WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

             目次と検索結果のパーソナライズ化

スクリプトによる JDBC プロバイダーの構成

wsadmin ツールとスクリプトを使用して、JDBC プロバイダーを構成できます。

始める前に

このタスクを開始する場合は、あらかじめ wsadmin ツールが稼働 している必要があります。 詳しくは、wsadmin スクリプト・クライアントの開始 の項目を参照してください。

プロシージャー

  1. 親 ID を識別し、それを node 変数に割り当てる。 以下の例では、ノード構成オブジェクトを親として使用します。 この例を変更して、セル、クラスター、サーバー、またはアプリケーショ ンの構成オブジェクトを親として使用することができます。
    • Jacl を使用:

      set node [$AdminConfig  getid  /Cell:mycell/Node:mynode/]
    • Jython を使用:
      node = AdminConfig.getid('/Cell:mycell/Node:mynode/')
      print node
    出力例:
    mynode(cells/mycell/nodes/mynode|node.xml#Node_1)
  2. 必須属性を取得します。
    ファースト・パス: サポートされる JDBC ドライバーについては、管理コンソール・ロジックにより使用される、事前に構成された同じテンプレートに従って JDBC プロバイダーもスクリプトできます。 詳しくは、wsadmin ツールによる構成オブジェクトの作成 の項目を参照してください。
    • Jacl を使用:

      $AdminConfig required JDBCProvider
    • Jython を使用:
      print AdminConfig.required('JDBCProvider')
    出力例:
    Attribute            Type
    name     String
    implementationClassName   String
  3. 必須の属性をセットアップし、それを jdbcAttrs 変数に割り当てる。 以下の例を変更して、JDBC プロバイダーの必須ではない属性を セットアップすることができます。
    • Jacl を使用:

      set n1 [list name JDBC1]
      set implCN [list implementationClassName myclass]
      set  jdbcAttrs [list  $n1  $implCN]
      出力例:
      {name {JDBC1}} {implementationClassName {myclass}}
    • Jython を使用:
      n1 = ['name', 'JDBC1']
      implCN = ['implementationClassName', 'myclass']
      jdbcAttrs = [n1,  implCN]
      print jdbcAttrs
      出力例:
      [['name', 'JDBC1'], ['implementationClassName', 'myclass']]
  4. ノードを親として使用して新規の JDBC プロバイダーを作成します。
    • Jacl を使用:

      $AdminConfig create JDBCProvider $node $jdbcAttrs
    • Jython を使用:
      AdminConfig.create('JDBCProvider', node, jdbcAttrs)
    出力例:
    JDBC1(cells/mycell/nodes/mynode|resources.xml#JDBCProvider_1) 
  5. 構成の変更を保管します。詳しくは、wsadmin ツールによる構成変更の保管 の項目を参照してください。

次の作業

JDBC プロバイダーのクラスパスまたはネイティブ・ライブラリー・パスを変更する場合は、変更を保管した後 (そして Network Deployment 環境でノードを同期させた後)、その JDBC プロバイダーのスコープ内のすべてのアプリケーション・サーバーを再始動して、新しい構成で処理をする必要があります。 再始動しなかった場合は、データ・ソース障害メッセージを受け取ります。



関連タスク
スクリプト管理のための AdminConfig オブジェクトの使用
スクリプトによる新規データ・ソースの構成
関連資料
AdminConfig オブジェクトのコマンド
タスク・トピック    

ご利用条件 | フィードバック

最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/txml_configjdbc.html