概して、アプリケーションで使用する区画の数は、できるだけ少ない方がよいでしょう。 ただし、区画化機能では区画がかなりの数に増える場合があります。区画 の数が増えれば、それだけメモリーが必要になり、管理のオーバーヘッドも増えます。 高可用性 (HA) マネージャー・コーディネーターをホストする Java 仮想マシン (JVM) には、区画を管理するのに適切なメモリーが必要です。HA マネージャーの設定により、区画を複数のコーディネーターで管理することもできます。 コア・グループの各アプリケーションで使用する区画の数が 1,000 個を超えた場合は、HA マネージャーの構成を見直して、使用するコーディネーターの数を増やしてください。 1 つのコーディネーターで実際に管理できる数は、JVM 内の使用可能なメモリー量と、 1 コーディネーターあたりの区画数によって決まります。 区画は、ハッシュ方式に基づいて、利用可能な各コーディネーター JVM に均一に分散されます。
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区画と HA グループとの関連