このトピックでは、コンソールにアクセスしようとする際に発生する可能性のある問題について説明します。
ブラウザー・ページを開始することはできるが、管理コンソールの振る舞いが矛盾している、
エラーが発生しやすい、または無応答である場合は、ブラウザーをアップグレードしてみてください。
ブラウザーのバージョンが古いと、管理コンソールの一部の機能に対応していない場合があります。
IBM からのトラブルシューティングのヘルプ
の説明のとおり、IBM サポートが提供する資料およびツールを利用することによって、問題の解決に必要な情報収集の時間が節約できます。
問題報告書を開く前に、以下のサポート・ページを参照してください。
管理コンソールを表示しようとすると、
内部サーバー・エラー、ページが見つかりません、404、または同様のエラーが発生する
管理コンソールを表示できない場合は、以下のようなステップを実行してみてください。
- 管理コンソールをサポートしているアプリケーション・サーバーが始動しており、稼働中であることを確認する。
基本構成では、管理コンソールは、デフォルトで server1 上にデプロイされています。
管理コンソールを表示する前に、以下のアクションのいずれかを実行する必要があります。
- install_dir¥bin ディレクトリーで、コマンド・プロンプトから、Windows プラットフォームの場合は startServer server1 コマンド、AIX または Linux オペレーティング・システムの場合は ./startServer.sh server1 コマンドを実行する。
- 「ファースト・ステップ」パネルで、「Start application server」リンクをクリックする。
- WebSphere Application Server を、サービスとして始動するか、
または Windows オペレーティング・システムを使用している場合は、「スタート」メニューから始動する。
- デプロイメント・マネージャーを
マルチノード構成用に使用している場合は、Network_Deployment_install_dir¥bin ディレクトリーから startManager コマンドを実行する。
- アプリケーション・サーバーまたはデプロイメント・マネージャーの SystemOut.log ファイルを表示し、管理コンソールをサポートしているサーバーが始動したか確認する。
- コンソールの表示に使用する Web アドレスを確認する。
デフォルトでは、このアドレスは http://server_name:9060/ibm/console です。ここで、server_name はホスト名です。
- リモート・マシンから管理コンソールをブラウズする場合は、
接続、アドレス、およびファイアウォールの問題を解決する手段として、Web アドレス内のサーバー名を使用して、コマンド・プロンプトからサーバー・マシンを ping する。
- 管理コンソールに一度もアクセスできなかった場合は
、インストールのトラブルシューティング
を参照する。
管理コンソール・ページにアクセスしようとすると、
「ログインを処理できません。ユーザー ID とパスワードをチェックして、再試行してください。」というエラーが発生する
このエラーは、WebSphere Application Server に対してセキュリティーが使用可能になっており、
入力されたユーザー ID またはパスワードが無効であるかコンソールへのアクセスが許可されていないということを示しています。
コンソールにアクセスするには、次のようにします。
- 管理者である場合は、セキュリティー管理 ID として定義されている ID を使用する。
この ID は、WebSphere Application Server の security.xml ファイルに保管されています。
- 管理者でない場合は
、自分の ID を管理コンソールで使用可能にするよう管理者に要求する。
管理コンソール内のディレクトリー・パスに、不明な文字が含まれている
アセンブリー・ツール、構成ファイル、またはその他の場所で指定されたクラスパスまたはリソースで使用されるディレクトリー・パスが、管理コンソールで表示される際に不明な文字を含んでいる場合、その原因は、Java ランタイムが円記号 (¥) を制御文字と解釈していることにある可能性があります。
この問題を解決するには、
単一の円記号を 2 重の円記号に書き換えることで、Windows スタイルのクラスパスを変更します。
例えば、c:¥MyFiles¥MyJsp.jsp を c:¥¥MyFiles¥¥MyJsp.jsp に変更します。