長時間実行アプリケーションは、Java 2 Platform, Enterprise Edition (J2EE) Enterprise Archive (EAR) ファイルとしてパッケージおよびデプロイされます。
長時間実行アプリケーションのデプロイで説明する特別なステップを除き、 長時間実行アプリケーションのデプロイメントは、 トランザクション J2EE アプリケーションのデプロイメントと類似しています。長時間実行アプリケーションは、長時間実行の実行環境でホストされます。 WebSphere Extended Deployment は、数値計算のアプリケーション用と、 トランザクション・バッチ・アプリケーション用の 2 つの実行環境を提供します。 これらの実行環境のロジックは、単一の J2EE アプリケーション LREE.ear としてパッケージされます。この J2EE アプリケーションを動的クラスターにデプロイすることにより、 動的クラスターは、その動的クラスターにデプロイされた長時間実行アプリケーションをホストすることができます。
長時間作業用の動的クラスターにトランザクション・アプリケーションをデプロイすることは可能ですが、
そのようなデプロイは行わないことをお勧めします。
長時間実行アプリケーションは、大量のメモリーや CPU (あるいは、その両方) を消費することが多く、
トランザクション・アプリケーションのパフォーマンスは好ましくないと思われます。逆に、
トランザクション作業用の動的クラスターに長時間作業アプリケーションをデプロイすることも可能です。
この場合、動的クラスター上に長時間実行の実行環境がないと、
長時間実行アプリケーションが長時間実行スケジューラーからジョブを受け取らなくなります。
長時間実行の実行環境は、
管理コンソールで構成することも、スクリプトにより構成することもできます。
Related concepts
長時間実行アプリケーションの管理