For distributed platforms[16.0.0.3 and later]

開発者ツールでのカスタム・ユーザー・リポジトリー SPI の構成

開発者ツールを使用して com.ibm.wsspi.security.wim.CustomRepository サービス ・プログラミング・インターフェース (SPI) を実装するには、プロジェクト で SPI ファイルを使用可能にする必要があります。

手順

  1. Liberty ランタイム環境を Eclipse に追加します。

    Eclipse の設定で、 「サーバー」 > 「ランタイム環境」を選択し、「追加」をクリックします。 既存の Liberty ランタイム環境を参照するか、新しい Liberty ランタイム 環境をインストールすることができます。

  2. Application Security 2.0 (appSecurity-2.0) フィーチャーと Federated Registry 1.0 (federatedRegistry-1.0) フィーチャーが Liberty ランタイム環境にインストールされていることを確認します。

    インストールされているフィーチャーをリストするには、 「ランタイム・エクスプローラー」ビュ ーで Liberty ランタイム環境を右クリックし、「プロパティー」をクリックします。いずれかのフィーチ ャーがインストールされていない場合は、Liberty ランタイム環境を右クリ ックして、「追加コンテンツのインストール (Install Additional Content)」をクリックし、欠落しているフィーチャーを選択します。詳しくは、開発者ツールを使用したアセットのインストールを参照してください。

  3. インターフェースを実装している OSGi バンドル・プロジェクトを作成します。プロジェクトを作成するには、 「ファイル」 > 「新規」とクリックし、「OSGi バンドル・プロジェクト」を選択してプロジェクトを定義します。
  4. ターゲット定義に SPI ロケーションが含まれていることを確認します。

    Eclipse の設定で、「プラグイン開発」 > 「ターゲット・プラットフォー ム」をクリックします。「WebSphere Application Server Liberty with SPI」ターゲット定義を選択するか、「WebSphere Application Server Liberty」ターゲット定義の場所を編集して、ご使用のランタイム環境に wlp/dev/spi/ibm ロケーションが含まれるようにします。

  5. SPI パッケージをプロジェクト・マニフェストに追加します。
    「エンタープライズ・エクスプローラー」 ビューで、 「マニフェスト」をクリックします。「依存関係」タブをクリックして、次のパッケージを 「インポート済みパッケージ (Imported Packages)」セクションに追加します。
    • com.ibm.wsspi.security.wim
    • com.ibm.wsspi.security.wim.exception
    • com.ibm.wsspi.security.wim.model
  6. カスタム・リポジトリー・インターフェースを実装するクラスを作成します。

    クラスを作成するには、「エンタープライズ・エクス プローラー」ビューで、バンドルの「 src」フォルダーを右クリックし、 「新規」 > 「クラス」を選択します。クラスのプロパティーを定義します。「インターフェース」フィールドで、「追加」をクリックし、「CustomRepository」インターフェースを選択します。

次のタスク

カスタム・リポジトリー・インターフェースを実装してから、 Liberty でのカスタム・ユーザー・リポジトリーの開発に定義されるようにクラスをパッケージします。

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: t_sec_cust_repository.html