アプリケーションで Java™ ライブラリーを使用する 1 つの方法として、アプリケーション自体で当該ライブラリーを組み込むことができます。これは、必ずしも、望ましく適切な方法ではない可能性があります (特に、アプリケーションが既にパッケージされていてライブラリーが含まれていない場合)。
このタスクについて
以下の例では、
Alexandria というライブラリーは、次の 2 つのファイルで構成されています。
- alexandria-scrolls.jar と
- commons-lang.jar
Academy というサーバーで実行されている
Scholar というアプリケーションは、このライブラリーにアクセスできる必要があります。
手順
- ${WLP_USER_DIR} ディレクトリー内の servers/Academy ディレクトリーに mylib/Alexandria ディレクトリーを作成します。
例: wlp/usr/servers/Academy/mylib/Alexandria
- ファイル alexandria-scrolls.jar および commons-lang.jar を新規フォルダーにコピーします。
- Alexandria ライブラリーがロードされるように、アプリケーション用のクラス・ロードを構成します。
server.xml ファイルまたは組み込みファイルで、以下のコードを追加します。
<application id="scholar" name="Scholar" type="ear" location="scholar.ear">
<classloader>
<privateLibrary>
<fileset dir="${server.config.dir}/mylib/Alexandria" includes="*.jar" scanInterval="5s" />
</privateLibrary>
</classloader>
</application>
注: <privateLibrary> エレメントは、<fileset> エレメント ID のコンマ区切りのリストが含まれた filesetRef 属性を取ることもできます。