ポリシーの処理

ポリシーにより、コンシューマーがサービスを要求するときに満たされる必要のあるビジネス要件を定義します。

ポリシーとは、ビジネス・サービスの要件、制約、またはケイパビリティーを表すアサーションのセットです。例えば、「ビジネス・サービスでは通信メディアとして HTTP または HTTPS を使用しなければならない」というのは、ポリシーの一例です。

ポリシーは次の 3 つのセクションで構成されています。
注: これらの要件は、アサーションとしてモデル化されます。

実行時に Business Services Dynamic Assembler は、 要求に関係のあるポリシーのセットを判別し、それらの要件を満たす 最適なエンドポイントを探します。

ポリシーは、Business Services Dynamic Assembler により、最適なエンドポイントをポリシーに基づいて動的に選択することによって実行時に実行されます。Business Services Dynamic Assembler は、非常に拡張が容易なセマンティック・メディエーション・エンジンで、動的サービスの組み立てとサービス動作の適応で、コンテンツ、コンテキスト、およびコントラクトに基づいてポリシー・ベース構成とセマンティック・メディエーションを使用します。

注: Business Services Dynamic Assembler について詳しくは、Business Services Dynamic Assembler の資料を参照してください。

ポリシーは、アプリケーション・スイート、アプリケーション、ビジネス・サービス、インターフェース、 および他のタイプのリソースをターゲットにすることができます。各ビジネス・サービスは、複数のインターフェースで構成できます。各インターフェースは、複数のエンドポイントに関連付けることが可能です。 ポリシーがビジネス・サービスに適用されると、そのポリシーは、関連付けられているインターフェースすべてと、それらのインターフェースに関連付けられているエンドポイントすべてにも適用されます。

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