genVersionReport コマンドは versionInfo コマンドを使用して、 現行作業ディレクトリー (通常は bin ディレクトリー) に versionReport.html レポート・ファイルを作成します。 レポートには、変更されたコンポーネント、およびインストール済みまたはアンインストール済みの保守パッケージのリストが含まれています。 genVersionReport スクリプトは、HTML ファイルに生成される情報を現行作業ディレクトリーに 配置するために、適切なパラメーターを指定する versionInfo スクリプトを呼び出します。
versionInfo ツールは、ビルド・バージョンおよびビルド日付など、製品およびインストールされたコンポーネントに関する重要なデータを表示します。 保守パッケージのインストールおよび除去のヒストリー情報も、レポート内に表示されます。 このツールは特に、問題の原因を判別するためのサポート要員と作業する場合に役立ちます。
製品バージョン・レポート
versionInfo コマンドは、以下の情報を報告します。
この情報およびその他の情報トピック説明は、それぞれのインストールされた製品、コンポーネント、コンポーネント更新、インストールされた保守パッケージ、組み込み APARs、およびコンポーネント更新に対して階層的です。
WebSphere Application Server 製品に暫定修正または修正パッケージが適用されていない場合、 genVersionReport スクリプトは、versionReport.html レポート・ファイルで以下の情報を作成します。 このレポートは、最初のいくつかのコンポーネントのみを表示するように編集されます。