「IP トレース・サービス・ポイント要約表示」のヘルプ。

このヘルプ・ページでは、サービス・ポイントまたはスタックと、 DSIPARM メンバー FKXCFG01 構成ファイル内の TCP390 定義で定義されている TCP/IP プロシージャー名およびドメインを表示する IP トレース・ページのフィールドについて説明します。

IP トレースを使用して、TCP/IP の問題の解決に役立つ診断トレースを実行することができます。 コンポーネント・トレース (CTRACE) とパケット・トレース (PKTRACE) の 2 つのタイプのトレースを使用することができます。 コンポーネント・トレースは、 クライアントとサーバー間のデータ処理についての問題をトレースする際に使用されます。 パケット・トレースは、IP データ・フローの問題に使用され、 IP パケットが TCP/IP を出入りする際に、その IP パケットをコピーできるようにします。

IP トレースを使用する前に、外部書き出しプログラムを設定する必要があります。 トレース・データが、この書き出しプログラムに書き込まれます。 外部書き出しプログラムの ソース JCL の作成についての詳細、 またはトレース機能についての詳細は、 「z/OS MVS 診断: ツールと保守援助プログラム」を参照してください。

サービス・ポイント / スタック名

TCP/IP サービスをトレースするサービス・ポイントが含まれます。 これらは、DSIPARM メンバー FKXCFG01 構成ファイル内に定義されています。 サービス・ポイント IP トレース要約を表示するには、 選択可能なサービス・ポイントをクリックします。

PROC 名

TCP/IP アドレス・スペースの開始に使用される、 カタログ化されたプロシージャーのメンバー名を表示します。 これは FKXCFG01 内に定義されています。

NetView ドメイン

トレース・コマンド処理の送信先の NetView ドメインを表示します。 これは FKXCFG01 内に定義されています。

CTrace 状況

コンポーネント SYSTCPIP 用の TCP/IP プロシージャーの状況を表示します。 状況は、以下のいずれかになります。

PKTrace 状況

コンポーネント SYSTCPDA 用の TCP/IP プロシージャーの状況を表示します。 状況は、以下のいずれかになります。