WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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HTTP バインディングのエンドポイント URL 情報の構成

サービス・エンドポイントの構成は、 Web サービス・クライアントを、アセンブルされているコンポーネント間の任意の Web サービス、 または任意の外部 Web サービスに接続するために必要となります。

始める前に

HTTP を使用した Web サービス要求のトランスポートの項目を参照してください。

このタスクについて

HTTP を介してアクセスされる Web サービスに HTTP URL 接頭部を指定するには、 管理コンソールの「Provide HTTP endpoint URL information」パネルを使用します。HTTP URL 接頭部は、ロケーション固有情報を提供し、 公開される WSDL ファイルに組み込まれる完全エンドポイント URL を形成するために使用されます。

注: 管理コンソールの「HTTP の指定 (Provide HTTP)」パネルには、 JAX-WS および JAX-RPC Web サービスを含むモジュールが表示されます。 「HTTP の指定 (Provide HTTP)」パネルを使用して、両タイプの Web サービスに URL 情報を提供することができます。ただし、パネルには処理しているサービスのタイプは示されません。
管理コンソールでこれらの接頭部を構成するには、以下のようにします。

プロシージャー

  1. 管理コンソールを開きます。
  2. アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」>「application_instance」>「Provide HTTP endpoint URL information」とクリックします。
  3. Web サービスの URL 接頭部を指定します。

    このステップで、 エンドポイント URL で使用されるプロトコル (HTTP または HTTPS)、host_name、および port_number を指定します。 デフォルトの HTTP URL 接頭部を選択して、事前定義されたリストから接頭部を選択することができます。 または、カスタム HTTP URL 接頭部を使用することができます。

    1. Default HTTP URL prefix」または「Custom HTTP URL Prefix」を選択します。

      デフォルトの HTTP URL 接頭部を選択すると、エンドポイント URL 接頭部の選択リストが提供されます。 このリストは、モジュールの 2 つのポート・セット (仮想ホスト・ポートとアプリケーション・サーバー・ポート) の組み合わせです。 Web サービスのアプリケーション・サーバーに直接アクセスする場合は、このリストの接頭部を使用します。 値を選択し、その接頭部を使用するモジュールのチェック・ボックスも選択します。

      カスタム HTTP URL 接頭部を使用する場合は、フィールドに値を入力します。 接頭部で使用するチェック・ボックスを選択します。

    2. 適用」をクリックします。

      URL 接頭部は、デフォルトでもカスタムでも、 選択したモジュールの HTTP URL 接頭部フィールドにコピーされます。

    3. OK」をクリックします。 URL 情報がワークスペースに保管されます。

結果

「WSDL ファイルの公開」パネルを使用して公開される WSDL ファイル内で、 ターゲット・エンドポイント・アドレスを形成する場合に使用する部分的な URL 情報を指定しました。

次の作業

Java Message Service (JMS) バインディング、および Enterprise JavaBeans (EJB) の直接アクセスのための、 他の URL エンドポイント情報を構成します。 次に、WSDL ファイルを公開します。



サブトピック
HTTP エンドポイント URL 情報の準備
関連タスク
JMS バインディングのエンドポイント URL 情報の構成
Enterprise Bean に直接アクセスするためのエンドポイント URL 情報の構成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
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