WebSphere Application Server - Express, Version 6.0.x   
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ログイン・キー・ファイルの作成

ログイン・キー・ファイルは、異なるターゲット・サーバーごとの、 認証用のユーザー ID とパスワード、およびターゲット・レルムが指定される ASCII ファイルです。

このタスクについて

セキュリティー認証サービスがログイン・キー・ファイルを処理するときに、 ファイル内のパスワードがエンコードされます。

プロシージャー

  1. ASCII ファイルをテキスト・エディターで新規作成します。 異なるターゲット・サーバーごとの、 認証用のユーザー ID とパスワード、およびターゲット・レルムは、ログイン・キー・ファイル (ASCII ファイル) で指定されます。セキュリティー認証サービスがログイン・キー・ファイルを処理するときに、 ファイル内のパスワードがエンコードされます。
  2. 以下の形式で前のステップで作成したログイン・キー・ファイルに情報を追加します。
    Realm_name   User_ID   Password
  3. データが以下の規則に準拠していることを確認してください。
    • レルム名は 1 つ
    • ユーザー ID およびパスワードを、エントリーごとにそれぞれ 1 つずつ定義する
    • 1 行当たり 1 エントリー
    • エントリー間にブランク行がない
    • コメントは別の行にのみ入れる
    • コメントは番号記号 (#) で始める
      例:
      
      # サンプル・キー・ファイル
      #
      # 最初のターゲット・レルム
      #
      TargetRealm serverID serverPassword
      #
      # 2 番目のターゲット・レルム
      #
      TargetRealm2 serverID2 serverPassword2
      #
      # キー・ファイルの終了

    wsserver.key というサンプル・ファイルには、これらの説明も記載されています。 インストールの完了後、このサンプル・ファイルは app_server_root/properties ディレクトリーに配置されます。 サンプル・ファイルは、必要に応じて、テスト用に使用したり変更したりできます。

    ログイン・キー・ファイルは、アプリケーション・サーバーが稼働中のホスト・マシン上の任意の場所に置くことができます。 ただし、ログイン・キー・ファイルは、保護可能なファイル・システムに置くことをお勧めします。

次の作業

ログイン・キー・ファイルの作成後は、 トラストストア・ファイルの作成 という項目を読んでください。



関連タスク
鍵ストア・ファイルの作成
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 11:31:28 PM EST
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