WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

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クライアント情報のデータベースへの引き渡し

WebSphere Application Server API またはトレース機能を使用して、 同一データ・ソースから発信されるすべての接続について固有のクライアント情報を引き渡すことができます。

このタスクについて

一部のデータベース (DB2 など) では、ユーザーのデータベース・サーバーを起動して WebSphere Application Server 接続からクライアント情報を抽出する、データ・ソースのカスタム・プロパティーをサポートします。 (ご使用の製品がこの機能をサポートしているかどうか、またその製品がどのようなプロパティーを必要とするのかについては、データベースのドキュメンテーションを参照してください。) ただし、これらのプロパティーによりもたらされる機能は、Application Server では非常に限られているので注意してください。その結果、 アプリケーション・サーバーの接続マネージャーが、以下のようなリスクを伴う振る舞いをすることになり、誤ったクライアント情報がデータベースに転送される可能性があります。
  • 接続マネージャーは、データ・ソース上のクライアント情報を、またはデータ・ソースから取得された接続を、動的に変更することはできません。
  • 接続マネージャーは、そのデータ・ソースから取得されたすべての接続に同一のクライアント情報を設定する必要があります。 例えば、データ・ソース clientInformation プロパティーの一部として ApplicationName を設定すると、 そのデータ・ソースからのすべての接続が同じアプリケーション名を持つことになります。

Application Server は、必要な接続管理を柔軟に行えるよう にするために、クライアント情報を渡す方法を 2 つ用意しています。 いずれかの方法を使用して、(他の接続には設定せず) 一部の接続についてクライアント情報を設定し、同じデータ・ソースからの別のデータベース接続について別のクライアント情報を設定することができます。

プロシージャー

結果

例: setClientInformation(Properties) API によるクライアント情報の設定 を参照してください。



サブトピック
例: setClientInformation(Properties) API によるクライアント情報の設定
暗黙的に設定されるクライアント情報
管理コンソールを使用したクライアント情報トレースの設定
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/tdat_clientinfotask.html