メール・プロバイダーは、SMTP、IMAP、および POP3 などのプロトコル・プロバイダーのコレクションをカプセル化します。
一方、メール・セッションはユーザーを認証し、メッセージング・システムへのユーザーのアクセスを制御します。
自身のメール・プロバイダーおよびセッションを構成し、
JavaMail の処理方法をカスタマイズします。
このタスクについて
WebSphere Application Server には、
組み込み プロバイダーと呼ばれるデフォルトのメール・プロバイダーが含まれています。デフォルトのメール・プロバイダーを使用する場合は、メール・セッションを構成すればよいだけで、それはこのタスクの最終ステップになります。
カスタマイズしたメール・プロバイダーを使用するには、まず、メール・プロバイダーとセッションを作成する必要があります。
プロシージャー
- 管理コンソールを開きます。
- 「リソース」>「メール」とクリックします。
- 「メール・プロバイダー」をクリックします。
- メール・プロバイダーを作成します。
- 新規メール・プロバイダーの有効範囲を選択します。
- 「新規」をクリックします。
- 「名前」フィールドに、メール・プロバイダーの名前を入力します。
- 「適用」または「OK」をクリックします。
- メール・プロバイダーのプロトコル・プロバイダーを定義します。
- 「mail_provider」をクリックします。
- 「プロトコル・プロバイダー」をクリックします。
- 「新規」をクリックします。
- 「プロトコル」フィールドにプロトコル名を入力します。
- 「クラス名」フィールドにクラス名を入力します。
- 「適用」または「OK」をクリックします。
親メール・プロバイダーの下で、すべてのメール・セッションが定義されていることを確認してください。
まずメール・プロバイダーを選択してから、新規メール・セッションを作成します。
- メール・セッションを作成します。
- 「mail_provider」をクリックします。
- 「メール・セッション」をクリックします。
- 「新規」をクリックします。
- 「名前」フィールドにメール・セッション名を入力します。
- 「JNDI 名」フィールドに JNDI 名を入力します。
- 「適用」または「OK」をクリックします。
- メール・セッションを構成します。
- 「mail_provider」をクリックします。
- 「メール・セッション」をクリックします。
- 「mail_session」をクリックします。
- 該当するフィールドを変更します。
- 「適用」または「OK」をクリックします。