Liberty SPI ユーティリティー
Liberty では、各種タスクを実行するためのサービス・プログラミング・インターフェース (SPI) が用意されています。
サブトピック
- リソース・ロケーション・シンボル
Liberty ユーザー構成は、シンボリック・ロケーションを表す変数を使用することで、ポータブル性が向上します。これらの変数を使用することで、ユーザー構成を壊れやすくしてポータブル性を低下させる絶対パスのコーディングが不要になります。構成プロパティーを受け取るフィーチャー・コードは、このような変数が含まれた値を処理しなければならないことがあります。 - ローカル・ファイルの変更のモニター
Liberty は、構成、アプリケーション、その他のリソースでの変更に対応して、非常に動的に動作することができます。この動的な動作の多くは、ローカル・ファイル・システムの変更のモニターに基づいています。 このモニターを実行するサービスは、FileMonitor SPI によってすべての Liberty フィーチャーから利用できます。ファイル・モニター・サービス は Liberty カーネルによって提供されるため、それを使用可能にするために server.xml ファイル内で フィーチャーを指定する必要はありません。 - Liberty でのフィーチャーのトレースおよびロギングの構成
Liberty フィーチャーに対して、Liberty のトレースおよびロギングのメカニズムを使用することができます。ロギング・サービスは Liberty カーネルの一部であるため、このサービスを使用するために server.xml ファイル内でフィーチャーを指定する必要はありません。 - Web サービス・グローバル・ハンドラーの追加
Web サービス・ハンドラーをすべての Web サービス・エンドポイントに登録する必要のあるコンポーネントは、 Handler インターフェースを実装し、その実装をサービス・レジストリーに登録する必要があります。 - カスタム・スケーリング・リスナーの追加
WebSphere® Application Server Developer Tools for Eclipse を使用してカスタム・スケーリング・リスナー・バンドルを作成できます。カスタム・スケーリング・リスナーには、すべての保留中のスケーリング・アクションが通知されます。このリスナーは、そのスケーリング・アクションを許可または拒否することができます。また、アクションを処理することを決定し、スケーリング動作を完全にカスタマイズすることもできます。 - Liberty 内での REST エンドポイントの公開
Liberty SPI で REST Handler フレームワークを使用して、新規 REST エンドポイントを公開できます。
親トピック: Liberty の Liberty フィーチャーの作成

ファイル名: rwlp_spi_utils.html