For distributed platforms[16.0.0.4 and later]

ワークスペースから直接 Docker アプリケーションを実行する

開発環境でより迅速に公開操作を行うには、サーバーを作成したときにワークスペースから直接 Docker アプリケーションを即時に実行します。

始める前に

製品資料の開発者ツールを使用した Docker コンテナー内のワークベンチ Liberty サーバーの作成を参照してください。手順に従い、ステップ 10 の後は以下の手順を続けてください。

このタスクについて

特定のパッケージを使用せずに、Docker アプリケーションをワークスペースから直接実行します。

For Windows platformsDocker を使用している場合は、Eclipse ワークスペースを C:¥Users ディレクトリーに保管します。

Mac OS X ユーザーの場合、ワークスペースを /Users ディレクトリーに保管します。

デフォルト・ユーザー・ディレクトリーの外部にあるワークスペースを使用する場合は、そのディレクトリーが共有されていて、Docker コンテナーからアクセス可能でなければなりません。

Windows ユーザーおよび Mac OS X ユーザーの場合、Docker ルース構成がサポートされるのは、ワークスペース・フォルダーまたは親が Docker と共有されている場合のみです。Windows では、C:¥Users フォルダーはデフォルトで共有されます。別のフォルダーが使用される場合、そのフォルダーは Docker の共有フォルダーに追加される必要があります。Docker ツールボックスが使用されている Windows では、共有フォルダーの名前 は、共有フォルダーのパス と一致する必要があります。例えば、パスが C:¥myDir¥mySubDir の場合、名前は c/myDir/mySubDir でなければなりません。

手順

  1. ワークスペースから直接アプリケーションを実行」ボックスを選択します。
  2. 「検証 (Verify)」をクリックします。
  3. 「終了」をクリックします。
  4. ワークスペースから直接アプリケーションを実行することをサポートするために必要なマウントされたボリュームが既にコンテナーに含まれている場合、それらのボリュームは保守されており、タスクは完了済みです。ワークスペースからのアプリケーションの直接実行をサポートするためにより多くのマウントされたボリュームが必要な場合、追加のボリュームを含む新規コンテナーを作成するかどうかを尋ねるダイアログ・ボックスが表示されます。既存のボリュームは保守されます。「はい」を選択します。
    • コンテナーがワークスペースから直接アプリケーションを実行できない場合、ワークスペースから直接アプリケーションを実行するオプションをオンにするには、「はい」を選択します。このオプションは現行コンテナーを停止し、マウントされたボリュームからなる新規コンテナーが作成されます。ワークスペースから直接アプリケーションを実行するオプションをオフにして現行コンテナーを使用し続ける場合は、「いいえ」を選択します。
    • コンテナーがワークスペースから直接アプリケーションを実行できる場合、コンテナーはそのまま使用され、新規コンテナーは作成されません。
    • 実行中のコンテナーがワークスペースから直接アプリケーションを実行することをサポートしていない場合、オプションをクリアした後に、アプリケーションの実行を続行することができます。ただし、ワークスペースから直接アプリケーションを実行できません。ワークスペースから直接アプリケ ーションを実行することを選択すると、現行コンテナーが停止し、新規のコ ンテナーが作成されます。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: t_run_app_workspace.html