WebSphere Application Server for z/OS, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: z/OS

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C++ Common Object Request Broker Architecture クライアントとのインターオペラビリティー

WebSphere Application Server では、 アクセス保護されたエンタープライズ Bean に対して CORBA C++ クライアントでのセキュリティーを サポートします。このサポートを構成すると、C++ CORBA クライアントが、クライアント証明書を使用して 保護されているエンタープライズ Bean メソッドにアクセスできるようになり、WebSphere Application Server アプリケーション上での 相互認証が実現できます。

このタスクについて

Common Secure Interoperability バージョン 2 (CSIv2) または z/OS Secure Authentication Services (z/SAS) プロトコルを使用して、 C++ CORBA クライアントと WebSphere Application Server の間のインターオペラビリティーを実現できます。WebSphere Application Server バージョン 4 でインターオペラビリティーが必要でない限り、CSIv2 を使用する必要があります。 グローバル・セキュリティーの設定 およびCommon Secure Interoperability バージョン 2 (CSIV2) および Security Authentication Service (SAS) の構成 を参照してください。

非 Java ベース の C++ クライアントからエンタープライズ Bean へのセキュリティー認証。WebSphere Application Server では、 アクセス保護されたエンタープライズ Bean に対して CORBA C++ クライアントでのセキュリティーを サポートします。このサポートを構成すると、C++ CORBA クライアントが、クライアント証明書を使用して 保護されているエンタープライズ Bean メソッドにアクセスできるようになり、WebSphere Application Server アプリケーション上での 相互認証が実現できます。

C++ CORBA クライアントが 保護されたエンタープライズ Bean にアクセスできるようにするには、以下のステップを実行します。
  • current.env のようなクライアントの環境ファイルを作成します。 ファイルの以下のリストに表示される変数を設定します。
    C++ セキュリティー設定 説明
    client_protocol_password ユーザー ID に対するパスワードを指定します。
    client_protocol_user ターゲット・サーバーで認証するユーザー ID を指定します。
    security_sslKeyring クライアントが使用する RACF 鍵リングの名前を指定します。鍵リングは、 クライアントを実行するコマンドを発行しているユーザー ID の下で定義されている必要があります。
  • WAS_CONFIG_FILE 環境変数を介した完全修飾パス名を使用して環境ファイルを指します。例えば、test.sh テスト・シェル・スクリプトでは、以下をエクスポートします。
    /WebSphere/V6R0M0/DeploymentManager/profiles/default/config/cells
      /PLEX1Network/nodes/PLEX1Manager/servers/dmgr
    一部の環境ファイル用語を以下に説明します。
    default
    プロファイル名
    PLEX1Network
    セル名
    PLEX1Manager
    ノード名
    dmgr
    サーバー名



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最終更新: Jan 21, 2008 10:52:11 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.zseries.doc/info/zseries/ae/tsec_interoperatec.html