エントリーの検索

名前、職責、E メール・アドレス、電話番号でディレクトリー・リストを検索するには、多くの場合、検索バーの使用が適しています。また、後で説明する拡張検索フォームでは、使用できる検索オプションが少し増えます。

簡単な検索を実行するには、以下のステップに従ってください。

  1. Web ブラウザーに次の Web アドレスを入力して IBM Telephone Directory アプリケーションにアクセスする。
    http://your.server.name:port/ibm-bizApps/welcome/home.do
    この your.server.name は、 IBM Telephone Directory V5.2 がインストールされているサーバーの名前であり、 port は、インストール時に指定されたポート番号です。
  2. IBM Telephone Directory」をクリックする。
  3. 必要な場合には、ユーザー ID とパスワードを指定する。
  4. 検索」をクリックする。
  5. 「検索」フィールドおよび「検索対象」フィールドに検索基準を入力する。
  6. 検索」をクリックする。

次のセクションで、簡単な検索の例を示します。名前を検索する場合の検索テキストでは、最初に必ず姓を入力してください。また、検索では大文字小文字の区別が行われないため、大文字を使用しても小文字を使用してもかまいません。

ワイルドカード文字としてのアスタリスクの使用:

検索テキスト内の任意の箇所で、アスタリスク (*) をワイルドカード文字として使用できます (例: Dund*,C)。ワイルドカード文字は、0 個以上の文字のサブストリングを表します。検索テキストの先頭にワイルドカード文字を使用した場合 (例: *dee,C)、応答時間が長くなる場合があります。

名前による検索の追加情報:

最初に姓を指定し、その後にオプションで名を指定してください。姓と名の区切りにコンマ (「,」) を使用した場合、姓は省略されていない完全なものと見なされます (McDonald,R など)。姓の一部のみを指定したい場合は、姓と名の区切りにスペースを使用する (例: McDon R) か、または姓の中でワイルドカード文字を使用してから「,」を指定してください (例: McDon*,R)。

例えば、Frank Santiago という名前の従業員を検索するとします。

拡張検索:

拡張検索フォームを使用するとさらに細かい制御を行うことができ、より多くのオプションを検索基準として使用できるほか、複数のフィールドを同時に検索することもできます。ただし、入力した文字列がそのまま使用され、完全一致の突き合わせが行われます。ワイルドカード検索を行う場合には、ワイルドカード「*」を追加する必要があります。例えば、「姓」フィールドに「D」のみを入力しても、 John Doe という名前の人は検出されません。この結果は、「D」と入力すると John Doe が検出される検索バーとは異なります。拡張検索で John Doe という名前の人物を検索するには、明確に「D*」と入力する必要があります。

拡張検索の例:

結果の表示:

IBM Telephone Directory は、リストがアプリケーション管理者が設定した最大検索サイズを超えない限り、検索に一致したすべてのリストを戻します。検索で一致するものが複数戻された場合は、検索対象のリストに最も近いものを選択してください。戻された個人のディレクトリー情報をすべて参照するには、その人の名前をクリックします。ご使用のブラウザーが E メールを送信するように適切に構成されている場合、その人の E メール・アドレスをクリックすると、その人にメモを送信することができます。ブラウザーによっては、E メール・クライアントを備えていないことがあり、そのようなブラウザーではこの機能は使用できません。

検索エントリーの詳細については、『追加機能での作業』を参照してください。