Tivoli Intelligent Orchestrator は、WebSphere Extended Deployment が使用するサーバーの作業セットにサーバーを追加したり、削除したりできます。 WAS-XD デバイス・ドライバーは、Tivoli Intelligent Orchestrator が WebSphere Extended Deployment と統合できるようにワークフローおよびデバイス・モデルを提供しています。 以下の表にリストしているプロパティーは、WebSphere Extended Deployment と相互作用するためにこれらのワークフローで使用されます。ご使用のデプロイメントに合わせてこれらのプロパティーをカスタマイズしてください。
Tivoli Intelligent Orchestrator でワークロードをインプリメントする前に、以下のプロパティーを設定します。
プロパティー名 | 内容 | Tivoli Intelligent Orchestrator オブジェクト設定 |
wip.WAS.host | システムの完全修飾ホスト名 | WebSphere Application Server ノードおよびオンデマンド・ルーター (ODR)。 |
wip.WAS.baselocation | WebSphere Extended Deployment のインストール・ロケーション | WebSphere Application Server ノード、オンデマンド・ルーター、およびデプロイメント・マネージャー |
wip.WASND.nodeGroupName | クラスターと接続されている WebSphere Extended Deployment ノード・グループ名
RememberColonSymbol DefaultNodeGroup ノード・グループをこのプロパティーの値としてリストしないでください。
動的クラスターは DefaultNodeGroup ノード・グループによって補強されないため、このノード・グループは Tivoli Intelligent Orchestrator によって管理することができません。デフォルト以外のノード・グループを作成または使用する必要があります。
すべてのノードが常に、少なくとも 1 つのノード・グループに属している必要があります。
詳しくは、Extended Deployment と連携する Tivoli Intelligent Orchestrator の構成を参照してください。
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Tivoli Intelligent Orchestrator および WebSphere Application Server ノード・クラスター |
wip.WASND.cellName | このデプロイメント・マネージャーによって管理される WebSphere Application Server Network Deployment セルの名前。 | デプロイメント・マネージャー |
wip.WASND.soapPort | WebSphere Application Server Network Deployment ポート。 値は通常 8879 です。 | デプロイメント・マネージャー |
wip.WAS.nodeName | WebSphere Application Server ノードの名前。 | WebSphere Application Server ノードおよびオンデマンド・ルーター |
packagepath | WebSphere Extended Deployment パッケージへのパス。 | (インストール・ワークフローが使用する) ソフトウェア・インストール可能ファイル |
wasxd.responsefile | WebSphere Extended Deployment 応答ファイル。 | (インストール・ワークフローが使用する) ソフトウェア・インストール可能ファイル |
wip.WAS.ODR.clusterName | オンデマンド・ルーター・クラスターの Tivoli Intelligent Orchestrator 名。 | (目標アナライザーが使用する) WebSphere Application Server ノード・クラスター |
tmpDir | 一時ファイルを保持するディレクトリー。 デフォルトは /var/tmp です。 | (インストール・ワークフローが使用する) WebSphere Application Server ノードおよび ODR |
ファイル名 (プロパティー) | インストール・イメージのファイル名。 | (インストール・ワークフローが使用する) ソフトウェア・インストール可能ファイル |
ルート・パス (プロパティー) | ファイル・リポジトリーのルート・パス | (インストール・ワークフローが使用する) ファイル・リポジトリー |
prereq | 前提条件となるソフトウェア・インストール可能ファイルの名前 | ソフトウェア・インストール可能ファイル |
installType | ソフトウェア・インストール可能タイプ (例えば "full"、"updi"、または "ifix") | ソフトウェア・インストール可能ファイル |
wasxd.responsefile.uninstall | サービス・パックまたは暫定修正のソフトウェア・インストール可能ファイルに対して、アンインストールのための応答ファイルの名前を指定します。 既存の応答ファイルの名前を指定します。 | (インストール・ワークフローが使用する) ソフトウェア・インストール可能ファイル |