Java 2 Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションは、java:comp/env/url サブコンテキストで論理的に命名された URL 接続ファクトリーへの参照を検索することによって、Uniform Resource Locator (URL) を使用することができます。
このサブコンテキストは、アプリケーションのデプロイメント記述子で宣言され、
インストール・システムに固有の URL リソースにマップされています。
このタスクについて
他の J2EE リソースの場合と同様、これを行うと、アプリケーションが外部リソースへの参照をハードコーディングする必要がなくなります。
このプロセスは、その他の J2EE リソース
(JDBC オブジェクト、JavaMail セッションなど) で使用されているものと同じです。
プロシージャー
- ネーミング・フィーチャーを使用するアプリケーションを開発します。
- アプリケーションのアセンブル時にリソース参照を定義します。
組み込みプロトコル (HTTP、FTP、ファイルなど) を使用する URL リソースは、
デフォルトの URL プロバイダーを使用することができます。
これ以外のプロトコルを使用する URL リソースは、カスタム URL プロバイダーを使用する必要があります。
- アプリケーション内で URL リソースを構成します。
- 管理コンソールを開きます。
- 管理コンソールのナビゲーション・ツリーで、「リソース」>「URL プロバイダー」とクリックします。
- 「URL_provider」>「URL」とクリックします。
- オプション: アプリケーション・クライアント・リソース構成ツール (ACRCT) を使用して、アプリケーション・クライアント内で URL プロバイダーおよび URL を構成します。
- デプロイされたアプリケーションが使用する URL プロバイダーおよび URL リソースを管理します。
既存の URL 構成を更新または除去するには、以下を実行します。
- 管理コンソールを開きます。
- 管理コンソールのナビゲーション・ツリーで、「リソース」>「URL プロバイダー」とクリックします。
- 変更する URL プロバイダーを選択します。
- 「URL」をクリックします。
- 変更する URL を選択します。
- URL のプロパティーを変更します。
- 「適用」または「OK」をクリックします。
URL プロバイダーおよび URL を除去するには、ステップ 2
の後で、「URL_provider」>「URL」の順にクリックします。
除去する URL を選択して、「削除」をクリックします。次に、「適用」または「OK」をクリックします。