コマンドを使用して、プロファイルの作成、サーバーの始動、ポートの表示、
および管理コンソールのオープンを行います。
始める前に
このタスクでは、
manageprofiles コマンド、
その他のアプリケーション・サーバー・コマンド、およびシステム・コマンドに関する基本的な知識があることが前提となります。
プロファイルを作成および使用する前に、WebSphere Application Server をインストールする必要があります。
このタスクについて
以下のステップを実行して、プロファイル環境を作成および使用します。
この例では、Windows プラットフォームのスタンドアロン・アプリケーション・サーバーのプロファイル環境について説明します。
プロシージャー
- オリジナル・インストールからサーバー・プロファイルを作成します。
app_server_root/bin/manageprofiles.sh
app_server_root¥bin¥manageprofiles.bat
AppSrv01 プロファイルを作成すると想定します。
以下のスクリプトは、Windows プラットフォームでアプリケーション・サーバー・プロファイルを作成する例です。
"C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥bin¥manageprofiles" -create
-profileName AppSrv01
-profilePath "C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01"
-templatePath "C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profileTemplates¥default"
-nodeName AppServerNode
-cellName AppServerNodeCell
-hostName myhost.mycity.mycompany.com
-isDefault false
-winserviceCheck true
-winserviceAccountType user
-winserviceUserName my_user_id
-winservicePassword my_password
-winserviceStartupType manual
-startingPort 20000
新規サーバー・プロファイルの ¥bin ディレクトリーに移動します。 例えば、
以下のコマンドを発行します。
cd C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥bin
- server1 を始動します。
オリジナル・インストールの
app_server_root¥bin ディレクトリーに移動します。
startServer コマンドを実行します。
startServer server1 -profileName AppSrv01
- マシンのすべてのポートを表示し、
サーバー・プロセスに設定するポートを確認します。
例えば、Linux 基本シェルまたは Windows プラットフォームのコマンド・ウィンドウでは、
以下のように入力します。
netstat -a
- server1 の管理コンソールを開きます。
管理コンソールのポートは
HTTP_TRANSPORT_ADMIN 設定で定義されています。設定値が
20003 である場合、
ブラウザーで以下の Web アドレスを指定します。
http://hostname_or_IP_address:20003/ibm/console/
結果
コマンドにより、アプリケーション・サーバー・プロファイルが作成され、
アプリケーション・サーバーが始動して、管理コンソールにアクセスしました。
次の作業
アプリケーションをデプロイします。