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スクリプトによる動的キャッシング

スクリプトおよび wsadmin ツールを使用して、動的キャッシングを構成することができます。

始める前に

このタスクを開始する場合は、あらかじめ wsadmin ツールが稼働 している必要があります。 詳しくは、wsadmin スクリプト・クライアントの開始 の項目を参照してください。

このタスクについて

重要: wsadmin ツールを使用してサーブレットのキャッシュを使用可能にしている場合は、ポートレットのフラグメント・キャッシングも使用可能になっていることを確認する必要があります。 同様に、wsadmin ツールを使用してサーブレットのキャッシュを使用不可にしている場合は、ポートレットのフラグメント・キャッシングも使用不可になっていることを確認する必要があります。 これら 2 つのキャッシング機能の設定は、同期していなければなりません。 管理コンソールを使用してサーブレットのキャッシュを使用可能または使用不可にしている場合は、同期が自動的に処理されます。

動的キャッシングに関連するパラメーター・リストを表示するには 、attributes コマンドを使用します。 以下に例を示します。

$AdminConfig attributes DynamicCache
以下のステップを実行して、サーブレット・キャッシングを使用可能に設定します。

プロシージャー

  1. サーバー・オブジェクトを見つけます。 次の例では、検出される最初のサーバーを選択します。

    Jacl を使用:

    set s1 [$AdminConfig getid /Server:server1/]

    Jython を使用:

    s1 = AdminConfig.getid('/Server:server1/')
    
  2. 以下の例のように、ウェブ・コンテナーをリストして、wc 変数に割り当てます。

    Jacl を使用:

    set wc [$AdminConfig list WebContainer $s1]

    Jython を使用:

    wc = AdminConfig.list('WebContainer', s1)
  3. 以下の例のように、enableServletCaching 属性を true に設定し、 それを serEnable 変数に割り当てます。

    Jacl を使用:

    set serEnable "{enableServletCaching true}"

    Jython を使用:

    serEnable = [['enableServletCaching', 'true']]
  4. 以下の例のように、キャッシングを使用可能に設定します。

    Jacl を使用:

    $AdminConfig modify $wc $serEnable

    Jython を使用:

    AdminConfig.modify(wc, serEnable)



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スクリプト管理のための AdminConfig オブジェクトの使用
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スクリプトの入門
関連資料
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タスク・トピック    

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最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
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