動的キャッシュは、エッジ・サーバー、IBM HTTP Server、HTTP Server ESI Fragment
Processor プラグインなどのアプリケーション・サーバーの外側で、
キャッシュを制御することができます。
このタスクについて
外部キャッシュ・グループを定義すると、動的キャッシュは外部キャッシュ
可能なキャッシュ・エントリーをこれらのグループと突き合わせ、キャッシュ・エントリーと無効化をこれらのグループに対してプッシ
ュします。
これにより、WebSphere Application Server は、
アプリケーション・サーバーを越えて動的コンテンツを管理することができます。
これで、コンテンツをアプリケーション・サーバーではなく外部キャッシュから提供できるようになり、パフォーマンスが改善されます。
プロシージャー
- 管理コンソールを開きます。
- 動的キャッシュを使用可能にします。
- 管理コンソールで、
「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name」>「コンテナー・サービス」>
「動的キャッシュ・サービス」をクリックします。
- 「サーバー始動時にサービスを使用可能にする」を選択して、アプリケーション・サーバーが始動するたびに、動的キャッシュを使用可能にします。
- WebSphere Application Server の制御対象となる外部キャッシュ・グループを定義します。
- 管理コンソールで、
「サーバー」>「アプリケーション・サーバー」>「server_name」>「コンテナー・サービス」>
「動的キャッシュ・サービス」>「外部キャッシュ・グループ」をクリックします。
- 「新規作成」をクリックするか、またはリストから外部キャッシュ・グループを選択します。
- キャッシュ・グループ・メンバーを構成します。
- 「動的キャッシュ」管理コンソール・ページで、「外部キャッシュ・グループ」をクリックします。
次に、「新規作成」をクリックするか、リストから外部キャッシュ・グループを選択します。
- 「External cache group members」>「新規作成」の順にクリックするか、
またはリストから外部キャッシュ・グループ・メンバーを選択します。
- 「アドレス」フィールドに構成ストリングを入力します。
- 「アダプター Bean 名」フィールドにアダプター Bean 名を入力します。
- 構成を保管します。
- 「適用」または「OK」をクリックします。