UDDI 保有および所有権転送 API を使用して、UDDI バージョン 3 レジストリーに含まれる 1 つ以上のエンティティーの保有または所有権を転送できます。UDDI バージョン 3 レジストリーは、ノード内の所有権転送のみをサポートし、ノード間の保有転送についてはサポートしません。
UDDI バージョン 3 レジストリーでプログラマチックにサポートされているすべての API 呼び出しと引数にアクセスするには、UDDI バージョン 3 Client for Java (UDDI バージョン 3 クライアントを参照) を使用します。
UDDI ユーザー・インターフェースを使用して、API 関数にグラフィカルにアクセスすることもできますが、このメソッドではすべての関数が使用できるわけではありません。
UDDI バージョン 3 レジストリーは、
以下の保有および所有権転送 API 呼び出しをサポートします。
- discard_transferToken
- get_transferToken API を介して取得した transferToken を破棄します。
- get_transferToken
- 1 つ以上の businessEntity または tModel エンティティーの所有権の、
1 つのパブリッシャーから別のパブリッシャーへの転送を開始します。API が呼び出された時点では、転送は実行されません。
代わりに、解放する側のパブリッシャーがこの API を使用して、
保有ノードからの許可を取得し、transferToken の形式で、転送を実行します。
解放する側のパブリッシャーは、transferToken を受信側のパブリッシャーに渡し、
受信側のパブリッシャーが transfer_entities API を呼び出して実際にエンティティーの転送を行うことになります。
- transfer_entities
- 受信側のパブリッシャーに呼び出されたときに、実際にエンティティーの転送を実行します。
受信側のパブリッシャーは、その呼び出しで、期限切れになっていない transferToken を指定する必要があります。
照会の構文について詳しくは、http://www.uddi.org/pubs/uddi_v3.htm の、UDDI バージョン 3 API 仕様を参照してください。