WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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WebSphere MQ キュー設定

このパネルを使用して、メッセージング・プロバイダーの WebSphere MQ を使用した Point-to-Point メッセージング用の、選択済み JMS キュー宛先の構成プロパティーを表示または変更します。

WebSphere MQ キュー宛先を使用して、JMS キューのプロパティーを構成します。 キューへの接続は、メッセージング・プロバイダーである WebSphere MQ の、関連した JMS キュー接続ファクトリーによって作成されます。

このページを表示するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。
  1. ナビゲーション・ペインで、「リソース」 > 「メッセージング・プロバイダー」 > 「 WebSphere MQ 」 と展開します。
  2. 該当する場合、コンテンツ・ペインで WebSphere MQ のメッセージング・プロバイダーの有効範囲を変更します。 有効範囲がバージョン 5 ノードのノードまたはサーバー有効範囲に設定されている場合は、管理コンソールは WebSphere Application Server バージョン 5 に適用可能なリソースおよびプロパティーのサブセットを提示します。
  3. コンテンツ・ペインで、「Additional Resources」の下にある「WebSphere MQ Queue Destinations」をクリックします。既存の JMS キュー宛先のリストが表示されます。
  4. 操作の対象となる JMS キュー宛先の名前をクリックします。
WebSphere MQ JMS プロバイダーで使用するキューには、以下のプロパティーがあります。
注:
  • 指定するプロパティー値は、 WebSphere MQ の JMS リソースを構成する際に指定した値と一致していなければなりません。WebSphere MQ の JMS リソース 構成の詳細については、資料 「WebSphere WebSphere MQ Using Java」を参照してください。
  • WebSphere MQ では、名前には最大 48 文字まで使用できますが、 チャネルの場合は例外で最大 20 文字までになります。
  • このペインのフィールドの「WebSphere MQ キュー接続プロパティー」グループには、次の 5 つのプロパティーが含まれています。
    • キュー・マネージャーのホスト
    • キュー・マネージャーのポート
    • サーバー接続チャネル名
    • ユーザー ID
    • パスワード
    外部の WebSphere MQ キュー・マネージャー上の物理 WebSphere MQ キューを管理するために MQ 構成の追加プロパティー機能を使用する場合、これらのプロパティーを設定します。追加情報については、このトピックの最後にある WebSphere MQ キュー設定 (MQ 構成) への関連リンクを参照してください。
名前

IBM WebSphere Application Server 内で、このキューを管理目的で使用する際の名前。

データ型 ストリング
JNDI 名

ネーム・スペースにキューをバインドするために使用される JNDI 名。

規則として、完全修飾の JNDI 名を使用します。例えば、 jms/Name の形式です。ここで、Name は、リソースの論理名です。

この名前は、プラットフォームのバインディング情報をリンクするために使用します。 バインディングにより、モジュールのデプロイメント記述子で定義されているリソースと、 プラットフォーム別に JNDI にバインドされている実際の (物理的な) リソースとの関連付けが行われます。

データ型 ストリング
説明

管理目的で使用するキューの説明

データ型 ストリング
デフォルト Null
カテゴリー

IBM WebSphere Application Server 管理レコード用の、このキューの分類またはグループ化に使用されるカテゴリー。

データ型 ストリング
パーシスタンス

宛先に送信されるすべてのメッセージが永続的か非永続的か、 あるいはメッセージのパーシスタンスをアプリケーションで定義するかを指定します。

データ型 列挙型
デフォルト アプリケーションで定義
範囲
アプリケーションで定義
宛先上のメッセージのパーシスタンスは、 そのメッセージをキューに入れたアプリケーションで定義されます。
キュー定義
宛先上のメッセージのパーシスタンスは、 WebSphere MQ キュー定義プロパティーで定義されます。
パーシスタント
宛先上のメッセージは永続的です。
非パーシスタント
宛先上のメッセージは永続的ではありません。
優先順位

この宛先のメッセージ優先順位をアプリケーションで 定義するか、「指定された優先順位」プロパティーで定義するかを指定します。

データ型 列挙型
デフォルト アプリケーションで定義
範囲
アプリケーションで定義
この宛先のメッセージの優先順位は、 そのメッセージを宛先に入れたアプリケーションで定義されます。
キュー定義
宛先上のメッセージのパーシスタンスは、 WebSphere MQ 宛先定義プロパティーで定義されます。
指定
この宛先のメッセージの優先順位は、「指定された優先順位」プロパティーによって定義されます。このオプションを選択した場合には、「指定された優先順位」プロパティーで優先順位を定義する必要があります。
指定された優先順位

優先順位」プロパティーが 「指定」に設定されている場合、この宛先のメッセージ優先順位を 0 (最低) から 9 (最高) の範囲でここに入力します。

データ型 整数
単位 メッセージ優先順位のレベル
デフォルト 0
範囲 0 (最低優先順位) から 9 (最高優先順位)
有効期限

この宛先の有効期限切れタイムアウトがアプリケーションまたは「指定された有効期限」プロパティーのいずれかで定義されているか、または宛先のメッセージの有効期限が切れないようにする (有効期限切れタイムアウトを無限にする) かどうか。

データ型 列挙型
デフォルト アプリケーションで定義
範囲
アプリケーションで定義
この宛先のメッセージの有効期限切れタイムアウトは、そのメッセージを宛先に入れたアプリケーションで定義されます。
指定
この宛先のメッセージの有効期限切れタイムアウトは「指定された有効期限」プロパティーによって定義されます。このオプションを選択した場合は、「 指定された有効期限」プロパティーでタイムアウトを定義する必要があります。
UNLIMITED
この宛先のメッセージには、有効期限切れタイムアウトはありません。したがって、これらのメッセージの有効期限が切れることはありません。
指定された有効期限

有効期限切れタイムアウト」プロパティーが「指定」に設定されている場合、この宛先のメッセージの有効期限が切れるまでに経過する時間 (0 より大) をミリ秒単位でここに入力します。

データ型 整数
単位 ミリ秒
デフォルト 0
範囲 0 以上
  • 0 は、メッセージがタイムアウトにならないことを示します。
  • それ以外の値は、ミリ秒を表す整数です。
基本キュー名

「基本キュー・マネージャー名」プロパティーによって指定されたキュー・マネージャー上にある、メッセージが送信されるキューの名前。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 1 から 48 文字の ASCII 文字
基本キュー・マネージャー名

メッセージの送信先となる WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前。

このキュー・マネージャーは「基本キュー名」プロパティーで指定されたキューを提供します。

データ型 ストリング
単位 En_US ASCII 文字
デフォルト Null
範囲 1 から 48 文字の ASCII 文字で表される、有効な WebSphere MQ キュー・マネージャー名。
CCSID

WebSphere MQ キュー・マネージャーで使用するコード化文字セット ID (CCSID)。

このコード化文字セット ID (CCSID) は、WebSphere MQ でサポートされている CCSID のいずれかである必要があります。

データ型 ストリング
単位 整数
デフォルト Null
範囲 1 から 65535

サポートされている CCSID、およびあるコード化文字セットから別のコ ード化文字セットへのメッセージ・データの変換について詳しくは、「 MQSeries システム管理の手引き」および「 WebSphere MQ アプリケーション・プログラミング解説書」を参照し てください。 これらの資料は、WebSphere MQ library (http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library)、 IBM Publications Center、 または「WebSphere MQ collection kit」 (SK2T-0730) から入手可能です。

ネイティブ・エンコードの使用

宛先がネイティブ・エンコード (Java プラットフォームに適したエンコード値) を使用するかどうかを選択します。

データ型 チェック・ボックス
デフォルト クリア
範囲
クリア
ネイティブ・エンコードは使用されないため、整数、10 進数、および浮動小数点のエンコードについて以下のプロパティーを指定してください。
選択
(Java プラットフォームに適したエンコード値を提供するために) ネイティブ・エンコードが使用されます。

エンコード・プロパティーについての詳細は、資料「WebSphere WebSphere MQ Using Java」を参照してください。

整数エンコード

ネイティブ・エンコードが使用可能になっていない場合、整数エンコードが NORMAL か REVERSED かを選択してください。

データ型 列挙型
デフォルト NORMAL
範囲
NORMAL
標準の整数エンコードが使用されます。
REVERSED
逆の整数エンコードが使用されます。

エンコード・プロパティーについての詳細は、資料「WebSphere WebSphere MQ Using Java」を参照してください。

10 進数エンコード

ネイティブ・エンコードが使用可能になっていない場合、10 進数エンコードが NORMAL か REVERSED かを選択してください。

データ型 列挙型
単位 該当なし
デフォルト NORMAL
範囲
NORMAL
標準の 10 進数エンコードが使用されます。
REVERSED
逆の 10 進数エンコードが使用されます。

エンコード・プロパティーについての詳細は、資料「WebSphere WebSphere MQ Using Java」を参照してください。

浮動小数点エンコード

ネイティブ・エンコードが使用可能になっていない場合、浮動小数点エンコードのタイプを選択してください。

データ型 列挙型
デフォルト IEEENORMAL
範囲
IEEENORMAL
IEEE 標準浮動小数点エンコードが使用されます。
IEEEREVERSED
IEEE 逆浮動小数点エンコードが使用されます。
S390
S390 浮動小数点エンコードが使用されます。

エンコード・プロパティーについての詳細は、資料「WebSphere WebSphere MQ Using Java」を参照してください。

ターゲット・クライアント

受信側のアプリケーションが JMS に準拠しているか、 あるいは従来の WebSphere MQ アプリケーションであるかを指定します。

データ型 列挙型
デフォルト JMS
範囲
JMS
ターゲットは、JMS 準拠のアプリケーションです。
MQ
ターゲットは、JMS に準拠しない従来型の WebSphere MQ アプリケーションです。
キュー・マネージャーのホスト

キュー宛先が作成されるキュー・マネージャーのホストの名前。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 有効な TCP/IP ホスト名
キュー・マネージャーのポート

このキューが定義されているキュー・マネージャーが使用するポートの番号。

データ型 ストリング
単位 有効な TCP/IP ポート番号。
デフォルト Null
範囲 有効な TCP/IP ポート番号。このポートは、WebSphere MQ キュー・マネージャー上で構成される必要があります。
サーバー接続チャネル名

WebSphere MQ キュー・マネージャーへの接続に使用されるチャネルの名前。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 1 から 20 文字の ASCII 文字
ユーザー名

キュー宛先を定義するためにキュー・マネージャーに接続する際の認証に対して、「パスワード」プロパティーで使用されるユーザー ID。

ユーザー名」プロパティーの値を指定する場合は、「パスワード」プロパティーの値も指定する必要があります。

データ型 ストリング
デフォルト Null
パスワード

キュー宛先を定義するためにキュー・マネージャーに接続する際の認証に対して、「ユーザー名」プロパティーで使用されるパスワード。

ユーザー名」プロパティーの値を指定する場合は、「パスワード」プロパティーの値も指定する必要があります。

データ型 ストリング
デフォルト Null

「構成」タブ

有効範囲

このリソース定義をアプリケーションに対して可視にするレベルを指定します。

メッセージング・プロバイダー、ネーム・スペース・バインディング、または共用ライブラリーなどのリソースを複数の有効範囲で定義することが可能です。より限定的な有効範囲で定義されたリソースは、それより広い有効範囲で定義された重複するリソースをオーバーライドします。

表示された有効範囲は情報のためだけです。このパネルで変更することはできません。 異なる有効範囲のこのリソース (あるいは他のリソース) を参照するかまたは変更したい場合は、メッセージング・プロバイダー設定パネルの有効範囲を変更し、「適用」をクリックしてから、リソース・タイプのリンクをクリックします。

データ型 ストリング



サブトピック
関連タスク
WebSphere MQ 用 JMS キュー宛先の構成
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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