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区画化ステートレス・セッション Bean のファサード・インターフェース

区画化ステートレス・セッション Bean (PSSB) および PRSB を使用して、リモート・サーバー・インフラストラク チャーに対して (同じサーバー・サイド JVM 内であればローカルにも)、 リモート・メソッド呼び出しのインターフェースを直接提供できます。 ただし、この種の区画化機能 (WPF) フレームワーク Bean タイプに対するファサード は 1 つだけにすることを好むプログラマーが多く、その場合は 、サーバー側のインプリメンテーションで PSSB および PRSB Bean の機能を実行します。この傾向は、Enterprise JavaBeans (EJB) プログラマーだけではなく、例えばサーブレットを インプリメントするプログラマーの場合にも当てはまります。 このインプリメント用として、WPFFacadePartitionSample という簡単なサンプルが用意されています。

このサンプルでは、サンプル PSSB Bean のリモート・ホームを キャッシュに入れています。また、その PSSB メソッドをサーバー JVM で実行する 送付不可能な単一のメソッド・インプリメンテーションを提供しています。 このソース・コードは、WPFFacadePartitionSample.ear に組み込まれています。

この方法には利点があります。クライアントがファサード・インターフェースのみを 使用し、PSSB/PRSB のクライアント経路指定部分がサーバー・インフラストラクチャーで 実行される場合、一般的な経路指定機能は高速になります。これは、クライ アント経路指定状態情報を要求元のクライアント JVM にダウンロードしたり、 キャッシュに格納したりする必要がないためです。 例えば、WPFKeyBasedPartitionSample.ear サンプル・クライ アント (WPFKeyBasedPartitionClient.java) は、JNDI を使用し 、PSSB ホーム・インスタンスを直接生成し、それを基にインスタンスを作成します。 そのインスタンスに対してリモート・メソッド呼び出しを実行するとき、 クライアント JVM は呼び出しのたびに経路指定情報を取得し、 クライアント JVM をダウンロードしてキャッシュに入れる必要があります。 このダウンロード・ステップは、クライアントのインプリメンテーションにとって パフォーマンス上のオーバーヘッドとなります (経路指定データはキャッシュに 入れられ、メモリーに保管されるため、メモリー占有スペースを節約する 余地はありません)。区画の数が数千にも及び、多数のクライアントが 個別のクライアント JVM に存在するというユーザー・ソリューションの場合、 大量の情報が転送されるため、ボトルネックが発生します。 このボトルネックは、できるだけ回避することをお奨めします。

シナリオによっては、ファサードと非ファサードの両方の方法が サポートされ、効果的な場合があります。




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Terms of Use | Feedback Last updated: Mar 20, 2006 12:35:11 PM EST
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