リカバリー失敗の主な理由は、リカバリーの処理中のネットワーク障害の発生です。 ネットワークが非活動のため、システムが上位または従属に達することができないと、 通信を再確立し、トランザクションを完全に解決することはできません。
WebSphere Application Server for z/OS が、再始動時に RRS から戻されるすべての UR を自動的に解決できないと、RRS によってアプリケーション・サーバーはホーム (元の) システムに移動することはできません。UR が未完了の状態で、 アプリケーション・サーバーが戻ろうとすると、エラー・コード (C9C2186A) および ATRIBRS からの F02 戻りコードを記載したメッセージを受けます。 これを回避するには、手動でサーバーに「restart anywhere」のマークを付けて解決が必要です。 WebSphere Application Server for z/OS が関与するすべての UR が forgotten となると、RRS はマークを付けます。 RRS がサーバーに restart anywhere のマークを付けるのに失敗すると、失敗時に、サーバーはリカバリー・システム上で始動する必要があります。 これは、サーバーを本来のホーム・システムに移動させることができないため、よくありません。
これの最終的なゴールは、アプリケーション・サーバー (リカバリーを完了できないサーバー・インスタンス所有のインタレスト) が関与するすべてのトランザクションを解決し、必要な場合は、 これらの UR に残るすべてのアプリケーション・サーバー・インタレストを除去することです。完了すると、 RM データ・ログをブラウズすることにより、リソース・マネージャーが「restart anywhere」にマークされているかを示します。
RESOURCE MANAGER=BSS00.SY1.BBOASR4A.IBM RESOURCE MANAGER MAY RESTART ON ANY SYSTEM
RESOURCE MANAGER=BSS00.SY2.BBOASR4A.IBM RESOURCE MANAGER MUST RESTART ON SYSTEM SY2