Liberty への SIP アプリケーションのデプロイ

Session Initiation Protocol (SIP) アプリケーションは、少なくとも 1 つの SIP サーブレットを含む Java アプリケーションです。SIP アプリケーションは、他の Web アプリケーションと同様にデプロイされます。

始める前に

sipServlet-1.1 フィーチャーを Liberty サーバーにインストールします。詳しくは、Liberty フィーチャーの追加および削除を参照してください。

SIP コンテナーを構成します。

このタスクについて

SIP アプリケーションをデプロイするには、アプリケーションを、Web アーカイブ (WAR) ファイル、サーブレット・アーカイブ (SAR) ファイル、あるいは WAR ファイルまたは SAR ファイルを含むエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルにパッケージする必要があります。

このタスクでは、手動での SIP アプリケーションのデプロイ方法について説明します。あるいは、server.xml ファイル内でアプリケーションに関連したすべての構成を自動的に使用可能にする、開発者ツールを使用して SIP アプリケーションを Liberty にデプロイすることもできます。詳細情報については、WebSphere® Developer Tools >「開発」>「SIP アプリケーションの開発」を参照してください。

手順

次のいずれかの方法で、SIP アプリケーションの WAR ファイル、SAR ファイル、または EAR ファイルを Liberty サーバーに追加します。
  • アーカイブ・ファイルを、サーバー構成ディレクトリー内の、ドロップイン成果物用のフォルダー wlp/usr/servers/server_name/dropins に移動します。Liberty サーバーは、新規アプリケーションがないか dropins フォルダーをモニターしており、デフォルト構成を使用してアプリケーションを自動的にインストールします。
  • アーカイブ・ファイルを、サーバー構成ディレクトリー内の、アプリケーション用のフォルダー wlp/usr/servers/server_name/apps に移動します。次に、server.xml ファイル内に application エレメントを構成して、Liberty サーバーに SIP アプリケーションをインストールします。

    以下の例は、appName.ear ファイルをインストールします。ここで、context-root 属性は、デプロイ済みアプリケーションのエントリー・ポイントを指定します。

    <application id="appId" name="appName" type="ear" location="appName.ear" context-root="/sip289/"/>

トピックのタイプを示すアイコン タスク・トピック

ファイル名: twlp_sip_dep.html