WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
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ハンドラー・クラスの webservices.xml デプロイメント記述子の構成

このトピックでは、アセンブリー・ツールを使用して、 ユーザー提供のハンドラー・クラスの webservices.xml デプロイメント記述子を構成する方法 について説明します。

始める前に

WebSphere Application Server で提供されるアセンブリー・ツールを使用して、デプロイメント記述子を構成できます。

使用する前に、 アセンブリー・ツールを構成する必要があります。

ハンドラー・クラスは、 リモート・プロシージャー・コール (RPC) の要求または応答を表す SOAP メッセージを変更 するために作成されるクラスです。ハンドラーは、Web サービスまたは Web サービス・クライアント に関連付けることができます。

この作業を完了するには、 構成するアプリケーションのエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルが必要です。ロギングまたは トレースなどにハンドラーを使用する場合には、サーバー・アプリケーションまたは クライアント・アプリケーションのみ構成する必要があります。SOAP ヘッダーの情報の送信など、 その他のことにハンドラーを使用する場合には、クライアント・アプリケーションと サーバー・アプリケーションを、シンメトリック・ハンドラーと一緒に構成する必要があります。

EAR ファイルのモジュールには、 構成するハンドラー・クラスが含まれます。これらのクラスには、 javax.xml.rpc.handler.Handler インターフェースが実装されています。ハンドラー・クラスの 作成について詳しくは、Web サービス: 学習用リソースから入手可能な Web Services for J2EE 仕様の第 6 章、および JAX-RPC 仕様の 第 12 章を参照してください。アプリケーション・モジュールは、webservices.xml デプロイメント記述子を含んでいる必要があります。

このタスクについて

次の手順で webservices.xml デプロイメント記述子のハンドラーを構成します。

プロシージャー

  1. アセンブリー・ツールを開始します Eclipse アセンブリー・ツール、Application Server Toolkit (AST)、および アセンブリー・ツールには、コード成果物を作成し、 そのコード成果物を各種アーカイブ (モジュール) にアセンブルして、関連する Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) バージョン 1.2、1.3、または 1.4 準拠のデプロイメント記述子を構成するための、 グラフィカル・インターフェースがあります。
  2. ファイル」>「インポート」とクリックして、 EAR ファイルをアセンブリー・ツールにインポートします。
  3. ウィンドウ」>「パースペクティブのオープン」>「その他」>「J2EE」とクリックして J2EE パースペクティブを開きます。
  4. Navigator」タブをクリックして、「Navigator」ペインに切り替えます。
  5. webservices.xml デプロイメント記述子を含んでいるプロジェクトを配置します。 META-INF または WEB-INF ディレクトリー、 および webservices.xml ファイルを含むその内容が表示されるまで、 プロジェクトのディレクトリーを展開します。
  6. webservices.xml ファイルを右マウス・ボタン・クリックします。
  7. オープン」をクリックします。 「Web サービス」エディターが開きます。
  8. Web services descriptions」セクションを拡張し、 ハンドラーを構成する service を選択します。
  9. エディター・ウィンドウの下部にある「Port components」タブをクリックして、 エディターで開く port_component を選択します。
  10. Port component handlers」セクションを展開します。
  11. 「ハンドラー」セクション下部の「追加」をクリックします。 「Class browser」が開きます。
  12. モジュール内のハンドラー・クラス名を参照します。「Matching types」フィールドで クラスを選択し、「OK」をクリックします。 「Class browser」ウィンドウが閉じて、 「Web Services Editor」の「Handlers」ペインが開きます。
  13. (オプション) 「Handlers」ペインでプロパティーを構成します。 構成可能なプロパティーのリストについては、 ハンドラー・クラス・プロパティーを参照してください。
  14. Ctrl-S を押して、変更を保管します。



関連タスク
ハンドラー・クラスの JAX-RPC クライアント・デプロイメント記述子の構成
関連資料
ハンドラー・クラス・プロパティー
例: Web サービス・デプロイメント記述子のハンドラー・クラスの構成
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最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
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