WebSphere Application Server - Express, Version 6.0.x   
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メッセージ駆動型 Bean デプロイメント記述子・プロパティー

以下に、メッセージ駆動型 Bean に使用されるデプロイメント記述子プロパティーを示します。

トランザクション・タイプ
メッセージ駆動型 Bean が自らトランザクションを管理するか、 コンテナーが Bean の代わりにトランザクションを管理するかを指定します。
Bean
メッセージ駆動型 Bean 自体がトランザクションを管理します。
コンテナー
コンテナーが Bean の代わりにトランザクションを管理します。
メッセージ・セレクター
メッセージ駆動型 Bean が受信する メッセージを決定するために使用する、JMS メッセージ・セレクター。 例を以下に示します。
JMSType='car' AND color='blue' AND weight>2500

セレクター・ストリングは、JMS メッセージ・ヘッダー内のフィールド、およびメッセージ・プロパティー内のフィールドを参照できます。メッセージ・セレクターは、メッセージ本体の値を参照することはできません。

応答モード
セッションが受信したメッセージに応答する方法。

このプロパティーは、Bean 管理トランザクション境界を使用するメッセージ駆動型 Bean にのみ適用されます (トランザクション・タイプ は「Bean」に設定されます)。

自動応答
セッションは、メッセージが受信呼び出しから正常に戻されたとき、 あるいはメッセージを処理するために呼び出したメッセージ・リスナーが正常に戻されたときに、 メッセージに自動的に応答します。
重複 OK 応答
このセッションは、メッセージの送達に応答するのに時間を要します。 JMS で障害が発生すると、重複するメッセージが送達されることがあるため、 メッセージの重複が気にならないユーザーのみご利用ください。

EJB 仕様で定義されているように、クライアントは Message.acknowledge() を使用してメッセージに応答することはできません。 CLIENT_ACKNOWLEDGE の値が createxxxSession 呼び出しに渡されると、 メッセージは、アプリケーション・サーバーによって自動確認され、Message.acknowledge() は使用されません。

宛先タイプ
メッセージ駆動型 Bean がキューまたはトピックのいずれの宛先を使用するかを指定します。
キュー
メッセージ駆動型 Bean はキュー宛先を使用します。
トピック
メッセージ駆動型 Bean はトピック宛先を使用します。
サブスクリプション耐久性
JMS トピック・サブスクリプションが永続的か非永続的かを指定します。
永続的
サブスクライバーは、 JMS に保存された固有の ID を持つ永続的サブスクリプションを登録します。 同一 ID を持つ後続のサブスクライバー・オブジェクトが再開するサブスクリプションは、 先行するサブスクライバーが残した状態のままです。 永続的サブスクリプションのアクティブ・サブスクライバーがない場合、JMS は、サブスクリプションのメッセージを、サブスクリプションが受信するまで、あるいはメッセージの有効期限が切れるまで保管します。
非永続的
非永続的サブスクリプションは、 所有するサブスクライバー・オブジェクトの存続時間中は持続します。 すなわち、トピックに公開されたメッセージをクライアントが確認できるのは、 サブスクライバーがアクティブの間だけです。 サブスクライバーがアクティブでない場合、クライアントはそのトピックに関して公開されたメッセージを見られません。

非永続サブスクライバーは、 そのサブスクライバーが作成されたときに存在していたものと同じトランザクション・コンテキスト (例えば、 グローバル・トランザクションまたは指定解除されたトランザクション・コンテキスト) でしか使用できません。 このコンテキストの制約事項について詳しくは、非永続的なサブスクライバーに対するトランザクション・コンテキストの影響を参照してください。

ActivationSpec 名
このメッセージ駆動型 Bean をデプロイす るために使用される J2C アクティベーション・スペックの JNDI 名を入力します。 この名前は WebSphere Application Server に定義するアクティベーション・スペックの名前と一致しなければなりません



関連タスク
メッセージ駆動型 Bean を使用するエンタープライズ・アプリケーションの開発
参照トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 11:31:28 PM EST
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