高可用性 (HA) デプロイメント・マネージャー機能は、 Network Deployment セルで管理機能について Single Point of Failure を除去するために構成できます。 このトピックでは、新規または既存の Network Deployment セルにおける HA デプロイメント・マネージャー機能の構成方法 の概要を説明します。このフィーチャーは分散プラットフォームでのみサポートされており、z/OS では使用できません。
各デプロイメント・マネージャーは、同じマスター構成リポジトリーおよびワークスペース領域を共用する必要があるため、 ファイル共用システムに配置されている必要があります。 各デプロイメント・マネージャーは、共用されているマスター構成リポジトリーおよびワークスペース領域に対する読み取り許可および書き込み許可も持っている必要があります。 マスター構成リポジトリーおよびワークスペース領域のデフォルトのロケーションは、WebSphereInstallRoot/profiles/Deployment Manager/config および WebSphereInstallRoot/profiles/Deployment Manager/wstemp/ です。
ファイル共用は通常、デプロイメント・マネージャーの WebSphere Extended Deployment インストール済み環境をファイル共用システムにインストールすることによって実現されます。 インストール全体の 共用は必須ではなく、別の方法として、ファイル共用システム上にデプロイメント・マネージャー・ プロファイルのみを配置することもできます。このトピックで説明するシナリオでは、 WebSphere Extended Deployment がファイル共用システム上にインストールされている必要があります。
マシン名 | プロセス |
A | デプロイメント・マネージャー |
B | 待機中のデプロイメント・マネージャー |
C | ノード・エージェントおよびオンデマンド・ルーター |
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高可用性デプロイメント・マネージャー