「SNMP ビュー初期表示」のヘルプ
このヘルプでは、TCP/390 SNMP ビュー機能について説明します。 この機能を使用することにより、選択した SNMP 対応の TCP/IP リソースに関して、 システム全体にわたるインターフェース固有の MIB データを表示することができます。 要求できる情報は、IP リソース・データと MVS スタック・データという 2 つのカテゴリーに分けられます。 IP リソース・データは、SNMP が使用可能な任意の TCP/IP リソースについて、IFMIB、IPMIB、および TCPConn MIB オブジェクトと共に、 システム MIB オブジェクトを表示します。 MVS スタック・データは、IP リソース・データと同じ情報 (さらに詳細なエンタープライズ・オブジェクトが利用できない場合)、 および MVS TCP/IP スタックを記述するエンタープライズ固有の MIB オブジェクトを表示します。
ホスト名または IP アドレス
データを要求する TCP/IP リソースのホスト名または IP アドレスを入力します。またはこのフィールドをブランクのままにして、 ローカル TCP/IP MVS スタックを使用します。
MVS スタック名または IP アドレス
これらの選択は互いに排他的です。 収集するリソース・データのタイプを選択します。 MVS TCP/IP スタックについてのみ「MVS スタック名」ラジオ・ボタンを選択し、そのスタックに関して最適な情報を収集してください。 スタックの「IP アドレス」ラジオ・ボタンを選択すると、 リソースとしてのスタックに関する基本情報のみを戻します。
ラジオ・ボタンの選択
ラジオ・ボタン・オプションは、一度に 1 つだけ使用できます。 ファースト・パス表示を選択すると、 すべての従属表示にアクセスが可能です。例えば、インターフェース・リスト表示の詳細にアクセスできます。 上位レベルの表示にはアクセスできません。 例えば、インターフェース・リスト表示からシステム表示には移動できなくなります。 ラジオ・ボタン・オプションには、以下の 4 つがあります。
このオプションを選択すると、選択済みリソースのシステム・データが表示されます。 |
このオプションを選択すると、 インターフェース・リストが表示され、 選択済みリソースのシステム・データ表示をスキップします。 |
このオプションを選択すると、 選択済みインターフェースのインターフェース詳細データの表示に直接移動します。 このオプションを使用するには、インターフェース番号を指定しなければなりません。 「IP アドレス」の指定は任意ですが、 これが指定されている場合は、 「SNMP ビュー」に上位レベルの TCP 接続情報が表示されます。 |
このオプションを選択すると、指定されたリソースの TCP 接続のリストが得られます。 このオプションを使用するには、 「IP アドレス」は必須です。 |
コミュニティー名
データの収集元となるリソースの読み取りコミュニティー名 (パスワード) を入力してください。 入力された名前は、画面上には表示されません。 「SNMP ビュー」を離れるか、または別のリソースを選択するまで、 「SNMP ビュー」には、入力された名前が記憶されています。
ビュー・ボタン
MVS スタック名または IP アドレスに関する情報を表示するには、 上記のラジオ・ボタンの選択に応じて、 「システム・データの表示」、 「インターフェース・リストの表示」、 「詳細リストの表示」、 または「接続リストの表示」ボタンのいずれかをクリックします。