WebSphere Application Server バージョン 5 ノードにメッセージング・サポートを提供するために、多くても 1 つの JMS サーバーといくつかの JMS リソースがそのノードのデフォルトのメッセージング JMS プロバイダーに構成されています。
バージョン 5 ノードの JMS サーバー は、そのノードの JMS リソース (接続ファクトリーおよび宛先) を処理します。 JMS サーバーは、同じノードのアプリケーション・サーバーに対して別のプロセスとして管理されます。 ドメイン内のアプリケーション・サーバーはすべて、 ドメイン内の任意のノード上にある任意の JMS サーバーによって処理される JMS リソースにアクセスできます。
接続ファクトリー は、JMS 宛先にアクセスするアプリケーションを使用可能にするために、 JMS プロバイダーとの接続の確立に使用する構成プロパティーをカプセル化します。
バージョン 5 ノードの JMS サポートの主なコンポーネントを、図 WebSphere JMS サポートの主なコンポーネントに示しています。