IBM WebSphere Process Server Fix Pack V6.0.1.1 README 製品 README 要約 V6.0.1.1 WebSphere Process Server 製品 README。インストール関連手順、前提条件、ハイライト、および既知の問題を収録。 内容 IBM WebSphere Process Server バージョン 6.0.1 フィックスパック 1 (V6.0.1.1) 目次 フィックスパック 1 について 変更履歴 フィックス 前提条件 スペース所要量 フィックスパック 1 のインストール手順 既知の問題 追加情報 Update Installer の README ファイルの参照先 商標 編集日: 2006/03/20 Copyright International Business Machines Corporation 2006. All rights reserved. (C) Copyright IBM Japan 2006 フィックスパック 1 について 特定の製品およびプラットフォームの組み合わせに対し、複数の累積フィックスが 1 つの保守パッケージにまとめられています。各保守パッケージは V6.0.1 として言及されます。 Update Installer を使用してフィックスパック 1 をインストールすると、製品のフィックス・レベルは V6.0.1.1 になります。 詳しくは、『フィックスパック 1 のインストール手順』のインストール手順を参照してください。 フィックスパックは V6.0.1 ダウンロード・ページからダウンロードできます。 先頭へ戻る 変更履歴 リリース日付: 2006 年 3 月 30 日 2006 年 3 月 30 日: 発行 先頭へ戻る WebSphere Process Server および WebSphere Enterprise Service Bus のフィックス: JR22713 Oracle での WAS Common DB インストール問題 JR22950 継承した attr をキーとして使用するとバリデーターがエラーを戻す JR22954 SOAP JMS エクスポートを使用してビジネス・プロセスをエクスポートすると例外が発生する JR23057 BPEL に再サブミットする前に失敗したイベントを変更できない JR23059 WebServices バインディングでのビルド時間エラー JR23154 動的クラスター用の WPS ウィザードが必要 JR22957 複数アクセス中の NullPointerException IY79366 BPEDB 用の OCE ドライバーとの Oracle 10g の使用 IY80287 SQL Activity が JDBC 構文をサポートしない IY81140 モジュール間テスト中に ClassCastException が発生する IY80791 タスク内の参照での tel URL の処理 組み込まれた WebSphere Application Server のフィックス: PK18885 WAS602.SERV1 へのバックポート 313498 および 313498.1 PK17894 CTS:MarshallComplexTypesTests が障害コード exp で失敗する PK19782 NotSerializableException: WebServicesFaultAlternateContent PK19923 WLM 内の ConcurrentModificationException PK20484 クラスター内の WESB サーバーが障害からの回復に失敗する PK19905 WAS 6.0.2.1 内の JDBC メディエーターでの問題: DBEXCEPTION PK16700 アダプター・モジュールを開始するときに例外を受け取った PK19617 Def.getServices がインポートされたサービスを戻さない 先頭へ戻る 前提条件 フィックスパック V6.0.1.1 は WebSphere Process Server バージョン 6.0.1 の上にインストールします。 必要なすべてのハードウェアとソフトウェアの前提条件については、サポートされているハードウェアとソフトウェアの Web サイトで説明しています。 先頭へ戻る スペース所要量 スペース所要量は、インストール内容によって異なります。各ダウンロードのサイズはサポート・サイトに示されています。フィックスパックの場合、システムの一時ディレクトリー (Linux または UNIX システムでは一般に /tmp) に約 600 MB、WebSphere Process Server イメージをホストするファイル・システム (Linux または UNIX ベース・プラットフォームでは一般に /usr または /opt) に 600 MB、Windows プラットフォームでのインストール先ディスク・ドライブに約 1.2 GB のフリー・スペースが必要です。 インストールを開始する前に、フリー・スペースが使用可能であることを確認します。 また、install_root/updateinstaller ディレクトリーにもスペースが必要です。必要なスペースは、フィックスパックおよび含まれているその他のフィックスのサイズとほぼ同じであり、一般には 25 MB から 750 MB の間です。 install_root/properties/version/update/backup ディレクトリーにバックアップ・ファイル用のスペースも必要です。必要なスペースは、フィックスパックのサイズとほぼ同じであり、製品とプラットフォームに応じて 25 MB から 750 MB の間です。 詳しくは、Update Installer のディスク・スペース所要量を参照してください。 先頭へ戻る フィックスパック 1 のインストール手順 1. 適切な CD または配布メディアから V6.0.1 製品をインストールします。 この時点ですでに製品をインストールしており、既存のシステムを更新する状況であることがよくあります。 2. backupConfig コマンドを実行して構成ファイルをバックアップします。オンラインのインフォメーション・センターの『管理構成のバックアップとリストア (Backing up and restoring administrative configurations)』を参照してください。 3. 重要: 現行の Update Installer をダウンロードする前に、古い Update Installer のコピーをバックアップして削除してください。新しいバージョンの Update Installer を使用するには、まず古いバージョンを削除する必要があります。 a. 必要に応じて、install_root/updateinstaller/maintenance ディレクトリーのすべてのファイルとサブディレクトリーをバックアップします。 b. install_root/updateinstaller/maintenance ディレクトリーとそのサブディレクトリーをすべて削除します。 4. 保守パッケージの README ファイルに記述されているディスク・スペース所要量を確認します。 5. 構成のバックアップ後、V6.0.1 をインストールする前に、WebSphere Process Server の IBM Developer Kit を使用する Java プロセスをすべて停止します。IBM Developer Kit は、IBM から WebSphere Process Server 製品向けに提供される Java 2 SDK をサポートする目的で提供されています。 6. nodeagent プロセス、デプロイメント・マネージャー・プロセス、および IBM HTTP Server などの保守可能製品に属するすべてのサーバー・プロセスを停止します。必要に応じてすべての Java プロセスを停止します。 WebSphere Process Server 関連 Java プロセスの実行中に V6.0.1 をインストールすると、製品が正常に実行できない可能性があります。 7. 製品サポート Web サイトから、必要な V6.0.1.1 ダウンロード可能パッケージを入手します。 このパッケージをディスクの一時的な場所にダウンロードします。 8. パッケージを install_root ディレクトリーに unzip します。この処理では、ダウンロードしたパッケージが自動的にinstall_root/updateinstaller ディレクトリーと各種サブディレクトリー (maintenance サブディレクトリーを含む) に解凍されます。 例えば、以下のコマンドを使用して保守パッケージを unzip します。 cd /opt/IBM/WebSphere/ProcServer tar -xvf /tmp/downloads/6.0.1-WS-WPS-ESB-AixPPC32-FP0000001.zip V6.0.1.1 ダウンロード可能パッケージには、Update Installer と実際の V6.0.1.1 保守パッケージ、多数の必須 WebSphere Application Server 保守パッケージが含まれています。V6.0.2.6 Update Installer for WebSphere Software は、install_root/updateinstaller ディレクトリーにあります。この保守パッケージは install_root/updateinstaller/maintenance ディレクトリーにあります。 9. 『推奨される更新 (Recommended updates)』ページで、V6.0.1 ファイルの作成時点以降に Update Installer が更新されているかどうかを確認します。 更新されている場合は、新しい Update Installer をダウンロードしてインストール・ルート・ディレクトリーに解凍し、V6.0.1 の Update Installer ファイルを置き換えます。 10. (オプション) スペースが必要な場合は、ZIP ファイルを削除します。 11. コマンド・シェル・ウィンドウを開き、ディレクトリーを更新する製品の install_root/updateinstaller ディレクトリーに変更します。 cd install_root/updateinstaller 以下のコマンドを使用して、製品で使用される Java 2 Software Development Kit (SDK) を複製します。これにより、保守パッケージのインストール時に元の SDK を更新できます。 注: このステップの操作をすでに実行している場合は、このステップを省略できます。このステップの操作を前に実行しているかどうかを確認するには、updateinstaller ディレクトリー内に java ディレクトリーが存在しているかどうかを確認します。 Windows の場合: update -silent -W maintenance.package=\maintenance\6.0.2-WS-WAS-WinX32-FP0000007.pak relaunch.active=false UNIX プラットフォームの場合 (AIX の例): ./update -silent -W maintenance.package=\maintenance\6.0.2-WS-WAS-AixPPC32-FP0000007.pak relaunch.active=false 12. 同じコマンド・シェルを使用して、更新を開始します。 update コマンドを使用して、ダウンロードして解凍した保守パッケージをインストールします。 保守パッケージのインストール順序を次に示します (この順序は OS によって異なります)。 6.0.2-WS-WAS-WinX32-FP0000007.pak (WebSphere Application Server V6.02 フィックスパック 7) 組み込まれた 8 個の WebSphere Application Server iFixes: 6.0.2.7-WS-WAS-IFPK18885.pak PK17894_6027.pak 6.0.2.7-WS-WAS-IFPK19782.pak 6.0.2.7-WS-WASND-IFPK19923.pak 6.0.2.7-WS-WAS-IFPK20484.pak 6.0.2.7-WS-WAS-IFPK19905.pak 6.0.2.7-WS-WAS-IFPK16700.pak 6.0.2.7-WS-WAS-IFPK19617.pak 6.0.1-WS-WPS-ESB-WinX32-FP0000001.pak (WebSphere Process Server V6.0.1 フィックスパック 1) 保守パッケージごとに以下を実行します。 Windows の場合: update -silent -W maintenance.package=\maintenance\6.0.2-WS-WAS-WinX32-FP0000007.pak UNIX プラットフォームの場合 (AIX の例): ./update -silent -W \ maintenance.package=./maintenance/6.0.2-WS-WAS-AixPPC32-FP0000007.pak または、パラメーターを指定せずに update コマンドを実行し、グラフィカル・ユーザー・インターフェースを開始します。 Windows の場合: update UNIX プラットフォームの場合: ./update update コマンドの使用法についての詳細は、install_root/updateinstaller/docs/readme_updateinstaller.html ファイルを参照してください。 先頭へ戻る 既知の問題 Update Installer for WebSphere Software を使用する前に、WebSphere Application Server 関連 Java プロセスをすべて停止する 詳しくは、以下の技術情報を参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg21199141 以下に示す既知の問題の次善策については、Update Installer の README ファイルを参照してください。 問題 製品のアンインストールで、更新された製品が正しく削除されない SDK 更新の再起動アクションで、Update Installer が再起動されない これは一部の HP-UX システムでの既知の問題です。 保守パッケージをインストールするときには、常に最新バージョンの Update Installer for WebSphere Software を使用してください。 Update Installer により更新された IBM Software Development Kit (SDK) がロールバックされるときに、コマンド行に制御が早期に戻される。 インストールに使用可能な十分なディスク・スペースがない場合、IBM Software Development Kit (SDK) のコピー後に Update Installer が再起動できない V6.0.2 のインストール後、非ルート・プロファイルの開始時にエラーが発生する 製品 SDK の更新のための SDK の複製で問題が発生する オペレーティング・システムの制約が原因で、プロファイルの更新スクリプトと取り消しスクリプトが SBCS および発音キーのない文字に制限される V6.0.2 のロールバック後に、V6.0.2 レベルのプロファイルが存在することがある 先頭へ戻る 追加情報 追加情報については、WebSphere Process Server Information Center を参照してください。 追加情報については、『推奨される更新 (Recommended Updates)』ページと『WebSphere Application Server V6.0 リリースの IBM 更新計画 (IBM update strategy for WebSphere Application Server V6.0 release)』ページも参照してください。 先頭へ戻る Update Installer の README ファイルの参照先 詳しくは、Update Installer のオンライン README ファイルを参照してください。 V6.0.1.1 の解凍後、install_root/updateinstaller/docs/readme_updateinstaller.html ファイルを README ファイルとして参照できます。ただし、バンドルされているローカル・コピーは定期的には更新されませんが、オンライン版は定期的に更新されます。 README ファイルの情報は、WebSphere Process Server Information Center でも参照できます。インフォメーション・センターの README とオンライン技術文書は定期的に同期されます。 先頭へ戻る 商標 商標の帰属については、IBM Web サイトの「ご利用条件」をご覧ください。