
開発者ツールを使用した Liberty の管理
サーバー・エディターを使用して、ワークベンチが Liberty と 対話する方法を変更できます。
手順
- 「サーバー」ビューで、サーバーを右クリックして「開く」を選択します。
- サーバー・エディターで、一般情報、パブリッシング、タイムアウト、および設定を表示します。 Liberty の設定には、以下のオプションが含まれます。
- ワークベンチのシャットダウン時にサーバーを停止する
- 開発者ツール・ワークベンチのシャットダウン時に、開始されたサーバー・インスタンスを停止するかどうかを指定します。サーバー・インスタンスを作成すると、そのインスタンスではこの設定がデフォルトで有効になります。 特定のサーバー・インスタンスで、他のサーバー・インスタンスに関係なくこの設定を有効にしたり無効にしたりできます。 開発者ツールのワークベンチをシャットダウンすると、ワークベンチ内で開始し、「ワークベンチのシャットダウン時にサーバーを停止する」の設定が有効になっているサーバー・インスタンスがすべて、シャットダウン中に停止されます。ただし、開発者ツールのワークベンチ内で開始したが、 「ワークベンチのシャットダウン時にサーバーを停止する」の設定が無効になっているサーバー・インスタンスはすべて稼働し続けます。 開発者ツールのワークベンチの外部で開始したサーバーも、稼働を続けます。
- サーバー接続
- リモート Liberty サーバーの接続設定に関する情報を指定します。この情報には、リモート・サーバーのユーザー名、パスワード、セキュア・ポートの設定が含まれます。
これらの設定は、新規リモート・サーバーの作成時に入力する設定と同じです。
これらの設定の値を変更して「検査」をクリックし、リモート接続を検査できます。
「検査」をクリックすると、指定した値でリモート・ホストとの JMX 接続が確立されます。
そうしたサーバーが存在しない場合、エラー・メッセージが表示され、サーバーの状態は「停止」に変わります。
接続が成功すると、サーバーと新規の JMX 接続が行われ、リモート・サーバーの状態に応じてサーバーの状態が更新されます。
- ユーザー名、パスワード、ポート番号の設定のフィールドを空にすることはできません。 空のフィールドがある場合、保存できません。 空のフィールドがある場合、「検査」は使用不可に なります。
- ローカル・ホストを使用する場合、ユーザー名、パスワード、ポート番号の設定は使用不可になります。 使用中のサーバーがリモート・サーバーである場合にのみ、これらの設定は使用可能になります。
次のタスク
サブトピック
サーバー環境ファイルの作成と編集
サーバー環境ファイルを作成および編集します。Developer Tools を使用すると、サーバー・スクリプト環境変数、デフォルトの Java™ 仮想マシン (JVM) オプション、およびサーバー・ブートストラップ・プロパティーを容易に指定することができます。開発者ツールを使用した Liberty構成の編集
構成を編集することによって、 Liberty サーバーの動作を変更できます。例えば、使用する HTTP ポート、有効なフィーチャー、ロギングおよびトレース設定を構成することができます。開発者ツールの使用によるドロップイン・ファイルでの Liberty 構成の指定
構成ドロップイン・ファイルを作成し、それらのファイルを configDropins ディレクトリーに置くことによって、Liberty のサーバー構成を指定できます。開発者ツールを使用したサーバーの始動および停止
Liberty の開発者ツールを使用して、サーバーを始動および停止できます。開発者ツールを使用した Liberty Docker サーバーの実行モードとデバッグ・モードの切り替え
Liberty Docker サーバーでは、WebSphere Developer Tools を使用して、サーバーの実行モードとデバッグ・モードの切り替えを行えます。 これらのモードを切り替えると、ツールによって Docker イメージと Docker コンテナーが作成されます。これらは保存することができます。ユーティリティー・プロジェクトを共有ライブラリーとして定義
ユーティリティー・プロジェクトを共有ライブラリーとして定義して、 定義した共有ライブラリーをアプリケーションまたは Web プロジェクトと関連付けることができます。開発者ツールを使用したランタイム環境の探索
「ランタイム・エクスプローラー」ビューを使用して、使用可能サーバーを参照することができます。このビューでは、ワークスペースに構成されたサーバーのみを表示する「サーバー」ビューとは対照的に、ランタイム環境で使用可能なすべてのサーバーが表示されます。 「ランタイム・エクスプローラー」ビューでも「サーバー」ビューでも、各サーバーを展開してそのサーバーの構成を表示することができます。マージされたビューでのサーバー構成の表示
「マージされた構成」ビューを使用すると、サーバー構成と組み込まれた構成ファイルをフラット化したビューを表示することができます。サーバー構成用スキーマ文書の表示
ワークベンチ内でサーバー構成 (server.xml ファイル) のスキーマ文書を表示することができます。 この文書には、使用可能な構成エレメント、各エレメントのデフォルト設定値や詳細の情報があります。開発者ツールを使用した Liberty サーバー・ダンプの生成
Liberty の「ユーティリティー」メニューを使用して、サポートのためにサーバー・ダンプを生成できます。開発者ツールを使用した Liberty サーバーのパッケージ化
パッケージ化ウィザードを使用して、サーバー・ランタイム環境、サーバー構成、およびアプリケーションを含む圧縮ファイルを作成できます。開発者ツールを使用したデータ・ソースの追加
開発者ツールを使用して、データ・ソースをアプリケーションに追加できます。構成スニペットのインストール
Liberty を構成するには構成スニペットを使用します。
親トピック: Liberty の管理


http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-libcore-mp&topic=t_server_editor
ファイル名: t_server_editor.html