Liberty 集合レプリカ・セットからのコントローラーの削除
レプリカ・セットの存続期間中、レプリカ・セットから 1 つ以上のレプリカを削除する必要が生じることがあります。 集合ユーティリティーの removeReplica コマンドを使用して、レプリカ・セットからレプリカを削除できます。 レプリカは、集合コントローラーです。 removeReplica コマンドで集合コントローラー・サーバーは削除されません。
このタスクについて
集合の管理者は、 replicate コマンドと addReplica コマンドを使用して Liberty サーバーを集合コントローラーとして機能させたり、コントローラーが不要になった後、 removeReplica コマンドを使用して集合からコントローラーを削除したりできます。
レプリカを削除した後、レプリカ・セット内の残りのレプリカでは、構成を更新する必要はありません。 ただし、server.xml ファイル内にあるこれらの構成が、更新されたレプリカ・セットをより正確に反映するように、構成を更新することもできます。
注: セット内の残りのレプリカの server.xml ファイル内にある replicaSet 値は、変更する必要がありません。
残りのレプリカの構成の変更は不要です。
セット内のすべてのレプリカにわたって構成値を一貫性のあるものにするために、セット内の残りのレプリカの構成の replicaSet 値を更新する場合は、残りのレプリカの構成の isInitialReplicaSet 値を false に設定してください。
これは、replicaSet の値を変更すると、その値は初期のレプリカ・セットを記述するものではなくなり、変更後のレプリカ・セットを記述するようになるためです。