WebSphere for z/OS の構成では、DB2 ホーム・ディレクトリーおよび db2sqljjdbc.properties ファイルを位置指定できるように、
WebSphere および POSIX 環境変数が設定されている必要があります。「環境」>「WebSphere 変数の管理」をクリックします。 「node level」ビューを選択して、
「適用」をクリックします。
2 つの重要な変数があります。
- DB2390_JDBC_DRIVER_PATH この変数は表示されますが、
割り当てられた値はありません。この値を、DB2 コードが入っているディレクトリーに
更新します。例えば、/usr/lpp/db2/db2710 のようになります。
- DB2SQLJPROPERTIES この変数は表示されません。この値を追加して、このノードに対して作成した
DB2 JDBCSQLJ プロパティー・ファイルの場所と名前を示します。例えば、/shared/zWebSphere/V5/misc/p5nc_wscjudy_db2sqljjdbc.properties のようになります。
注: これらの変数はノード・レベルで設定されているため、
このシステムにあるノードのすべてのサーバーに適用できます。これらは、ノード・レベルで設定する代わりに、
または、その設定に追加して、サーバー・レベルで設定することができます。
注: セル内のすべてのノードが
同じ DB2 ホーム・ディレクトリーを使用する場合、DB2390_JDBC_DRIVER_PATH 変数は実際にセル・レベルで設定することができ、
ノード・レベルの定義から除去することができます。
注: JDBC Driver が使用する
特定の DB2 サブシステムを含んでいるため、DB2SQLJPROPERTIES を
セル・レベルでは設定しないでください。
注: /shared/zWebSphere/V5/misc/ ディレクトリーは、SYSPLEX 内のすべてのシステムに対して
共通して利用できるディレクトリーです。ファイルの名前は
どのセル (例えば、p5) およびノード (例えば、nc) で使用されるのかを示しています。システム特定の非共用ディレクトリーも使用可能です
(例えば、/etc/zWebSphere/V5/misc/...)。
注: これらの更新を行い、
保管した後、サーバーを再始動してサーバーがステップ 1 の//STEPLIB DD 更新を使用するようにする必要があります。
必要に応じて、POSIX ランタイム環境変数を
このステップで行った変更で更新する必要があります。この再始動は後で実行することも可能ですが、
最終ステップで作成されたデータ・ソースを使用する前に再始動する必要があります。