ログ・アナライザーは 1 つ以上のサービス・ログまたはアクティビティー・ログを使用して、 すべてのデータをマージし、デフォルトで作業単位 (UOW) グループ内のエントリ ーを表示します。 ログ・アナライザーは、ログ・エントリーのイベントおよびエラー状態を分析し、メッセージの説明を提供します。
このページを表示するには、app_server_root/bin/waslogbr
ディレクトリーからログ・アナライザーを起動します。
ログ・アナライザー「設定」ノートブックの「外観」ページを表示するには、app_server_root¥bin¥waslogbr.bat
ディレクトリーからログ・アナライザーを起動します。
「ヘルプ」>「タスク」とクリックします。
デフォルトでは、 ログ・アナライザーの「ログ」ペインは UOW ごとにログ・エントリーを表示します。 ここには、ユーザーがオープンしたログにあるすべての UOW インスタンスとその関連エ ントリーが表示されます。 サービス・ログあるいはアクティビティー・ログ内で関連エントリーを検出しようとする場合や、 複数のマシン間にわたる問題を診断する場合には、UOW のグループ化が役立つ可能性があります。 最初にオープンした ログのファイル名がペインのタイトル・バーに表示されます。 ルート・フォルダーがあり、 その下の各 UOW には、それぞれの UOW のすべてのエントリーを表示するために展開できるフォルダー・アイコンがあります。 UOW の識別を持たないすべてのログ・エントリーは、このツリー・ビューの中で 1 つのフォルダーにグループ化されます。 UOW フォルダーは、リストの先頭に最新のタイム・スタンプを持つ UOW が表示されるようにソートされます。 それぞれの UOW 内のエントリーは逆の順序でリストされます。 すなわち、その UOW の最初の (最も古い) エントリーがリストの先頭に表示されます。 ログ・アナライザーでいくつかのログをマージした場合は、すべてのログ・エントリーが、 同じログから取得されたかのように、それぞれの UOW フォルダー内でタイム・スタンプ順にマージされます。
ログ・アナライザーでログをオープンしたときに、 すべてのログ・エントリーにはエントリー番号 Rec_nnnn が割り当てられます。 複数のファイルがログ・アナライザーでオープンされると (マージ・ファイル)、 Rec_nnnn 識別は固有になりません。 これは、番号がオリジナル・ログ・ファイルでの入力シーケンスに関連し、 ログ・アナライザーが表示しているマージ・データには関連していないためです。 この Rec_nnnn は「レコード」ペインの最初の行 (RecordId) に表示されます。
これらの色は構成可能であり、 ログ・アナライザーの「Preferences Log」ページで変更できます。 それぞれのエラー重大度レベルとこの実行方法については、 ログ・アナライザー「設定」ノートブックにある「重大度」ページのヘルプを参照してください。
ログ・アナライザーは別のグループ化でログ・エントリーを表示できます。 グループ化フィルターを設定するには 、ログ・アナライザー「設定」ノートブック -「ログ」ページを使用してください。
「ログ」ペイン内のあるエントリーを選択すると、「 レコード」ペインにそのエントリーが表示されます。 エントリー ID がペインのタイトル・バーに表示されます。 「レコード」ペインを右マウス・ボタン・クリックして、選択したそのエントリーに実行 できるアクションを調べてください。 「レコード」の隣のドロップダウン矢印を 使用すると、これまでに表示した最新の 10 個のレコードを調べることができます。 ヒストリカル・データ (デフォルトは 10) のキャッシュは、「設定」>「一般」ページで設定されます。
ログ・アナライザー「設定」ノートブックの「レコード」を使用して、「レコード」ペインの行折り返しモードを使用可能/使用不可にできます。 このペインの内容を印刷するには、「レコード」ペインにフォーカスを合わせ、「 レコード」>「印刷」と選択してください。
ウィンドウの下に、アクションの状況を示す状況表示行があります。
新規のログ・ファイルをオープンします。 サービス・ログまたはアクティビティー・ログ、 あるいは直前に保管された XML ファイルのいずれかを選択することができます。 未加工のログ・ファイルをオープンする前に、 (showlog コマンドを使用して) ログ・アナライザーにそれをフォーマットさせたい場合は、 ログ・ファイルに suffix.log と名前を付けてください。 ログ・アナライザーは .log ファイルにフォーマットされたデータを見付けると、 showlog フォーマット・ステップをスキップします。
他のログからデータをマージしたい場合は、「Merge with」を選択します。
ログ・アナライザーで他のログ・ファイルが既にオープンされている場合は、 続くログをオープンするために「Merge with」アクションを使用します。 ログ・アナライザーはそれがオープンしているすべてのログのデータをマージし、 UOW フォルダー内にタイム・スタンプ順にすべてのエントリーを表示します。 データは 1 つのログにあったかのように表示されます。
未加工のログ・ファイルをオープンする前に、 (showlog コマンドを使用して) ログ・アナライザーにそれをフォーマットさせたい場合は、 ログ・ファイルに suffix.log と名前を付けてください。 ログ・アナライザーは .log ファイルにフォーマットされたデータを見付けると、 showlog フォーマット・ステップをスキップします。
ログを XML ファイル (またはテキスト・ファイル) として保管します。 分析アクションが実行されると、すべての症状分析情報も保管されます。 ログ・アナライザーでログがマージされると、保管されたファイルには、「 ログ」ペインに表示される順序ですべてのマージされたログのエントリーが入ります。
オープンした最初のファイルが XML ファイルの場合にのみ使用可能です。 ログ・アナライザーの現在表示されているすべてのデータを使用して、XML ファイルを再保管します。 分析アクションが実行されると、すべての症状分析情報も保管されます。 ログ・アナライザーでログがマージされると、保管されたファイルには、「 ログ」ペインに表示される順序ですべてのマージされたログのエントリーが入ります。
このメニューの下のすべてのアクションがフォーカスされたペインに適用されます。
既知のエラーとエラー・メッセージについての追加の資料を、「 分析」ペイン (「症状」ページ) で検索および表示します。 「ログ」ペインでフォルダーおよびエントリーを選択し、 右マウス・ボタン・クリックして「分析」アクションを選択するか、 メニュー・バーから「レコード」>「分析」の順に選択します。
フォーカスされたペインで、右マウス・ボタン・クリックして、 ポップアップ・メニューでアクションのリストを表示します。 実行できないアクションはグレー化されています。 「ログ」ペインでフォルダーを選択すると、アクションはそのフォルダーのすべてのエントリーに適用されます。 「ログ」ペインでいくつかのフォルダーまたはエントリーを選択するには、 選択を行う時に、Ctrl キーを押したままにします。