WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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トレースによる処理

トレースを使用して、アプリケーション・サーバー、クライアント、およびその環境内の他のプロセスなど WebSphere Application Server コンポーネントの実行に関する詳細情報を取得します。

このタスクについて

トレース・ファイルには、時刻と WebSphere Application Server 基本クラスが呼び出したメソッドのシーケンスが表示され、 このファイルを使用することにより、障害の位置を正確に特定できます。 トレースの収集は、多くの場合、IBM テクニカル・サポート担当者が依頼します。 WebSphere Application Server の内部構造に習熟していないと、 ユーザーにはトレース出力の意味が分からないことがあります。

管理コンソールからトレース設定を構成したり、変更コマンドを使用して MVS コンソールからトレースを構成することもできます。

プロシージャー

  1. トレース・データの送信先となる出力の宛先を構成します。
  2. 該当する WebSphere Application Server またはアプリケーション・コンポーネントの トレースを使用可能にします。
  3. アプリケーションまたは操作を実行して、トレース・データを生成します。
  4. トレース・データを分析するか、または分析を行う組織に転送する。

結果

IBM サポートから入手可能な既知の問題およびその解決法に関する最新の情報については、IBM サポート・ページを参照してください。

IBM サポートの資料を利用すると、 この問題の解決に必要な情報収集の時間を節約できます。 PMR を開く前に 、IBM サポート・ページを参照してください。




サブトピック
クライアントおよびスタンドアロン・アプリケーションでのトレースの使用可能化
トレースおよびロギングの構成
サーバー始動時にトレースを使用可能にする
稼働中のサーバーでトレースを使用可能にする
診断トレース・サービス設定
ロギングとトレースを構成するサーバーの選択
ログおよびトレース設定
コンポーネント・トレース (CTRACE) の設定
関連資料
modify コマンド
例: 汎用トレース・レベルの設定
例: 基本および詳細トレース・レベルの設定
例: 特定のトレース・ポイントの設定
例: 特定のトレース・ポイントの除外
例: 初期トレース設定へのリセット
例: トレースの停止
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/ttrb_trcover.html