ホスト・コンピューターの Liberty 集合への登録

ホスト・コンピューターを Liberty 集合コントローラーに登録したり、ホスト情報を更新したり、ホストを登録抹消したりできます。登録することで、集合コントローラーはアプリケーション、コマンド・ファイル、およびホスト上のその他のリソースにアクセスできるようになります。登録済みのホストは集合のメンバーです。

始める前に

  1. Liberty 集合を構成します。Liberty 集合の構成』を参照してください。
  2. ローカル・ホストおよびリモート・ホスト上のサーバーに接続できるようにする必要がある場合、『Liberty 集合操作用 RXA のセットアップ』で、ご使用のホスト・オペレーティング・システムに応じた手順を実行してください。このトピックでは、 Tivoli Remote Execution and Access (RXA) ツールキットについて、およびセキュア・シェル (SSH) プロトコルの有効化について説明しています。 RXA を使用して、リモート側でのサーバーの開始および停止 (ローカル・コンピューター上のサーバーの開始および停止を含む) や、登録ホストとの相互のファイル転送を行うことができます。

このタスクについて

ホスト・コンピューターには、WebSphere Application Server の製品がインストールされている必要はありません。ホストにはオペレーティング・システム以外には ソフトウェア要件はありません。ホストは、製品がインストールされているコンピューターと同じもの、または別のコンピューターにすることができます。

ホストを集合コントローラーに登録したり、ホスト情報を更新したり、ホストを登録抹消するには、registerHostupdateHost、および unregisterHost の各コマンドを使用します。次のいずれかの形式で、ホスト・コンピューターの名前を指定します。
  • 完全修飾ドメイン・ネーム・サーバー (DNS) のホスト名ストリング (xmachine.ibm.com など)
  • デフォルトの DNS 短縮ホスト名ストリング。(xmachine など)
  • 数値 IP アドレス。例えば 127.1.255.3 など。
注: Liberty サーバーが集合に結合されるとき、関連するホストが既に登録されていない場合は、自動的に集合コントローラーに登録されます。

ホストは、さまざまな名前で集合に登録できます。registerHostupdateHost、および unregisterHost に指定するホスト名は、登録済みの集合メンバーに使用しているホスト名と一貫性のあるものにしてください。登録済みサーバー・メンバーの server.xml ファイル内にある defaultHostName 変数により、サーバーが自分が所属していると認識するホスト名が制御されます。

手順

次のタスク

registerHostupdateHost、および unregisterHost コマンドのすべてのパラメーターについて詳しくは、CollectiveRegistration MBean の API 資料を参照してください。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: tagt_wlp_registerhost.html