WebSphere Application Server Liberty は、ユーザーの Java バッチ・ジョブを管理するための RESTful 管理インターフェースを含んでいます。バッチ管理によって、セキュアな HTTPS REST インターフェースが使用可能になり、ユーザーは外部で Java バッチ・ジョブを管理できるようになります。
手順
- batchManagement-1.0 フィーチャーを server.xml ファイルに追加します。
<featureManager>
<feature>batchManagement-1.0</feature>
</featureManager>
- Java バッチ・フィーチャーによって使用される databaseStore を構成することによって、バッチ・パーシスタンスを構成します。server.xml ファイル内で、jobStoreRef エレメントを使用して databaseStore を参照します。 次の例は、server.xml ファイルの内容の例を示します。
<batchPersistence jobStoreRef="BatchDatabaseStore" />
<databaseStore id="BatchDatabaseStore" dataSourceRef="batchDB" />
表の自動作成と手動作成の対比を含め、データベース・パーシスタンスについて詳しくは、『Java バッチのパーシスタンス構成』を参照してください。
- server.xml ファイル内で SSL 証明書およびユーザー・レジストリーを作成して、
batchManagement-1.0 が自動的に SSL フィーチャーを有効にするようにします。
<keyStore id="defaultKeyStore" password="Liberty"/>
<basicRegistry id="basic" realm="ibm/api">
<user name="bob" password="bobpwd" />
<user name="jane" password="janepwd" />
</basicRegistry>
重要: この例のデフォルト自己署名 SSL 証明書は、開発での使用のみを意図したものであり、実動用ではありません。
バッチ環境の役割ベースの管理の構成と、役割へのユーザーの割り当てについて詳しくは、『Liberty プロファイル・バッチ環境の保護』を参照してください。
タスクの結果
これで、RESTful インターフェースが Liberty サーバー用に構成されました。