WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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コア・グループに対する障害検出プロトコルの構成

障害検出プロトコルにでは、ディスカバリー・プロトコルにより確立されたコア・グループ・ネットワーク接続がモニターされ、 接続障害が発生していないかどうかがディスカバリー・プロトコルに通知されます。

始める前に

このタスクについて

このタスクを実行するのは、次のような場合です。

障害検出プロトコルの設定を変更するには、 以下のようにします。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「サーバー」>「コア・グループ」 >「コア・グループ設定」>「core_group_name」とクリックします。
  2. 「追加プロパティー」の下の「カスタム・プロパティー」をクリックします。
  3. IBM_CS_FD_PERIOD_SECS カスタム・プロパティーに指定する値を 変更します。 このプロパティーは、 連続するハートビート間の時間間隔 (秒) を指定します。このプロパティーのデフォルト値は 30 秒です。

    IBM_CS_FD_PERIOD_SECS プロパティーがすでに存在する場合、 プロパティー名をクリックして、「値」フィールドに、 障害検出プロトコルが待機する、連続するハートビート間の時間 (秒) を指定します。

    このプロパティーが存在していない場合、 「新規」をクリックして作成します。

    1. 「名前」フィールドに、IBM_CS_FD_PERIOD_SECS を指定します。
    2. 「値」フィールドに、 障害検出プロトコルが待機する、連続するハートビート間の時間 (秒) を指定します。
  4. IBM_CS_FD_CONSECUTIVE_MISSED カスタム・プロパティーに指定する値を 変更します。 このプロパティーは、 プロトコルによりコア・グループ・メンバーが失敗したと判断される、ハートビートの連続欠落数を 指定します。このプロパティーのデフォルト値は 6 です。

    IBM_CS_FD_CONSECUTIVE_MISSED プロパティーが既存の場合、 プロパティー名をクリックして、「値」フィールドに、障害検出プロトコルによりコア・グループ・メンバーが失敗したと判断される、 ハートビートの欠落数を指定します。

    このプロパティーが存在していない場合、 「新規」をクリックして作成します。

    1. 「名前」フィールドに、IBM_CS_FD_CONSECUTIVE_MISSED を指定します。
    2. 「値」フィールドに、 障害検出プロトコルによりコア・グループ・メンバーが失敗したと判断される、ハートビートの欠落数を 指定します。
  5. OK」をクリックしてから、「保管」をクリックして、変更を保管します。
  6. ノードと変更を同期化」を選択し、再度「保管」をクリックします。
  7. コア・グループのすべてのメンバーを再始動します。

結果

サーバーが再始動した後、コア・グループ・メンバーはすべて、新規障害検出プロトコル設定で実行されます。



関連概念
コア・グループ (高可用性ドメイン)
コア・グループ障害検出プロトコル
関連タスク
高可用性環境のセットアップ
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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