WebSphere Application Server では、 アクセス保護されたエンタープライズ Bean に対して CORBA C++ クライアントでのセキュリティーを サポートします。このサポートを構成すると、C++ CORBA クライアントが、クライアント証明書を使用して 保護されているエンタープライズ Bean メソッドにアクセスできるようになり、WebSphere Application Server アプリケーション上での 相互認証が実現できます。
Common Secure Interoperability バージョン 2 (CSIv2) または z/OS Secure Authentication Services (z/SAS) プロトコルを使用して、 C++ CORBA クライアントと WebSphere Application Server の間のインターオペラビリティーを実現できます。WebSphere Application Server バージョン 4 でインターオペラビリティーが必要でない限り、CSIv2 を使用する必要があります。 グローバル・セキュリティーの設定 およびCommon Secure Interoperability バージョン 2 (CSIV2) および Security Authentication Service (SAS) の構成 を参照してください。
非 Java ベース の C++ クライアントからエンタープライズ Bean へのセキュリティー認証。WebSphere Application Server では、 アクセス保護されたエンタープライズ Bean に対して CORBA C++ クライアントでのセキュリティーを サポートします。このサポートを構成すると、C++ CORBA クライアントが、クライアント証明書を使用して 保護されているエンタープライズ Bean メソッドにアクセスできるようになり、WebSphere Application Server アプリケーション上での 相互認証が実現できます。
C++ セキュリティー設定 | 説明 |
---|---|
client_protocol_password | ユーザー ID に対するパスワードを指定します。 |
client_protocol_user | ターゲット・サーバーで認証するユーザー ID を指定します。 |
security_sslKeyring | クライアントが使用する RACF 鍵リングの名前を指定します。鍵リングは、 クライアントを実行するコマンドを発行しているユーザー ID の下で定義されている必要があります。 |
/WebSphere/V6R0M0/DeploymentManager/profiles/default/config/cells /PLEX1Network/nodes/PLEX1Manager/servers/dmgr一部の環境ファイル用語を以下に説明します。