WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

             目次と検索結果のパーソナライズ化

共用ライブラリーとサーバーの関連付け

共用ライブラリーをサーバーのクラス・ローダーと関連付けることができます。 そうすると、共用ライブラリーで表されるクラスがサーバー全体のクラス・ローダーにロードされ、 そのサーバーにデプロイされているすべてのアプリケーションでクラスが使用できるようになります。

始める前に

このトピックでは、共用ライブラリーが定義済みであることを想定しています。 共用ライブラリーとは、複数のデプロイ済みアプリケーションが使用するライブラリー・ファイルを意味します。

このタスクについて

共用ライブラリーをサーバーのクラス・ローダーと関連付けるためには、 管理コンソールを使用してライブラリー参照を作成し、構成します。 ライブラリー参照で、共用ライブラリー・ファイルの名前を指定します。

共用ライブラリーをサーバーのクラス・ローダーと関連付ける場合は、 その同じ共用ライブラリーをアプリケーションと関連付けることはしないでください。

プロシージャー

  1. そのサーバーにデプロイされているアプリケーション用に、 クラス・ローダーを構成します。
    1. 「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > 「server_name」 とクリックし、アプリケーション・サーバーの設定ページにアクセスします。
    2. サーバーの、「Class loader policy」および「Class loading mode」の値を設定します。

      これらの設定については、アプリケーション・サーバー設定 およびクラス・ローダー を参照してください。

  2. アプリケーションで必要な共用ライブラリー・ファイルごとに、 ライブラリー参照を作成します。
    1. 管理コンソールで、「サーバー」 > 「アプリケーション・サーバー」 > 「server_name」 > 「Java およびプロセス管理」 > 「クラス・ローダー」 > 「class_loader_ID」 とクリックします。
    2. ライブラリー」をクリックして、「ライブラリー参照」ページにアクセスします。
    3. 追加」をクリックします。
    4. ライブラリー参照の設定ページで、 必要に応じてライブラリー参照の変数を指定します。 その変数で、アプリケーションが使用する共用ライブラリー・ファイルが識別されます。
    5. 適用」をクリックします。 ライブラリー参照の名前が、「ライブラリー参照」ページのリストに表示されます。
    アプリケーションで必要な共用ライブラリーごとにライブラリー参照を定義するまで、 上記のステップを繰り返します。



関連概念
クラス・ローダー
関連タスク
共用ライブラリーの作成
共用ライブラリーとアプリケーションまたはモジュールの関連付け
関連資料
共用ライブラリー・コレクション
ライブラリー参照コレクション
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/tcws_sharedlib_server.html