始める前に
操作中にアプリケーションで繰り返し障害が発生し、アプリケーション・サーバントが強制終了する場合、
ワークロード管理 (WLM) によりアプリケーションのアプリケーション環境が強制終了している可能性があります。
WebSphere Application Server for z/OS は、
障害の発生したアプリケーション環境の使用を試行した場合に、次のメッセージを出します。
BBOO0075E Unable to schedule work. WLM application environment applenv has stopped.
この場合、アプリケーションの問題を修正して、VARY WLM コマンドで RESUME オプションを使用してアプリケーション環境を再始動する必要があります。
このタスクについて
以下のステップを実行して、WLM アプリケーション環境を確認し、開始します。
注: 動的アプリケーション環境コマンドは、WLM-DAE サポート
PTF (APAR OW54622) を使用して z/OS バージョン 1.2 以降を実行している場合にのみ適用されます。
詳しくは、インフォメーション・センターのアプリケーションのアセンブル情報を参照してください。
プロシージャー
- アプリケーション環境を表示します。
- 静的アプリケーション環境の場合は、以下のコマンドを発行します。
d wlm,applenv=*
- 動的アプリケーション環境の場合は、以下のコマンドを発行します。
d wlm,dynappl=*
- アプリケーション環境を開始します。
- 静的アプリケーション環境の場合は、以下のコマンドを発行します。
v wlm,applenv=environment_name,resume
ここで environment_name は、アプリケーション環境名です。
- 動的アプリケーション環境の場合は、以下のコマンドを発行します。
v wlm,dynappl=applenv,resume
結果
アプリケーション環境が再表示され、使用可能であることが示されたら完了です。