IBM WebSphere
Application Server は、製品の以前のバージョンと相互運用します。
このトピックを使用して、この振る舞いを構成します。
始める前に
Lightweight Third Party Authentication (LTPA) 認証メカニズムと
Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ユーザー・レジストリーの両方が使用された場合にのみ、インターオペラビリティーが実現されます。Simple WebSphere Authentication Mechanisms (SWAM) から派生したクレデンシャルは転送可能ではありません。
重要:
プロシージャー
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LTPA 認証メカニズムおよび LDAP ユーザー・レジストリーによるセキュリティーを使用可能にします。 製品のすべてのバージョンで、同じ LDAP ユーザー・レジストリーが共用されていることを確認してください。
- サーバー証明書を抽出して、旧バージョンのサーバーの鍵リング・ファイルに追加します。
- 鍵管理ユーティリティー (iKeyman) を使用してサーバーの鍵リング・ファイルを開き、
サーバー証明書をファイルに抽出します。
- 鍵管理ユーティリティーを使用して製品の旧バージョンのサーバー鍵リングを開き、
WebSphere Application Server の現行バージョンから抽出した証明書を追加します。
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トラスト証明書を抽出して、
製品の旧バージョンのトラスト鍵リング・ファイルに追加します。
- 鍵管理ユーティリティーを使用してトラスト鍵リング・ファイルを開き、
トラスト証明書をファイルに抽出します。
- 鍵管理ユーティリティーを使用して製品の旧バージョンのトラスト鍵リング・ファイルを開き、
製品から抽出した証明書を追加します。
- シングル・サインオン (SSO) が使用可能になっている場合は、
製品から鍵をエクスポートして、製品の旧バージョンにその鍵をインポートします。
注: 旧バージョンの製品から鍵をエクスポートして、
それを現行バージョンにインポートすることもできます。
- アプリケーションが正しい Java Naming and Directory
Interface (JNDI) 名を使用しているかを確認します。
- すべてのサーバーを停止してから再始動します。
- ネーミング・ルックアップを実行する際に、
正しいネーミング・ブートストラップ・ポートが使用されていることを確認してください。