ThreadPool のモニター
Liberty でのスレッド・プールのモニターには、ThreadPool MXBean を使用できます。
すべての Web 要求は、Default Executor スレッド・プールという名前のスレッド・プールで実行されます。ThreadPoolMXBean を使用して、Default Executor スレッド・プールの使用をモニターできます。
スレッド・プールの MXBean を識別する ObjectName は、以下のとおりです。
WebSphere:type=ThreadPoolStats,name=Default Executor
ThreadPool に関して入手できる重要なパフォーマンス・データは以下のとおりです。
- プール・サイズに相当するプール内のスレッド。
- 要求を処理中のアクティブ・スレッド。
- ThreadPool の属性
- ActiveThreads
- PoolSize
- PoolName (Default Executor スレッド・プールのみをサポートします)
- 管理インターフェース
- ThreadPool モニターの管理インターフェースは com.ibm.websphere.monitor.jmx.ThreadPoolMXBean です。管理インターフェースを使用して、プロキシー・オブジェクトを取得できます。『MBean 属性および操作にアクセスする例』を参照してください。
- 管理インターフェースについて詳しくは、Liberty の Java API 資料を参照してください。各 Liberty API の Java API 文書は、オンライン IBM Knowledge Center のプログラミング・インターフェース (API) のセクションに詳述されていて、${wlp.install.dir}/dev ディレクトリーのいずれかの javadoc サブディレクトリー内の個別 .zip ファイル内にもあります。