WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
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HA マネージャーの使用不可化と使用可能化

コア・グループ・メンバーごとに、 固有の HAManagerService 構成オブジェクトがあります。この構成オブジェクトの使用可能属性により、 対応するプロセスに対して HA マネージャーを使用可能にするか使用不可にするかが決定されます。 使用可能属性が true に設定されている場合、HA マネージャーは使用可能です。 使用可能属性が false に設定されている場合、HA マネージャーは使用不可です。 デフォルトでは、HA マネージャーは使用可能になっています。使用可能属性の設定値を変更した場合、 変更を有効にするには、対応するプロセスを再始動する必要があります。 HA マネージャーを使用不可または使用可能にするには、wsadmin ツールを使用する必要があります。

始める前に

このタスクについて

WebSphere Application Server で使用されるリソース (CPU およびメモリーなど) の量を削減する場合、 およびコア・グループ内の一部またはすべてのプロセスにおいて HA マネージャーが不要だと判断した場合、HA マネージャーを使用不可にすることができます。

高可用性が必要なコア・グループ・メンバーにアプリケーションをインストールするため、 使用不可にされていた HA マネージャーを使用可能にすることが必要な場合があります。

HA マネージャーを使用不可にする、 または使用不可にされていた HA マネージャーを使用可能にするには、wsadmin ツールを使用する必要があります。

プロシージャー

  1. wsadmin ツールを始動します。
  2. 使用不可化または使用可能化する HA マネージャーを含むセルの デプロイメント・マネージャーを開始します。 サンプル・スクリプトを実行するには、 このセルのデプロイメント・マネージャーが実行されている必要があります。
  3. wsadmin ツールを使用して、以下のコマンドを発行し、 スクリプトを開始します。
    -lang jython -f script_file_name node_name process_name 

    例えば、WASDOCLNodePH02 ノードおよび ClusterMember2 プロセスのサンプル・スクリプトを開始するには、 以下のコマンドを発行します。

    -lang jython -f disableHamOnProcess.pty WASDOCLNodePH02 ClusterMember2 
  4. 影響を受けるすべてのノードでこの変更を同期化します。
  5. HAManagerService 構成オブジェクトの使用可能属性の設定を 変更したプロセスをすべて再開します。

結果

プロセスが、変更した状態で、HA マネージャーによって開始されます。



関連タスク
wsadmin スクリプト・クライアントの開始
高可用性環境のセットアップ
関連資料
HA マネージャーを使用する時期
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/trun_ha_ham_enable.html