featureManager コマンドを使用したアセットのインストール

featureManager コマンドを使用して、Liberty Repository フィーチャーを Liberty 環境にインストールし、必要なフィーチャー情報を表示することができます。featureManagerfindinstall、および uninstall の各アクションは安定化されています。 これらのアクションについては、代わりに installUtility コマンドを使用します。

始める前に

featureManager コマンドを使用して Liberty Repository にアクセスするためには、まずその前に WebSphere Application Server Liberty をインストールする必要があります。

このタスクについて

Liberty をインストールした後は、featureManager コマンドを実行して Liberty Repository のフィーチャーをインストールできます。featureManager コマンドは、自動的にアセットの依存関係をインストールします。
ヒント: featureManager コマンドの代わりに、installUtility コマンドを使用します。installUtility コマンドを使用すると、より多くのアセット・タイプを管理でき、複数のリポジトリーからアセットをインストール、検出、またはダウンロードすることができます。詳細については、『installUtility コマンドを使用したアセットのインストール』を参照してください。

手順

  1. Liberty Repository 内のアセットを確認し、インストールする各アセットの feature_shortName を入手します。 アセットのダウンロードとインストールには、アセットの feature_shortName が必要です。 アセットは、featureManager コマンドを使用して検索および確認することも、WASdev.net のダウンロード・ページで見つけることもできます。
    1. featureManager コマンド使用してアセットを確認し、アセット feature_shortName を入手するには、 featureManager find コマンドを使用します。
      • ご使用の構成に適用できるアセットを見つけるには、検索ストリングを指定します。
        featureManager find searchString
      • 詳細情報を表示するには、--viewInfo オプションを使用します。例えば、以下のようにします。
        featureManager find searchstring --viewInfo
    2. WASdev Web サイトからアセットを確認してアセットの feature_shortName を入手するには、 インストールする各フィーチャーについて、WASdev Web サイトのアセット詳細ページを参照してください。 feature_shortName は、アセット詳細ページのインストール手順にあります。例えば、ポートレット・コンテナーの feature_shortNameportlet-2.0 です。
    すべての Liberty フィーチャーのリストについては、『Liberty フィーチャー』を参照してください。
  2. featureManager コマンドを実行してアセットをインストールします。 以下のコマンドを実行します。
    featureManager install feature_shortName --when-file-exists=ignore
    複数のフィーチャーをインストールするには、コンマを使用して各 feature_shortName を分離してください。例えば、次のように指定します。
    featureManager install feature_shortName1 feature_shortName2 --when-file-exists=ignore

    フィーチャーをインストールせずに、ローカル・ディレクトリーにダウンロードする場合は、 --downloadOnly オプションを使用します。例えば、以下のようにします。

    bin/featureManager install feature_shortName1 feature_shortName2 --downloadOnly=[all|required*|none]
    このオプションは、「すべての依存フィーチャーをダウンロード」、「このランタイムに必要な依存フィーチャーをダウンロード」、「依存フィーチャーをダウンロードしない」のいずれかに構成できます。 デフォルトでは、必須の依存関係フィーチャーをダウンロードします。ローカルの宛先ディレクトリーを指定するには、--location=directoryPath オプションと共にこのオプションを使用します。

    ローカルのソース・ディレクトリーからフィーチャーをインストールする場合は、 --location=directoryPath オプションを使用します。例えば、以下のようにします。

    bin/featureManager install feature_shortName1 feature_shortName2 --location=directoryPath

    Liberty Repository に接続しない場合は、--offlineOnly オプションを使用して、 ローカル・ディレクトリーからフィーチャーをインストールします。例えば、以下のようにします。

    bin/featureManager install feature_shortName1 feature_shortName2 --offlineOnly --location=directoryPath
  3. どのアセットをインストールしたか確認したり、ヘルプを表示したりするには、featureManager コマンドを使用します。 詳しくは、『Liberty: featureManager コマンド』を参照してください。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
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ファイル名: t_install_assets_cmd.html