製品全体を除去せずに、既存の WebSphere Extended Deployment インストール済み環境から
カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) の更新を除去することができます。
CIP 更新をアンインストールするには、Update Installer for WebSphere Software を使用します。
このタスクは、スリップ・アンインストール とも呼ばれます。
始める前に
WebSphere Extended Deployment の 1 つ以上の既存コピーがシステムに
インストールされている必要があります。
このタスクについて
WebSphere Extended Deployment CIP インストール済み環境から更新を
除去するプロセスは、
保守パッケージのアンインストールと同じです。
プロシージャー
- WebSphere Extended Deployment インストール・ロケーションに
Update Installer ディレクトリーが存在しない場合は、IBM サポートおよび
ダウンロード Web サイトからこのディレクトリーをダウンロードします。
Update Installer の更新パックをインストール・ロケーションに解凍します。
- カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) のインストール後に
インストールした暫定修正をすべてアンインストールします。
これは、他の暫定修正をアンインストールする手順と同じです。
- カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) のインストール後に
インストールしたフィックスパックまたは更新パックをすべてアンインストールします。これは、他のフィックスパックまたは更新パックを
アンインストールする手順と同じです。
- アップデート・インストーラーを使用して、
スリップ・インストールのときにインストールされた暫定修正をアンインストールします。
これは、単一のフィックスパックまたは更新パックをアンインストールする手順と同じです。ただし、
カスタマイズ・インストール・パッケージ (CIP) に組み込まれていた保守は、現在、
単一の操作で組み込まれるようになりました。
- Update Installer を使用して、カスタマイズ・インストール・パッケージ
(CIP) をアンインストールします。 保守レベルは更新前の状態に
戻り、CIP は、ファイル名に付加されたタイム・スタンプによって示されます。
例えば、CIP は、Update Installer の「保守パッケージの選択」パネルにある
他の通常の保守パッケージと異なって見えることがあります。
- CIP: 6.0-WS-XD-FR000001-2006-01-11_14_24_59.pak
- 保守パッケージ: 6.0.2-WS-WAS-LinuxX32-FP0000005.pak
結果
既存の WebSphere Extended Deployment インストール済み環境から
CIP 更新を除去しました。