このタスクについて
探索ツールの以下のオプションを使用して、アプリケーション、サーバー、クラスター、ホスト、ランタイムの各リソースに関する作業を行うことができます。集合コントローラーの Admin Center にはすべてのオプションがあります。スタンドアロン・サーバーの Admin Center には、
スタンドアロン・サーバーおよびそのアプリケーションについての情報を表示するオプション、リソースを停止、開始、または再始動するオプション、および、リソースを検索するオプションがあります。
- 探索ツール・ダッシュボードにすべてのリソースの要約を表示します。
ダッシュボードは、集合コントローラーの Admin Center に対して表示され、
スタンドアロン・サーバーの Admin Center には表示されません。
「ツールボックス」から「探索」
を選択します。「探索」ページ (「ダッシュボード」) に、Admin Center が管理しているアプリケーション、サーバー、クラスター、ホスト、およびランタイムの数が表示されます。ダッシュボードには、稼働中、停止済み、または不明の各状態のリソースの数も表示されます。アラート条件に当てはまる場合、
「ダッシュボード」にアラートが表示され、適切なリソース・ページへのリンクが示されます。リソース名、合計、および状況には、該当リソース・ページへのリンクもあります。
- すべてのアプリケーション、サーバー、クラスター、ホスト、またはランタイムの要約を表示します。
スタンドアロン・サーバーの Admin Center では、そのサーバーのアプリケーションの要約を表示できます。垂直ナビゲーション・バーで「アプリケーション」を選択します。
集合の Admin Center では、ダッシュボードから、
「アプリケーション」パネル、「サーバー」パネル、
「クラスター」パネル、「ホスト」パネル、または「ランタイム」パネル上のリンクを選択します。例えば、すべてのサーバーの要約を表示するには、「サーバー」パネルで「すべて表示」リンクを選択します。
すべてのサーバーの状態が表示されます。サーバーが集合コントローラーであるか、スタンドアロン・サーバーであるかも表示されます。
アラート条件に一致すると、感嘆符の「アラート」
がリソース・カードに表示されます。アラート条件の詳細を表示するには、
を選択します。
ビューをフィルターに掛けるには、特定の状態のリソースの数を示しているアイコンを選択します。例えば、
「1 アラート」というアイコンを選択すると、アラート状態の 1 つのサーバーが表示されます。
サーバーおよびアプリケーションの状況をよりタイムリーに更新するには、websocket-1.1 フィーチャーまたは websocket-1.0 フィーチャーを、adminCenter-1.0 フィーチャーを使用しているサーバーのサーバー構成に追加します。
- リソースに関する詳細を表示します。
集合の場合、「探索」ページから、「アプリケーション」パネル、「サーバー」パネル、
「クラスター」パネル、「ホスト」パネル、または「ランタイム」パネル上のリンクを選択し、特定のリソースを選択します。例えば、あるサーバーに関する詳細を表示するには、「サーバー」パネル上のリンクを選択し、サーバーのうちの 1 つを選択します。
Liberty サーバーの場合、詳細には、サーバーにインストールされているアプリケーションとそれらの状態が表示されます。Node.js サーバーの場合、当該サーバーに存在する可能性があるアプリケーションは 1 つのみであり、そのアプリケーションと対話できないため、アプリケーションは表示されません。また、詳細には、Liberty サーバーまたは Node.js サーバーがクラスターのメンバーであること、または Liberty サーバーが Docker コンテナー内にあることが示されることもあります。
アラート条件に当てはまる場合、アラートが記述され、適切なリソース・ページへのリンクが示されます。
apiDiscovery-1.0 フィーチャーがサーバーの構成ファイル内にある場合、「API 定義」
が「サーバー API 定義の表示」リンクと共にサーバーの詳細に表示されます。サーバーが停止されると、「サーバー API 定義の表示 (View server API definition)」リンクは使用不可になります。
apiDiscovery-1.0 フィーチャーについては、『Liberty サーバー上の REST API 資料のディスカバー』を参照してください。
Liberty サーバーのリソースの場合は、リソースを選択すると、詳細が表示されます。
例えば、「アプリケーション」を選択し、アプリケーションを選択すると、いずれかのサーバー上のアプリケーションに関する詳細が表示されます。
このアプリケーション詳細ページから、各アプリケーションの「モニター」ビューにアクセスすることも可能です。
- Liberty ランタイムまたは Node.js ランタイムのすべてのサーバーに関する詳細を表示します。
ダッシュボードから、以下の操作を行います。
- 「ホスト」パネル上のリンクを選択し、いずれかのホストを選択してから、垂直ナビゲーション・バーで
「ランタイム」を選択し、いずれかのランタイムを選択します。
- 「サーバー」パネル上のリンクを選択し、いずれかのサーバーを選択してから、水平ナビゲーション・バーで
「Liberty ランタイム」を選択します。
「ランタイム」ビューに、ランタイムのサーバーの数や状態など、ランタイムに関する詳細が表示されます。
ランタイム詳細は、同じホスト上の同じ名前のサーバーを識別するのに役立ちます。Liberty ランタイムの場合、ビューには、ランタイムが Docker コンテナー内にあるかどうかも表示されます。
- リソースを開始、停止、または再始動します。
1 つのリソースを開始、停止、または再始動するには、そのリソースの「アクション」
を選択し、ポップアップ・ダイアログから使用可能なアクションを選択し、選択を確認します。
あるいは、を選択します。このオプションを使用すると、複数のリソースを開始、停止、または再始動することができます。
例えば、2 つの停止サーバーを開始するには、次のようにします。
- サーバーを表示している時に、「アクション」
を選択します。
- 停止、一部開始、または不明の状態のサーバーを 2 つ選択します。
- 「開始」ボタンを選択します。
- 選択を確認します。
制約事項: 使用可能になっているスケーリング・ポリシー

がリソースにある場合、探索ツールでそのリソースを開始、停止、
または再始動することはできません。開始、停止、または再始動のボタンは使用不可になります。
複数のリソースを選択し、それらのリソースのうちの 1 つ以上に、使用可能になっているスケーリング・ポリシーがある場合も、このボタンは使用不可になります。
必要であれば、
Liberty API を使用して、使用可能になっているスケーリング・ポリシーがあるリソースの開始、停止、または再始動を行ってください。自動スケーリングされるリソースは、スケーリング・コントローラーによってライフサイクルが管理されるため、通常はそういったリソースを手動で開始または停止する必要はありません。
自動スケーリングおよびスケーリング・コントローラーについて詳しくは、
『Liberty 集合の自動スケーリングのセットアップ』を参照してください。
Windows オペレーティング・システム上のサーバーをリモートで開始および停止するには、
『Liberty 集合操作用 RXA のセットアップ』に説明されている Windows コンピューター向けの手順を実行してください。
- サーバー・パッケージをホストにデプロイします。
ホストを表示している時に、ホストの「アクション」
を選択し、次にポップアップ・ダイアログから「サーバー・パッケージのデプロイ」を選択します。
あるいは、を選択します。
デプロイ・ツールを使用してサーバー・パッケージをホストにインストールする方法について詳しくは、『Admin Center を使用したリソースのデプロイ』を参照してください。Admin Center がスタンドアロン・サーバーで実行されている場合、デプロイ・ツールは使用できません。
- リソースを検索します。
「検索」
を選択し、検索基準を指定し、次に「検索」
を選択します。検索基準を追加するには、「検索基準の追加」
を選択し、追加の値を指定します。検索フィールド全体をクリアするには、「検索フィールドのクリア」
を選択します。
検索結果に、検索条件に合致するリソースに関する詳細がリストされます。リソースに関するさらに詳しい詳細を表示するには、リソース名を選択します。
リソース状況を変更する、またはホストの場合、サーバー・パッケージをデプロイするには、「アクション」
を選択し、次にポップアップ・ダイアログから使用可能なアクションを選択します。複数のアプリケーション、サーバー、クラスター、またはホストに対してアクションを実行するには、を選択します。
検索フィールドにストリングを入力することによって、検索結果をフィルター操作できます。例えば、「er」というストリングを含んでいるリソースを表示するには、er を入力します。
列を表示または非表示にするには、「グリッド・アクション」
と表示する列を選択します。
次のタスク
集合の場合は、「ダッシュボード」
を選択して、探索ツールのダッシュボードに戻ります。探索ツールのナビゲーション・バーにある、以前に表示したリソース・ページを選択し、そのページに戻ります。
探索ツールを表示するときにブラウザーに表示される URL を使用すれば、以降は探索ツールを直接起動できます。例えば、
特定のリソースに関する情報を探索ツールで表示するときにブラウザーに表示される URL を使用すれば、
以降は、そのリソースに関する情報を直接表示できます。探索ツールではリソースごとに固有の URL があり、
それにブックマークを付けて、同じリソース・ページを直接起動するために使用できます。
「ツールボックス」に戻るには、「ツールボックス」
を選択します。