
開発者ツールの使用によるドロップイン・ファイルでの Liberty 構成の指定
構成ドロップイン・ファイルを作成し、それらのファイルを configDropins ディレクトリーに置くことによって、Liberty のサーバー構成を指定できます。
このタスクについて
ドロップイン・ファイルを使用することによって、デフォルト構成を設定するか、 または、server.xml ファイルまたは組み込みファイル内に設定された構成をオーバーライドすることができます。サーバー構成バリデーターは、 全体的なサーバー構成検証の一部として構成ドロップイン・ファイルを含みます。サーバー構成エディターは、ドロップイン・ファイルに定義された変数および参照を適切なコンテンツ・アシスタンスおよびドロップダウン・リストに表示します。
構成ドロップイン・ファイルは ${server.config.dir}/configDropins/defaults ディレクトリーまたは ${server.config.dir}/configDropins/overrides ディレクトリーのいずれかに入れることができます。
- これらのファイルが defaults ディレクトリーに置かれた場合、 その構成はサーバー構成の前に適用されます。この場合、これらのファイルがデフォルト値になりますが、 それらの値はメイン server.xml ファイルまたは組み込みファイルでオーバーライドできます。
- 構成ドロップイン・ファイルが overrides ディレクトリーに置かれた場合、 その構成はサーバー構成の後に適用されます。この場合、これらのファイルがメイン server.xml ファイルまたは組み込みファイルをオーバーライドします。
構成ドロップイン・ファイルについて詳しくは、『構成ドロップイン (dropins) フォルダーを使用したサーバー構成の指定』を参照してください。