レプリカのポートの変更
多くのレプリカを含むレプリカ・セット内のレプリカのポートを変更するには、特定の順序でレプリカを停止して開始する必要があり、少なくとも 1 つのレプリカは、他のレプリカのポートの変更が終わるまでは変更しないでおく必要があります。
始める前に
レプリカ・セットを作成します。 Liberty 集合のレプリカ・セットの構成を参照してください。このトピックでは、 『例: レプリカ・セットの作成とアクティブ化』で、同一ホスト上の 3 つの集合コントローラーから構成されるレプリカ・セットの作成例を示しています。
このタスクについて
レプリカをレプリカ・セットに追加したときに、そのレプリカのポート番号を指定しました。例えば、 レプリカの server.xml ファイル内の以下のエレメントは、レプリカのポート 10011 を指定しています。
<collectiveController replicaPort="10011"
replicaSet="localhost:10010"
isInitialReplicaSet="false" />
レプリカ・セットに含まれるレプリカが 1 つのみの場合、単に replicaPort 値を変更できます。しかし、 レプリカ・セットに多くのレプリカが含まれる場合、あるレプリカのポートを変更するには、その前にそのレプリカを停止する必要があります。さらに、 レプリカ・セット内の 1 つのレプリカは実行したままにして、停止した他のレプリカのポートを正常に変更し終わるまでは、そのポートを変更しないでおく必要があります。