WebSphere Extended Deployment は、ランタイム・マップ と呼ばれる革新的な視覚化技法を提供しています。ランタイム・マップは、セル全体から異なるレベルの 階層データを表示するメソッドです。マップに表示される各レベルの構成情報は、 そのレベルの上にマウス・カーソルを置くと表示することができます。
ランタイム・マップは長方形であり、 そのデータ・ツリーのなんらかのレベルにあるノードのコレクションをそれぞれが表す、 さらに小さな長方形に、再帰的に分割されます。各長方形のサイズおよび色の重要度は、 目的ごとに固有です。WebSphere Extended Deployment パースペクティブから、上部層の長方形はセルを示します。ノード、デプロイメント・ターゲット、サービス・ポリシー、J2EE モジュール、またはアプリケーションなどのさまざまなオブジェクトに対して、レベルやレイヤーを構成できます。また、上部レイヤーも変更できます。上部レベルの選択は、最下位レベルでの使用可能なオプションに影響を与えます。
セルは、そのセルのノード・グループを表す長方形にさらに分割されています。 各ノード・グループの長方形は、動的クラスターなどを示す長方形にさらに分割されます。 長方形のサイズおよび色は、どのランタイム・マップが表示されているかによって、 統計の大きさに相互に関係します。 色は通常、正常性または目標実現を表すために使用され、サイズは通常、 並行要求、サーバー・インスタンスの数などの数量を表します。
デフォルトでは、ランタイム・マップは WebSphere Extended Deployment トポロジー全体を表示します。 ランタイム・マップでルート以外の長方形をクリックすることにより、さらに細かい有効範囲に 掘り下げることができます。
セル、ノード・グループ、デプロイメント・ターゲット、サービス・クラス、およびアプリケーションの エンティティー統計を検索するようにレベルを設定する方法については、 検索機能の情報を参照してください。
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ランタイム・マップの使用
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Extended Deployment の管理