WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

             目次と検索結果のパーソナライズ化

単一アプリケーション・サーバーでの時間帯の設定

アプリケーション・コンポーネントが正しい時間帯を使用して いることを確認することができます。確認方法は、WebSphere Application Server がインストールされているオペレーティング・システム、および 場合によっては必要とされる目的によって異なります。

始める前に

アプリケーション・サーバーを北アメリカの時間帯に 設定する場合は、技術情報 Changes to Daylight Saving Time will affect IBM WebSphere Application Server and its associated Operating Systems を参照して、 米国およびカナダが夏時間の開始日と停止日に行う変更をサポートするのに必要な サービス更新が適用されていることを確認してください。

時間帯 ID には、一貫性のある結果を得るために、時間差と、ほとんどの場合、 夏時間調整の時間帯名とを含める必要があることを忘れないでください。 例えば、東部標準時、夏時間調整時間に EST5EDT を指定します。

[HP-UX] 時間帯の設定に東部アフリカ時間帯 (EAT) を指定する場合、 HP-UX オペレーティング・システムの Java 仮想マシン (JVM) はグリニッジ標準時 (GMT) を 使用します。 したがって、ログ・ファイルのタイム・スタンプは、EAT ではなく GMT をベースにしています。 この状態により、JVM が EAT を正しく処理するオペレーティング・システムで稼働しているサーバーと同期させようとした場合、サーバーの統合で問題が発生することもあります。

[HP-UX] ある特定の機能の時間帯設定として東部アフリカ時間帯を使用する必要がある場合は、以下のプロシージャーの代わりに、-Duser.timezone=EAT パラメーターを該当の Java コマンドに追加します。例えば、アプリケーション・サーバーに、その時間帯設定として EAT を使用させる場合は、 -Duser.timezone=EAT パラメーターを startServer コマンドに追加します。

このタスクについて

一部のアプリケーション環境では、アプリケーション・サーバー・ コンポーネントが同じ時間帯を使用することが重要となります。

単一アプリケーション・サーバーの時間帯の設定を変更するには、 以下の手順を実行します。

プロシージャー

  1. 管理コンソールで、「アプリケーション・ サーバー」>「server_name」とクリックします。
  2. 「サーバー・インフラストラクチャー」の下で、 「Java およびプロセス管理」>「プロセス定義」>「Java 仮想マシン」をクリックします。
  3. カスタム・プロパティー」をクリックするか、 または「汎用 JVM 引数」フィールドに -Duser.timezone=time_zone_ID を 入力します。
  4. 1 つ前のステップで「カスタム・プロパティー」をクリックした場合は、 「名前」フィールドに user.timezone を指定し、「値」フィールドに 該当の時間帯 ID を指定します。

    また、このカスタム・プロパティーの説明と、指定した設定を入力することもできます。

  5. 適用」をクリックします。
  6. 変更を保管します。

    「ノードと変更を同期化」が選択されていることを確認して、「保管」をクリックします。

結果

このアプリケーション・サーバーのすべてのコンポーネントが、 カスタム・プロパティーで指定された時間帯を使用します。

次の作業

このアプリケーション・サーバーを停止してから再始動します。変更を有効にするには、サーバーを再始動する必要があります。



サブトピック
user.timezone プロパティーに指定できる時間帯 ID
関連タスク
WebSphere 変数の構成
アプリケーション・サーバーの管理
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/trun_svr_timezones.html