Data Access Bean には、強固な機能とフィーチャーのセットが用意されながらも、 リレーショナル・データベースへのアクセスに伴う複雑さはほとんど表に出ていません。
Data Access Bean は、Enterprise JavaBeans 仕様に従って作成された Java クラスです。
Data Access Bean は、JavaBeans に準拠したツール (IBM Rational Application Developer など) で使用できます。 また、Data Access Bean は Java クラスでもあるため、 通常のクラスと同様に使用することができます。
Data Access Bean (パッケージ com.ibm.db の中にあります) には、 次のような機能があります。
結果セットが大規模な場合、 Data Access Bean には、 パケット (完全な結果セットのサブセット) を検索および管理する方法が用意されています。
オブジェクトのメタデータは、Java データ型を SQL データ型にマップします (逆も可能です)。 照会の実行時に、Java データ型のパラメーターは、 メタデータ・マッピングに指定されている SQL データ型に自動的に変換されます。
結果が戻されると、 メタデータ・オブジェクトは、SQL データ型を自動的に変換して、 メタデータ・マッピングに指定されている Java データ型に戻します。