WebSphere Application Server Network Deployment, Version 6.0.x   
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サーバー始動時にトレースを使用可能にする

管理コンソールを使用して、サーバー始動時にトレースを使用可能にします。 トレースはシステム・パフォーマンスや診断上の問題をモニターするのに有効です。

このタスクについて

サーバー・プロセスの診断トレース構成の設定値により、 サーバー・プロセスの初期のトレース状態が決定されます。 これらの構成設定値は、サーバー始動時に読み取られ、トレース・サービスの構成に使用されます。 トレース・サービスのプロパティーまたは設定値の多くは、 サーバー・プロセスの実行中も変更することができます。

プロシージャー

  1. 管理コンソールを開始します。
  2. コンソールのナビゲーション・ツリーで「トラブルシューティング」>「ロギングおよびトレース」とクリックして、 「サーバー」>「診断トレース」とクリックします。
  3. 構成」をクリックします。
  4. トレースを使用可能にするには「ログを使用可能にする」チェック・ボックスを選択し、 使用不可にするにはチェック・ボックスをクリアします。
  5. トレース出力をファイルまたはメモリー内の循環バッファーのどちらに送信するか選択します。
    注: 異なるコンポーネントが、エントリーごとに異なる量のトレース出力を作成することがあります。例えば、ネーミングおよびセキュリティー・トレースは、Web コンテナー・トレースよりもはるかに多くのトレース出力を作成します。 メモリー割り振りおよび出力設定を構成する場合、収集されるデータのタイプを考慮してください。
  6. メモリー内の循環バッファーをトレース出力用に選択した場合は、 バッファーのサイズを設定します (千単位のエントリー数)。 これは指定された時刻に、バッファーで保存されているエントリーの最大数です。
  7. ファイルをトレース出力用に選択した場合は、 そのファイルに最大サイズをメガバイト単位で設定します。 ファイルがこのサイズに達すると、既存のファイルはクローズされて名前変更され、 新規ファイル (元のファイル名) が再オープンされます。このファイルの新規名は元のファイル名に基づいており、 タイム・スタンプ修飾子が名前に追加されます。 さらに、保持するヒストリー・ファイルの数を指定します。
  8. 生成されるトレースに適用するフォーマットを選択します。
  9. 変更された構成を保管します。
  10. トレース・ストリングを入力して、トレースの指定を望ましい状態に設定します。
    1. コンソールのナビゲーション・ツリーで「トラブルシューティング」>「ロギングおよびトレース」とクリックします。
    2. サーバー名を選択します。
    3. Change Log Level Details」をクリックします。
    4. All Components が使用可能になっている場合は、 off にすることができます。次に特定のコンポーネントを使用可能にします。
    5. コンポーネントまたはグループ名をクリックします。詳しくは、ログ・レベル設定 を参照してください。 選択した サーバーが稼働していない場合は、グラフィック・モードで個々のコンポーネントを見ることはできません。
    6. トレース・ストリング・ボックスにトレース・ストリングを入力します。
    7. 適用」を選択してから、「OK」を選択します。
  11. ノードを同期化する十分な時間をとり、次にサーバーを始動します。



関連資料
トレースおよびロギングの構成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 10:13:28 PM EST
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