インストールは、プラットフォーム、インストール可能コンポーネント、およびインストールのタイプ の違いを超えて、容易で一貫性があり、機能の豊富な作業になりました。
プラットフォームのサポートに
ついては、「Detailed system requirements」ページで
説明しています。
新規プラットフォーム・サポートの要約については、Support announcement に
記載されています。
非推奨のフィーチャーと除去されたフィーチャー では、 このリリースまたは将来のリリースで差し替えまたは廃止されるフィーチャーについて説明しています。
セットアップおよび前提条件の単純化 | 製品機能が再設計されているため、オペレーティング・システムのセットアップが単純になり、 前提条件が削減されています。 基本オペレーティング・システムの準備 およびz/OS のハードウェアおよびソフトウェア要件 を参照してください。 |
インストール状況表示の改善 | ロギングおよび状況表示が改良されたため、インストールの成否を簡単に判別できます。 |
カスタマイズ・ダイアログ・メニューの向上 | カスタマイズ・ダイアログのメインメニューが再編成され、わかりやすくなりました。 構成オプションがよりわかりやすく表示されるようになり、製品データ・セット・パネルがアップデートされてセットアップが単純化されました。 |
管理対象ノードを直接作成するための機能 | 管理対象ノード (ノード・エージェントを有しているが、アプリケーション・サーバー を持たないノード) を直接構成し、Network Deployment セルに追加することができるようになりました。スクリプト、または管理コンソールを使用してノードに新しいアプリケーション・サーバーを作成します。 Network Deployment セルを作成するためにスタンドアロン・アプリケーション・サーバー (以前は基本アプリケーション・サーバーと呼ばれていました) を作成する必要はなくなりました。 |
インストール文書の改良 | 新規インストール文書により、関連する情報を検索できます。 アプリケーション・サービス提供環境のインストールの概要と新機能 を参照してください。 |
自動 UID/GID 選択 | カスタマイズ・ダイアログおよびプロファイル管理ツールを使用すれば、RACF にカスタマイズの処理中に作成されたユーザー ID またはユーザー・グループ用の、未使用の UID および GID 値を選択させるオプションが選べます。 これは、バージョン 6.1.0.9 以降の製品に適用されます。 |
独立した製品 SDK | Java Software Development Kit は、 WebSphere Application Server の一部として同梱されてインストールされ、 サービス提供されるようになりました。SDK 用の別個の FMID はありません。 これによって、WebSphere Application Server for z/OS 製品は、同じ z/OS システムにインストールされた他の SDK から独立して機能するようになりました。 同梱された SDK は、app_server_root/java にあります。 |
製品インストール・ルートの変更 | 管理者用の新機能 で 説明されているように、ディレクトリー構造がさらに変更されました。 バージョン 6.1 のデフォルト製品ディレクトリーは /usr/lpp/zWebSphere/V6R1 です。バージョン 6.0 のデフォルト製品ディレクトリーは /usr/lpp/zWebSphere/V6R0 です。 ディレクトリー規則 を参照してください。 |
製品バージョン情報の照会 | 製品のバージョン情報を照会できます。 versionInfo コマンド を参照してください。 |
インクリメンタル・セル・アップグレード | セル内のノードのインクリメント・アップグレードを行うことができます。 管理者用の新機能 を参照してください。 |
静的アプリケーション環境の使用の除去 | ワークロード管理の動的アプリケーション環境である SPE (z/OS バージョン 1.5 以降に 組み込まれている APAR OW54622) は、z/OS バージョン 1.4 上で稼働しているこの製品の前提条件となっています。これで、WLM に静的アプリケーション環境をセットアップしたりアップデートしたりする必要がなくなりました。 |
サービスの単純化 | インストール・プログラムはシステム・ファイル (共用バイナリー・ファイル) をインストールします。これらのファイルは、サービス・フィックスをインストールしないかぎり、更新されません。 アプリケーション・サーバーの作成および構成によって、システム・ファイルが変更されることはありません。 |
除去および再インストールの簡易化 | アプリケーション・サーバー環境の除去および再インストールが単純化および高速化されています。 アプリケーション・サーバー環境のインストールおよびアンインストールは、 以前のバージョンよりもはるかに簡単になっています。アプリケーション・サーバー・プロファイルをアンインストールしても、 製品の共用システム・ファイルは変更されません。 プロファイル・ディレクトリーには 参照用のログが保存されます。必要がなくなったら、それらを削除してください。 |
製品インストールから MQ Series 統合 JMS が除去 | WebSphere Application Server は、アプリケーション・サーバーに含まれる 組み込み JMS 機能のサポートに MQ Series を使用しなくなりました。MQ Series 製品は含まれていません。 メッセージング・サービスには、別の WebSphere MQ のライセンス、または新しいサービス統合バス方式 を使用することができます。バージョン 5.0 または 5.1 で統合 JMS をセットアップする場合は、 まだバージョン 6.1 にマイグレーションされていないノード上で、 任意の JMS サーバーを引き続き使用することができます。 |
新規アプリケーション・サーバー・アドレス・スペース | 各アプリケーション・サーバー・コントローラーは、付属制御領域 (CRA) と呼ばれる新しいアドレス・スペースを使用できるようになり、これをサービス統合バスに付加してメッセージングを行うことができるようになりました。 |
製品 HFS へのクライアント用コードの組み込み | 製品 HFS に、追加のダウンロード可能なクライアントおよびプラグインをインストールできるようになりました。 |
製品 HFS の拡張 | クライアント・コードが追加されたため、製品 HFS が大幅に拡張されました。 3390-3 DASD デバイスをお使いの場合、単一の DASD ボリュームに製品 HFS 全部を収納することはできなくなります。 プログラム・ディレクトリーには、ダウンロード可能なクライアントおよびプラグインを格納する、2 次製品 HFS を作成するための説明が含まれています。 |
クライアントのインストール | アプリケーション・サーバー・クライアントおよびプラグイン は、製品階層ファイル・システムに同梱されなくなりました。代わりに、それらはインストール・ディスクとして提供されます。 クライアントおよびプラグイン・コード用の追加 HFS は必要なくなりました。 |