Red Hat Enterprise Linux バージョン 3 システムで WebSphere
Application Server をインストールするための準備を行うには、追加のステップを
実行する必要があります。
このタスクについて
Linux システムにインストールするために必要な共通のステップに
加えて、Red Hat Enterprise Linux バージョン 3 ではシステム固有のステップが
いくつか必要です。
Red Hat Enterprise Linux 3 のインストールが
サービス・レベル 2 (更新 2) 以降にアップグレードされていることを
確認してください。サービス・レベルをアップグレードしない場合、Red Hat Enterprise Linux 3 に
含まれる GLIBC のリリース済みバージョンにおける特定の各国語問題により、
セグメンテーション障害として現れる Java 仮想マシン (JVM) 障害が
引き起こされる可能性があります。
ロケールが英語ロケール以外に設定されていると、
インストール時にこれらの障害が発生する可能性があります。
前提条件パッケージがインストールされていることを確認します。
Linux パッケージの
登録制限によって、前提条件チェッカー・プログラムが Linux システム上で
前提条件パッケージを検査できません。
詳しくは、Linux パッケージのインストールと検証
を参照してください。
プロシージャー
- Red Hat Enterprise Linux 3 for xSeries プラットフォームを使用する場合は、
以下のパッケージをインストールします。
- compat-libstdc++-7.3-2.96.122
- C++ ランタイム互換性に必要です。GSKit、Java 2 Software Development Kit (SDK)、および WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインのようなコンポーネントによって使用されます。
- compat-db-4.0.14-5
- いくつかの IBM HTTP Server モジュールに必要です。 このモジュールは、この RPM パッケージ内に含まれたライブラリーを使用します。
- rpm-build-4.2.1-4.2
- InstallShield for Multiplatforms (ISMP) は、Red Hat Package Manager
(RPM) データベースで製品を適切に登録するためにこのパッケージを必要とします。
- システムで Java Native Interface (JNI) ライブラリーを
コンパイルする場合は、Java 2 Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションで
使用するために、JNI ライブラリーの開発および構築用に推奨される RPM パッケージを
インストールします。
必要なパッケージは以下のとおりです。
- compat-gcc-7.3-2.96.122
- compat-libstdc++-devel-7.3-2.96.122
- compat-glibc-7.x-2.2.4.32.5
- compat-gcc-c++-7.3-2.96.122
システム上に JNI ライブラリーをコンパイルする意図のない場合は、
これらのパッケージをインストールする必要はありません。
- iSeries プラットフォームまたは pSeries プラットフォームを
使用する場合は、rpm-build-4.2.1-4.2 パッケージをインストールします。
InstallShield for Multiplatforms (ISMP) は、Red Hat Package Manager
(RPM) データベースで製品を適切に登録するためにこのパッケージを必要とします。
- Red Hat Enterprise Linux 3 for S/390 (z/VM または
VM/ESA) プラットフォームを使用する場合は、以下のパッケージをインストールします。
- compat-db-4.0.14-5
いくつかの IBM HTTP Server モジュールに必要です。 このモジュールは、この RPM パッケージ内に含まれたライブラリーを使用します。
- compat-pwdb-0.62-3
- compat-libstdc++-7.2-2.95.3.77
C++ ランタイム互換性に必要です。GSKit、Java 2 Software Development Kit (SDK)、および WebSphere Application Server の Web サーバー・プラグインのようなコンポーネントによって使用されます。
- rpm-build-4.2.1-4.2
Red Hat Package Manager (RPM) データベースで製品を適切に登録するために、InstallShield for Multiplatforms (ISMP) で必要です。
これらのパッケージ以降のリリースをインストールすることもできます。
結果
必要なパッケージをすべてインストールしないと、
製品は予定どおり実行されません。