Liberty へのローカル JMX 接続の構成

Liberty のローカル Java™ Management Extensions (JMX) コネクターにアクセスできます。ローカル・コネクターは、Liberty フィーチャー localConnector-1.0 を使用して使用可能にします。

このタスクについて

ローカル・コネクターは、Liberty フィーチャー localConnector-1.0 を使用して使用可能にします。ローカル・コネクターを使用したアクセスは、使用している SDK で実装されたポリシーによって保護されます。現在、SDK では、クライアントが Liberty と同じホスト上および同じユーザー ID で実行されている必要があります。

注: Liberty にデプロイされたアプリケーションは、その MBeanServer ディレクトリーに無制限にアクセスできます。

以下のセクションでは、Liberty のローカル・コネクターを構成してこのコネクターにアクセスする方法について説明します。

手順

  1. server.xml ファイル内で以下のコードを使用して、ローカル・コネクターを使用可能にします。
    <featureManager>
         <feature>localConnector-1.0</feature>
    </featureManager>
  2. 同じホストにインストールされている JConsole ツールまたは JMX クライアントを使用してローカル・コネクターにアクセスします。
    • ${server.output.dir}/logs/state/com.ibm.ws.jmx.local.address の内容をクリップボードにコピーします。
    • JConsole ツールの場合は、クリップボードの内容を「リモート・プロセス (Remote Process)」フィールドに貼り付けます。もし、接続パネルで ローカル・プロセスの ws-server.jar defaultServer を選択した後、「接続」をクリックした場合は、MBeanServer への接続に JDK ブリッジが使用されます。Liberty ブリッジのほうが、より高い信頼性があります。
    • JMX クライアントの場合は、クリップボードの内容を javax.management.remote.JMXServiceURL オブジェクトのコンストラクターに貼り付けます。その JMXServiceURL を使用して、javax.management.remote.JMXConnectorFactory を通じて接続を確立します。JMX クライアントが Liberty と同じ JVM 上で実行されている場合は、コネクターを使用する必要はなく、代わりに MBeanServer に直接アクセスできます。詳しくは、Liberty での JMX MBean の使用を参照してください。

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=twlp_admin_localconnector
ファイル名: twlp_admin_localconnector.html