WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

定義済み z/OS カスタム・プロパティー

ご使用の z/OS 環境に構成変更を行うために使用できる、複数の定義済みカスタム・プロパティーがあります。




サブトピック
証明書マッピング・ファイルのエントリー
関連タスク
z/OS ワークロードの分類
WLM の HTTP 要求数均等分散機能を使用するアプリケーション・サーバーの構成
WebSphere 変数の構成
関連資料
z/OS でのリポジトリー・サービスのカスタム・プロパティー
アプリケーション・サーバー z/OS カスタム・プロパティー
HTTP トランスポートのカスタム・プロパティー

protocol_http_defaultIdentity

protocol_http_defaultIdentity プロパティーを使用して、非認証 HTTP 要求と関連付けられたユーザー ID を指定することができます。 このプロパティーはセル・レベルで事前に構成されています。

このプロパティーの初期設定は、ISPF カスタマイズ・ダイアログによって構成されます。 非認証ユーザーがグローバル・セキュリティー設定によって許可される場合は、この初期設定の変更のみが必要です。

このプロパティーに指定された値を変更するには、 管理コンソールで「環境」>「WebSphere 変数」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに protocol_http_defaultIdentity を、「値」フィールドに該当するユーザー ID を、それぞれ指定します。

データ型 ストリング
デフォルト WSADMIN

protocol_https_defaultIdentity

protocol_https_defaultIdentity プロパティーを使用して、非認証 HTTPS 要求と関連付けられたユーザー ID を指定することができます。 このプロパティーはセル・レベルで事前に構成されています。

このプロパティーの初期設定は、ISPF カスタマイズ・ダイアログによって構成されます。 非認証ユーザーがグローバル・セキュリティー設定によって許可される場合は、この初期設定の変更のみが必要です。

このプロパティーに指定された値を変更するには、 管理コンソールで「環境」>「WebSphere 変数」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに protocol_https_defaultIdentity を、「値」フィールドに該当するユーザー ID を、それぞれ指定します。

データ型 ストリング
デフォルト WSADMIN

protocol_https_cert_mapping_file

protocol_https_cert_mapping_file プロパティーを使用して、IP アドレスをサーバー証明書ラベルにマップするエントリーを含むファイルの名前を指定できます。 このプロパティーはセル、ノード、またはサーバーの各レベルで設定することができます。

HTTP SSL 接続要求を受信すると、 アプリケーション・サーバーは、IP アドレスをこのプロパティーに対して指定した ファイル内のエントリーに照らし合わせて検査します。 アプリケーション・サーバーが一致を検出すると、IP アドレスにマップされている証明書が接続に使用されます。 アプリケーション・サーバーが一致を検出しないと、証明書の名前に対して protocol_https_default_cert_label プロパティーを検査します。 証明書の名前が指定されていると、アプリケーション・サーバーはその証明書を使用して接続を確立します。 証明書の名前が指定されていないと、アプリケーション・サーバーが所有する、RACF SSL 鍵リングで指定されたデフォルトのサーバー証明書を使用して HTTP SSL 接続が確立されます。

このプロパティーをセル・レベルで設定するには、 管理コンソールで「環境」>「WebSphere 変数」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに protocol_https_cert_mapping_file を、「値」フィールドに該当するファイル名を、それぞれ指定します。

このプロパティーをノード・レベルで設定するには、 管理コンソールで「システム管理」>「ノード」>「ノード名 」>「カスタム・プロパティー」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに protocol_https_cert_mapping_file を、「値」フィールドに該当するファイル名を、それぞれ指定します。

このプロパティーをサーバー・レベルで設定するには、 管理コンソールで「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「サーバー名 」>「Web コンテナー設定」>「Web コンテナー」>「 カスタム・プロパティー」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに protocol_https_cert_mapping_file を、「値」フィールドに該当するファイル名を、それぞれ指定します。

データ型 ストリング

protocol_https_default_cert_label

このプロパティーを使用して、アプリケーション・サーバーとの HTTP SSL 接続を確立する場合に アプリケーション・サーバーが使用するサーバー証明書のラベルを指定することができます。 このプロパティーはセル、ノード、またはサーバーの各レベルで設定することができます。

このプロパティーに対して証明書の名前が指定されていないと、アプリケーション・サーバーが所有する RACF SSL 鍵リングで指定されたデフォルトのサーバー証明書を使用して HTTP SSL 接続が確立されます。

このプロパティーをセル・レベルで設定するには、 管理コンソールで「環境」>「WebSphere 変数」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに protocol_https_default_cert_label を、「値」フィールドに該当する証明書ラベルを、それぞれ指定します。

このプロパティーをノード・レベルで設定するには、 管理コンソールで「システム管理」>「ノード」>「ノード名 」>「 カスタム・プロパティー」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに protocol_https_default_cert_label を、「値」フィールドに該当する証明書ラベルを、それぞれ指定します。

このプロパティーをサーバー・レベルで設定するには、 管理コンソールで「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「サーバー名 」>「Web コンテナー設定」>「Web コンテナー」>「カスタム・プロパティー」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに protocol_https_default_cert_label を、「値」フィールドに該当する証明書ラベルを、それぞれ指定します。

データ型 ストリング

wlm_classification_file

wlm_classification_file プロパティーを使用して、ワークロード分類文書のロケーションを指定できます。 このプロパティーはセル、ノード、またはサーバーの各レベルで設定することができます。

ワークロード種別文書は、インバウンド HTTP、IIOP、およびメッセージ駆動型 Bean (MDB) 作業を分類する共通 XML ファイルです。この XML ファイルで定義されているすべてのルールは古い形式の HTTP 分類をオーバーライドします。共通 XML ファイルのルールではまた、endpoint_config_file プロパティーによって定義される MDB 分類ファイルのすべてのルールをオーバーライドします。

例えば、ユーザーの構成で、サーバーに共通 XML ファイルが定義され、古い形式の HTTP 分類文書も指定されています。 ご使用の共通 XML ファイルに HTTP 分類ルールが定義されていないため、古い形式のファイルがインバウンド HTTP 要求の分類に使用されます。 ただし、ご使用の共通 XML ファイルに HTTP ルールがある場合、 これらの分類ルールを、古い形式の HTTP 分類文書で定義した分類ルールの代わりに使用します。

このプロパティーをセル・レベルで設定するには、 管理コンソールで「環境」>「WebSphere 変数」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに wlm_classification_file を、「値」フィールドにワークロード分類文書のロケーションを、それぞれ指定します。

このプロパティーをノード・レベルで設定するには、 管理コンソールで「システム管理」>「ノード」>「ノード名 」>「カスタム・プロパティー」> 「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに wlm_classification_file を、「値」フィールドにワークロード分類文書のロケーションを、それぞれ指定します。

このプロパティーをサーバー・レベルで設定するには、 管理コンソールで「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「サーバー名 」>「Web コンテナー設定」>「Web コンテナー」>「 カスタム・プロパティー」>「新規」とクリックし、 「名前」フィールドに wlm_classification_file を、「値」フィールドにワークロード分類文書のロケーションを、それぞれ指定します。

データ型 ストリング
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/urun_cellwide_websvar.html