Liberty: Maven ゴール - liberty:undeploy

liberty:undeploy ゴールを使用して Liberty サーバーからアプリケーションを削除できます。

liberty:undeploy ゴールは、Liberty サーバーの dropins/ ディレクトリーから指定されたアプリケーションを削除します。このサーバーは、存在していて、実行中でなければなりません。

パラメーター

以下の表は、undeploy ゴールのパラメーターについて説明しています。

表 1. undeploy ゴールのパラメーター.

1 列目にはパラメーターがリストされています。2 列目には各パラメーターの説明、3 列目には各パラメーターが必須かどうかが示されています。

パラメーター 説明 必須
serverHome Liberty サーバーのインストール済み環境のディレクトリー・ロケーション。 はい。ただし、assemblyArchive および assemblyArtifact パラメーターが設定されていない場合のみ。
assemblyArchive Liberty サーバーの圧縮アーカイブのロケーション。アーカイブは、installDirectory パラメーターで指定したディレクトリーに解凍されます。 はい。ただし、serverHome および assemblyArtifact パラメーターが設定されていない場合のみ。
assemblyArtifact Liberty サーバー・アセンブリーの Maven 成果物の名前。アセンブリーは、installDirectory パラメーターで指定したディレクトリーにインストールされます。Liberty サーバーの Maven アセンブリーについて詳しくは、『Liberty: Maven 成果物としてのインストール』を参照してください。 はい。ただし、serverHome および assemblyArchive パラメーターが設定されていない場合のみ。
installDirectory Liberty サーバーがアセンブリー・アーカイブまたは成果物のオプションを使用してインストールされた場合の、Liberty サーバーのローカル・インストール・ディレクトリーのロケーション。デフォルト値は ${project.build.directory} /liberty です。 No
refresh true の場合は、Liberty サーバーをローカル・ディレクトリーに再インストールします。これは、アセンブリー・アーカイブまたは成果物のオプションを使用してサーバーをインストールした場合のみ使用します。 デフォルト値は false です。 No
serverName Liberty サーバー・インスタンスの名前。デフォルト値は defaultServer です。 No
appArchive アンデプロイするアプリケーションの名前。 アプリケーション・タイプは、warearrarebazip、または jar のいずれかです。 はい (appArtifact パラメーターが設定されていない場合)
appArtifact アンデプロイされるアプリケーションの Maven 成果物の名前。 アプリケーション・タイプは、warearrarebazip、または jar のいずれかです。liberty-maven-plugin バージョン 1.1 以降。 はい (appArchive パラメーターが設定されていない場合)
timeout アンデプロイメントが正常に完了したことを確認するための、最大待機時間 (ミリ秒)。デフォルト値は 40 秒です。 No
例: アプリケーションのアンデプロイ
これは、プロジェクトの pom.xml ファイル内で使用できるコード・スニペットです。
<build>
    ...
    <plugins>
        <plugin>
            <groupId>com.ibm.websphere.wlp.maven.plugins</groupId>
            <artifactId>liberty-maven-plugin</artifactId> 
            <version>1.0</version>
            <executions>
                ...
                <execution>
                    <id>undeploy-app</id>
                    <phase>post-integration-test</phase>
                    <goals>
                        <goal>undeploy</goal>
                    </goals>
                    <configuration>
                        <appArchive>HelloWorld.war</appArchive>                        
                    </configuration>
                </execution>
                ...
            </executions>
            <configuration>
                <serverHome>/opt/ibm/wlp</serverHome>
                <serverName>test</serverName>
            </configuration>              
        </plugin>
    </plugins>
    ...
</build>
例: コマンド行からのアプリケーションのアンデプロイメント
以下に、サーバーからアプリケーションを削除するために使用できる Maven コマンドを示します。
mvn liberty:undeploy -DserverHome=/opt/ibm/wlp -DserverName=test
                     -DappArchive=HelloWorld.war

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rwlp_maven_undeploy
ファイル名: rwlp_maven_undeploy.html