ランタイム環境を定義するファイル・セットである新規プロファイルを
作成および拡張するには、WebSphere Extended Deployment プロファイル・ウィザードを
使用します。WebSphere Extended Deployment のフィーチャーを
使用するには、WebSphere Extended Deployment を使用して拡張されたプロファイルが少なくとも 1 つ存在している
必要があります。インストール・ウィザードを使用して既にプロファイルを拡張済みの場合は、このタスクを
省略することができます。
このタスクについて
WebSphere Extended Deployment のプロファイル・ウィザードを使用して
新規プロファイルを作成する場合は、ウィザードがプロファイルを自動的に拡張します。WebSphere Extended
Deployment のプロファイル・ウィザードは、InstallShield for
Multiplatforms (ISMP) アプリケーションです。
z/OS のカスタマイズについては、WebSphere Extended Deployment for z/OS V6.0.2 の
カスタマイズを参照してください。
プロシージャー
- WebSphere Extended Deployment のプロファイル・ウィザードを起動します。
製品がインストールされた bin/ProfileCreator/XD ディレクトリーから、
以下のコマンドを実行します。
pcatwindows.exe
pcatUNIX_platform.platform_extension
- ウェルカム・パネルを検討して、「次へ」をクリックします。
- プロファイルが検出されて、Extended Deployment 用に拡張できる場合は、
「Existing WebSphere profile detected」パネルが表示されます。
「Create a new profile for WebSphere Extended Deployment」を
クリックして、「次へ」をクリックします。
- 作成するプロファイルのタイプを選択して、「次へ」をクリックします。
- 新規のデプロイメント・マネージャー・プロファイル: 「デプロイメント・マネージャー・
プロファイルの作成」をクリックします。
ヒント:
サイレントに新規の
デプロイメント・マネージャー・プロファイルを作成するには、responsefile.pcat.XDdmgrProfile.txt
ファイルを編集します。
- カスタム・ファイル: 「カスタム・プロファイルの作成」をクリックします。
カスタム・プロファイルに含まれている空のノードを統合して、統合プロセスの
完了後にノードを開始する必要があります。統合情報の提供:
- 「The host name or the IP address for the deployment manager」フィールドに、
デプロイメント・マネージャーのホスト名またはインターネット・プロトコル・アドレスを入力します。
- ポート番号がデフォルトと異なる場合は、「SOAP port for the deployment manager」
(8879 がデフォルト) フィールドに、SOAP ポート番号を入力します。
または代わりに、「
このノードを後で addNode
コマンドを使用してフェデレートする」チェック・ボックスを選択します。
ヒント:
カスタム・プロファイルをサイレントに作成するには、
responsefile.pcat.XDmanagedProfile.txt ファイルを編集します。
- WebSphere Application Server プロファイル: 「Application Server プロファイルの作成」を
クリックします。
ヒント:
WebSphere Application Server プロファイルを
作成するには、responsefile.pcat.XDstandAloneProfile.txt ファイルを編集します。
- 新規のプロファイルにプロファイル名を指定して、「次へ」をクリックします。
「プロファイル名」フィールドで、プロファイルに固有の名前を入力します。
デプロイメント・マネージャーを作成した場合、デフォルトは Dmgr01 です。
- プロファイル・ディレクトリー・ロケーションを指定して、「次へ」を
クリックします。
「Profile
directory」フィールド内で、プロファイル・ディレクトリーの場所を入力します。
その場所を参照することもできます。
- ノード、ホスト、セルの名前を指定して、「次へ」をクリックします。
- 「ノード名」フィールドで、デプロイメント・マネージャーが管理するための固有の名前を入力します。
- 「ホスト名」フィールドで、インストール先のマシンのドメイン名、
システム名、またはインターネット・プロトコル・アドレスを入力します。
- 「セル名」フィールドで、このデプロイメント・マネージャーが管理する
ノードのグループの論理名を入力します。
- ポート値を指定します。
それぞれのポート値が固有であることを確認し、「次へ」をクリックします。
- オプション: Windows オペレーティング環境を使用している場合は、Windows オペレーティング・システム・サービスをセットアップして、WebSphere Application Server を開始および停止し、また始動およびリカバリー操作を構成することができます。
Windows オペレーティング・システム・サービスを使用するには、
「Run the Application Server as a Windows service」チェック・ボックスを
選択し、サービス定義情報を指定して、「次へ」をクリックします。
- プロファイル要約を検討して、「次へ」をクリックします。
「戻る」をクリックしてプロファイルを編集します。
「ファースト・ステップ・コンソールの起動」を
クリックして、プロファイルおよびマイグレーションのウィザードに直接進みます。
- 「終了」をクリックして、プロファイル・ウィザードを終了します。
プロファイル・インストーラーが新規のプロファイルを作成します。
- ログを検討して、プロファイル作成中にエラーが発生しなかったことを確認します。
install_rootinstall_root/logs ディレクトリー内で、作成障害について xd_pcatlog.txt ファイルを検討します。
profile_location/logs ディレクトリー内で、正常な作成について xd_pcatlog.txt ファイルを確認します。
結果
これで、拡張されたプロファイルが作成されます。
次の作業
次に、ファースト・ステップ・コンソールを使用して、ある場所から別の場所に
WebSphere Extended Deployment エレメントを送信することができます。