Bluemix Cloudant サービスに関する Liberty の構成

IBM® Bluemix® ユーティリティー・コマンド行統合ツールを使用して、 Bluemix Cloudant® サービスを使用するように Liberty サーバーを構成します。

始める前に

Bluemix サービスを使用するように Liberty サーバーを構成する前に、 アカウントを作成する必要があります。 IBM Bluemix に参加を参照して、Bluemix アカウントを作成してください。

このタスクについて

Cloudant サービスを使用するように Liberty サーバーを構成します。 Cloudant について詳しくは、Cloudant NoSQL DB の概要を参照してください。 加えて、アプリケーション側では Ektorp ライブラリーを使用して Cloudant サービスにアクセスする必要があります。詳しくは、「Welcome to Ektorp」を参照してください。

手順

  1. bluemixUtility login コマンドを使用してログインします。 最初にログインした後は、このステップを再び実行する必要はありません。
  2. bluemixUtility marketplace コマンドを実行して、 コマンド・ライン・ユーティリティーで使用できるすべての Bluemix サービスに関する詳細をリストします。 以下の例を参照してください。
    サービス: cloudantNoSQLDB
    説明: Cloudant NoSQL DB は、常にオン状態の完全管理 NoSQL JSON データ層へのアクセスを提供します。
    このサービスは CouchDB と互換性があり、モバイル・モデルおよび Web アプリケーション・モデルの使いやすい HTTP インターフェースでアクセスできます。
    文書: https://www.ng.bluemix.net/docs/#services/Cloudant/index.html#Cloudant
    プラン: Shared、Enterprise SMB、Enterprise Standard
  3. 注: インスタンスを作成済みの場合は、ステップ 4 にスキップしてください。 インスタンスは、Bluemix ダッシュボードからも作成可能です。
    bluemixUtility createService [options] serviceType servicePlan serviceName コマンドを実行して、 使用する Bluemix サービスのインスタンスを作成します。 以下の例とリストされたサービスの説明を参照してください。
    $ bluemixUtility createService cloudantNoSQLDB Shared myCloudantService
  4. オプション: bluemixUtility listServices コマンドを実行して、作成したすべてのサービス・インスタンスの名前、タイプ、プランを表示します。 以下の例を参照してください。
    myCloudantService cloudantNoSQLDB Shared
  5. bluemixUtility import myCloudantService コマンドを実行して、構成をインポートします。
    1. サービスのアクセスに必要なライブラリーのライセンス条項に同意します。
    2. 構成が正常にインポートされたら、インポートされた構成をアプリケーションで使用するための追加のステップ (ライブラリーへのクラス・ローダー参照を追加する、など) を行います。 例えば、ダウンロードした Ektorp ライブラリーを使用するには、以下のクラス・ローダー参照をアプリケーションに追加する必要があります。
      <application id="myCloudantApp">
                      <classloader commonLibraryRef="cloudantNoSQLDB-library"/>
              </application>
  6. オプション: bluemixUtility listImports コマンドを実行して、インポートしたサービス構成を表示します。
    以下の IBM Bluemix サービス構成がインポート済みです。
    myCloudantService
  7. bluemixUtility bind [options] serverName serviceName を実行して、 Liberty サーバーに構成をバインドします。 要求されたら、ライセンス条項に同意します。 以下の例とリストされたサービスの説明を参照してください。
    $ bluemixUtility bind defaultServer myCloudantService
    
    myCloudantService に必要なフィーチャーがインストールされているかどうか調べています。
    必須のフィーチャーがすべてインストールされています。
    myCloudantService は現在 defaultServer サーバーにバインドされています。
    couchdb-1.0 フィーチャーが必要です。Cloudant データベースのデフォルト JNDI 名は couchdb/serviceName です。 アプリケーションがデータベース・インスタンスへのアクセスに別の JNDI 名を使用する場合は、 --vjndiName オプションで JNDI 名を指定します。 以下の例を参照してください。
    $ bluemixUtility bind defaultServer myCloudantService --vjndiName=couchdb/connector

タスクの結果

Liberty サーバーで Cloudant サービスを使用できるようになりました。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック



タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twlp_config_blmx_cloudant
ファイル名: twlp_config_blmx_cloudant.html