「MVS スタック・インターフェース選択」のヘルプ
このページでは、TCP/IP リソースに対して定義されているすべてのインターフェースの表示について説明します。 所定のホスト上の各種インターフェース間には階層関係があります。 この階層関係は、 「MVS スタック・インターフェース選択」ページの「インターフェース番号」を字下げして、 あるインターフェースが直前のインターフェースに従属することを示すことによって表されます。 詳細については、RFC2233 を参照してください。
インターフェース・リスト
これは、表示された IP アドレスのインターフェース・リストです。
選択
リストされたインターフェースに対応するラジオ・ボタンを選択します。 ラジオ・ボタンを選択すると、 対応するインターフェースの詳細、および場合によっては接続を表示できます。
インターフェース番号
インターフェースごとのゼロよりも大きい固有値。 値は、1 から始め、 連続した値を割り当てることをお勧めします。 インターフェースのサブレイヤーごとの値は、少なくとも、エンティティーのネットワーク管理 システムの 1 回の再初期設定から次の再初期設定まで、常に一定でなければなりません。
ゲートウェイ
これは、 インターフェースがゲートウェイとして使用されているかどうかを示すフラグ・インディケーターです。
必要な状況
インターフェースの本来あるべき状態。 本来あるべき状態の値には、active、down、または test を指定できます。 テスト状態とは、動作中のどのパケットも渡すことができないことを示します。管理対象システムが初期化されると、 すべてのインターフェースは、down 状態の ifAdminStatus で開始されます。 明示的な管理アクションの結果として、あるいは管理対象システムによって保存されている構成情報 によって、ifAdminStatus は active または test に変わる場合があります。 別の状況を選択するには、ドロップダウン・リストをクリックします。
実際の状況
インターフェースの現在の動作状態。 テスト状態とは、動作中のどのパケットも渡すことができないことを示します。ifAdminStatus が down である場合、ifOperStatus も down となります。 ifAdminStatus が active に変わった場合は、 インターフェースがネットワーク・トラフィックを送受信できる状態であれば、 ifOperStatus も active に変わります。 インターフェースが外部アクションを待機中である場合は、 dormant に変わります (着信接続を待機中のシリアル・ラインなど)。 active への変更を妨げる障害がある場合は、down 状態のままとなります。 インターフェースのコンポーネント (多くの場合、ハードウェア) が欠落している場合は、 not present 状態のままとなります。 別の状況を選択するには、ドロップダウン・リストをクリックします。 この値は、以下のいずれかにできます。
インターフェースが稼働していて、パケットを渡せる状態です。 | |
インターフェースがダウンしています。 | |
インターフェースがテスト・モードです。 | |
インターフェースの状況が判別できません。 | |
インターフェースが休止しています。 | |
インターフェースのコンポーネントが欠落しています。 | |
下位層のインターフェース (複数の場合もある) の状態が原因で、 インターフェースがダウンしています。 |
IP アドレス
この項目のアドレッシング情報が関連する IP アドレス。
説明
インターフェースに関する情報が入ったテキスト・ストリング。 このストリングには、メーカー名、プロダクト名、 およびインターフェース・ハードウェア / ソフトウェアのバージョンが含まれています。
詳細表示
選択済みのラジオ・ボタンに対応するインターフェースについての詳細情報を表示するには、 「詳細表示」ボタンをクリックしてください。 選択済みのラジオ・ボタンに対応するインターフェース番号が、 「詳細表示」ボタン上に表示されます。
接続の表示
選択済みのラジオ・ボタンに対応するインターフェースのすべての接続をリストするには、 「接続の表示」ボタンをクリックしてください。 選択済みのラジオ・ボタンに対応する IP アドレスが、 「接続の表示」ボタン上に表示されます。 インターフェースに関連した IP アドレスがない場合、 ボタンは非アクティブとなり、「このインターフェースには IP アドレスがありません」と表示されます。