分散 ObjectGrid サンプルを実行するには、必要な ObjectGrid をホストする ObjectGrid クラスターを開始する必要があります。
Before you begin
WebSphere Extended Deployment for Mixed Server Environment、バージョン 6.0.x がインストールされていることを確認します。
- 「mse_install_root/ObjectGrid/samples」ディレクトリー内で「objectgridSamples.jar」ファイルを検索します。
- 「META-INF/cluster-config-1.xml」ファイルおよび「META-INF/cluster-objectgrid-definition.xml」ファイルを「objectgridSamples.jar」ファイルから「mse_install_root/ObjectGrid/samples」ディレクトリーに抽出します。
- JAVA_HOME 環境変数が設定されていることおよび Java のバージョンが要件を満たしていることを確認します。
ObjectGrid サーバーは、Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE) バージョン 1.4.2 以降の環境を必要とします。Java 環境を確認するには、次のステップを実行します。
- JAVA_HOME 環境変数を確認します。 コマンド行プロンプトで、次のコマンドを発行します。
echo %JAVA_HOME%
このコマンドは、Java へのパスを表示します。JAVA_HOME 環境変数を設定する必要がある場合は、次のコマンドを実行します。set JAVA_HOME=JDK_INSTALL_ROOT
Java インストール・ディレクトリーに JDK_INSTALL_ROOT を設定します (例えば c:¥java)。
- Java のバージョンを確認します。 次のコマンドを実行します。
java -version
ご使用のバージョンが Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE) バージョン 1.4.2 以降であることを確認します。
- ObjectGrid サーバーを開始します。 コマンド行プロンプトで、次のコマンドを発行します。
cd mse_install_root/ObjectGrid/bin
startOgServer.bat server1 -objectgridfile mse_install_root/ObjectGrid/
samples/META-INF/cluster-objectgrid-definition.xml
-clusterfile mse_install_root/ObjectGrid/samples/META-INF/
cluster-config-1.xml
-jvmargs -cp mse_install_root/ObjectGrid/samples/objectgridSamples.jar
ImportantColonSymbol -jvmargs オプションを使用して、クラスパスに「objectgridSamples.jar」ファイルを指定する必要があります。「objectgridSamples.jar」ファイルには、
サンプルの ObjectGrid サーバーが「cluster-objectgrid-definition.xml」ファイル内で定義されたプラグインのインプリメンテーションに必要とするクラスが含まれています。この JAR ファイルは、マップに保管されたオブジェクトのシリアライズまたはデシリアライズにも使用されます。
システムは、以下のテキストに類似した出力を表示します。
この出力は、掲載上の都合により、短縮して示しています。************ Start Display Current Environment ************
[1/17/06 14:04:34:144 CST] 7daee176 Launcher
I CWOBJ2501I: Launching ObjectGrid server server1.
:
[1/17/06 14:04:37:719 CST] 7daee176 ServerRuntime
I CWOBJ1001I: ObjectGrid Server server1 is ready to process requests.