アプリケーション配置は、与えられたデフォルト設定で動作するよう 設計されています。しかし、最良の結果を確実にするため、 アプリケーション配置コントローラーの微調整が必要になる場合があります。
使用可能 | アプリケーション配置コントローラーを使用可能または使用不可にします。アプリケーション配置コントローラーを使用不可にすると、 動的クラスターのすべてオートノミック・オペレーションが使用不可になります。配置コントローラーを使用不可にすると、 動的クラスターにあるアプリケーションのサイズと配置に関して動的 変更はできません。この操作は、すべての動的クラスターを静的クラスターに 変更することと同じです。 |
承認タイムアウト | ランタイム・タスクの有効期限が自動的に切れるまで、
キューでアクションを待つ時間を制御します。許容時間値は、
1 から 60 分です。この設定は監視操作モード特有の設定です。
操作環境が監視モードに設定されると、
アプリケーション配置コントローラーはタスクを作成しますが、変更するには
システム管理者の承認待ちをする必要があります。 タイムアウトになったランタイム・タスクは、 アプリケーション配置コントローラーに、ユーザー拒否タスクとして 処理されます。 |
サーバー操作タイムアウト | 操作が失敗と判断される前に、操作を開始または停止して
完了するまでアプリケーション配置コントローラーが待機する時間を
分単位で表します。許容値
は 1 から 60 分です。 サーバーを開始または停止するまでの、 予想される最悪のケースの値を設定してください。 |
配置変更間の最小時間 | 変更の新規バッチを開始するまでアプリケーション配置コントローラーが待機する時間の
合計を指定します。アプリケーション配置コントローラーは、
直前の変更が完了した後、またはタイムアウト後の変更の
バッチを待たなければならない場合があります。許容値は 1 分
から 24 時間までです。 この値を設定するとき、サーバーの開始または停止に関連したオーバーヘッドを 考慮してください。サーバーの開始と停止には数分かかります。 またノードに追加の負荷がかかる場合があります。 あまり頻繁に配置コントローラーに アプリケーション配置の再調整を許可すると、 追加されたオーバーヘッドは、動的クラスターのサイズ変更で 獲得できる拡大したパフォーマンス向上を無効にします。例えば、サーバーの開始に 1 分 かかり、配置変更間の最小時間が 20 分の場合、 配置変更はパフォーマンスに約 5% の 影響を与えます。 この値を設定するとき、 このパラメーターをサーバーを開始するのに必要な時間の、少なくとも 20 から 30 倍の時間に設定してください。 数時間以上の値を設定すると、アプリケーション配置が 1 日 2 回以上発生しない ことになります。トラフィック負荷とアプリケーション要求を 1 日に数回調整できる場合、 配置変更はもっと頻繁に 実行できます。 |
reservedMemoryFixed および reservedMemoryPercent カスタム・プロパティーを指定して、WebSphere Application Server または WebSphere Extended Deployment
に関係していないプロセス用に予約するノードのメモリー量を定義します。
Related tasks
動的アプリケーション配置の構成