分散オペレーティング・システムでの Liberty の更新
フィックスパックには、WebSphere® Application Server Liberty Core を新しいレベルに上げるためのバンドル済みサービスが含まれています。インテリム・フィックスでは、特定の既知の問題に対する修正サービスを提供します。 IBM® Installation Manager バージョン 1.8.5 以降 を使用して、ご使用の WebSphere Application Server Liberty Core のサービス・レベルで利用できるフィックスパックおよびインテリム・フィックスでオファリングを更新することができます。
始める前に
![[17.0.0.3 and later]](../ng_v17003plus.gif)
Java SE 8 は、最新の機能とセキュリティー更新を備えているため、これが推奨 Java SDK となります。Java SE 8 をインストールする代わりに、サポートされている別の Java SDK バージョンをインストールできます。
Liberty オファリングのアップグレードに関する最新情報については、IBM ソフトウェア・サポート・センターおよび Fix Central を参照してください。
このタスクについて
- フィックスパック
- フィックスパックには、WebSphere Application Server のインストール済み環境を新しい製品レベルに引き上げるためのバンドル済みサービスが含まれています。フィックスパックの製品レベルは、バージョン番号の最後の数字 (例えば、16.0.0.2 の 2) で示されます。
フィックスパックは累積的なものです。前提条件または相互前提条件のフィックスパックが推奨された場合、その特定のフィックスパックか、それより以降のフィックスパックをインストールできます。 例えば、ある機能で 16.0.0.2 が必要な場合、16.0.0.2 を得るためには 16.0.0.3 以降であればどのフィックスパックでも適用できます。
New: フィックスパック 16.0.0.2 は 8.5.5.9 後の次の Liberty フィックスパックです。Liberty フィックスパックの番号付けおよび配布の変更点について詳しくは、『Liberty のこのリリースでの新機能』を参照してください。現在のインストール済み環境が 8.5.5.x フィックスパック・レベルの場合、標準の更新手順を使用することで、16.0.0.2 以降のフィックスパックに更新することも、16.0.0.2 以降のフィックスパックからロールバックすることもできます。
- インテリム・フィックス
- インテリム・フィックスでは、特定の既知の問題に対する修正サービスを提供します。 これらのフィックスは、重要な更新をできるだけ早くインストール済み環境に適用できるようにするため、次のフィックスパックのリリースを待たずにリリースされます。
フィックスパックをインストールすると、インストール済みのインテリム・フィックスが、更新されたフィックスパック・レベルに適用される場合、Installation Manager はそれらを自動的に再適用します。更新されたフィックスパックにフィックスが含まれている場合など、適用されないインテリム・フィックスはアンインストールされます。場合によっては、Installation Manager は、ユーザーが手動で再適用する必要があるインテリム・フィックスをアンインストールしなければならないことがあります。例えば、フィックスを含んでおらず、更新されたインテリム・フィックス・レベルを必要とするフィックスパックに更新する場合があります。手動で再適用する必要があるインテリム・フィックスがある場合、Installation Manager はユーザーに通知します。どのインテリム・フィックスがインストールされているかは、productInfo version --ifixes コマンドを実行して確認できます。