WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

             目次と検索結果のパーソナライズ化

アプリケーション内のリソース・アダプターのインストール

アプリケーションにリソース・アダプターをインストールして、データ・ソースの外部にアクセスできるようにします。

プロシージャー

  1. アプリケーションとその中のリソース・アダプター・アーカイブ (RAR) モジュールをアセンブルします。 アプリケーションのアセンブルを参照してください。
  2. 新規アプリケーションのインストールのステップに従って、 アプリケーションをインストールします。モジュールをサーバーにマップ」ステップで、 RAR ファイルごとにターゲット・サーバーまたはクラスターを指定します。 RAR モジュールに定義されているリソース・アダプターを使用するその他のモジュールはすべて、 必ず同じターゲットにマップしてください。 また、このアプリケーションに対する要求のルーターとして機能するターゲットとして、Web サーバーを指定します。 各 Web サーバーのプラグイン構成ファイル (plugin-cfg.xml) は、Web サーバーを経由して経路指定されるアプリケーションに基づいて生成されます。
    注: サーバーに RAR ファイルをインストールする場合、WebSphere Application Server はコネクター・モジュールのマニフェスト (MANIFEST.MF) を探します。 最初、RAR ファイルの connectorModule.jar ファイルで探し、_connectorModule.jar ファイルからマニフェストをロードします。クラスパス・エントリーが connectorModule.jar ファイルからのマニフェストにある場合は、 RAR はそのクラスパスを使用します。

    インストール済みコネクター・モジュールが必要なクラスおよびリソースを見付けることを確認するには、 コンソールを使用して、RAR の「クラスパス」設定を確認します。 詳しくは、『リソース・アダプター設定 』および『WebSphere リレーショナル・リソース・アダプター設定 』を参照してください。

  3. 終了」>「保管」とクリックして変更内容を保管します。
  4. 新規にインストールされたアプリケーションの接続ファクトリーを作成します。
    1. 管理コンソールを開きます。
    2. アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>「アプリケーション名」をクリックします。
    3. このページの「関連項目」セクションの「コネクター・モジュール」をクリックします。
    4. filename.rar をクリックします。
    5. このページの「追加プロパティー」セクションの「リソース・アダプター」をクリックします。
    6. このページの「追加プロパティー」セクションの「J2C 接続ファクトリー」をクリックします。
    7. 既存の接続ファクトリーを更新する場合はそれをクリックし、 新規に作成する場合は「新規」をクリックします。

      接続ファクトリーを作成および保管した後、適宜に、 アプリケーションの各種モジュールで定義されているリソース参照を変更し、 接続ファクトリーの Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定します。

    注: 所定のネイティブ・ライブラリーは、 Java 仮想マシン (JVM) のインスタンスごとに 1 度だけロードできます。 アプリケーションごとに独自のクラス・ローダーがあるため、 組み込み RAR ファイルを持つ異なるアプリケーション同士が同じネイティブ・ライブラリーを使用することはできません。 2 番目のアプリケーションは、ライブラリーをロードしようとすると例外を受け取ります。

    アプリケーション・サーバーにデプロイされているアプリケーションが、 ネイティブ・パス・エレメントを含む組み込み RAR ファイルを使用する場合、 未解決のトランザクションがない状態で、 アプリケーション・サーバーが完全にシャットダウンしたことを必ず確認する必要があります。 アプリケーション・サーバーが完全にシャットダウンしない場合は、 サーバーの再始動時にリカバリー を実行し、 必要な RAR ファイルおよびネイティブ・ライブラリーをロードします。 リカバリーが完了したら、アプリケーションに関する作業は行わないようにしてください。 サーバーをシャットダウンして、再始動します。 この再始動時にアプリケーション・サーバーによってこれ以上リカバリーが行われることはなく、 通常のアプリケーション処理を続行できます。




関連概念
リソース・アダプター
関連タスク
リソース参照の作成または変更
関連資料
CMP connection factories collection
リソース・アダプター・コレクション
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/tdat_conresadpf.html