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Docker コンテナー内 Admin Center を使用した Liberty サーバーまたは Node.js サーバーのデプロイ
デプロイ・ツールを使用して、Docker コンテナー内の Liberty サーバーまたは Node.js サーバーを集合のメンバーとしてインストールできます。
始める前に
- Docker コンテナーをデプロイする予定のホストを含む Liberty 集合を作成します。『Admin Center を使用したリソースのデプロイ』および『Liberty 集合の構成』トピックの始める前に のセクションを参照してください。
- デプロイメント REST API を使用した Docker コンテナーのデプロイのステップ 1 から 3 を実行します。ステップ 1a には Dockerfile 例が示されています。
- Liberty サーバーの場合、Liberty Network Deployment イメージ用のサンプル Dockerfileを使用してください。
- Node.js サーバーの場合、Node.js メンバー・イメージ用のサンプル Dockerfileを使用してください。
- レジストリーに保管されている Docker イメージをデプロイしようとしている場合、 Docker レジストリーのルート証明書を集合鍵ストアにインポートすることについての説明をお読みください。ルート証明書のインポートはコントローラーの停止と再始動を必要とするため、デプロイ・ツールを使用する前にルート証明書をインポートすることをお勧めします。
このタスクについて
Liberty 集合を定義し、Docker コンテナー内に Docker イメージを作成した後、デプロイ・ツールを使用して、イメージを集合内の Docker ホスト上にインストールします。
手順
- デプロイ・ツールに移動します。
- 「ツールボックス」から「デプロイ」
を選択します。
- 探索ツールのホストの詳細から、「アクション」
> 「one_or_more_host_names」 > 「サーバー・パッケージのデプロイ」を選択します。
デプロイ・ツールを表示するときにブラウザーに表示される URL を使用すれば、これ以降はデプロイ・ツールを直接起動できます。
- 「ツールボックス」から「デプロイ」
- デフォルト・サーバー・タイプを選択します。
- Liberty サーバーの場合、 「デフォルト・サーバー・タイプ」に「Liberty」を選択し、 「Liberty サーバー」の下で「パッケージ/ルール」を選択します。
- Node.js サーバーの場合、「デフォルト・サーバー・タイプ」に「Node.js」を選択し、「Node.js サーバー」の下で「パッケージ/ルール」を選択します。
- Docker コンテナーをインストールするための選択を行います。
- 「デフォルト・ルール」には「Docker コンテナー」デフォルト・ルールを選択します。
- 「Docker コンテナー」の下で、「確認」を選択します。
- 「デプロイメント・パラメーター」に、デプロイする Docker イメージ、コンテナー名、およびクラスター名を指定します。
Docker リポジトリー内のイメージのリストがツールによって表示されます。そのリストからイメージを選択するか、イメージを検索するか、値を入力することができます。Docker コンテナーの値を入力する場合、値は [a-zA-Z0-9][a-zA-Z0-9_.-]* のフォーマットに一致する必要があります。既存のクラスター名のリストもツールによって表示されます。そのリストから既存のクラスターを選択するか、新規クラスター名を入力することができます。
Docker ホスト上でローカルに使用可能な Docker イメージをデプロイする場合、追加の構成は必要ありません。Docker イメージ名を入力してください。
レジストリーに保管されている Docker イメージをデプロイする場合、集合コントローラーがそのレジストリーにアクセスできるようにするための追加の構成が必要です。- Docker レジストリーのルート証明書を集合鍵ストアにインポートします。
- GeoTrust Global CA ルート証明書を https://hub.docker.com からエクスポートします。
- コントローラーが稼働中であれば停止します。
- keytool コマンドを使用して、証明書を集合鍵ストアにインポートします。以下に例を示します。
keytool -import -file cert.docker.com -keystore path_to_controller_collectiveTrust.jks -storepass controller_keystore_password -alias any_unique_value
- コントローラーを再始動します。
- コントローラーの server.xml に variable ステートメントを追加します。集合コントローラーが Docker レジストリーを使用できるようにするための構成を参照してください。
- Docker レジストリーのルート証明書を集合鍵ストアにインポートします。
- 「選択されたホスト」では、イメージをインストールするホスト・コンピューターを選択します。使用可能ホストのリストに、使用したいターゲット・ホストが含まれていない場合、ホストを検索できます。
各ターゲット・ホストは、Admin Center によって管理されている集合に登録されている必要があります。『ホスト・コンピューターの Liberty 集合への登録』を参照してください。
- 「セキュリティー詳細」には、サーバー認証資格情報が含まれている新しく生成された鍵ストア・ファイルを保護するためのパスワードを指定します。
製品は、デプロイされた各サーバーの resources ディレクトリーに鍵ストア・ファイルを生成します。
- 「デプロイ」を選択します。
タスクの結果
デプロイ・アクションが実行されます。デプロイ・ツールで、デプロイメントの状況と結果についてのメッセージが表示されます。
親トピック: Admin Center を使用したリソースのデプロイ

ファイル名: twlp_ui_deploy_docker.html