Liberty Repository アセットのインストール

さまざまなツールを使用して、Liberty Repository に含まれているアセットをインストールしたり、WASdev Web サイトから直接それらをダウンロードしたりすることができます。

始める前に

Liberty Repository は、Liberty と追加コンテンツを配信するオンライン・メカニズムを提供し、さまざまなアセット・タイプに、一カ所でまとめてアクセスできるようにします。詳細については、『Liberty: Liberty Repository』を参照してください。
IBM® WebSphere® Liberty Repository にアクセスするときに、 インターネット・アクセスに制限があるか、またはファイアウォールが介在する場合は、次のホストおよびポートにアクセスできることを確認してください。
  • ポート 443 の public.dhe.ibm.com
  • ポート 443 の asset-websphere.ibm.com

このタスクについて

Liberty Repository アセットにアクセスしてインストールするために、いくつかの方法を使用することができます。

手順

  1. Liberty Repository で使用可能なアセットのリストを検討します。 WASdev.net のダウンロード・ページを参照します。日付、名前、またはレーティングによってアセットをソートしたり、アセット・タイプまたは Liberty エディションによってアセットをフィルターに掛けたりすることができます。
  2. Liberty Repository アセットのインストール方法を検討します。 以下の表を使用して、各アセット・タイプに適したインストール方法を判別します。
    表 1. Liberty Repository アセット・タイプのインストール方法
    アセット・タイプ installUtility コマンド featureManager コマンド configUtility コマンド Installation Managera 開発者ツールb WASdev サイトc
    アドオン  
    管理スクリプト          
    構成スニペット      
    フィーチャー    
    オープン・ソース統合    
    製品       d
    製品サンプル    
    ツール         e
    注:
    1. Installation Manager を使用してベータ・アセットをインストールすることはできません。
    2. 開発者ツールは、Linux、Mac OS、および Windows のプラットフォームでのみ使用可能です。
    3. WASdev.net Web サイトからアセットをダウンロードして、別々にインストールすることができます。
    4. Installation Manager から製品をインストールできますが、それらはオンライン Liberty Repository には含まれていません。
    5. IBM WebSphere Application Server Developer Tools for Eclipse 更新サイト、Eclipse Marketplace、または WASdev.net 上の『Downloads』ページからツールをインストールできます。ツール・アセットをインストールするには、WebSphereソフトウェアのインストール・ウィザードを使用します。
  3. ご使用のシナリオに適した、Liberty Repository アセットのインストール方法を選択します。
    • installUtility コマンド: ディレクトリー・ベースのローカル・リポジトリー、Liberty Asset Repository Service リポジトリー、または IBM WebSphere Liberty Repository にあるアセットの検索、その情報の取得、およびインストールを行います。オフラインで使用できるように、ローカル・システムに Liberty Repository アセットをダウンロードすることもできます。installUtility コマンドは、アセットのすべての依存関係をダウンロードし、インストールします。詳細については、『installUtility コマンドを使用したアセットのインストール』を参照してください。
    • featureManager コマンド: Liberty Repository フィーチャーおよびアドオンを、Liberty の既存のインストール済み環境にインストールするか、または、オフラインで使用するためにローカル・システムにダウンロードします。詳しくは、『featureManager コマンドを使用したアセットのインストール』を参照してください。installUtility コマンドは、featureManager コマンドよりも推奨されます。複数のリポジトリーから、より多くのアセット・タイプを処理できるためです。
    • configUtility コマンド: 構成スニペットのアセットをダウンロードします。 入力する値で構成スニペットの変数を置き換えることが可能です。詳細については、『コマンド行からの構成スニペットのダウンロードとカスタマイズ』を参照してください。
    • IBM Installation Manager: Liberty のインストール中、または新規バージョンへのアップグレード中に Liberty Repository アセットをインストールします。Installation Manager のグラフィカル・ユーザー・インターフェースまたはコマンド行インターフェースを使用するか、応答ファイルを使用するサイレント・モードで Installation Manager を使用することができます。詳細については、『Installation Manager を使用したアセットのインストール』を参照してください。
    • 分散プラットフォームの場合開発者ツール: WebSphere Developer Tools などの WebSphere Application Server 用開発者ツールでは、Liberty Repository アセットをインストールするために使用できるグラフィカル・ユーザー・インターフェースが提供されています。詳細については、『開発者ツールを使用したアセットのインストール』を参照してください。
    • WASdev サイト: WASdev サイトから直接、Liberty Repository アセットのサブセットをダウンロードできます。WASdev.net のダウンロード・ページにあるインストール説明を参照してください。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
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ファイル名: twlp_inst_assets.html