共用ライブラリーを、アプリケーションまたはモジュールと関連付けることができます。そうすると、
共用ライブラリーで表されるクラスがアプリケーションのクラス・ローダーにロードされ、
そのクラスがアプリケーションで使用できるようになります。
始める前に
このトピックでは、
共用ライブラリーが定義済みであることを想定しています。
共用ライブラリーとは、複数のデプロイ済みアプリケーションが使用するライブラリー・ファイルを意味します。
共用ライブラリーは、セル、ノード、またはサーバーの各レベルで定義できます。
また、このトピックでは、
インストール済みオプション・パッケージではなく、
管理コンソールを使用して共用ライブラリーとアプリケーションを関連付けようとしていることを前提とします。
このタスクについて
共用ライブラリーを、アプリケーションまたはモジュールと関連付けるためには、管理コンソールを使用してライブラリー参照を作成し、構成します。ライブラリー参照で、共用ライブラリー・ファイルの名前を指定します。
共用ライブラリーをアプリケーションと関連付ける場合は、
その同じ共用ライブラリーをサーバー・クラス・ローダーと関連付けることはしないでください。
プロシージャー
- コンソール・ナビゲーション・ツリーで「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>
「application_name」>「ライブラリー」とクリックし、「ライブラリー参照」ページにアクセスします。
- 「ライブラリー参照」ページで、「追加」をクリックします。
- ライブラリー参照の設定ページで、
必要に応じてライブラリー参照の変数を指定します。
その変数で、アプリケーションが使用する共用ライブラリー・ファイルが識別されます。
- 「適用」をクリックします。
ライブラリー参照の名前が、「ライブラリー参照」ページのリストに表示されます。
- アプリケーションで必要な共用ライブラリーごとにライブラリー参照インスタンスが定義されるまで、
ステップ 2 から 4 を繰り返します。
- 構成の変更を保管します。
結果
アプリケーションを実行すると、
共用ライブラリーで表されるクラスがアプリケーション・クラス・ローダーでロードされます。
クラスはアプリケーションに対して使用可能になりました。