アクセス・インテント・ポリシーは、 Enterprise JavaBeans (EJB) パーシスタンスのデータ・アクセスを管理する、 指定された一連のプロパティー (アクセス・インテント) です。 アセンブリー中にエンティティー Bean、およびエンティティー Bean のホーム、 リモート、 またはローカル・インターフェース上の個々のメソッドにポリシーを割り当てることができます。 アクセス・インテントは、 CMP バージョン 2.x を使用するエンティティー Bean の EJB バージョン 2.x 準拠のモジュール内でのみ設定できます。
本製品は、読み取りインテントと並行性制御の順列を指定するいくつかのアクセス・インテント・ポリシーを提供します。 ペシミスティック/更新ポリシーは、さらに限定することができます。 選択されたポリシーは、 ランタイム環境が使用する適切な分離レベルとロックのストラテジーを決定します。
アプリケーション・プロファイルまたはメソッド・レベルのアクセス・インテント・ポリシーを使用して、 アクセス・インテントをさらに正確に制御できます。 メソッド・レベルのアクセス・インテント・ポリシーは、 モジュール・レベルで指定され、定義されます。 モジュールは、そのようなポリシーを 1 つ以上持つことができます。 ポリシーは、エンティティー Bean の宣言されたインターフェースおよびエンティティー Bean に関連するホーム・イン ターフェースの個々のメソッドに割り当てられ、適用されます。 メソッド・ベースのポリシーは、 メソッドによってエンティティーがロードされる際に、 EJB コンテナーとパーシスタンス・マネージャーの組み合わせによって実行されます。
Bean をアクティブ化する読み取り専用ポリシーによって構成されるエンティティーは、 同じトランザクション内で更新が試行された場合に、問題を発生させる可能性があります。 それらの変更はコミットされず、 データ保全性が危険にさらされる可能性があるため、プロセスは例外をスローします。