For LINUX platforms[16.0.0.3 and later]

Docker コンテナー内 Admin Center を使用した Liberty サーバーまたは Node.js サーバーのデプロイ

デプロイ・ツールを使用して、Docker コンテナー内の Liberty サーバーまたは Node.js サーバーを集合のメンバーとしてインストールできます。

始める前に

このタスクについて

Liberty 集合を定義し、Docker コンテナー内に Docker イメージを作成した後、デプロイ・ツールを使用して、イメージを集合内の Docker ホスト上にインストールします。

手順

  1. デプロイ・ツールに移動します。
    • 「ツールボックス」から「デプロイ」 「デプロイ」アイコン を選択します。
    • 探索ツールのホストの詳細から、「アクション」 「アクション」アイコン > one_or_more_host_names > 「サーバー・パッケージのデプロイ」を選択します。

    デプロイ・ツールを表示するときにブラウザーに表示される URL を使用すれば、これ以降はデプロイ・ツールを直接起動できます。

  2. デフォルト・サーバー・タイプを選択します。
    • Liberty サーバーの場合、 「デフォルト・サーバー・タイプ」「Liberty」を選択し、 「Liberty サーバー」の下で「パッケージ/ルール」を選択します。
    • Node.js サーバーの場合、「デフォルト・サーバー・タイプ」「Node.js」を選択し、「Node.js サーバー」の下で「パッケージ/ルール」を選択します。
  3. Docker コンテナーをインストールするための選択を行います。
    1. 「デフォルト・ルール」には「Docker コンテナー」デフォルト・ルールを選択します。
    2. 「Docker コンテナー」の下で、「確認」を選択します。
  4. 「デプロイメント・パラメーター」に、デプロイする Docker イメージ、コンテナー名、およびクラスター名を指定します。

    Docker リポジトリー内のイメージのリストがツールによって表示されます。そのリストからイメージを選択するか、イメージを検索するか、値を入力することができます。Docker コンテナーの値を入力する場合、値は [a-zA-Z0-9][a-zA-Z0-9_.-]* のフォーマットに一致する必要があります。既存のクラスター名のリストもツールによって表示されます。そのリストから既存のクラスターを選択するか、新規クラスター名を入力することができます。

    Docker ホスト上でローカルに使用可能な Docker イメージをデプロイする場合、追加の構成は必要ありません。Docker イメージ名を入力してください。

    レジストリーに保管されている Docker イメージをデプロイする場合、集合コントローラーがそのレジストリーにアクセスできるようにするための追加の構成が必要です。
    1. Docker レジストリーのルート証明書を集合鍵ストアにインポートします。
      1. GeoTrust Global CA ルート証明書を https://hub.docker.com からエクスポートします。
      2. コントローラーが稼働中であれば停止します。
      3. keytool コマンドを使用して、証明書を集合鍵ストアにインポートします。以下に例を示します。
        keytool -import -file cert.docker.com -keystore path_to_controller_collectiveTrust.jks -storepass controller_keystore_password -alias any_unique_value
      4. コントローラーを再始動します。
    2. コントローラーの server.xml に variable ステートメントを追加します。集合コントローラーが Docker レジストリーを使用できるようにするための構成を参照してください。
  5. 「選択されたホスト」では、イメージをインストールするホスト・コンピューターを選択します。使用可能ホストのリストに、使用したいターゲット・ホストが含まれていない場合、ホストを検索できます。

    各ターゲット・ホストは、Admin Center によって管理されている集合に登録されている必要があります。『ホスト・コンピューターの Liberty 集合への登録』を参照してください。

  6. 「セキュリティー詳細」には、サーバー認証資格情報が含まれている新しく生成された鍵ストア・ファイルを保護するためのパスワードを指定します。

    製品は、デプロイされた各サーバーの resources ディレクトリーに鍵ストア・ファイルを生成します。

  7. 「デプロイ」を選択します。

タスクの結果

デプロイ・アクションが実行されます。デプロイ・ツールで、デプロイメントの状況と結果についてのメッセージが表示されます。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: twlp_ui_deploy_docker.html