デフォルトでは、httpEndpoint エレメントはサーバーのデフォルトの SSL 構成である defaultSSLConfig を使用します。デフォルトの SSL 構成以外の SSL 構成を使用する httpEndpoint を構成できます。
このタスクについて
特定の SSL 構成を使用する httpEndpoint を構成する方法は複数あります。以下の例は、デフォルトの SSL 構成以外の SSL 構成を使用する httpEndpoint を構成するさまざまな方法を示します。
手順
- httpEndpoint に SSL オプションを直接設定します。 次の例では、httpEndpoint に SSL オプションを設定する方法を示しています。ここでは、wasListenerSSLConfig という名前の SSL 構成が既に定義されているものとしますが、その定義部分はこの例には含まれていません。
<httpEndpoint id="defaultHttpEndpoint"
host="${listener.host}"
httpPort="${http.port}"
httpsPort="${https.port}">
<sslOptions sslRef="wasListenerSSLConfig" />
</httpEndpoint>
- httpEndpoint 内で sslOption エレメントを参照します。 次の例では、sslOption エレメントを参照する方法を示しています。ここでは、wasListenerSSLConfig という名前の SSL 構成が既に定義されているものとしますが、その定義部分はこの例には含まれていません。
<sslOptions id="mySSLOptions" sslRef="wasListenerSSLConfig" />
<httpEndpoint id="defaultHttpEndpoint"
host="${listener.host}"
httpPort="${http.port}"
httpsPort="${https.port}"
sslOptionsRef="mySSLOptions"
/>
- デフォルトの SSL 構成以外の SSL 構成を指すようにデフォルトの sslOptions エレメントを変更します。 このオプションでは、httpEndpoint は変更しません。次の例では、デフォルトの sslOptions エレメントを変更する方法を示しています。ここでは、wasListenerSSLConfig という名前の SSL 構成が既に定義されているものとしますが、その定義部分はこの例には含まれていません。
<sslOptions id="defaultSSLOptions" sslRef="wasListenerSSLConfig" />