リモート・モニターまたはスタンドアロンの ObjectGrid、あるいは
その両方を WebSphere Extended Deployment グラフィカル・ユーザー・インターフェース
(GUI) からインストールすることができます。
始める前に
WebSphere Extended Deployment をインストールする前に、CD ルート・ディレクトリー内にある README ファイルを読んでください。
このタスクについて
WebSphere Extended Deployment
は、Web サーバーおよびデータベースなどの外部ノードのヘルス・モニターを提供するため、
混合サーバー環境用のリモート・モニター・エージェントを用意しています。リモート・エージェントは、CPU 情報用のリモート・エージェントをポーリングするプラグインに、
平均 CPU 使用効率、ノード速度、CPU 数、その他の属性と値を
送信します。
ObjectGrid は、Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE) および Java 2 Platform, Enterprise Edition
(J2EE) アプリケーション用の拡張可能なトランザクション・オブジェクト・キャッシング・フレームワークです。ObjectGrid API を使用すると、ObjectGrid
フレームワークでオブジェクトを検索、保存、削除、および更新するアプリケーションを作成することができます。
ご使用の ObjectGrid アプリケーション環境でのキャッシュの更新モニター、外部データ・ソースを使用したデータの検索および保管、キャッシュからのエントリー削除の管理、およびバックグラウンド・キャッシュ機能の操作を行うカスタマイズされたプラグインをインプリメントすることもできます。
WebSphere Extended Deployment をインストールするには、以下の手順を
使用します。
プロシージャー
- CD-ROM 内にインストール CD を挿入します。
- 以下のコマンドを実行して、インストールを開始します。
- 実行するインストールのタイプを選択します。
混合環境に製品をインストールするには、「WebSphere Extended Deployment for Mixed Server
Environment」をクリックして、「次へ」をクリックします。
- ウェルカム・パネルを検討して、「次へ」をクリックします。
- ご使用条件を読んで同意し、「次へ」をクリックします。
- インストール・ロケーションを指定して、「次へ」をクリックします。
デフォルトのディレクトリーは MixedServer です。 異なるディレクトリーにインストールする場合は、「参照」 をクリックします。入力するインストール・ディレクトリーは空でなければなりません。
- 「Remote Monitor」および「ObjectGrid」を選択します。
「次へ」をクリックします。
- 「次へ」または「戻る」をクリックして、結果の要約を受諾するか変更します。
「次へ」をクリックするとインストール・プロセスか起動されます。
- 結果ログを検討して、エラーやインストールの失敗を調べます。
- 「終了」をクリックして、インストールのこの部分を完了します。
- リモート・エージェントを開始してください。 詳しくは、『リモート・エージェントによる外付けモニターの使用可能化』を
参照してください。
結果
これで、追加のファイルおよびディレクトリーがインストール・パスに表示されます。
次の作業
これで、新規プロファイルを作成するか、既存のプロファイルを
拡張して、WebSphere Extended Deployment と互換性を持たせることができます。