rtcomm-1.0 WebRTC JavaScript クライアントおよびサービスの使用

Liberty rtcomm-1.0 フィーチャーは、WebRTC をサポートする Rtcomm エンドポイント間で MQTT によりリアルタイム・マルチメディア・セッションを確立するために使用するオープン・シグナリング・プロトコルに依存します。

rtcomm-1.0 プロトコルのオープン・ソース実装は、 GitHub リポジトリーでリリースされており、以下が含まれています。

lib.rtcomm.clientjs

この GitHub リポジトリーには、クライアント・ライブラリーと、 Rtcomm シグナリング・プロトコルを使用してブラウザーでの WebRTC の使用を単純化したサンプル・コードが含まれます。 ライブラリーは JavaScript で作成されており、 2 つのブラウザー間で WebRTC 接続を作成するためのシンプルなインターフェースをアプリケーション開発者に提供します。 インストール方法や API などのライブラリー文書は、GitHub リポジトリーにあります。 GitHub lib.rtcomm.clientjs を参照してください。

lib.rtcomm.clientjs を使用したサンプル・モバイル・アプリケーションについては、 sample.rtcomm.mobile を参照してください。

lib.angular-rtcomm

この GitHub リポジトリーには、Rtcomm Angular.js モジュールが含まれます。このモジュールは、サービスといくつかの Angular ディレクティブおよびコントローラーの形式で リアルタイム通信フィーチャーのセットを公開します。 lib.angular-rtcomm を参照してください。

lib.rtcomm.node

この GitHub リポジトリーには、node.js モジュールが含まれます。このモジュールでは、選択フィルターによるイベントのモニターや、 2 つのクライアント間におけるサード・パーティー呼び出しの開始を行うサービス機能を提供します。 このモジュールは独立して使用することも、Node-RED の lib.rtcomm.node-red ノードと一緒に使用することもできます。 インストール方法や API などのモジュール文書は、GitHub リポジトリーにあります。 GitHub lib.rtcomm.node を参照してください。

lib.rtcomm.node-red

この GitHub リポジトリーには、lib.rtcomm.node モジュールを使用する一連の Node-RED ノードが含まれます。 Node-RED ノードの 1 つが、 Node-RED 環境での rtcomm-1.0 イベントの消費を可能にし、フィルターを使用してこれらのイベントを他のノードに出力します。 このリポジトリーには、他のノードからの入力を基にサード・パーティー呼び出しをインスタンス化できる Node-RED ノードも含まれます。 インストール方法や API などのノード文書は、GitHub リポジトリーにあります。 GitHub lib.rtcomm.node-red を参照してください。

rtcomm-1.0 プロトコルについて詳しくは、 GitHub の Rtcomm Signalling Protocol 仕様を参照してください。 rtcomm-1.0 フィーチャーでは、 Rtcomm 関連イベントのモニターと、サード・パーティー呼び出しの制御を可能にするサービス・インターフェースも提供します。 詳しくは、GitHub の Rtcomm Service Protocol 仕様を参照してください。 これらの文書のタイトルに、プロトコルのバージョン番号がリストされており、含まれる実装のバージョン番号を規定しています。 GitHub リリースを使用して、プロトコルのバージョン番号に関連するすべてのリポジトリー・ファイルをタグ付けします。


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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: Tuesday, 6 December 2016
http://www14.software.ibm.com/webapp/wsbroker/redirect?version=cord&product=was-nd-mp&topic=rwlp_using_rtcomm
ファイル名: rwlp_using_rtcomm.html