Liberty の新規機能および変更された機能

このリリースでは、WebSphere® Application Server Liberty に重要な機能拡張および更新が導入されました。

Liberty の新機能

Liberty がフィックスパックの継続的デリバリー・プロセスに従うようになり、Y.R.M.F の番号付け方式 (つまり、リリースモディフィケーションフィックスパック) を使用するようになりました。また、新しい共通 IBM® Java™ SDK が使用可能になり、セキュリティーその他の Java アップデートをこれまで以上に迅速に入手できるようになりました。

詳しくは、『Liberty のこのリリースでの新機能』を参照してください。

変更されたフィーチャーおよびフィーチャー機能

Liberty のゼロ・マイグレーション戦略に従っているため、非推奨になったり削除されたりしたフィーチャーはありません。新バージョンの Liberty にアップデートする場合、既存の構成およびアプリケーションを継続使用でき、動作に予期しない変化が生じることはありません。

新しいテクノロジーが使用可能になるにつれ、既存のフィーチャーおよびフィーチャー機能には、廃止安定化、または置き換え のマークが付く場合があります。既存のアプリケーションやスクリプトを変更する必要はありませんが、戦略的代替機能が使用可能な場合は、新規アプリケーションには代替機能を使用することを検討してください。

廃止されたフィーチャー機能

廃止 のマークが付いたフィーチャー機能は、新バージョンのフィーチャーでは使用できなくなります。 例えば、feature-1.0 の後で機能が廃止された場合、この機能は feature-1.1 では使用できなくなりますが、feature-1.0 では継続して使用できます。

廃止されたフィーチャー機能については、廃止された Liberty フィーチャーの機能を参照してください。

安定化されたフィーチャーおよびフィーチャー機能

フィーチャー機能が安定化された 場合、IBM は、現時点では、そのフィーチャーまたはフィーチャー機能をさらに強化する予定はありません。また、将来の投資では、戦略的代替機能に重点が置かれます。

安定化されたフィーチャーおよびフィーチャー機能については、安定化された Liberty フィーチャー (およびフィーチャー機能)を参照してください。

置き換えられたフィーチャー

フィーチャーが置き換えられた 場合、新しいフィーチャーまたはフィーチャーの組み合わせは、置き換えられたフィーチャーよりも利点がある可能性があります。

例えば、新規のより詳細なフィーチャーを、置き換えられたフィーチャーの代わりに使用して、必要でない可能性があるコンテンツを除外することで、サーバー・フットプリントを削減できます。 新規フィーチャーによって、置き換えられたフィーチャーの機能が完全に置き換えられるとは限らないため、構成を変更するかどうかを決定する前に、自分のシナリオを検討する必要があります。置き換えられたフィーチャーは引き続き完全にサポートされ、かつ構成内で使用できます。ただし最新のフィーチャーを使用することで、構成を改善することができる可能性があります。

置き換えられたフィーチャーについては、置き換えられた Liberty フィーチャーを参照してください。

削除通知

Liberty ランタイム・パッケージ、Java 前提条件、サポート対象のソフトウェアなどの項目が期限切れになると、削除通知 が発行されることがあります。 削除通知は、通常、通知が発行されてから 2 年経過するとその項目が削除される可能性があることを知らせるものです。Liberty ゼロ・マイグレーション戦略に影響を及ぼすフィーチャーまたはその他の機能が削除されることはありません。

削除通知のリストについては、削除通知を参照してください。


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