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Admin Center での Java バッチ・ジョブの表示
Admin Center Java バッチ・ツールを使用して、Java™ バッチ・ジョブの進行および状況を表示することができます。
始める前に
Java バッチ・ツールを使用するには、Admin Center でツールを使用可能にし、表示するバッチ・ジョブがある必要があります。
- Admin Center を実行するサーバーの構成ファイルに以下の Liberty フィーチャーが含まれていることを確認します。
- adminCenter-1.0
- batchManagement-1.0
- Java バッチ・ツールをダッシュボードに追加します。ツールボックスのカスタマイズを参照してください。
- Java バッチ・アプリケーションを作成およびデプロイし、バッチ・ジョブをサブミットします。バッチ・ジョブのデータベースは永続化されている必要があります。Liberty の Java バッチ・アプリケーションのデプロイを参照してください。
- Admin Center を実行しているサーバー上にバッチ・ジョブまたはジョブ・ログが置かれていない場合、バッチ・ジョブまたはジョブ・ログのある各リモート・サーバー上に CORS を構成して、
Admin Center が各リモート・サーバーからジョブ情報を要求できるようにします。複数サーバーのバッチ環境では、Admin Center は、他の Liberty サーバーへのリモート呼び出しのために、CORS を使用して同一オリジン・ポリシーを緩和します。Admin Center がアクセスするリモート・サーバー上の CORS 構成では、cors エレメントの allowedOrigins 属性に Admin Center サーバーの URL が指定される必要があります。
<cors domain="/ibm/api/batch" allowedOrigins="https://Admin_Center_host:Admin_Center_port" allowedHeaders="Accept, Accept-Encoding, Content-Type, X-Requested-With" allowedMethods="GET, PUT, DELETE, OPTIONS" exposeHeaders="" allowCredentials="true" maxAge="3600"/>
Admin Center を実行している Liberty サーバーには CORS 構成は必要ありません。『Liberty サーバーでの Cross Origin Resource Sharing の構成』を参照してください。cors 属性について詳しくは、 cors - Cross-Origin Resource Sharing (cors) を参照してください。
このタスクについて
Java バッチ・ツールを使用して、Java バッチ・ジョブを表示およびフィルター操作します。
手順
- ダッシュボードをカスタマイズします。
- 表示するジョブ・インスタンスの数を選択します。
デフォルトで、ダッシュボードには、100 個の更新済みジョブ・インスタンスが最新順に表示されます。ダッシュボードのフッターから、表示するジョブ・インスタンスの最大数を選択します。選択項目には、50、100、500、および 1000 が含まれています。
ヒント: 1000 が選択されているが、調査したいジョブ・インスタンスがダッシュボードに表示されない場合は、フィルター・オプションを変更します。 - 表示するジョブ情報の列を選択します。
ジョブ情報には、バッチ・ジョブの名前と ID、アプリケーション名、ジョブの実行依頼者、最終更新日時、およびジョブ・インスタンスの状態が含まれています。表示する列を選択できます。
- 「列選択」
を選択します。
- リストから、表示したい列を選択します。表示したくない列をクリアします。
- 「列選択」
- 表示するジョブ・インスタンスの数を選択します。
- ジョブ実行を表示します。
- 「バッチ・ジョブ名」の上にカーソルを移動し、三角アイコン
を展開します。
実行表の「ホスト」列と「サーバー名」列の値は、探索ツールでの対応するページへのリンクです。探索ツールをインストールすると、これらのエレメントの状況情報をより多く取得できます。
- ジョブ実行 ID 番号を選択して、ジョブに関する詳細を表示します。 ジョブ実行詳細ページには、ジョブ・ステップおよびパーティションに関する詳細が表示されます。
- パーティションは、「パーティション」
によって示されます。
ジョブ実行の詳細ページの「サーバー」セクションで、「名前」フィールドと「ホスト」フィールドの値は、探索ツールでの対応するページへのリンクです。探索ツールをインストールすると、これらのエレメントの状況情報をより多く取得できます。
- パーティションは、「パーティション」
- 別のジョブ実行に関する詳細を表示するには、URL の番号を変更することができます。 例えば、URL 内の 2 を 4 に変更すると、インターフェースを使用
せずにジョブ実行 ID 4 を表示できます。以下の URL で変更を確認してください。
https://host_name:port_number/adminCenter/#javaBatch/jobexecutions/2
https://host_name:port_number/adminCenter/#javaBatch/jobexecutions/4
- 「列選択」
を選択して、ジョブ実行に関する情報の表示量を増加したり削減したりします。
- 「バッチ・ジョブ名」の上にカーソルを移動し、三角アイコン
- バッチ・ジョブのログ・ファイルを表示します。
- 「ログ・ファイルの表示」
を選択します。
- ログ・ビューのフッターから「ログの先頭」矢印と「ログの終わり」矢印を選択して、長いログ・ファイルを表示することができます。
- 「ダウンロード」を選択して、ログ・ファイルをダウンロードします。
- 「ログ・ファイルの表示」
ジョブ・インスタンスを管理します。
- 「アクション」
を選択します。
- アクションを選択します。
- 再始動
- ジョブの実行を再始動します。デフォルトで、「再始動」アクションは、前のジョブ実行のパラメーターを使用します。
「再始動」ダイアログ内のパラメーターは変更できます。
- 「前回の実行のパラメーターの再使用 (Reuse parameters from previous execution)」を選択解除します。
- 「パラメーターの追加」
を使用してパラメーターを追加するか、「パラメーターの削除」
を使用してパラメーターを削除するか、または既存のパラメーターの名前と値を編集します。
- 「再始動」をクリックします。
- 停止
- ジョブの実行を停止します。
パージ
- すべてのデータベース項目を削除し、オプションで、ジョブ・インスタンスと関連付けられたジョブ・ログを削除します。
- 選択を確認します。
- 「アクション」
- ジョブ・インスタンスに関する情報をフィルターに掛けます。
デフォルトで、ツールは、すべての状態のジョブ・インスタンスをリストします。多数の検索基準オプションを設定できます。2 つのインスタンス状態など、同じ基準を使用して検索すると、それらの基準は、or 演算子としてフィルターに掛けられます。1 つのインスタンス状態と 1 つのインスタンス ID など、異なる基準を使用してフィルターに掛けると、それらの基準は and 演算子としてフィルターに掛けられます。表示される情報を変更するには、以下のように検索基準を変更します。
- 「検索基準の追加」
を選択します。
- 検索フィルター基準のリストから、次のいずれかのオプションを選択し、値を指定します。
- 「インスタンス状態」は、次のいずれかの状態のジョブ・インスタンスを表示します。
- 「All」では、最新の更新日付のジョブ・インスタンスが最後に表示されます。
- 「Queued」では、Submitted、JMS Queued、および JMS Consumed の各状態のすべてのインスタンスが表示されます。または、「Submitted」、「JMS Queued」、および「JMS Consumed」を個別に選択します。
- 「Dispatched」
- 「Ended」では、Failed、Stopped、Completed、および Abandoned の各状態のすべてのインスタンスについてフィルターに掛けます。または、「Failed」、「Stopped」、「Completed」、および 「Abandoned」を個別に選択します。
- 「インスタンス ID」では、指定されたジョブ実行 ID のジョブ・インスタンスが表示されます。
- 「最終更新日時」では、指定された日付のジョブ・インスタンスが表示されます。
「最終更新日時の範囲 (Last Update Range)」では、指定された 2 つの日付の間のアクティブ・ジョブ・インスタンスが表示されます。
「JES ジョブ名」では、指定されたジョブ名のジョブ・インスタンスが表示されます。ストリング内の任意の場所でワイルドカード (*) 演算子を使用できます。
「JES ジョブ ID」では、指定されたジョブ ID のジョブ・インスタンスが表示されます。ストリング内の任意の場所でワイルドカード (*) 演算子を使用できます。
「サブミット担当者 (Submitter)」では、指定されたサブミッター名のジョブ・インスタンスが表示されます。検索では、大/小文字は区別されません。ストリング内の任意の場所でワイルドカード (*) 演算子を使用できます。
「アプリケーション名」では、指定されたアプリケーション名のジョブ・インスタンスが表示されます。検索では、大/小文字は区別されません。ストリング内の任意の場所でワイルドカード (*) 演算子を使用できます。
「バッチ・ジョブ名」では、指定されたバッチ・ジョブ名のジョブ・インスタンスが表示されます。検索では、大/小文字は区別されません。ストリング内の任意の場所でワイルドカード (*) 演算子を使用できます。
- 「インスタンス状態」は、次のいずれかの状態のジョブ・インスタンスを表示します。
- 「検索」
を選択して照会を実行します。
照会をクリアするには、「検索フィールドのクリア」
を選択します。
- 「検索基準の追加」
次のタスク
現行ページを最新表示するには、「リフレッシュ」 を選択します。
ダッシュボードに戻るには、「ダッシュボード」 を選択します。
ジョブ実行詳細またはジョブ・ログ・ファイルのページで、水平ナビゲーション・バーから選択して別のページを表示できます。

ファイル名: twlp_ui_jb_using.html