WebSphere Application Server - Express, Version 6.0.x   
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PMI インターフェースの開発 (バージョン 4.0) (非推奨)

Performance Monitoring Infrastructure (PMI) インターフェースを使用して、 パフォーマンス情報を収集および表示する、独自のアプリケーションを開発できます。

始める前に

このリリースではバージョン 4.0 API がサポートされていますが、PMI モジュール (Enterprise Bean や HTTP セッション・モジュールなど) において、 データ階層にいくつかの変更が行われています。 PmiClient アプリケーションが既存であり、 これをバージョン 5.0 で実行したい場合、新しい PMI データ階層に基づいて、 PerfDescriptor (複数の場合もあり) を更新する必要があります。

PmiClient 内の getDataName メソッドおよび getDataId メソッドも変更されました。 これらは、複数バージョンの WebSphere Application Server をサポートするための、 非性的メソッドとなっています。 場合によっては、これらの 2 つのメソッドを使用する既存のアプリケーションを更新する必要があります。

このタスクについて

このセクションでは、 アプリケーションで Performance Monitoring Infrastructure (PMI) クライアント・インターフェースを使用する方法を説明します。 プログラミング・モデルの基本的なステップについてお読みください。

プロシージャー

  1. サーバーからパフォーマンス・データの初期のコレクションまたはスナップショットを検索します。 クライアントは、CpdCollection インターフェースを使用して、 サーバーから初期のコレクションまたはスナップショットを検索します。 このスナップショット (この例では Snapshot と呼ばれます) は、 『データの編成と階層』で説明されているような階層構造で提供され、 サーバーによって収集されたパフォーマンス・データすべての現行値を含んでいます。 スナップショットは、CpdCollection インスタンスの存続期間を通じて、同じの構造を維持します。
  2. 指定されたとおりにデータを処理して表示します。 クライアントは、データを指定されたとおりに処理して、表示します。 処理オブジェクトと表示オブジェクト (例えば、フィルターと GUI) は、 対象のデータの CpdEvent リスナーとして登録できます。 リスナーは、同じ Java 仮想マシン (JVM) 内でのみ動作します。 クライアントが更新データを受け取ると、すべてのリスナーに通知されます。
  3. 新規 CpdCollection インスタンスを階層によって表示します。 クライアントは、新規データまたは変更データを受け取った際、 その階層を使用して新規 CpdCollection インスタンスを分かりやすく表示できます。 Snapshot のコレクションを更新する必要がある場合、 クライアントは update メソッドを使用して、 新しいデータで Snapshot を更新できます。
    Snapshot.update(S1);
    // ...later...
    Snapshot.update(S2);

結果

ステップ 2 および 3 は、クライアントの存続期間を通じて繰り返されます。
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 21, 2008 11:31:28 PM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.express.doc/info/exp/ae/tprf_usepmi.html