WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

             目次と検索結果のパーソナライズ化

WebSphere MQ キュー接続ファクトリー設定

このパネルを使用して、WebSphere MQ JMS プロバイダーで使用する選択済みキュー接続ファクトリーの構成プロパティーを表示または変更します。 これらの構成プロパティーは、関連する JMS キュー宛先への接続の作成方法を制御します。

WebSphere MQ キュー接続ファクトリーは、Point-to-Point メッセージング用に、WebSphere MQ によって提供されるキューへの JMS 接続を作成するために使用されます。

このページを表示するには、管理コンソールを使用して以下のステップを実行します。
  1. ナビゲーション・ペインで、「リソース」 > 「JMS」 > 「JMS プロバイダー」と展開します。
  2. 該当する場合、コンテンツ・ペインで WebSphere MQ のメッセージング・プロバイダーの有効範囲を変更します。 有効範囲がバージョン 5 ノードのノードまたはサーバー有効範囲に設定されている場合は、管理コンソールは WebSphere Application Server バージョン 5 に適用可能なリソースおよびプロパティーのサブセットを提示します。
  3. コンテンツ・ペインで、JMS 宛先をサポートする WebSphere MQ メッセージング・プロバイダーの名前をクリックします。
  4. コンテンツ・ペインで、「追加リソース」の下の「キュー接続ファクトリー」をクリックします。 これにより、すべての既存の JMS キュー接続ファクトリーのリストが表示されます。
  5. 作業の対象となる JMS 接続ファクトリーの名前をクリックします。
WebSphere MQ JMS プロバイダーのキュー接続ファクトリーには、以下のプロパティーがあります。
注:
  • 指定するプロパティー値は、 WebSphere MQ の JMS リソースを構成する際に指定した値と一致していなければなりません。WebSphere MQ の JMS リソースの構成について詳しくは、 「WebSphere WebSphere MQ Using Java」および「MQSeries システム管理の手引き」(SC88-7776) を参照してください。 これらの資料は、WebSphere MQ library (http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library/)、IBM Publications Center、 または「WebSphere MQ collection kit」(SK2T-0730) から入手可能です。
  • WebSphere MQ では、名前には最大 48 文字まで使用できますが、 チャネルの場合は例外で最大 20 文字までになります。
名前

IBM WebSphere Application Server 内で、このキュー接続ファクトリーを管理目的で使用する際の名前。

データ型 ストリング
JNDI 名

接続ファクトリーをネーム・スペースにバインドする際に使用される JNDI 名。

規則として、完全修飾の JNDI 名を使用します。例えば、 jms/Name の形式です。ここで、Name は、リソースの論理名です。

この名前は、プラットフォームのバインディング情報をリンクするために使用します。 バインディングにより、モジュールのデプロイメント記述子で定義されているリソースと、 プラットフォーム別に JNDI にバインドされている実際の (物理的な) リソースとの関連付けが行われます。

データ型 ストリング
説明

IBM WebSphere Application Server 内で管理目的で使用する、この接続ファクトリーの説明。

データ型 ストリング
デフォルト Null
カテゴリー

IBM WebSphere Application Server 管理レコード用の、この接続ファクトリーの分類またはグループ化に使用されるカテゴリー。

データ型 ストリング
コンポーネント管理認証エイリアス

このエイリアスは、アプリケーション管理認証のための JMS プロバイダーへの接続を認証するのに使用するユーザー ID とパスワードを指定します。

このプロパティーでは、WebSphere Application Server に定義されている J2C 認証データ・エントリー・エイリアスのリストを提供します。 使用するデータ・エントリー・エイリアスを選択して、 JMS プロバイダーへの新規接続を作成するための認証を受けることができます。

WebSphere Application Server に対するグローバル・セキュリティーを使用可能にしている場合は、 JMS プロバイダーへの新規接続の作成の認証を受けるために使用するユーザー ID とパスワードを指定するエイリアスを選択します。 このエイリアスの使い方は、アプリケーション・コンポーネントのデプロイメント記述子の接続ファクトリー・リソース参照で宣言されているリソース認証 (res-auth) の設定によって異なります。

制約事項:
  1. 12 文字より長いユーザー ID は、 WebSphere MQ による認証には使用できません。 例えば、デフォルトの Windows のユーザー ID Administrator は、 13 文字なので有効ではありません。 したがって、WebSphere MQ キュー接続ファクトリーの認証エイリアスでは、12 文字以下のユーザー ID を指定する必要があります。
  2. WebSphere MQ への JMS キュー接続でバインディング・トランスポート・モードを使用したい場合は、 WebSphere MQ キュー接続ファクトリーの BINDINGS に、プロパティー 「トランスポート・タイプ」を設定します。 さらに、次のオプションのいずれか 1 つを選択する必要があります。
    • セキュリティー・クレデンシャルを使用する場合、WebSphere Application Server プロセスの 現在のログオン・ユーザーをユーザーとして指定する必要があります。 指定されたユーザーが WebSphere Application Server プロセスの現在のログオン・ユーザーでない場合、WebSphere MQ JMS バインディング認証は「MQJMS2013 MQQueueManager で提供されたセキュリティー認証は無効」エラーをスローします。
    • セキュリティー・クレデンシャルは指定しないでください。WebSphere MQ 接続ファクトリーで、 「コンポーネント管理認証エイリアス」プロパティーと「コンテナー管理認証エイリアス」プロパティーがいずれも設定されていないことを確認してください。
コンテナー管理認証エイリアス

このエイリアスは、 コンテナー管理認証のための JMS プロバイダーへの接続認証に使用するユーザー ID とパスワードを指定します。

このプロパティーでは、WebSphere Application Server に定義されている J2C 認証データ・エントリー・エイリアスのリストを提供します。 使用するデータ・エントリー・エイリアスを選択して、 JMS プロバイダーへの新規接続を作成するための認証を受けることができます。

WebSphere Application Server に対するグローバル・セキュリティーを使用可能にしている場合は、 JMS プロバイダーへの新規接続の作成の認証を受けるために使用するユーザー ID とパスワードを指定するエイリアスを選択します。 このエイリアスの使い方は、アプリケーション・コンポーネントのデプロイメント記述子の接続ファクトリー・リソース参照で宣言されているリソース認証 (res-auth) の設定によって異なります。

制約事項:
  1. 12 文字より長いユーザー ID は、 WebSphere MQ による認証には使用できません。 例えば、デフォルトの Windows のユーザー ID Administrator は、 13 文字なので有効ではありません。 したがって、WebSphere MQ キュー接続ファクトリーの認証エイリアスでは、12 文字以下のユーザー ID を指定する必要があります。
  2. WebSphere MQ への JMS キュー接続でバインディング・トランスポート・モードを使用したい場合は、 WebSphere MQ キュー接続ファクトリーの BINDINGS に、プロパティー 「トランスポート・タイプ」を設定します。 さらに、次のオプションのいずれか 1 つを選択する必要があります。
    • セキュリティー・クレデンシャルを使用する場合、WebSphere Application Server プロセスの 現在のログオン・ユーザーをユーザーとして指定する必要があります。 指定されたユーザーが WebSphere Application Server プロセスの現在のログオン・ユーザーでない場合、WebSphere MQ JMS バインディング認証は「MQJMS2013 MQQueueManager で提供されたセキュリティー認証は無効」エラーをスローします。
    • セキュリティー・クレデンシャルは指定しないでください。WebSphere MQ 接続ファクトリーで、 「コンポーネント管理認証エイリアス」プロパティーと「コンテナー管理認証エイリアス」プロパティーがいずれも設定されていないことを確認してください。
ホスト

WebSphere MQ キュー・マネージャーが実行されているホストの名前 (クライアント接続の場合のみ)。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 有効な TCP/IP ホスト名
ポート

WebSphere MQ キュー・マネージャーへの接続に使用される TCP/IP ポート番号 (クライアント接続の場合のみ)。

このポートは、WebSphere MQ キュー・マネージャー上で構成される必要があります。

データ型 整数
デフォルト 0
範囲 WebSphere MQ キュー・マネージャー上で構成された有効な TCP/IP ポート番号
トランスポート・タイプ

WebSphere MQ クライアント接続あるいは JNI バインディングが、WebSphere MQ キュー・マネージャーとの接続に使用されるかどうか。

メッセージング・プロバイダーとしての WebSphere MQ が、JMS クライアントと JMS サーバー間の通信プロトコルを制御します。 非 ASF の、非永続的で耐久性のない非トランザクション・メッセージングを使用しているか、またはセキュリティー問題に対処したい場合で、クライアントがキュー・マネージャー・ノードに対してローカルのときは、トランスポート・タイプを調整してください。

データ型 列挙型
単位 該当なし
デフォルト BINDINGS
範囲
BINDINGS
JNI バインディングを使用してキュー・マネージャーに接続します。BINDINGS は共用メモリー・プロトコルです。BINDINGS は、キュー・マネージャーが JMS クライアントと同じノードにあり、EJB 役割を使用して処理する必要のあるいくつかのセキュリティー・リスクを見つけた場合にのみ使用できます。
CLIENT
WebSphere MQ クライアント接続を使用してキュー・マネージャーに接続します。CLIENT は典型的な TCP ベースのプロトコルです。
推奨

バインディング・モードは最高のパフォーマンスを提供しますが、無効な MCAUSER ユーザー ID を指定して SYSTEM.DEF.SVRCONN を使用不可にする必要があります。 それ以外の構成は不要です。

クライアント・モードでは SSL 暗号化 MQI チャネルと SSLPEER を使用する証明書ベースの認証を使用します。また、キュー・マネージャーはリモート・サーバーに置くことができます。 WebSphere Application Server と WebSphere MQ 間では SSL 構成 (証明書管理など) が必要です。また、J2C 認証エイリアスも必要です。

WebSphere MQ がアプリケーション・サーバーと同じマシンにインストールできない場合を除き、バインディング・モードを使用することが正しい選択です。 ただし、デフォルトでクライアント・モードが使用可能になっているので、許可されていないクライアント・アクセスを防ぐためには SYSTEM.DEF.SVRCONN チャネルを使用不可にすることが依然として必要になります。SYSTEM.DEF.SVRCONN チャネルの MCAUSER 属性が無効なユーザー ID を指定すると、すべてのクライアント・モードのアクセスに対して許可が拒否されます。

詳細については、http://www.ibm.com/developerworks/ibm/library/i-supply1i/を参照してください。

チャネル

WebSphere MQ キュー・マネージャーへの接続に使用されるチャネルの名前 (クライアント接続の場合のみ)。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 1 から 20 文字の ASCII 文字
キュー・マネージャー

この接続ファクトリー用の WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前。 このファクトリーによって作成された接続は、そのキュー・マネージャーに接続します。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 1 から 48 文字の ASCII 文字で表される、有効な WebSphere MQ キュー・マネージャー名
モデル・キュー定義

モデル・キュー定義の名前。キュー・マネージャーがこの定義を使用すると、 要求されたキューがまだ存在しない場合に一時キューを作成することができます。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 1 から 48 文字の ASCII 文字
クライアント ID

WebSphere MQ への接続に使用される JMS クライアント ID。

データ型 ストリング
範囲 ASCII 文字で表された、有効な JMS クライアント ID
CCSID

WebSphere MQ キュー・マネージャーで使用するコード化文字セット ID (CCSID)。

このコード化文字セット ID (CCSID) は、WebSphere MQ でサポートされている CCSID のいずれかである必要があります。

用語「null」は、空白のままにしておくという意味です。この値を設定すると、NULL 値が渡され、デフォルトの WebSphere MQ CCSID 値が使用されます。

データ型 ストリング
単位 整数
デフォルト Null
範囲 1 から 65535

サポートされている CCSID、およびあるコード化文字セットから別のコ ード化文字セットへのメッセージ・データの変換について詳しくは、「 MQSeries システム管理の手引き」および「 WebSphere MQ アプリケーション・プログラミング解説書」を参照し てください。 これらの資料は、WebSphere MQ library (http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library/)、IBM Publications Center、 または「WebSphere MQ collection kit」 (SK2T-0730) から入手可能です。

メッセージ保存を使用可能にする

不要なメッセージがキューに残されるかどうか。このオプションが使用可能でない場合は、不要なメッセージはその処理オプションに従って処理されます。

データ型 列挙型
デフォルト 選択
範囲
選択
不要なメッセージはキューに残されます。
クリア
不要なメッセージは後処理オプションに従って処理されます。
XA 使用可能

接続ファクトリーが、メッセージの XA 調整のためのものか、非 XA 調整のためのものかを指定し、アプリケーション・サーバーが XA を使用するかどうかを制御します。 複数のリソースが同一のトランザクションで使用されている場合は、XA を使用可能にしてください。

このプロパティーをクリアしても (非 XA の場合)、JMS セッションはトランザクションに参加してはいますが、XA 呼び出しではなく、リソース・マネージャーのローカル・トランザクション呼び出し (session.commit および session.rollback) を使用します。 これによって、パフォーマンスを向上できます。ただし、WebSphere Application Server のトランザクションに参加させることができるリソースは、1 つだけになります。

最終参加者サポートを使用することにより、 1 つの非 XA リソースをその他の XA 可能リソースとともに参加させることができます。

データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択
範囲
選択
接続ファクトリーは、メッセージの XA 調整用です。
クリア
接続ファクトリーは、メッセージの非 XA 調整用です。
推奨 受信したメッセージ・キューがトランザクションの唯一のリソースである場合は、XA の使用可能を選択しないでください。 トランザクションが他のキューまたはトピックなど、他のリソースと関係している場合は、XA を使用可能に設定してください。
シャットダウン時にリターン・メソッドを使用可能にする

キュー・マネージャーが制御されたシャットダウン状態になった場合に、メソッド呼び出しからアプリケーションが戻されるかどうかを指定します。

データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択
範囲
選択
キュー・マネージャーが制御されたシャットダウン状態になった場合に、メソッド呼び出しからアプリケーションが戻されます。
クリア
キュー・マネージャーが制御されたシャットダウン状態になった場合に、アプリケーションはメソッド呼び出しから戻りません。
ローカル・サーバー・アドレス

ローカル・サーバー・アドレス

クライアント・モードで JMS アプリケーションが WebSphere MQ キュー・マネージャーと接続しようとすると、ファイアウォールは特定のポートまたはポートの範囲から発生する接続だけしか許可しない可能性があります。 このような場合、このプロパティーを使用して、アプリケーションがバインド可能なポートあるいはポイントの範囲を指定できます。

データ型 ストリング
デフォルト Null
範囲 次のフォーマットのストリング。
[ip-addr][(low-port[,high-port])]
以下に例を示します。
  • 9.20.4.98

    チャネルはローカルにアドレス 9.20.4.98 にバインドします。

  • 9.20.4.98(1000)

    チャネルはローカルにアドレス 9.20.4.98 にバインドして、ポート 1000 を使用します。

  • 9.20.4.98(1000,2000)

    チャネルはローカルにアドレス 9.20.4.98 にバインドして、範囲 1000 から 2000 のポートを使用します。

  • (1000)

    チャネルはローカルにポート 1000 にバインドします。

  • (1000,2000)

    チャネルはローカルに 1000 から 2000 の範囲のポートにバインドします。

IP アドレスの代わりにホスト名を指定できます。

直接接続については、マルチキャストが使用されており、プロパティーの値がポート番号を含んでいない場合のみ、このプロパティーが適用されます。 ポート番号を含んでいる場合は、接続はリジェクトされます。 このため、プロパティーの有効な値は、ヌル、IP アドレス、またはホスト名のみになります。

ポーリング間隔

非同期メッセージ・デリバリー中のすべての受信側のスキャンの間隔 (ミリ秒)。

データ型 整数
単位 ミリ秒
デフォルト 5000
範囲 1 から 2147483647
再スキャン間隔

キューに順不同で追加されたメッセージを探すために、キューをスキャンする間隔 (ミリ秒)。

この間隔は、キューに順不同で追加されたメッセージの WebSphere MQ ブラウズ・カーソルを考慮したスキャンを制御します。

データ型 整数
単位 ミリ秒
デフォルト 5000
範囲 1 から 2147483647
SSL 暗号スイート

WebSphere MQ への SSL 接続に使用する暗号スイートです。

このプロパティーは、ご使用の JSSE プロバイダーで提供されている有効な暗号スイートに設定してください。これは、「チャネル」プロパティーで指定されている SVRCONN チャネルの CipherSpec と一致している必要があります。

「SSL ピア名」プロパティー を設定する場合は、このプロパティーを設定しておく必要があります。

SSL CRL

SSL 証明書の失効をチェックするために使用される、ゼロ個以上の証明書取り消しリスト (CRL) サーバーのリストです。 (このプロパティーを使用するには、Java 2 バージョン 1.4 の WebSphere MQ JVM が必要です。)

この値は、スペースで区切られた項目のリストで、次のような形式になります。
ldap://hostname:[port]

オプションで、単一の / (スラッシュ) を続けることができます。port を省略した場合は、デフォルトの LDAP ポートである 389 が想定されます。接続時に、サーバーから提示された SSL 証明書が、指定された CRL サーバーと照合されます。 CRL セキュリティーについての詳細は、「WebSphere MQ Security」のセクション『"Working with Certificate Revocation Lists"』を参照してください。(http://publibfp.boulder.ibm.com/epubs/html/csqzas01/csqzas012w.htm#IDX2254 などにあります。)

SSL ピア名

SSL の場合は、識別名 のスケルトンです。これは、WebSphere MQ キュー・マネージャーによって提供された名前に一致していなければなりません。 この識別名は、接続時にサーバーによって提示された識別証明書を検査するために使用されます。

「SSL 暗号スイート」プロパティーが指定されていない場合は、SSL ピア名プロパティーは無視されます。

このプロパティーは、コンマまたはセミコロンで区切られた、属性名と値の対のリストです。以下に例を示します。
CN=QMGR.*, OU=IBM, OU=WEBSPHERE

この例の場合、接続時にサーバーによって提示された識別証明書が検査されます。正常に接続するためには、証明書は QMGR で始まり、少なくとも 2 つの組織単位名 (最初が IBM、 2 つ目が WEBSPHERE) で構成される共通名を持っていなければなりません。検査では、大/小文字が区別されません。

識別名と、WebSphere MQ におけるその使用法の詳細について は、WebSphere MQ library (http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library/) の「WebSphere MQ Security」の資料を参照してください。

一時キュー接頭部

接頭部は、この接続ファクトリーを使用するアプリケーションによって作成された一時的な JMS キューの名前として使用されます。

データ型 ストリング
デフォルト Null
MQ 接続プールを使用可能にする

WebSphere MQ 接続プールを使用するかどうかを指定します。

データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択
範囲
選択

接続ファクトリーは WebSphere MQ 接続プールを使用可能にして、使用します。 接続が必要でなくなると、接続を破棄せずにプールし、 後で再使用します。 これによって、同じキュー・マネージャーへ繰り返し接続を行う場合にパフォーマンスが大幅に向上します。

WebSphere MQ 接続プールは、初めて接続ファクトリーから接続が作成されたときに、使用可能になります。 このプールは、使用可能になると、このプロパティーの値とは関係なく、 アプリケーション・サーバー上のすべての定義済み WebSphere MQ 接続ファクトリーによって使用されます。 最後の接続が WebSphere MQ 接続プールから除去されると、このプールは使用不可になります。 この動作は、WebSphere MQ 接続プールの機能方式によるものです。

クリア
WebSphere MQ 接続プールが非アクティブの場合、接続ファクトリーは WebSphere MQ 接続プールを使用しません。 接続が必要でなくなると、破棄されます。 同じキュー・マネージャーを使用するには、新規接続を作成します。
接続プール

接続プール設定のオプション・セット。

接続プール・プロパティーは、すべての J2C コネクターに共通です。

アプリケーション・サーバーは、JMS プロバイダーとの接続とセッションをプールすることで、 パフォーマンスを向上させます。 これは、WebSphere MQ 接続プールとは無関係です。 アプリケーションの接続とセッションのプール・プロパティーを適切に構成する必要があります。 構成が適切でないと、接続とセッションが正しく動作しない場合があります。

JMS リソースへのサーバー・サイド・アクセスが並行して行われ、それがデフォルト値を超える場合は、接続プールのサイズを変更してください。接続プールのサイズは、キューごと、あるいはトピックごとに設定されます。

セッション・プール

セッション・プール設定のオプションのセット。

このリンクは、すべての J2C コネクターに共通の、オプションの接続プール・ プロパティーのパネルを提供します。

アプリケーション・サーバーは、JMS プロバイダーとの接続とセッションをプールすることで、 パフォーマンスを向上させます。 これは、WebSphere MQ 接続プールとは無関係です。 アプリケーションの接続とセッションのプール・プロパティーを適切に構成する必要があります。 構成が適切でないと、接続とセッションが正しく動作しない場合があります。

「構成」タブ

有効範囲

このリソース定義をアプリケーションに対して可視にするレベルを指定します。

メッセージング・プロバイダー、ネーム・スペース・バインディング、または共用ライブラリーなどのリソースを複数の有効範囲で定義することが可能です。より限定的な有効範囲で定義されたリソースは、それより広い有効範囲で定義された重複するリソースをオーバーライドします。

表示された有効範囲は情報のためだけです。このパネルで変更することはできません。 異なる有効範囲のこのリソース (あるいは他のリソース) を参照するかまたは変更したい場合は、メッセージング・プロバイダー設定パネルで有効範囲を変更し、「適用」をクリックしてから、リソース・タイプのリンクをクリックします。

データ型 ストリング
マッピング構成エイリアス

認証エイリアスのマップに使用されるモジュール。

このフィールドは、「セキュリティー」 > 「JAAS 構成」 > 「アプリケーション・ログイン構成」プロパティー上で構成されたモジュールのリストを提供します。 マッピング構成について詳しくは、Java Authentication and Authorization Service の構成エントリー設定を参照してください。

データ型 列挙型
デフォルト Null
範囲
ClientContainer
クライアント・コンテナーが認証エイリアスをマップします。
WSLogin
WSLogin モジュールが認証エイリアスをマップします。
DefaultPrincipalMapping
JAAS 構成が、認証エイリアスをユーザー ID およびパスワードにマップします。



関連タスク
J2EE コネクター・アーキテクチャー認証データ・エントリーの管理
非同期メッセージング - セキュリティーの考慮事項
WebSphere MQ 用 統合された JMS 接続ファクトリーの構成
WebSphere MQ 用 JMS キュー接続ファクトリーの構成
関連資料
WebSphere MQ キュー接続ファクトリー設定
WebSphere MQ ライブラリーの Web ページ (http://www.ibm.com/software/ts/mqseries/library)
関連情報
JMS インターフェース - メッセージの明示的なポーリング
参照トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/umj_pqcfm.html