このトピックでは、拡張コア・グループ・ブリッジ構成について説明します。 これらの構成は、異なるセル内のコア・グループ間で標準コア・グループ・ブリッジほど頻繁には実行されません。
ほとんどの共通コア・グループ・ブリッジ構成は、 1 つのネットワーク上の異なるセル内にある 2 つのコア・グループ間にあります。 この共通シナリオについて詳しくは、コア・グループ・ブリッジ・サービスを使用したコア・グループ通信 を参照してください。このトピックで説明するシナリオは、 拡張構成状態用のものです。
以下の例は、3 つの異なるセル内にある 3 つのコア・グループ間の構成を示します。 各セルには、そのセル内のコア・グループ間で通信するためのアクセス・ポイント・グループが 1 つあります。各セルには、 定義済みの access_point_group_xyz アクセス・ポイント・グループもあります。 このアクセス・ポイント・グループには、そのセル内のコア・グループ用のコア・グループ・アクセス・ポイント・グループが 1 つと他の 2 つのセル内の各コア・グループ用のコア・グループ・アクセス・ポイントが 1 つあります。
以下の例は、 cell_x セルと cell_z セル間の通信用の、ブリッジ・インターフェースとピア・ポートの関係を示しています。 cell_x セルに対しては、2 つのブリッジ・インターフェースが定義されています。cell_z セルには、 cell_x セルで定義されたブリッジ・インターフェース情報に対応するピア・ポートが定義されている、 x_core_group_ap_2 コア・グループ・アクセス・ポイント用のピア・アクセス・ポイントがあります。
その結果、core_group_x、core_group_y、および core_group_z コア・グループは、 相互に通信を行うことができます。
コア・グループが直接通信できない場合、プロキシー・ピアを使用します。 2 つのコア・グループは、2 つのコア・グループ間で情報を渡すことができる単一のコア・グループにアクセスする必要があります。 プロキシー・ピア・アクセス・ポイントの動作について理解するには、飛行機での旅行の際の飛行機の乗り継ぎを思い浮かべてください。 ピッツバーグからロンドンに行くには、まずニューヨーク市へ行き、ロンドン行きの便に乗り換える必要があります。 このニューヨーク市が、ロンドンへの プロキシー・ピア・アクセス・ポイント です。