WebSphere Extended Deployment, Version 6.0.x     Operating Systems: AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows, z/OS

ヒープ・サイズの変更

ヒープ・サイズの設定は、サーバーでサポートする動的クラスターの 数に直接関係します。この設定は、ご使用の環境構成を基に 変更する必要があります。ご使用のヒープ・サイズの変更は、 アプリケーション配置およびヘルス管理機能に影響することもあります。

Before you begin

開始前に

ヒープ・サイズを変更する前に、WebSphere Application Server インフォメーション・センターの Java メモリーのチューニング・ヒントを参照してください。

Why and when to perform this task

マシン上でサポートされる動的クラスターの値の合計は、そのマシンの RAM の合計の 半分より小さくする必要があります。最大ヒープ・サイズを求めるには、 次の式を使用します。

RAM 合計 / 2 / サーバー数 = 最大ヒープ

例えば、1.5 GB の RAM を搭載するマシンで 3 台のサーバー をサポートする場合、それぞれの動的クラスターは 750 MB にしなければなりません。単一マシン上で 3 台の サーバーをサポートするには、250 MB の最大ヒープ・サイズを使用します (1500 MB / 2 = / 3 サーバー = 250 MB)。次のテーブルに、最大ヒープ・サイズの例を数点示しました。

Table 1. 最大ヒープ・サイズのサンプル
WebSphere Extended Deployment Server の RAM 合計 (GB) サポートするサーバー数 動的クラスターのサイズ (MB) 最大ヒープ・サイズ概算 (MB)
1.5 1 750 未満 750
1.5 2 750 未満 375
1.5 3 750 未満 250
2 1 1000 未満 1000
2 2 1000 未満 500
2 3 1000 未満 333

次のステップは動的クラスターでヒープ・サイズを変更するためのプロセス概要です。 これは WebSphere Extended Deployment 動的機能の 基本コンポーネントです。

  1. 管理コンソールで、「サーバー」>「動的クラスター」 >「cluster_name」>「Server Template」>「Java およびプロセス管理」 >「プロセス定義」>「Java 仮想マシン」とクリックします。
  2. 適宜ヒープ・サイズを変更してください。 通常、マシン上のすべての動的クラスターの値の合計は、 そのマシンの RAM の合計の半分より小さくする 必要があります。デフォルトの動的クラスターの最大ヒープ・サイズは 256 MB です。
  3. OK」をクリックします。



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Terms of Use | Feedback Last updated: Mar 20, 2006 12:30:55 PM EST
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