WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

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サポートされないバージョン 4.0.x オペレーティング・システムでのバックアップ・ディレクトリーの作成

サポートされないバージョン 4.0.x オペレーティング・システムでバックアップ・ディレクトリーを作成することができます。

このタスクについて

このトピックは、AIX 4.3.3 または Solaris 7 オペレーティング・システムで稼働している WebSphere Application Server Advanced Server Single Edition (AEs) および Advanced Edition (AE) バージョン 4.0.x のインストールに適用します。WebSphere Application Server バージョン 6.0.x が使用する JDK の制限のため、これらのオペレーティング・システムでは、WebSphere Application Server バージョン 6.0.x 製品 CD に同梱される WASPreUpgrade コマンドを使用することはできません。WASPostUpgrade コマンドに入力として使用されるバックアップ・ディレクトリーを作成するには、以下のステップを使用します。

プロシージャー

  1. オプション: ご使用のオペレーティング・システムをアップグレードします。 ご使用のシステムのアップグレードを選択する場合、以下のステップに進む必要はありません。 AIX では、リリース 4.3.3 からリリース 5.1 へ、ユーザーの現在のシステム構成を保存する 「OS マイグレーション」パスが提供されています。 Solaris では、Solaris 7 から Solaris 8 へ、同様に動作する「OS アップグレード」パスが提供されています。 詳しくは、ご使用のオペレーティング・システムの資料を参照してください。
  2. 手動でバックアップ・ディレクトリーを作成します。
    1. AE および AEs の両方での最初のステップは、構成ファイルの共通セットをバックアップすることです。 以下の例は、AIX インストールを反映しています。 この例では、ご使用の構成要件を反映するため、または異なるオペレーティング・システムを反映するために、多くの値の更新が必要な場合があります。
      cp -R /websphere/appserver/bin /websphere/backup/websphere_backup/bin
      cp -R /websphere/appserver/classes /websphere/backup/websphere_backup/classes
      cp -R /websphere/appserver/config /websphere/backup/websphere_backup/config
      cp -R /websphere/appserver/installableApps /websphere/backup/websphere_backup/installableApps
      cp -R /websphere/appserver/installedApps /websphere/backup/websphere_backup/installedApps
      cp -R /websphere/appserver/lib/app /websphere/backup/websphere_backup/lib/app
      cp -R /websphere/appserver/properties /websphere/backup/websphere_backup/properties

      ここで、/websphere/backup は、作成するバックアップ・ディレクトリーのロケーションです。

      注: 上記ディレクトリーの一部は、すべてのシステムに存在しているわけではありません。
    2. AE についてのみ、追加のステップが必要です。
      1. 以下の構成ファイルを保管します。
        copy /websphere/appserver/installedConnectors to 
             /websphere/backup/websphere_backup/installedConnectors
      2. バージョン 4.0.x XMLConfig ツールを使用して、現行の構成をエクスポートします。AE 構成をファイルにエクスポートする前に、管理サーバーが稼働していることを確認してください。 以下のパラメーターについて詳しくは、バージョン 4.0 AE XMLConfig 資料を参照してください。
        • adminNodeName
        • export
        • nameServiceHost
        • nameServicePort
        バージョン 4.0.x 用サンプル・エクスポート・コマンド
         XMLConfig -export /websphere/backup/websphere_backup.xml -adminNodeName cally

次の作業

/websphere/backup ディレクトリーの tar アーカイブを作成するか、またはそのディレクトリーを zip し、サポートされないオペレーティング・システムからのマイグレーション のステップ 5 を続行します。



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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/tins_migOS4.html