このトピックでは、セッション・タイムアウトを管理コンソールのデフォルト値から変更する方法を説明します。
始める前に
${WAS_HOME}/systemApps/adminconsole.ear/deployment.xml ファイルを変更するための権限があることを確認します。
このタスクについて
デフォルトのセッション・タイムアウト値である 30 分が受け入れ可能であるかどうかを判別します。
デフォルト値を変更する理由には、以下のものがあります。
- セキュアな環境を使用しているユーザーは
、マシンを不在にしたり、コンソールをログオフし忘れたりする場合に備え、
セキュリティーを確実にするために、セッション・タイムアウト期間を短くする必要がある場合があります。
- アクセシビリティの理由により、通常のユーザーよりも応答が遅い場合、ユーザーは長いセッション・タイムアウト期間を必要とすることがあります。
- セキュアな環境を使用しているユーザーは、管理コンソールのタイムアウト値が
Lightweight Third-Party Authentication (LTPA) Cookie タイムアウトと競
合しないように設定することをお勧めします。
タイムアウト値を変更するには、以下のアクションを行います。
プロシージャー
- テキスト・エディターで ${WAS_HOME}/systemApps/adminconsole.ear/deployment.xml ファイルを編集します。
- XML ステートメント <tuningParams xmi:id="TuningParams_1088453565469"
maxInMemorySessionCount="1000" allowOverflow="true" writeFrequency="TIME_BASED_WRITE"
writeInterval="10" writeContents="ONLY_UPDATED_ATTRIBUTES" invalidationTimeout="30"> を見付けます。
- invalidationTimeout 値を望ましいセッション・タイムアウトに変更します。
デフォルトは 30 です。
- ${WAS_HOME}/systemApps/adminconsole.ear/deployment.xml ファイルを保管します。
- アプリケーション・サーバーを再始動します。
結果
アプリケーション・サーバーを再始動すると、変更が有効になります。
次の作業
管理コンソールを介して WebSphere Application Server を管理します。