WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

             目次と検索結果のパーソナライズ化

ファイル同期サービス設定

このページを使用して、 あるノード上のファイル・セットが中央のデプロイメント・マネージャー・ノード上のファイル・セットと一致するように指定し、 構成データの整合性が必ずセル間で保持されるようにします。

ファイルは、個々のノード上、またはシステム全体で同期化することができます。

注: インストールに混合リリース・セル、 多数のノードが含まれ、多数のアプリケーションが実行されている場合には、 管理コンソールの「Java 仮想マシンの設定」ページで「汎用 JVM 引数」フィールドを使用して、 同期サービスのホット・リスタート同期機能を使用可能にすることができます。 この機能は、デプロイメント・マネージャーがアクティブでないときは構成更新が行われない環境で インストールが実行されていることを、同期サービスに対して示しています。 したがって、サービスは、デプロイメント・マネージャーまたはノード・エージェントの再始動時に、 完全なリポジトリーの比較を行う必要はありません。

この管理コンソール・ページを表示するには、「システム管理」>「ノード・エージェント」>「node_agent_name」>「ファイル同期サービス」とクリックします。

「構成」タブ

サーバー始動時にサービスを使用可能にする

サーバーが、ファイル同期サービスの開始を試行するどうかを指定します。 この設定では、ファイル同期化操作は開始されません。 デフォルトで、この設定は使用可能となっています。

データ型 ブール
デフォルト true
同期間隔

同期化から次の同期化までの間に経過する分数を指定します。 時間間隔を長くすると、ファイルの同期化の頻度が少なくなります。時間間隔を短くすると、ファイルの同期化の頻度が多くなります。

データ型 整数
単位
デフォルト

1

 

アプリケーション・サーバーが使用する最小値は 1 です。 値 0 を指定すると、アプリケーション・サーバーはこの値を無視してデフォルトの 1 を使用します。

自動同期

指定された間隔が過ぎた後、ファイルを自動的に同期化するかどうかを指定します。 この設定が使用可能になっていると、 ノード・エージェントは、同期インターバルごとに自動的にデプロイメント・マネージャーに接続して、 ノードの構成リポジトリーをデプロイメント・マネージャーが所有するマスター・リポジトリーと同期化しようと試みます。

自動同期設定が使用可能になっている場合には、 ノード・エージェントは、デプロイメント・マネージャーとの接触を確立する際に、 ファイル同期を試行します。 ノード・エージェントは、次の同期を試行する前に、同期間隔の間、待機します。

ファイルがノードに送信されるタイミングを制御する場合は、 チェック・ボックスのチェック・マークを外します。

データ型 ブール
デフォルト true
始動同期

ノード・エージェントがアプリケーション・サーバーを始動する前に、 ノード構成と、マスター・リポジトリーの最新構成との同期化を試みるかどうかを指定します。

デフォルトでは、アプリケーション・サーバーを始動する前にファイルを同期化しません。 設定を使用可能にすると、ノード・エージェントの構成は必ず最新になりますが、 アプリケーション・サーバーの始動にかかる時間は長くなります。

この設定は、startServer コマンドに影響を与えないことに注意してください。 startServer コマンドは、サーバーを直接に起動し、ノード・エージェントを使用しません。

データ型 ブール
デフォルト false
除外

構成データの同期化には含まないファイルまたはパターンを指定します。 このリスト内のファイルは、マスター構成リポジトリーからノードへはコピーされず、 ノードではリポジトリーから削除されません。

デフォルトでは、ファイルは指定されていません。

ファイルを指定するためには、完全名を使うか、もしくはワイルドカードとして名前の前後にアスタリスク (*) を使用してください。以下に例を示します。
cells/cell name/nodes/node name/file name
この特定のファイルを除外します。
*/file name
file name と名付けられたファイルをすべてのコンテキストで除外します。
dirname/*
dirname 以下のサブツリーを除外します

各項目の末尾で Enter キーを押します。 各ファイル名は、別々の行に表示されます。

これらのストリングは論理的なドキュメントの位置を表し、実際のファイル・パスではないので、プラットフォームにかかわらずスラッシュのみが必要になります。

除外リストに加えた変更は、ノード・エージェントの再始動時に取得されます。

データ型 ストリング
単位 ファイル名またはパターン



関連概念
リモート・ファイル・サービス
関連タスク
リモート・ファイル・サービスの構成
関連資料
Java 仮想マシン設定
カスタム・プロパティー・コレクション
参照トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.nd.doc/info/ae/ae/uagt_rsynchservice.html