このトピックでは、Visual Basic、VBScript、Active Server Pages などの、
ActiveX Windows プログラムの開発に関する概要を説明します。
これらのプログラムは、WebSphere ActiveX から EJB へのブリッジを使用して、
エンタープライズ Bean にアクセスするためのものです。
始める前に
重要: このトピックでは、
ユーザーが ActiveX プログラミングおよび Windows プラットフォームでの開発に精通していることを前提としています。
適切なプログラミングのガイドラインとして、ActiveX から EJB へのブリッジに提供されている情報も参考にしてください。
このタスクについて
ActiveX から EJB へのブリッジを使用して Java クラスにアクセスするには、
ActiveX プログラムを開発して、以下のステップを完了します。
プロシージャー
- XJB.JClassFactory オブジェクトのインスタンスを作成します。
- XJB.JClassFactory オブジェクトの XJBInit() メソッドを呼び出すことによって
、ActiveX プログラム・プロセスに Java 仮想マシン (JVM) コードを作成します。
ActiveX プログラムが XJB.JClassFactory オブジェクトを作成して、
XJBInit() メソッドを呼び出すと、JVM コードが初期化されていつでも使用できるようになります。
- XJB.JClassFactory FindClass() メソッドおよび NewInstance() メソッドを使用して、
Java クラスのプロキシー・オブジェクトを作成します。 ActiveX プログラムは、プロキシー・オブジェクトを使用して、
Java クラス、オブジェクト・フィールド、およびメソッドにアクセスできます。
- Java メソッド呼び出し構文を使用して Java クラスのメソッドを呼び出し、
必要に応じて Java フィールドにアクセスします。
- 自動変換できない場合は、ヘルパー関数を使用して変換を行います。
変換は、以下のデータ型の間で行うことができます。
- Java バイトと Visual Basic バイト
- Visual Basic 通貨型と Java 64 ビット
- Java クラスから戻されたエラーを処理するメソッドをインプリメントします。
Visual Basic または VBScript では、
Err.Number フィールドと Err.Description フィールドを使用して、
実際の Java エラーを判別します。