GUI を使用した分散オペレーティング・システムからの Liberty フィックスパックのアンインストール

Installation Manager の GUI を使用して、製品インストール済み環境を以前のバージョンにロールバックできます。

始める前に

ロールバック処理中には、Installation Manager は、前のバージョンのパッケージのファイルにアクセスする必要があります。 デフォルトでは、これらのファイルは、パッケージのインストール時にコンピューターに保管されます。 デフォルトの設定値を変更した場合、または保存されたファイルを削除した場合、Installation Manager では、前のバージョンのインストールで使用したリポジトリーへのアクセスが必要となります。

重要: Installation Manager は、中間フィックス・パックをインストールしなくても、製品の任意のフィックスパック・レベルを直接インストールできます。実際には、Installation Manager は、デフォルトで最新レベルをインストールします。例えば、フィックスパック・レベルをスキップし、フィックスパック 16.0.0.2 からフィックスパック 16.0.0.4 に直接移行できます。 ただし、レベルをスキップした場合は、後でそれらのレベルにロールバックできないことに注意してください。例えば、フィックスパック 16.0.0.4 を直接インストールした場合、フィックスパック 16.0.0.3 にロールバックすることはできません。 フィックスパック 16.0.0.2 から 16.0.0.4 にスキップした場合は、16.0.0.2 にのみロールバックできます。これと同じ原則が、共通の IBM® Java™ SDK のフィックスパックにも当てはまります。

手順

  1. ロールバック対象の製品インストール済み環境で、すべてのサーバーを停止します。
  2. Installation Manager を開始します。
  3. 「ロールバック」をクリックします。
  4. ロールバックするパッケージ・グループを選択して、「次へ」をクリックします。
  5. ロールバックする先のフィックスパック・バージョンを選択し、「次へ」をクリックします。
  6. Liberty アドオンおよびフィーチャーのロールバック・オプションを確認します。

    構成されている Installation Manager リポジトリーに必要なファイルが含まれていれば、Installation Manager により、インストールされているすべての Liberty のアドオンおよびフィーチャーが以前のレベルにロールバックされます。

    オプションとして、オンライン IBM WebSphere® Liberty Repository からアドオンおよびフィーチャーをロールバックするかどうかを選択できます。

  7. アドオンやフィーチャーの要約情報を確認し、「次へ」をクリックします。
  8. 要約情報を検討して、「ロールバック」をクリックします。
    • 正常にロールバックされた場合は、プログラムにより、ロールバックが正常に行われたことを示すメッセージが表示されます。
    • ロールバックが正常に行われなかった場合は、「ログ・ファイルの表示」をクリックして、問題のトラブルシューティングを行います。
  9. 「終了」をクリックします。
  10. 「ファイル」>「終了」をクリックして、Installation Manager を閉じます。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twlp_ins_rollback
ファイル名: twlp_ins_rollback.html