セッションのモニター
SessionStats MXBean を使用して、Liberty のセッションのパフォーマンス・データをモニターすることができます。
各アプリケーションのセッションのパフォーマンス・データは、JMX によりアクセス可能な MXBean として使用可能になります。
単一の Web アプリケーションに関連付けられたセッションは、独自の SessionStats MXBean を持っています (つまり、各 Web アプリケーションにつき 1 つの SessionStats MXBean があります)。
各 Session MXBean を識別する ObjectName は、以下のとおりです。
WebSphere:type=SessionStats,name=*
以下に例を示します。WebSphere:type=SessionStats,name=default_host/trade_lite
WebSphere:type=SessionStats,name=default_host/moneybank
この MXBean は、単一 Web アプリケーションの SessionStats の報告を担当します。
モニターが有効になると、次のキー・データが SessionStats MXBean について使用可能になります。
- CreateCount
- 作成されたセッションの総数。
- LiveCount
- 現在メモリーにキャッシュされているセッションの総数。
- ActiveCount
- 同時にアクティブなセッションの総数。 Liberty がセッションを使用する要求を現在処理している場合、 そのセッションはアクティブです。
- InvalidatedCount
- 無効化されたセッションの総数。
- InvalidatedCountbyTimeout
- タイムアウトにより無効化されたセッションの総数。