ファースト・ステップ・コンソールは、WebSphere Extended Deployment エレメントを特定の場所から誘導するための、 操作が簡単なポストインストール・ツールです。 ファースト・ステップ・コンソールに動的に表示されるオプションは、インストールした機能、 および個々のオペレーティング・システム・プラットフォームで特定のエレメントが使用可能であるかどうかによって決まります。
ファースト・ステップ・コンソールのオプションには、 インストールの検証、デプロイメント・マネージャーおよびアプリケーション・サーバーのプロセスの開始、 プロファイルの作成、管理コンソールへのアクセス、マイグレーション・ウィザードの起動、および オンライン・インフォメーション・センターへのアクセスがあります。WebSphere Extended Deployment のファースト・ステップ・コンソールには複数のフォームがあり、プロファイルを作成する前から存在しています。 このバージョンでは、プロファイル・ウィザードを開始して、デプロイメント・マネージャーおよび そのセル用のアプリケーション・サーバーを定義することができます。 また、カスタム・プロファイルやスタンドアロン Application Server の定義も行えます。 各カスタム・プロファイル、スタンドアロン Application Server、およびデプロイメント・マネージャーには、 それぞれ独自のファースト・ステップ・コンソールがあります。
ファースト・ステップ・コンソールを起動するプロンプトが、プロファイル・ウィザードの最後の パネルに表示されます。 また、Microsoft Windows オペレーティング・システムの「スタート」メニューのショートカットを使用することもできます。 「スタート」>「プログラム」>「IBM WebSphere」>「Extended Deployment v6.0.2」>「ファースト・ステップ」とクリックします。
Extended Deployment の汎用ファースト・ステップ・コンソールに加えて、
デプロイメント・マネージャー・プロファイル、スタンドアロン Application Server プロファイル、
およびカスタム・プロファイルのそれぞれに対して、個別のファースト・ステップ・コンソールがあります。
デプロイメント・マネージャー・プロファイル | スタンドアロン Application Server プロファイル | カスタム・プロファイル | ||
---|---|---|---|---|
インストール検査 | なし | あり | あり | なし |
デプロイメント・マネージャーを開始する | なし | あり | なし | なし |
サーバーを開始する | なし | なし | あり | なし |
管理コンソール | なし | あり (使用可能な場合) | あり (使用可能な場合) | なし |
インフォメーション・センター | あり | あり | あり | あり |
プロファイル・ウィザード | あり | あり | あり | あり |
マイグレーション・ウィザード | あり (使用可能な場合) | あり (使用可能な場合) | あり (使用可能な場合) | あり (使用可能な場合) |
終了 | あり | あり | あり | あり |