managedExecutorService - 管理対象 Executor (managedExecutorService)

管理対象 executor サービス

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。
concurrencyPolicyRef最上位の concurrencyPolicy エレメント (ストリング) の参照。defaultConcurrencyPolicyこの executor に実行依頼されるタスクの並行性ポリシー。複数の executor が同じ並行性ポリシーを指定する場合、そのポリシーの制約は、ポリシーを指定する executor の集合によって実行依頼されるタスク全体で実施されます。
contextServiceRef最上位の contextService エレメント (ストリング) の参照。DefaultContextServiceスレッドにコンテキストが伝搬される方法を構成します
jndiNamestringJNDI 名
longRunningPolicyRef最上位の concurrencyPolicy エレメント (ストリング) の参照。LONGRUNNING_HINT 実行プロパティーの値を「true」に指定したタスクの並行性ポリシー。複数の executor が同じ並行性ポリシーを指定する場合、そのポリシーの制約は、ポリシーを指定する executor の集合すべてによって実行依頼されるタスク全体で実施されます。指定しない場合、長時間実行の並行性ポリシーは、デフォルトでは executor の一般的な並行性ポリシーになります。

concurrencyPolicy

この executor に実行依頼されるタスクの並行性ポリシー。複数の executor が同じ並行性ポリシーを指定する場合、そのポリシーの制約は、ポリシーを指定する executor の集合によって実行依頼されるタスク全体で実施されます。

NameTypeDefaultDescription
maxPolicy
  • loose
  • strict
looseタスクの実行依頼者のスレッドで実行されるタスクの最大並行性を緩く実施するのか厳密に実施するのかを示します。時刻指定されていない invokeAll メソッドの使用時、単一のタスクのみを呼び出す場合、または時刻指定されていない invokeAny メソッドの使用時には、タスクの実行依頼者のスレッドでタスクを実行できます。run-if-queue-full 属性が構成されている場合、実行メソッドおよび実行依頼メソッドの使用時にも、タスクをタスクの実行依頼者のスレッドで実行できます。これらのいずれのケースでも、この属性は、実行依頼者のスレッドでの実行が最大並行性にとってマイナスになるかどうかを決定します。
loose
最大並行性は緩く実施されます。最大並行性にマイナスになることなくタスクの実行依頼者のスレッドでタスクを実行できます。
strict
最大並行性は厳密に実施されます。タスクの実行依頼者のスレッドで実行されるタスクが、最大並行性に加算されます。このポリシーでは、既に最大並行性に達しているときにはタスクの実行依頼者のスレッドでタスクを実行することは許可されません。
maxWaitForEnqueue期間 (精度: ミリ秒)0タスクをエンキューするために待機する最大時間を指定します。この間隔内にタスクをエンキューできない場合、タスクの実行依頼は run-if-queue-full ポリシーの影響を受けます。「エンキューの最大待機」が更新された場合、更新は、その時点の後で実行依頼されたタスクにのみ適用されます。キュー位置で既に待機していたタスクの実行依頼は、以前に構成された値に従って引き続き待機します。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
runIfQueueFullbooleanfalse<execute> メソッドまたは <submit> メソッドの使用時に適用されます。キューがいっぱいになり、エンキューの最大待機を超えた場合に実行依頼者のスレッドでタスクを実行するかどうかを示します。厳密に実施するよう最大ポリシーが構成されている場合、実行依頼者のスレッドで実行する機能は最大並行性制約にも左右されます。タスクが実行依頼者のスレッドで実行できない場合、タスクの実行依頼はエンキューの最大待機が経過した後で拒否されます。
maxint
Min: 1
同時に実行できるタスクの最大数を指定します。デフォルトは Integer.MAX_VALUE です。最大並行性は、タスクの進行中に更新できます。最大並行性が同時に実行されているタスクの数を下回ると、進行中のタスクはキャンセルされるのではなく、このようなタスクが完了すると更新が徐々に有効になります。
maxQueueSizeint
Min: 1
キュー内で実行を待機できるタスクの最大数を指定します。タスクは、開始されるかキャンセルされるか打ち切られると、キューから削除されます。キューが容量に達しているときに別のタスクが実行依頼された場合の動作は、「エンキューの最大待機」属性と run-if-queue-full 属性によって決定されます。短期間に特定の数のタスクを確実にキューを入れることができるようにするには、少なくともその量と同じ大きさの最大キュー・サイズを使用します。デフォルトの最大キュー・サイズは Integer.MAX_VALUE です。最大キュー・サイズは、タスクが進行中であっても実行のためにキューに入れられていても更新できます。最大キュー・サイズがキューに入れられている現在のタスクの数を下回ると、キューに入れられている余分なタスクが自動的にキャンセルされるのではなく、更新が徐々に有効になります。
startTimeout期間 (精度: ミリ秒)タスクの実行依頼とタスクの開始の間で経過できる最大時間を指定します。デフォルトでは、タスクはタイムアウトになりません。「エンキューの最大待機」と「開始までのタイムアウト」の両方が使用可能になっている場合、「開始までのタイムアウト」が「エンキューの最大待機」より大きくなるように構成してください。使用中に「開始までのタイムアウト」が更新された場合、新しい「開始までのタイムアウト」値は、更新の発生後に実行依頼されたタスクに適用されます。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。

contextService

スレッドにコンテキストが伝搬される方法を構成します

NameTypeDefaultDescription
onError
  • IGNORE
  • WARN
  • FAIL
WARN構成エラーに対して行われる処置を決定します。 例えば、この contextService に対して securityContext が構成されているものの、セキュリティー・フィーチャーが無効である場合、onError は、失敗するか、警告を出すか、あるいは構成の不正な部分を無視するか決定します。
IGNORE
サーバーは、構成エラーが発生したときに、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出しません。
WARN
サーバーは、構成エラーが発生すると、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出します。
FAIL
サーバーは、最初のエラー発生時に警告メッセージまたはエラー・メッセージを出した後、サーバーを停止します。
baseContextRef最上位の contextService エレメント (ストリング) の参照。このコンテキスト・サービスにまだ定義されていないコンテキストの継承元のベース・コンテキスト・サービスを指定します。
jndiNamestringJNDI 名

contextService > baseContext

このコンテキスト・サービスにまだ定義されていないコンテキストの継承元のベース・コンテキスト・サービスを指定します。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。
onError
  • IGNORE
  • WARN
  • FAIL
WARN構成エラーに対して行われる処置を決定します。 例えば、この contextService に対して securityContext が構成されているものの、セキュリティー・フィーチャーが無効である場合、onError は、失敗するか、警告を出すか、あるいは構成の不正な部分を無視するか決定します。
IGNORE
サーバーは、構成エラーが発生したときに、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出しません。
WARN
サーバーは、構成エラーが発生すると、警告メッセージおよびエラー・メッセージを出します。
FAIL
サーバーは、最初のエラー発生時に警告メッセージまたはエラー・メッセージを出した後、サーバーを停止します。
baseContextRef最上位の contextService エレメント (ストリング) の参照。このコンテキスト・サービスにまだ定義されていないコンテキストの継承元のベース・コンテキスト・サービスを指定します。
jndiNamestringJNDI 名

contextService > baseContext > baseContext

このコンテキスト・サービスにまだ定義されていないコンテキストの継承元のベース・コンテキスト・サービスを指定します。

contextService > baseContext > classloaderContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。

contextService > baseContext > jeeMetadataContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。

contextService > baseContext > securityContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。

contextService > baseContext > syncToOSThreadContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。

contextService > baseContext > zosWLMContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。
defaultTransactionClassstringASYNCBN非デーモン作業用に新しい WLM コンテキストを作成する際に、作業を分類するために WLM に提供されるトランザクション・クラス名。
daemonTransactionClassstringASYNCDMNデーモン作業用に新しい WLM コンテキストを作成する際に、作業を分類するために WLM に提供されるトランザクション・クラス名。
wlm
  • PropagateOrNew
  • New
  • Propagate
Propagate非デーモン作業で WLM コンテキストをどのように扱うかを示します。
PropagateOrNew
同じ WLM コンテキストを使用するか、または新しい WLM コンテキストを作成 (現行コンテキストが存在しない場合) します。
New
常に、新しい WLM コンテキストを作成します。
Propagate
同じ WLM コンテキストを使用 (存在する場合)。

contextService > classloaderContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。

contextService > jeeMetadataContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。

contextService > securityContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。

contextService > syncToOSThreadContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。

contextService > zosWLMContext

固有の構成 ID。

NameTypeDefaultDescription
idstring固有の構成 ID。
defaultTransactionClassstringASYNCBN非デーモン作業用に新しい WLM コンテキストを作成する際に、作業を分類するために WLM に提供されるトランザクション・クラス名。
daemonTransactionClassstringASYNCDMNデーモン作業用に新しい WLM コンテキストを作成する際に、作業を分類するために WLM に提供されるトランザクション・クラス名。
wlm
  • PropagateOrNew
  • New
  • Propagate
Propagate非デーモン作業で WLM コンテキストをどのように扱うかを示します。
PropagateOrNew
同じ WLM コンテキストを使用するか、または新しい WLM コンテキストを作成 (現行コンテキストが存在しない場合) します。
New
常に、新しい WLM コンテキストを作成します。
Propagate
同じ WLM コンテキストを使用 (存在する場合)。

longRunningPolicy

LONGRUNNING_HINT 実行プロパティーの値を「true」に指定したタスクの並行性ポリシー。複数の executor が同じ並行性ポリシーを指定する場合、そのポリシーの制約は、ポリシーを指定する executor の集合すべてによって実行依頼されるタスク全体で実施されます。指定しない場合、長時間実行の並行性ポリシーは、デフォルトでは executor の一般的な並行性ポリシーになります。

NameTypeDefaultDescription
maxPolicy
  • loose
  • strict
looseタスクの実行依頼者のスレッドで実行されるタスクの最大並行性を緩く実施するのか厳密に実施するのかを示します。時刻指定されていない invokeAll メソッドの使用時、単一のタスクのみを呼び出す場合、または時刻指定されていない invokeAny メソッドの使用時には、タスクの実行依頼者のスレッドでタスクを実行できます。run-if-queue-full 属性が構成されている場合、実行メソッドおよび実行依頼メソッドの使用時にも、タスクをタスクの実行依頼者のスレッドで実行できます。これらのいずれのケースでも、この属性は、実行依頼者のスレッドでの実行が最大並行性にとってマイナスになるかどうかを決定します。
loose
最大並行性は緩く実施されます。最大並行性にマイナスになることなくタスクの実行依頼者のスレッドでタスクを実行できます。
strict
最大並行性は厳密に実施されます。タスクの実行依頼者のスレッドで実行されるタスクが、最大並行性に加算されます。このポリシーでは、既に最大並行性に達しているときにはタスクの実行依頼者のスレッドでタスクを実行することは許可されません。
maxWaitForEnqueue期間 (精度: ミリ秒)0タスクをエンキューするために待機する最大時間を指定します。この間隔内にタスクをエンキューできない場合、タスクの実行依頼は run-if-queue-full ポリシーの影響を受けます。「エンキューの最大待機」が更新された場合、更新は、その時点の後で実行依頼されたタスクにのみ適用されます。キュー位置で既に待機していたタスクの実行依頼は、以前に構成された値に従って引き続き待機します。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。
runIfQueueFullbooleanfalse<execute> メソッドまたは <submit> メソッドの使用時に適用されます。キューがいっぱいになり、エンキューの最大待機を超えた場合に実行依頼者のスレッドでタスクを実行するかどうかを示します。厳密に実施するよう最大ポリシーが構成されている場合、実行依頼者のスレッドで実行する機能は最大並行性制約にも左右されます。タスクが実行依頼者のスレッドで実行できない場合、タスクの実行依頼はエンキューの最大待機が経過した後で拒否されます。
maxint
Min: 1
同時に実行できるタスクの最大数を指定します。デフォルトは Integer.MAX_VALUE です。最大並行性は、タスクの進行中に更新できます。最大並行性が同時に実行されているタスクの数を下回ると、進行中のタスクはキャンセルされるのではなく、このようなタスクが完了すると更新が徐々に有効になります。
maxQueueSizeint
Min: 1
キュー内で実行を待機できるタスクの最大数を指定します。タスクは、開始されるかキャンセルされるか打ち切られると、キューから削除されます。キューが容量に達しているときに別のタスクが実行依頼された場合の動作は、「エンキューの最大待機」属性と run-if-queue-full 属性によって決定されます。短期間に特定の数のタスクを確実にキューを入れることができるようにするには、少なくともその量と同じ大きさの最大キュー・サイズを使用します。デフォルトの最大キュー・サイズは Integer.MAX_VALUE です。最大キュー・サイズは、タスクが進行中であっても実行のためにキューに入れられていても更新できます。最大キュー・サイズがキューに入れられている現在のタスクの数を下回ると、キューに入れられている余分なタスクが自動的にキャンセルされるのではなく、更新が徐々に有効になります。
startTimeout期間 (精度: ミリ秒)タスクの実行依頼とタスクの開始の間で経過できる最大時間を指定します。デフォルトでは、タスクはタイムアウトになりません。「エンキューの最大待機」と「開始までのタイムアウト」の両方が使用可能になっている場合、「開始までのタイムアウト」が「エンキューの最大待機」より大きくなるように構成してください。使用中に「開始までのタイムアウト」が更新された場合、新しい「開始までのタイムアウト」値は、更新の発生後に実行依頼されたタスクに適用されます。. 正整数の後に時間単位 (時間 (h)、分 (m)、秒 (s)、またはミリ秒 (ms)) を付けて指定してください。 例えば、500 ミリ秒は 500ms と指定します。 単一エントリーに複数の値を含めることができます。 例えば、1.5 秒の場合、1s500ms とすることができます。