このタスクを使用して WebSphere Application Server for z/OS システム上の複数のサーバントを使用可能に設定します。
複数のサーバントを使用可能に設定すると、WebSphere Application Server for z/OS のパフォーマンスが向上します。
このタスクについて
ワークロード管理 (WLM) によって、WebSphere Application Server for z/OS
のパフォーマンスおよびサーバント数を管理できます。WLM は、割り当てられたサービス・クラス、関連付けられたパフォーマンス目標、
およびシステム・リソースの可用性に応じて、トランザクションの応答時間とスループットを管理します。
これらの目標を達成するため、
WLM はアクティブなサーバントの数を制御またはオーバーライドする必要があることがあります。
このタスクを使用して、WLM を使用可能に設定し、追加のサーバントを開始してパフォーマンス目標を達成することができます。
プロシージャー
- 管理コンソールで、「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name」をクリックします。
- 「サーバー・インフラストラクチャー」の下で、
「Java およびプロセス管理」>「サーバー・インスタンス」をクリックします。
- 「複数インスタンス使用可能」フィールドを選択します。
- 「適用」をクリックして、サーバー・インスタンスの変更を終了します。
- 「OK」をクリックし、次に「保管」をクリックして、構成の変更を保管します。
結果
ワークロード管理 (WLM) は、システムの他の作業と比較した作業の重要性、
これらの目標を達成するために必要なシステム・リソースの可用性、
より多くのアドレス・スペースを開始することによって目標の達成が可能かどうかの WLM による決定に基づいて、
パフォーマンス目標を達成するために追加のサーバント領域を開始できます。
また、目標を妥当なものにすることが重要です。