WebSphere Application Server, Version 6.0.x   
             オペレーティング・システム: AIX , HP-UX, Linux, Solaris, Windows

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Web サーバー・プラグイン要求および応答最適化のプロパティー

このページを使用して、Web サーバー・プラグインの要求および応答 最適化プロパティーを表示または変更します。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」>「Web サーバー」>「web_server_name プラグイン・プロパティー」>「要求および応答」とクリックします。

IIS Web サーバーに Nagle アルゴリズムを使用可能にする

チェック・マークが付いている場合、Microsoft Internet Informations Services (IIS) Web サーバーからアプリケーション・サーバーへの 接続に Nagle アルゴリズムが使用されます。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの IHSDisableNagle エレメント に対応します。これは、Microsoft Internet Informations Services (IIS) Web サーバーを使用している場合にのみ表示されます。

デフォルトでは、このフィールドはチェックされておらず、Nagle アルゴリズムは使用不可になっています。接続に Nagle アルゴリズムを使用可能にするには、このフィールドを選択します。

クライアントへのチャンク HTTP 応答

チェック・マークが付いていると、クライアントに対する応答内に Transfer-Encoding : Chunked という応答ヘッダーがある場合に、この 応答はチャンク化されます。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの ChunkedResponse エレメントに対応します。これは、Microsoft Internet Informations Services (IIS) Web サーバー、Java System Web サーバー、または Lotus Domino Web サーバーを使用している場合にのみ表示されます。 IBM HTTP Server では、クライアントに送信する応答のチャンク化は自動で処理されます。

デフォルトでは、このフィールドはチェックされておらず、応答はチャンク化されていません。クライアントに対する応答内に Transfer-Encoding : Chunked という応答ヘッダーがある場合に、応答のチャンク化を使用可能にするには、このフィールドを選択します。

すべての要求のコンテンツを受け入れ

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの AcceptAllContent エレメント に対応します。

選択されると、要求のヘッダーに Content-Length または Transfer-encoding ヘッダーが含まれている場合に、ユーザーは POST、PUT、GET、および HEAD 要求に コンテンツを含めることができます。

デフォルトでは、このフィールドはチェックされていません。要求ヘッダーに Content-Length または Transfer-encoding ヘッダーが含まれている場合に、ユーザーが POST、PUT、GET、および HEAD 要求にコンテンツを組み込めるようにするには、このフィールドを選択します。

仮想ホスト・マッチング

選択されると、要求を受信したポート番号を物理的に使用することに よって、仮想ホスト・マッピングが実行されます。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの VHostMatchingCompat エレメントに対応します。

デフォルトでは、このフィールドはチェックされておらず、マッチングはホストのヘッダーに含まれるポート番号を論理的に使用して実行されます。要求を受信したポート番号を物理的に使用して仮想ホスト・マッピングを実行する場合は、このフィールドを選択します。

ラジオ・ボタンを使用して、物理的または論理的なポート選択を行います。

アプリケーション・サーバーのポート設定

アプリケーション・サーバーが sendRedirect 用の URI 作成 に使用するポート番号を指定します。相対 URI を使用し、絶対リダイレクトに影響を与えない場合、 このフィールドは sendRedirect に対してのみ適用できます。 このフィールドは、HttpServletRequest.getServerPort() の値を取得する場所を指定します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの AppServerPortPreference エレメントに対応します。

指定:
  • hostHeader は、着信する HTTP 要求のホスト・ヘッダーにあるポート番号を 使用する場合に指定します。
  • webserverPort は、Web サーバーが要求を受信したポート番号を使用する場合に 指定します。
デフォルトは hostHeader です。
プラグイン構成ファイルをロードするときに IIS Web サーバーによって使用される優先順位

Microsoft Internet Informations Services (IIS) Web サーバーが WebSphere Web サーバー・プラグインをロードする際の優先順位を指定します。

このフィールドは、plugin-cfg.xml ファイルの IISPluginPriority エレメント に対応します。これは、IIS Web サーバーを使用している場合にのみ表示されます。IIS Web サーバーは始動時 にこの値を使用するため、Web サーバーは、このフィールドへの変更が有効になる前に、再始動する必要があります。

以下の優先順位のいずれかを選択します。

デフォルト値のを指定すると、すべての要求は、 まず Web サーバー・プラグインで処理されてから、その他のフィルター/拡張機能で処理されます。 優先順位のまたはを使用すると問題が発生する場合は、 干渉するフィルター/拡張機能の順序を再調整するか、優先順位を変更してください。




関連タスク
Web サーバーとの通信
関連資料
オブジェクト名: 名前ストリングが含むことができないもの
Web サーバー・プラグインのプロパティー
参照トピック    

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最終更新: Jan 22, 2008 12:07:38 AM EST
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