ビデオ: Health management for Liberty collectives (Liberty 集合のヘルス管理)

以下は、「Health management for Liberty collectives (Liberty 集合のヘルス管理)」ビデオのトランスクリプトです。このビデオは、 Liberty 環境でのヘルス管理の使用のメリットを示しています。このトランスクリプトは、ビデオのストーリーボードです。音声は、ナレーションとキャプションを記述しています。画面上のアクションは、ビデオに表示される内容を記述したものです。

ビデオ Health management for Liberty collectives

表 1. 紹介と概要. タイトルが表示され、ヘルス管理の概要が紹介されます。
場面 音声 画面上のアクション
1 ご使用のアプリケーションで、メモリー使用量が多かったり、メモリー・リークがあったり、応答時間が遅かったりすることはありませんか? Liberty のヘルス管理は、アプリケーションで問題が発生した時にそれらを検出し軽減するのに役立ちます。 タイトル「Health management for Liberty collectives (Liberty 集合のヘルス管理)」が表示されます。
2 Liberty 集合のヘルス管理は、共通問題を検出し、構成されているヘルス・ポリシーに基づいて診断アクションを生成することにより、サービスの中断を回避することができます。 次の言葉が表示されます。

サービスの中断を回避する

ポリシーを使用してアプリの正常性の問題を検出する
  • 過剰なメモリー使用量
  • メモリー・リーク
  • 過剰な要求タイムアウト
  • 過剰な平均応答時間
3 ヘルス・ポリシーは、個別サーバー、クラスター内のすべてのサーバー、またはホスト上のすべてのサーバーをターゲットとして設定することができます。 ホストと共にサーバー・クラスターの図が表示され、各セクションが強調表示されます。
4 エラーを診断し管理するために、ヘルス・ポリシーはヒープ・ダンプやスレッド・ダンプを取り込み、サーバーを再始動し、サーバーを強制的に保守モードにすることができます。 次の言葉が表示されます。
ヘルス・ポリシーは次のことを実行できます。
  • ヒープ・ダンプおよびスレッド・ダンプを取り込む
  • サーバーを再始動する
  • サーバーを強制的に保守モードにする
表 2. ヘルス管理のフィーチャーおよび JVM 構成. ヘルス管理を構成するためのプロセスが表示されます。
場面 音声 画面上のアクション
5 Liberty 集合にヘルス管理のサポートを追加するには、healthManager-1.0 フィーチャーおよび healthAnalyzer-1.0 フィーチャーを使用できます。集合をセットアップしたら、healthManager-1.0 フィーチャーを集合コントローラーに追加します。過剰なメモリー使用量やメモリー・リークをモニターしたい場合は、healthAnalyzer-1.0 フィーチャーを集合メンバー・サーバーに追加します。 healthManager-1.0 を集合コントローラーの server.xml ファイルに追加し、healthAnalyzer-1.0 を集合メンバーの server.xml ファイルに追加するためのコードが表示されます。
表 3. ヘルス管理のためのヘルス・ポリシー構成. ヘルス管理のためのヘルス・ポリシー構成の例が表示されます。
場面 音声 画面上のアクション
6 ヘルス・ポリシーを構成するには、healthPolicy エレメントを集合コントローラーの server.xml ファイルに追加します。healthPolicy エレメントをさらに追加することにより複数のポリシーを構成できます。

各ヘルス・ポリシーには、1 つ以上のターゲット、1 つの条件、および 1 つ以上のアクションが含まれています。

ターゲットとして、クラスター、ホスト、またはサーバーを設定できます。この healthPolicy エレメントは、単一サーバーをターゲットとして設定しています。

修正アクションを起動する条件は、10 秒以上の過剰な平均応答時間です。この条件が存在する場合、影響を受けるサーバーは保守モードに入れられます。複数のアクションを指定した場合、それらのアクションは、ポリシーに指定された順序で実行されます。

コントローラーの server.xml ファイルが表示され、サンプルの healthPolicy エレメントが強調表示されています。
<healthPolicy id="myPolicy">
   <server hostName="Host" wlpUsrDirectory="ibm/liberty/wlp" serverName="server1"/>
   <excessiveResponseTime responseTime="10s"/>
   <action action="enterMaintenanceMode"/>
</healthPolicy>
7 実行中のこのポリシーを見てみましょう。

healthManager-1.0 フィーチャーが、動的ルーティングおよび自動スケーリングの構成された集合コントローラーで使用可能になっています。

コントローラーの server.xml ファイルが表示され、サンプルの healthPolicy エレメントが強調表示されています。
<featureManager>
   <feature>jsp-2.2</feature>
   <feature>collectiveController-1.0</feature>
   <feature>dynamicRouting-1.0</feature>
   <feature>scalingController-1.0</feature>
   <feature>healthManager-1.0</feature>
</featureManager>
...

<healthPolicy id="myPolicy">
   <server hostName="Host" wlpUsrDirectory="ibm/liberty/wlp" serverName="server1"/>
   <excessiveResponseTime responseTime="10s"/>
   <action action="enterMaintenanceMode"/>
</healthPolicy>
8 Intelligent Management の IBM® HTTP Server プラグインは、Server 1 で 10 秒を超える平均応答時間を検出します。ヘルス・ポリシーに従って、コントローラーは、Server 1 を強制的に保守モードにし、IBM HTTP Server はそのサーバーへの新しい要求の経路指定を停止します。

Server 1 が保守モードになると同時にスケーリング・コントローラーは稼働中のサーバーが 2 台未満であることを検出し、Server 3 を開始します。 IBM HTTP Server は、そのサーバーに要求の経路指定を開始します。

1 台のサーバーが保守モードになり、別のサーバーが開始し、新しく開始されたサーバーにトラフィックが経路指定されているアニメーションが表示されます。
表 4. 結び. ヘルス管理についての詳細情報の参照先が示されます。
場面 音声 画面上のアクション
9 ヘルス管理および Liberty 集合の詳細情報については、Knowledge Center の資料または WASdev.net を参照してください。 資料に関する情報を表示します。
IBM Knowledge Center
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/
WASdev.net
http://developer.ibm.com/wasdev

詳しくは、Liberty でのヘルス管理の構成を参照してください。


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