WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
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Edge Side Include のキャッシングの構成

Web サーバーのプラグインには、ESI プロセッサーが組み込まれています。ESI プロセッサーは、非常に高いキャッシュ・ヒット率で、 ページの一部分だけでなく、ページ全体をキャッシュに入れることができます。 ESI プロセッサーがインプリメントするキャッシュは、 ディスク・キャッシュではなくメモリー内キャッシュです。そのため、Web サーバーを再始動する場合には、キャッシュ・エントリーは保管されません。

このタスクについて

Edge Side Include (ESI) は、plugin-cfg.xml ファイルを使用して構成します。

Web サーバーのプラグインが要求を受信した際、ESI プロセッサーが使用不可でない限り、その要求が ESI プロセッサーに送信されます。 ESI プロセッサーは、デフォルトでは使用可能となっています。 キャッシュ・ミスが発生した場合、 Surrogate-Capability ヘッダーが要求に追加され、 その要求が WebSphere Application Server に転送されます。 アプリケーション・サーバーにおいて、サーブレット・キャッシングが使用可能となっており、 かつ応答がエッジ・キャッシュ可能である場合、 アプリケーション・サーバーは Websphere Application Server プラグインへの応答として Surrogate-Control ヘッダーを戻します。

Surrogate-Control 応答ヘッダーの値にはルールのリストがあり、 ESI プロセッサーはこれを使用して、キャッシュ ID を生成します。 そしてキャッシュ ID をキーとして使用して、 ESI キャッシュ内に応答を保管します。 応答の本体にある ESI インクルード・タグごとに新規要求が処理され、 ネストされているインクルードはそれぞれキャッシュ・ヒットで見付かるか、 または別の要求としてアプリケーション・サーバーに転送されます。 ネストされたインクルードがすべて処理された場合、 そのページはアセンブルされてクライアントに戻されます。

ESI プロセッサーは、WebSphere Web サーバー・プラグインの構成ファイル plugin-cfg.xml を使用して構成することができます。 以下に、ESI 構成オプションの例を示す、このファイルの最初の部分を示します。
<?xml version-"1.0"?>
<Config>
		<Property Name="esiEnable" Value="true"/>
		<Property Name="esiMaxCacheSize" Value="1024"/>
		<Property Name="esiInvalidationMonitor" Value="false"/>

プロシージャー




サブトピック
代替 URL の構成
関連タスク
動的キャッシュ・サービスの使用可能化
タスクの概説: 動的キャッシュ・サービスの使用によるパフォーマンスの向上
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/tdyn_esiedgecaching.html