アプリケーションをデプロイ、インストール、またはプロモートする際に、問題が発生することがあります。 このトピックでは、問題を解決する方法を示します。
どのような問題が発生しましたか?
類似した問題が見つからない場合、 あるいは提供された情報でその問題が解決しない場合は、 問題が確認され、文書化されているかを調べてください。
使用可能な オンライン・サポートにはヒントや技術情報、修正が記載されているので、参考にしてください。該当する問題が見当たらない場合は 、IBM からのトラブルシューティングのヘルプ を参照してください。
デプロイされたアプリケーションを保管できない場合は、オープンされているファイル数がオペレーティング・システムの制限を超えている可能性があります。
各プロセスでファイルの最大数を調整する権限を持つのはルートだけです。 以下のステップを実行して、規律を使用してファイルをクローズするようにアプリケーションを変更します。
この問題には、考えられる原因が 2 つあります。
WASX7015E: Exception running command: "$AdminApp installInteractive Documents and Settings/ myUserName/Desktop/MyApp/myapp.ear"; exception information: com.ibm.bsf.BSFException: error while eval'ing Jacl expression: can't find method "installInteractive" with 3 argument(s) for class "com.ibm.ws.scripting.AdminAppClient"ファイルとパス名の指定が間違っています。 この場合は、パスにスペースが含まれているため、 wsadmin プログラムによって、複数のパラメーターがあると解釈されています。
$AdminApp installInteractive "Documents and Settings/myUserName/Desktop/MyApps/myapp.ear"
WASX7015E: Exception running command: "$AdminApp installInteractive MyApps¥myapp.ear "; 例外情報: com.ibm.ws.scripting.ScriptingException: WASX7115E: 次の入力ファイルを読み取れません。 "WebSphere¥AppServer¥bin¥MyAppsmyapp.ear"アプリケーション・パスが誤って指定されています。 この場合は、パス内の分離文字として、「スラッシュ」(/) を使用する必要があります。
SQL0104N An unexpected token "CREATE TABLE AGENT (COMM DOUBLE, PERCENT DOUBLE, P" was found following " ". Expected tokens may include: " ". SQLSTATE=42601
AppDeploymentException: [ADMA0014E: Validation failed. ADMA0004E: Validation error in task Specifying the Default Datasource for EJB Modules JNDI name is not specified for module beannameBean Jar with URI filename.jar,META-INF/ejb-jar.xml. このモジュールに属する各 CMP Bean にデータ・ソースが指定されていません。 各 CMP Bean にデータ・ソースを指定するか、モジュール全体にデフォルトのデータ・ソースを指定してください。]原因の 1 つとしては、WebSphere Application Server バージョン 4.0 では、 各 JAR 内で CMP Bean ごとにデータ・ソースを定義する必要があったことが考えられます。 バージョン 5.0 およびそれ以降のリリースでは、1 つのコンテナー管理パーシスタンス (CMP) Bean に対して 1 つのデータ・ソースを指定することも、JAR ファイル内のすべての CMP Bean に対して 1 つのデフォルト・データ・ソースを指定することもできます。 つまり、インストールの対話 (管理コンソール内のインストール・ウィザードなど) ではデータ・ソース・フィールドはオプションですが、インストールの最後に実行される検証では、少なくとも 1 つのデータ・ソース・フィールドが指定されているかどうかがチェックされます。
この問題を解決するには、再度インストールを実行して、デフォルトのデータ・ソースを指定するか、 または CMP タイプの Enterprise Bean ごとにそれぞれデータ・ソースを指定します。
wsadmin ツールを 使用する場合は、$AdminApp installInteractive filename コマンドを使用して、 インストール中にデータ・ソースを要求するプロンプトが出されるようにするか、またはデータ・ソースを 応答ファイルで提供します。
この構文の詳細については、 wsadmin ツールによるアプリケーションのインストール を参照してください。
Web アプリケーション tmp.war は、 WebSphere Application Server バージョン 5.0 および 5.1 上ではインストールできますが、WebSphere Application Server バージョン 6 サーバーでは インストールに失敗します。アプリケーションのインストールが失敗するのは、WEB-INF/ibm-web-bnd.xmi ファイルに、基礎となる WCCM モデルが認識しなくなった xmi タグが含まれているためです。
以下のエラー・メッセージが表示されます。
IWAE0007E アーカイブ "tmp.war" のリソース "WEB-INF/ibm-web-bnd.xmi" をロードできませんでした [2/24/05 14:53:10:297 CST] 000000bc SystemErr R AppDeploymentException: com.ibm.etools.j2ee.commonarchivecore.exception.ResourceLoadException: IWAE0007E アーカイブ "tmp.war" のリソース "WEB-INF/ibm-web-bnd.xmi" をロードできませんでした [2/24/05 14:53:10:297 CST] 000000bc SystemErr R com.ibm.etools.j2ee.commonarchivecore.exception.ResourceLoadException: IWAE0007E アーカイブ "tmp.war" のリソース "WEB-INF/ibm-web-bnd.xmi" をロードできませんでした !Stack_trace_of_nested_exce! com.ibm.etools.j2ee.exception.WrappedRuntimeException: Exception occurred loading WEB-INF/ibm-web-bnd.xmi !Stack_trace_of_nested_exce!
この問題に対処するには、ibm-web-bnd.xmi ファイルから xmi:type=EJBLocalRef タグを除去します。 このタグは以前に相互文書参照タイプのマッチングに使用されていたため、タグを除去してもアプリケーションには影響しません。 これで、アプリケーションが WebSphere Application Server v5.1、v6.0、 およびそれ以降のリリースで機能するようになりました。
このエラーは、 アプリケーションをインストールするターゲットのセル、ノード、サーバー、 またはクラスターが正しく指定されていない場合に、クラスター化された環境内で発生する可能性があります。 例えば、ターゲットのつづりを誤った場合などに発生します。
この問題を修正するには、 ターゲットの名前を実際の WebSphere Application Server トポロジーと照合し、 誤りを修正した上で再入力します。
このエラーは、ターゲット・ノード上の一部またはすべてのアプリケーションが、デプロイメント・マネージャーに既にアップロードされている場合に発生することがあります。addNode プログラムは、既にインストール済みのアプリケーションを検出すると、それらは再アップロードしません。
管理コンソールを使用してデプロイメント・マネージャー構成をブラウズし、 既にインストールされているアプリケーションを確認してください。
このエラーは、 デプロイされていないエンタープライズ・アプリケーションをインストールしようとした場合に発生することがあります。
EJB デプロイメント・ツールが アプリケーションのインストール中に稼働するように指定していて、NameNotFoundException メッセージが表示されて インストールに失敗する場合は、入力 JAR または EAR ファイルがソース・ファイルを含んでいないことを 確認してください。入力 JAR ファイルまたは EAR ファイルにソース・ファイルが存在する場合、EJB デプロイメント・ツールはデプロイメント・コードを生成する前に、再ビルドを実行します。
この問題に対処するには、ソース・ファイルを除去するか、クラス・パスにすべての独立クラスおよびリソース・ファイルを含めるかのいずれかを行います。 それ以外では、ソース・ファイルにより、または独立クラスとリソース・ ファイルへのアクセス不足によって、サーバーでのアプリケーションの再ビ ルド中に問題が生じる可能性があります。
WebSphere Application Server バージョン 5.x またはそれ以前のバージョンで稼働するようにビルドされた EJB モジュールを使用する旧バージョンのアプリケーションをインストールすると、コンパイル・エラーを起こしたり、 EJB デプロイが失敗したりします。 EJB JAR ファイルは、旧バージョンで作成されたコード向けに、Java ソースを含みます。旧バージョンの Java ソースは、 5.x またはそれ以前のバージョン向けに作成されましたが、WebSphere Application Server バージョン 6.x 製品にデプロイする場合は、バージョン 6.x ランタイム JAR ファイルを使用して コンパイルされます。
この問題に対処するには、アプリケーションの .ear ファイルからすべての.java ファイルを除去します。 Java ソース・ファイルを除去後に、アプリケーションをサーバーに正常にデプロイできます。
-Xmxsize
詳しくは、addNode コマンド および Java 仮想マシンの設定を参照してください。
大容量の EAR ファイルのアプリケーションをインストールする際に、OutOfMemory 例外を受け取った場合、デプロイメント・マネージャーの最大ヒープ・サイズを大きくしてみてください。
管理コンソールの Java 仮想マシン・ページで指定したオプションを確認します。 デプロイメント・マネージャーの JAVA 仮想マシンの設定で maximumHeapSize の値を大きくします。 次に、デプロイメント・マネージャーを再始動して、再びアプリケーションのインストールを試みます。
この変更で問題が解決しない場合は、ttrb_mdd4j.htmlを参照してください。