Liberty フィーチャー
フィーチャーとは、特定のサーバーにロードされる、ランタイム環境の一部分を制御する機能単位です。
- WebSphere® Application Server Liberty Core: libertyCoreBundle
- WebSphere Application Server (base) Liberty: baseBundle
- WebSphere Application Server Network Deployment Liberty: ndMemberBundle (集合メンバー・サーバー用) と ndControllerBundle (集合コントローラー用)
- WebSphere Application Server for z/OS® Liberty: zosBundle
以下の表に、各 WebSphere Application Server Liberty エディションにサポートされる Liberty フィーチャーをリストします。
Liberty フィーチャー | WebSphere Application Server Liberty Core | WebSphere Application Server | WebSphere Application Server Network Deployment (分散オペレーティング・システムおよび IBM® i) | WebSphere Application Server for z/OS |
---|---|---|---|---|
フィーチャー・バンドル・アドオン | libertyCoreBundle | baseBundle | ndMemberBundle: コントローラー・フィーチャー以外のすべて
ndControllerBundle: 1 とマーク付けされたフィーチャーのみ |
zosBundle |
Java™ EE 7 Web Profile | ||||
beanValidation-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
cdi-1.2 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
ejbLite-3.2 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
el-3.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jaxrs-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jaxrsClient-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jdbc-4.1 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jndi-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jpa-2.1 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jsf-2.2 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jsonp-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jsp-2.3 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
managedBeans-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
servlet-3.1 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
webProfile-7.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
websocket-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
websocket-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
Java EE 7 Full Platform | ||||
appClientSupport-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
appSecurityClient-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
batch-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
concurrent-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
ejb-3.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
ejbHome-3.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
ejbPersistentTimer-3.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
ejbRemote-3.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
j2eeManagement-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jacc-1.5 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jaspic-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
javaee-7.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
javaeeClient-7.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
javaMail-1.5 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jaxb-2.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jaxws-2.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jca-1.7 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jcaInboundSecurity-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jms-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jmsMdb-3.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
mdb-3.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wasJmsClient-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wasJmsSecurity-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wasJmsServer-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
拡張プログラミング・モデル | ||||
cloudant-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
couchdb-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
json-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
microProfile-1.0 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
mongodb-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
rtcomm-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
rtcommGateway-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
sipServlet-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | |
エンタープライズ OSGi | ||||
blueprint-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
httpWhiteboard-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
osgiAppIntegration-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
osgiBundle-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
osgi.jpa-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
wab-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
操作 | ||||
apiDiscovery-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
batchManagement-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
bells-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
bluemixUtility-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
distributedMap-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
eventLogging-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
localConnector-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
logstashCollector-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
mediaServerControl-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
monitor-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
osgiConsole-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
requestTiming-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
restConnector-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
restConnector-2.0 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
serverStatus-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
sessionDatabase-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
timedOperations-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
webCache-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
wmqJmsClient-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wsAtomicTransaction-1.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
セキュリティー | ||||
appSecurity-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
appSecurity-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
authData-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
constrainedDelegation-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
federatedRegistry-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jwt-1.0 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ldapRegistry-3.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
oauth-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
openid-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
openidConnectClient-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
openidConnectServer-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
passwordUtilities-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
samlWeb-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
scim-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
spnego-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
ssl-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
wsSecurity-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wsSecuritySaml-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | |
システム管理 | ||||
adminCenter-1.0 | ✓ | ✓ | ✓1 | ✓ |
clusterMember-1.0 | ✓ | ✓ | ||
collectiveController-1.0 | ✓1 | ✓ | ||
collectiveMember-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
dynamicRouting-1.0 | ✓1 | ✓ | ||
healthAnalyzer-1.0 | ✓ | ✓ | ||
healthManager-1.0 | ✓1 | ✓ | ||
scalingController-1.0 | ✓1 | ✓ | ||
scalingMember-1.0 | ✓ | ✓ | ||
z/OS | ||||
zosConnect-1.0 | ✓ | |||
zosConnect-1.2 | ✓ | |||
zosLocalAdapters-1.0 | ✓ | |||
zosSecurity-1.0 | ✓ | |||
zosTransaction-1.0 | ✓ | |||
zosWlm-1.0 | ✓ | |||
Java EE 6 Web Profile | ||||
beanValidation-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
cdi-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
ejbLite-3.1 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jdbc-4.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jndi-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jpa-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jsf-2.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jsp-2.2 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
servlet-3.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
webProfile-6.0 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
Java EE 6 テクノロジー | ||||
jaxb-2.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jaxrs-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
jaxws-2.2 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jca-1.6 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jcaInboundSecurity-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jms-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | |
jmsMdb-3.1 | ✓ | ✓ | ✓ | |
mdb-3.1 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wasJmsClient-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wasJmsSecurity-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wasJmsServer-1.0 | ✓ | ✓ | ✓ | |
wmqJmsClient-1.1 | ✓ | ✓ | ✓ |
<server>
<featureManager>
<feature>servlet-3.0</feature>
<feature>localConnector-1.0</feature>
</featureManager>
</server>
サーバー構成で使用可能なフィーチャーは、可視性がパブリック (public) で、Liberty 製品の外部に含まれます。これらのフィーチャーをサーバー構成で使用することは、製品の今後の更新でサポートされます。また、Liberty プロファイルでは、保護 (protected) の可視性を持つフィーチャー・セットも用意されています。これらのフィーチャーは、サーバー構成で直接使用することはできませんが、ユーザー独自のフィーチャーに組み込むことができます。保護された (protected) フィーチャーの組み込みを参照してください。
- Administrative Center
- <feature>adminCenter-1.0</feature>
adminCenter-1.0 フィーチャーは、携帯電話、タブレット、またはコンピューター上の Web ブラウザーから Liberty のサーバーとアプリケーションおよびその他のリソースを管理するための Web ベースのグラフィカル・インターフェースです。
『Admin Center を使用した Liberty の管理』および『Admin Center フィーチャーの制約事項』を参照してください。
- API ディスカバリー
- <feature>apiDiscovery-1.0</feature>
apiDiscovery-1.0 フィーチャーは、REST API 文書のディスカバーを可能にします。 このフィーチャーにより、Liberty サーバーで使用可能な REST API を検索し、Swagger ユーザー・インターフェースを使用して、検出された REST エンドポイントを起動します。 『Liberty サーバー上の REST API ドキュメンテーションのディスカバー』を参照してください。
- アプリケーション・クライアント・コンテナー・セキュリティー
- <feature>appSecurityClient-1.0</feature>
クライアント・コンテナーでセキュリティーを有効にするには、appSecurityClient-1.0 フィーチャーを client.xml ファイルに追加します。
appSecurityClient-1.0 フィーチャーにより、クライアントで SSL、CSIv2、および JAAS が有効になります。クライアントとサーバー間の通信が保護されて暗号化されるようにするには、SSL を構成する必要があります。
appSecurityClient-1.0 フィーチャー構成については、『Application Security for Client 1.0』を参照してください。
Liberty アプリケーション・クライアント・コンテナーでのセキュリティーおよびLiberty アプリケーション・クライアント・コンテナーおよびそのアプリケーションのセキュリティーの構成も参照してください。
- アプリケーション・クライアント・サポート
- <feature>appClientSupport-1.0</feature>
appClientSupport-1.0 フィーチャーは、サーバーがアプリケーションのクライアント・モジュール内の Java EE メタデータを処理できるようにします。例えば、デプロイメント記述子 XML ファイル/アノテーションを読み取り、必要に応じて、アプリケーション内の他のモジュールでそれらを使用できるようにします。また、リモート・アプリケーション・クライアント・プロセスがサーバーと通信して JNDI 検索を実行できるようになります。
appClientSupport-1.0 フィーチャーは、server.xml ファイルでのみ有効にすることができます。
- AuthData プロバイダー
- <feature>authData-1.0</feature>
このフィーチャーは、アプリケーションから AuthData を取得するためのサポートを有効にします。
authData-1.0 フィーチャー構成については、『AuthData プロバイダー』を参照してください。
- バッチ
- <feature>batch-1.0</feature>
batch-1.0 フィーチャーは、JSR-352 プログラミング・モデルを使用可能にします。
- <feature>batchManagement-1.0</feature>
batchManagement-1.0 フィーチャーは、リモート・ジョブ実行依頼および batchManager コマンド・ライン・ユーティリティーのための REST インターフェースを提供します。
『Java バッチと管理バッチの概要』を参照してください。
- Bean 検証
- <feature>beanValidation-1.0</feature>
beanvalidation-1.0 フィーチャーにより、アプリケーションの各層における JavaBeans の検証が提供されます。検証は、アノテーションまたは validation.xml デプロイメント記述子を使用して、 アプリケーション内の JavaBeans のすべての層に適用することができます。
- <feature>beanValidation-1.1</feature>beanValidation-1.1 フィーチャーは、以下を提供します。
- beanValidation-1.0 で使用可能な検証
- JavaBeans のメソッドおよびコンストラクターの検証
- Contexts and Dependency Injection (CDI) Bean でのメソッドおよびコンストラクターの自動検証
- デプロイメント記述子 validation.xml から CDI 管理 Bean としてコンポーネントを作成する機能。CDI 機能を使用する他のコンポーネントと同様に、コンポーネントを開発してください。
Bean 検証フィーチャーの制約事項も参照してください。
- Basic Extensions using Liberty Libraries (BELL)
<feature>bells-1.0</feature>
このフィーチャーは、Basic Extensions using Liberty Libraries (BELL) の構成を可能にします。 このフィーチャーを使用して、Liberty フィーチャーではなく、ライブラリーを使用してサーバー・ランタイムの一部を拡張します。 BELL は、Java Service Loader パターンを使用して、実装クラス名を提供します。
bells-1.0 フィーチャー構成については、『Basic Extensions using Liberty Libraries』を参照してください。
- Bluemix ユーティリティー
- <feature>bluemixUtility-1.0</feature>
このフィーチャーを使用して、 IBM Bluemix マネージド・サービスへのアクセスを簡単に構成できます。『Bluemix サービスを使用するための Liberty サーバーのセットアップ』を参照してください。
bluemixUtility-1.0 フィーチャー構成については、 『Bluemix Utilities 1.0』を参照してください。
- Blueprint
- <feature>blueprint-1.0</feature>
blueprint-1.0 フィーチャーにより、OSGi Blueprint コンテナー仕様を使用する OSGi アプリケーションのデプロイがサポートされます。
- WebSphere Application Server の OSGi アプリケーション・サポートを使用して、Java EE と OSGi のテクノロジーを使用するモジュラー・アプリケーションを開発およびデプロイできます。
- キャッシュ・サービス
- <feature>distributedMap-1.0</feature>
このフィーチャーは、DistributedMap API を使用してアクセスできるローカル・キャッシュ・サービスを提供します。デフォルトのキャッシュは、services/cache/distributedmap で JNDI にバインドされます。WebSphere eXtreme Scale などのネットワーク・キャッシュ・プロバイダーを追加して、キャッシュを分散させることができます。
- CDI
- <feature>cdi-1.0</feature>
- cdi-1.0 フィーチャーにより、Liberty で Contexts and Dependency Injection 1.0 仕様のサポートが有効になります。
- <feature>cdi-1.2</feature>
- cdi-1.2 フィーチャーにより、Liberty で Contexts and Dependency Injection 1.2 仕様のサポートが有効になります。
- Cloudant 組み込み
- <feature>cloudant-1.0</feature>
このフィーチャーは、コネクター・インスタンスをサーバー構成内に構成することによって、Cloudant への接続を有効にします。 コネクター・インスタンスは、JNDI を使用して注入またはアクセスすることができます。 アプリケーションは、Cloudant クライアント・ライブラリーを使用することでコネクター・インスタンスを使用します。『Liberty での Cloudant Java クライアント・ライブラリーを使用した CouchDB 接続の構成』を参照してください。
cloudant-1.0 フィーチャー構成については、『Cloudant Integration 1.0』を参照してください。
- 集合メンバー
- <feature>collectiveMember-1.0</feature>
collectiveMember-1.0 フィーチャーにより、サーバーは管理集合のメンバーになることができ、集合コントローラーで管理できるようになります。
- CouchDB
- <feature>couchdb-1.0</feature>
couchdb-1.0 フィーチャーにより、CouchDB インスタンスおよび関連するデータベース接続がサポートされます。CouchDB 接続へのアクセスは、JNDI 検索またはリソース・インジェクションのいずれかによって使用可能です。
Liberty での ektorp クライアント・ライブラリーを使用した CouchDB 接続の構成を参照してください。
- 動的キャッシング・サービス
- <feature>webCache-1.0</feature>
- このフィーチャーにより、Web 応答のローカル・キャッシングが有効になります。 これには、キャッシュ・サービス (distributedMap) フィーチャーが含まれ、Web アプリケーション応答の自動キャッシングを実行して応答時間とスループットを改善します。応答キャッシングをカスタマイズするには、アプリケーションに cache-spec.xml ファイルを組み込むことができます。WebSphere eXtreme Scale などのネットワーク・キャッシュ・プロバイダーを追加して、キャッシュを分散させることができます。
- 動的ルーティング
- <feature>dynamicRouting-1.0</feature>
- WebSphere plugin for Apache and IHS の Intelligent Management フィーチャーは、そのプラグインの On Demand Router (ODR) 機能を提供します。このフィーチャーにより、サーバーは、動的ルーティング・サービスを実行できるようになります。その場合、プラグインは、Liberty 集合内のすべてのサーバーに動的にルーティングするために、ODR に接続できるようになります。
- Enterprise JavaBeans (EJB)
- <feature>ejbLite-3.1</feature>
ejbLite-3.1 フィーチャーは、EJB 3.2 仕様の EJB Lite サブセットに従って作成された EJB アプリケーションのサポートを提供します。
- <feature>ejbLite-3.2</feature>
- ejbLite-3.2 フィーチャーは、EJB 3.2 仕様の EJB Lite サブセットに従って作成された EJB アプリケーションのサポートを提供します。
- なお、EJB 3.2 Lite API Group には組み込み可能 EJB コンテナーが含まれておらず、本製品には EJB 3.2 組み込み可能コンテナーが用意されていません。
- また、以下のフィーチャーには、ejbLite-3.2 フィーチャーとの互換性がありません。
- cdi-1.0
- jmsMdb-3.1
- mdb-3.1
- <feature>ejb-3.2</feature>
- ejb-3.2 フィーチャーは、EJB 3.2 仕様に従って作成された EJB アプリケーションのサポートを提供します。
- このフィーチャーには、以下のフィーチャーが含まれています。
- ejbLite-3.2
- ejbHome-3.2
このフィーチャーは、EJB 2.x API のサポートを提供します。
- ejbPersistentTimer-3.2
このフィーチャーは、パーシスタント EJB タイマーのサポートを提供します。
- ejbRemote-3.2
このフィーチャーは、リモート EJB インターフェースのサポートを提供します。
- mdb-3.2
このフィーチャーは、メッセージ駆動型 Bean のサポートを提供します。
完全な EJB 3.2 サポートが不要な場合は、必要なサポートが得られるように、これらのフィーチャーを自由に組み合わせて使用できます。
- 『Enterprise JavaBeans (EJB) フィーチャーの制約事項』も参照してください。
- Expression Language 3.0
- <feature>el-3.0</feature>
このフィーチャーにより、Expression Language (EL) 3.0 のサポートが有効になります。
- イベント・ロギング
- <feature>eventLogging-1.0</feature>
- eventLogging-1.0 フィーチャーは、JDBC 要求やサーブレット要求などのイベントのレコードおよびその所要時間をログに記録します。『Liberty: イベント・ロギング』を参照してください。
- Health Analyzer
- <feature>healthAnalyzer-1.0</feature>
Health Analyzer フィーチャーは、 Intelligent Management フィーチャーのヘルス管理のために Health Manager にヘルス・データ・コレクションを提供します。 Health Analyzer フィーチャーは、メンバー・サーバーにモニター・サービスを提供します。 分析ハンドラーとして登録し、必要な統計 (PMI、HealthCenter) を分析コレクターで収集して、状態を分析します。
- Health Manager
- <feature>healthManager-1.0</feature>
Health Manager フィーチャーは、 Intelligent Management フィーチャーのヘルス管理のためにヘルス・ポリシーに基づいてヘルス・モニタリングと自動アクションを提供します。 Health Manager フィーチャーには、ヘルス管理のコア機能が組み込まれています。このフィーチャーを選択すると、デフォルト条件プラグインも使用可能になります。 このフィーチャーには、collectiveController フィーチャーの存在が必要です。
- J2EE Management 1.1
- <feature>j2eeManagement-1.1</feature>
j2eeManagement-1.1 フィーチャーは、Java EE 7 の管理可能な側面への標準インターフェースを提供し、アプリケーションが JSR 77 仕様で定義されているインターフェースを使用できるようにします。
管理 EJB API を呼び出すには、サーバー構成のフィーチャー・マネージャーに j2eeManagement-1.1 フィーチャーと ejbRemote-3.2 フィーチャーの両方が含まれている必要があります。両方のフィーチャーがサーバー構成に含まれていれば、JNDI 名検索を介して管理 EJB API を呼び出すことができます。管理 EJB バインディング名 (JNDI 検索名) は ejb/mejb/MEJB です。
j2eeManagement-1.1 フィーチャーの制約事項も参照してください。
- Java API for RESTful Web Services (JAX-RS)
- <feature>jaxrs-1.1</feature>
- jaxrs-1.1 フィーチャーにより、Liberty に対する Java API for RESTful Web Services がサポートされます。
- jaxrs-1.1 サーバー・フィーチャーを使用する EJB アプリケーションに対しては、server.xml ファイル内の ejbLite-3.1 フィーチャーを有効にする必要があります。
- CDI を使用する JAX-RS アプリケーションに対しては、server.xml ファイル内の cdi-1.0 フィーチャーを有効にする必要があります。
- Java API for XML-Based Web Services (JAX-WS)
- <feature>jaxws-2.2</feature>
- jaxws-2.2 フィーチャーにより、Liberty に対する Java API for XML-Based Web Services がサポートされます。
- JAX-WS プログラミング・モデルをサポートする Web アプリケーションに対しては、 server.xml ファイル内の servlet-3.0 および jaxws-2.2 サーバー・フィーチャーを有効にする必要があります。
- JAX-WS プログラミング・モデルをサポートする EJB アプリケーションに対しては、server.xml ファイル内の ejbLite-3.1、servlet-3.0、および jaxws-2.2 サーバー・フィーチャーを有効にする必要があります。
- 『jaxws-2.2 フィーチャーの制約事項』も参照してください。
- Java Architecture for XML Binding (JAXB)
- <feature>jaxb-2.2</feature>
- jaxb-2.2 フィーチャーにより、Liberty に対する Java Architecture for XML Binding (JAXB) がサポートされます。
- 『JAXB』も参照してください。
- 『jaxb-2.2 フィーチャーの制約事項』も参照してください。
- Java Authentication SPI for Containers 1.1
- <feature>jaspic-1.1</feature>
- jaspic-1.1 フィーチャーにより、JSR-196 に定義されている Java Authentication SPI for Containers (JASPIC) プロバイダーを使用してサーバー・ランタイム環境およびアプリケーションを保護するためのサポートが有効になります。
- Java Authentication SPI for Containers (JASPIC) ユーザー・フィーチャーの構成も参照してください。
- Java Authorization Contract for Containers 1.5
- <feature>jacc-1.5</feature>
- jacc-1.5 フィーチャーにより、Java Authorization Contract for Containers (JACC) バージョン 1.5 のサポートが有効になります。jacc-1.5 フィーチャーをサーバーに追加するには、サード・パーティーの JACC プロバイダーを追加する必要がありますが、このプロバイダーは WebSphere Application Server Liberty には付属していません。
- Java Authorization Contract for Containers (JACC) 許可プロバイダーの開発も参照してください。
- Java EE
- <feature>javaee-7.0</feature>
このフィーチャーは、Java EE 7.0 Full Platform をサポートするために必要な Liberty フィーチャーの便利な組み合わせを提供します。
- Java EE Application Client 7.0
- <feature>javaeeClient-7.0</feature>
このフィーチャーにより、Java EE Application Client 7.0 のサポートが有効になります。『手動による Liberty アプリケーション・クライアントの作成』を参照してください。
- Java EE Connector Architecture
- <feature>jca-1.6</feature>
jca-1.6 フィーチャーは、接続ファクトリー、管理対象オブジェクト、およびアクティベーション・スペックのインスタンスを定義する構成エレメント、およびこれらのインスタンスを、インストールされているリソース・アダプターに関連付けるための構成エレメントを提供します。
jca-1.6 フィーチャー構成については、『Java Connector Architecture 1.6』を参照してください。
- <feature>jca-1.7</feature>
jca-1.7 フィーチャーは、接続ファクトリー、管理対象オブジェクト、およびアクティベーション・スペックのインスタンスを定義する構成エレメント、およびこれらのインスタンスを、インストールされているリソース・アダプターに関連付けるための構成エレメントを提供します。
- Java Database Connectivity (JDBC)
- <feature>jdbc-4.0</feature>
- jdbc-4.0 フィーチャーにより、データベースにアクセスするアプリケーションがサポートされます。 Java Database Connectivity (JDBC) およびデータ・ソースを使用した既存のアプリケーションを取得し、そのアプリケーションをサーバーにデプロイすることができます。
- 『Liberty への既存の JDBC アプリケーションのデプロイ』も参照してください。
- Java Naming and Directory Interface (JNDI)
- <feature>jndi-1.0</feature>
- jndi-1.0 フィーチャーにより、Liberty のサーバー構成で単一 JNDI エントリー定義がサポートされます。
- Java Persistence API (JPA)
- <feature>jpa-2.0</feature>
- jpa-2.0 フィーチャーにより、JPA 2.0 仕様に従って作成されたアプリケーション管理 JPA およびコンテナー管理 JPA を使用するアプリケーションがサポートされます。
- サポートは、コンテナー管理プログラミング・モデルをサポートする拡張機能と共に Apache OpenJPA の上に構築されています。
- 拡張パーシスタンス・コンテキストをステートフル・セッション Bean で使用できるようになりました。
- 『Liberty への JPA アプリケーションのデプロイ』も参照してください。
- JavaMail API
- <feature>javaMail-1.5</feature>
- JavaMail API では、外部メール・サーバーと Liberty アプリケーション間の通信がサポートされます。『Liberty での JavaMail の管理』を参照してください。
- JavaServer Faces (JSF) 2.0
- <feature>jsf-2.0</feature>
- jsf-2.0 フィーチャーにより、JSF フレームワークを使用する Web アプリケーションがサポートされます。このフレームワークでは、ユーザー・インターフェースの構築が単純化されます。
- jsf-2.0 フィーチャーを組み込む場合は、jsp-2.2 フィーチャーも組み込むことになります。これは、JSF フレームワークが JSP フレームワークの拡張であるためです。
- JavaServer Faces (JSF) 2.2
- <feature>jsf-2.2</feature>
このフィーチャーにより、Java Server Faces (JSF) 2.2 フレームワークを使用している Web アプリケーションのサポートが有効になります。このフレームワークでは、ユーザー・インターフェースの構築が単純化されます。
jsf-2.2 フィーチャー構成については、『JavaServer Faces 2.2』を参照してください。
- JavaServer Pages (JSP)
- <feature>jsp-2.2</feature>
jsp-2.2 フィーチャーにより、JSP 2.2 仕様に従って作成された JSP がサポートされます。jsp-2.2 フィーチャーを組み込む場合は、servlet-3.0 フィーチャーも組み込むことになります。
『jsp-2.2 フィーチャーの制約事項』も参照してください。
- <feature>jsp-2.3</feature>
このフィーチャーによって、JSP 2.3 仕様に書き込まれる Java Server Pages (JSP) のサポートが有効になります。このフレームワークでは、ユーザー・インターフェースの構築が単純化されます。このフィーチャーを有効にすると、Expression Language (EL) バージョン 3.0 フィーチャーも有効になります。
- JavaScript Object Notation (JSON4J) ライブラリー
- <feature>json-1.0</feature>
json-1.0 フィーチャーにより、Java 環境用の一連の JSON ハンドリング・クラスを提供する JSON4J ライブラリーにアクセスできるようになります。JSON4J ライブラリーは、JSON データとしてレンダリングするデータを構成し、操作するための単純な Java モデルを提供します。
また、JAX-RS アプリケーションの要求および応答での JSON コンテンツの使用および JSON4J ライブラリー API を参照してください。
- JavaScript Object Notation (JSON-P) 処理
- <feature>jsonp-1.0</feature>
Java API for JSON Processing (JSON-P) フィーチャーは、JavaScript Object Notation (JSON) でレンダリングされるデータの構築および操作のための標準化された方式を提供します。
JSON Web Token
<feature>jwt-1.0</feature>
jwt-1.0 フィーチャーを使用すると、Liberty サーバーを 構成して JSON Web Token (JWT) トークンを構築して取り込むことができま す。このトークンは、ユーザー ID またはトークンを伝搬するために使用することができます。詳しくは、Liberty の JSON Web トークンの構成を参照してください。
- Kerberos Constrained Delegation for SPNEGO
- <feature>constrainedDelegation-1.0</feature>
このフィーチャーは、Kerberos constrained delegation for SPNEGO のサポートを可能にします。『Liberty でのアウトバウンド SPNEGO トークンの Kerberos 制約付き委任の構成』を参照してください。
constrainedDelegation-1.0 フィーチャー構成については、『Kerberos Constrained Delegation for SPNEGO』を参照してください。
- ldapRegistry-3.0
- <feature>ldapRegistry-3.0</feature>
- ldapRegistry-3.0 フィーチャーは、LDAP ユーザー・レジストリーのサポートを提供します。バージョン 3.0 の ldapRegistry-3.0 フィーチャーは、LDAP バージョン 3 仕様に準拠しています。ldapRegistry-3.0 フィーチャーは、appSecurity-2.0 フィーチャーで自動的に有効にされることはありません。 このフィーチャーを使用して、複数の LDAP リポジトリーを統合できます。複数の LDAP 構成を server.xml ファイル内で構成でき、すべての LDAP 操作に対して、複数のリポジトリーからの統合された結果を得ることができます。
- ローカル JMX コネクター
- <feature>localConnector-1.0</feature>
localConnector-1.0 フィーチャーは、JVM に組み込まれるローカル JMX コネクターを提供します。この JMX コネクターは、同じユーザー ID および同じ JDK で実行しているユーザーのみが、同じホスト・マシン上でのみ使用することができます。jConsole などの JMX クライアントや、Attach API を使用するその他の JMX クライアントによるローカル・アクセスが可能になります。
『JMX を使用した Liberty への接続』を参照してください。
- 管理 Bean
- <feature>managedBeans-1.0</feature>
managedBeans-1.0 フィーチャーは、 Managed Beans 1.0 仕様 (JSR-316) のサポートを提供します。このフィーチャーによって、javax.annotation.ManagedBean アノテーションを使用できるようになります。
- Micro Profile
- <feature>microProfile-1.0</feature>
microProfile-1.0 フィーチャーは、Enterprise Java の Micro Profile をサポートする Liberty フィーチャーを結合します。
- 管理対象 executor および管理対象スレッド・ファクトリー
- <feature>concurrent-1.0</feature>
concurrent-1.0 フィーチャーを使用すると、アプリケーション・サーバーで管理されるスレッド・コンテキストを使用して、同時に実行されるタスクをアプリケーションがサブミットできるようにする管理 executor サービスの作成が可能になります。また、このフィーチャーにより、管理対象スレッド・ファクトリーの作成も有効になり、該当の管理対象スレッド・ファクトリーを検索するコンポーネントのスレッド・コンテキストで実行されるスレッドを作成することが可能になります。
- メッセージ駆動型 Bean
- <feature>jmsMdb-3.1</feature>
jmsMdb-3.1 フィーチャーは、メッセージ駆動型 Bean (MDB) が Liberty 内で実行するのに必要な JMS リソースのデプロイおよび構成をサポートします。このフィーチャーは、MDB が組み込み Liberty メッセージングまたは IBM MQ のいずれかと対話するのを可能にします。
- メッセージング
- 組み込み Liberty メッセージング・フィーチャー:
- <feature>wasJmsServer-1.0</feature>
wasJmsServer-1.0 フィーチャーは、JMS メッセージング・エンジン・ランタイムの初期化を有効にします。メッセージング・ランタイムの役割は、アプリケーション接続性の提供、トピックやキューなどの宛先の状態の管理、およびサービス品質、セキュリティー、トランザクションの処理です。このフィーチャーは、リモート・メッセージング・アプリケーションからのインバウンド接続のサポートも提供します。リモート・メッセージング・アプリケーションは、SSL または非 SSL 経由で TCP/IP を通して JMS メッセージング・エンジンに接続できます。
- <feature>wasJmsClient-1.1</feature>
wasJmsClient-2.0 フィーチャーは、JMS リソース構成 (接続ファクトリー、アクティベーション・スペック、キューおよびトピックのリソースなど) のサポートを有効にし、Liberty 上の JMS サーバーに接続するためにメッセージング・アプリケーションが必要とするクライアント・ライブラリーも提供します。
- <feature>wasJmsClient-2.0</feature>
wasJmsClient-2.0 フィーチャーは、wasJmsClient-1.1 フィーチャーを置き換えます。wasJmsClient-2.0 フィーチャーは、JMS 2.0 仕様に準拠し、IBM JDK 7 以降でのみサポートされます。
- SSL を使用して接続するには、SSL フィーチャーを有効にしてください。
『Liberty の JMS メッセージングの使用可能化』を参照してください。
- <feature>wasJmsSecurity-1.0</feature>
wasJmsSecurity-1.0 フィーチャーは、メッセージング・エンジンへのセキュア接続をサポートします。wasJmsSecurity-1.0 フィーチャーは、有効にされると、メッセージング・エンジンに接続しようとするユーザーの認証および許可を開始します。ユーザーは、server.xml ファイル内に定義されたレジストリーに照らして認証されます。トピックまたはキューなどの宛先にユーザーがアクセスしたい場合、ユーザーは必要な許可を付与されている必要があります。宛先へのアクセス権限は、server.xml ファイル内の <messagingSecurity> エレメント (messagingEngine エレメントの子エレメント) に定義されます。server.xml ファイル内で wasJmsSecurity-1.0 フィーチャーが追加され、<messagingSecurity> エレメントが定義されていない場合、ユーザーはメッセージング・エンジンに接続できず、メッセージングに関するアクション (例えば、宛先へのメッセージ送信や宛先からのメッセージ受信) を実行することもできません。
注:- ユーザー・レジストリーの構成は、wasJmsSecurity-1.0 フィーチャーの前提条件です。wasJmsSecurity-1.0 フィーチャーを有効にする前に、必ず、ユーザー・レジストリーを構成してください。
- wasJmsSecurity-1.0 フィーチャーを有効にする場合は、 server.xml ファイルで <messagingSecurity> エレメント (<messagingEngine> エレメントの子エレメント) も構成してください。 この構成によって、許可ユーザーがメッセージング宛先にアクセスできるようになります。
- 『Liberty でのセキュア JMS メッセージングの使用可能化』を参照してください。
- MongoDB
- <feature>mongodb-2.0</feature>
mongodb-2.0 フィーチャーにより、MongoDB インスタンスおよび関連するデータベース接続がサポートされます。MongoDB 接続へのアクセスは、JNDI 検索またはリソース・インジェクションのいずれかによって使用可能です。ネイティブ com.mongodb API がデータベース操作を実行します。
『Liberty での MongoDB 接続の構成』を参照してください。
- モニター
- <feature>monitor-1.0</feature>
monitor-1.0 フィーチャーにより、Liberty で Performance Monitoring Infrastructure (PMI) のサポートが提供されます。
- 『Liberty サーバー・ランタイム環境のモニター』を参照してください。
- OAuth
- <feature>oauth-2.0</feature>
oauth-2.0 フィーチャーは、OAuth 2.0 プロトコルの使用によるリソースへのアクセスの保護をサポートします。
- OpenID
- <feature>openid-2.0</feature>
このフィーチャーにより、ユーザーは複数のアカウントやクレデンシャル・セットを管理することなく、複数のエンティティーに対して自身を認証できるようになります。Liberty は OpenID 2.0 をサポートし、Web シングル・サインオンにおいてリライング・パーティーの役割を果たします。Web サイトなど、さまざまなエンティティーにアクセスするには、それぞれのエンティティーに関連付けられた固有のアカウントが必要になることがよくあります。OpenID を使用すると、OpenID プロバイダーが取り扱う 1 セットの資格情報によって、OpenID をサポートする任意の数のエンティティーへのアクセスを認可することが可能になります。
- OpenID Connect クライアント
- <feature>openidConnectClient-1.0</feature>
このフィーチャーにより、Web アプリケーションは、構成されているユーザー・レジストリーの代わりに、またはそれに追加して、ユーザーを認証するために OpenID Connect クライアント 1.0 を組み込むことができるようになります。
- OpenID Connect プロバイダー
- <feature>openidConnectServer-1.0</feature>
このフィーチャーにより、Web アプリケーションは、構成されているユーザー・レジストリーの代わりに、またはそれに追加して、ユーザーを認証するために OpenID Connect サーバー 1.0 を組み込むことができるようになります。
- OSGi アプリケーション統合
- <feature>osgiAppIntegration-1.0</feature>
osgiAppIntegration-1.0 フィーチャーを使用して、同じ Java 仮想マシンで使用可能な OSGi アプリケーション間でサービスを相互に共有できるようにします。
- Application-ImportService ヘッダーおよび Application-ExportService ヘッダーについて詳しくは、『アプリケーション・マニフェスト・ファイル』を参照してください。
- OSGi バンドル
- <feature>osgiBundle-1.0</feature>
osgiBundle-1.0 フィーチャーは、OSGi アプリケーションをデプロイするためのサポートを有効にします。OSGi アプリケーション・サポートを使用して、Java EE と OSGi のテクノロジーを使用したモジュラー・アプリケーションを開発してデプロイすることができます。
- OSGi コンソール
- <feature>osgiConsole-1.0</feature>
- このフィーチャーにより、ランタイム環境のデバッグを支援する OSGi コンソールが使用可能になります。 これを使用して、バンドル、パッケージ、およびサービスに関する情報を表示することができます。 この情報は、製品拡張の独自のフィーチャーを開発する際に役立ちます。
- OSGi JPA
- <feature>osgi.jpa-1.0</feature>
- osgi.jpa-1.0 フィーチャーにより、Liberty で OSGi アプリケーションの JPA サポートが提供されます。
- パスワード・ユーティリティー
- <feature>passwordUtilities-1.0</feature>
このフィーチャーは、セキュリティー・プラグ・ポイントを使用してアプリケーションから AuthData を取得するためのサポートを有効にします。
passwordUtilities-1.0 フィーチャー構成については、 『passwordUtilities-1.0』を参照してください。
- リアルタイム通信
- <feature>rtcomm-1.0</feature>
- Liberty リアルタイム通信フィーチャーは、WebRTC クライアントをオーディオ/ビデオ/データのリアルタイム呼び出しに接続するために使用できる、高度にスケーラブルな呼び出しシグナリング・エンジンを使用可能にします。 このフィーチャーは、クライアントの登録と、2 つのエンドポイント間の WebRTC ピア接続作成に必要なシグナリング交換をサポートします。
- REST コネクター 1.0
- <feature>restConnector-1.0</feature>
- restConnector-1.0 フィーチャーでは、セキュアな JMX コネクターが提供されます。このコネクターは、任意の JDK を使用してローカルまたはリモートで使用することができます。このフィーチャーは、REST ベースのコネクター経由での JMX クライアントによるリモート・アクセスを可能にし、SSL および基本ユーザー・セキュリティー構成を必要とします。
- JMX を使用した Liberty への接続を参照してください。REST コネクターについて詳しくは、Liberty へのセキュア JMX 接続の構成を参照してください。
restConnector-1.0 フィーチャー構成については、『JMX REST Connector 1.0』を参照してください。
- REST コネクター 2.0
- <feature>restConnector-2.0</feature>
restConnector-2.0 フィーチャーでは、セキュアな JMX コネクターが提供されます。このコネクターは、任意の JDK を使用してローカルまたはリモートで使用することができます。これは、REST ベースのコネクターを通した JMX クライアントによるリモート・アクセスを可能にし、SSL および基本的なユーザー・セキュリティー構成を必要とします。 このフィーチャーは、restConnector-1.0 フィーチャーを置き換えるもので、jaxrs-1.1 フィーチャーは含みません。
JMX を使用した Liberty への接続を参照してください。REST コネクターについて詳しくは、Liberty へのセキュア JMX 接続の構成を参照してください。
restConnector-2.0 フィーチャー構成については、『JMX REST Connector 2.0』を参照してください。
- Request timing
- <feature>requestTiming-1.0</feature>
- requestTiming-1.0 は、遅い要求またはハングした要求に関する警告および診断情報を提供します。『Liberty プロファイル: 遅い要求およびハング要求の検出』を参照してください。
- RTComm ゲートウェイ
- <feature>rtcommGateway-1.0</feature>
- rtcommGateway-1.0 フィーチャーは、オーディオ・ストリームおよびビデオ・ストリームの交換用に Session
Initiation Protocol (SIP) を RTComm WebRTC エンドポイントと接続する機能を追加します。
『Rtcomm Gateway の構成』を参照してください。
- SAML Web ブラウザー SSO
- <feature>samlWeb-2.0</feature>
- samlWeb-2.0 フィーチャーにより、Web アプリケーションが、構成されたユーザー・レジストリーの代わりに、
SAML ID プロバイダーにユーザー認証を委任できます。
『Liberty での SAML Web ブラウザー SSO の構成』を参照してください。
- スケーリング・コントローラー
- <feature>scalingController-1.0</feature>
Scaling Controller-1.0 フィーチャーは、Liberty のスケーリング決定を行います。高可用性のために、複数のサーバーでスケーリング・コントローラー・フィーチャーを実行できます。任意の時点でスケーリング決定をアクティブに行うサーバーは 1 つのみです。そのサーバーが停止した場合、スケーリング・コントローラー・フィーチャーを実行している別のサーバーがスケーリング決定の実行を引き継ぐことができます。
- スケーリング・メンバー
- <feature>scalingMember-1.0</feature>
Scaling Member-1.0 フィーチャーは、集合メンバーであるサーバーの server.xml の featureManagement エレメントに追加できます。これは、集合メンバーの自動クラスタリングも可能にし、スケーリング・ポリシーで指定された基準に基づいてサーバーが動的に開始または停止できるようにします。このフィーチャーは、スケーリング・コントローラー・フィーチャーと連携して動作します。スケーリング・コントローラー・フィーチャーは、集合に属している集合コントローラーで有効にする必要があります。
- Secure Sockets Layer (SSL)
- <feature>ssl-1.0</feature>
ssl-1.0 フィーチャーにより、Secure Sockets Layer (SSL) 接続がサポートされます。セキュア HTTPS リスナーを使用する場合、このフィーチャーを必ず有効にしてください。Liberty にはダミーの鍵ストアとダミーのトラストストアがあり、これらは、旧バージョンの WebSphere Application Server で提供されていたものと同じです。セキュア HTTPS リスナーは、ssl-1.0 フィーチャーが有効にならない限り始動されません。 このフィーチャーが使用不可の場合、HTTPS リスナーは停止されます。
SSL 証明書を指定するには、server.xml ファイル内にポインターを追加します。 『Liberty での通信の保護』を参照してください。
HTTPS ポートを変更するには、server.xml ファイルで <httpEndpoint> エレメントの <httpsPort> 属性を設定します。 『Liberty のブートストラップ・プロパティーの指定』を参照してください。
- セキュリティー
- <feature>appSecurity-2.0</feature>
- このバージョンの appSecurity フィーチャーは、明示的に他のフィーチャーの存在に基づいて、セキュリティーの一定の局面のみを提供します。さらに、自動的に servlet-3.0 や ldapRegistry-3.0 フィーチャーを組み込むことはなく、その結果サーバーのフットプリントが削減されます。Web アプリケーションを保護するには、servlet-3.0 フィーチャーを組み込む必要があります。EJB セキュリティーを有効にするには、ejbLite-3.1 フィーチャーを組み込む必要があります。LDAP ユーザー・レジストリーをサポートするには、ldapRegistry-3.0 フィーチャーを組み込む必要があります。注:
- appSecurity-2.0 フィーチャーは、appSecurity-1.0 を置き換えます。appSecurity-2.0 が
自動的に servlet-3.0 または ldapRegistry-3.0 を組み込まないことを除いて、これらのフィーチャーは同じです。
代わりに appSecurity-2.0 バージョンを
使用するようサーバー構成内で選択できます。『置き換えられた Liberty フィーチャー』を参照してください。
- Web セキュリティーを有効にするには、 server.xml ファイル内に servlet-3.0 フィーチャーを指定する必要があります。
- LDAP のサポートを有効にするには、 server.xml ファイル内に ldapRegistry-3.0 フィーチャーを指定する必要があります。
- appSecurity-2.0 フィーチャーは、appSecurity-1.0 を置き換えます。appSecurity-2.0 が
自動的に servlet-3.0 または ldapRegistry-3.0 を組み込まないことを除いて、これらのフィーチャーは同じです。
代わりに appSecurity-2.0 バージョンを
使用するようサーバー構成内で選択できます。『置き換えられた Liberty フィーチャー』を参照してください。
- appSecurity-1.0 および appSecurity-2.0 フィーチャー により、サーバー・ランタイム環境およびアプリケーションの保護がサポートされます。 以下の特性がサポートされます。
- 基本ユーザー・レジストリー
- Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) ユーザー・レジストリー
- 基本許可
- Web アプリケーション・セキュリティー
- 基本認証ログイン
- フォーム・ログイン、フォーム・ログアウト
- プログラマチック API: getRemoteUser、getUserPrincipal、isUserInRole、authenticate、logout、および login。
- EJB アプリケーション・セキュリティー
- ejb-jar.xml ファイル内に指定可能な、すべてのセキュリティー・アノテーションおよびすべてのセキュリティー・エレメント
- プログラマチック API: getCallerPrincipal、isCallerInRole、 および getCallerIdentitygetCallerIdentity API は、singleton セッション Bean にはサポートされていません。
- CALLER_IDENTITY および SPECIFIED_IDENTITY (SYSTEM_IDENTITY は サポートされていません) の run-as-mode 用の ibm-ejb-jar-ext.xml ファイル内 の EJB 拡張設定。
- 『Liberty およびそのアプリケーションの保護 』および『appSecurity-2.0 フィーチャーの制約事項』も参照してください。
- サーバー状況
- <feature>serverStatus-1.0</feature>
- serverStatus-1.0 フィーチャーを使用すると、Liberty サーバーが、その状況を、ジョブ構成でリソースとしてそのサーバーを認識している WebSphere Application Server デプロイメント・マネージャーおよびジョブ・マネージャーに自動的にパブリッシュできるようになります。認識される状態は Started と Stopped です。
- Servlet 3.0
- <feature>servlet-3.0</feature>
- servlet-3.0 フィーチャーにより、Java Servlet 3.0 仕様に従って作成された HTTP サーブレットがサポートされます。
- 『Liberty およびそのアプリケーションの保護』も参照してください。
- Servlet 3.1
- <feature>servlet-3.1</feature>
- このフィーチャーは、Java Servlet 3.1 仕様に従って作成された HTTP サーブレットのサポートを有効にします。
- Servlet 3.1 での動作の変更も参照してください。
- SIP サーブレット
- <feature>sipServlet-1.1</feature>
sipServlet-1.1 フィーチャーは、JSR 289 として知られる SIP Servlet Specification 1.1 のサポートを提供します。 Session Initiation Protocol (SIP) は、オーディオ、ビデオ、および対等通信を含む多くの対話式サービスに対応した制御プロトコルです。
『Liberty: Session Initiation Protocol (SIP)』および『Liberty での Session Initiation Protocol (SIP) の管理』を参照してください。
sipServlet-1.1 フィーチャー構成については、『SIP Servlet』を参照してください。
- セッション・パーシスタンス
- <feature>sessionDatabase-1.0</feature>
- sessionDatabase-1.0 フィーチャーにより、Liberty でセッション・アフィニティーとフェイルオーバーのサポートが提供されます。
- 『Liberty のセッション・パーシスタンスの構成』を参照してください。
- SPNEGO
- <feature>spnego-1.0</feature>
このフィーチャーにより、ユーザーが Microsoft ドメイン・コントローラーに 1 回ログインすれば、再度プロンプトが出されることなく、Liberty サーバー上の保護アプリケーションにアクセスできるようにします。
Liberty サーバーでの SPNEGO の構成について詳しくは、Liberty での SPNEGO 認証の構成を参照してください。
- タイムド・オペレーション
- <feature>timedOperations-1.0</feature>
- このフィーチャーにより、アプリケーション・サーバーで特定操作の実行が予想より遅いときに警告を記録するサポートを有効にすることができます。
- Web アプリケーション・バンドル (WAB)
- <feature>wab-1.0</feature>
- wab-1.0 フィーチャーにより、エンタープライズ・バンドル内の WAB がサポートされます。このフィーチャーは、WAB 内にパッケージされた 以下のリソースをサポートします。
- 静的 Web コンテンツおよび JSP。
- Servlet 3.0 仕様に従って作成された HTTP サーブレット。
- Blueprint アプリケーション。
- wab-1.0 フィーチャーを組み込む場合は、servlet-3.0 フィーチャーと blueprint-1.0 フィーチャーも組み込むことになります。
- Web Profile
- <feature>webProfile-6.0</feature>
このフィーチャーは、Java EE 6 Web Profile をサポートするのに必要な Liberty フィーチャーの便利な組み合わせを提供します。
- <feature>webProfile-7.0</feature>
このフィーチャーは、Java EE 7 Web プロファイルをサポートするのに必要な Liberty フィーチャーの便利な組み合わせを提供します。
- WebSocket
- <feature>websocket-1.0</feature>
- <feature>websocket-1.1</feature>
- WebSocket は、Web ブラウザーまたはクライアント・アプリケーションと Web サーバー・アプリケーションが単一の全二重接続を使用して通信できるようにする標準プロトコルです。
- 詳しくは、Liberty: WebSocketを参照してください。
- Web サービス・アトミック・トランザクション
- <feature>wsAtomicTransaction-1.2</feature>
wsAtomicTransaction は相互運用可能なトランザクション・プロトコルです。 これにより、Web サービス・メッセージを使用して分散トランザクションをフロー制御し、 異機種トランザクション・インフラストラクチャー間で相互運用可能な方法で調整することができます。
Liberty の wsAtomicTransaction-1.2 構成については、 『Liberty の Web Services Atomic Transaction』を参照してください。
- Web サービス・セキュリティー
- <feature>wsSecurity-1.1</feature>
- wsSecurity-1.1 フィーチャーにより、メッセージ・レベルでの Web サービスの保護がサポートされます。Web サービス・メッセージを保護するには、このフィーチャーと、appSecurity-2.0 および jaxws-2.2 フィーチャーを有効にする必要があります。wsSecurity-1.1 フィーチャーが有効になっている場合を除き、WSDL ファイルで定義された Web サービスのセキュリティー・ポリシーは、無視され、適用されません。
- WebSphere MQ Messaging フィーチャー:
- <feature>wmqJmsClient-1.1</feature>
- wmqJmsClient-1.1 フィーチャーにより、アプリケーションは、IBM MQ サーバーに接続する JMS メッセージングを使用できます。
- <feature>wmqJmsClient-2.0</feature>
- wmqJmsClient-2.0 フィーチャーを使用すると、JMS 2.0 で IBM MQ と対話が可能になります。このフィーチャーは、IBM MQ v8 リソース・アダプター (RA) を使用しますが、IBM MQ バージョン 8 QueueManager のみに制限されません。