タイムアウト変数を使えばさまざまな要求を終了させる時間の長さを制御できます。 これらの変数の中には内部変数名にマップされるものもあります。 ここで提供された内部変数名はデバッグに役立ちます。
デフォルト: 0
指定方法: この設定は、管理コンソールで「アプリケーション・サーバー」>「server」>「コンテナー・サービス」>「ORB サービス」>「z/OS additional settings」と選択して指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用): was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_iiop_server_session_keepalive を検索します。
デフォルト: 0
指定方法: このカスタム・プロパティーは、管理コンソールで「アプリケーション・サーバー」>「server」>「コンテナー・サービス」>「ORB サービス」>「z/OS additional settings」と選択して指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_iiop_server_session_keepalive_ssl を検索します。
デフォルト: 300 秒
指定方法: この設定は、管理コンソールで「アプリケーション・サーバー」>「server」>「コンテナー・サービス」>「ORB サービス」>「z/OS additional settings」と選択して指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 control_region_wlm_dispatch_timeout を検索します。
例: WLM timeout=600
デフォルト: 0 (無期限)。これはタイムアウト値が設定されていないことを意味します。
指定方法: このカスタム・プロパティーは、管理コンソールで「アプリケーション・サーバー」>「server」>「コンテナー・サービス」>「ORB サービス」>「z/OS additional settings」と選択して指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_iiop_local_timeout を検索します。
例: Request timeout=20 これは、時間を 2 秒に設定します。
この値をゼロに設定すると、 タイムアウトは適用されず、代わりに最大トランザクション・タイムアウトの 値が使用されます。
デフォルト: 120 秒
指定方法: この設定は、管理コンソールで「アプリケーション・サーバー」>「server」>「コンテナー・サービス」>「トランザクション・サービス」と選択して指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 transaction_defaultTimeout を検索します。
この値によって、 他のすべてのタイムアウトの上限が制約を受けます。 アプリケーションが UserTransaction.setTransactionTimeout() メソッドによってより長い時間を割り当てた場合、J2EE サーバーは、アプリケーションの設定を、Maximum Transaction Timeout 変数で指定された値に指定変更します。
この値をゼロに設定すると、 タイムアウトは適用されず、このタイムアウトの影響を受けるトランザクションは、 いずれもタイムアウトになりません。
デフォルト: 300 秒
指定方法: この設定は、管理コンソールで「アプリケーション・サーバー」>「server」>「コンテナー・サービス」>「トランザクション・サービス」と選択して指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 transaction_maximumTimeout を検索します。
オペレーターがリカバリーの続行を求める応答を出すと、コントローラー (領域) は、指定された時間にわたってリカバリーを試行してから、WTOR メッセージを再発行します。 すべてのトランザクションが解決されると、制御領域は終了します。 この変数は、ピアの再始動およびリカバリー・モードのコントローラーにのみ適用されます。
デフォルト: 15 分
指定方法: このカスタム・プロパティーは、管理コンソールで「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server」>「サーバー・インフラストラクチャー」>「管理」>「カスタム・プロパティー」>「新規作成」と選択して指定します。 「名前」フィールドに transaction_recoveryTimeout プロパティーを追加し、「値」フィールドに別の値を指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : 内部変数名は外部変数名と同じです。 was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで transaction_recoveryTimeout を検索します。
例: transaction_recoveryTimeout=7
デフォルト: 120 秒
指定方法: このカスタム・プロパティーは、管理コンソールで「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server」>「サーバー・インフラストラクチャー」>「管理」>「カスタム・プロパティー」>「新規作成」と選択して指定します。 「名前」フィールドに control_region_mdb_request_timeout プロパティーを追加し、「値」フィールドに別の値を指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : 内部変数名は外部変数名と同じです。 was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで control_region_mdb_request_timeout を検索します。 追加情報については、アプリケーション・サーバー z/OS カスタム・プロパティーを参照してください。
例: control_region_mdb_request_timeout=180
デフォルト: SERVANT
指定方法: このカスタム・プロパティーは、管理コンソールで「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server」>「サーバー・インフラストラクチャー」>「管理」>「カスタム・プロパティー」>「新規作成」と選択して指定します。 「名前」フィールドに protocol_http_timeout_output_recovery プロパティーを追加し、「値」フィールドに別の値を指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : 内部変数名は外部変数名と同じです。 was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで protocol_http_timeout_output_recovery を検索します。
例: protocol_http_timeout_output_recovery=SERVANT
デフォルト: SERVANT
指定方法: このカスタム・プロパティーは、管理コンソールで「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server」>「サーバー・インフラストラクチャー」>「管理」>「カスタム・プロパティー」>「新規作成」と選択して指定します。 「名前」フィールドに protocol_https_timeout_output_recovery プロパティーを追加し、「値」フィールドに別の値を指定します。
内部変数名 (デバッグ処理用) : 内部変数名は外部変数名と同じです。 was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで protocol_https_timeout_output_recovery を検索します。
例: protocol_https_timeout_output_recovery=SESSION
デフォルト: 100
指定方法: このカスタム・プロパティーは、「Security > SSL Application Servers > New SSL Repertoire」というパスを使用して、管理コンソール内に指定できます。
デフォルト: 0 秒
指定方法: このカスタム ・プロパティーは、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「サーバー」>「Web コンテナー・トランスポート・チェーン」>「TCP インバウンド・チャネル」というパスを使用して、管理コンソール内に指定できます。
デフォルト: 60 秒
指定方法: このカスタム・プロパティーは、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「サーバー」>「Web コンテナー・トランスポート・チェーン」>「HTTP インバウンド・チャネル」というパスを使用して、管理コンソール内に指定できます。
デフォルト: 60 秒
指定方法: このカスタム・プロパティーは、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「サーバー」>「Web コンテナー・トランスポート・チェーン」>「HTTP インバウンド・チャネル」というパスを使用して、管理コンソール内に指定できます。
デフォルト: 30 秒
指定方法: このカスタム・プロパティーは、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「サーバー」>「Web コンテナー・トランスポート・チェーン」>「HTTP インバウンド・チャネル」というパスを使用して、管理コンソール内に指定できます。
デフォルト: 10 秒
内部変数名 (デバッグ処理用): SSL を利用した転送での問題をデバッグする場合には、was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_https_timeout_input を検索します。 SSL を利用しない転送での問題をデバッグする場合には、was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_http_timeout_input を検索します。
デフォルト: 120 秒
指定方法: このカスタム・プロパティーは、「アプリケーション・サーバー」 > 「サーバー」 > 「Web コンテナー」 > 「カスタム・プロパティー」というパスを使用して、管理コンソールで指定できます。
内部変数名 (デバッグ処理用): SSL を利用した転送での問題をデバッグする場合には、was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_https_timeout_output を検索します。 SSL を利用しない転送での問題をデバッグする場合には、was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_http_timeout_output を検索します。
デフォルト: 30 秒
指定方法: このカスタム・プロパティーは、「アプリケーション・サーバー」 > 「サーバー」 > 「Web コンテナー」>「カスタム・プロパティー」というパスを使用して、管理コンソールで指定できます。
内部変数名 (デバッグ処理用): SSL を利用した転送での問題をデバッグする場合には、was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_https_timeout_persistentSession を検索します。 SSL を利用しない転送での問題をデバッグする場合には、was.env ファイル、または JES ジョブ・ログで内部変数名 protocol_http_timeout_persistentSession を検索します。