このパネルを使用して、アプリケーションに含まれているモジュールをインストールしたいデプロイメント・ターゲットを指定します。 モジュールは、同一のデプロイメント・ターゲットにインストールするか、 いくつかのデプロイメント・ターゲットに分散させることができます。
シングル・サーバー製品では、デプロイメント・ターゲットは、 アプリケーション・サーバー、または Web サーバーにすることができます。
マルチサーバー製品では、デプロイメント・ターゲットはアプリケーション・サーバー、アプリケーション・サーバーのクラスター、または Web サーバーにすることができます。
この管理コンソール・パネルを表示するには、「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」> 「application_name」>「モジュールの管理」とクリックします。 このパネルは、アプリケーション・インストールおよび更新ウィザードの「サーバーにモジュールをマップ」パネルと同様です。
このパネルで各「モジュール」を、「サーバー」下で識別した 1 つ以上の望ましいターゲットにマップする必要があります。マッピングの変更は、次のように行います。
複数ターゲットを選択するには、Ctrl キーを使用します。 例えば、Web サーバーがアプリケーションにサービスを提供するようにする場合は、 Ctrl キーを押してからアプリケーション・サーバーおよび Web サーバーを一緒に選択します。 その Web サーバーのプラグイン構成ファイル plugin-cfg.xml は、Web サーバーを経由して経路指定されるアプリケーションに基づいて生成されます。
この「モジュールの管理」パネルが、既にインストールされたアプリケーションの「console enterprise application」ページからアクセスされている場合は、このパネルを使用してアプリケーション内のモジュールを表示および管理できます。
モジュール構成で指定した値を表示するには、リストに含まれているモジュール名をクリックします。これによって表示されるモジュールの設定ページに、指定した値が表示されています。設定ページでは、既存の構成値を変更したり、モジュールの構成に役立つ他のコンソール・ページにリンクしたりすることができます。
モジュールを管理するには、 リストのモジュール名の横にある「選択」チェック・ボックスを使用可能にして、 以下のいずれかのボタンをクリックします。
ボタン | 結果のアクション |
---|---|
除去 | デプロイ済みアプリケーションから選択されたモジュールを除去します。モジュールは、
構成リポジトリー内のアプリケーションから削除され、
そのアプリケーションがインストールおよび実行されている (あるいは実行される予定の) すべてのノードからも削除されます。 マルチサーバー製品では、構成の同期化の結果としてモジュール・ファイルがノードから削除されるときに、アプリケーションがそのノード上で実行されている場合、アプリケーションは停止され、 ノードのファイル・システムからモジュール・ファイルが削除されてから、再始動されます。 |
更新 | アプリケーションでモジュールを更新するためのウィザードを開きます。
モジュールの URI と、アプリケーション内の既存のモジュールの URI が同じ場合は、
新しいモジュールで既存のモジュールが置き換えられます。
新規モジュールがアプリケーション内に存在しない場合は、
デプロイ済みアプリケーションに追加されます。
マルチサーバー製品では、構成の同期化の結果としてモジュール・ファイルがノード上で更新されるときにアプリケーションがそのノード上で実行されている場合、アプリケーションは停止され、ノードのファイル・システム上でモジュール・ファイルが更新されてから、再始動されます。アプリケーションがノードで稼働している場合、 モジュール・ファイルが構成同期の結果として追加されると、新たに追加されたモジュールは稼働しているアプリケーションの停止および再始動なしで始動します。 |
ファイルの除去 | デプロイ済みアプリケーションのモジュールからファイルを削除します。
マルチサーバー製品では、構成がノードと同期化された後に、 モジュールがインストールされているすべてのノードからもファイルが削除されます。 構成の同期化の結果としてモジュール・ファイルがノードから削除されるときに、アプリケーションがそのノード上で実行されている場合、アプリケーションは停止され、 ノードのファイル・システムからモジュール・ファイルが削除されてから、再始動されます。 |
使用可能なデプロイメント・ターゲットの名前をリストします。このリストは、そのセルにインストールされているどのアプリケーションについても同じです。
モジュールが J2EE 1.4 をサポートしたり、6.x API を呼び出したり、または 6.x フィーチャーを使用する場合には、6.x デプロイメント・ターゲットにモジュールをインストールする必要があります。
インストール済み (またはデプロイ済み) のアプリケーション内のモジュールの名前を指定します。
アプリケーション (EAR ファイル) のルートに対するモジュールのロケーションを指定します。
モジュールが現在マップされている各デプロイメント・ターゲットの名前を指定します。
モジュールのデプロイメント・ターゲットを変更するには、「クラスターおよびサーバー」ドロップダウン・リストから 1 つ以上のターゲットを選択し、「適用」をクリックします。 新しいマッピングが前のマッピングと置き換えられます。