WebSphere Extended Deployment バージョン 6.0.x     オペレーティング・システム: z/OS

z/OS WebSphere Extended Deployment 環境におけるアプリケーション・サーバーのカスタマイズ

このタスクでは、既存の Application Server プロファイル に WebSphere Extended Deployment for z/OS を追加する方法について説明します。

始める前に

WebSphere Application Network Deployment セルのアプリケーション・サーバー・ノード に WebSphere Extended Deployment for z/OS を追加するには、まず、Network Deployment ノードに WebSphere Extended Deployment を追加する必要があります。デプロイメント・マネージャーの構成を参照してください。

このタスクについて

次のステップに従って、WebSphere Extended Deployment for z/OS を既存の Application Server プロファイルに追加します。

プロシージャー

  1. 次のコマンドを使用して、TSO からカスタマイズ・ダイアログを起動します。
    ex '<was-hlq>.sbboclib(bbowstrt)' 'prod(eex) prodhlq(<xd-hlq>)'

    各部の意味は、次のとおりです。

    <was-hlq> は、WebSphere Application Server for z/OS 製品データ・セット のデータ・セット高位修飾子です。

    注: WebSphere Extended Deployment for z/OS V6.0.1 プログラム・ディレクトリーで指定された WebSphere Application Server のレベル を使用してください。

    <xd-hlq> は、WebSphere Extended Deployment for z/OS 製品データ・セット のデータ・セット高位修飾子です。

  2. カスタマイズ・ダイアログでオプション 5 の「WebSphere Application Server-based add-on products」を選択します。次に「WebSphere Extended Deployment」を選択します。
  3. WebSphere Extended Deployment」について、 ステップ a から d (カスタマイズ・ダイアログ・パネルではオプション 1 から 4) までを実行します。
    1. WebSphere Extended Deployment のカスタマイズ・ジョブとデータを保持する データ・セットを割り振ります。
    2. WebSphere Extended Deployment SMP/E ホーム・ディレクトリーおよび WebSphere Application Server ホーム・ディレクトリーの変数を定義します。WebSphere Extended Deployment SMP/E ホーム・ディレクトリーは、WebSphere Extended Deployment がインストール されたディレクトリーです。以下に例を示します。
      /usr/lpp/zWebSphereXD/V6R0

      WebSphere Application Server ホーム・ディレクトリーは、WebSphere Extended Deployment を追加する、 WebSphere Application Server インスタンスのディレクトリーです。以下に例を示します。

      /WebSphere/V6R0/ApplicationServer

      WebSphere Extended Deployment を追加する WebSphere セルでセキュリティー が使用可能な場合、「Y」を指定して、セキュリティーを使用可能にすることを指示し、 WebSphere 管理者 ID のユーザー ID とパスワードを指定します。この ID は、WebSphere コンソールへの ログイン許可を持ち、管理者の役割が付与されている必要があります。

    3. この WebSphere インスタンスのカスタマイズ・ジョブを生成します。
    4. カスタマイズの指示を表示し、それに従います。指示は、 <hlq>.CNTL データ・セットのメンバー EEXINS にあります。 このデータ・セットは、前に説明したように、WebSphere Extended Deployment カスタマイズ・ステップ のステップ 1 で割り当てたものです。
  4. デプロイメント・マネージャーが稼動していることを確認します。カスタマイズしているノード のアプリケーション・サーバーが停止していることを確認します。
  5. カスタマイズ指示では、EEXSTEP1、EEXSTEP2、EEXSTEP3 の順番にジョブを 実行するよう指示されます。各ジョブはゼロの戻りコードで終了する必要があります。 これらのジョブは、前に説明したように、WebSphere Extended Deployment カスタマイズ・ステップ のステップ 1 で割り当てたデータ・セット <hlq>.CNTL にあります。
  6. これで、このノード上でアプリケーション・サーバーを始動できます。

結果

ターゲット・セルに WebSphere Extended Deployment を追加する予定の 各 Application Server ノードのカスタマイズが終了すると、そのセルのカスタマイズが完了します。



関連概念
生成される指示のサンプル: WebSphere Extended Deployment のカスタマイズ
関連タスク
デプロイメント・マネージャーのカスタマイズ
タスク・トピック    

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最終更新: Aug 22, 2006 1:15:25 PM EDT
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