WebSphere Application Server - Express, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

             目次と検索結果のパーソナライズ化

JACC ポリシー・コンテキスト ID (ContextID) のフォーマット

ポリシー・コンテキスト ID はポリシー・コンテキストを表す固有のストリングとして定義されます。 ポリシー・コンテキストは、Web モジュールまたは Enterprise JavaBeans (EJB) モジュールのリソースへのアクセスに影響を与える Java Contract for Containers (JACC) 仕様によって定義されるすべてのセキュリティー・ポリシー・ステートメントを含みます。

JACC プロバイダーへのポリシーの伝搬中に、各ポリシー・コンテキストについて PolicyConfiguration オブジェクトが作成されます。 このオブジェクトには、コンテキストに対応する、JACC 許可オブジェクトで表されるポリシー・ステートメントが取り込まれます。 オブジェクトは、JACC 仕様の API を使用して JACC プロバイダーへ伝搬されます。

注: 次の情報には計画の目的も含まれていますが、 将来統合する場合にのみ必要となります。

WebSphere Application Server は、モジュールの contextID フォーマットとしての href:cellName/appName/moduleName ストリングを使用して、contextID を固有のものにします。 ストリングの href 部分は、階層名がコンテキスト ID として渡されることを示します。 cellName は、デプロイメント・マネージャー・セルまたは、アプリケーションがインストールされている基本セルの名前を表します。

コンテキスト ID のストリングの appName 部分は、モジュールを含むアプリケーション名を表します。 moduleName はモジュールの名前を参照します。

例えば、cell1 にインストールされた DefaultApplication という名前のアプリケーションのモジュール Increment.jar ファイルのコンテキスト ID は、href:cell1/DefaultApplication/Increment.jar ファイルとなります。




関連概念
許可プロバイダー
JACC プロバイダーとしての Tivoli Access Manager の統合
WebSphere Application Server での JACC サポート
許可プロバイダー
関連タスク
外部 JACC プロバイダーの使用可能化
Tivoli Access Manager を使用した J2EE リソースへのアクセスの許可
JACC プロバイダーへのインストール済みアプリケーションのセキュリティー・ポリシーの wsadmin スクリプトを使用した伝搬
関連資料
JACC をサポートするインターフェース
セキュリティー許可プロバイダーのトラブルシューティングのヒント
概念トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 21, 2008 11:31:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/rsec_jaccpolicyid.html