WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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UDDI レジストリー・アプリケーションの再インストール

このタスクを使用して、 既存の UDDI アプリケーションを除去し、既存の UDDI データベースとともに再インストールできます。

このタスクについて

このタスクは、UDDI アプリケーション・コードを変更する必要があるが、 引き続き既存の UDDI データベースを用いる UDDI サービスを提供したい場合に実行します。

プロシージャー

  1. インストールした UDDI アプリケーションに対して行った変更で、維持したいものをメモします。 例えば、セキュリティー役割のマッピングに対する変更、v3soap.war、 v3gui.war、v3soap.war、または soap.war でのデプロイメント記述子 (web.xml) に対する変更、 あるいは UDDI ユーザー・インターフェース (GUI) のカスタマイズなどです。 こうした変更はすべて、再インストール処理中に失われます。 維持したい変更内容があれば、後で再適用する必要があります。
  2. app_server_root/bin ディレクトリーから wsadmin スクリプト uddiDeploy.jacl を実行します。 以下の点に注意してください。
    • 以前に Cloudscape を使用してデフォルトの UDDI ノードをセットアップするために デフォルト・オプションを使用していた場合であっても、デフォルト・オプションを指定しないでください。 デフォルト・オプションを使用する場合、デプロイ中にエラーが発生したり、ある状況ではユーザーの既存 UDDI データが上書きされることがあります。
    • UDDI レジストリーを Network Deployment のシナリオにデプロイしている場合は、デプロイメント・マネージャーがターゲットであることを確認します。
    コマンド・プロンプトで、 次のコマンドを入力します。 [バージョン 6.0]
    wsadmin.sh [-conntype none] [-profileName profile_name] –f uddiDeploy.jacl 
                   node_name 
                   server_name 
    [バージョン 6.0.1 以降]
    wsadmin.sh [-conntype none] [-profileName profile_name] –f uddiDeploy.jacl 
                   {node_name server_name | cluster_name} 
    各部の意味は、次のとおりです。
    • '-profileName profile_name' はオプションで、UDDI アプリケーションがデプロイされているプロファイルの名前です。 プロファイルを指定しない場合は、デフォルト・プロファイルが使用されます。
    • 「-conntype none」はオプションで、 アプリケーション・サーバーまたはデプロイメント・マネージャーが稼働していない場合にのみ必要です。
    • node_name および server_name は、UDDI アプリケーションがデプロイされている WebSphere ノードおよびアプリケーション・サーバーの名前です (これらは、uddiDeploy.jacl を実行して UDDI アプリケーションをインストールしたときに指定した名前です)。
    • [バージョン 6.0.1 以降] cluster_name は、UDDI アプリケーションがデプロイされている WebSphere クラスターの名前です。 これは、uddiDeploy.jacl を実行して UDDI アプリケーションをインストールしたときに指定した名前です。

    オプションで、このコマンドからログ・ファイルに出力をリダイレクトできます。 これを行うには、コマンドの最後に「> log_name.log」ログを追加します。 この場合、log_name.log は、作成するログ・ファイルの名前です。

    このコマンドにより、既存の UDDI アプリケーションが除去され、それが再インストールされます。

    注: この手順では、 既存の JDBC プロバイダー、データ・ソース、および J2C authdata エントリーは変更されません。 UDDI エンティティーやプロパティー設定、ポリシー設定を含む、既存の UDDI レジストリー・データも、影響を受けません。
  3. ステップ 1 で変更をメモした場合は、それらを再適用します。
  4. 再適用された変更を有効にするには、アプリケーション・サーバーを始動または再始動します。



サブトピック
[バージョン 6.0.2] UDDI レジストリー用の DB2 分散データベースの作成
UDDI レジストリー用の DB2 for z/OS データベースの作成
UDDI レジストリー用の Cloudscape データベースの作成
関連タスク
新規 UDDI レジストリーのセットアップおよびデプロイ
デフォルト UDDI ノードのセットアップ
カスタマイズ済み UDDI ノードのセットアップ
UDDI レジストリーの除去および再インストール
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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