WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

getRemoteUser メソッドおよび getAuthType メソッド

getRemoteUser メソッド、および getAuthType メソッドは、javax.servlet.http.HttpServletRequest インターフェースのメソッドです。ユーザーが認証済みである場合、getRemoteUser メソッドは、要求を行ったユーザーのログインを戻します。ユーザーが 認証済みでない場合、getRemoteUser メソッドは、NULL を戻します。getAuthType メソッドは、 サーブレットの保護に使用される認証スキーマの名前 (例えば、BASIC、SSL など) を戻します。 サーブレットが保護されていない場合、getAuthType メソッドは NULL を戻します。

どちらの メソッドも、サーブレットがデプロイされているアプリケーション・サーバーでセキュリティーが使用可能であるかどうかによって、戻すデータが異なります。次のような可能性があります。
  • セキュリティーが使用不可の状態でサーブレットが要求され、 サーブレットには、Web サーバーの保護が構成されています。getRemoteUser メソッドは、ログインを戻し、getAuthType メソッドは、認証スキーマを戻します。
  • セキュリティーが使用可能な状態でサーブレットが要求され、WebSphere Application Server 保護がそのサーブレットに対して構成されていないときには、どちらのメソッドも NULL を戻します。
  • セキュリティーが使用可能な状態でサーブレットが要求され、 そのサーブレットに WebSphere Application Server 保護が構成されている場合、getRemoteUser メソッドはログインを戻し、getAuthType メソッドは構成されている認証スキーマを戻します。
重要: セキュリティーは、アプリケーション・サーバーのレベルで使用不可にすることができます。これは、管理セキュリティー の設定に優先します。詳しくは、特定のアプリケーション・サーバーの保護 を参照してください。



関連タスク
Web アプリケーション用のプログラマチック・セキュリティー API による 開発
関連資料
例: Web アプリケーションのためのプログラマチック・セキュリティー・モデルの使用
参照トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/rsec_secgetru.html