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Liberty アーカイブ・インストールからのインテリム・フィックスの削除

自己解凍型 Java アーカイブ・ファイルまたは ZIP ファイルを使用して Liberty をインストールした場合、インテリム・フィックスを削除するには、/wlp フォルダーから、手動でファイルを削除し、ファイルをリストアする必要があります。

このタスクについて

IBM® Installation Manager を使用してインテリム・フィックスを適用した場合、インテリム・フィックスの削除には Installation Manager を使用する必要があります。

Liberty にインストールされている現行の一連のフィックスは、/lib/fixes ディレクトリーにあります。

各インテリム・フィックスには、readme.txt ファイルが付属します。 このファイルの「フィックス適用に関する説明 (Directions to apply fix)」というタイトルのセクションに、フィックスの内容に固有のバックアップおよびリストアの手順が記載されています。 ファイルのバックアップに関する要件が readme.txt ファイルにない場合は、フィックスを解凍し、起動オプションとして --clean パラメーターを指定していつでもサーバーを再始動することができます。

手順

  1. システムで稼働中のサーバーをすべて停止します。 詳しくは、 『サーバーの始動と停止』を参照してください。
  2. readme.txt ファイルの詳しい説明に従って、ファイルを削除または置換します。 ファイルのロケーションは、Liberty のインストール・ルート・ディレクトリーに対する相対ロケーションです。以下に例を示します。
    • lib/com.ibm.ws.component_1.0.0.20120803-1356.jar
    • lib/fixes/8.5.0.0-WS-WASProd_WLPArchive-IFPM11111_8.5.0.20120803-1356.xml
  3. 起動オプションとして --clean パラメーターを指定してすべての Liberty サーバーを始動します。例えば、server start --clean などです。 --clean オプションを使用する必要があるのは 1 回のみです。 その後のすべてのサーバー始動では必要ありません。

次のタスク

Liberty アーカイブ・インストールへのインテリム・フィックスの適用』の手順に従って、フィックスを再度適用できます。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: twlp_uninst_interimfix.html