インストール検証ツールを使用して、製品およびアプリケーション・サーバー・プロファイルのインストールが成功したかどうかを検査します。プロファイルは、アプリケーション・サーバー用にランタイム環境を定義するファイルから構成されます。installver チェックサム・ツールを使用してコア・プロダクト・ファイルを検査します。IVT ツールを使用して、それぞれのファースト・ステップ・コンソールから各プロファイルを検査します。
製品のインストールが完了したら、インストール検査ツールを使用できます。
インストール検証ツールを使用して、製品が正しくインストールされることの保証を得ます。 2 つのツールがあります。 以下のタスクは、両方のツールの使用時期と使用方法を説明します。 ツールの 1 つはチェックサム・ツール (installver ツール) です。 installver ツールは、インストールされたファイルごとにそのチェックサムをそれぞれのファイルの正しいチェックサム値と比較して、その差を報告します。 もう 1 つのツールは、インストール検証テスト (IVT) です。 IVT は、 スタンドアロン Application Server プロファイルを検査して、 サーバー処理が開始できることを確認します。
IVT プログラムは、製品のログ・ファイルをスキャンしてエラーの有無を判断し、 インストールした製品のコア機能を検証します。
製品のインストール後に、 インストール・ウィザードはファースト・ステップ・コンソールを開始するためのプロンプトを表示します。
インストール検査は、ファースト・ステップ・コンソールでの最初のオプションです。
このテストは、そのスタートアップの間、 アプリケーション・サーバーを始動しモニターすることから構成されています。
installver ツールは、インストールされたすべてのファイルの整合性を妥当性検査します。
IVT ツールは、サーバーが稼働していない場合は自動的にプロファイルのサーバー・プロセスを始動します。 サーバーが初期設定されると、IVT は一連の検査テストを実行します。 ツールは、コンソール・ウィンドウに正常または障害の状況を表示します。また、ツールは、plugins_root/logs/ivtClient.log ファイルにも結果を記録します。IVT のシステム検証時に、ツールは検出可能なすべてのエラーを SystemOut.log ファイルに報告します。
製品のインストールおよびインストールの検証をしてから、さらにプロファイルを作成することによって、インストールを構成することができます。
また、製品のインストール・イメージに、IBM HTTP Server、Web サーバー・プラグイン、またはアプリケーション・クライアントのような、他のパッケージをインストールすることもできます。
詳しくは、タスクの概説: インストール を参照してください。