WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
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ネーミング役割へのユーザーの割り当て

このタスクを使用して、管理コンソールを使用してユーザーをネーミング役割に割り当てます。

このタスクについて

ユーザーをネーミング役割に割り当てるには、次のステップを行います。管理コンソールで「環境」>「ネーミング」を クリックして、「CORBA ネーミング・サービス・ユーザー」または「CORBA ネーミング・サービス・グループ」をクリックします。

プロシージャー

  1. 「CORBA ネーミング・サービス・ユーザー」または「CORBA ネーミング・サービス・グループ」パネルで、「追加」をクリックします。
  2. 新規ネーミング・サービス・ユーザーを追加するには、「 ユーザー」フィールドにユーザー ID を入力し、 1 つまたは複数のネーミング役割を強調表示して、「OK」をクリックします。 妥当性検査エラーが発生しなければ、指定したユーザーが、割り当てられたセキュリティー役割と共に表示されます。
  3. 新規ネーミング・サービス・グループを追加するには、「 Specify group」を選択してグループ名を入力するか、「 Select from special subject」を選択してから「EVERYONE」を選択してください。 「OK」をクリックします。妥当性検査エラーが発生しなければ、指定したグループまたは特別な対象が、割り当てられたセキュリティー役割と共に表示されます。
  4. ユーザーまたはグループ割り当てを除去するには、「 CORBA Naming Service Users」または「CORBA Naming Service Groups」パネルに移動してください。 除去するユーザーまたはグループの隣のチェック・ボックスを選択し、「除去」をクリックしてください。
  5. ユーザーやグループの表示を管理するには、右側のパネルの「フィルター」フォルダーを展開して、「 フィルター」テキスト・ボックスを変更します。 例えば、フィルターを「user*」に設定すると、「user」という接頭部を持つ ユーザーのみを表示します。
  6. 変更が完了したら、「保管」をクリックしてマッピングを保管します。 変更を有効にするには、サーバーを再始動してください。

デフォルトのネーミング・セキュリティー・ポリシーは、すべてのユーザーに CosNaming スペースに対する読み取りアクセス権を与え、任意の有効なユーザーには CosNaming スペースの内容を変更する特権を与えるというものです。先述のステップにより、ユーザー・アクセスを CosNaming スペースに制限することができます。ただし、ネーミング・セキュリティー・ポリシーの変更には注意が必要です。 Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションでそのネーミング・スペース・アクセス要件が明確に指定されていない限り、デフォルト・ポリシーを変更すると、実行時に予期しない org.omg.CORBA.NO_PERMISSION 例外が発生することがあります。




関連概念
管理コンソールおよびネーミング・サービスの許可
役割ベースの許可
関連タスク
役割へのユーザーおよびグループの割り当て
RunAs 役割へのユーザーの割り当て
管理の役割へのアクセスの許可
関連資料
コンソール・グループおよび CORBA ネーミング・サービス・グループ
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/tsec_naming.html