WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

カスタマイズ・ジョブおよびファイルの作成

始める前に

使用する構成データ・セットを選択し、このタスクの変数定義のプロセスを完了する 必要があります。詳しくは、構成データ・セットの選択 およびカスタマイズ変数の設定: 管理対象ノード を参照してください。

このタスクについて

カスタマイズ・ダイアログは、ダイアログでユーザーが指定した変数値に基づいて、 カスタマイズ・バッチ・ジョブおよびデータ・ファイルを作成します。バッチ・ジョブおよびデータ・セットは、「Allocate target data sets」オプションを使用して作成した config_hlq.CNTL および config_hlq.DATA 構成データ・セットに書き込まれます。

プロシージャー

  1. 構成データ・セットが割り振り済みであり、使用中ではないことを確認します。
    注: config_hlq.CNTL または config_hlq.DATA のメンバーを編集すると、このタスクに障害が発生します。
  2. 「Configure Managed Node」パネルで、「オプション」フィールドに適切な数値を入力して 「Generate customization jobs」を選択し、Enter キーを押します。 次の 2 つの結果の いずれかが得られます。
    • 結果 A: すべての変数が正常に定義されると、以下のような「Specify Job Cards」パネルが表示されます。
      ------------  WebSphere Application Server for z/OS Customization     --------
      Option  ===>                                                               
                                                                                    
      Generate Customization Jobs                                                                                   
                                                                                    
       This portion of the Customization Dialog generates the jobs you must
       run after you complete this Dialog process. You must complete the
       customization process before you generate the jobs with this step.           
       If you have not done this, please return to that step.                       
                                                                                    
       Jobs and data files will get generated into data sets:
         'hlq.CNTL'                                                                 
         'hlq.DATA'                                                                 
       If you wish to generate customization jobs using other data sets, then       
       exit from this panel and select the "Allocate target data sets" option.
           
                                                                                    
       All the jobs that will be tailored for you will need a job card.             
       Please enter a valid job card for your installation below. The               
       file tailoring process will update the jobname for you in all the           
       generated jobs, so you need not be concerned with that portion of
       the job cards below. If continuations are needed, replace the
       comment cards with continuations.                                            
                                                                                    
       Specify the job cards, then press Enter to continue.                         
                                                                                    
       //jobname  JOB (ACCTNO,ROOM),'userid',CLASS=A,REGION=0M                      
       //*                                                                          
       //*                                                                          
       //*                                                                          
      注: 表示された ターゲット・データ・セットに注目してください。これらが使用するターゲット・データ・セットで あることを確認します。
    • 結果 B: 変数が正常に定義されなかった場合は、 「Verification」パネルが表示されます。警告またはエラーが、 「Define variables」オプションに戻るほど深刻であるかどうかを判断します。
      注: 戻りコードが 8 以上の 場合は、「Define variables」オプションに戻り、明らかになった問題を修正します。 以前に変数を保管した場合は、すべての更新を行った後で再度保管するようにしてください。
  3. インストール要件に従って、ジョブ・カード情報を入力します。 それぞれのジョブごとに、ダイアログは PDS のメンバー名と一致する ジョブ名および「JOB」キーワードを生成しますが、残りはユーザーが指定します。
    注: これらのジョブを、 シスプレックスの特定のシステム (例えば、JES2 MAS または JES3 コンプレックス) で実行する必要がある場合は、 この時点で、必要な Scheduling Environment (SCHENV)、JES2 JOBPARM、 または JES3 //*MAIN ステートメントを指定します。
    ジョブ・カード項目の例:
    //jobname JOB 1234,USER1,NOTIFY=????,MSGCLASS=O,REGION=0M
    //*             USER=SYSADM1,PASSWORD=SYSADM1
    /*JOBPARM SYSAFF=SYSB
    注: この例は、ログオン TSO ユーザー以外のユーザー ID を必要とする ジョブに役立ちます。 (通常は、UID=0 を持つ ユーザー ID。) この場合には、最初の行の最後にコンマを挿入し 、2 行目に正しいユーザー ID を指定してから、その 2 行目のコメントを外すことができます。
    構成データ・セットにパスワードを保持しないようにするため、RACF SUBMIT 権限を使用できます。
  4. エラーをすべて修正します。 どこかにエラーがあると、 「エラー」パネルが表示されます。PF3 を押してエラー・パネルを終了し、正しいパネルに入力して エラーを修正します。次に、「Generate Customization Jobs」オプションに戻り、 中断した場所まで戻ります。必要な場合は、変数を更新し、このオプションを再実行できます。 生成プロセスにより、すべてのメンバーが削除および再調整されます。
    注: このオプションを再実行する前に、構成データ・セットを圧縮します。

結果

すべてのジョブが生成されたら、操作は完了です。先に進み、生成されたジョブを表示することができます。詳しくは、生成済みカスタマイズ手順に従う: 管理対象ノード を参照してください。
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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