WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

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Web サービスに対する EAR ファイルの使用可能化

このタスクでは、Web サービスの構築に必要となる成果物と共にアセンブルしたエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルを使用可能にする方法について説明します。 EAR ファイルは、Web サービスに対応しているアプリケーションです。

始める前に

エンタープライズ JAR ファイルは EAR ファイルを構築する場合に必要となる成果物 であるため、Java アーカイブ (JAR) ファイルを EAR ファイルに アセンブルするには、その前にファイルをアセンブルする必要があります。

このタスクについて

endptEnabler コマンド行ツール、または WebSphere Application Server で提供されている アセンブリー・ツールを使用すると、ルーター・モジュールを Web サービス対応のアプリケーションに追加できます。 このタスクで使用するツールは、コマンド行ツールまたはグラフィカル・ユーザー・インターフェース のいずれを使用するかによって異なります。 アセンブリー・ツールを使用してこのタスクを実行する方法を学習するには、アセンブリー・ツールキットの資料を参照してください。

EAR ファイル内に含まれている Web サービス対応 Enterprise JavaBeans (EJB) モジュールごとに、 これらのツールを使用して 1 つ以上のルーター・モジュールをその EAR ファイルに追加することができます。 ルーター・モジュールは、特定の EJB モジュールの Web サービスのエンドポイントを提供します。

WSDL2Java または Java2WSDL コマンド行ツールによって生成された EJB モジュールまたは Web モジュールのコンテンツを変更してはいけません。 変更すると、ランタイム中にエラーが発生します。以下は、表示されるエラーの例です。
"Error]- WSWS3142E: Error: Could not find Web services engine.]: javax.servlet.ServletException: WSWS3142E: Error: Could not find Web services engine."

各ルーター・モジュールは、特定のトランスポート、例えば HTTP や Java Message Service (JMS) に対応しています。 EAR ファイルに Enterprise Bean JAR モジュールがない場合は、これらのツールを使用する必要はありません。

プロシージャー

endptEnabler コマンド行ツールを使用して、EAR ファイルを使用可能にします endptEnabler コマンドの対話モードでは、アプリケーション内の 1 つ以上のサービスを 使用可能にするために必要なステップが順を追って表示されます。

次の作業

EAR ファイルを WebSphere Application Server にデプロイします。デプロイメントでは、Web サービスに対応するアセンブルされた EAR ファイルが必要となります。



サブトピック
endptEnabler コマンドを使用した Web サービスに対する EAR ファイルの使用可能化
関連タスク
Web サービス・アプリケーションのアセンブル
関連資料
endptEnabler コマンド
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/twbs_endptenabler.html