IBM Toolbox for Java は、
i5/OS のデータとリソースへのアクセスを最適化した Java クラスのライブラリーです。
IBM Toolbox for Java JDBC driver を使用すると、Java をサポートしている任意のプラットフォーム上で実行されるサーバー・サイドおよびクライアントの Java アプリケーションから、
ローカルまたはリモートの DB2 UDB for iSeries データベースにアクセスすることができます。
始める前に
システムで使用したい IBM Toolbox for Java のバージョンを判別します。
このタスクについて
IBM Toolbox for Java は、以下のバージョンで使用可能です。
- IBM Toolbox for Java ライセンス・プログラム
- このライセンス・プログラムは、i5/OS のすべてのリリースで使用可能です。
このライセンス・プログラムは、ご使用の i5/OS システムにインストールすることが可能であり、その後に IBM Toolbox for Java の JAR ファイル (jt400.jar) をご使用のシステムにコピーするか、またはご使用のシステムのクラスパス をサーバー・インストールの位置を指すように更新してください。IBM Toolbox for Java の製品資料は iSeries Information Center で入手できます。
IBM eServer iSeries Information Center へのリンクについては、下記の IBM 関連情報セクションを参照してください。
製品資料は、iSeries Information Center の左側のナビゲーション・ウィンドウで、「プログラミング」 > 「Java」
> 「IBM Toolbox for Java」と選択して参照してください。
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- JTOpen
- JTOpen は、IBM Toolbox for Java のオープン・ソース・バージョンであり、
ライセンス・プログラム・バージョンよりも頻繁に更新されています。
JTOpen は Toolbox for Java および IBM.com の JTOpen ダウンロード・ページからダウンロードできます。
(リンクについては以下の IBM 関連情報セクションを参照)。
「JTOpen Programming Guide」もダウンロードできます。
このガイドには、JTOpen のインストール手順および JDBC ドライバーに関す
る情報が記載されています。
IBM Toolbox for Java JDBC Driver は、IBM Toolbox for Java の両方のバージョンに含まれています。
この JDBC Driver は JDBC 3.0 をサポートします。
IBM Toolbox for Java および JTOpen について詳しくは、製品の Web サイトを参照してください。
製品概要ページへのリンクは、この文書の IBM 関連情報セクションにあります。
注: iSeries 以外のプラットフォームで WebSphere Application Server を使用する場合は、
Toolbox JDBC Driver の JTOpen バージョンを使用してください。
プロシージャー
- jt400.jar ファイルをダウンロードします。
製品の Web サイト内のダウンロード・ページを示す URL は、この文書の IBM の提示するセクションにあります。
そのファイルを、/JDBC_Drivers/Toolbox などのワークステーション上のディレクトリーに置きます。
- 管理コンソールを開きます。
- 「環境」>「WebSphere 変数」を選択します。
- WebSphere 変数 OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH を
「ノード」レベルに設定します。
- 「OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH」をダブルクリックします。
- 値を、ステップ 1 でダウンロードした jt400.jar ファイルへの完全なディレクトリー・パスに設定します。
この値には、jt400.jar を含めないでください。
以下に例を示します。
OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH == "/JDBC_Drivers/Toolbox"
選択可能なリソース・プロバイダーのリストからツールボックス・ドライバーを選
択する場合、「
クラスパス」フィールドは以下のようになります。
Classpath == ${OS400_TOOLBOX_JDBC_DRIVER_PATH}/jt400.jar