Liberty での Contexts and Dependency Injection 1.2 の構成

Liberty に Contexts and Dependency Injection (CDI) 1.2 フィーチャーを構成することができます。このフィーチャーは、Contexts and Dependency Injection 1.2 仕様の完全なサポートを提供します。

このタスクについて

CDI 1.2 に対応したアプリケーションを実行できるように Liberty サーバーを構成するには、cdi-1.2 フィーチャーを設定する必要があります。

手順

server.xml ファイルを更新して、cdi-1.2 フィーチャーを追加します。
<featureManager>
    <feature>cdi-1.2</feature>
</featureManager>
注:
  • 他の Java™ EE 7 フィーチャー (jsp-2.3jsf-2.2 など) を cdi-1.2 フィーチャーと一緒に使用できます。しかし、Java EE 6 フィーチャー (jsp-2.2jsf-2.0 など) を cdi-1.2 フィーチャーと一緒に使用することはできません。
  • サーバー・インスタンスごとに CDI 1.0 フィーチャーか CDI 1.2 フィーチャーかの実装を選択できますが、動作変更を考慮する必要があります。 動作が CDI 1.2 フィーチャーにのみ含まれている場合は CDI 1.2 フィーチャーを使用する必要があります。CDI 1.2 フィーチャーでの動作の変更が既存のアプリケーションに悪影響を与える可能性がある場合は、 そのアプリケーション用の既存の動作を保持するために CDI 1.0 フィーチャーを使用してください。
  • 同じ Liberty サーバーで CDI 1.0 と CDI 1.2 の両フィーチャーを使用することはできません。両方のフィーチャーが構成されると、エラーが生成されます。 CDI 1.0 から CDI 1.2 への変更内容について詳しくは、CDI 1.2 の動作の変更に関するトピックを参照してください。

タスクの結果

CDI 1.2 フィーチャーが有効になり、実行時に Liberty サーバーにロードされます。

次のタスク

CDI が有効になっている Liberty サーバーにアプリケーションをデプロイします。アプリケーションは、以下のいずれかの Bean が CDI に対応していることを必要とします。
  • アプリケーションには、Bean ディスカバリー・モードが all に設定された beans.xml ファイルがある。
  • アプリケーションには、Bean 定義アノテーションがあるクラスを 1 つ以上含んでいるブランク beans.xml ファイルがある。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: twlp_cdi_config.html