WebSphere Edge Server V1.0 のWTE V3.5、V3.6およびWebSphere Edge
Server V2.0のCaching Proxy V4.0をリバース・プロキシーとしてご使用される場合、i
bmproxy.confファイルにデフォルトで設定されている下記のディレクティブ設定を必ずコメント・アウトするか削除してください。P
assディレクティブはテンプレートにマッチするリクエストをプロキシーのローカル・ファイルに紐付けするためのもので、この定義があるとリバース・プ
ロキシーとして正しく動作しません。
Pass /*
/opt/ibm/edge/cp/server_root/pub/en_US/* |
(上記はAIX版の例です)
[参考] リバース・プロキシーの構成
Caching Proxyをリバース・プ
ロキシ-として構成するには、プロキシ-構成ファイル(ibmproxy.conf)を編集して、要求の転送先となるコンテンツ・サ
ーバーを指定することができます。以下の例では、Caching Proxyをwww.mycontentserver.com のコンテンツ・サ
ーバーのリバース・プロキシ-としてセットアップします。
1.次のPassディレクティブを削除します。
Pass /* cp_install_directory_path /pub/ lang
/*
2.次の Proxyディレクティブを追加します。
3.サーバーを再始動します。
この指定により、Proxyローカルのファイルへの要求も含めて全ての要求がコンテンツ・サーバーに転送されます。「
構成および管理」フォームのようなローカル・ファイルに対するアクセスを保持するには、これらのファイルへの要求をPassディレクティブを使ってローカル・マ
シンに経路指定する必要があります。
下記はPass ディレクティブを使用して pub/ ディレクトリー内のファイルへの要求をプロキシー・サーバー・マ
シンのローカル・ファイルに経路指定します。
Proxy ディレクティブの前にPassディレクティブを配置して、pub/ディレクトリーへの要求をローカル・フ
ァイルに経路指定します。
Pass ディレクティブの指定は必ず ”Proxy /* ・・・・” 指定よりも上に定義してください。W
TE(CP)では、構成ファイルで最初にマッチする指定が選択されます。
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