WebSphere Extended Deployment, Version 6.0.x     Operating Systems: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

WebSphere Commerce Server 強化用の WebSphere Extended Deployment 機能の構成

WebSphere Commerce 強化用の Extended Deployment 機能を構成するには、サービス・ポリシーを作成し、 ヘルス・モニターを構成し、動的クラスターを自動モードに設定し、リモート・サーバーをモニターし、ランタイム操作を構成する必要があります。

Why and when to perform this task

このサービス・ポリシーの例では、Commerce Accelerator に対するすべてのトラフィックを 2 秒のサービス目標を持つ最も高い優先順位を持つものとして取り扱います。以下を実行して、サービス・ポリシーを作成します。
  1. デプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。
    1. 動作ポリシー」>「Service Policies」を選択します。
    2. 新規」をクリックして、Service Policy 作成ウィザードを開始します。
    3. WC_High_Priority などの名前を選択します。
    4. 目標タイプ「平均応答時間」を選択します。
    5. 次へ」をクリックします。
    6. 2 秒のように目標値を入力します。
    7. Highest Importance」を選択します。
    8. 次へ」をクリックします。トランザクション・クラスが作成されます。WC_High_Priority_TC
    9. 次へ」をクリックします。新規サービス・ポリシーを参照します。
    10. 終了」をクリックします。
    11. アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」と選択します。
    12. WC_demo」アプリケーションを選択します。
    13. Service Policies」タブを選択します。
    14. Work Classes for HTTP Requests」を展開します。
    15. 新規作業クラスを作成します。
    16. 「Accelerator High Priority」と名前を付けます。
    17. 次へ」をクリックします。
    18. CommerceAccelerator.war」を選択します。
    19. ワイルドカードのカスタム URI パターン (*) を追加します。
    20. 次へ」をクリックします。
    21. 作業クラスを参照して、「終了」を選択します。
    22. Work Classes for HTTP Requests」を展開します。
    23. Accelerator High Priority」を展開します。
    24. デフォルトのトランザクション・クラスを「WC_High_Priority_TC」と選択します。
    25. OK」をクリックして変更を保管します。
  2. 以下を実行して、ヘルス・モニターを構成します。
    1. このヘルス・ポリシー例は、メモリーの超過使用をモニターします。超過メモリー使用が検出された場合、 管理者に警告するタスクが生成され、オプションとして問題のあるノードを再始動します。
    2. デプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。
    3. 動作ポリシー」>「Health Policies」を選択します。
    4. 新規」をクリックして、Health Policy 作成ウィザードを開始します。
    5. WC_Excessive_Memory などの名前を入力します。
    6. ヘルス条件「メモリー条件: 過度のメモリー使用率」を選択します。
    7. 次へ」をクリックします。
    8. デフォルトの条件である JVM ヒープ・サイズ 85%、期間 5 分をそのままにしておきます。
    9. デフォルトの反応は、監視シナリオであり、ランタイム・タスクが生成され、管理者に警告します。
    10. 次へ」をクリックします。
    11. メンバー・タイプを「動的クラスター」と選択します。
    12. WC_demo アプリケーションが属する動的クラスターを選択します。
    13. 次へ」をクリックします。
    14. ヘルス・ポリシーを参照し、「終了」を選択します。変更内容を保管します。
  3. 動的クラスターを使用すると、要求の増加および減少に応じてサーバー・リソースを開始および停止することができます。セルにインストールされた WebSphere Commerce 以外のアプリケーションがある場合、自動モードを有効にすると、必要に応じてサーバー・リソースを開始および停止することにより、 サーバー・リソースはより高度な要求のアプリケーションに自動的にシフトされます。以下を実行して、動的クラスターを自動モードで使用します。
    1. デプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。
    2. サーバー」>「動的クラスター」を選択します。
    3. WebSphere Commerce がインストールされている動的クラスターを選択します。
    4. 動的クラスターのプロパティーを構成します。次に例を示します。
      • 常に 1 つのインスタンスを開始した状態にする。
      • 開始可能なインスタンスの数を制限しない。
      • 同じノード上で複数のインスタンスの開始を許可しない。
    5. 「Dynamic Cluster collection」パネルに戻ります。
    6. WebSphere Commerce がインストールされている動的クラスターを選択します。
    7. モードを自動に設定します。
    これで、動的クラスター内のアプリケーション・サーバーは、要求がシフトすると開始および停止します。
  4. 以下を実行して、リモート・サーバーをモニターします。
    1. WebSphere Extended Deployment は、混合サーバー環境のリモート・モニター・エージェントを提供して、Web サーバーおよびデータベースなどの外部ノードのヘルス・モニターを提供します。
    2. リモート・エージェントは、CPU 情報用のリモート・エージェントをポーリングするプラグインに、 平均 CPU 使用効率、ノード速度、CPU 数、その他の属性と値を 送信します。
    3. Web サーバーおよびデータベースのノードの両方にエージェントをインストールして、これらをデプロイメント・マネージャーからモニターすることを考慮してください。
  5. WebSphere Extended Deployment は、チャート機能およびマッピング機能を提供して、セルのトポロジーとヘルスをモニターします。以下を実行して、ランタイム操作を構成します。
    1. デプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。
    2. Runtime Operations」>「ランタイム・マップ」を選択します。
    3. ランタイム・マップは、セル階層の全体のピクチャーを表示します。ヘルス問題が発生しているコンポーネントは強調表示されます。
    4. Runtime Operations」>「トポロジー」を選択します。作図には、 さまざまな図表の有効範囲およびデータを使用できます。
    5. 統計データを保管するには、Visualization Data Server を使用可能にします。「システム管理」>「Visualization Data Server」を選択します。視覚化データは、指定した時間の間保管できます。



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WebSphere Extended Deployment のインストール

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IBM WebSphere Commerce Business Edition documentation

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Terms of Use | Feedback Last updated: Mar 20, 2006 12:29:37 PM EST
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