削除された後ではなく、 更新された後に、 それらすべてのアプリケーションの JavaServer Pages クラスを 削除するよう指示します。 このプロパティーのデフォルト値は、true です。
このプロパティーを使用して、 統合されたサーバーを ロケーション・サービス・デーモン (LSD) に 登録するかどうかを制御します。 通常、統合されたサーバーでは、ノード・エージェントが稼働中である必要があります。サーバーが LSD に登録しないように指示し、サーバーとアクティブ・ノード・エージェントとの依存関係を取り除くためには、JVM カスタム・プロパティーの com.ibm.websphere.management.registerServerIORWithLSD を false に設定し、ORB が固定ポートで listen するように ORB_LISTENER_ADDRESS を 0 より大きい値に設定する必要があります。 ORB_LISTENER_ADDRESS プロパティーが 0 (ゼロ) に設定されているか、または指定されていない場合、また統合されたサーバーが LSD に登録する場合には、このプロパティーに対する設定は無視されます。
ノード・エージェントが稼働していないときでもサーバーを稼働できるようにする場合は、このプロパティーを false に設定します。このプロパティーを true に設定すると、統合されたサーバーは LSD に登録します。このカスタム・プロパティーのデフォルト値は true です。
com.ibm.websphere.management.registerServerIORWithLSD プロパティーを false に設定すると、サーバーはノード・エージェントに対して、ORB_LISTENER_ADDRESS ポートをいつ動的に割り当てるかを通知しません。また、ノード・エージェントがサーバーに解決できる、間接的な相互運用オブジェクト参照 (IOR) もありません。 IOR はすべて直接になります。つまり、ノード・エージェントは、静的 ORB_LISTENER_ADDRESS がそのサーバーに割り当てられた場合にのみ、そのサーバーに接触できます。
invocationCacheSize カスタム・プロパティーは、呼び出しキャッシュのサイズを制御するために使用されます。呼び出しキャッシュには、要求の URL をサーブレット・リソースにマッピングするための情報が保持されます。作業スレッドごとに要求されたサイズのキャッシュが作成され、要求の処理に使用できるようになります。 呼び出しキャッシュのデフォルト・サイズは 50 です。 50 を超える URL が活動状態で使用されている場合は (各 JavaServer Page は固有の URL)、呼び出しキャッシュのサイズを増やす必要があります。
キャッシュのサイズを大きくすると、使用される Java ヒープが増すため、最大 Java ヒープ・サイズも増やす必要があります。例えば、各キャッシュ・エントリーのために 2KB が必要な場合、 最大スレッド・サイズは 25 に設定され、URL の呼び出しキャッシュ・サイズは 100 に設定されます。 このため、5MB の Java ヒープが必要になります。
キャッシュ・サイズには 0 よりも大きい任意の数を指定することができます。値をゼロに設定すると、呼び出しキャッシュが使用不可になります。
このプロパティーを使用して、IPv6 サポートを使用不可にします。 IPv6 サポートが使用可能なオペレーティング・システムでは、WebSphere Application Server が使用する基本のネイティブ・ソケットは IPv6 ソケットです。IPv4 にマップされたアドレスをサポートする IPv6 ネットワーク・スタックでは、IPv6 ソケットを使用して、IPv4 と IPv6 の両方のホストに接続したり、これらのホストからの接続を受け入れたりすることができます。
このプロパティーを true に設定すると、JVM の二重モードのサポートが使用不可になり、これにより正常な WebSphere Application Server 機能に障害が起こる場合があります。したがって、このプロパティーを使用する前に、すべての影響を理解しておくことが重要です。 一般に、このプロパティーを設定することは推奨されません。
このカスタム・プロパティーのデフォルト値は false です。ただし、Windows® オペレーティング・システムでは例外で、デフォルトは true になります。
このプロパティーを使用して、IPv4 サポートを使用不可にします。 このプロパティーを true に設定すると、JVM の二重モードのサポートが使用不可になり、これにより正常な WebSphere Application Server 機能に障害が起こる場合があります。したがって、このプロパティーを使用する前に、すべての影響を理解しておくことが重要です。 一般に、このプロパティーを設定することは推奨されません。
このカスタム・プロパティーのデフォルト値は false です。ただし、Windows オペレーティング・システムでは例外で、デフォルトは true になります。