Liberty 集合メンバーの開始および停止
集合コントローラーで提供される ServerCommands MBean を使用して、集合メンバーを開始または停止することができます。MBean startServer および stopServer メソッドは、メンバーを開始および停止します。コマンド行から server start および stop コマンドを実行することもできます。
前提条件
- メンバー・サーバーの server.xml ファイルで collectiveMember-1.0 フィーチャーが有効になっていなければなりません。
- メンバーは、集合に加えられていなければなりません。Liberty 集合の構成を参照してください。
セットアップ
集合コントローラーがメンバー・サーバーを停止および開始できるようにするには、メンバーの server.xml ファイルに <hostAuthInfo> エレメントを追加する必要がある可能性があります。デフォルトでは、各メンバーは、SSH 鍵ベースの認証を使用しようとします。RSA 鍵のペアは、サーバー始動時に ${server.config.dir}/resources/security/ssh に生成されます。公開鍵は、ユーザーの authorized_keys ファイルに自動的に追加されます。
秘密鍵は、コントローラーに送信されます。SSH が使用可能でない場合は、以下のようにします。
Windows メンバーの場合、<hostAuthInfo> エレメントに管理者ユーザー ID とパスワードを指定する必要があります。
AIX®、HP-UX、Linux、Solaris、または z/OS® メンバーの場合、SSH 鍵ベースの認証の使用をお勧めします。認証にユーザー名とパスワードを使用する場合は、それらを server.xml ファイル内の <hostAuthInfo> エレメントに指定します。
詳しくは、Liberty サーバー・ホスト情報のオーバーライドおよびLiberty 集合操作用 RXA のセットアップを参照してください。
手順
- ServerCommands MBean startServer および stopServer メソッドを使用して、集合メンバーを開始および停止します。
コントローラーからの ServerCommands MBean の実行については、 ServerCommands MBean の API 資料を参照してください。
- コマンド行から server start および stop コマンドを実行します。コマンド行からのサーバーの始動と停止を参照してください。