Liberty 上の JMS アプリケーションがサービス統合バスに接続できるようにする

Liberty で稼働している JMS アプリケーションがサービス統合バスに接続できるように構成することができます。

手順

WebSphere® Application Server traditional サーバーで稼働しているサービス統合バスに JMS アプリケーションが接続できるようにするには、server.xml ファイルに wasJmsClient-2.0 フィーチャーを追加します。JNDI 検索を実行する場合は、jndi-1.0 フィーチャーも追加する必要があります。
<featureManager>
     <feature>wasJmsClient-2.0</feature>
     <feature>jndi-1.0</feature>
</featureManager

<jmsQueueConnectionFactory jndiName="jndi_JMS_BASE_QCF">
     <properties.wasJms
          busName="Bus1"
          remoteServerAddress="localhost:7276:BootStrapBasicMessaging" 
          targetTransportChain="InboundBasicMessaging"/>
</jmsQueueConnectionFactory>

<jmsQueue jndiName="jndi_INPUT_Q">
     <properties.wasJms queueName="Q1" />
</jmsQueue>
注: <remoteServerAddress> は、 ブートストラップ・サーバーを指定するのではなく、メッセージング・エンジンが 稼働しているサーバーのホストとポートを指定する必要があります。

WebSphere Application Server traditional 上の JMS アプリケーションが Liberty メッセージングに接続できるようにする

WebSphere Application Server traditional サーバー上で稼働している JMS アプリケーションを Liberty メッセージングに接続するように構成することができます。

手順

WebSphere Application Server traditional サーバーにデプロイされている JMS アプリケーションが Liberty メッセージングに接続できるようにするには、WebSphere Application Server traditional サーバーで「バス名」および「ProviderEndPoint」を構成して、Liberty メッセージング・エンジンが稼働しているホストおよびポートを指定します。

WebSphere Application Server traditional における接続ファクトリーのバス名を構成する方法について詳しくは、『デフォルトのメッセージング・プロバイダーの統合された接続ファクトリー [設定]』を参照してください。

注: Liberty メッセージング・エンジンをポイントしている JMS リソース は、常に「バス名」defaultBus (大/小文字の区別あり) と 指定する必要があります。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: twlp_msg_interop1.html