WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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このトピックは、z/OS オペレーティング・システムにのみ適用されます。

カスタマイズ・ダイアログの開始

カスタマイズ・ダイアログを開始する前に、WebSphere® Application Server for z/OS® 製品をインストールし、製品ライブラリーをカスタム・ダイアログが実行される z/OS システムに対して使用可能にする必要があります。

すべての製品ライブラリーをカタログする必要があります。 カスタマイズ・ダイアログは製品ディレクトリー (デフォルトでは /usr/lpp/zWebSphere/V6R0) を使用しませんが、 カスタマイズ・ダイアログの生成されたジョブを実行するには、 その製品ディレクトリーをマウントして使用可能にする必要があります。

ユーザーは、実の、またはエミュレートされた 3270 タイプ端末から TSO にログオンする機能が必要です。 ISPF カスタマイズ・ダイアログを実行するには、 ログオン表示で 3270 エミュレーションがサポートされていて、 そのサイズが最小の 32 行および 80 列 (32 x 80) に設定されている必要があります。 以下のステップでは、IBM® Personal Communications Workstation プログラムを使用した場合の、表示サイズ設定の変更方法の概要を説明します。すべてのステップを完了してから、TSO セッションを開始してください。
  1. セッション・ウィンドウのメニュー・バーで、「Communication」を選択します。
  2. 「Communication」ウィンドウから、「構成」を選択します。
  3. 表示されたウィンドウで、「Session Parameters」ボタンを押します。
  4. プルダウン・メニューを使用して、 画面サイズの設定を 32x80 と 62x160 との間で選択します。
  5. セッション・ウィンドウに戻るまで、「OK」ボタンを押します。

WebSphere Application Server for z/OS 製品ライブラリーへの READ アクセス権を持つ TSO ユーザー ID が必要です。

ダイアログの開始: BBOWSTRT コマンド

カスタマイズ・ダイアログを開始するには、 TSO にログオンし、次の EXEC コマンドを使用して SBBOCLIB 製品ライブラリーから BBOWSTRT exec を起動します。
注: このコマンドを TSO オプション 6 から入力する場合は、 ただこのコマンドを入力するだけです。 このコマンドを ISPF コマンド行で入力する場合は、 このコマンドにプレフィックス「TSO」を付ける必要があります。

EXEC 'was_hlq.SBBOCLIB(BBOWSTRT)' 'options'

ここで、パラメーターは以下のとおりです。
was_hlq
WebSphere Application Server for z/OS 製品ライブラリー用のデータ・セット名の高位修飾子です。
注: カスタマイズ・ダイアログがライブラリーを正しく割り振るためには、 ダイアログ・ライブラリー (SBBOCLIB、SBBOPxxx、SBBOMxxx、SBBOSLIB、および SBBOSLB2) に、 同じデータ・セット名の高位修飾子がなければなりません。
結果として得られる WebSphere Application Server for z/OS セルを実行するために使用する WebSphere Application Server for z/OS 製品コードのレベルに一致する was_hlq 値を使用してください。
また、以下のオプションを、 スペースで分離し、一重引用符で囲んで指定することもできます。
APPL(value)
使用したいアプリケーション名を指定します。 これにより、 あるカスタマイズ・ダイアログ・セッションから次のセッションに保管されるカスタマイズ・ダイアログ変数の別のセットが提供されます。 デフォルト値は BBO6 です。 詳しくは、カスタマイズ・ダイアログ変数 を参照してください。
LANG(value)
カスタマイズ・ダイアログで使用する各国語を指定します。 英語には「ENUS」を、日本語には「JAPN」を指定します。 デフォルト値は ENUS です。
注: 一部のメッセージは、 LANG オプションで別の各国語を指定していても、 英語で表示されます。
PROD(list)
同様にダイアログを使用してカスタマイズされる、WebSphere Application Server for z/OS 追加製品のリストを指定します。 このリストは、次のテーブルからの、 スペースで分離された 1 つ以上の 3 文字の製品 ID から構成される必要があります。 追加製品をカスタマイズする必要がない場合は、PROD オプションを省略します。
BBZ WebSphere Business Integration
PRODHLQ(list)
PROD オプションで指定した WebSphere Application Server for z/OS 追加製品用の高位修飾子のリストを指定します。 このリストは、PROD リスト内のエントリーごとに、 それと同じ順序で 1 つの高位修飾子から構成される必要があります。 追加製品をカスタマイズする必要がない場合は、PRODHLQ オプションを省略します。
ダイアログを初めて開始する場合、 または新規の APPL 値を使用する場合は、最初に著作権画面が表示されます。 ENTER を押して継続します。
そうすると、次のような、 カスタマイズ・ダイアログのメインメニューが表示されることになります。
------------  WebSphere Application Server for z/OS Customization     --------
Option  ===>                                                     Appl: BBO6   
                                                                              
   Use this dialog to create WebSphere Application Server for z/OS
   cells and nodes.  Specify an option and press Enter.                      
                                                                              
                                                                              
   1  Configure a security domain.                                           
                                                                              
   2  Create stand-alone application server nodes.  You must complete       
      Option 1 before starting this option.                                  
                                                                              
   3  Create Network Deployment cells and nodes.  You must complete       
      Option 1 before starting this option.                                  
                                                                              
   4  Migrate V5.x Nodes to V6 Nodes.                                        
メインメニューが表示されない場合は、 上記のステップと要件を確認してください。



関連概念
カスタマイズ・ダイアログ変数
関連情報
カスタマイズ・ダイアログの使用
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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