OSGi アプリケーション・サービスの統合の使用可能化

osgiAppIntegration-1.0 フィーチャーを使用して、同じ Java 仮想マシン (JVM) にある OSGi アプリケーションは互いのサービスを共有することができます。OSGi アプリケーション間のコミュニケーションを使用可能にするには、アプリケーション・マニフェスト・ファイル META-INF/APPLICATION.MF 内に適切なサービス・ヘッダーを宣言する必要があります。他のアプリケーションからサービスをインポートしたいアプリケーションは Application-ImportService ヘッダーを組み込む必要があり、 他のアプリケーションにサービスをエクスポートしたいアプリケーションは Application-ExportService ヘッダーを組み込む必要があります。サービスのエクスポートとインポートを行いたいアプリケーションの場合は、両方のヘッダーを使用する必要があります。

このタスクについて

osgiAppIntegration-1.0 フィーチャーを使用可能にするには、 このフィーチャーを server.xml ファイルに含める必要があります。このフィーチャーを使用するには、 Application-ImportService および Application-ExportService など、適切なヘッダーを使用する必要があります。詳しくは、『Application manifest files』を参照してください。同じ JVM 内にあるアプリケーションの統合を指定するには、 ヘッダーに binding:=local ディレクティブを追加する必要があります。この binding ディレクティブは、osgiAppIntegration-1.0 Liberty フィーチャーにのみ固有です。

手順

  1. 以下の例のように、要件に基づいて MANIFEST.MF ファイルに一方または両方のアプリケーション・ヘッダーを追加します。
    Application-ExportService: com.acme.Foo;binding:=local
    Application-ImportService: com.acme.Foo;binding:=local
    ここで、com.acme.Foo は、OSGi サービスと関連付けられた Java インターフェースまたはクラスの名前です。
    注: 同じ JVM 内にあるアプリケーションが互いにコミュニケーションを取ることを許可するには、 アプリケーションのサービスのインポートおよびエクスポートに関するヘッダーと共に、binding:=local ディレクティブを追加する必要があります。
  2. server.xml ファイルにフィーチャーを追加します。
    <feature>osgiAppIntegration-1.0</feature>

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twlp_osgi_app_integration
ファイル名: twlp_osgi_app_integration.html