For IBM i platforms

Liberty サーバーが IBM i の QWAS9 サブシステムのジョブとして始動するように構成

オプションで、iAdmin POSTINSTALL コマンドを使用して、Liberty サーバーが QWAS9 サブシステムのジョブとして始動し、QEJBSVR ユーザー・プロファイルで実行されるように構成することができます。

このタスクについて

iAdmin POSTINSTALL コマンドは、 server start コマンドが QWAS9 サブシステムのジョブとしてサーバーを始動するように構成します。 さらに、このタスクを使用して以下を行えます。
  • QEJBSVR ユーザー・プロファイルでサーバーを実行するように Liberty を構成します。
  • wlp/etc/default.env ファイルの WLP_DEFAULT_JAVA_HOME を Java™ の最小サポート・レベルの 32 ビット版のロケーションに設定することで、デフォルト JDK ロケーションを構成します。
  • IBM® i 固有の製品レジストリーに製品のエントリーを追加します。
  • IBM i 固有のライブラリーとオブジェクト (QWAS9 サブシステムと QEJBSVR ユーザー・プロファイルなど) を作成します。

iAdmin POSTINSTALL コマンドの呼び出しは、アーカイブ・ファイルの解凍による Liberty のインストールの後か、またはジョブ・マネージャーを使用した Liberty リソースのインストールを行うときにのみ実行します。 IBM Installation Manager を使用してインストールした場合、Liberty サーバーは、QWAS9 サブシステムのジョブとして始動し、QEJBSVR ユーザー・プロファイルで実行されるように既に構成されています。

注: iAdmin POSTINSTALL コマンドを使用するには、*ALLOBJ と *SECADM の特殊権限が必要です。

手順

  1. IBM i コマンド行で、STRQSH コマンドを実行して Qshell を開始します。
  2. 開始された Qshell セッションで、wlp ディレクトリーに移動します。
  3. 以下のコマンドを実行します。
    lib/native/os400/bin/iAdmin POSTINSTALL

次のタスク

WebSphere Application Server のグループ PTF をインストールして、WebSphere Application Server が依存する他の製品に必要な PTF を適用します。 『IBM i での WebSphere Application Server のグループ PTF のインストール』を参照してください。


トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: twlp_inst_ios.html