WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
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エンタープライズ Bean のデータベース・テーブルへのマッピング

エンタープライズ Bean JAR ファイル (EJB モジュール) を リレーショナル・データベース (RDB) テーブルにマップすると 、EJB モジュールがデータベース・リソースにアクセスできるようになります。

始める前に

このトピックでは、EJB モジュールを含む エンタープライズ・アプリケーションが作成済みであること、および このアプリケーションを 1 つ以上のリソースにアクセスさせることを前提としています。

また、このトピックでは Application Server Toolkit (AST) や Rational Web Developer など のアセンブリー・ツールが開始済みであること 、および J2EE モジュールを扱うためにアセンブリー・ ツールが構成されていることも前提となっています。

このタスクについて

アセンブリー・ツールの「EJB から RDB へのマッピング」ウィザードを使用して 、エンタープライズ Bean JAR ファイル (EJB モジュール) を、リレーショナル・ データベース (RDB) テーブルにマップできます。このウィザードを使用して、 以下の状態における EJB から RDB へのマッピングを作成します。
既存のエンタープライズ Bean (データベース・スキーマなし)
Top Down」マッピングは、 デフォルトのデータベース・スキーマおよび 1 つ以上の既存のエンタープライズ Bean からのマッピングを生成します。
既存のデータベース・スキーマ (エンタープライズ Bean なし)
Bottom Up マッピングは、1 つ以上のエンタープライズ Bean および既存のデータベース・スキーマからのマッピングを生成します。
既存のエンタープライズ Bean (データベース・スキーマあり)
Meet In the Middle」マッピングは、 既存のエンタープライズ Bean と既存のデータベース・テーブルを一致させます。名前、名前およびタイプ、またはそれ以外で一致させることができます。

「Top Down」マッピングおよび「Meet In the Middle」マッピングは、 複数のバックエンドをサポートし、実行時に構成可能な単一の EJB モジュール内に 複数のデプロイメントを作成します。 「Bottom Up」マッピングでは単一のバックエンドしかサポートされていません。 バックエンド は、別々のデータベース・ベンダーを表すことも、 単に代替マッピングとテーブル修飾子を表すこともあります。複数の バックエンドが存在する場合は、EJB デプロイメント記述子エディター (EJB 2.0 Bean を扱う場合) で現在の BackendID を設定する必要があります。 JAR が WebSphere Application Server にインストールされている場合は、 実行時にこのマッピングが使用されます。EJB 2.0 プロジェクト内 に EJB 1.1 Bean をデプロイする場合、EJB 1.1 Bean は、最初に宣言した データベースおよびタイプを使用して、一度だけデプロイされます。 EJB デプロイメント記述子エディターの「WebSphere Bindings」で、 「バックエンド ID」を指定してください。 「バックエンド ID」によって、 デプロイメント時にロードされるパーシスター・クラスが決まります。

プロシージャー

  1. プロジェクト・エクスプローラー・ビューで、EJB モジュールを右クリックします。
  2. EJB から RDB へのマッピング」>「マップの生成」をクリックします。
  3. ウィザードが開いたら、F1 を押して、マッピングのタイプを選択します。 オンライン・ヘルプにはマッピングの生成についての詳細情報があります。
  4. EJB 2.0 プロジェクトの場合、「EJB to RGB Mapping」ページで新規のバックエンドを作成 する (Top Down) か、 スキーマがバックエンドに存在しているがマッピング・ファイルがない既存のバックエンドを使用 する (Bottom Up または Meet In the Middle) かを指定します。 すで にマッピングを生成済みである場合は、非マップ要素を作成およびマップす ることも、マッピング・エディターを開いて手動で変更を行うこともできます。 EJB 2.0 では、 マッピングおよびスキーマ・ファイルは EJB 2.0 プロジェクトの バックエンド を作成します。各プロジェクトに対して複数のバックエンド・フォルダーを持つことができます。 例えば、DB2 バックエンドと Oracle バックエンドをそれぞれ 1 つずつ持つことができます。ウィザードは、 デフォルトとして 1 つの データベース・バックエンドのみを使用しますが、必要な数だけ定義することができます。
  5. ウィザードおよびオンライン・ヘルプの指示に従います。
  6. 終了」をクリックしてマッピングを生成します。

結果

更新済みモジュール用のファイルが、プロジェクト・エクスプローラー・ビューに表示されます。

次の作業

モジュールをテストしたら、 アプリケーション・サーバーにモジュールを デプロイすることができます。

EJB モジュールについては、EJB デプロイメント・コードの生成と 、ターゲット・サーバーへのモジュールのデプロイを 、1 つのステップで行うことができます。プロジェクト・エクスプローラー・ビューで、EJB プロジェクトを右クリックして、 「デプロイ」をクリックしてください。




サブトピック
データベースのマッピングの制約
関連タスク
アプリケーションのアセンブル
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/tatk_ejb2rdbmapping.html