WebSphere Extended Deployment の拡張された管理の容易性の機能により、 大規模で複雑な管理環境、アプリケーション・バージョン管理による大規模サーバー・ファームの合理化管理、 および複数セルの管理がサポートできます。 管理コンソールには、WebSphere Extended Deployment の内部作業のビジュアル表示が提供されます。アプリケーションのデプロイメントおよびハードウェアの割り振りに関して行われた決定のタイプを表示できます。 操作コンソールの利点には、デバッグおよび管理を容易にするために稼働しているアプリケーションが、 仮想リソース・プールのどこにあるかを表示できる機能が含まれます。 さらに、WebSphere Extended Deployment の仮想化機能を使用する場合、 ご使用のマシンが、合計容量における高い割合を使用していることを確認できます。 Extended Deployment は、複数セルを管理できますが、管理コンソールは 1 つの独立したセルです。
WebSphere Extended Deployment の視覚化は、一時的なランタイム構成情報とパフォーマンス統計の両方から構成されています。 それぞれ、様々なパースペクティブまたはレベルに対して提供されています。 例えば、リソース・プールの現行マシン・メンバーシップ、特定マシン上の現在の WebSphere Application Server インストール、または指定された WebSphere Application Server インスタンスの現行アプリケーション・インストールを表示することができます。 同様に、リソース・プール・レベル、 マシン・レベル、WebSphere Application Server インスタンス・レベル、またはアプリケーション・レベルで使用効率およびパフォーマンス統計を表示できます。 外部プログラムで再利用するためにデータをログに記録するように、ランタイム・トポロジーを構成することもできます。
視覚化のほかに、操作コンソールにはいくつかの管理機能も提供されています。このモジュールによって、 サーバー上のアプリケーションの配分の表示、 およびランタイム・プロビジョニング決定によって管理される他のシナリオを表示することができます。 環境の現在の状態を表示するほかに、管理アクションを行うこともできます。 例えば、プロビジョナーによって行われた決定のオーバーライドや、管理コンソールを介したアプリケーション優先順位の 変更を行うことができます。
Related concepts
拡張された管理の容易性の概要