- リモート Web サーバー・インストールをセットアップします。
リモート Web サーバー構成は、実稼働環境用として推奨されています。
リモート・インストールは、アプリケーション・サーバーが別個のマシン上にある場合に、Web
サーバー・マシン上に Web サーバー・プラグインをインストールします。
以下にグラフィックを示します。

リモート・インストール・シナリオ
ステップ |
マシン |
タスク |
1 |
A |
WebSphere Application Server 製品をインストールします。製品および追加のソフトウェアのインストール
を参照してください。 |
2 |
A |
アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成
を参照してください。 |
3 |
B |
IBM HTTP Server のインストール またはサポートされている他の Web サーバーのインストールを行います。
|
4 |
B |
プラグイン・インストール・ウィザードを使用して、
バイナリー・プラグイン・モジュールをインストールします。
別個のマシン上での Web サーバーおよびアプリケーション・サーバーの構成 (リモート)
を参照してください。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。
|
5 |
B |
configureweb_server_name スクリプトをマシン A
にコピーします。一方のマシンが AIX または Linux などの
オペレーティング・システムで稼働しており、
他方のマシンが Windows で稼働している場合、
このスクリプトを plugins_root/
bin/ crossPlatformScripts
ディレクトリーからコピーしてください。
|
6 |
A |
マシン B から configureweb_server_name
スクリプトをマシン A の app_server_root/bin
ディレクトリーに貼り付けます。 |
7 |
A |
コマンド行からスクリプトを実行します。 |
8 |
A |
アプリケーション・サーバーが稼働していることを確認します。管理コンソールを開き、
変更済みの構成を保管します。 |
9 |
B |
Lotus Domino Web サーバーを始動する前に、Lotus Domino Web サーバー
用の plugins_root/setupPluginCfg.sh
スクリプトを実行します。
それ以外の場合は、Web サーバーを始動します。 |
10 |
B |
スヌープ・サーブレットを実行します。
独自のアプリケーションを使用して検査するには、そのアプリケーションをインストールした後に、plugin-cfg.xml ファイルを再生成して伝搬します。
|
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
プラグインのインストール中に、一時的な plugin-cfg.xml ファイルがマシン B の
plugins_root/config/ web_server_name ディレクトリーにインストールされます。
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
アプリケーション・サーバーから実際の plugin-cfg.xml ファイルを使用するには、
次のセクションの説明に従って、plugin-cfg.xml ファイルを伝搬します。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、IBM HTTP Server に対してのみ
plugin-cfg.xml ファイルを自動的に伝搬します。
他のすべての Web サーバーでは、
プラグイン構成ファイルを手動で伝搬します。マシン A の
profile_root/config/cells/cell_name/nodes/web_server_name_node/servers/web_server_name
ディレクトリーから plugin-cfg.xml ファイルをコピーします。
そのファイルをマシン B の plugins_root/config/web_server_name
ディレクトリーに貼り付けます。
- ローカル Web サーバー構成をセットアップします。
ローカル Web サーバー構成は、開発またはテスト環境用として推奨されています。
ローカル・インストールには、同一マシン上の Web サーバー・プラグイン、Web サーバー、
およびアプリケーション・サーバーが含まれます。

ローカル・インストール・シナリオ
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
plugin-cfg.xml ファイルが
profile_root/config/cells/cell_name/nodes/web_server_name_node/servers/web_server_name
ディレクトリーに生成されます。Web サーバー定義が作成されると、生成が発生します。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
ローカル・ファイルには伝搬は必要ありません。
- セルでリモート Web サーバー・インストールをセットアップします。
リモート Web サーバー構成は、実稼働環境用として推奨されています。
リモート・インストールは、アプリケーション・サーバーが別個のマシン上にある
場合に、Web サーバー・マシン上に Web サーバー・プラグインをインストールします。
以下にグラフィックを示します。

リモート・インストール・シナリオ
ステップ |
マシン |
タスク |
1 |
A |
WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。
製品および追加のソフトウェアのインストール
を参照してください。 |
2 |
A |
デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成します。グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成
を参照してください。 |
3 |
A |
profile_root/bin/startManager.sh
コマンド、または Windows でこのコマンドに相当するコマンドを使用して、デプロイメント・マネージャーを始動します。 |
4 |
B |
WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。
製品および追加のソフトウェアのインストール
を参照してください。 |
5 |
B |
アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成
を参照してください。 |
6 |
B |
profile_root/bin/addNode.sh dmgrhost 8879 -includeapps コマンドまたは Windows のこのコマンドに相当するコマンドを使用して、
ノードを統合します。 |
7 |
C |
IBM HTTP Server のインストール またはサポートされている他の Web サーバーのインストールを行います。
|
8 |
C |
プラグイン・インストール・ウィザードを使用してバイナリー・プラグイン・モジュールをインストールします。別個のマシン上での Web サーバーおよびアプリケーション・サーバーの構成 (リモート)
を参照してください。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。
|
9 |
C |
configureweb_server_name スクリプトをマシン A
にコピーします。 一方のマシンが AIX または Linux などの
オペレーティング・システムで稼働しており、
他方のマシンが Windows で稼働している場合、
このスクリプトを plugins_root/
bin/ crossPlatformScripts
ディレクトリーからコピーしてください。
|
10 |
A |
configureweb_server_name スクリプトをマシン C からマシン A の app_server_root/bin ディレクトリーに貼り付けます。 |
11
|
A |
デプロイメント・マネージャーが稼働中であることを検証した後で、コマンド行からスクリプトを実行します。
セキュリティーを使用可能にした場合、
またはデフォルトの JMX コネクター・タイプを変更した場合は、
スクリプトを編集して、wsadmin コマンドに適切なパラメーターを組み込みます。
|
12 |
A/B |
マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、
マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。同期が発生するのを待ち、
新規構成を保管します。 |
13 |
C |
Lotus Domino Web サーバーを始動する前に、Lotus Domino Web サーバー
用の plugins_root/setupPluginCfg.sh
スクリプトを実行します。
それ以外の場合は、Web サーバーを始動します。 |
14 |
C |
スヌープ・サーブレットを実行します。
独自のアプリケーションを使用して検査するには、そのアプリケーションをインストールした後に、plugin-cfg.xml ファイルを再生成して伝搬します。
|
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
プラグインのインストール中に、一時 plugin-cfg.xml ファイルがマシン C の
plugins_root/config/ web_server_name ディレクトリーにインストールされます。
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
アプリケーション・サーバーから実際の plugin-cfg.xml ファイルを使用するには、
次のセクションの説明に従って、plugin-cfg.xml ファイルを伝搬します。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、IBM HTTP Server に対してのみ
plugin-cfg.xml ファイルを自動的に伝搬します。
他のすべての Web サーバーに対しては、
マシン A の profile_root/config/ cells/ cell_name/ nodes/ node_name/servers/ web_server_name
ディレクトリーからマシン C の
plugins_root/config/ web_server_name
ディレクトリーに、手動で plugin-cfg.xml ファイルをコピーすることによって、
プラグイン構成ファイルを伝搬します。
- ローカル分散 Web サーバー構成をセットアップします。
ローカル Web サーバー構成は、開発またはテスト環境用として推奨されています。
ローカル分散インストールでは、同一マシン上に
Web サーバー・プラグイン、Web サーバー、および管理対象アプリケーション・サーバーがインストールされます。

ローカル分散インストール・シナリオ
ステップ |
マシン |
タスク |
1 |
A |
WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。
|
2 |
A |
デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成します。 |
3 |
A |
profile_root/bin/startManager.sh
コマンド、または Windows でこのコマンドに相当するコマンドを使用して、デプロイメント・マネージャーを始動します。 |
4 |
B |
WebSphere Application Server Network Deployment をインストールします。
|
5 |
B |
アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成します。 |
6 |
B |
profile_root/bin/addNode.sh dmgrhost 8879 -includeapps コマンドまたは Windows のこのコマンドに相当するコマンドを使用して、
ノードを統合します。 |
7 |
B |
IBM HTTP Server またはサポートされる別の Web サーバーをインストールします。
|
8 |
B |
プラグイン・インストール・ウィザードを使用してバイナリー・プラグイン・モジュールをインストールします。 Web サーバーの作成および構成を行うスクリプトは、plugins_root/bin ディレクトリーに作成されます。
|
9 |
B |
デプロイメント・マネージャーがマシン A 上で稼働していることを検証した後、
マシン B 上の plugins_root/bin
ディレクトリーで、コマンド行から configureweb_server_name スクリプトを実行します。
セキュリティーを使用可能にした場合、またはデフォルトの JMX コネクター・タイプを変更した場合は、
そのスクリプトを編集し、適切なパラメーターを組み込みます。
|
10 |
A/B |
マシン A 上のデプロイメント・マネージャーの管理コンソールを使用して、
マシン B 上のアプリケーション・サーバーを始動します。
同期が発生するのを待ち、新規構成を保管します。 |
11
|
B |
Lotus Domino Web サーバーを始動する前に、Lotus Domino Web サーバー
用の plugins_root/setupPluginCfg.sh
スクリプトを実行します。
それ以外の場合は、Web サーバーを始動します。 |
12 |
B |
スヌープ・サーブレットを実行します。
|
plugin-cfg.xml ファイルの再生成
Web サーバー・プラグイン構成サービスは、plugin-cfg.xml ファイルを自動的に再生成します。
Web サーバー定義の作成時に、plugin-cfg.xml ファイルが、profile_root/config/ cells/ cell_name/ nodes/ node_name/servers/ web_server_name ディレクトリーに生成されます。
構成が変更される場合は必ず、アプリケーション・サーバーで Web サーバー定義の
plugin-cfg.xml ファイルを再生成します。Web サーバーは、ファイルが再生成されると、そのファイルへの即時アクセスが実行されます。
Web サーバー・プラグイン構成サービス (管理サービス) がマシン A で使用可能な場合、
すべての Web サーバーに対して plugin-cfg.xml ファイルが自動的に生成されます。
plugin-cfg.xml ファイルの伝搬
マシン A からマシン B に
plugin-cfg.xml ファイルを伝搬するには、ノード同期が使用されます。
Web サーバー・プラグイン構成サービス (管理サービス) がマシン A 上で使用可能な場合、
すべての Web サーバーに対して plugin-cfg.xml ファイルが自動的に伝搬されます。
代替構成
この手順では、2 台のマシン上にプラグインをインストールする方法を説明します。
ただし、次のグラフィックで示すように、この手順は単一マシン上で実行することができます。
ローカル分散インストールでは、同一マシン上に Web サーバー・プラグイン、Web サーバー、アプリケーション・サーバー、およびデプロイメント・マネージャーもインストールされます。
