WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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clientUpgrade コマンド

clientUpgrade コマンドを使用して、以前のバージョンのクライアント・リソースをバージョン 6.1 レベル・リソースにマイグレーションします。

clientUpgrade コマンドを使用して、 バージョン 5.x およびバージョン 6.x のクライアント・リソ ースをバージョン 6.1 レベル・リソースにマイグレーションします。これらのリソースのマイグレーションのプロセスにおいて、クライアント JAR に入っている client-resources.xmi ファイルが最新のレベルにマイグレーションされます。 client-resources.xmi ファイルのバックアップも、クライアント JAR に入ります。 クライアント EAR ファイルがバージョン 6.1 上にインストールされる前に、 このコマンドがこれらのファイルに対して実行されていない場合、 クライアント EAR は、作動またはインストールが正しく行われません。

コマンド・ファイルは、app_server_root/bin ディレクトリーにあります。

clientUpgrade EAR_file [-clientJar client_jar ]
                               [-logFileLocation logFileLocation]
                               [-traceString trace_spec [-traceFile file_name ]]

パラメーター

サポートされる引数は、以下のとおりです。

EAR_file
このパラメーターを使用して、 処理対象のクライアント JAR ファイルを含む EAR ファイルへの完全修飾パスを指定します。
-clientJar
このオプショナル・パラメーターを使用して、処理対象の JAR ファイルを指定します。 これが指定されていない場合、プログラムは EAR ファイル内のすべてのクライアント JAR ファイルを変換します。
-logFileLocation log_file_location
このオプショナル・パラメーターを使用して、 ログ出力の保管先となる代替ロケーションを指定します。
-traceString trace_spec -traceFile file_name
これらのオプショナル・パラメーターを使用して、 IBM サービス技術員のためのトレース情報を集めます。 "*=all=enabled" (引用符を付けて) の trace_spec を指定して、トレース情報をすべて収集します。

以下は、正しい構文の例です。
clientUpgrade EAR_file -clientJar ejbJarFile



関連タスク
アプリケーション・クライアントの使用
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/rcli_ClientUpgrade.html