WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
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スクリプト管理のための AdminApp オブジェクトの使用

AdminApp オブジェクトを使用してアプリケーションを管理します。

始める前に

このオブジェクトは、WebSphere Application Server のランタイム・アプリケーション管理オブジェクトと通信して、 アプリケーションの照会や変更を行います。 以下に例を示します。 アプリケーションは構成データの一部であるため、 アプリケーションに対して行われる変更はすべて、 他の構成データと同様に、構成セッション内に保持されます。 アプリケーションに対する変更は、必ず保管して、 データが構成セッションからマスター・リポジトリーへ転送されるようにしてください。

このタスクについて

アプリケーションがすでにインストールされている場合、 AdminApp オブジェクトは、アプリケーション・メタデータの更新、 仮想ホストの Web モジュールへのマップ、およびサーバーのモジュールへのマップを行うことができます。 その他の変更、例えば、使用するアプリケーションへのライブラリーの指定や、 セッション管理構成プロパティーの設定などは、 AdminConfig オブジェクトを使用して実行する必要があります。

AdminApp オブジェクト用のコマンドは、ローカル・モードで実行できます。 サーバーが実行中である場合は、 スクリプト・クライアントをローカル・モードで実行することは推奨されません。 これは、ローカル・モードで行われた構成変更はいずれも、 実行中のサーバー構成に反映されず、その逆の場合も同じためです。 競合する構成を保管すると、 構成が破損するおそれがあります。

デプロイメント・マネージャー環境では、構成の更新は、 スクリプト・クライアントがデプロイメント・マネージャーに接続されている場合にのみ可能です。 ノード・エージェントまたは管理対象アプリケーション・サーバーに接続されている場合は、 構成を更新できません。これは、これらのサーバー・プロセスの構成が、 デプロイメント・マネージャー内にあるマスター構成のコピーであるためです。 このコピーは、デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントの間で構成の同期が行われる際に、 ノード・マシン上に作成されます。 サーバー・プロセスに対する構成変更を行う場合は、 スクリプト・クライアントをデプロイメント・マネージャーに接続します。 このような理由のために、構成を変更する際には、 ノード・マシン上でスクリプト・クライアントをローカル・モードで実行しないでください。 そのような構成はサポートされません。

AdminApp オブジェクトに対して使用できるすべてのコマンドのリスト を表示するには、以下のようにします。

プロシージャー




サブトピック
wsadmin ツールによるアプリケーションのリスト作成
wsadmin ツールによるアプリケーション構成の編集
関連資料
AdminApp オブジェクトのコマンド
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
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