WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
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Cloudscape バージョン 5.1.60x インストール後の手順

WebSphere Application Server V6.0 - V6.0.2 には、少なくとも バージョン 5.1.6 (およびそれ以降のこのバージョンの修正パッケージ) の Cloudscape が必要です。

このタスクについて

Cloudscape バージョン 5.1.60x をインストールしたら、 データベースにアクセスする前に、以下のステップを実行する必要があります。

プロシージャー

  1. 既存のデータベース・インスタンスをアップグレードまたはマイグレーションします。
    1. 既存のデータベースをバックアップします。

      Cloudscape の旧バージョンにアクセスしなければならない場合に備えて、 バックアップを実行する必要があります。 データベースをマイグレーションした後は、 バックアップを実行しない限り、古いデータベースにアクセスすることはできません。

    2. 以下を実行して、既存のデータベースをマイグレーションします。
      • connectionAttributes カスタム・プロパティーを upgrade=true に設定します。

        データ・ソースは、JDBC プロバイダーの下の WebSphere Application Server 管理コンソール内にあります。

      • WAS_HOME/cloudscape51/bin/embedded ディレクトリー内にある cview インターフェースを使用している場合、「 upgrade database」というプロンプトに対して「はい」をクリックします。

        注: WAS_HOME/bin/DefaultDB ディレクトリー内の defaultDB を必ずマイグレーションするようにしてください。

  2. Cloudscape を使用するように定義されている既存の JDBC プロバイダーのクラスパス定義を設定または変更します。 WebSphere Application Server がアクティブである場合、Cloudscape の JAR ファイルはロードされません。

    WebSphere Application Server の環境変数 ${CLOUDSCAPE_JDBC_DRIVER_PATH}¥db2j.jar を使用して、 Cloudscape の新バージョンを指すようにします。

    CLOUDSCAPE_JDBC_DRIVER_PATH 環境変数は、 WebSphere Application Server では WAS_HOME/cloudscape/lib の値によって定義されます。

  3. アプリケーション・サーバーが Cloudscape を前のバージョンの UDDI の永続的なストアとして 実行している場合、追加のステップが必要になります。
    サーバーの SystemOut ログに以下のメッセージが出力される場合があります。
    The data source class name com.ibm.db2j.jdbc.db2jConnectionPoolDataSource could not be found.

    これは、Cloudscape の JAR ファイルが バージョン 5.x の場所から バージョン 5.1x の新しい場所に移動したために発生します。

    この状態を訂正するには、以下のようにします。
    1. データベースを Cloudscape 5.1.60x にアップグレードします。
    2. インストール・スクリプトを再実行するか、または データ・ソース内のクラスパス・フィールドを編集します。



関連概念
JDBC プロバイダー
データ・ソース
接続プール
関連資料
ベンダーによる、データ・ソースの最小必要設定
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/tdat_cloudscape_post_install.html