WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
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エンタープライズ Bean 開発のためのベスト・プラクティス

エンタープライズ Bean を設計および開発する際には、以下のガイドラインを使用してください。

コンテナー管理パーシスタンスのバッチ・コマンド

JDBC 2.0 以降では、PreparedStatement オブジェクトは、バッチとして一緒に実行依頼可能なコマンド・リストを保持できます。 複数のデータベースを往復させる代わりに、 すべてのバッチ・パーシスタンス要求に対して 1 つのデータベースが往復します。

EJB コンテナー管理パーシスタンスのこの機能を使用可能にすることができます。 これを行う場合、ランタイムは、 必要になるまで ejbStore/ejbCreate/ejbRemove または同等のデータベース・パーシスタンス要求 (挿入/更新/削除) を据え置きます。 これは、トランザクションの終わりか、またはこの EJB タイプに関連付けられたファインダーにフラッシュが必要な場合に起こります。 最終的にパーシスタンス操作が起こると、ランタイムはデータベース要求を累算し、 JDBC PreparedStatement バッチ操作を使用して、複数行の同一操作に対して、単一の JDBC 呼び出しを行います。

WebSphere Application Server では、Application Server Toolkit (AST) を使用して同じ設定を行うことができま す。

コンテナー管理パーシスタンスの据え置き作成

Enterprise JavaBeans (EJB) 2.x の仕様では、ejbCreate 中のコンテナー管理パーシスタンス (CMP) については、コンテナーがデータベースのエンティティー表記を即時に作成することも、いったん据え置いて後で作成することもできると示されています。

WebSphere Application Server バージョン 5.0.2 以降では、この仕様が利用可能になりました。 EJB CMP サイドからこのオプションをオンにすることができます。このオプションを選択した場合には、 ランタイムは ejbCreate (または同等のデータベース・パーシスタンス要求) を必要になるまで据え置きます。 これは、トランザクションの終わりか、またはこの EJB タイプに関連付けられたファインダーにフラッシュが必要な場合に起こります。 これを行うと、新しく作成したエンティティー (挿入および更新) の 2 つの往復を、1 つ (挿入) に減らすことができます。

WebSphere Application Server では、Application Server Toolkit (AST) を使用して同じ設定を行うことができま す。




サブトピック
コンテナー管理パーシスタンスの部分列更新
関連タスク
タスクの概説: アプリケーションでのエンタープライズ Bean の使用
JVM 引数によるバッチ・コマンドのランタイムの設定
アセンブリー・ツールによるバッチ・コマンドのランタイムの設定
JVM 引数による据え置き作成のランタイムの設定
アセンブリー・ツールによる据え置きコマンドのランタイムの設定
関連資料
エンタープライズ Bean: 学習用リソース
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/rejb_dev.html