Liberty: トランザクション・サービスの始動の構成

データベース・トランザクション・リカバリーは、トランザクション・サービスが最初に使用されたとき、またはサーバー始動時に行うことができます。

このタスクについて

デフォルトでは、サーバー障害後のトランザクション・リカバリーは、サーバー始動時ではなく、トランザクション・サービスが最初に使用されたときに行われます。このような動作は、いつリカバリーを行うか、システムがリカバリーの完了を待ってからトランザクション処理の続行を許可するかどうかなどを制御するトランザクション・サービス属性を指定することで変更できます。

手順

トランザクション・サービスの始動を構成するには、server.xml ファイルの transaction エレメントに以下の属性を指定します。

以下のトランザクション・エレメントの構成では、サーバー始動時にトランザクション・リカバリーが行われ、サーバーはトランザクション・リカバリーの完了を待ってからトランザクション処理の続行を許可します。

  <transaction
    recoverOnStartup="true"
    waitForRecovery="true"
  />

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twlp_config_ts_startup
ファイル名: twlp_config_ts_startup.html