Admin Center のトラブルシューティング
Admin Center のトラブルシューティングを行う際、いくつかの一般的な問題がある可能性があります。問題のリストを参照して、問題の解決方法を確認してください。
- サーバー構成ツールの問題
- サーバー情報を取得できません
- CWWKX7204E: 提供された資格情報でホスト host_name に接続できません
- CWWKX0279E: host_name ホストのホスト・パス情報が使用不可です
- CWWKX0261E: ホスト host_name のホスト認証情報は使用できません
- CWWKX2003E: host_name ホストの書き込みリストが集合リポジトリーに登録されている必要があります
- CWWKX2004E: リモート・ファイルのロケーション filePath は、サーバー serverName の登録済みホワイトリスト内にありません
- エラー 500: 指定されたファイルが見つかりません
- エラー 500: sh: java: 権限がありません
- 探索ツールの問題
他の問題の修正については、Liberty 集合のトラブルシューティング および ランタイム環境での既知の問題および制約事項を参照してください。
サーバー構成ツールの問題
- サーバー情報を取得できません
エラー・コードが付与されていない場合、ネットワーク・デバッガーを見るか、トレース・ログを有効にしてください。
- CWWKX7204E: 提供された資格情報でホスト host_name に接続できません。
- メッセージ:
原因:localhost,C:/wlp,member1 stop 操作により、例外が発生しました (localhost,C:/wlp,member1 stop operation resulted in an Exception): メンバー localhost,C:/wlp,member1 での stopCluster 操作の実行中に ConnectException をキャッチしました (ConnectException caught while performing stopCluster operation on member localhost,C:/wlp,member1): java.net.ConnectException: CWWKX7204E: 提供された資格情報でホスト localhost に接続できません。
RPC 資格情報が無効であるか、SSH が機能していません。
解決策:サーバー構成内の hostAuthInfo の RPC ユーザーおよびパスワードの値が正しいことを確認してください。Liberty サーバー・ホスト情報のオーバーライドを参照してください。
- CWWKX0279E: host_name ホストのホスト・パス情報が使用不可です。
- メッセージ:
原因:CWWKX0279E: localhost ホストのホスト・パス情報が使用不可です。 /sys.was.collectives/local/hosts/localhost/sys.host.paths ノードはリポジトリー内に存在しません。
集合にメンバーを参加させるには、集合サーバーが実行中でなければなりません。
解決策:集合コントローラー・サーバーが始動済みであることを確認してください。
集合サーバーは実行中だが、ホスト・パス情報が使用可能にならない場合、集合 updateHost コマンドを、 --hostReadPath パラメーターおよび --hostWritePath パラメーターに正しい値を指定して実行してください。updateHost について詳しくは、CWWKX0261E またはホスト・コンピューターの Liberty 集合への登録を参照してください。
- CWWKX0261E: ホスト host_name のホスト認証情報は使用できません。
- メッセージ:
原因:CWWKX0261E: ホスト localhost のホスト認証情報は使用できません。
メンバーが存在しているホストに対して集合 updateHost コマンドが実行されませんでした。
解決策:RPC または SSH 情報のいずれかを指定して、集合 updateHost コマンドをメンバー・ホストに対して実行してください。--hostReadPath パラメーターおよび --hostWritePath パラメーターもコマンドに指定してください。
wlp/bin/collective updateHost memberHost --host=collectiveHost --port=controllerHTTPSPort --user=controllerAdmin --password=controllerAdminPassword --rpcUser=osUser --rpcUserPassword=osUserPassword --hostReadPath=serversPath --hostWritePath=serversPath
ホスト・コンピューターの Liberty 集合への登録を参照してください。
- CWWKX2003E: host_name ホストの書き込みリストが集合リポジトリーに登録されている必要があります。
- メッセージ:
原因:CWWKX2003E: localhost ホストの書き込みリストが集合リポジトリーに登録されている必要があります。
--hostWritePath パラメーターを指定して集合 updateHost コマンドが実行されませんでした。
解決策:集合 updateHost コマンドを、サーバー構成ツールがアクセスする必要のある構成ファイルを指定するために --hostWritePath パラメーターを指定して実行してください。
- CWWKX2004E: リモート・ファイルのロケーション filePath は、サーバー serverName の登録済みホワイトリスト内にありません。
- 原因:
メンバーがまだ開始されていないか、コントローラーへの公開に失敗したか、あるいは remoteFileAccess の 1 つ以上のデフォルト readDir パスが上書きまたは削除されました。
解決策:メンバー・サーバーの構成に remoteFileAccess が指定されている場合、構成ファイルへの readDir アクセス (filePath を含む) が許可されていることを確認してください。指定された (またはデフォルトの) remoteFileAccess がコントローラーに正常に公開されたことを確認してください。公開するには、メンバー・サーバーが実行中でなければなりません。
- エラー 500: 指定されたファイルが見つかりません。
- メッセージ:
原因:エラー 500: 指定されたファイルが見つかりません。
スキーマは生成されません。
解決策:サーバー・スキーマが生成されたことを確認してください。また、サーバーが実行中であること、またはサーバーに生成済みスキーマが含まれていることを確認してください。wlp/bin/tools/ws-serverSchemagen.jar ファイルを使用して、スキーマを手動で生成することができます。コマンド行から Liberty 構成スキーマを生成を参照してください。
- エラー 500: sh: java: 権限がありません
- メッセージ:
原因:エラー 500: sh: java: 権限がありません
Java™ のインストール済み環境の Java パスが正しくありません。
解決策:Java のパスの設定については、Admin Center でのサーバー構成ファイルの編集およびLiberty 集合メンバーおよび集合コントローラー用の JAVA_HOME 変数の設定を参照してください。
探索ツールの問題
- サーバーおよびアプリケーションの状況をもっと頻繁に更新する必要があります
- Admin Center は、変更がないか調べるために定期的かつ頻繁にポーリングを行います。探索ツールでサーバーおよびアプリケーションの状況をよりタイムリーに更新するには、websocket-1.1 フィーチャーまたは websocket-1.0 フィーチャーをサーバー構成に追加します。
<featureManager> <feature>adminCenter-1.0</feature> <feature>websocket-1.1</feature> </featureManager>
WebSocket は、トポロジーのライブ・ビューをサイズに関係なく提供します。
- モニター・ビューで、プロセス CPU 統計を提供しない JVM に対して 0% の CPU 使用率が表示されます。
- Admin Center モニター・ビューの CPU 使用率グラフでは、プロセス CPU 統計を提供しない JVM に対して、0% の CPU 使用率が表示されます。グラフについて詳しくは、Admin Center でのメトリックのモニターを参照してください。