このタスクについて
基本製品をインストールしたものが、
それぞれ固有の構成ファイル・セットを備えた、
スタンドアロン・アプリケーション・サーバー (server1) になります。
複数のインスタンスに関する以下の制限事項に注意してください。
- 複数のインスタンスをインストールする場合、
最新のインストール・システムだけが、
オペレーティング・システム・レジストリーに存在するようにしてください。
- 3 つ以上のインスタンスをインストールする場合、3 度目以降のインストールでは、
共存パネル上のすべてのポート番号を変更して、競合しないようにする必要があります。
- 登録済み製品のインスタンスをアンインストールするには、
必ずオペレーティング・システムのプログラム除去機能 (Windows プラットフォームの場合は「プログラムの追加と削除」ユーティリティー) を使用してください。
未登録インスタンスをアンインストールするには、
除去しようとするインスタンスに一致する app_server_root/_uninstall
ディレクトリー内の uninstall コマンドを使用します。
複数のインストール・インスタンスを使用する理由は以下のとおりです。
- 各 WebSphere Application Server インスタンスを完全に分離できます。
1 つのインスタンスを他のインスタンスから独立してアンインストールできます。
- 同じマシンに基本 WebSphere Application Server を何度でもインストールできます。
- 同じマシンに基本バージョン 5.x とバージョン 6.0.x の WebSphere Application Server をインストールできます。
複数のインストール・インスタンスを使用しない理由は以下のとおりです。
- マシンにはハード・ディスク・スペースの制限がある可能性があります。
- オペレーティング・システム・レジストリーを使用して、
最後にインストールした WebSphere Application Server 製品のインスタンスのみを見付けることができます。
製品を 2 回目にインストールすると、最後のインストールがレジストリーに表示されます。
- 最後のインスタンスをアンインストールすると、
レジストリー内の製品の記録はすべて除去されます。
WebSphere Application Server 基本製品の 3 つのインスタンスがインストールされていると仮定します。
プログラム除去機能を使用して、
基本製品の 3 番目の登録済みコピーをアンインストールします。その他の 2 つのインストール・インスタンスの存在を示すレジストリー記録はもうありません。
他のアプリケーションでは、
オペレーティング・システムのレジストリーの照会を使用して、
いずれかの WebSphere Application Server 基本製品インスタンスの存在を検出することはできません。
グラフィカル・ユーザー・インターフェースによるプロファイルの作成
の項目では、WebSphere Application Server 基本製品または Network Deployment 製品を 1 回インストールして、複数のプロファイルを作成する方法について説明しています。
以下の手順を使用して、複数のインストール・インスタンスをインストールします。