このディレクトリーには、VisualAge for C++ for Windows バージョン 3.5 の 修正パックが含まれています。 修正パックの配布を容易にするため、修正パックはいくつかの異なる サブコンポーネントに分かれています。各サブコンポーネントの中では、 修正パックは累積的であり、各サブコンポーネントごとに最新のものを 1 つ適用するだけでよいようになっています。 修正パックは、次の命名規則を使用しています。 - 最初の 2 文字は常に WJ です。 - 次の文字はサブコンポーネントを表しています。 C - コンパイラー(C/C++ コンパイラー、ILINK、ILIB) D - ドキュメンテーション(未リリース) O - オープン・クラス・ライブラリー S - オープン・クラスのソース・コード T - ツールキット(Win32 SDK および Win32s) U - ユーティリティー(デバッガー、ブラウザー、 パフォーマンス・アナライザー) V - ビジュアル・ツール(ビジュアル・ビルダーおよび データ・アクセス・ビルダー) W - WorkFrame - 次の 2 文字はプロダクトのバージョン番号です。 - 最後の文字は、修正パックのレベルです。 つまり、WJC351 は VisualAge C++ バージョン 3.5 の最初の コンパイラー修正パックということになります。WJC352 は 2 番目の コンパイラー修正パックです。WJV351 は最初のビジュアル・ツール 修正パックです。 各修正パックは、それぞれサブディレクトリーに入っています。修正パック を適用する方法については、各サブディレクトリーの中に入っている readme.txt ファイルを参照してください。 修正パックの適用順序は以下のとおりです。 1. リブート 2. WJC352 3. WJO352 4. WJW352 5 リブート 6. WJV352 7. WJU352 8. WJT352 9. リブート 10. オープン・クラスのソース・コードをインストールした場合は、 いずれかの時点で WJS352 も適用してください。 重要な注意事項: --------------- IBMCPPW\MAINPRJ の中のファイル VACPP.IWS は、これをインストール することにより置き換えられます。このファイルをカスタマイズした 場合は、この修正パックをインストールする前に必ずそれらの変更内容 を保管しておいてください。この修正パックのインストールが正常に 終了したなら、カスタマイズの内容を新しい VACPP.IWS ファイルに 反映させることができます。 未解決の問題点: --------------- Windows NT 3.51 では、WorkFrame プロジェクト・ビューの「選択済み」 プルダウン・メニューは、初回使用時にしか動作しません。それ以後この プルダウンを使用すると、メニュー項目に間違ったリストが表示され、 それを選択しても何の機能も実行されません。プロジェクト・ビューの 中で選択されているファイルを右クリックして表示されるポップアップ・ メニューの方は、適用可能なアクションのリストが表示され、正常に 機能します。「選択済み」プルダウンは使わないようにし、 ポップアップ・メニューの方を使用してください。 データ・アクセス・ビルダー・ウィンドウの再描画に関する問題 ・ Narc/DG ウィンドウの上に別のウィンドウまたは概略ウィンドウが 重なっている場合に、手前にあったウィンドウを移動したり除去 したりした後に、Narc/DG ウィンドウが正しく再描画されない 場合があります。手前のウィンドウの一部分が残ってしまいます。 リソース・ワークショップでコンパイル済みのリソースファイル (.RES ファイル)を開くと、文字列等で使用された DBCS 文字が 正しく表示されない場合があります。機能上問題はありません。 VisualAge C++ の IBM オープン・クラスのサンプルプロジェクトに 含まれる実行ファイルが、WindowsNT 4.0 上で正しく動作しない場合 があります。その場合、本修正パックを適用後、再度ビルドし、実行して ください。