エンタープライズ・アプリケーション (enterpriseApplication)

エンタープライズ・アプリケーションのプロパティーを定義します。

属性名 データ型 デフォルト値 説明
autoStart boolean true サーバーがアプリケーションを自動的に開始するかどうかを示します。
defaultClientModule string   エンタープライズ・アプリケーションのデフォルト・クライアント・モジュール。
id string   固有の構成 ID。
location ファイル、ディレクトリー、または URL。   アプリケーションのロケーション。これは、絶対パスとして表現されるか、サーバー・レベル apps ディレクトリーに対する相対パスとして表現されます。
name string   アプリケーションの名前。
suppressUncoveredHttpMethodWarning boolean false アプリケーション・デプロイメント時に、対象とされない HTTP メソッドの警告メッセージを非表示にするオプション。
type string   アプリケーション・アーカイブのタイプ。
application-bnd
説明:アプリケーションに組み込まれている一般デプロイメント情報を特定のリソースにバインドします。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
version string   アプリケーション・バインディング仕様のバージョン。
application-bnd > security-role
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
name string   セキュリティー・ロールの名前。
application-bnd > security-role > group
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
access-id string   グループ・アクセス ID
id string   固有の構成 ID。
name string   セキュリティー・ロールを処理するグループの名前。
application-bnd > security-role > run-as
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
password リバース・エンコードされたパスワード (ストリング)   別の Bean から特定の Bean にアクセスする際に必要なユーザーのパスワード。 値は、平文形式またはエンコード形式で保管することができます。 パスワードをエンコードするには、エンコード・オプションを指定した securityUtility ツールを使用します。
userid string   別の Bean から特定の Bean にアクセスする際に必要なユーザーの ID。
application-bnd > security-role > special-subject
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
type
  • EVERYONE
  • ALL_AUTHENTICATED_USERS
  特殊対象タイプ ALL_AUTHENTICATED_USERS または EVERYONE のうちのいずれか。
EVERYONE
全員
ALL_AUTHENTICATED_USERS
すべての認証ユーザー
application-bnd > security-role > user
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
access-id string   user:realmName/userUniqueId という一般形式のユーザー・アクセス ID。 何も指定しないと、値が生成されます。
id string   固有の構成 ID。
name string   セキュリティー・ロールを処理するユーザーの名前。
classloader
説明:アプリケーション・クラス・ローダーの設定を定義します。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
apiTypeVisibility string spec,ibm-api,api このクラス・ローダーから参照可能になる API パッケージのタイプ。spec、ibm-api、api、third-party を任意に組み合わせたコンマ区切りリストで示されます。
classProviderRef 最上位の resourceAdapter エレメント (コンマ区切りのストリング) の参照のリスト。   クラス・プロバイダー参照のリスト。 クラスまたはリソースを検索する際には、このクラス・ローダーはそれ自身のクラスパスの検索後に、指定されたクラス・プロバイダーに委任します。
commonLibraryRef 最上位の library エレメント (コンマ区切りのストリング) の参照のリスト。   ライブラリー参照のリスト。 ライブラリー・クラス・インスタンスは、他のクラス・ローダーと共有されます。
delegation
  • parentFirst
  • parentLast
parentFirst このクラス・ローダーの前または後のいずれに親クラス・ローダーを使用するかを制御します。親が最初を選択して、クラスパスの検索前に直前の親に委任する場合。親が最後を選択して、直前の親に委任する前にクラスパスを検索する場合。
parentFirst
親が最初
parentLast
親が最後
privateLibraryRef 最上位の library エレメント (コンマ区切りのストリング) の参照のリスト。   ライブラリー参照のリスト。 ライブラリー・クラス・インスタンスは、このクラス・ローダーに固有であり、他のクラス・ローダーのクラス・インスタンスとは無関係です。
classloader > commonLibrary
説明:ライブラリー参照のリスト。 ライブラリー・クラス・インスタンスは、他のクラス・ローダーと共有されます。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
apiTypeVisibility string spec,ibm-api,api このライブラリーのクラス・ローダーから参照可能になる API パッケージのタイプ。spec、ibm-api、api、third-party を任意に組み合わせたコンマ区切りリストで示されます。
description string   管理者用の共有ライブラリーの説明
filesetRef 最上位の fileset エレメント (コンマ区切りのストリング) の参照のリスト。   参照されるファイル・セットの ID
id string   固有の構成 ID。
name string   管理者用の共有ライブラリーの名前
classloader > commonLibrary > file
説明:参照されるファイルの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
name ファイルのパス   完全修飾ファイル名
classloader > commonLibrary > fileset
説明:参照されるファイル・セットの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
caseSensitive boolean true 検索で大/小文字を区別するかどうかを指示するブール値 (デフォルト: true)。
dir ディレクトリーのパス ${server.config.dir} ファイルを検索するベース・ディレクトリー。
excludes string   検索結果から除外するファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト。デフォルトでは、除外されるファイルがありません。
id string   固有の構成 ID。
includes string * 検索結果に組み込むファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト (デフォルト: *)。
scanInterval 期間 (精度: ミリ秒) 0 long と時間単位のサフィックス (h - 時間、m - 分、s - 秒、ms - ミリ秒 (例: 2ms、5s)) で表した、ファイル・セットの変更をチェックするスキャン間隔。 デフォルトでは使用不可です (scanInterval=0)。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
classloader > commonLibrary > folder
説明:参照されるフォルダーの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
dir ディレクトリーのパス   リソース・ファイルを見つけるためにライブラリー・クラスパスに含められるディレクトリーまたはフォルダー
id string   固有の構成 ID。
classloader > privateLibrary
説明:ライブラリー参照のリスト。 ライブラリー・クラス・インスタンスは、このクラス・ローダーに固有であり、他のクラス・ローダーのクラス・インスタンスとは無関係です。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
apiTypeVisibility string spec,ibm-api,api このライブラリーのクラス・ローダーから参照可能になる API パッケージのタイプ。spec、ibm-api、api、third-party を任意に組み合わせたコンマ区切りリストで示されます。
description string   管理者用の共有ライブラリーの説明
filesetRef 最上位の fileset エレメント (コンマ区切りのストリング) の参照のリスト。   参照されるファイル・セットの ID
id string   固有の構成 ID。
name string   管理者用の共有ライブラリーの名前
classloader > privateLibrary > file
説明:参照されるファイルの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
name ファイルのパス   完全修飾ファイル名
classloader > privateLibrary > fileset
説明:参照されるファイル・セットの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
caseSensitive boolean true 検索で大/小文字を区別するかどうかを指示するブール値 (デフォルト: true)。
dir ディレクトリーのパス ${server.config.dir} ファイルを検索するベース・ディレクトリー。
excludes string   検索結果から除外するファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト。デフォルトでは、除外されるファイルがありません。
id string   固有の構成 ID。
includes string * 検索結果に組み込むファイル名パターンのコンマ区切りリストまたはスペース区切りリスト (デフォルト: *)。
scanInterval 期間 (精度: ミリ秒) 0 long と時間単位のサフィックス (h - 時間、m - 分、s - 秒、ms - ミリ秒 (例: 2ms、5s)) で表した、ファイル・セットの変更をチェックするスキャン間隔。 デフォルトでは使用不可です (scanInterval=0)。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
classloader > privateLibrary > folder
説明:参照されるフォルダーの ID
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
dir ディレクトリーのパス   リソース・ファイルを見つけるためにライブラリー・クラスパスに含められるディレクトリーまたはフォルダー
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter
説明:アプリケーションに組み込まれたリソース・アダプターの構成を指定します。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
alias string ${id} リソース・アダプターのデフォルトの識別子をオーバーライドします。 この識別子は、リソース・アダプターの構成プロパティーのエレメント名に使用されます。また同様に、リソース・アダプターから提供されたすべてのリソースの構成プロパティーのエレメント名を判別するときに使用されます。 リソース・アダプターの構成プロパティーのエレメント名は、properties.<APP_NAME>.<ALIAS> という形式で指定され、ここで <APP_NAME> はアプリケーションの名前、<ALIAS> は構成済みの別名です。 別名が指定されていない場合は、デフォルトでリソース・アダプターのモジュール名が使用されます。
autoStart boolean   リソース・アダプターが、リソース・アダプターのデプロイ時に自動的に始動するか、あるいはリソースの注入または参照時に限定的に始動するかを構成します。
contextServiceRef 最上位の contextService エレメント (ストリング) の参照。   コンテキストがスレッドに取り込まれる方法および伝搬される方法を構成します。
id string   この構成が適用される組み込みリソース・アダプター・モジュールの名前を識別します。
resourceAdapter > contextService
説明:コンテキストがスレッドに取り込まれる方法および伝搬される方法を構成します。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
baseContextRef 最上位の contextService エレメント (ストリング) の参照。   このコンテキスト・サービスにまだ定義されていないコンテキストの継承元のベース・コンテキスト・サービスを指定します。
jndiName string   JNDI 名
onError
  • IGNORE
  • FAIL
  • WARN
WARN 構成エラーに対して行われる処置を決定します。 例えば、この contextService に対して securityContext が構成されているものの、セキュリティー・フィーチャーが無効である場合、onError は、失敗するか、警告を出すか、あるいは構成の不正な部分を無視するか決定します。
IGNORE
サーバーは、構成エラーが発生したときに、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出しません。
FAIL
サーバーは、最初のエラー発生時に警告メッセージまたはエラー・メッセージを出した後、サーバーを停止します。
WARN
サーバーは、構成エラーが発生すると、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出します。
resourceAdapter > contextService > baseContext
説明:このコンテキスト・サービスにまだ定義されていないコンテキストの継承元のベース・コンテキスト・サービスを指定します。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
baseContextRef 最上位の contextService エレメント (ストリング) の参照。   このコンテキスト・サービスにまだ定義されていないコンテキストの継承元のベース・コンテキスト・サービスを指定します。
id string   固有の構成 ID。
jndiName string   JNDI 名
onError
  • IGNORE
  • FAIL
  • WARN
WARN 構成エラーに対して行われる処置を決定します。 例えば、この contextService に対して securityContext が構成されているものの、セキュリティー・フィーチャーが無効である場合、onError は、失敗するか、警告を出すか、あるいは構成の不正な部分を無視するか決定します。
IGNORE
サーバーは、構成エラーが発生したときに、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出しません。
FAIL
サーバーは、最初のエラー発生時に警告メッセージまたはエラー・メッセージを出した後、サーバーを停止します。
WARN
サーバーは、構成エラーが発生すると、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出します。
resourceAdapter > contextService > baseContext > baseContext
説明:このコンテキスト・サービスにまだ定義されていないコンテキストの継承元のベース・コンテキスト・サービスを指定します。
必須: false
データ型: com.ibm.ws.context.service-factory
resourceAdapter > contextService > baseContext > classloaderContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter > contextService > baseContext > jeeMetadataContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter > contextService > baseContext > securityContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter > contextService > baseContext > syncToOSThreadContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter > contextService > baseContext > zosWLMContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
daemonTransactionClass string ASYNCDMN デーモン作業用に新しい WLM コンテキストを作成する際に、作業を分類するために WLM に提供されるトランザクション・クラス名。
defaultTransactionClass string ASYNCBN 非デーモン作業用に新しい WLM コンテキストを作成する際に、作業を分類するために WLM に提供されるトランザクション・クラス名。
id string   固有の構成 ID。
wlm
  • Propagate
  • PropagateOrNew
  • New
Propagate 非デーモン作業で WLM コンテキストをどのように扱うかを示します。
Propagate
同じ WLM コンテキストを使用 (存在する場合)。
PropagateOrNew
同じ WLM コンテキストを使用するか、または新しい WLM コンテキストを作成 (現行コンテキストが存在しない場合) します。
New
常に、新しい WLM コンテキストを作成します。
resourceAdapter > contextService > classloaderContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter > contextService > jeeMetadataContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter > contextService > securityContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter > contextService > syncToOSThreadContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
id string   固有の構成 ID。
resourceAdapter > contextService > zosWLMContext
説明:固有の構成 ID。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
daemonTransactionClass string ASYNCDMN デーモン作業用に新しい WLM コンテキストを作成する際に、作業を分類するために WLM に提供されるトランザクション・クラス名。
defaultTransactionClass string ASYNCBN 非デーモン作業用に新しい WLM コンテキストを作成する際に、作業を分類するために WLM に提供されるトランザクション・クラス名。
id string   固有の構成 ID。
wlm
  • Propagate
  • PropagateOrNew
  • New
Propagate 非デーモン作業で WLM コンテキストをどのように扱うかを示します。
Propagate
同じ WLM コンテキストを使用 (存在する場合)。
PropagateOrNew
同じ WLM コンテキストを使用するか、または新しい WLM コンテキストを作成 (現行コンテキストが存在しない場合) します。
New
常に、新しい WLM コンテキストを作成します。
resourceAdapter > customize
説明:アクティベーション・スペック、管理対象オブジェクト、または指定されたインターフェースおよび (または) 実装クラスを持つ接続ファクトリーの構成プロパティー・エレメントをカスタマイズします。
必須: false
データ型:
属性名 データ型 デフォルト値 説明
implementation string   構成プロパティー・エレメントをカスタマイズする必要のある完全修飾実装クラス名
interface string   構成プロパティー・エレメントをカスタマイズする必要のある完全修飾インターフェース・クラス名
suffix string   構成プロパティー・エレメントのデフォルト・サフィックスをオーバーライドします。 例えば、properties.rarModule1.CustomConnectionFactory の「CustomConnectionFactory」です。 リソース・アダプターが複数のタイプの接続ファクトリー、管理対象オブジェクト、またはエンドポイント・アクティベーションを提供する場合、サフィックスは特定するのに役立ちます。 構成プロパティー・エレメントのカスタマイズでサフィックスを省略するか、あるいは空白にした場合は、サフィックスは使用されません。

トピックのタイプを示すアイコン 参照トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Monday, 5 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-libcore-mp&topic=rwlp_config_enterpriseApplication
ファイル名: rwlp_config_enterpriseApplication.html