WebSphere Commerce 強化用の Extended Deployment 機能を構成するには、サービス・ポリシーを作成し、
ヘルス・モニターを構成し、動的クラスターを自動モードに設定し、リモート・サーバーをモニターし、ランタイム操作を構成する必要があります。
Why and when to perform this task
このサービス・ポリシーの例では、Commerce Accelerator に対するすべてのトラフィックを 2 秒のサービス目標を持つ最も高い優先順位を持つものとして取り扱います。以下を実行して、サービス・ポリシーを作成します。
- デプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。
- 「動作ポリシー」>「Service Policies」を選択します。
- 「新規」をクリックして、Service Policy 作成ウィザードを開始します。
- WC_High_Priority などの名前を選択します。
- 目標タイプ「平均応答時間」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 2 秒のように目標値を入力します。
- 「Highest Importance」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。トランザクション・クラスが作成されます。WC_High_Priority_TC。
- 「次へ」をクリックします。新規サービス・ポリシーを参照します。
- 「終了」をクリックします。
- 「アプリケーション」>「エンタープライズ・アプリケーション」と選択します。
- 「WC_demo」アプリケーションを選択します。
- 「Service Policies」タブを選択します。
- 「Work Classes for HTTP Requests」を展開します。
- 新規作業クラスを作成します。
- 「Accelerator High Priority」と名前を付けます。
- 「次へ」をクリックします。
- 「CommerceAccelerator.war」を選択します。
- ワイルドカードのカスタム URI パターン (*) を追加します。
- 「次へ」をクリックします。
- 作業クラスを参照して、「終了」を選択します。
- 「Work Classes for HTTP Requests」を展開します。
- 「Accelerator High Priority」を展開します。
- デフォルトのトランザクション・クラスを「WC_High_Priority_TC」と選択します。
- 「OK」をクリックして変更を保管します。
- 以下を実行して、ヘルス・モニターを構成します。
- このヘルス・ポリシー例は、メモリーの超過使用をモニターします。超過メモリー使用が検出された場合、
管理者に警告するタスクが生成され、オプションとして問題のあるノードを再始動します。
- デプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。
- 「動作ポリシー」>「Health Policies」を選択します。
- 「新規」をクリックして、Health Policy 作成ウィザードを開始します。
- WC_Excessive_Memory などの名前を入力します。
- ヘルス条件「メモリー条件: 過度のメモリー使用率」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- デフォルトの条件である JVM ヒープ・サイズ 85%、期間 5 分をそのままにしておきます。
- デフォルトの反応は、監視シナリオであり、ランタイム・タスクが生成され、管理者に警告します。
- 「次へ」をクリックします。
- メンバー・タイプを「動的クラスター」と選択します。
- WC_demo アプリケーションが属する動的クラスターを選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- ヘルス・ポリシーを参照し、「終了」を選択します。変更内容を保管します。
- 動的クラスターを使用すると、要求の増加および減少に応じてサーバー・リソースを開始および停止することができます。セルにインストールされた WebSphere Commerce 以外のアプリケーションがある場合、自動モードを有効にすると、必要に応じてサーバー・リソースを開始および停止することにより、
サーバー・リソースはより高度な要求のアプリケーションに自動的にシフトされます。以下を実行して、動的クラスターを自動モードで使用します。
- デプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。
- 「サーバー」>「動的クラスター」を選択します。
- WebSphere Commerce がインストールされている動的クラスターを選択します。
- 動的クラスターのプロパティーを構成します。次に例を示します。
- 常に 1 つのインスタンスを開始した状態にする。
- 開始可能なインスタンスの数を制限しない。
- 同じノード上で複数のインスタンスの開始を許可しない。
- 「Dynamic Cluster collection」パネルに戻ります。
- WebSphere Commerce がインストールされている動的クラスターを選択します。
- モードを自動に設定します。
これで、動的クラスター内のアプリケーション・サーバーは、要求がシフトすると開始および停止します。
- 以下を実行して、リモート・サーバーをモニターします。
- WebSphere Extended Deployment は、混合サーバー環境のリモート・モニター・エージェントを提供して、Web サーバーおよびデータベースなどの外部ノードのヘルス・モニターを提供します。
- リモート・エージェントは、CPU 情報用のリモート・エージェントをポーリングするプラグインに、
平均 CPU 使用効率、ノード速度、CPU 数、その他の属性と値を
送信します。
- Web サーバーおよびデータベースのノードの両方にエージェントをインストールして、これらをデプロイメント・マネージャーからモニターすることを考慮してください。
- WebSphere Extended Deployment は、チャート機能およびマッピング機能を提供して、セルのトポロジーとヘルスをモニターします。以下を実行して、ランタイム操作を構成します。
- デプロイメント・マネージャー管理コンソールを起動します。
- 「Runtime Operations」>「ランタイム・マップ」を選択します。
- ランタイム・マップは、セル階層の全体のピクチャーを表示します。ヘルス問題が発生しているコンポーネントは強調表示されます。
- 「Runtime Operations」>「トポロジー」を選択します。作図には、
さまざまな図表の有効範囲およびデータを使用できます。
- 統計データを保管するには、Visualization Data Server を使用可能にします。「システム管理」>「Visualization Data Server」を選択します。視覚化データは、指定した時間の間保管できます。