ユーザー ID
DB2 管理者のユーザー ID。これは、管理者権限を持つ 既存のユーザー ID でなければなりません。さらに、
- Windows(R) プラットフォームでは、ユーザーは管理者グループのメンバーでなければなりません。
- UNIX(R) プラットフォームでは、
- ユーザーの 1 次グループは、任意の一般グループ (other、dbsysadm、db2iadm など) にすることができます。
データベースの構成時には、一部のグループは、ユーザーの 1 次グループとして正常に機能しない場合があります。
例えば、Linux では、ユーザーの 1 次グループが users の場合に問題が発生する場合があります。
- ユーザー root は、ユーザーの 1 次グループのメンバーでなければなりません。
root がこのグループのメンバーでない場合は、グループのメンバーとして root を追加してください。
- 最良の結果を得るには、ユーザーのログイン・シェルが Korn シェル・スクリプト (/usr/bin/ksh) でなければなりません。
- ユーザーのパスワードが正しく設定され、使用できるようになっていなければなりません。
例えば、パスワードの有効期限が切れていたり、いかなる種類であっても初回の妥当性検査を待っていたりしてはなりません。
(パスワードが正しく設定されているかどうかを検査するための最適な方法は、同じコンピューターに telnet でログインし、そのユーザー ID およびパスワードで
正常にログインできるかどうかを確認することです。)
- ユーザーがホーム・ディレクトリーを持っていなければならず、そのホーム・ディレクトリーの所有者でなければなりません。
- ユーザーのホーム・ディレクトリーのグループ所有権は、ユーザーの 1 次グループでなければなりません。
- データベースの構成時には不要ですが、慣習として、データベースの場所としてユーザー ID のホーム・ディレクトリーを指定してください。
しかし、他の場所を指定する場合は、ユーザーのホーム・ディレクトリーに 3 から 4 MB の使用可能容量が必要です。
これは、データベース自体を他の場所に置く場合でも、DB2 がリンクを作成し、インスタンス所有者 (User) のホーム・ディレクトリーにファイルを追加するためです。