口座および口座所有者は、2 つのデータベースに保管されています。 1 つは西海岸にあるデータベースで、もう 1 つは東海岸にあるデータベースです。 西海岸のデータベースの名前は westtest で、東海岸のデータベースの名前は easttest です。 westtest に保管されているすべての口座に W のプレフィックスが付与され、easttest に保管されているすべての口座に E のプレフィックスが付与されています。
Façade AccountTransaction は、クライアントから口座操作の要求を受け取ると、accountId を調べます。accountId が W で始まっていれば、データベース westtest を使用します。 口座 ID が E で始まっていれば、データベース easttest を使用します。
このシナリオでは、 WebSphere Studio Application Developer (WSAD) でプロキシー・データ・ソース機能を使用する Java 2 Platform Enterprise Edition (J2EE) アプリケーションを開発します。 この開発シナリオは WSAD で記述されますが、 Rational Application Developer (RAD) バージョン 6.0 を使用した場合にも適用します。 WebSphere Extended Deployment にパッケージされている ProxyDSAccountSample を開発するのが目的です。 ProxyDSAccountSample は、<WAS_install_root>/installableApps/ProxyDSAccountSample.ear ファイルに含まれています。 開始前に、この Enterprise Archive (EAR) ファイルからすべてのソース・コードを抽出します。 このソース・コードをコピーして演習を完了します。
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区画化機能のプログラミング
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ProxyDSAccountSample プロジェクトの作成