フィーチャーの Java バージョン依存

WebSphere Application Server Liberty ランタイムには、最小レベルの Java ランタイム環境についての固有要件があります。

Liberty フィーチャーは、WebSphere Application Server Liberty ランタイムにインストールされ、そこで実行されます。

WebSphere Liberty ランタイムで必要なバージョンより後のバージョンの Java が必要なフィーチャーを開発する場合、そのフィーチャーで、必要な Java 最小バージョンを宣言することができます。必要な Java の最小レベルを宣言するには、組み込みバンドルの少なくとも 1 つに、必要なバンドル実行環境を含めてください。フィーチャーでは、それを構成するバンドルを Subsystem-Content セクションで定義します。詳しくは、Liberty フィーチャー・マニフェスト・ファイルを参照してください。以下の例は、必要な最小 Java バージョンを宣言する方法を示しています。
Subsystem-Content: com.ibm.websphere.appserver.example.bundle; version="[1,1.0.100)"
com.ibm.websphere.appserver.example.bundle バンドル・マニフェスト・ファイルには、そのバンドルに必要な実行環境の定義が含まれています。以下に例を示します。
Require-Capability: osgi.ee;filter:="(&(osgi.ee=JavaSE)(version>=1.7))"

必要な実行環境の指定方法について詳しくは、OSGi Enterprise R5 specificationを参照してください。ランタイムは、必要なフィーチャーのプロビジョニングの際に、これらのバンドル・マニフェストを処理し、組み込みフィーチャーに Java バージョンの依存関係を満たしていない点があれば報告します。


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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
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ファイル名: cwlp_java_feature.html