自動的に作成される EJB パーシスタント・タイマーの管理
アプリケーションまたはモジュールは、javax.ejb.Schedule アノテーションを使用するか、 XML デプロイメント記述子の schedule エレメントを使用して、EJB タイマーを自動的に作成するようアプリケーション・サーバーに指示します。自動的に作成される EJB パーシスタント・タイマーの作成を管理するための MBean が提供されています。
このタスクについて
Liberty サーバーは、アプリケーションがサーバー・プロセス内で初めて開始されたときに、そのアプリケーション用の EJB 自動パーシスタント・タイマーを作成します。作成されたタイマーおよびタイマーが作成されたことを示す標識が、 EJB タイマー・サービス用に構成された、PersistentExecutor と関連付けられたデータベース内に保管されます。アプリケーション用の自動的に作成されるパーシスタント・タイマーは、 いったん作成されると、タイマーが作成されたことを示す標識を明確にデータベースから消去するアクションが実行されるまでは再作成されません。アプリケーション用の自動的に作成されるタイマーのすべてが削除された場合でも、 Liberty サーバーは、タイマーが作成されたことを示す標識も削除されるまでは、それらのタイマーのどれも再作成しません。
自動的に作成されるタイマーが作成されたことを示す標識の消去は、 手動でタイマー・データベースを消去することによって行われるか、または、EJB タイマー・サービス MBean を使用することによって行われます。EJB タイマー・サービス MBean は、 プログラマチックに使用するか、ツール (JConsole など) を通して使用できます。EJB タイマー・サービス MBean のインターフェースは、com.ibm.websphere.ejbcontainer.mbean.EJBPersistentTimerServiceMXBean です。