区画送付可能なセッション Bean (PRSB) は、区画化ステートレス・セッション Bean (PSSB) と同じエンタープライズ Bean モジュールに パッケージされているステートレス・セッション Bean です。ただし、必要な PSSB インターフェースはインプリメントされていません。 PSSB では、前掲の定義どおりにインターフェースをインプリメントする必要があります。 PRSB は、PSSB でビジネス・メソッドを指定しないため、ビジネス・メソッドをインプリメントします。PRSB は、wpfstubutil コマンドが実行される Bean です。
Java Archive (JAR) に実装された複数の PRSB をインプリメントすることができます。 これは、 アプリケーションに用途の異なる複数の区画セットを用意する場合に便利です。区画セットの名前は、 1 つのアプリケーションをいくつかの部分に分けて それぞれを異なるセッション Bean にインプリメントする場合に、それぞれ固有である必要があります。 利点は、ビジネス・メソッド・インターフェースのみを PRSB に含めればよいという点です (getPartitions や partitionUnloadEvent(String) などの区画化機能 (WPF) フレームワークをサポートする API ではありません)。
PSSB bean が連結されているため、経路指定は PSSB に基づいて行われますが、 これによってアプリケーション開発者は PSSB インプリメンテーションを 直接使用するのを避けて、コードを読みやすくできます。 しかし、どの管理機能でも、PSSB bean 名が使用されます。このプロセスが抽象化です。
その区画化 J2EE アプリケーション用の PSSB 区画は PSSB に関連付けられています。例えば、-pn グループ・メンバー・プロパティー (HA マネージャーに関するセクションを参照) は、PRSB ではなく、PSSB bean の名前になります。
リモート・メソッドをサーバー上の正しい区画に送付できる 場合は、プログラマーは PRSB でも PSSB のときと同様に wpfstubutil を使用する必要があります。
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