WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

Network Deployment のタイマー・サービスの構成

このタスクを使用して、Enterprise JavaBeans (EJB) タイマ ー・サービスが複数のサーバーを介して使用されるように構成します。

このタスクについて

この場合、同じデータ・ソースを使用することが重要となります。 以下のステップでは、データベース・インスタンスがすでに作成されていることを前提としています (例えば、DB2 または Oracle)。このため、そのデータベースを使用するように、タイマー・サービスを構成する必要があります。

複数のサーバーにわたり同じデータベースを共有するようにタイマー・サービスを構成する方法は 2 つあります。 ステップ 1 または 2 のいずれかを選択してください。

プロシージャー

  1. クラスターのスケジューラー・インスタンスを構成し、 そのスケジューラー・インスタンスを使用するようにタイマー・サービスを構成します。
    1. クラスターのスケジューラー・インスタンスを構成します これによって、カスタム・スケジューラー・インスタンス が作成されます。次に、そのカスタム・インスタンスを使用するように、タイマー・サービスを構成する必要があります。
    2. 管理コンソールを開きます。
    3. サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「servername」>「EJB コンテナー設定」>「EJB タイマー・サービス設定」とクリックします。 「タイマー・サービス設定」パネルが表示されます。
    4. カスタム・スケジューラー・インスタンスを使用」ラジオ・ボタンを選択します。
    5. ドロップダウン・リストから「スケジューラー JNDI 名」を選択します。
    6. 適用」をクリックします。
    7. OK」をクリックします。
  2. 同じデータ・ソースを使用するように、サーバーごとにタイマー・サービスのデフォルトのスケジューラー・インスタンスを構成します。
    1. 内部 EJB タイマー・サービスのスケジューラー・インスタンスを使用」ラジオ・ボタンを選択します。 事前構成のインスタンスをカスタマイズする場合は、次のようにします。
    2. データ・ソースを変更する (DB2 や Oracle など、サポートされている任意のデータベースが使用できます) 場合は、 ドロップダウン・リストから「データ・ソースの JNDI 名」を選択します。 リストされているデフォルトのデータベースは共有することができません。 それは、1 つのサーバーにのみ可視となるように構成されており、 Cloudscape の単一サーバー・バージョンを使用し、1 度に 1 つのサーバー・プロセスによってのみアクセス可能であるためです。
    3. 任意の「データ・ソース別名」を入力します。
    4. 複数のサーバー・プロセスで、同じデータベースの異なる表を使用したい場合は、 任意の「テーブルの接頭部」を入力します。
    5. ポーリング間隔」の値をミリ秒単位で入力します。 各フィールドの詳細については、EJB タイマー・サービス設定 を参照してください。
    6. 適用」をクリックします。
    7. OK」をクリックします。
    8. すべてのサーバー・プロセスを変更し、上記で「データ・ソースの JNDI 名」ドロップダウン・リストから選択したのと同じデータベースを使用します。



関連タスク
スケジューラーの使用
関連資料
例: タイマー・サービスの使用
関連情報
EJB タイマー・サービス設定
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/tejb_timercluster.html