IBM 32-bit SDK for Linux on Intel architecture, Java 2 Technology Edition, Version 1.4.1; 日本語ユーザーのための情報


著作権情報

注: 本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報を必ずお読みください。

このファイルに収録されている情報は、新版で特に指定のない限り、IBM 32-bit SDK for Linux on Intel architecture, Java 2 Technology Edition, Version 1.4.1 および IBM 32-bit Runtime Environment for Linux on Intel architecture, Java 2 Technology Edition, Version 1.4.1 と、それ以降のすべてのリリースならびにモディフィケーションに適用されます。

(c) Copyright IBM Corporation 1999, 2003. All rights reserved.

(c) Copyright IBM Japan 2003

(c) Copyright Sun Microsystems, Inc. 1997, 2002. 901 San Antonio Rd., Palo Alto, CA 94303 USA. All rights reserved.

本書の内容には日本では発表されていない IBM 製品 (機械およびプログラム)、プログラミングまたはサービスについての参照または情報が含まれている場合があります。しかし、このことは、これらの未発表製品、プログラミングまたはサービスを、将来において IBM が日本国内で提供する意向があることを意味するものではありません。


まえがき

このファイルには、日本語ユーザーのみに適用される情報が記載されています。この情報は、IBM(R) 32-bit SDK for Linux on Intel architecture, Java(TM) 2 Technology Edition, Version 1.4.1 および関連 Runtime Environment とともに提供される『ユーザー・ガイド』と併せてお読みください。


目次

著作権情報

まえがき

日本語半角カタカナの表示

Java Plug-in を使用して実行している Java アプレットに日本語ストリングを渡す場合

日本語カナ漢字変換ユーザー

  • すべての IME ユーザー
  • Canna ユーザー
  • FreeWnn ユーザー
  • FreeWnn ユーザーまたは Canna ユーザー
  • Wnn7 ユーザー
  • テストに使用した環境

    特記事項

  • 商標

  • 日本語半角カタカナの表示

    |半角カタカナが正しく表示されないことがあります。その原因は、それらの文字のフォント・データがないためです。


    Java Plug-in を使用して実行している Java アプレットに日本語ストリングを渡す場合

    Java Plug-in を Netscape Communicator で使用して Java アプレットを実行しているときには、日本語ストリングをパラメーター値として渡そうとしても、そのパラメーター値は正しく渡されません。


    日本語カナ漢字変換ユーザー

    Linux の日本語バージョンでは、Canna または FreeWnn などの日本語インプット・メソッドを使用することができます。これらの日本語インプット・メソッドを使用しているときには、以下のセクションを使用して問題を避けてください。


    すべての IME ユーザー

    TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストを確定したとき、確定されたテキストが消えてしまう場合があります。この問題を避けるためには、作成したテキストを確定するときに、マウス・ポインターを、作成したテキストおよび状況表示行から離れた位置に移動してください。この問題が起こった場合には、もう一度 Enter キーを押してください。確定されたテキストが表示されます。

    TextArea または TextField コンポーネントで IME を使用すると、作成したテキストが間違った位置に表示される場合があります。この問題を避けるためには、テキストを確定した後、コンポーネントの位置を縦方向に変えないようにしてください。この問題が起こった場合は、IME を再びアクティブにしてください。作成したテキストが正しい位置に表示されます。確定されたテキストは常に正しい位置に表示されます。

    この SDK および Runtime Environment は、kinput2 バージョン 3.1 のアルファ版およびベータ版では正しく機能しないことがあります。インプット・メソッドに関する問題が起こった場合は、kinput2 バージョン 3 を使用してください。これは次の SuSE Web サイトからダウンロードすることができます: http://www.suse.com/index_us.html


    Canna ユーザー

    Canna インプット・メソッドを kinput2 インプット・メソッド・サーバーで使用している場合は、記号入力モードになっていると、このインプット・メソッドからの視覚的フィードバックが見えなくなることがあります。この問題を避けるためには、Auxiliary Control ウィンドウが開いた後に、フォーカスをクライアント・ウィンドウ上に移動してください。

    Canna インプット・メソッドを kinput2 インプット・メソッド・サーバーで使用している場合は、F1 や Home キーを押して、パッシブ・クライアントのルート・ウィンドウ入力に拡張メニュー (Auxiliary Control ウィンドウ) を表示しないでください。この操作を行うと、kinput2 が強制終了されることがあります。


    FreeWnn ユーザー

    FreeWnn を使用している場合は、IME がアクティブになっていると、数字パッドの Enter キーを押しても、改行復帰が行われないことがあります。改行復帰を行うためには、IME を非アクティブにしてください。


    FreeWnn ユーザーまたは Canna ユーザー

    インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合には、kinput2 候補ウィンドウが表示される Java ウィンドウを、最小化したり最大化したりしないでください。

    インプット・メソッド・サーバーとして kinput2 を使用している場合には、ウィンドウ・フレーム上の「閉じる」ボタンを使用しないでください。この操作を行うと、kinput2 が強制終了されることがあります。


    Wnn7 ユーザー

    このリリースでは Wnn7 はテストされていません。


    テストに使用した環境

    以下に示す日本語環境は、IBM 32-bit SDK for Linux on Intel architecture, Java 2 Technology Edition, Version 1.4.1 のテストに使用されたものです。
    |

    |表 1. テストに使用した環境

    ディストリビューション デスクトップまたはウィンドウ・マネージャー ネイティブ・インプット・メソッド
    Redhat Advanced Server 2.1 (7.2 ベース) GNOME 1.4/Sawfish Canna-3.5b2/kinput2-v3.0 FreeWnn-1.11-19/kinput2-v3.0
    SuSE Linux Enterprise Server 8 KDE3-3.0.3 Canna-3.5b2/kinput2-v3.1beta4
    TurboLinux 8.0 Server KDE2.2.2 Canna-3.5b2/kinput2-3.0
    Redhat 8.0 GNOME 2.0/sawfish Canna-3.5b2/kinput2-v3.0 FreeWnn1.11-27/kinput2-v3.0

    特記事項

    本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、プログラム、またはサービスについては、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

    IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権(特許出願中のものを含む)を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。使用許諾については、下記の宛先に書面にてご照会ください。

    以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

    IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

    本書は定期的に見直され、必要な変更 (たとえば、技術的に不適確な記述や誤植など) は、本書の次版に組み込まれます。本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

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    IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

    本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム(本プログラムを含む)との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

    本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

    本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

    この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

    IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。


    商標

    IBM は、IBM Corporation の商標です。

    Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

    他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。