Liberty での Docker サポート

Docker は、Linux コンテナー化および階層化ファイル・システムを使用するオープン・ソース・プラットフォームです。Docker を使用して作成されたイメージは、アプリケーションと依存するバイナリー・ファイルおよびライブラリーが含まれているレイヤーで構成されますが、ホスト・オペレーティング・システムのカーネルも使用します。レイヤーにより、変更を迅速に行うことができます。変更したレイヤーのみが再作成およびデプロイされるためです。

Liberty は、Docker エンジンと互換性のある複数のプラットフォーム上のコンテナーで実行するように設計されています。具体的には、Liberty は IBM Containers、Docker Datacenter、および OpenShift V3 でテストされています。サポート対象として適格にするには、コンテナーで使用される基本オペレーティング・システムが Liberty 製品でサポートされるプラットフォームでなければなりません。

Docker およびその利点について詳しくは、『What is Docker?』を参照してください。

Docker Hub は、Docker イメージをホストする公開リポジトリーです。WebSphere Application Server for Developers Liberty 用の Docker イメージは、使用法について説明した資料とともに、Docker Hub から入手できます。

実動使用のために Docker の下で Liberty を実行することもサポートされます。パスポート・アドバンテージから入手したインストール・ファイルを使用して実動ライセンス交付を受けた Docker イメージを作成するための説明および Docker ファイルは、WASdev GitHub にあります。


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ファイル名: rwlp_dockeroverview.html