このトピックでは、wsadmin ツールを使用して実動サーバー環境をカスタマイズ、管理、モニター、および調整するユーザーを対象に、 新機能または変更された機能について主に説明します。
スクリプト管理の最も大きな改良点および変更を、以下にまとめます。
非推奨のフィーチャーと除去されたフィーチャー では、 このリリースまたは将来のリリースで差し替えまたは廃止されるフィーチャーについて説明しています。
管理コマンド・セットの拡張 | wsadmin の AdminTask スクリプト・オブジェクトにより、 管理タスクの自動化が容易になっています。 管理関連タスクの多くは、この新規機能を使用してインプリメントされています。この機能は、対話式実行をサポートし、多くの個別のスクリプト・コマンドを単一のタスク指向コマンドと結合します。 さまざまな AdminTask コマンドが、サーバー管理、クラスター管理、リソース管理などの重要な管理シナリオ用にインプリメントされています。 AdminTask コマンドは、わかりやすい、タスク指向のさまざまな wsadmin コマンドを提供します。 AdminTask コマンドは、コンソールのウィザードと同様に、幾つかの複雑な管理タスクを複数のステップで実行することができます。 AdminTask コマンドは機能領域に基づいてグループ化されます。 詳しくは、AdminTask オブジェクトのコマンド を参照してください。 「バージョン 6.1 での新機能 !」 セキュリティー・ スペシャリストには、さらに多くの管理の役割が定義されており、wsadmin ツールによる特定の管理機能を実行するために必要なさまざまなレベルの権限が提供されています。 最新の役割は、Deployer および Adminsecuritymanager です。 |
管理コマンドの改良されたヘルプ | AdminTask コマンドおよびコマンド・グループの詳細なヘルプ情報は、各種 AdminTask ヘルプ・コマンドを使用して入手できます。 すべての AdminTask コマンドは対話式モードで実行できるため、ユーザーは対話式の段階的な操作が可能です。 実行が終了すると、対応する AdminTask コマンドが生成され、AdminTask コマンド構文を学習することができます。 |