このページを使用して、HTTP トランスポートを表示または管理します。 トランスポートは、Web サーバーの WebSphere Application Server プラグインとアプリケーションの Web モジュールが存在する Web コンテナーの間の要求キューを提供します。 Web ブラウザーでアプリケーションを要求すると、 その要求は Web サーバーに渡され、 次にトランスポートを介して Web コンテナーに渡されます。
分散プラットフォームでは、バージョン 5.x からマイグレーションする際に、 HTTP 要求の処理のために HTTP トランスポートを継続して使用したいと指示すると、バージョン 5 トランスポートがマイグレーションされます。WebSphere Application Server バージョン 5.x からマイグレーションしていない場合は、HTTP 要求を処理するために、 HTTP トランスポート・チャネルをセットアップする必要があります。
IPv6 (Internet Protocol バージョン 6) および WS-AT (Web Services Atomic Transaction) の使用は、
HTTP トランスポートでサポートされていません。HTTP トランスポート・チャネル・チェーンでのみサポートされています。
HTTP トランスポート管理コンソール・ページを表示するには、 「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name」>「Web コンテナー設定」> 「Web コンテナー」>「HTTP トランスポート」をクリックします。
トランスポートのバインド先となるホスト IP アドレスを指定します。 アプリケーション・サーバーがローカル・マシン上にある場合は、 ホスト名は localhost になります。
トランスポートにバインドするポートを指定します。 ポート番号には、現在システムで使用していないものを指定できます。 ポート番号は、指定されたマシンのアプリケーション・サーバー・インスタンスごとに 固有でなければなりません。
分散プラットフォームの場合、プロセスごとに許可される HTTP ポート数に 制限はありません。
WebSphere プラグインとアプリケーション・サーバー間の接続を Secure Sockets Layer (SSL) を使用して保護するかどうかを指定します。 デフォルトでは SSL を使用しません。