WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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プロキシー・サーバーのセットアップ

プロキシー・サーバー は、作業を実行するコンテンツ・サーバーに HTTP 要求を送付する 特定タイプのアプリケーション・サーバーです。プロキシー・サーバーは、 ファイアウォール後の、エンタープライズへの要求のエントリーの初期点です。

このタスクについて

[バージョン 6.0.2] WebSphere Application Server のプロキシー・サーバーには、V6.0.2 アップデートのインストールが必要です。 さらに、デプロイメント・マネージャーに関連したプロファイルと、 プロキシー・サーバーをホストすることが予想されるノードに関連したプロファイルを、 プロキシー・サーバーのフィーチャーを管理し、取り扱うのに必要な成果物を含むように拡大する必要もあります。

プロキシー・サーバーは、エンタープライズ内のコンテンツ・サーバーの代理の役割を果たします。 プロキシー・サーバーは代理として、コンテンツ・サーバーのクラスターへ送付し、 そのロード・バランスを取るための規則で構成することができます。プロキシー・サーバーはまた、Secure Sockets Layer (SSL) を使用してトランスポートを保護することも、さまざまな認証および許可スキームを使用してコンテンツを保護することも可能です。 別の重要な機能は、 応答変換 (URL 再書き込み) を使用して、Web クライアントからコンテンツ・サーバーの ID を 保護する機能です。プロキシー・サーバーは、ローカルでコンテンツをキャッシュし、 トラフィックのサージからコンテンツ・サーバーを保護することによって、パフォーマンスを向上させることもできます。

[バージョン 6.0.2] プロキシー・サーバーは、WebSphere Application Server Network Deployment V6.0.2 オファリング以上で使用可能です。

プロキシー・サーバー構成によって、エンタープライズ・アプリケーションおよびそのコンポーネント用の サービスを提供する方法を制御する設定が提供されます。 このセクションでは、既存のアプリケーション・サーバー環境でのプロキシー・サーバーの作成および構成方法について説明します。

プロキシー・サーバーの概要

[バージョン 6.0.2] デプロイメント・マネージャー・プロファイルの拡大によって管理コンソール内でプロキシー・プロキシーのフィーチャーの管理が可能になります。 デプロイメント・マネージャー・プロファイルを更新するために、拡大に先立って、デプロイメント・マネージャーを停止しなければなりません。 WebSphere Application Server に付属の augmentProxyServer スクリプトを、デプロイメント・マネージャー上、およびプロキシー・サーバーをホストするすべてのノードで実行する必要があります。 デプロイメントからフィーチャーを除去する必要があるときは、 前に拡大されたプロファイルからプロキシー・サーバーのフィーチャーの拡大を元に戻すことができます。 また、拡大を元に戻すことによって、セル内で構成されたすべてのプロキシー・サーバーを除去します。 拡大を元に戻す前に、デプロイメント・マネージャーを停止する必要があります。 既存プロファイルを拡大する、または拡大を元に戻すには、WebSphere Application Server の bin ディレクトリーから以下のスクリプトを使用します。

プロシージャー

次の作業

次に、セル内でプロキシー・サーバーを作成します

[バージョン 6.0.2] V6.0.2 アップデートをアンインストールすることによって、プロキシー・サーバーをアンインストールすることができます。 アップデートがノードへインストールされた後で、拡大を使用してデプロイメント・マネージャー・ プロファイルに適用されたフィーチャーはすべて、ノード上のアップデートをアンインストールする前に、拡大を元に戻す必要があります。

[バージョン 6.0.2] 次のエラー・メッセージが出た場合、以下を実行します。
HMGR0149E: 別のプロセスによる、コア・グループ・トランスポートを介したこのプロセスへの接続の試みは、拒否されました。接続プロセスは、network1server1a.com9353network2server2a.com9353 のソース・コア・グループ名、<null> のターゲット、10.42.45.18:9353 のメンバー名および /10.42.45.18 の IP アドレスを提供しました。
次にアプリケーションは、Web モジュールと Enterprise JavaBeans (EJB) モジュールの間にセキュリティーを要求します。 以下を行うことによって、WebSphere Application Security を構成する必要があります。
  1. 両方のセル内のすべてのマシン上の時刻、日付、および時間帯を検討します。 プライマリー・セルおよびバックアップ・セル内のマシンは、お互いに 5 分以内にある必要があります。
  2. Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) サーバー、OS セキュリティー、またはカスタム・ユーザー・レジストリーを持つユーザー・レジストリーを構成します。

[バージョン 6.0.2] 詳しくは、Lightweight Third Party Authentication 鍵の構成に関するトピックを参照してください。




サブトピック
プロキシー・サーバーの作成
アプリケーションへのルーティングのカスタマイズ
その他のセル内の ODC 準拠アプリケーション・サーバーへのルーティング要求
Web サーバーへ要求を送付する規則の構成
プロキシー・サーバーが listen する HTTP エンドポイントの変更
プロキシー・サーバーへの新規 HTTP エンドポイントの追加
[バージョン 6.0.2] カスタム SSL レパートリーのセットアップ
プロキシー・サーバー内のキャッシングのセットアップ
プラグインからプロキシー・サーバーへの要求のルーティング
カスタム・エラー・ページ・ポリシーの概要
要求マッピング
プロキシー・サーバーのセッション・フェイルオーバー
プロキシー・サーバーのトラブルシューティング
関連情報
[バージョン 6.0.2] LTPA (Lightweight Third Party Authentication) 鍵の構成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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