構成の更新

構成の更新は、開発者ツールを使用するか、コマンド行から行えます。

server.xml ファイルの更新

server.xml ファイルの更新は、開発者ツールまたはコマンド行から行えます。 構成に問題がある場合、問題がある特定の構成エレメントの更新は有効になりませんが、正常に完了したその他の更新は実装されます。

この振る舞いは、 onError 変数をデフォルト値の WARN から FAIL に更新することで変更できます。 この値が FAIL に設定されると、構成の更新で何らかの問題が発生すると、更新全体が失敗となります。

server.xml ファイルでインクルードされているファイルまたは configDropins ディレクトリー内の構成を更新した場合、更新が行われます。

構成が更新されたサーバーの再始動

WebSphere® Application Server Liberty のランタイム環境では、現在使用中の構成をキャッシュに入れて、サーバーの再始動時に、変更がなければ server.xml ファイルを処理しません。server.xml ファイルが変更された場合は、キャッシュ内の構成が新しい値で更新されます。 新しい構成に問題が見つかった場合、キャッシュ内の構成値が引き続き使用されます。 コンソール・ログには、前の値を引き続き使用している各構成エレメントについて警告メッセージが表示されます。 以下に例を示します。
CWWKG0076W: The previous configuration for httpEndpoint with id defaultHttpEndpoint is still in use.

--clean オプションを使用してサーバー・スクリプトを実行することで、キャッシュに入っている構成を使用しないでサーバーを開始することができます。


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ファイル名: cwlp_config_updates.html