For z/OS platforms

Liberty サーバーでの z/OS オペレーター・コンソール・コマンド処理の無効化

ご使用のアプリケーションまたは製品拡張機能から直接 z/OS® オペレーター・コンソール・コマンドを listen して処理することができます。 ただし、これを行うと、組み込みの Liberty for z/OS オペレーター・コンソール・コマンド・ハンドラーと競合します。 コマンドを直接 listen する場合は、 組み込みの Liberty for z/OS オペレーター・コンソール・コマンド・リスナーを無効にする必要があります。

このタスクについて

Liberty では、Liberty サーバーによる z/OS オペレーター・コンソール・コマンドの処理を無効にするために、次のプロパティーが用意されています。
websphere.os.extension=zosNoConsoleExtensions-1.0

手順

  1. Liberty サーバーを停止します。
  2. ${server.config.dir}/bootstrap.properties ファイルで websphere.os.extension=zosNoConsoleExtensions-1.0 と設定します。
  3. Liberty サーバーを開始します。

    この新しい設定で Liberty サーバーを開始すると、z/OS コンソール・コマンドを listen しなくなります。この変更により、アプリケーション自体で z/OS コンソール・コマンドを処理できるようになります。 アプリケーションでの z/OS コンソール・コマンド・リスナーおよびハンドラーの実装について詳しくは、 MVS™ Programming Authorized Assembler Services Guide: Communicating with a program (EXTRACT, QEDIT) または、ご使用の z/OS レベルでこれに相当するものを参照してください。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: twlp_disable_zos_console.html