WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
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Java DataBase Connectivity Mediator Service

Java Database Connectivity (JDBC) Data Mediator Service (DMS) は、JDBC 接続をサポートするデータベースへの接続を行う Service Data Objects (SDO) コンポーネントです。これにより、DataGraph とデータベース間でデータを移動するメカニズムを提供します。

通常の JDBC 呼び出しでは、結果セットは表形式で戻されます。この形式は、Java のオブジェクト指向データ・モデルと直接対応しておらず、ナビゲーションおよび更新操作が複雑化する場合があります。クライアントが JDBC DMS 経由でデータの照会を送信すると、表データの JDBC 結果セットは、関連する DataObject から構成される DataGraph へと変換されます。これにより、クライアントはグラフをナビゲートして、関連するデータを見つけることができ、JDBC 結果セットの行を反復する必要はありません。DataGraph が変更された場合は、JDBC DMS によりすべての変更が一緒にコミットされてデータベースへと戻されます。取り込みとコミットのプロセスの間、DataGraph はデータベースから切断され、アクセスされるデータにはロックは保持されません。この切断状態により、複数の変更をグラフに加える際に、データベースとの余計なやり取りを行わずに済み、パフォーマンスが向上します。

JDBC DMS は、バックエンド固有のメタデータによって作成されます。 メタデータは、 バックエンドに対して使用される照会だけでなく、DMS によって作成される DataGraph の構造も定義します。




サブトピック
データ・メディエーター・サービスのメタデータ
JDBC DMS の動的および静的オブジェクト・タイプ
JDBC メディエーター提供照会
JDBC メディエーター生成済み照会
JDBC メディエーター・トランザクション
プレゼンテーション・レイヤーを使用した JDBC メディエーター統合
JDBC メディエーター・ページング
JDBC メディエーター・シリアライゼーション
関連タスク
データ・アクセスでの Java Database Connectivity データ・メディエーター・サービスの使用
概念トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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