2 つの Liberty サーバー間の JMS メッセージングの使用可能化

典型的な実動シナリオでは、ワークロードを分散させるために wasJmsServer-1.0 と JMS アプリケーションを別々のサーバーで実行することが望ましいと思われます。 そのようなシナリオでは、wasJmsClient-2.0 Liberty フィーチャー を、クライアントとして動作する 1 つのサーバー上で構成し、wasJmsServer-1.0 フィーチャー を別のサーバー上で構成することができます。リモート・サーバー上にデプロイされた JMS アプリケーション は、常に TCP/IP を使用して、別のサーバー上で稼働している メッセージング・エンジンに接続します。また、アプリケーションが安全にメッセージング・エンジンに接続されるように wasJmsSecurity-1.0 フィーチャー を構成したり、2 つの Liberty サーバー間で SSL 通信を使用可能にするように ssl-1.0 フィーチャーを構成したりすることもできます。

始める前に

wasJmsClient-2.0 フィーチャーは、JMS 1.1 仕様と JMS 2.0 仕様の両方のフィーチャーをサポートします。ただし、 JMS 1.1 仕様に準拠したフィーチャーのみを使用する場合は、wasJmsClient-1.1 フィーチャーを使用することを選択できます。

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ファイル名: twlp_msg_multi.html