分散オペレーティング・システムでの Liberty のアップグレード

Installation Manager を使用して、ご使用の Liberty エディションを、より機能が豊富なオファリングにアップグレードできます。

始める前に

  • Installation Manager 設定でオファリングの適切なアップグレードを含む Web ベースまたはローカル・リポジトリーを確実に指すようにしてください。例えば、オンライン製品リポジトリーからアップグレードしている場合、アップグレード先のエディションのリポジトリーを使用します。
  • アップグレードしようとしているオファリングにインテリム・フィックスが既にインストールされているが、その特定のインテリム・フィックスがアップグレード先のオファリングで適用外の場合、このアップグレードは Installation Manager によってブロックされます。 そのインテリム・フィックスが該当のオファリングで適用外であることを示すエラー・メッセージが生成されます。 この場合、アップグレードの前にそのインテリム・フィックスを削除します。

このタスクについて

Installation Manager を使用して、以下のパスで WebSphere® Application Server Liberty オファリングをアップグレードすることができます。
  • WebSphere Application Server Liberty CoreWebSphere Application Server Liberty
  • WebSphere Application Server Liberty CoreWebSphere Application Server Network Deployment Liberty
  • WebSphere Application Server LibertyWebSphere Application Server Network Deployment Liberty

既存のインストール済み環境のすべての Liberty フィーチャーは、アップグレード後のインストール済み環境との互換性があります。 アップグレードした場合、すべての個別フィーチャーはインストールされたままになります。

重要: フィックスパック 16.0.0.2 以降に含まれているフィーチャー・バンドル・アドオンなど、一部のエディション固有のアドオンは、アップグレード後のエディションとの互換性がないことがあり、その場合は削除されます。例えば、デフォルトでは、Liberty Core エディションは libertyCoreBundle アドオンとともにインストールされますが、このアドオンには、Liberty Core エディションに適用されるすべてのフィーチャーが含まれています。異なる Liberty エディションにアップグレードした場合、このアドオンは削除されます。アップグレード・プロセス時に、アップグレード後のインストール済み環境に適用されるエディション固有のバンドルをインストールできます。

手順

以下のいずれかのオプションを選択して、インストール済み環境をアップグレードします。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: twlp_ins_upgrading_dist_gui.html