WebSphere Extended Deployment
のランタイム・マップでは、ご使用の環境の視覚構成とパフォーマンス情報が示されます。
大規模なデータ・セットが簡単に表されるため、ランタイム・マップは非常に大規模なトポロジーがある場合に特に役立ちます。
例えば、1000 個のアプリケーションのセットは、さまざまなサイズの長方形を持つ
動的クラスターのツリーマップで表示されます。多数のサービス・クラスのセットの目標達成は、
サービス・クラスのマップで長方形の色で示されます。ツリーマップは
Scalable Vector Graphics テクノロジーにより生成されます。
ランタイム・マップでは、次のアクティビティーを実行できます。
- データの特定のレベルまでドリルダウンする設定を使用できます。パフォーマンス統計によって、
長方形のサイズと色が決定されます。同じレベル内の各セクターは、そのセクターのレベルで集約される並行要求の数に基づく同じレベルの別のセクターに対応したサイズとなります。最低レベルはサーバー・インスタンスです。
サーバー・インスタンスは、親セクター内で相互に対応したサイズとなり、
ビジネスの目標に対するパフォーマンスに基づき相互に対応した色になります。「Type」および「Displayed
Entity」を選択して、設定を行います。
- マップ全体でデータのサブセットを選び出すことができる堅固な検索機能 を使用できます。例えば、応答時間を基にして上位 10
位のアプリケーションを強調表示したり、または最低並行要求値を持つ動的クラスターを強調表示したりするために
検索を行うことができます。