WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

wsadmin を使用した接続のテスト

wsadmin の AdminControl オブジェクトは、データ・ソース・オブジェクトの構成プロパティーをテストする testConnection 操作を備えています。

始める前に

[バージョン 6.0] 制約事項: ネットワーク・デプロイメント構成では、 ノード・スコープで定義されている以下のデータ・ソースの接続は、テストすることはできません。 アプリケーションで使用するためにデータ・ソースのノード・スコープ構成を作成できます。 これらの構成は、実行時に正しく機能します。 以下のデータ・ソースがサーバー・スコープである場合、これらのデータ・ソースで使用できるのは testConnection コマンドだけです。
  • DB2 for z/OS ローカル JDBC プロバイダー (RRS) のデータ・ソース (ドライバー・タイプ 2 を使用)
  • DB2 Universal JDBC ドライバー・プロバイダーのデータ・ソース (ドライバー・タイプ 2 )
Application Server は、ノード・スコープ・データ・ソースに対する TestConnection コマンドに以下の例外を発行します。
java.sql.SQLException: Failure in loading T2 native library db2jcct2DSRA0010E: SQL state = null, Error Code = -99,999
テスト目的の場合、これらのデータ・ソースをノード・スコープで作成するときに、サーバー・スコープで同一構成を作成する必要が あります。 サーバー・スコープ・データ・ソースにテスト接続操作を実行して、構成全体でデータ・ソースの設定が有効であるかどうかを判別してください。

このタスクについて

testConnection 操作では、引数としてデータ・ソースの構成 ID を取ります。
注: この呼び出しは、データベース自体で定義される必要のあるユーザー ID およびパスワードを受け入れることができません。 この呼び出しは、接続にユーザー ID とパスワードを要求しないデータベースか (Windows マシン上 の DB2 など) または、データ・ソース・オブジェクトに設定されているコンポーネント管理認証エイリアスまたはコンテナー管理認証エイリアスを持つデータ・ソースにのみ使用することができます。

プロシージャー

  1. データ・ソースの getid() メソッドを呼び出します。
  2. 構成 ID の値を変数に設定します。
    set myds [$AdminConfig getid /JDBCProvider:mydriver/DataSource:mydatasrc/] 
    ここで、/JDBCProvider:mydriver/DataSource:mydatasrc/ は、テスト対象のデータ・ソースです。データ・ソースの構成 ID を取得した後、データベースとの接続をテストできます。
  3. データベースへの接続をテストします。
    $AdminControl testConnection $myds



サブトピック
例: testConnection(ConfigID) を使用した接続のテスト
関連概念
テスト接続サービス
関連タスク
管理コンソールを使用した接続のテスト
スクリプトによるデータ・ソース接続のテスト
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/tdat_testcon1.html