これらの変数を使用して、ログの出力宛先および特性を制御します。
client_ras_logstreamname= name エラー情報を探すために使用する アプリケーション・クライアント・ランタイムのログ・ストリーム名を指定します。
デフォルト: この変数が指定されていない場合には、 クライアント・ランタイムは STDERR を使用します。
client_ras_logstreamname=MY.CLIENT.ERROR.LOG
ヒント: ログ・ストリーム名を引用符で囲まないでください。 ログ・ストリーム名はデータ・セット名ではありません。
ras_default_msg_dd= DD_card_name デフォルトでハードコピーに ルーティングされる write-to-operator (WTO) メッセージをリダイレクトします。 これらのメッセージはサーバーの JCL 開始プロシージャーで DD カードを使用して 識別されたロケーションにリダイレクトされます。 これらの WTO メッセージは、主に初期設定中に WebSphere Application Server for z/OS が発行するメッセージです。
デフォルト: デフォルト値は設定されていません。デフォルトの ルーティングを使用する WTO メッセージはハードコピーに送信されます。
ras_default_msg_dd=MSGDD
ras_default_msg_dd=DFLTLOGサーバー の JCL 開始プロシージャーでの DFLTLOG DD カードの例は、次のとおりです。
//DFLTLOG DD SYSOUT=*
ras_hardcopy_msg_dd= DD_card_name WebSphere Application Server for z/OS が ハードコピーにルーティングする write-to-operator (WTO) メッセージをリダイレクトします。 これらのメッセージはサーバーの JCL 開始プロシージャーで DD カードを使用して 識別されたロケーションにリダイレクトされます。 これらの WTO メッセージは、主に初期設定時に Java コードから発行される監査メッセージです。
デフォルト: デフォルト値は設定されていません。ハードコピーの ルーティングを使用する WTO メッセージはハードコピーに送信されます。
ras_hardcopy_msg_dd=MSGDD
ras_log_logstreamName= name WebSphere Application Server for z/OS が、 ブートストラップ処理の実行中にエラー情報を探すために使用するログ・ストリームを指定します。 指定したログ・ストリームが見つからない、またはログ・ストリームにアクセスできない場合には、 メッセージが発行され、サーバーのジョブ・ログにエラーが書き込まれます。
デフォルト: この変数が指定されていない場合には、WebSphere Application Server for z/OS は STDERR を使用します。
ras_log_logstreamName=MY.CB.ERROR.LOG
ヒント: ログ・ストリーム名を引用符で囲まないでください。 ログ・ストリーム名はデータ・セット名ではありません。