WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

             目次と検索結果のパーソナライズ化

GenPluginCfg コマンド

GenPluginCfg コマンドは、WebSphere Web サーバーのプラグイン構成ファイル、plugin-cfg.xml を再生成するために使用します。

このコマンドを実行する状況について詳しくは、 コマンド・ツールの使用の項を参照してください。

注意:
プラグイン構成を再生成すると、保持しておきたい手動の構成変更の内容が上書きされてしまう場合があります。 このタスクを実行する前に、Web サーバーとの通信 で説明されているタスクの意味を理解しておいてくださ い。
プラグイン構成を再生成するには、以下のいずれかを実行します。

プラグイン構成を再生成するための方法はどちらも、 plugin-cfg.xml ファイルを、 分散環境での実行に適したフォーマットである ASCII フォーマットで生成します。

-profileName オプションを使用すると、マルチプロファイル・システムで、 アプリケーション・サーバー・プロセスのプロファイルを定義することができます。 -profileName オプションは、単一プロファイル環境で実行する場合は必要ありません。このオプションのデフォルトは、 デフォルト・プロファイルです。

構文

コマンド構文は次のようになります。

GenPluginCfg [[-option.name optionValue]...]

オプション -webserver.name webservrName を指定して GenPluginCfg コマンドを実行すると、wsadmin は、Web サーバー用のプラグイン構成ファイルを生成します。 生成されたプラグイン構成ファイルの設定は、Web サーバーにデプロイされるアプリケーションのリストに基づいています。 このコマンドを、オプション -webserver.name webservrName を指定しないで実行すると、 プラグイン構成ファイルはトポロジーに基づいて生成されます。

パラメーター

GenPluginCfg コマンドで使用可能なオプションは、以下のとおりです。

-config.root configroot_dir
デフォルトは CONFIG_ROOT です。setupCmdLine コマンドを呼び出して、この環境変数を取得します。
-profileName
マルチプロファイル・システムで、アプリケーション・サーバー・プロセスのプロファイルを定義します。 -profileName オプションは、単一プロファイル環境で実行する場合は必要ありません。 このオプションのデフォルトは、 デフォルト・プロファイルです。
-cell.name cell
デフォルトは WAS_CELL です。setupCmdLine コマンドを呼び出して、この環境変数を取得します。
-node.name node
デフォルトは WAS_NODE です。setupCmdLine コマンドを呼び出して、この環境変数を取得します。
-webserver.name webserver1
指定した Web サーバー用のプラグイン構成ファイルを作成するのに必要です。
-propagate yes/no
オプション webserver.name が指定されている場合にのみ適用されます。デフォルトは no です。
-propagateKeyring yes/no
オプション webserver.name が指定されている場合にのみ適用されます。デフォルトは no です。
-cluster.name cluster1,cluster2 | ALL
クラスターのオプション・リスト。オプション webserver.name が指定されている場合は無視されます。
-server.name server1,server2
サーバーのオプション・リスト。単一サーバー・プラグインの生成に必要です。 オプション webserver.name が指定されている場合は無視されます。
-output.file.name file_name
デフォルトは configroot_dir/plugin-cfg.xml ファイルです。オプション webserver.name が指定されている場合は無視されます。
-destination.root root
構成が使用されるマシンのインストール・ルート。 オプション webserver.name が指定されている場合は無視されます。
-destination.operating.system windows/unix
構成が使用されるマシンのオペレーティング・システム。オプション webserver.name が指定されている場合は無視されます。
-debug yes/no
デフォルトは no です。
-help
使用法ステートメントを印刷します。
-?
使用法ステートメントを印刷します。

使用シナリオ

セル内のクラスターのすべてに対してプラグイン構成を生成する場合、次のように指定します。

GenPluginCfg -cell.name NetworkDeploymentCell

単一サーバーに対してプラグイン構成を生成する場合、次のように指定します。

GenPluginCfg -cell.name BaseApplicationServerCell -node.name appServerNode -server.name appServerName

Web サーバーに対してプラグイン構成ファイルを生成する場合、次のように指定します。

GenPluginCfg -cell.name BaseApplicationServerCell -node.name webserverNode -webserver.name webserverName



関連タスク
コマンド行ツールの使用
参照トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/rxml_genplugincfg1.html