ユーザーが興味を持つ区画統計として、トランザクション数または応答時間という 2 つのタイプの区画統計があります。トランザクション数は、特定の期間内のトランザクション数を追跡します。応答時間は、ある期間にわたるすべてのトランザクションの応答時間の合計を追跡します。区画化機能 (WPF) は wpfModule と呼ばれる独自の WPF PMI モジュールを備えており、これを使用可能にすることで、この 2 つの統計を追跡することができます。このモジュール内には 1 つの TimeStatistics しかありません。トランザクション数は TimeStatistics オブジェクトによって追跡することもできるからです。
トランザクション数および応答時間は、どちらも統計を取得したときに表示されます。この統計タイプは、ソート目的で使用されます。 統計タイプが TransactionCount に設定されている場合、統計はトランザクション数でソートされ、 ResponseTime に設定されている場合は、応答時間でソートされます。
「wpfAdmin.bat|wpfadmin setStatisticsType [TransactionCount|ResponseTime] --id PMI_SUBSCRIPTION_ID」を使用すると、1 つの PMI サブスクリプションに 統計タイプを設定できます。
また、Java コード、jacl スクリプト、または Jython スクリプトを 使用して、com.ibm.websphere.wpf.jmx.WPFJMX MBean インスタンスを取得し、その MBean を使用して 統計タイプを変更することもできます。
PartitionName TrnsctnCnt TtlRspnsTm MinTime MaxTime StartTime SumOfSqrs PK000010 3 1543 260 671 1094180667170 892385 PK000009 3 369 21 242 1094180667070 70241 PK000008 3 932 99 482 1094180666990 365326 PK000007 3 396 25 200 1094180666829 69866 PK000006 3 392 75 236 1094180666759 67882統計は最後の出力からあまり変わっていません。TransactionCount 列と TotalResponseTime 列の順序が入れ替わっています。ただし、この出力は TotalResponseTime ではなく、TransactionCount によってソートされています。
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区画化機能 PMI 統計パラメーター