ユーザーは、任意のロケーションにエンタープライズ・アプリケーションをエクスポートすることができます。
アプリケーションをエクスポートするには、 「エンタープライズ・アプリケーション」ページの「エクスポート」ボタンを使用します。 「エクスポート」を使用すると、アプリケーションとデプロイメント構成が 含まれる拡張エンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルが作成されます。 デプロイメント構成 は、 deployment.xml およびデプロイメント・ターゲット上でアプリケーション 動作を制御するその他の構成ファイルで構成されています。
「エクスポート」ボタンを使用して アプリケーションをエクスポートする場合、installedApps ディレクトリー内で アプリケーションに対して行った手動変更はエクスポートされません。 これらの変更内容をエクスポートする場合は、アプリケーション・ファイルを手動でコピーし、移動する必要があります。
拡張 EAR ファイルを再インストールするには、以下のいずれかを実行します。
「更新」操作により、アプリケーション・ファイルが app_server_root/profiles/installedApps/cell_name ディレクトリーに追加されます。ここで、cell_name は現在のセル名、 またはアプリケーションをデプロイメント・ターゲットに最初にインストールしたときに 「アプリケーションをインストールするディレクトリー」に指定したセルの名前です。 「アプリケーションをインストールするディレクトリー」設定は、 アプリケーション・インストール・ウィザードの「インストール・オプションの選択」パネルにあります。 アプリケーションを最初にインストールしたときに、 「アプリケーションをインストールするディレクトリー」 に $(CELL) 変数を指定した場合、 cell_name ディレクトリーが現在のセル名となります。
アプリケーションを最初にインストールしたときに、 「アプリケーションをインストールするディレクトリー」 に $(CELL) 変数を指定した場合、 cell_name ディレクトリーが現在のセル名となります。 つまり、このファイルが最初に、宛先ディレクトリーで $(CELL) 変数を使用して Cell1 にインストールされ、 拡張 EAR ファイルを Cell2 に再インストールする場合、cell_name ディレクトリーは Cell2 で、現在のセル名となります。
$(CELL) 変数が最初のインストールに対して指定されなかった場合、 「新規アプリケーションのインストール」を使用して拡張 EAR ファイルを再インストールすると、 そのアプリケーションは、エクスポートしたアプリケーションの cell_name ディレクトリーにインストールされます。 つまり、このアプリケーションが最初に Cell1 にインストールされてそこからエクスポートされ、 さらに拡張 EAR ファイルを Cell2 に再インストールする場合、cell_name ディレクトリーは Cell1 になります。 現在のセル名が Cell2 である場合であっても、拡張 EAR ファイルは Cell1 ディレクトリーで 展開します。エクスポートしたアプリケーションの deployment.xml ファイル内には Cell1 があるため、 デフォルトでは、アプリケーションの宛先ディレクトリーのパスには Cell1 が含まれます。
アプリケーションを最初にインストールしたときに、Cell1 から アプリケーションをエクスポートし、$(CELL) 変数を指定しなかった場合、 拡張 EAR ファイルを別のセルにインストールするには、アプリケーション・インストール・ウィザードの「インストール・オプションの選択」パネルで 「プロセス組み込み構成」を選択解除して、拡張 EAR ファイルを現在のセル名ディレクトリー (Cell1 以外) で展開します。