このページを使用して、動的キャッシュ・サービス設定を構成および管理します。
この管理コンソールのページを表示するには、 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name 」> 「コンテナー・サービス」>「動的キャッシュ・サービス」とクリックします。
サーバーの始動時に動的キャッシュを使用可能にするかどうかを指定します。
キャッシュが保持する最大エントリー数の値として正の整数を指定します。
このフィールドにキャッシュ・サイズ値を 100 から 200,000 の範囲で入力します。
キャッシュ・エントリーのデフォルト優先順位を指定します。 これにより、キャッシュがフル・キャッシュに存在する時間が決まります。
デフォルト | 1 |
範囲 | 1 から 255 |
ディスク・オフロードを使用可能にするかどうかを指定します。
デフォルトでは、動的キャッシュには、 メモリーに構成されるエントリーの数が保持されます。 キャッシュが満杯であるのに新規エントリーが作成された場合、 各キャッシュ・エントリーに対し、最低使用頻度 (LRU) アルゴリズムを使用するよう構成された優先順位が適用され、キャッシュからエントリーが除去されます。 キャッシュがフルの場合のキャッシュ・エントリーのメモリーからの除去だけでなく、 ディスク・オフロードを使用可能にして、ファイル・システムへ キャッシュ・エントリーをコピーできます (ロケーションは構成可能です)。 後でそのキャッシュ・エントリーが必要な場合に、ファイル・システムからメモリーに移動されます。
ディスク・オフロードを使用可能にした場合にキャッシュ・エントリーを保管する、 ディスク上のロケーションを指定します。
ディスク・オフロード・ロケーションが指定されていない場合は、 デフォルトのロケーションである ${WAS_TEMP_DIR}/node/server name/_dynacache/cache JNDI name が使用されます。 ディスク・オフロード・ロケーションを指定すると、 ノード、サーバー名、およびキャッシュ・インスタンス名が付加されます。 例えば、${USER_INSTALL_ROOT}/diskoffload は、 ロケーションを ${USER_INSTALL_ROOT}/diskoffload/node/server name/cache JNDI name として生成します。 この値は、ディスク・オフロードが使用可能になっていない場合は無視されます。
サーバーが停止した場合に、メモリー内のキャッシュ・オブジェクトをディスクに 保管するかどうかを指定します。この値は、「ディスク・オフロードを使用可能にする」が選択されない場合は無視されます。
デフォルト | false |
キャッシュ複製を使用して、 同じ複製ドメイン内に構成されている複数のアプリケーション・サーバーにキャッシュ・エントリーをコピーします。
データの複製元となる複製ドメインを指定します。
定義されたいずれかの複製ドメインから選択します。 リストされた複製ドメインがない場合は、クラスター作成時、 または「環境」>「内部複製ドメイン」>「新規」をクリックして、管理コンソール内で手動で複製ドメインを作成しなければなりません。 動的キャッシュ・サービスで使用するために選択された複製ドメインは、「全グループ・レプリカ」を使用しなければなりません。 複製コンシューマー間で複製ドメインを共用することはできません。 動的キャッシュは、セッション・マネージャーまたはステートフル・セッション Bean とは別の複製ドメインを使用する必要があります。
このアプリケーション・サーバーのグローバル共用ポリシーを指定します。
新しいキャッシュ・エントリーまたは変更したキャッシュ・エントリーを他のサーバーにプッシュするまで待機する時間 (秒) を指定します。
0 (ゼロ) の値は、キャッシュ・エントリーを即時に送信します。 このプロパティーに 0 (ゼロ) より大きい値を設定すると、 時間枠内に作成または変更されたすべてのキャッシュ・エントリーが「バッチ」でプッシュされます。 デフォルトは 1 です。