NetView® Web アプリケーション

この README ファイルには、Tivoli® NetView for z/OS® V5R1 (フィックス・レベル 5.1.0.2) の NetView Web アプリケーション・コンポーネントに関する情報が含まれています

このファイルの構成は次のとおりです。


NetView Web アプリケーションのインストール計画

NetView Web アプリケーションは、以下の 3 つのプラットフォームで使用可能です。

NetView Web アプリケーションは、次の 4 つの機能から構成されています。

完全インストールの実行を選択した場合は、これらの 3 つの機能すべてがインストールされます。 カスタム・インストールの実行を選択した場合は、インストールする機能を指定できます。

NetView Web アプリケーションをインストールする場合は、事前に Web サーバーとして Jetty Web サーバー、 WebSphere サーバーのどちらを使用するかを指定してください。 Jetty または WebSphere がインストールされているマシンのことを Web アプリケーション・サーバーと呼びます。

どちらの Web サーバーを使用するかを決定したら、SNMP サーバーを Web アプリケーション・サーバーにインストールするか、または別のマシンにインストー ルするかについて決定します。 詳細については、Installation: Configuring Additional Components マニュアルを参照してください。


前提条件

ソフトウェア要件

NetView Web アプリケーションは、出荷時に Java© 2 ランタイム環境がそれぞれのインストール・イメージに組み込まれているので、 Java を別個に入手する必要はありません。 各プラットフォームに組み込まれている Java のレベルは次のとおりです。
Windows Java2 JRE 1.3.1、サービス・リリース 1、20020403
AIX Java2 JRE 1.3.0、サービス・リリース 15、20020504
Linux on zSeries Java2 JRE 1.3.1、サービス・リリース 1、20020404

WebSphere を Web サーバーとして使用している場合は、IBM WebSphere Application Server V4.0 アドバンスド版が必要です。

NetView Web アプリケーションのインストールでサポートされているオペレーティング・システムは、 Windows NT 4.0 Server と Windows 2000 Server、AIX、および Linux on zSeries です。 次に、そのほかの仕様をリストします。

サポートされる Web ブラウザー

NetView Web アプリケーション 英語 版でサポートされる Web ブラウザーは以下にリストされたものです。

NetView Web アプリケーション 日本語 版でサポートされる Web ブラウザーは以下にリストされたものです。

ハードウェア要件

IBM WebSphere Application Server V4.0 アドバンスド版または Jetty Web サーバーを実行している次のオペレーティング・システムのいずれかをサポートしているハードウェア:

インストールのフットプリントは、ハード・ディスク・スペース 72 MB です。

IBM Websphere Application Server V4.0 アドバンスド版のそのほかのハードウェア要件については、 該当するプラットフォームの WebSphere 文書を参照してください。

Jetty は、Mort Bay Consulting のオープン・ソースの HTTP サーバーおよびサーブレット・コンテナーで、 Tivoli NetView for z/OS V5R1 にパッケージされています。 Jetty の場合は、基本的なオペレーティング・システム要件のほかに、次の要件を満たしていなければなりません。

zLinux ホスト・システム (特に SuSE Linux Enterprise Server) では、基本要件のほかに次の最小要件があります。


適正なファイルの選択

インストールするファイルは、Tivoli NetView for z/OS CD ディストリビューション・メディアのディレクトリー \win32 (NetView Web アプリケーションの Windows NT/2000 Server 版)、 /aix (NetView Web アプリケーションの AIX 版)、 および /linux-zseries (NetView Web アプリケーションの zLinux 版) に入っています。 実際のファイルは、言語別にメイン・ディレクトリー下のサブディレクトリーに入っています。 NetView Web アプリケーションの英語版は、\enu (または /enu) サブディレクトリーにあります。 NetView Web アプリケーションの日本語版は、\jpn (または /jpn) サブディレクトリーにあります。

NetView Web アプリケーションの 英語 版の一部として配布されるファイルは次のとおりです。

zNetViewWebApp_ja.exe Windows NT/2000 Server の InstallShield イメージ
zNetViewWebApp_ja.bin AIX の InstallShield イメージ
zNetViewWebAppzSeries_ja.tgz zLinux の gzip イメージ
zNetViewWebApp_ja.html この README ファイルの HTML 版
zNetViewWebApp_ja.me この README ファイルのテキスト版

NetView Web アプリケーションの 日本語 版の一部として配布されるファイルは次のとおりです。

zNetViewWebApp_ja.exe Windows NT/2000 Server の InstallShield イメージ
zNetViewWebApp_ja.bin AIX の InstallShield イメージ
zNetViewWebAppzSeries_ja.tgz zLinux の gzip イメージ
zNetViewWebApp_ja.html この README ファイルの HTML 版
zNetViewWebApp_ja.me この README ファイルのテキスト版


NetView Web アプリケーションのインストール / アンインストール

注:   以下のインストールについての各セクションでは、原則として、新規にインストールしようとする前に製品をアンインストールしてください。

アンインストールをしようとする前に必ず、保持する予定のカスタマイズされたファイルを保管してください (ご使用の環境に合わせて変更した web.xml ファイルなど)。


Windows NT 4.0 Server または Windows 2000 Server への NetView Web アプリケーションのインストール

Windows Server に NetView Web アプリケーションをインストールする場合は、次のステップに従ってください。

インストールのヒント:

  1. CD から NetView Web アプリケーションをインストールする場合:
    1. ワークステーションの CD ドライブに Tivoli NetView for z/OS CD ディストリビューション・メディアを挿入します。

    2. NetView Web アプリケーションの Windows 版があるドライブおよびディレクトリーを探します。 ディレクトリーは \win32\jpn、ファイル名は zNetViewWebApp_ja.exe です。

               ---- または ----

  1. HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールする場合:
    1. Web ブラウザーで次の URL を指定します。
      http://www-3.ibm.com/software/sysmgmt/products/support/IBMTivoliNetViewforzOS.html

    2. NetView Web アプリケーションの Windows 版を zNetViewWebApp_ja.exe として一時ディレクトリーにダウンロードします。

  2. zNetViewWebApp_ja.exe ファイルを実行すると、InstallShield マルチプラットフォーム・セットアップ・ウィザードが起動します。

    注:
    Windows 版の zNetViewWebApp_ja.exe を実行すると、 インストールに使う JVM (Java 仮想マシン) を作成する最初の InstallShield パネルが表示されます。 マシンの速度やメモリー、およびマシン・リソースで現在実行されていて競合している他のプロセスに応じて、 この JVM の作成には、30 〜 40 秒あるいはそれ以上かかる場合があります。 「状況」インディケーターが一瞬フリーズすることがありますが、 少し待てば、InstallShield ウィザードの初期化を開始する次のパネルが表示されるはずです。 ターゲット・フォルダーにはデフォルトのディレクトリー名を使用することをお勧めしますが、 ほかの名前を指定することもできます。 デフォルト・パスは "c:\usr\lpp\netview\v5r1" です。 &、*、# などの特殊文字をターゲット・フォルダーのパス名の一部として使用しないでください。

Windows NT 4.0 Server または Windows 2000 Server からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

Windows Server から NetView Web アプリケーションをアンインストールする場合は、次のステップに従ってください。

  1. NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、Windows の「アプリケーションの追加と削除」を使用します。 リストで「NetView Web アプリケーション」を選択し、アンインストール・プロセスを開始すると、 InstallShield がアンインストール・プログラムを実行し、 アンインストールする機能を選択するよう求めるパネル情報が表示されます。

  2. アンインストール・プロセスを終了したら、 すべてのサブディレクトリーとファイルがターゲット・フォルダーから除去されたことを確認します。 InstallShield は、動的に作成されたファイルは除去しません。 例えば、製品インストール・フォルダーとしてデフォルト・パス "c:\usr\lpp\netview\v5r1" を使用した場合は、 "v5r1" サブディレクトリーまたは "c:\usr\lpp\netview\" 下のフォルダーを除去すれば十分です。

    注:
    ステップ 1 で説明した「アプリケーションの追加と削除」の実行の前に、 インストールされているファイルやフォルダー (サブディレクトリー) を除去してはなりません。

    また、web.xml ファイルに重要な更新を加えた場合には、 製品をアンインストールする前にこのファイルを保管しておくことをお勧めします。

AIX への NetView Web アプリケーションのインストール

AIX に NetView Web アプリケーションをインストールする場合は、次のステップに従ってください。

インストールのヒント:

  1. CD から NetView Web アプリケーションをインストールする場合:
    1. ワークステーションの CD ドライブに Tivoli NetView for z/OS CD ディストリビューション・メディアを挿入します。

    2. NetView Web アプリケーションの AIX 版があるドライブおよびディレクトリーを探します。 ディレクトリーは /aix/jpn、ファイル名は zNetViewWebApp_ja.bin です。

               ---- または ----

  1. HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールする場合:
    1. Web ブラウザーで次の URL を指定します。
      http://www-3.ibm.com/software/sysmgmt/products/support/IBMTivoliNetViewforzOS.html

    2. NetView Web アプリケーションの AIX 版を zNetViewWebApp_ja.bin として一時ディレクトリーにダウンロードします。

  2. 端末セッションから zNetViewWebApp_ja.bin を実行すると、 InstallShield マルチプラットフォーム・セットアップ・ウィザードが起動されます。

    注:
    zNetViewWebApp_ja.bin を実行すると、次のような状況メッセージが表示されます。

             Initializing InstallShield Wizard Installer... (InstallShield ウィザード・インストーラーを初期化中です...)
             Preparing Java(tm) Virtual Machine... (Java(tm) 仮想マシンを準備中です...)
             ...................................
             ...................................
             .........................

             Running InstallShield Wizard Installer... (InstallShield ウィザード・インストーラーを実行中です...)


    AIX へのインストール時に表示される InstallShield パネルは、Windows 版の場合と同じです。

    ターゲット・フォルダーにはデフォルトのディレクトリー名を使用することをお勧めしますが、 ほかの名前を指定することもできます。デフォルト・パスは "/usr/lpp/netview/v5r1" です。

AIX からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

AIX から NetView Web アプリケーションをアンインストールする場合は、次のステップに従ってください。

  1. NetView Web アプリケーションをアンインストールするには、 ターゲット・インストール・パス (これは NETVIEW_HOME パスです) 下の /uninst サブディレクトリーにある zNetViewWebAppUninstall_ja.bin ファイルを実行します。 ただし、zNetViewWebAppUninstall_ja.bin を実行する場合は、別のディレクトリーにコピーし、 そこで実行する方法をお勧めします。 このようにすれば、/uninst サブディレクトリーそのものも除去されます。 これが推奨手順です。

    InstallShield がアンインストール・プログラムを実行し、 アンインストールする機能を選択するよう求めるパネル情報が表示されます。

  2. アンインストール・プロセスを終了したら、 すべてのサブディレクトリーとファイルがターゲット・フォルダーから除去されたことを確認します。 InstallShield は、動的に作成されたファイルは除去しません。 例えば、製品インストール・パスとしてデフォルト・パス "/usr/lpp/netview/v5r1" を使用した場合は、 "v5r1" サブディレクトリーまたは "/usr/lpp/netview/" 下のフォルダーを除去すれば十分です。

    注:
    前述のステップ 1 で説明した InstallShield のアンインストーラー・ファイル zNetViewWebAppUninstall_ja.bin の実行前に、インストールされているファイルやサ ブディレクトリーを除去しないでください。

    "installp -u" や SMIT/SMITTY インターフェースを介して NetView Web アプリケーション製品をアンインストールしないようにしてください。

    また、web.xml ファイルに重要な更新を加えた場合には、 製品をアンインストールする前にこのファイルを保管しておくことをお勧めします。

zLinux への NetView Web アプリケーションのインストール

Linux システムに NetView Web アプリケーションをインストールする場合は、次のステップに従ってください。

インストールのヒント:

  1. CD から NetView Web アプリケーションをインストールする場合:
    1. ワークステーションの CD ドライブに Tivoli NetView for z/OS CD ディストリビューション・メディアを挿入します。

    2. NetView Web アプリケーションの zLinux 版があるディレクトリーを探します。 ディレクトリーは /linux-zseries/jpn、ファイル名は zNetViewWebAppzSeries_ja.tgz です。

               ---- または ----

  1. HTTP ダウンロードによって NetView Web アプリケーションをインストールする場合:
    1. Web ブラウザーで次の URL を指定します。
      http://www-3.ibm.com/software/sysmgmt/products/support/IBMTivoliNetViewforzOS.html

    2. NetView Web アプリケーションの SuSE Linux 版を zNetViewWebAppzSeries_ja.tgz として一時ディレクトリーにダウンロードする場合:

  2. バイナリー・イメージとして Linux システムに zNetViewWebAppzSeries_ja.tgz ファイルを FTP でファイル転送し、そのファイルをローカル・ディレクトリーに入れます。 この例では、/NVtemp というローカル・ディレクトリーを使用します。

  3. ホストで、次のコマンドを実行してディレクトリー /NVtempz に NetViewWebAppzSeries_ja.tgz を解凍します。
           "cd /NVtemp"
           "tar -zxvf zNetViewWebAppzSeries_ja.tgz"

  4. ホストの /NVtemp で "install.sh" シェル・スクリプトを実行します。 インストールする NetView Web アプリケーション機能の入力を求めるプロンプトが表示されます。 実際のインストール作業は、RedHat Package Manager (RPM) を使用して実行します。

    インストールが正常終了すれば、 RPM によって、選択された NetView Web アプリケーション機能が "/usr/lpp/netview/v5r1" パスにインストールされているはずです。

    注:
    RPM によるパッケージ・インストールが異常終了した場合は、次のメッセージが表示されます。
           error: failed dependencies: (エラー: 依存関係が失敗しました)
           /bin/ksh is needed by znetview_webapp_ja-jetty-5.1-0.2 (znetview_webapp_ja-jetty-5.1-0.2 には /bin/ksh が 必要です)

    この場合、Korn シェル (ksh) はこの Linux システムにインストールされません。

    RPM を使用して Linux システムに pdksh パッケージをインストールし、 install.sh コマンドをもう 1 度実行してインストールを完了します。 適切な RPM パッケージは、SuSE Linux Enterprise Server のインストール・メディア・マウント (例えば、/mnt) の /mnt/SuSE-7.0/CD1/suse/ap1/pdksh.rpm にあります。 このパッケージをインストールするには、次のコマンドを実行します。
           "rpm -i mnt/SuSE-7.0/CD1/suse/ap1/pdksh.rpm".

    これで、NetView Web アプリケーションをインストールするコマンドを実行できます。
           "cd /NVtemp"
           "install.sh"

zLinux からの NetView Web アプリケーションのアンインストール

Linux システムから NetView Web アプリケーションをアンインストールする場合は、次のステップに従ってください。

  1. ホストで、端末セッションから次のコマンドを実行します。
           "cd /NVtemp"   (ここで、zNetViewWebAppzSeries_ja.tgz は解凍され、untar されていることを前提とします)
           "uninstall.sh"

  2. "uninstall.sh" シェル・スクリプトにより、アンインストールする NetView Web アプリケーション機能を選択するよう求められます。

    注:
    アンインストール・プロセスの際に、次のようなメッセージが表示されることがあります。
    cannot remove /usr/lpp/netview/v5r1/log - directory not empty (/usr/lpp/netview/v5r1/log を除去できません - ディレクトリーが空ではありません)

    アンインストール後の処理は RedHat Package 内で実行されるので、これはエラーではありません。
    Manager により、すべての NetView Web アプリケーション・ファイルおよびサブディレクトリーが除去されます。


NetView Web アプリケーションのインストール後のカスタマイズ

Web XML エディター・ユーティリティーを使用した web.xml ファイルの編集

web.xml ファイルの変更には、Web XML エディター・ユーティリティーを使用することをお勧めします。 このユーティリティーの詳細については、セクション『NetView Web アプリ ケーションの始動 / 停止』の『Web XML エディター・ユーティリティーの始動』を参照してください。
web.xml ファイルの変更

Jetty に対するインストール後カスタマイズ

web.xml ファイルの変更には、Web XML エディター・ユーティリティーを使用することをお勧めします。 このユーティリティーの詳細については、セクション『Web XML エディター・ユーティリティーを使用した web.xml ファイルの編集』の『web.xml ファイルの変更』を参照してください。

Jetty Web サーバーを使用している場合は、 Jetty を始動する前に WEB-INF ディレクトリー内の web.xml ファイルを変更する必要があります。 インストール時にデフォルトのターゲット・ディレクトリーを選択した場合、 このファイルの絶対パスは usr\lpp\netview\v5r1\www\webapps\netview\WEB-INF になります。 Web XML エディター・ユーティリティーの使用をお勧めしますが、任意の ASCII エディターを使用して web.xml ファイルを変更することができます。変更する必要があるセクションは、コメントが前に付いているので、 簡単に見分けることができます。

WebSphere に対するインストール後カスタマイズ

web.xml ファイルの変更には、Web XML エディター・ユーティリティーを使用することをお勧めします。 このユーティリティーの詳細については、セクション『Web XML エディター・ユーティリティーを使用した web.xml ファイルの編集』の『web.xml ファイルの変更』を参照してください。

WebSphere を使用している場合は、zNetViewWebApp.ear ファイルに組みまれている web.xml ファイルを変更する必要があります。インストール時にデフォル トのターゲット・ディレクトリーを選択した場合、このファイルの絶対パスは usr\lpp\netview\v5r1\ears になります。Web XML エディター・ユーティリティ ーの使用をお勧めしますが、WebSphere で使用する場合には、WebSphere アプリケーション・アセンブリー・ツールを使用して web.xml ファイルを変更することができます。Web XML エディター・ユーテ ィリティーを使用する場合、セクション『WebSphere Enterprise Application ウィザードを使用した Enterprise Application (.ear ファイル) のインストール』に進んでください。 それ以外の場合は、次のセクションに進んでください。

WebSphere エンタープライズ・アプリケーション・ウィザードを使用したエンタープライズ・アプリケーション (.ear ファイル) のインストール
エンタープライズ・アプリケーションをインストールするには、次のようにします。 URL の再書き込みまたは Cookie の使用を可能にするには、次のようにします。


NetView Web アプリケーションの始動/停止

nvsrvc コマンド

nvsrvc コマンドは、Jetty Web サーバーおよび SNMP サーバーを始動するために使用します。AIX 環境で nvsrvc コマンド (nvsrvc.sh) を実行する場合は、拡張子 .sh を含める必要があります。

Jetty Web サーバーと SNMP サーバーを同じマシンにインストールし、実行するよう選択している場合は、 次のコマンドを実行すると、両方のサーバーを始動できます。 AIX 環境で Jetty Web サーバーおよび SNMP サーバーを停止するには 'nvsrvc.sh end' コマンドを使用します。 Windows 環境の場合は、Jetty Web サーバーおよび SNMP サーバーのウィンドウをクローズしてから これらのサービスを停止する必要があります。

このコマンドのヘルプを表示するには、パラメーターを指定しないで nvsrvc コマンドを実行します。

Jetty Web サーバーの始動

Web アプリケーション・サーバーで Jetty を始動するには、次のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドの D: ドライブは、例として使用しているものです。

SNMP サーバーの始動

NetView Web アプリケーションが提供している SNMP サービスを使用する場合は、SNMP サーバーを始動する必要があります。 SNMP サーバーを始動するには、次のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドの D: ドライブは、例として使用しているものです。

Web XML エディター・ユーティリティーの始動

このユーティリティーを使用することで、WebSphere および Jetty Web サーバーが使用する web.xml ファイルを編集できます。詳細は、この機能で利用可能な オンライン・ヘルプを参照してください。

ユーティリティーを始動するには、次のコマンドを使用します。
   : 次のコマンドの D: ドライブは、例として使用しているものです。

インターネット・ブラウザーの始動

インターネット・ブラウザー (Netscape または Internet Explorer) から「NetView へようこそ」画面を表示するには、 NetView for z/OS システムでタスク DSIWBTSK をアクティブにする必要があります。

Jetty を使用している場合は、Web ブラウザーに対して http://hostname:8080/netview/servletMappingName/ を指定します。
ポート 8080 は jetty.xml ファイルで指定されているデフォルトのポートです。このファイルを変更して、 別のポートを使用するようにしている場合は、URL にそのポートを指定する必要があります。

WebSphere を使用している場合は、Web ブラウザーに対して http://hostname/netview/servletMappingName/ を指定します。
デフォルトのポート 80 以外のポートを使用するよう HTTP Web サーバーおよび WebSphere Application Server を構成している場合は、 URL のホスト名の後にそのポートを指定する必要があります。ホスト名およびポートは、コロンで区切る必要があります。

hostname は、Web アプリケーション・コードがインストールされているマシンのホスト名です。 ローカルですべてを実行している場合は、hostname に localhost と指定できます。

servletMappingName は、web.xml ファイルのサーブレット・マッピング定義で指定した名前 (Jetty を使用している場合)、または WebSphere のプリインス トールのステップで指定した値です。 上記のステップに従ってカスタマイズした場合は、 この名前は NetView for z/OS のドメイン名になります。URL の最後にあるスラッシュ ('/') は必須です。

有効なユーザー名 (NetView のオペレーター名) およびパスワードを使用して NetView にサインオンします。


デフォルトの MIB 定義の変更

NetView Web アプリケーションには、SNMP サーバーの始動時に組み込まれる MIB 定義のデフォルトのセットが添付されています。 MIB 定義は、usr\lpp\netview\v5r1\mibs ディレクトリー内の mibserver.def というファイルで指定されています。 mibserver.def ファイルを変更して、追加の MIB 定義を組み込む、または 既存の MIB 定義を除外することができます。 NetView Web アプリケーションに付属している MIB の完全なリストについては、mibserver.def ファイルを参照してください。


NetView Web アプリケーションのヒント


オペレーティング・システム環境情報


最新ニュース

新規の拡張機能

確認されている障害

サービス・ヒストリー

資料の変更


ヘルプ情報

技術情報の入手

弊社では NetView Web アプリケーションに関するご質問にはいつでもお答えできるよう体制を整えております。 標準の問題報告手順に従ってお問い合わせください。

障害報告

本製品および Tivoli 製品のサポートをご利用の場合は、 次のいずれかの方法で Tivoli カスタマー・サポートにお問い合わせください。

米国内のカスタマーの場合は、電話 (1-800-237-5511) によるお問い合わせも承っております。 米国以外のカスタマーの場合は、「Customer Support Handbook」をお調べください。これは Web サイト (http://techsupport.services.ibm.com/guides/handbook.html) で入手できます。

Tivoli カスタマー・サポートにお問い合わせされる場合は、お客様の会社の識別情報をご用意ください。 サポートをより迅速に進めることができます。 会社の識別情報は、Web サイトで利用できる各種オンライン・サービスにアクセスされる際にも必要になることがあります。

カスタマー・サポートの Web サイトでは、サポート・サービスのガイド (Customer Support Handbook)、FAQ (よく尋ねられる質問)、Tivoli の全製品の資料 ( リリース情報、Redbooks、および白書を含む) など、広範な情報を提供しています。一部の製品リリースの資料セットは、PDF および HTML の両形式で提供しています。一部の製品リリースについては、翻訳された資料も用意しております。

IBM がサポートする外部 NetView ニュースグループまたは Yahoo! の NetView グループでも追加サポートをご利用いただけます。 これらのフォーラムは NetView の開発者がモニターしており、質問に回答し、ガイダンスを提供しています。 コードに問題があると思われる場合には、PMR を開いていただいて、問題を解決します。

資料は http://www-3.ibm.com/software/sysmgmt/products/support/IBMTivoliNetViewforzOS.html でオンラインで検索することができます。あるいは、 資料のタイトルを指定して、"Tivoli Information Center" リンクを選択できます。

Tivoli 製品および資料についてのお客様のご意見をお待ちしております。また、改良のためのご提案をお寄せください。弊社の資料に関するご意見、ご提案は、 次のいずれかの方法でご連絡ださい。

サービス・レベルの判別

障害を報告される場合には、お客様のサービス・レベルを提供していただく必要があります。その方法については、 弊社にお問い合わせされたときに説明させていただきます。(本製品の "\doc" サブディレクトリー内の) zNetViewWebApp_ja.gen というファイルを編集または入力できます。このファイルには、NetView Web アプリケーションの保守レベルがリストされています。


商標および著作権情報

以下は、米国およびその他の国における各企業の商標です。

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最終更新日: 2003 年 9 月 29 日