プロファイルを作成するディレクトリーでは、最小限のスペースが使用可能である必要があります。
プロファイル作成のための必要スペースが AIX 上にあることを手動で確認します。
製品ディスクが作成された時点で、基礎となる InstallShield for Multiplatforms (ISMP) コードに既知の問題が
あったため、AIX システムでのスペース検査が正しく行われません。
プロファイルを作成するだけの十分なスペースがない場合は、エラーが発生することがあります。
特定のプロファイルで必要な最小限のスペースに加えて、追加のスペースが 40 MB あることを確認してください。
40 MB のスペースは、ログ・ファイルと一時ファイルのために使用されます。
アプリケーション・サーバー・プロファイルを作成するディレクトリーには、
使用可能なファイル・システム・スペースが 200 MB 必要です。
デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成するディレクトリーには、
使用可能なファイル・システム・スペースが 30 MB 必要です。
カスタム・プロファイルを作成するディレクトリーには、
使用可能なファイル・システム・スペースが 10 MB 必要です。
ファイル・システムのスペースが不足している状態
プロファイルの作成は、
以下のような状態のときに失敗する可能性があります。
- プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンドの
いずれかが、ファイル・システムへの書き込みを行うのと同時に、
ファイル・システム・スペースを占有するような
アクション (ファイルのコピーなど) を、別のユーザーが実行した場合。
- プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンドの
いずれかが、プロファイルを作成するために、
ディスクへの書き込みを行うのと同時に、
別のプログラムがディスクへの書き込みを行った場合。
- プロファイル管理ツール は、
作成したログとプロファイルを、
同じファイル・システム上に同時に書き込みます。
- manageprofiles コマンドは、
作成したログとプロファイルを、
同じファイル・システム上に同時に書き込みます。
プロファイルの作成が失敗しないようにするには、
次の手順を使用することをお勧めします。
- プロファイル作成用に、十分な一時スペースを割り振ります。
プロファイル作成のログ用にも、ある程度の一時スペースが必要になります。
これらのログは、
プロファイルを作成したファイル・システムとは別のファイル・システムに、
置くことができます。
- プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンド
のいずれかでプロファイルを作成するときは、
他のプログラムがファイル・システム・スペースに
書き込みを行わないようにします。
- プロファイル管理ツール または manageprofiles コマンド
のいずれかでプロファイルを作成するときは、
ファイル・システム・スペースを占有するようなアクションを
実行しないようにします。