NetView(R) Web アプリケーション

この README ファイルには、Tivoli(R) NetView for z/OS(R) v5r2 の NetView Web アプリケーション・コンポーネントに関する情報が記載されています。

このファイルは、以下のカテゴリーに分かれています。


NetView Web アプリケーションのインストール計画

NetView Web アプリケーションは、以下のプラットフォームで使用可能です。

NetView Web アプリケーションは、以下の機能で構成されています。

フルインストールを行う場合は、すべての機能がインストールされます。 カスタム・インストールを行う場合、インストールする機能を指定することができます。

NetView Web アプリケーションをインストールする前に、 組み込みバージョンの WebSphere Application Server - Express と IBM WebSphere Application Server のどちらを Web サーバーとして使用するのかを決める必要があります。 組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express または IBM WebSphere Application Server がインストールされているマシンは、 Web アプリケーション・サーバーと呼ばれます。

使用する Web サーバーを決めたら、Web アプリケーション・サーバーと別のマシンのどちらに SNMP サーバーをインストールするのかを決める必要があります。 詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。


前提条件

ソフトウェア要件

NetView Web アプリケーションは、Java(C) 2 ランタイム環境 (バージョン 1.4.2) が各インストール・イメージに組み込まれた状態で出荷されるため、 Java を別個に入手する必要はありません。

WebSphere を Web サーバーとして使用する場合は、IBM WebSphere Application Server V6.0.2 が必要です。

NetView Web アプリケーションは、以下のオペレーティング・システムでサポートされます。

サポートされる Web ブラウザー

NetView Web アプリケーションでサポートされる Web ブラウザー・バージョン (英語および日本語) は、以下のとおりです。

ハードウェア要件

上記の「ソフトウェア要件」セクションにリストされている個々のプラットフォーム (Windows、AIX、Linux on zSeries) をサポートするハードウェア。

IBM Websphere Application Server V6.0.2 Advanced Edition の追加のハードウェア要件については、 該当するプラットフォーム用の WebSphere 資料を参照してください。


正しいファイルの選択

インストールするファイルは、Tivoli NetView for z/OS CD 配布メディアのディレクトリー「webapp」の下にあります。

以下のファイルが、NetView Web アプリケーションの一部として配布されます。

znetview_webapp_win.exe Windows 用 InstallShield イメージ
znetview_webapp_aix.bin AIX 用 InstallShield イメージ
znetview_webapp_zlinux.bin Linux on zSeries 用 InstallShield イメージ
znetview_webapp_readme_en.htm この README ファイルの英語版
znetview_webapp_readme_ja.htm この README ファイルの日本語版


NetView Web アプリケーションのインストール/アンインストール

NetView Web アプリケーションのインストールおよびアンインストールに関する一般情報

アンインストール - 重要な情報: インストール - 重要な情報:

Windows への NetView Web アプリケーションのインストール

注: 始める前に、まず『インストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

サポートされる Windows プラットフォームに NetView Web アプリケーションをインストールするには、以下のステップに従ってください。

インストールのヒント:

CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。

               ---- または ----

HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、 以下の手順に従ってください。

znetview_webapp_win.exe ファイルを実行すると、 InstallShield マルチプラットフォーム・セットアップ・ウィザードが起動します。

注:
Windows 用の znetview_webapp_win.exe を実行すると、最初の InstallShield パネルが表示されます。 このパネルでは、インストールに使用される JVM (Java 仮想マシン) が準備されます。 ご使用のマシンの速度とメモリー、およびマシン・リソースの獲得のために競合している現在実行中の他のプロセスによっては、 この準備に 30 から 40 秒、またはそれ以上かかる場合があります。 「状況」標識がしばらくの間、フリーズする場合がありますが、 次のパネルが表示され、InstallShield ウィザードの初期設定が開始されます。 必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「c:\usr\lpp\netview\v5r2」です。 重要なのは、ターゲット・フォルダーのパス名に &、*、 または # などの特殊文字を使用しないことです。

Windows からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

注: 始める前に、まず『アンインストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

サポートされる Windows プラットフォームで NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、 以下のステップに従ってください。

AIX への NetView Web アプリケーションのインストール

注: 始める前に、まず『インストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

AIX で NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のステップに従ってください。

インストールのヒント:

CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。

               ---- または ----

HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、 以下の手順に従ってください。

znetview_webapp_aix.bin ファイルを実行すると、InstallShield マルチプラットフォーム・セットアップ・ウィザードが起動します。

注:
znetview_webapp_aix.bin を呼び出すと、AIX は次の状況メッセージを表示します。

         InstallShield ウィザード・インストーラーを初期設定しています...
         Java(tm) 仮想マシンを準備しています...
         ...................................
         ...................................
         .........................

         InstallShield ウィザード・インストーラーを実行しています...


この後に続く AIX インストールの InstallShield パネルは、Window バージョンと同様です。

必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「/usr/lpp/netview/v5r2」です。

AIX からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

注: 始める前に、まず『アンインストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

AIX から NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、次のステップに従ってください。

Linux on zSeries への NetView Web アプリケーションのインストール

注: 始める前に、まず『インストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

Linux システムで NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のステップに従ってください。

インストールのヒント:

CD から NetView Web アプリケーションをインストールするには、次のようにします。

               ---- または ----

HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールするには、 以下の手順に従ってください。

znetview_webapp_zlinux.bin ファイルを実行すると、 InstallShield マルチプラットフォーム・セットアップ・ウィザードが起動します。

注:
znetview_webapp_zlinux.bin を起動すると、 Linux システムは以下の状況メッセージを表示します。

         InstallShield ウィザード・インストーラーを初期設定しています...
         Java(tm) 仮想マシンを準備しています...
         ...................................
         ...................................
         .........................

         InstallShield ウィザード・インストーラーを実行しています...


この後に続く Linux on zSeries インストールの InstallShield パネルは、 Window バージョンおよび AIX バージョンと同様です。

必須ではありませんが、ターゲット・フォルダーのデフォルト・ディレクトリー名を使用することをお勧めします。 デフォルトのパスは「/usr/lpp/netview/v5r2」です。

Linux on zSeries からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

注: 始める前に、まず『アンインストール - 重要な情報』セクションを読んでください。

Linux on zSeries から NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、 以下のステップに従ってください。


ポストインストール・カスタマイズ

NetView Web アプリケーションの「組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express」機能をインストールしてある場合は、 下の「組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express のポストインストール・カスタマイズ」セクションに進んで、 実行する必要のあるカスタマイズ・ステップを完了しなければなりません。

zNetViewWebApp.ear ファイルをインストールしてあり、 WebSphere Application Server 内で NetView Web アプリケーションを実行するだけである場合でも、 ここで、次の「WebSphere Application Server のポストインストール・カスタマイズ」セクションを実行する必要があります。

WebSphere Application Server のポストインストール・カスタマイズ

:  これは、NetView Web アプリケーションの機能として提供される組み込みの WebSphere ではありません。
このセクションでは、基本の WebSphere Application Server オファリングについて説明します。
web.xml ファイルの変更: nvim.xml ファイルの変更

詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。


組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express のポストインストール・カスタマイズ

web.xml ファイルの変更: nvim.xml ファイルの変更

詳しくは、「IBM Tivoli NetView for z/OS インストール: 追加コンポーネントの構成 」資料を参照してください。


NetView Web アプリケーションの開始/停止

nvsrvc コマンド

nvsrvc コマンドは、組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express および SNMP サーバーを開始するために使用されます。 AIX および Linux on zSeries 環境では、nvsrvc コマンドを発行するときに .sh 拡張子を付ける必要があります (nvsrvc.sh)。 nvsrvc コマンドは、製品のインストール・パスの「bin」サブディレクトリーにあります。

組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express および SNMP サーバーを 同じマシンにインストールして実行することを選択した場合、次のコマンドを発行すると両方を開始できます。 AIX 環境で組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express および SNMP サーバーを停止するには、 「nvsrvc.sh end」コマンドを使用します。Windows 環境では、 「nvsrvc end webserver」コマンドを使用して、組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express を停止します。 Windows 環境でこのサービスを停止するには、SNMP サーバーのウィンドウをクローズする必要があります。

このコマンドのヘルプを表示するには、パラメーターを指定せずに nvsrvc コマンドを発行してください。

組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express の構成

"nvsrvc config" オプションの使用:

組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express は、デフォルト値で構成されています。 デフォルト値は以下のとおりです。

デフォルト値を変更する必要がある場合は、nvsrvc コマンドの config オプションを使用して必要な変更を行ってください。 ポート値は、組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express が停止している間に変更してください。 無効化セッション・タイムアウト、 鍵格納ファイルの名前/パスワード、およびトラスト・ファイルの名前/パスワードの値は、 組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express が実行されているときに変更しなければならず、 変更内容を有効にするには、アプリケーション・サーバーを停止して再始動する必要があります。

Web アプリケーション・サーバー上で組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express を構成するには、 次のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドでは、D: ドライブがドライブの例として使用されています。

option は、次のいずれかです。

セキュア・スクリプトの使用:

IBM WebSphere Application Server - Express の組み込みバージョン内の NetView Web アプリケーションの実行中はいつでも、ツールを使用して接続タイプをセキュアまたは非セキュアに設定することができます。 ツールは、NetView Web アプリケーションがインストールされている場所の "bin" サブディレクトリーにあります。 Windows の場合、スクリプト・ツールは "secure.bat" です。Unix の場合は "secure.sh" です。

セキュア・スクリプトのオプションは "y" か "n" のみです。パラメーターを指定せずにスクリプトを実行すると、 使用できるオプションと簡単な説明が表示されます。

例えば、NetView Web アプリケーションの接続を AIX で非セキュアに設定する場合、 次のコマンドを ../bin サブディレクトリーから実行してください。

URL アクセス (http と https) およびポート番号に影響する詳細については、 インストール - 重要な情報にある「接続について、セキュアおよび非セキュアを選択する場合の注意」 セクションを参照してください。

組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express の開始

Web アプリケーション・サーバー上で組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express を開始するには、 次のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドでは、D: ドライブがドライブの例として使用されています。

SNMP サーバーの開始

NetView Web アプリケーションが提供する SNMP サービスを使用する場合、 SNMP サーバーを開始する必要があります。 SNMP サーバーを開始するには、次のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドでは、D: ドライブがドライブの例として使用されています。

Web XML エディター・ユーティリティーの開始

このユーティリティーを使用すると、WebSphere および組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express によって使用される web.xml ファイルを編集できます。 詳しくは、この機能で使用できるオンライン・ヘルプを参照してください。

ユーティリティーを開始するには、次のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドでは、D: ドライブがドライブの例として使用されています。

インターネット・ブラウザーの開始

ご使用のインターネット・ブラウザー (Mozilla または Internet Explorer) から NetView Web アプリケーションのサインオン・パネルを表示するには、 NetView for z/OS システムでタスク DSIWBTSK を ACTIVE にする必要があります。

組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express を使用している場合、 Web ブラウザーで次の URL にアクセスします。

ポート 9943 は、組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express 用に構成されているデフォルト・ポートです。 別のポートを使用するようにこの構成を変更した場合、そのポートを URL に指定する必要があります。 デフォルト・ポート値の変更について詳しくは、nvsrvc コマンド情報を参照してください。

WebSphere を使用している場合、Web ブラウザーで http://hostname/netview/NetView4zosDomain/ にアクセスします。
HTTP Web サーバーおよび WebSphere Application Server がデフォルトの 80 以外のポートを使用するように 構成した場合、そのポートを URL 内のホスト名の後ろに指定する必要があります。 ホスト名とポートは、コロンで区切る必要があります。

hostname は、Web アプリケーション・コードがインストールされているマシンのホスト名です。 すべてをローカルで実行する場合は、localhost をホスト名として指定できます。

NetView4zosDomain は、web.xml ファイルのサーブレット・マッピング定義で 指定した名前 (組み込みバージョンの IBM WebSphere Application Server - Express を使用している場合) か、 または WebSphere のプリインストール・ステップの実行時に指定した値です。 上記のカスタマイズ・ステップに従った場合、これは NetView for z/OS のドメイン名になります。

有効なユーザー名 (NetView オペレーター ID) およびパスワードを使用して、NetView にサインオンしてください。


デフォルト MIB 定義の変更

NetView Web アプリケーションは、SNMP サーバーを開始するときに組み込まれるデフォルトの MIB 定義セットと ともに提供されます。 MIB 定義は、usr\lpp\netview\v5r2\mibs ディレクトリーにある mibserver.def という ファイル内に指定されています。 mibserver.def ファイルを変更して、追加 MIB 定義を組み込んだり、既存の MIB 定義を 除外したりすることができます。 NetView Web アプリケーションとともに提供される MIB の完全なリストについては、mibserver.def ファイルを 参照してください。


DBCS 日本語環境の特別な考慮事項

次の項目には、サポートされる日本語環境で NetView Web アプリケーションを 操作する場合に考慮する必要のある状態が記載されています。


最新情報

新しい機能拡張

既知の問題

サービス・ヒストリー

資料の変更


ヘルプ情報

技術情報について

弊社では、NetView Web アプリケーションに関する質問にお答えします。 標準の問題報告手順でお問い合わせください。 -->

問題報告

アメリカ合衆国のお客様は、電話 (1-800-IBM-Serv、#2) でもお問い合わせいただけます。 その他の国のお客様は、弊社 Web サイト http://techsupport.services.ibm.com/guides/handbook.html で 入手可能な「Customer Support Handbook」で問い合わせ先を調べてください。-->

また、会社識別情報は、Web サイトで利用できるさまざまなオンライン・サービスにアクセスするために 必要となります。 -->

一部の製品リリースでは、翻訳した資料も入手可能です。 -->

Yahoo! の NetView グループで、追加サポートを受けることも可能です。 これらのフォーラムは、質問に回答し、ガイダンスを提供する開発者がモニターします。 コードの問題が見つかった場合は、お客様自身で PMR をオープンして解決方法を得るように求められます。 -->

オンラインで資料を検索するには、ご使用の Web ブラウザーで次のサイトにアクセスして、 「Learn」セクションで「Product Documenation and Manuals」を選択してください。

この資料に関するコメントまたはご提案は、 以下のいずれかの方法でお寄せください。 -->

サービス・レベルの判別

問題をレポートする際、Tivoli にお客様のサービス・レベルをお知らせいただく必要があります。 Tivoli にお問い合わせいただくと、その方法について説明されます。 installation トポロジー・コンソールの保守のレベルを リストした duimnt01.gen という名前のファイルを編集または入力できます。 This file lists the level of maintenance of the NetView Web application.

Also once you are signed onto the NetView Web application, the service level of your application will appear on the About view.


商標および著作権

以下は、各社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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