HTTP エンドポイント (httpEndpoint)

HTTP エンドポイントの構成プロパティー。

属性名 データ型 デフォルト値 説明
accessLoggingRef 最上位の httpAccessLogging エレメント (ストリング) の参照。   エンドポイントの HTTP アクセス・ロギング構成。
enabled boolean true エンドポイントの使用可能/使用不可を切り替えます。 これが true のとき、このエンドポイントはディスパッチャーによって、HTTP 要求を処理するためにアクティブ化されます。
host string localhost クライアントがリソースを要求する際に使用する IP アドレス、ドメイン・ネーム接尾部付きのドメイン・ネーム・サーバー (DNS) ホスト名、または単なる DNS ホスト名。 使用可能なすべてのネットワーク・インターフェースの場合には「*」を使用します。
httpOptionsRef 最上位の httpOptions エレメント (ストリング) の参照。 defaultHttpOptions エンドポイントの HTTP プロトコル・オプション。
httpPort int

最小: -1

最大: 65535

  クライアント HTTP 要求に使用されるポート。 このポートを使用不可にする場合は、-1 を使用します。
httpsPort int

最小: -1

最大: 65535

  SSL (HTTPS) で保護されたクライアント HTTP 要求に使用されるポート。 このポートを使用不可にする場合は、-1 を使用します。
id string   固有の構成 ID。
onError
  • IGNORE
  • FAIL
  • WARN
WARN エンドポイントの開始に失敗した後に実行されるアクション。
IGNORE
サーバーは、構成エラーが発生したときに、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出しません。
FAIL
サーバーは、最初のエラー発生時に警告メッセージまたはエラー・メッセージを出した後、サーバーを停止します。
WARN
サーバーは、構成エラーが発生すると、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出します。
sslOptionsRef 最上位の sslOptions エレメント (ストリング) の参照。   エンドポイントの SSL プロトコル・オプション。
tcpOptionsRef 最上位の tcpOptions エレメント (ストリング) の参照。 defaultTCPOptions エンドポイントの TCP プロトコル・オプション。
accessLogging
説明:エンドポイントの HTTP アクセス・ロギング構成。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
enabled boolean true アクセス・ログを使用可能にします。
filePath ファイルのパス ${server.output.dir}/logs/http_access.log アクセス・ログ・ファイルのディレクトリー・パスと名前。 ディレクトリー・パスの指定では、標準の変数置換 (${server.output.dir} など) を使用できます。
logFormat string %h %u %{t}W "%r" %s %b クライアント・アクセス情報のロギングに使用されるログ・フォーマットを指定します。
maxFileSize int

最小: 0

20 ログ・ファイルの最大サイズ (MB)。これを超えると繰り越されます。値 0 は無制限を表します。
maxFiles int

最小: 0

2 保持されるログ・ファイルの最大数。これを超えると、一番古いファイルが除去されます。値 0 は無制限を表します。
httpOptions
説明:エンドポイントの HTTP プロトコル・オプション。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
keepAliveEnabled boolean true パーシスタント接続 (HTTP キープアライブ) を有効にします。 true の場合、複数の順次的な要求および応答によって再使用できるように、接続がキープアライブ状態になります。 false の場合、応答の送信後に接続がクローズされます。
maxKeepAliveRequests int

最小: -1

100 パーシスタント接続が使用可能にされた場合に単一の HTTP 接続で許可されるパーシスタント要求の最大数。 値 -1 は無制限を意味します。
persistTimeout 期間 (精度: 秒) 30s ソケットが要求間でアイドル状態を維持できる時間の長さ。 この設定は、パーシスタント接続が使用可能である場合にのみ適用されます。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、または秒 (s)) を付けて指定してください。 例えば、30 秒は 30s と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、90 秒の場合、1m30s とすることができます。
readTimeout 期間 (精度: 秒) 60s 最初の読み取りが発生した後、ソケットで読み取り要求が完了するのを待つ時間の長さ。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、または秒 (s)) を付けて指定してください。 例えば、30 秒は 30s と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、90 秒の場合、1m30s とすることができます。
removeServerHeader boolean false HTTP ヘッダーからサーバー実装情報を削除し、デフォルトの Liberty プロファイル・ウェルカム・ページも使用不可にします。
writeTimeout 期間 (精度: 秒) 60s 応答データの各部分が送信されるのをソケットで待つ時間の長さ。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、または秒 (s)) を付けて指定してください。 例えば、30 秒は 30s と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、90 秒の場合、1m30s とすることができます。
sslOptions
説明:エンドポイントの SSL プロトコル・オプション。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
sessionTimeout 期間 (精度: 秒) 1d ソケットで読み取り要求または書き込み要求が完了するのを待機する時間です。 この値は、プロトコル固有のタイムアウトによってオーバーライドされます。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、または秒 (s)) を付けて指定してください。 例えば、30 秒は 30s と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、90 秒の場合、1m30s とすることができます。
sslRef 最上位の ssl エレメント (ストリング) の参照。   デフォルト SSL 構成レパートリー。 デフォルト値は defaultSSLSettings です。
sslSessionTimeout 期間 (精度: ミリ秒) 8640ms %ssl.sslSessionTimeout.desc. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
suppressHandshakeErrors boolean false SSL ハンドシェーク・エラーのロギングを無効にします。 通常操作時に SSL ハンドシェーク・エラーが発生することがありますが、SSL の動作が予期しないものになっている場合は、こうしたメッセージが役立ちます。
tcpOptions
説明:エンドポイントの TCP プロトコル・オプション。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
inactivityTimeout 期間 (精度: ミリ秒) 60s ソケットで読み取り要求または書き込み要求が完了するのを待機する時間です。 この値は、プロトコル固有のタイムアウトによってオーバーライドされます。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
soReuseAddr boolean true アクティブなリスナーのないポートへの即時再バインドを使用可能にします。

トピックのタイプを示すアイコン 参照トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Monday, 5 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-libcore-mp&topic=rwlp_config_httpEndpoint
ファイル名: rwlp_config_httpEndpoint.html