ポリシー添付を介した Web サービス・ポリシーの定義
Liberty では、Web サービス・アプリケーションのポリシー添付ファイルまたは Web サービス記述言語 (WSDL) ファイル内で Web サービス・ポリシー (WS-Policy) を定義できます。
このタスクについて
WSDL ファイルがアプリケーションにパッケージされていない場合、ポリシー添付を使用して、 Web サービス・アプリケーション用の WS-Policy を構成できます。ポリシー添付フィーチャーは、多くの場合、 Java API for XML Web Services (JAX-WS) 2.2 フィーチャーを使用可能にすると、 Web サービス・アプリケーション・パッケージに対して自動的に使用可能にされます。必要なのは、Web サービスのクライアント・サイドとプロバイダー・サイドの両方を構成して、 アプリケーションの WS-Policy 添付ファイルを定義することだけです。
WS-Policy のサポートとは、アプリケーション・サーバーにおける次の仕様の実装のことです。
- WS-Policy は、Web サービスが XML を使用してセキュリティーおよびサービス品質についてのポリシーを公表できる仕様であり、Web サービス利用者にとってはポリシー要件を指定できる仕様です。 詳しくは、Web Services Policy 1.5 - Framework を参照してください。
- WS-Policy Attachment は、Web Services Policy Framework 内での定義に従って、ポリシーをポリシー適用先サブジェクトに関連付けるための、2 つの汎用目的メカニズムを定義します。詳しくは、Web Services Policy 1.2 - Attachment を参照してください。