WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

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データ・アクセス・アプリケーションの管理

これらの管理タスクは基本的に、アプリケーションがバックエンドと接続する手段であるオブジェクトやりソースの構成、および接続要求のボリュームをハンドルするためのリソースの調整で構成されています。

プロシージャー

  1. ご使用のアプリケーションがバックエンドへのアクセスを必要とする Web モジュールまたは EJB モジュールを含んでいる場合は、ご使用の EIS のタイプに応じてリソースを構成してください。
    重要: リソースの Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名を指定する場合は、以下の要件を付加します。
    • 重複する JNDI 名を異なるリソース・タイプ (データ・ソースと J2C 接続ファクトリーまたは JMS 接続ファクトリーなど) に割り当てないでください。
    • 重複する JNDI 名を、同じスコープ内の同じタイプの複数のリソースに割り当てないでください。
  2. WebSphere Application Server ではなく、アプリケーション・コードがバックエンドとの接続を認証する場合に限り、新規 Web モジュールのリソースまたは EJB モジュールのリソースの認証別名を構成します。 このセキュリティー構成はコンポーネント管理 許可と呼ばれており、アプリケーション・デプロイメント記述子では res-auth = Application と表されます。

    res-auth = Container で指定されるコンテナー管理 許可は、 Application Server がバックエンド接続のサインオンを実行することを表しています。コンテナー管理認証エイリアスは、アプリケーション・リソース参照に指定する必要があります。 このタスクは、アプリケーション・アセンブリー中またはデプロイメント中に、 データ・ソースまたは接続ファクトリー・リソースへのリソース参照のマッピングとともに行うことができます。 ただし、アプリケーション・デプロイメントの後に管理コンソールを使用してコンテナー管理認証エイリアスを変更することができます。 「アプリケーション」> 「Enterprise Applications」 > 「application_name」とクリックして、適切なマッピング・ページへのリンクを選択します。 例えば、EJB モジュール・リソースの別名を変更したい場合は、「1.x CMP bean data sources」または「2.x CMP bean data sources」をクリックします。Web モジュール・リソースの場合は、「リソース参照」をクリックします。

    リソース認証に関する詳しい解説は、トピック、J2EE コネクター・セキュリティー を参照してください。

  3. ご使用のアプリケーションに、データ・アクセスを必要とするクライアント・モジュールが含まれている場合は、アプリケーション・クライアントのデータ・アクセスの構成を参照してください。 この単一の構成プロセスで、コンポーネント管理サインオンまたはコンテナー管理サインオンのいずれかの認証データを定義できます。
  4. 接続プール設定を指定します。
  5. 新規データ・ソースへの接続をテストします。 接続のテストに使用可能なメソッドについては、テスト接続サービス の項を参照してください。 この項では、接続テスト結果の正確性に影響する可能性がある、重要なデータ・ソース設定についても記述しています。
  6. JDBC トレース・サービスを設定します。 JDBC トレース・ログ情報は、データ・ソース障害の JVM ログ・データを拡張します。

    管理コンソールを使用してトレースを活動化するには、サーバー始動時にトレースを使用可能にする を調べてください。 トレース・グループとして WAS.database を指定し、トレース・ストリングとして com.ibm.ws.db2.logwriter を選択します。

  7. JDBC 接続プールのカウンター または J2C 接続プール・カウンター を活動化することによって、接続プール統計を収集します。または、Performance Monitoring Infrastructure (PMI) メソッド呼び出しを使用して接続統計を収集することもできます。接続および接続プール統計 の項目を参照してください。
  8. リソースを調整して接続ボリュームを管理します。トピックデータ・アクセス・チューニング・パラメーター を参照してください。



サブトピック
リソース・アダプター・アーカイブ (RAR) ファイルのインストール
管理コンソールにおける J2EE コネクター接続ファクトリーの構成
J2EE コネクター・セキュリティー
参照へのリソース参照のマッピング
JDBC プロバイダーおよびデータ・ソースの構成
アセンブリー・ツールおよび ACRCT を使用したアプリケーション・クライアントのデータ・アクセスの構成
リソース参照
JDBC アクセスのためのプラットフォーム固有タスクの実行
プールされた接続の妥当性を確認するための事前テスト
クライアント情報のデータベースへの引き渡し
Cloudscape バージョン 5.1.60.x の構成
[バージョン 6.0.2] Derby バージョン 10.0 の構成
データベース・パフォーマンスのチューニング
データ・アクセス・チューニング・パラメーター
JCA ライフ・サイクル管理オペレーションを介したリソースの管理
データ・アクセスの問題
JDBC トレース構成
関連概念
リソース・アダプター
JDBC プロバイダー
データ・ソース
接続プール
関連タスク
J2EE コネクター・アーキテクチャー・コネクターによるデータへのアクセス
関連資料
ベンダーによる、データ・ソースの最小必要設定
DB2 のチューニング・パラメーター
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
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