この情報を使用して、SOAP 要求を送信するクライアントに関する問題を診断およびトラブルシューティングします。
一致するエラーがない場合は、以下のようにします。
- アプリケーション・サーバーのログをブラウズする。メッセージ表でエラー・メッセージまたは警告メッセージを検索します。
類似した問題が見つからない場合、
または提供されている情報では問題が解決されない場合は
、IBM からのトラブルシューティングのヘルプ
を参照してください。
SOAPException: faultCode=SOAP-ENV:Client; msg=Error opening socket; java.net.ConnectException: Connection refused: connect
この接続拒否の原因として最も可能性が高いのは、デフォルト・ポート 80 への送信が行われたが、HTTP サーバーが
インストールされていないかまたは構成されていないということです。
この状態を確認するには、SOAP ポート、
例えば
http://hostname:9080 に、直接メッセージを送信します。
メッセージが正しく送信される場合は、以下のような、2 とおりの問題解決方法があります。
- SOAP 要求で引き続きポート 9080 を指定する。
- HTTP サーバーがインストールされていない場合は
、HTTP サーバーとそれに関連したプラグイン・コンポーネントをインストールする。
- HTTP サーバーがインストールされている場合は、以下のようにする。
- 管理コンソールで「環境」>「Update WebServer Plugin」をクリックして、
HTTP プラグイン構成を再生成し、HTTP サーバーを再始動する。
- 問題が解決しない場合、詳細については、HTTP サーバーのアクセス・ログと
エラー・ログ、および
plugin_install_root/logs/web_server_name/http_plugin.log ファイルを表示する。
javax.security.cert.CertPathBuilderException: No end-entity certificate matching the selection criteria could be found
このエラーは通常、新規セキュリティー鍵または更新済みのセキュリティー鍵が必要であることを示しています。
以下がセキュリティー鍵ファイルです。
- SOAPclient
- SOAPserver
- sslserver.p12
これらのファイルは、インストールされたアプリケーションの install_dir/installedApps/application_name.ear/soapsec.war/key/ ディレクトリーにあります。
これらのファイルを置き換えた場合は、アプリケーションを停止してから、再始動する必要があります。
まだインストールされていない SOAP 対応アプリケーション内の、これらのファイルを置き換えるには、
以下のようにします。
- application_name.ear ファイルを解凍します。
- soapsec.war ファイルを解凍します。
- key/ ディレクトリー内のセキュリティー・キー・ファイルを置き換えます。
- これらのファイルを置き換えた後、アプリケーションをインストールしてサーバーを再始動します。
IBM サポートから入手可能な既知の問題およびその解決法に関する最新の情報については、IBM サポート・ページを参照してください。
IBM サポートの資料を利用すると、
この問題の解決に必要な情報収集の時間を節約できます。
PMR を開く前に、IBM サポート・ページを参照してください。