Liberty への JAX-RS 2.0 アプリケーションのデプロイ
Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) を使用して、Representational State Transfer (REST) の原則に従ったサービスを開発することができます。 RESTful サービスは、リソースの操作に基づいています。 リソースには、静的なデータと動的に更新されるデータが含まれます。ご使用のアプリケーションのリソースを識別することにより、サービスをさらに便利で開発しやすいものにできます。 Liberty では、JAX-RS プログラミング・モデルをサポートするために、jaxrs-1.1 と jaxrs-2.0 の 2 つの Liberty フィーチャーが提供されています。
サブトピック
- 非同期処理
JAX-RS 2.0 で HTML フォームの実行依頼から multipart/form-data パーツを受信するためのリソースの構成
ファイル・データを送信する HTML フォームは、POST メソッドと "multipart/form-data" アクションを使用して構成されている必要があります。このデータは、IBM Java™ API for RESTful Web Services (JAX-RS) 実装によってデータを受け取る JAX-RS リソース・メソッドが使用する 2 つの方法のいずれかで受信することができます。- JAX-RS 2.0 クライアントの構成
Java API for XML RESTful Web Services 2.0 の場合、クライアントが REST エンドポイントにアクセスするように構成できます。JAX-RS 2.0 では標準化された新しい Client API が導入され、リモート RESTful Web サービスに HTTP 要求を行うことができるようになりました。 - JAX-RS 2.0 での EAR ファイル内の EJB のデプロイ
Liberty では、JAX-RS 2.0 は、EAR ファイルに含まれる必要のある EJB JAR ファイルにおいて EJB JAX-RS をサポートします。 - JAX-RS 2.0 Web アプリケーションの実装
Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) を使用して、Representational State Transfer (REST) の原則に従ったサービスを開発することができます。JAX-RS を使用すると、RESTful サービスの開発が簡素化されます。 - セキュアな JAX-RS アプリケーションの実装
IBM® の JAX-RS 1.1 ランタイム環境は、 Apache Wink プロジェクトから派生したサーブレットによって駆動されます。JAX-RS 2.0 ランタイム環境は、Apache CXF 3.0.2 から派生したサーブレットによって駆動されます。WebSphere® Application Server 環境では、サーブレットのライフサイクルは Web コンテナーで管理されます。 そのため、Web コンテナーが提供するセキュリティー・サービスを WebSphere Application Server にデプロイされた REST リソースに適用することができます。 - JAX-RS 2.0 の動作の変更
JAX-RS 2.0 実装に、いくつかの動作の変更が行われています。これらの変更により、アプリケーションが JAX-RS 1.1 からアップグレードされた場合、JAX-RS 2.0 でアプリケーションが異なる動作をしたり、失敗したりする可能性があります。 - JAX-RS 2.0 と Atom の統合
JAX-RS 2.0 は、Apache Abdera を使用して Atom サポートを追加することができます。 - EJB および CDI との JAX-RS 2.0 の統合
Liberty における JAX-RS 2.0 は Enterprise JavaBeans (EJB) および Contexts and Dependency Injection (CDI) と統合します。 - JAX-RS 2.0 と管理 Bean の統合
Liberty における JAX-RS 2.0 は、 ルート・リソース・クラス、プロバイダー、およびアプリケーション・サブクラスとして、管理 Bean を使用することをサポートします。 - クライアントからの複数の照会パラメーターの送信 - カスケード・プログラミングまたは反復プログラミング
複数の照会パラメーターをクライアント・サイドからサーバーへ送信したい場合、以下のサンプルを参考にすることができます。 - 要求についての詳細情報を取得するための JAX-RS 2.0 コンテキスト・オブジェクトの使用
Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) 2.0 は、 アプリケーション・サブクラス、ルート・リソース・クラス、およびプロバイダーに、さまざまなタイプのコンテキストを提供します。@Context アノテーションを使用して、 コンテキスト・オブジェクト (HttpHeaders、UriInfo、HttpServletRequest など) を、 アプリケーション・サブクラス、ルート・リソース・クラス、およびプロバイダーのクラス・フィールドまたはメソッド・パラメーターに注入できます。 - WADL2JAVA コマンド
wadl2java コマンド行ツールは、既存の Web アプリケーション記述言語 (WADL) ファイルを処理し、Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) Web サービス・アプリケーションを開発するために必要な成果物を生成します。wadl2java コマンド行ツールでは、JAX-RS Web サービスを開発するためにトップダウンの方法がサポートされます。既存の WADL ファイルから開始する場合は、wadl2java コマンド行ツールを使用して、必要な JAX-RS 成果物を生成します。

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http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-libcore-mp&topic=twlp_dep_jaxrs
ファイル名: twlp_dep_jaxrs.html