このトピックでは、Apache HTTP Server バージョン 2.0 の構成設定を変更する方法について説明します。
Apache HTTP Server v2.0 は、(Apache で稼働する) IBM HTTP Server とは 異なります。Apache HTTP Server は、i5/OS ではサポートされません。 (Apache で稼働する) IBM HTTP Server の構成について詳しくは 、IBM HTTP Server (Apache 2.0 で稼働) の構成 を 参照してください。
iSeries 以外のシステムに WebSphere Application Server 対応の Web サーバー・プラグインを インストールする際には、プラグイン・インストール・ウィザードで Web サーバーを構成します。
Web サーバー・プラグインのインストール を参照してください。
このトピックでは、Apache HTTP Server バージョン 2.0 Web サーバーの構成方法について説明します。 Web サーバー構成ファイルの編集 のその他の手順では、サポートされている他の Web サーバーの構成について説明します。
httpd: Syntax error on line XXX of /home/apache/conf/httpd.conf: Cannot load /home/apache/Plugins/mod_was_ap20_http.sl into server: Invalid argument
Windows 以外のすべてのプラットフォーム上では、 プラグインは、スレッド化された worker マルチプロセッシング・モジュール (MPM) でテストされています。Windows では、プラグインは、 デフォルトのスレッド化された MPM でテストされています。
このプラグインは、Apache 2 prefork MPM と連動しますが、 最適なのはワーカー MPM と連動する場合です。プラグインは、バックエンド WebSphere Application Server への接続プールを保守し、 メモリー内のキャッシングを使用します。これらのプラグイン機能は、Apache 2.0 が、MaxClients 値と同等の ThreadsPerChild 値で単一子プロセスを使用するように構成されている場合に、最も効果的に機能します。このプラグインは、 複数の子プロセスで構成される prefork MPM または worker MPM とともに使用することができますが、 効率が低下します。
互換性ステートメント このプラグインは、Apache HTTP Server の Apache 2.0.47 以降との 完全なバイナリー互換性を要求するバージョンと連動します。このバージョンは、プラグインのビルドに使用されたコンパイラーおよび コンパイラー・オプションと互換性を持つコンパイラーおよびコンパイラー・オプションでビルドされています。
ご使用のオペレーティング・システムで Apache 2.0 を構成するステップを実行します。
例およびメッセージは、わかりやすくするために 複数行で表示されています。Web サーバー構成ファイル内の各ディレクティブは 1 行です。
ローカル・ファイル・パスは、Web サーバーと同じマシン 上にあるアプリケーション・サーバー上の plugin-cfg.xml ファイルへのファイル・パスです。 リモート・ファイル・パスは、アプリケーション・サーバーがリモート・ マシン上にある場合の plugin-cfg.xml ファイルへの ファイル・パスです。 プラグイン・インストール・ウィザードは、インストール中にダミーの plugin-cfg.xml ファイルをインストールしますが、 このファイルはアプリケーション・サーバー・マシンの実ファイルから定期的な 伝搬を必要とします。
以下のアプリケーション・サーバー・ローカル・ファイル・パスの node_name は、 スタンドアロン Application Server では web_server_name_node 、管理対象ノードでは managed_node_name になります。 いずれの場合も、リモート・ファイル・パスが 表示されます。
以下のステップの Web サーバー定義の名前は webserver1 です。
この手順によって、Apache 2.0 Web サーバーが再構成されます。
プラグイン・インストール・ウィザードは、GSKIT SSL 暗号化ライブラリーがインストールされていない場合、 必要なレベルでこのライブラリーをインストールします。 このプラグインを新規マシンに手動でコピーする場合、 暗号化されているバックエンド接続に必要な GSKIT ライブラリーがないことがあります。
Web サーバーの構成後、この Web サーバーにアプリケーションをインストールすることができます。 詳しくは、インフォメーション・センターのアプリケーション・セクションを参照してください。