本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項セクションに記載されている情報をお読みください。
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。
|
第1刷 2008.3
このインストール・ガイドには、IBM(R) Rational(R) Software Analyzer の Developer Edition と Enterprise Edition のインストール、更新、およびアンインストール方法が記載されています。
この「インストール・ガイド」の最新版は、http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rsar/70/ /docs/install_instruction/install.html でオンラインで入手可能です。
IBM Installation Manager は、コンピューターに Rational Software Analyzer 製品パッケージをインストールするために役立つプログラムです。インストールされているすべてのパッケージの更新、変更、およびアンインストールにも使用できます。パッケージとは、具体的に Installation Manager でインストールできるように設計された製品、コンポーネントのグループ、または単一のコンポーネントです。
IBM Installation Manager は、次のタスクを短時間で実行できる便利なフィーチャーを提供します。
IBM Installation Manager について詳しくは、以下の場所にある Installation Manager のインフォメーション・センターを参照してください。
http://www.ibm.com/software/awdtools/installmanager/support/index.html
IBM Rational Software Delivery Platform は、複数の製品を共用する開発ワークベンチとその他のソフトウェア・コンポーネントを含む、共通開発環境です。
Delivery Platform には、以下のオファリングが含まれています。
Rational Manual Tester も使用可能ですが、このプラットフォームの一部ではありません。 Rational Manual Tester は、 Rational Functional Tester と一緒に組み込まれていますが、別途購入することも可能です。
Rational Software Analyzer について
IBM Rational Software Analyzer は、単純かつ強力な静的解析ツールです。Developer Edition は、Eclipse をベースとした独立型の製品で、Java および C++ の言語サポートと、コード・レビュー、構造分析、およびソフトウェア・メトリックのための豊富な分析規則セットを備えています。開発者は、単一の共通インターフェースを使用して、任意のタイプの分析の実行、結果の表示、および問題の訂正を行うことができます。
拡張可能なフレームワーク上に構築されているため、この製品には、新規の分析規則とレポートのカスタマイズおよび作成や、サード・パーティーの分析プロバイダーの規則の統合のための、API が組み込まれています。
Enterprise Edition には、管理者のために、品質と整合性を管理するための集中レポート・フィーチャーが用意されており、Rational Build Forge 製品を使用して静的解析コード・スキャンを行うためにビルドを統合できます。
このセクションでは、ソフトウェアを正常にインストールし、実行するために満たす必要がある、ハードウェア、ソフトウェア、およびユーザー特権の要件について説明します。
最新の詳細なシステム要件については、http://www.ibm.com/software/awdtools/analyzer/swanalyzer/sysreq/index.html を参照してください。
製品をインストールする前に、ご使用のシステムが最小ハードウェア要件を満たしていることを確認してください。
製品をインストールする前に、ご使用のシステムがソフトウェア要件を満たしていることを確認してください。
この製品は、以下のオペレーティング・システムで稼働します。
リストされているオペレーティング・システムでは、Rational Software Analyzer でサポートされるすべての言語がサポートされます。
このバージョンの IBM Rational Software Analyzer 製品は、Eclipse IDE バージョン 3.3 以降での使用を前提にして開発されました。既存の Eclipse IDE の拡張は、eclipse.org から提供される最新の更新が適用されたバージョン 3.3 でのみ可能です。
既存の Eclipse IDE を拡張するには、以下のいずれかの Java(TM) 開発キットの JRE も必要です。
Rational Software Analyzer をインストールするには、以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。
Windows Vista ユーザーには、ユーザー特権と製品インストールの選択に関する追加の考慮事項があります。
管理者権限を持たない ユーザーが Rational Software Analyzer を使用して作業できるようにするには、以下のステップを実行します。
C:¥Program Files を使用するパッケージ・グループに製品をインストールする 場合、または C:¥Program Files 内の共用リソース・ディレクトリーを選択する場合は、Windows Vista ユーザーは、管理者として Rational Software Analyzer を実行する必要があります。
後で Windows Vista ユーザーが管理者以外のユーザーとして実行できるようにする場合は、製品を再インストールして、パッケージ・グループと共用リソース・ディレクトリーを新たに選択する必要があります。
どの製品フィーチャーをインストールまたは更新する場合にも、事前にこのセクションのすべてのトピックをご一読ください。効果的なプランニングと、インストール・プロセスの主要な段階を理解することが、インストールの成功につながります。
Rational Software Analyzer のインストールまたは更新時には、いくつかのシナリオを使用できます。
以下に、インストール・シナリオを決定する要素を挙げます。
典型的なインストール・シナリオには、以下のものがあります。
このインストール・シナリオでは、お客様は製品パッケージのファイルが含まれている CD を持っており、通常はワークステーション上に Rational Software Analyzer をインストールします。
CD からのインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオでは、お客様は IBM パスポート・アドバンテージからインストール・ファイルをダウンロードして、ワークステーション上に Rational Software Analyzer をインストールします。
このステップの概要については、ワークステーション上の電子イメージからのインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Software Analyzer のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。
共用ドライブ上の電子イメージからのインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオは、ネットワークを通じて製品をインストールする最速の方式です。
HTTP または HTTPS Web サーバー上に Rational Software Analyzer の製品パッケージ・ファイルを置くには、IBM Packaging Utility を使用して、パッケージ・フォーマットのインストール・ファイルをサーバーにコピーする必要があります。製品パッケージが含まれているサーバー上のディレクトリーは、リポジトリーと呼ばれます。IBM Packaging Utility は、Rational Software Analyzer に付属しています。 Packaging Utility は Enterprise Deployment CD にあります。
HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリーからのインストール: タスクの概要およびHTTP Web サーバー上への製品パッケージの配置: タスクの概要を参照してください。
IBM Installation Manager は、指定のリポジトリー・ロケーションから製品パッケージを取得します。
デフォルトでは、IBM Installation Manager は、各 Rational ソフトウェア製品用に提供される組み込みの URL を使用して、インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続します。その後、Installation Manager が製品パッケージ、製品の更新、および新規製品フィーチャーを検索します。
ランチパッドによって Installation Manager を開始すると、リポジトリー情報が Installation Manager に渡されます。ユーザーが Installation Manager を開始した場合は、インストールする製品パッケージが格納されたインストール・リポジトリーを指定する必要があります。
「設定」ウィンドウの「リポジトリー」ページでリポジトリーのロケーションを指定します。Installation Manager のリポジトリー設定を参照してください。
Rational Software Analyzer のインストールをランチパッド・プログラムから開始する場合は、インストールする製品パッケージを含むリポジトリーのロケーションが、IBM Installation Manager に既に定義されています。 Installation Manager を開始する場合は、まず Installation Manager でリポジトリー設定 (つまり、製品パッケージが含まれるディレクトリーの URL) を指定しておかなければ、製品パッケージをインストールできません。
Installation Manager でリポジトリー・ロケーションを追加、編集、または除去するには、以下のようにします。
「リポジトリー」ページに、使用可能なリポジトリー、そのロケーション、およびアクセス可能かどうかが表示されます。
HTTPS または制限付き FTP のリポジトリー・ロケーションを指定した場合は、ユーザー ID とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
新規または変更されたリポジトリー・ロケーションがリストされます。リポジトリーがアクセス不可の場合は、「接続」列に赤い x が表示されます。
IBM Installation Manager を使用して Rational Software Analyzer パッケージをインストールする場合は、パッケージ・グループおよび共用リソース・ディレクトリーを選択する必要があります。
インストール・プロセス中に、Rational Software Analyzer パッケージのパッケージ・グループ を指定する必要があります。パッケージ・グループは、パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。 Installation Manager を使用して製品パッケージをインストールする場合は、新規パッケージ・グループを作成するか、またはパッケージを既存のパッケージ・グループにインストールします。一部のパッケージは、パッケージ・グループを共用できない場合があります。その場合、既存パッケージ・グループを使用するオプションは使用できません。
一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループにインストールされます。
パッケージ・グループには自動的に名前が割り当てられます。ただし、パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーは選択できます。
製品パッケージのインストールが成功し、パッケージ・グループが作成された後に、インストール・ディレクトリーを変更することはできません。インストール・ディレクトリーには、パッケージ・グループにインストールされた製品パッケージに固有のファイルおよびリソースが含まれます。他のパッケージ・グループが使用する可能性のある製品パッケージ内のリソースは、共用リソース・ディレクトリーに置かれます。
共用リソース・ディレクトリー は、1 つ以上の製品パッケージ・グループで使用できるようにインストール成果物を配置するディレクトリーです。
Rational Software Analyzer 製品パッケージをインストールする際に、Rational Software Analyzer パッケージの追加によってコンピューターに既にインストール済みの Eclipse 統合開発環境 (IDE) を拡張できます。
既存の Eclipse IDE を拡張するには、「パッケージのインストール」ウィザードの「ロケーション」ページで、「既存の Eclipse IDE の拡張 (Extend an existing Eclipse IDE)」オプションを選択します。
例えば、Rational Software Analyzer 機能を入手し、かつ、Rational Software Analyzer で作業する場合は現行 IDE の設定を保存する場合に、既存の Eclipse IDE を拡張します。既に Eclipse IDE を拡張しているインストール済みのプラグインを使用して作業してもよいでしょう。
同じコンピューターに複数の Rational Software Delivery Platform 製品をインストールする計画がある場合は、このセクションの情報を検討してください。
一部の製品は、同じパッケージ・グループにインストールされた場合、共存し、機能を共用するように設計されています。パッケージ・グループは、1 つ以上のソフトウェア製品またはパッケージをインストールできるロケーションです。各パッケージをインストールする場合は、そのパッケージを既存のパッケージ・グループにインストールするか、または新規にパッケージ・グループを作成するのかを選択します。 IBM Installation Manager は、共用するように設計されていない製品や、バージョンの許容度およびその他の要件を満たさない製品をブロックします。一度に複数の製品をインストールする場合は、製品でパッケージ・グループを共用できなければなりません。
リリース時点で、パッケージ・グループにインストールされた場合に機能を共用する製品は、以下のとおりです。
適格製品であれば、1 つのパッケージ・グループにいくつでもインストールできます。製品がインストールされると、その機能はパッケージ・グループ内の他のすべての製品で共用されます。開発製品とテスト製品を 1 つのパッケージ・グループにインストールする場合、製品のいずれか一方を始動すると、開発とテストの両方の機能がユーザー・インターフェースで使用可能になります。モデリング・ツールを持つ製品を追加すると、パッケージ・グループ内のすべての製品で、開発、テストおよびモデリングの機能が使用可能になります。
開発製品をインストールし、その後で追加の機能を持つ開発製品を購入して、同じパッケージ・グループにその製品を追加すると、両方の製品で追加の機能が使用可能になります。より多くの機能を持つ製品をアンインストールした場合、元の製品はそのまま残ります。これは、Rational Software Delivery Platform グループにおけるバージョン 6 製品のアップグレード動作からの変更点であることに注意してください。
製品をインストールする前に、以下のステップを実行しておく必要があります。
次のセクションでは、インストール・シナリオセクションに記載されているインストール・シナリオの概要を示します。主なステップは、詳細な説明にリンクしています。
このインストール・シナリオでは、お客様はインストール・ファイルが含まれる CD を持っており、通常は、ワークステーション上に Rational Software Analyzer をインストールします。
以下のステップでは、CD から Rational Software Analyzer をインストールする方法について説明します。
CD ドライブをマウントします。
IBM Installation Manager がワークステーション上で検出されると、自動的に始動します。
IBM Installation Manager がワークステーション上で検出されない場合、先に進むためには Installation Manager をインストールする必要があります。ウィザードの指示に従います。インストールが完了すると、Installation Manager が自動的に始動します。
詳しくは、Windows への Installation Manager のインストールを参照してください。
詳しくは、Installation Manager GUI を使用した製品パッケージのインストールを参照してください。
詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。
詳しくは、Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。
以下のステップでは、電子インストール・イメージから Rational Software Analyzer をインストールする方法について説明します。
詳しくは、Installation Manager GUI を使用した製品パッケージのインストールを参照してください。
詳しくは、ライセンスの管理を参照してください。
詳しくは、Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。
このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Software Analyzer のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。
インストール・イメージを共用ドライブに置くには、以下のステップを実行します。
共用ドライブ上のインストール・ファイルから Rational Software Analyzer をインストールするには、以下のようにします。
このシナリオでは、IBM Installation Manager は、製品パッケージを HTTP または HTTPS Web サーバーから取り出します。
以下のステップは、Rational Software Analyzer のパッケージを含むリポジトリーが HTTP または HTTPS Web サーバー上に作成されていることを前提としています。
Rational Software Analyzer パッケージを HTTP または HTTPS サーバー上のリポジトリーからインストールするには、以下のようにします。
HTTP または HTTPS Web サーバー上にあるリポジトリーから、インストールのために Rational Software Analyzer を準備するには、次のようにします。
IBM パスポート・アドバンテージからインストール・ファイルをダウンロードする場合は、Rational Software Analyzer をインストールする前に、圧縮ファイルから電子イメージを解凍する必要があります。
イメージを解凍する前に、ファイルのダウンロードが完全に行われたことを確認するとよいでしょう。
インストール・ファイルをダウンロードするために「Download Director」オプションを選択した場合、Download Director アプレットは処理した各ファイルの完成度を自動的に確認します。
または、公開された MD5 の値とダウンロードしたファイルの検査合計を比較して、ダウンロードしたファイルが破損していないか、または無効であるかどうかを判別できます。
圧縮ファイルは、それぞれ同じディレクトリーに解凍します。
ディレクトリー名にスペースを使用しないでください。スペースを使用すると、コマンド行からランチパッドを開始するための launchpad.sh コマンドを実行できなくなります。
ランチパッド・プログラムを使用すると、1 つのロケーションでリリース情報の表示およびインストール・プロセスの開始を行うことができます。
以下のいずれかの方法を使用する場合は、ランチパッド・プログラムを使用して Rational Software Analyzer のインストールを開始します。
インストール・プロセスをランチパッド・プログラムから開始することにより、IBM Installation Manager が自動的にインストールされ (まだコンピューターにインストールされていない場合)、Rational Software Analyzer パッケージが含まれているリポジトリーのロケーションで事前に構成された状態で起動します。 Installation Manager を直接インストールして開始する場合は、手動でリポジトリー設定を行う必要があります。
ランチパッドからインストールするには、以下のようにします。
インストールを完了するには、「パッケージのインストール」ウィザードの指示に従います。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した製品パッケージのインストールを参照してください。
Windows Vista システムでランチパッド・プログラムを開始する前に、以下の要件を確認してください。
C:¥Program Files パス内のインストール・ロケーションまたは共用リソース・ディレクトリーを選択する場合は、インストールされるパッケージは管理者として実行しなければなりません。
プリインストール・タスクに説明されているプリインストール・タスクを行っていない場合は、このタスクを実行します。
CD からインストールする場合、ワークステーション上で自動実行が有効になっているときは、1 枚目のインストール・ディスクを CD ドライブに挿入すると Rational Software Analyzer ランチパッドが自動的に開始します。電子イメージからインストールする場合、もしくはワークステーション上で自動実行が構成されていない場合は、ランチパッド・プログラムを手動で開始する必要があります。
ランチパッド・プログラムを開始するには、以下のようにします。
CD ドライブをマウントします。
IBM Installation Manager がシステム上で検出されない場合、またはより新しいバージョンが使用可能な場合は、最新バージョンをインストールする必要があります。
IBM Installation Manager のインストールを完了するには、ウィザードの指示に従います。詳しくは、Windows への Installation Manager のインストールを参照してください。
IBM Installation Manager のインストールが完了したら、「終了」をクリックしてウィザードを閉じます。
詳しくは、Installation Manager GUI を使用した製品パッケージのインストールを参照してください。
詳しくは、製品の更新を参照してください。
以下のステップでは、Installation Manager グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を使用した IBM Rational Software Analyzer パッケージのインストール方法について説明します。オプションで、基本製品パッケージのインストール時に、製品の更新を同時にインストールすることができます。ご使用のインストールに更新を適用しない場合は、このトピックの更新ステップはスキップしてください。
Installation Manager は、定義済みの IBM 更新リポジトリーでパッケージの更新を検索します。リポジトリー・ロケーションを設定しておけば、そこも検索します。
複数のパッケージをインストールするよう選択した場合は、パッケージごとにご使用条件があります。「ライセンス」ページの左側で、各パッケージのバージョンをクリックして、ご使用条件を表示してください。選択したパッケージのバージョン (例えば、基本パッケージおよび更新) は、パッケージ名の下にリストされます。
デフォルト・パスは、以下のとおりです。
新しいパッケージ・グループを作成するには、以下のようにします。
重要: 最適な結果を得るためには、Rational 製品を使用して作業する前に、Rational Software Analyzer で使用できるファイル・ハンドルの数を増やしてください。この変更は、システム管理者が行う必要がある場合があります。
以下のステップに従って Linux でファイル記述子を増やす場合は注意してください。指示に従わないと、コンピューターが正しく始動しなくなる可能性があります。最適な結果を得るために、システム管理者にこの手順を実行してもらってください。
ファイル記述子を増やすには、以下のようにします。
重要: コンピューター上に空の initscript ファイルを残さないでください。残した場合、次回電源をオンにしたり再始動したりした場合に、コンピューターが始動しなくなります。
ulimit -n 4096
注意: ulimit をあまりに大きな数値に設定すると、システム全体のパフォーマンスが影響を受ける可能性があります。
ulimit コマンドについて詳しくは、ulimit のマニュアル・ページを参照してください。
Rational Software Analyzer は、デスクトップ環境またはコマンド行インターフェースから開始できます。
「スタート」>「プログラム」>「IBM Rational Software Analyzer」>「IBM Rational Software Analyzer Developer Edition」の順にクリックします。
「スタート」>「プログラム」>「IBM Rational Software Analyzer Enterprise Edition」>「IBM Rational Software Analyzer Enterprise Edition」の順にクリックします。
Rational Software Analyzer Developer Edition をコマンド行から開始するには、次のようにします。
Rational Software Analyzer Enterprise Edition をコマンド行から開始するには、次のようにします。
IBM Installation Manager を使用してインストールされたパッケージの更新をインストールできます。パッケージの更新は、インストール済みのフィーチャーに対するフィックスと更新を提供します。また、「パッケージの変更」ウィザードを使用してインストールできる新規フィーチャーが含まれていることもあります。
リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。
各インストール済みパッケージは、それぞれのデフォルトの IBM 更新リポジトリーのロケーションを提供します。「設定」ウィンドウの「リポジトリー」ページで、「インストール中および更新中のサービス・リポジトリーの検索」オプションが選択されている場合は、このロケーションによって、Installation Manager が IBM 更新リポジトリーからインストール済みのパッケージを検索できるようになります。
詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。
製品パッケージの更新を検索してインストールするには、次のようにします。
Installation Manager は、Installation Manager のリポジトリー内、および Rational Software Analyzer について事前に定義した更新サイトで、更新を検索します。
インストールしたい新規フィーチャーが更新に含まれている場合は、「パッケージの変更」ウィザードを実行して、フィーチャー選択パネルからインストールする新規フィーチャーを選択します。
IBM Installation Manager の「パッケージの変更」ウィザードで、インストール済み製品パッケージの言語およびフィーチャーの選択を変更できます。また、「パッケージの変更」ウィザードを使用して、リフレッシュ・パックなどの製品の更新に含まれている可能性がある新規フィーチャーをインストールすることもできます。
リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。詳細については、Installation Manager のヘルプを参照してください。
インストール済み製品パッケージを変更するには、以下のようにします。
パッケージのユーザー・インターフェースおよびドキュメンテーションについて、対応する各国語翻訳がインストールされます。この選択は、このパッケージ・グループにインストールされたすべてのパッケージに適用されることに注意してください。
Installation Manager の「パッケージのアンインストール」オプションを使用すると、1 つのインストール・ロケーションから複数のパッケージをアンインストールできます。すべてのインストール・ロケーションからインストール済みのすべてのパッケージをアンインストールすることもできます。
パッケージをアンインストールするには、製品パッケージをインストールするために使用したものと同じユーザー・アカウントを使用して、システムにログインする必要があります。
パッケージをアンインストールするには、以下のようにします。
インストールした IBM ソフトウェアおよびカスタマイズしたパッケージのライセンス交付は、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用して管理されます。「ライセンスの管理」ウィザードには、インストール済みの各パッケージのライセンス情報が表示されます。
トライアル・ライセンスは、インストール後 30 日または 90 日で有効期限が切れます。有効期限後に製品を使用するには、製品をアクティブにする必要があります。
「ライセンスの管理」ウィザードを使用して、プロダクト・アクティベーション・キットをインポートすることで、本製品の試用バージョンを、ライセンス交付を受けたバージョンにアップグレードできます。
Rational 製品のライセンスの管理について詳しくは、以下のリソースを参照してください。
Rational ソフトウェア製品を購入すると、許可ユーザー・ライセンス、許可ユーザー期限付使用権 (FTL)、およびフローティング・ライセンスの 3 つのタイプから製品ライセンスを選択できます。ご使用の Rational ソフトウェア製品に必要なライセンス・タイプを判別するには、製品担当員にお問い合わせください。
IBM Rational 許可ユーザー・ライセンスは、1 人の特定の個人に対して Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、製品にアクセスする個々のユーザーごとに、任意の方法で許可ユーザー・ライセンスを入手する必要があります。許可ユーザー・ライセンスの再割り当ては、割り当てた元のユーザーを購入者が長期間または永久に置き換える場合を除いて、許可されません。
例えば、許可ユーザー・ライセンスを 1 つ購入した場合、そのライセンスをある特定の個人に割り当てることができます。割り当てられた個人は、 Rational ソフトウェア製品を使用することができます。許可ユーザー・ライセンスでは、いかなる場合も (ライセンス交付を受けた個人が製品を使用中でない場合でも) その製品を使用する権利を他者に与えることはありません。
IBM Rational 許可ユーザー期限付使用権 (FTL) は、1 人の特定の個人に対して特定期間 Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、製品にアクセスする個々のユーザーごとに、任意の方法で許可ユーザー FTL を入手する必要があります。許可ユーザー FTL の再割り当ては、割り当てた元のユーザーを購入者が長期間または永久に置き換える場合を除いて、許可されません。
ライセンス期間を延長する意思がないことを IBM に通知した場合は、ライセンス満了時に製品の使用を中止しなければなりません。
IBM Rational フローティング・ライセンスは、複数のチーム・メンバーで共用することができる、単一のソフトウェア製品に対するライセンスです。ただし、同時ユーザーの総数は、購入したフローティング・ライセンスの数を超えてはいけません。例えば、Rational ソフトウェア製品のフローティング・ライセンスを 1 つ購入した場合、組織内の任意のユーザーが任意の時期に製品を使用することができます。製品にアクセスしたいユーザーは、現行ユーザーがログオフするまで待たなければなりません。
フローティング・ライセンスを使用するには、フローティング・ライセンス・キーを入手して、Rational License Server にインストールする必要があります。サーバーは、ライセンス・キーへのアクセスを要求するエンド・ユーザー要求に応答します。サーバーは、その組織が購入したライセンス数と同じ数の同時ユーザーのアクセスを許可します。
Rational ソフトウェア製品を初めてインストールする場合、または製品の使用を継続するためにライセンスを延長したい場合に、製品のライセンスを使用可能にするには、以下のオプションがあります。
Rational Software Analyzer 製品オファリングのライセンスは、以下の方法で使用可能にします。
プロダクト・アクティベーション・キットをインポートする方法
プロダクト・アクティベーション・キットには、Rational のトライアル製品のパーマネント・ライセンス・キーが含まれています。アクティベーション・キットを購入し、その zip ファイルをローカル・コンピューターにダウンロードしてから、アクティベーション・キット内の適切な .JAR ファイルをインポートして製品のライセンスを使用可能にします。IBM Installation Manager を使用して、製品にアクティベーション・キットをインポートします。
IBM Installation Manager からインストール済みパッケージのライセンス情報を確認することができます。ライセンス情報には、ライセンス・タイプおよび有効期限が含まれています。
ライセンス情報を表示するには、以下のようにします。
インストールされているパッケージごとに、パッケージのベンダー、現行ライセンス・タイプ、および有効期限が表示されます。
パーマネント・ライセンス・キーをインストールするには、IBM Installation Manager を使用して、ダウンロード・ロケーションまたは製品メディアからアクティベーション・キットをインポートする必要があります。
アクティベーション・キットを購入していない場合、まず購入する必要があります。製品またはプロダクト・アクティベーション・キットを購入している場合は、該当する CD を挿入するか、IBM パスポート・アドバンテージからアクセス可能なワークステーションにアクティベーション・キットをダウンロードします。
アクティベーション・キットは、Java アーカイブ (.JAR) ファイルを含む圧縮 .zip ファイルとしてパッケージされています。この .JAR ファイルにはパーマネント・ライセンス・キーが含まれているため、製品をアクティブにするには、インポートする必要があります。
アクティベーション・キットの .JAR ファイルをインポートして、新しいライセンス・キーを使用可能にするには、次のようにします。
パーマネント・ライセンス・キーを含むプロダクト・アクティベーション・キットが製品にインポートされます。「ライセンスの管理」ウィザードに、インポートが正常に行われたかどうかが示されます。
現行の製品ライセンスの有効期限が切れる場合、またはチーム・メンバー用に追加の製品ライセンスが必要な場合は、新規ライセンスをご購入いただけます。
ライセンスを購入して製品を使用可能にするには、次のようにします。
製品の許可ユーザー・ライセンスを購入した場合は、パスポート・アドバンテージにアクセスし、説明に従って、プロダクト・アクティベーション・キットの圧縮済みファイルをダウンロードします。アクティベーション・キットをダウンロードしたら、Installation Manager を使用して、プロダクト・アクティベーションの .JAR ファイルをインポートする必要があります。
製品のアクティベーション・キットをインポートする場合は、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用します。
このセクションでは、IBM Installation Manager の一般的な作業を取り上げます。詳しくは、Installation Manager のオンライン・ヘルプまたは Installation Manager のインフォメーション・センター (http://www.ibm.com/software/awdtools/installmanager/support/index.html) を参照してください。
ランチパッド・プログラムが製品インストールを開始すると、IBM Installation Manager がインストールされていない場合は、自動的にインストールされます。このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。Installation Manager がインストールされない場合は、手動でインストールする必要があります。
Installation Manager を手動でインストールするには、次のようにします。
ランチパッド・プログラムによって、IBM Installation Manager がインストールされます。このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。
Installation Manager を手動でインストールするには、以下のようにします。
ランチパッド・プログラムから IBM Installation Manager を開始する必要があります。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Software Analyzer パッケージを選択した状態で起動します。
Installation Manager を直接開始した場合は、リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。詳しくは、製品パッケージのインストール計画 を参照してください。
Installation Manager を手動で開始するには、以下のようにします。
Windows タスクバーで、「スタート」>「すべてのプログラム」>「IBM Installation Manager」>「IBM Installation Manager」の順にクリックします。
ランチパッド・プログラムから IBM Installation Manager を開始する必要があります。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Software Analyzer パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始した場合は、リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。詳しくは、製品パッケージのインストール計画 を参照してください。
Installation Manager を手動で開始するには、以下のようにします。
Installation Manager をアンインストールするには、以下のようにします。
アンインストール対象として IBM Installation Manager が選択されます。
IBM Installation Manager のアンインストールには、Linux バージョンに組み込まれているパッケージ管理ツールを使用する必要があります。
Linux 上で Installation Manager を手動でアンインストールするには、以下の手順を実行します。
IBM Installation Manager のサイレント・インストールおよびサイレント・アンインストールを実行することができます。
Installation Manager のサイレント・インストールを実行するには、インストーラーを抽出し、InstallerImage_platform サブディレクトリーに切り替えて、次のコマンドを使用します。
例: installc --launcher.ini silent-install.ini -log c:¥mylogfile.xml
例: install --launcher.ini silent-install.ini -log /root/mylogs/mylogfile.xml
インストールしたら、Installation Manager または Installation Manager インストーラーを使用してパッケージのサイレント・インストールを実行することができます。
Windows で Installation Manager をサイレントでアンインストールする場合は、次の手順に従ってください。
その他のプラットフォームで Installation Manager をサイレントでアンインストールする場合は、次の手順に従ってください。
IBM Packaging Utility ソフトウェアを使用して、Installation Manager のリポジトリーをセットアップして、製品パッケージをリポジトリーにコピーします。製品パッケージのコピー後に、Installation Manager の「設定」ウィンドウでリポジトリーのロケーションを定義します。
Packaging Utility ソフトウェアは、Rational Software Analyzer に同梱されている、各プラットフォーム (Windows および Linux) 用の Enterprise Deployment CD にあります。
Rational Software Analyzer パッケージを含むリポジトリーを共用ドライブに置くには、Packing Utility を使用して、Rational Software Analyzer の製品パッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。
Rational Software Analyzer パッケージを含むリポジトリーを HTTP または HTTPS 上で使用可能な Web サーバーに置く場合は、Packaging Utility を使用して、Rational Software Analyzer 製品パッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。
このユーティリティーを使用して、以下のタスクを実行します。
複数の製品パッケージを 1 つのリポジトリーにコピーできます。これによって、共通のロケーションを作成し、そこから IBM Installation Manager が製品パッケージをインストールできます。
Packaging Utility について詳しくは、オンライン・ヘルプまたは Installation Manager のインフォメーション・センター (http://www.ibm.com/software/awdtools/installmanager/support/index.html) を参照してください。
IBMPackaging Utility を使用して Rational Software Analyzer 製品パッケージをコピーするには、事前に Enterprise Deployment CD からこのユーティリティーをインストールしておく必要があります。
IBM Packaging Utility ソフトウェアを Enterprise Deployment CD からインストールするには、次のようにします。
Installation Manager のインストールが完了したら Installation Manager が開始し、自動的に「パッケージのインストール」ウィザードが開始します。
Installation Manager が Rational Software Analyzer をインストールできるリポジトリーを作成するには、Packaging Utility を使用して、製品パッケージをこのリポジトリーにコピーする必要があります。
Packaging Utility を使用して製品パッケージをコピーするには、以下のようにします。
CD ドライブをマウントします。
例えば、Rational Software Analyzer (ディスク 1、ディスク 2 など) が C:¥My product¥unzip にある場合は、このロケーションをリポジトリーとして定義する必要があります。
Packaging Utility を使用して Rational Software Analyzer インストール・ファイルをリポジトリーにコピーした後で、IBM Installation Manager の「設定」ページに移動して、このロケーションをリポジトリーとして定義できます。リポジトリーを UNC ドライブ上に置くことも、リポジトリーを Web サーバー上に置いて HTTP を介してディレクトリーとファイルを使用できるようにすることもできます。
Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行することで、Rational Software Analyzer 製品パッケージをサイレント・インストールできます。Installation Manager をサイレント・モードで実行する場合は、ユーザー・インターフェースは使用できません。代わりに、Installation Manager は応答ファイルを使用して、製品パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。
Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、バッチ処理でスクリプトを通じて製品パッケージのインストール、更新、変更、およびアンインストールを行えるため便利です。
Rational Software Analyzer をサイレント・インストールする前に、Installation Manager をインストールする必要があります。
サイレント・インストールには、2 つのメインタスクが必要です。
Installation Manager とサイレント・インストールについて詳しくは、Installation Manager のインフォメーション・センター (http://www.ibm.com/software/awdtools/installmanager/support/index.html) を参照してください。
Installation Manager を使用して Rational Software Analyzer 製品パッケージをインストールするとき、または Installation Manager インストーラーをインストールするときのアクションを記録して、応答ファイルを作成することができます。応答ファイルを記録すると、Installation Manager の GUI で選択した項目がすべて XML ファイルに保管されます。Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、Installation Manager は XML 応答ファイルを使用してインストールを完了します。
インストール (またはアンインストール) 用の応答ファイルを記録するには、以下のようにします。
IBMIM -record <応答ファイルのパスおよび名前> -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>
コマンドで指定したロケーションに XML 応答ファイルが作成されます。
Installation Manager または製品をインストールまたはアンインストールするための応答ファイルを、製品をインストールまたはアンインストールせずに作成するには、-skipInstall <agentDataLocation> 引数を使用します。-skipInstall を使用すると、Installation Manager は製品をインストールまたはアンインストールせずに、インストール・データを記録するだけなので、処理が高速です。<agentDataLocation> は書き込み可能ディレクトリーでなければなりません。
後で、製品に対する更新または変更の記録、ライセンス管理の記録、または製品のアンインストールの記録を行う場合は、後続のレコード・セッションで同じ <agentDataLocation> を使用する必要があります。-skipInstall オプションを使用していないときに記録するインストール済みの製品または設定 (リポジトリー設定を含む) は使用できないことに注意してください。
Installation Manager のインストールに関するインストール・データを記録するには、次のようにします。
Installation Manager インストーラーを使って製品インストールのインストール・データを記録するには、次の手順に従ってください。
Installation Manager インストーラーを使用して Installation Manager をインストールした後、Installation Manager を使用して製品パッケージをコマンド行からサイレント・インストールします。
サイレント・モードでの Installation Manager の実行に関する追加の資料については、Installation Manager のインフォメーション・センター (http://www.ibm.com/software/awdtools/installmanager/support/index.html) を参照してください。
次の表は、サイレント・インストール・コマンドで使用される引数を示したものです。
引数 | 説明 |
---|---|
-vm | Java ランチャーを指定します。サイレント・モードでは、必ず java.exe (Windows の場合) または java (その他のプラットフォームの場合) を使用します。 |
-nosplash |
スプラッシュ画面を抑制します。 |
--launcher.suppressErrors |
JVM エラーのダイアログ・ボックスを抑制します。 |
-silent | Installation Manager インストーラーを実行するか、または Installation Manager をサイレント・モードで実行する必要があります。 |
-input |
Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager への入力として XML 応答ファイルを指定します。応答ファイルには、インストーラーまたは Installation Manager が実行するコマンドが含まれています。 |
-log |
(オプション) サイレント・インストールの結果を記録するログ・ファイルを作成します。ログ・ファイルは XML ファイルです。 |
Installation Manager インストーラーと Installation Manager の両方に、初期化ファイル、つまり .ini ファイル silent-install.ini が用意されています。このファイルには、引数のデフォルト値が表形式で収められています。
Installation Manager インストーラーによって Installation Manager がインストールされます。
インストーラーを取り出して、eclipse サブディレクトリーに切り替えてから、以下のコマンドを使用します。
例: installc --launcher.ini silent-install.ini -log c:¥mylogfile.xml
例: install --launcher.ini silent-install.ini -log /root/mylogs/mylogfile.xml
Installation Manager がインストールされたら、Installation Manager を使用してその他の製品をインストールすることができます。
Installation Manager をサイレント・モードで実行するには、eclipse サブディレクトリーから次のコマンドを実行します。
例: IBMIMc.exe --launcher.ini silent-install.ini -input c:¥mylog¥responsefile.xml -log c:¥mylog¥silent_install_log.xml
例: IBMIM --launcher.ini silent-install.ini -input /root/mylog/responsefile.xml -log /root/mylog/silent_install_log.xml
Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager は、サイレント・インストール・モードで実行された場合は、応答ファイルを読み取り、指定したディレクトリーにログ・ファイルを書き込みます。応答ファイルは必須で、ログ・ファイルはオプションです。この実行の結果、成功時の状況は 0、失敗時はゼロ以外の数値になります。
Installation Manager のサイレント・インストール機能を使用するには、Installation Manager で実行する必要のあるすべてのコマンドを含む応答ファイルを作成する必要があります。これには、IBM Rational Software Analyzer パッケージのインストール時のアクションを記録することによって、応答ファイルを作成します。ただし、応答ファイルは手動で作成したり編集したりすることもできます。
応答ファイルには、次の 2 つのカテゴリーのコマンドがあります。
通常、設定は「設定」ウィンドウで指定しますが、サイレント・インストール中に使用するために、応答ファイルに設定 (キーとして識別されます) を指定することもできます。
応答ファイルに設定を定義する場合、XML コードは次の例のようになります。
<preference name = "the key of the preference" value = "the value of the preference to be set"> </preference>
次の表を使用して、サイレント・インストール設定用のキーとそれに関連した値を識別します。
次の表に、サイレント・インストールの応答ファイルのコマンドをリストします。
XML ベースの応答ファイルを使用すると、サイレント・インストール設定、リポジトリーのロケーション、インストール用プロファイルなどの事前定義情報を指定できます。応答ファイルは、インストール・パッケージを介入なしでインストールし、インストール・パッケージのロケーションと設定を標準化したい、チームや会社に役に立ちます。
サンプル応答ファイル |
---|
<agent-input > <!-- add preferences --> <preference name="com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyEnabled" value="c:/temp"/> <!-- create the profile if it doesn't exist yet --> <profile id="my_profile" installLocation="c:/temp/my_profile"></profile> <server> <repository location= "http://a.site.com/local/products/sample/20060615_1542/repository/"></repository> </server> <install> <offering profile= "my_profile" features= "core" id= "ies" version= "3.2.0.20060615"> </offering> </install> </agent-input> |
サイレント・インストール・ログ・ファイルを使用すると、サイレント・インストール・セッションの結果を検査できます。
サイレント・インストール機能によって、XML ベースのログ・ファイルが作成されます。このログ・ファイルには、サイレント・インストールを実行した結果が記録されます (これは、-log <ログ・ファイル・パス>.xml を使用して、ログ・ファイル・パスが指定されている場合に限られます)。サイレント・インストール・セッションが正常に行われた場合、ログ・ファイルには、<result> </result> のルート要素のみが含まれます。しかし、インストール中にエラーが発生した場合は、以下のようなメッセージのエラー要素がサイレント・インストール・ログ・ファイルに記録されます。
<result> <error> Cannot find profile: profile id</error> <error> some other errors</error> </result> |
詳細な分析については、Installation Manager データ域に生成されるログ・ファイルを参照してください。設定コマンドを使用することにより、オプションで、希望のロケーションにデータ域を設定できます。
Copyright IBM Corporation 2004, 2008. All rights reserved.
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様自身の責任でご使用ください。
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、 IBM より提供されます。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
以下は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Adobe は、Adobe Systems Incorporated の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Intel、および Pentium は、Intel Corporation または子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX(R) は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。