プロファイル・ディレクトリーの名前を指定するか、デフォルトを受け入れて、「次へ」をクリックします。 プロファイル名のガイドライン: 2 バイト文字がサポートされています。プロファイル名は、次の制限を満たす固有の名前とすることができます。
プロファイルの名前を付ける際には、以下の文字を使用しないでください。
- スペース
- *&? など、ご使用のオペレーティング・システムのディレクトリー名にサポートされていない無効な特殊文字
- スラッシュ (/) または (¥)
デフォルト・プロファイル
マシンで作成する最初のプロファイルは、デフォルト・プロファイルです。
デフォルト・プロファイルは、製品インストール・ルートの bin ディレクトリーから実行されるコマンドのデフォルトのターゲットです。
マシンにプロファイルが 1 つしかない場合、
すべてのコマンドは構成内のサーバー・プロセスに対してのみ動作します。
マルチプロファイル環境におけるプロファイルのアドレッシング
マシンに複数のプロファイルが存在する場合、特定のコマンドでは、コマンドが適用するプロファイルを指定する必要があります。
これらのコマンドでは、-profileName パラメーターを使用して、処理するプロファイルを識別します。
各プロファイルの bin ディレクトリーにあるコマンドを使用する方が効果的な場合があります。
これらのコマンドは、以下の場所にあります。
コマンドは、2 行からなります。最初の行は、コマンド・ウィンドウの WAS_USER_SCRIPT 環境変数を設定します。
この変数は、プロファイルを処理するためにコマンド環境をセットアップします。
2 行目は、以下のディレクトリーにある実際のコマンドを呼び出します。
実際のコマンドは、コマンド・シェルを照会して、
呼び出しプロファイルを判別し、呼び出しプロファイルに対するコマンドを自動的に処理します。
ウィザードは、「プロファイル・ディレクトリー」パネルを表示します。
「ノード名およびホスト名」パネルで、アプリケーション・サーバーの特性を指定して、「次へ 」をクリックします。
作成するアプリケーション・サーバーごとに固有の名前を使用します。
予約名: フィールド値として予約済みのフォルダー名を使用しないでください。
予約済みフォルダー名を使用すると、予測不能な結果が起こる可能性があります。
以下のワードは、予約されています。
- cells
- nodes
- servers
- clusters
- applications
- deployments
フィールド名 |
デフォルト値 |
制約 |
説明 |
ノード名 |
ご使用のマシンの名前
|
予約語を使用しないでください。 |
希望の名前を選出してください。マシンに複数の
アプリケーション・サーバーを作成する予定がある場合、インストールを編成するには、固有の名前を使用します。
|
ホスト名 |
ご使用のマシンの DNS 名
|
ご使用のネットワークからアドレス可能 |
ご使用のマシンの実際の DNS 名または IP アドレスを使用して、ご使用のマシンとの通信を可能にします。
この表の後にある、ホスト名に関する追加情報を参照してください。
|
ノード名の考慮事項: V5.x Network Deployment のインストールを V6 にマイグレーションし、セルの管理対象ノードの 1 つをマイグレーションする場合は、V5.x 管理対象ノードで使用したノード名と同じものを V6 アプリケーション・サーバーのノード名に使用します。
ディレクトリー・パスの考慮事項: インストール・ディレクトリー・パス内の文字数は、60 文字以下でなければなりません。
ホスト名の考慮事項:
ホスト名は、ノードがインストールされている物理マシンのネットワーク名です。
ホスト名は、サーバー上の物理ネットワーク・ノードに解決する必要があります。
サーバーが複数のネットワーク・カードを備えている場合は、
ホスト名または IP アドレスは、そのネットワーク・カードのいずれか 1 つに解決されなければなりません。
リモート・ノードは、ホスト名を使用して、このノードに接続および通信します。
その他のマシンがネットワーク内でアクセスできるホスト名を選択することが、非常に重要です。
この値に汎用 ID である localhost を使用しないでください。
また、2 バイト文字セット (DBCS) の文字を使用したホスト名を持つマシン上に WebSphere Application Server 製品をインストールしないでください。
ホスト名に使用する場合、DBCS 文字はサポートされません。
同一コンピューター上に共存している複数のノードを固有の IP アドレスで定義する場合は、
ドメイン・ネーム・サーバー (DNS) のルックアップ・テーブルで、
個々の IP アドレスを定義してください。
スタンドアロン・アプリケーション・サーバーの構成ファイルでは、
ネットワーク・アドレスが 1 つしかないマシンでの複数 IP アドレスのドメイン・ネーム解決が提供されません。
ホスト名に指定する値は、
スタンドアロン・アプリケーション・サーバーの構成文書で hostName プロパティーの値として使用されます。次のいずれかの形式で、
ホスト名の値を指定してください。
- 完全修飾のドメイン・ネーム・サーバー (DNS) ホスト名ストリング。例えば xmachine.manhattan.ibm.com など。
- デフォルトの DNS 短縮ホスト名ストリング。例えば xmachine など。
- 数値 IP アドレス。例えば 127.1.255.3 など。
完全修飾 DNS ホスト名には、あいまいなところがなく、柔軟性に富むという利点があります。
この柔軟性により、ユーザーは、ホスト・システムの実際の IP アドレスを変更しても、
アプリケーション・サーバー構成を変更する必要がありません。ホスト名のこの値は、
動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用して IP アドレスを割り当てる際に頻繁に IP アドレスを変更することが予定されている場合には、特に有用です。この形式の欠点は、DNS に依存するということです。DNS が使用できないと、接続に支障を来します。
短縮ホスト名も、
動的に解決可能です。ショート・ネーム形式には、
ネットワークから切断されたときでもシステムがアプリケーション・サーバーを実行できるように、
ローカル・ホスト・ファイルで再定義されるという機能もあります。
ホスト・ファイルの 127.0.0.1 (ローカル・ループバック) に対するショート・ネームを、
切断した状態でも実行されるように定義します。この形式の欠点は、リモート・アクセスでは DNS に依存するということです。DNS が使用できないと、接続に支障を来します。
数値 IP アドレスには、DNS によって名前を解決する必要がないという利点があります。
リモート・ノードは、DNS が使用できなくても、数値 IP アドレスを使用して名付けられたノードに接続できます。
この形式の欠点は、数値 IP アドレスを使用するとアドレスが固定化されるということです。
マシンの IP アドレスを変更したら、Express 構成文書の hostName プロパティーの
設定も必ず変更しなければなりません。
したがって、DHCP を使用するか、
あるいは IP アドレスを定期的に変更する場合は、数値 IP アドレスを使用しないでください。
もう一方の形式の欠点としては、ホストがネットワークから切断されるとノードを使用できないということがあります。
アプリケーション・サーバー特性の指定後に、ウィザードは、
「ポート値割り当て」パネルを表示します。