Bluemix Watson サービスに関する Liberty の構成

IBM® Bluemix® ユーティリティー・コマンド行統合ツールを使用して、 Bluemix Watson™ サービスを使用するようにオンプレミスの Liberty サーバーを構成します。

始める前に

Liberty サーバーを Bluemix サービスに対して構成する前に、アカウントを作成する必要があります。 IBM Bluemix に参加を参照して、Bluemix アカウントを作成してください。

このタスクについて

ユーザー入力テキストを基に概念をグラフ化するための Concept Insights など、Watson サービスを使用するように Liberty サーバーを構成します。 アプリケーション側では Watson Developer Cloud の Java™ SDK を使用して Watson にアクセスする必要があります。詳しくは、WatsonDeveloper Cloud の Java SDK サービスを参照してください。Concept Insights の詳細については、「Concept Insights」を参照してください。 Watson について詳しくは、Watson サービスを参照してください。

手順

  1. bluemixUtility login コマンドを使用してログインします。 最初にログインした後は、このステップを再び実行する必要はありません。
  2. bluemixUtility marketplace コマンドを実行して、 コマンド・ライン・ユーティリティーで使用できるすべての Bluemix サービスに関する詳細をリストします。 以下の Concept Insights の説明の例を参照してください。
    サービス: concept_insights
    説明: 入力内容の背後にある概念を探索し、従来型のテキスト・マッチングを超えた関連性を明らかにします。
    文書: https://www.ibm.com/smarterplanet/us/en/ibmwatson/developercloud/concept-insights.html
    プラン: standard
  3. 注: インスタンスを作成済みの場合は、ステップ 4 にスキップしてください。 インスタンスは、Bluemix ダッシュボードからも作成可能です。
    bluemixUtility createService [options] serviceType servicePlan serviceName コマンドを実行して、 使用するサービスのインスタンスを作成します。 サービス・インスタンスに固有の serviceName を選択できます。 以下の Concept Insights サービスの例を参照してください。
    $ bluemixUtility createService concept_insights standard myWatsonService
  4. オプション: bluemixUtility listServices コマンドを実行して、作成したすべてのサービス・インスタンスの名前、タイプ、プランを表示します。 以下の例を参照してください。
    myWatsonService concept_insights standard
  5. bluemixUtility import myWatsonService コマンドを実行して、構成をインポートします。
    1. サービスのアクセスに必要なライブラリーのライセンス条項に同意します。
    2. 構成が正常にインポートされたら、インポートされた構成をアプリケーションで使用するための追加のステップ (ライブラリーへのクラス・ローダー参照を追加する、など) を行います。 サービスを使用する各アプリケーションに classloader エレメントを追加する必要があります。 クラス・ローダーの参照 ID は、 固有の各 Watson サービスで異なります。 例えば、Watson Java SDK ライブラリーを使用するには、以下のクラス・ローダー参照をアプリケーションに追加する必要があります。
      <application id="myWatsonApp">
                      <classloader commonLibraryRef="concept_insights-library"/>
              </application>
  6. オプション: bluemixUtility listImports コマンドを実行して、インポートしたサービス構成を表示します。
    以下の IBM Bluemix サービス構成がインポート済みです。
    myWatsonService
  7. bluemixUtility bind [options] serverName serviceName を実行して、 Liberty サーバーに構成をバインドします。 以下の例とリストされたサービスの説明を参照してください。
    $ bluemixUtility bind defaultServer myWatsonService
    
    myWatsonService に必要なフィーチャーがインストールされているかどうか調べています。
    必須のフィーチャーがすべてインストールされています。
    myWatsonService は現在 defaultServer サーバーにバインドされています。

タスクの結果

Liberty サーバーで Watson サービスを使用できるようになりました。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Monday, 5 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-libcore-mp&topic=twlp_config_blmx_watson
ファイル名: twlp_config_blmx_watson.html