スクリプトを使用して、実行中のオブジェクトの属性と操作を識別できます。
このタスクについて
ヘルプ・オブジェクトの attributes または operations コマンドを使用して、サーバーで実行中の MBean についての情報を検索します。
プロシージャー
- 実行オブジェクトを指定します。
- 以下のように、attributes コマンドを使用して実行オブジェクトの属性を表示します。
Jacl を使用:
$Help attributes MBeanObjectName
Jython を使用:
Help.attributes(MBeanObjectName)
各部の意味は、次のとおりです。
$ |
変数名を値で置換する Jacl 演算子です。 |
Help |
接続されているサーバー・プロセスで実行中の MBean の一般ヘルプおよび
情報を提供するオブジェクトです |
attributes |
Help コマンドです。 |
MBeanObjectName |
ステップ 2 で取得した MBean オブジェクト名
のストリング表現です。 |
- 以下のように、operations コマンドを使用して、この MBean によって
サポートされている操作を検索します。
Jacl を使用:
$Help operations MBeanObjectname
または
$Help operations MBeanObjectname operationName
Jython を使用:
Help.operations(MBeanObjectname)
または
Help.operations(MBeanObjectname, operationName)
各部の意味は、次のとおりです。
$ |
変数名を値で置換する Jacl 演算子です。 |
Help |
接続されているサーバー・プロセスで実行中の MBean の一般ヘルプおよび
情報を提供するオブジェクトです |
operations |
Help コマンドです。 |
MBeanObjectname |
ステップ 2 で取得した MBean オブジェクト名
のストリング表現です。 |
operationName |
(オプション) 詳細情報の取得対象となる指定された操作です。
|
operationName の値を指定しない場合は、MBean によってサポートされるすべての操作は、各操作のシグニチャーによって戻されます。
operationName の値を指定する場合は、指定した操作のみが戻され、これには入力パラメーターと戻り値を含む詳細が含まれています。
サーバー MBean の操作を表示するには、次の例のようにします。
Jacl を使用:
set server [$AdminControl completeObjectName type=Server,name=server1,*]
$Help operations $server
Jython を使用:
server = AdminControl.completeObjectName('type=Server,name=server1,*')
print Help.operations(server)
停止操作についての詳細情報を表示するには、次の例のようにします。
Jacl を使用:
$Help operations $server stop
Jython を使用:
print Help.operations(server, 'stop')