WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

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Web サービス対応クライアント WAR ファイルの EAR ファイルへのアセンブル

アプリケーション成果物が生成されたので、 次はこれらの成果物をアセンブルして、Web サービス・アプリケーションに使用する エンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルを作成する必要があります。

始める前に

WebSphere Application Server に添付されているアセンブリー・ツールを使用して、Java ベースの Web サービス・モジュールをアセンブルできます。

使用する前に、 アセンブリー・ツールを構成する必要があります。

このタスクについて

次の手順に従って、 アプリケーション・クライアントが Web サービスにアクセスできるようにするクライアント・コードと 成果物をアセンブルします。

プロシージャー

  1. アセンブリー・ツールを開始します Eclipse アセンブリー・ツールには、コード成果物を作成し、そのコード成果物を各種アーカイブ またはモジュールにアセンブルし、関連する J2EE バージョン 1.2、1.3、または 1.4 準拠の デプロイメント記述子を構成するための、グラフィカル・インターフェースがあります。
  2. J2EE モジュールで作業するための アセンブリー・ツールの構成をまだ行っていない場合は、 ここで構成しますJ2EE 機能および Web 機能が使用可能になっている ことを確認してください。
  3. ファイル」>「インポート」とクリックして、 WAR ファイルをアセンブリー・ツールにインポートします。
  4. ウィンドウ」>「パースペクティブのオープン」>「その他」>「J2EE」とクリックして J2EE パースペクティブを開きます。
  5. Navigator」タブをクリックして、「Navigator」ペインに切り替えます。
  6. Navigator」ペインで、インポートしたばかりのファイルのプロジェクトを検索します。
  7. webContent」記入項目を展開し、WEB-INF ディレクトリーを表示します。WEB-INF ディレクトリーを展開します。
  8. WEB-INF ディレクトリーを右マウス・ボタン・クリックして、「新規」>「Folder」とクリックします。WEB-INF ディレクトリーに、wsdl という名前のサブフォルダーを作成します。
    1. wsdl ディレクトリーを右マウス・ボタン・クリックして、「インポート」>「File system」をクリックし、WSDL ファイルを WEB-INF¥wsdl ディレクトリーにコピーします。 この Web サービスの WSDL ファイルを参照して、「終了」をクリックします。
    2. web.xml ファイルをコピーします。 web.xml ファイル がすでに WAR モジュールに含まれている場合は、web.xml ファイルの <service-ref> エレメント を、WSDL2Java コマンドによって生成される元の web.xml ファイルに手動でマージします。
    3. WSDL ファイルのコピーと同じ方法で、 JAX-RPC マッピング・ファイルを WEB-INF サブディレクトリーにコピーします。 JAX-RPC マッピング・ファイルは、 web.xml ファイルのエレメントで示されます。
    4. (オプション) ibm-webservicesclient-ext.xmi ファイル および ibm-webservicesclient-bnd.xmi ファイルを使用する場合は、 WEB-INF サブディレクトリーに配置します。 これらのファイルがすでに WAR モジュールに 含まれている場合は、WSDL2Java コマンドによって生成される ibm-webservicesclient-ext.xmi および ibm-webservicesclient-bnd.xmi ファイル を手動で既存ファイルにマージします。

結果

Web サービス用のクライアント・アプリケーションを使用可能にするために必要な成果物が、 EAR ファイルにアセンブルされました。

アセンブリー・プロセスのこの例では、次のような AddressBookWeb.war WAR ファイルおよび AddressBook.ear EAR ファイルを使用します。
WEB-INF/MANIFEST.MF
WEB-INF/web.xml
WEB-INF/wsdl/AddressBook.wsdl
WEB-INF/AddressBook_mapping.xml
WEB-INF/ibm-webservicesclient-ext.xmi (optional)
WEB-INF/ibm-webservicesclient-bnd.xmi
com/ibm/websphere/samples/webservices/addr/Address.class
com/ibm/websphere/samples/webservices/addr/AddressBook.class
com/ibm/websphere/samples/webservices/addr/AddressBookClient.class
com/ibm/websphere/samples/webservices/addr/AddressBookService.class
...other generated classes...
AddressBookWeb.war ファイルを AddressBook.ear ファイルにアセンブルすると、AddressBook.ear ファイルには、 次のファイルが含まれるようになります。
META-INF/MANIFEST.MF
AddressBookWeb.war
META-INF/application.xml

次の作業

クライアント・デプロイメント記述子を構成します 。これでクライアント・モジュールのアセンブルが終了したので、 クライアントが、サーバーにデプロイされた Web サービスと通信できるようにするために、 バインディングを構成する必要があります。




関連概念
Web サービス
関連タスク
Web サービス対応クライアントのテスト
タスクの概説: Web サービス・アプリケーションのインプリメント
Web サービス・クライアントの開発とデプロイ
Web サービス・クライアント・アプリケーションのデプロイ
アセンブリー・ツールを使用した JAX-RPC Web サービス・クライアント・デプロイメント 記述子の構成
関連資料
Web サービスの開発に使用する成果物
タスク・トピック    

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最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/twbs_assembclientwar.html