IBM Rational Performance Tester バージョン 7.0

インストール・ガイド


お願い

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。

本書は、IBM Rational Performance Tester (部品番号 5724-J96) バージョン 7.0、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

IBM 発行のマニュアルに関する情報のページ

http://www.ibm.com/jp/manuals/

こちらから、日本語版および英語版のオンライン・ライブラリーをご利用いただけます。また、マニュアルに関するご意見やご感想を、上記ページよりお送りください。今後の参考にさせていただきます。

(URL は、変更になる場合があります)

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原 典:

GI11-6754-02

Rational(R) Performance Tester, Version 7.0

Installation Guide

発 行:
日本アイ・ビー・エム株式会社

担 当:
ナショナル・ランゲージ・サポート

第1刷 2007.10

Copyright International Business Machines Corporation 2007. All rights reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2007

目次

概説

このインストール・ガイドには、IBM(R) Rational(R) Performance Tester のインストールおよびアンインストール方法が記載されています。

このインストール・ガイド の最新版は、 http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rpt/70/docs/install_instruction/install.html でオンラインで入手可能です。

このインストール・ガイドの Adobe(R) Acrobat(R) 版は、最初の製品 CD のドキュメンテーション・ディレクトリーで入手可能です。

注:
文書の更新内容やトラブルシューティングの情報については、http://www.ibm.com/software/rational/support/documentation/ を参照してください。

IBM Installation Manager

IBM Installation Manager は、ワークステーションに Rational Performance Tester 製品パッケージをインストールするプログラムです。インストールしたこのパッケージや他のパッケージの更新、変更、およびアンインストールも行います。パッケージとは、Installation Manager によってインストールされるよう設計された製品、複数コンポーネントのグループ、または単一のコンポーネントです。

IBM Installation Manager は、時間の節約に役立つ多数の機能を提供します。インストールしようとしているパッケージ、インストール済みのソフトウェア・コンポーネント、およびインストール可能なコンポーネントを追跡します。更新を検索するため、最新バージョンの Rational 製品パッケージがインストールされることを確認できます。また、Installation Manager は、インストールした製品パッケージのライセンス管理用のツールを提供します。さらに、パッケージの更新と変更のためのツールを提供します。 Installation Manager を使用して、製品パッケージをアンインストールすることもできます。

IBM Installation Manager には 6 つのウィザードがあり、ライフ・サイクルを通じて製品パッケージを容易に保守できるようにしています。

IBM Rational Software Development Platform

IBM Rational Software Development Platform とは、複数の製品を共用する開発ワークベンチとその他のソフトウェア・コンポーネントを含む共通開発環境です。

この開発プラットフォームには、以下が含まれています。

Rational Manual Tester も使用可能ですが、このプラットフォームに含まれていません。Manual Tester は、 Rational Functional Tester に組み込まれています。あるいは個別に購入することが可能です。

Rational Performance Tester について

IBM Rational Performance Tester は、システム・パフォーマンスをテストするツールです。 Performance Tester は、Web アプリケーションのテストをサポートし、操作性およびスケーラビリティーを大幅に向上させます。これは、Java ベースの実行エンジンを使用して、Eclipse 統合開発環境でホストされます。

この製品には 2 つのコンポーネントがあります。デスクトップ上にインストールされ、組み込み IBM Rational Agent Controller を含む Performance Tester と、データ収集インフラストラクチャーを備えた IBM Rational Agent Controller の外部バージョンの 2 つです。どちらのバージョンの Agent Controller でも、追加のコンピューターを使用してテスト・ロードが生成されます。 Agent Controller は、リモート・コンピューター上の仮想ユーザーをエミュレートするドライバーを実行します。仮想ユーザーは、ロード・テストのインスタンスまたは反復です。ランチパッドから「Install IBM Rational Performance Tester (Agent を含む) のインストール」オプションを選択すると、組み込み Agent Controller がインストールされます。ランチパッドから「IBM Rational Performance Tester Agent のインストール」オプションを選択すると、外部 IBM Rational Agent Controller をデータ収集インフラストラクチャーと共に、Windows(R) および Linux(R) オペレーティング・システム上に別個にインストールすることができます。

Performance Optimization Toolkit の機能は、前の製品リリースではオプションのコンポーネントでしたが、バージョン 7 では Performance Tester コア製品に統合されています。この新機能は、ご使用のアプリケーションのパフォーマンスの問題の検出および修復に役立つパフォーマンス分析ツールを提供します。パフォーマンス・テストおよびスケジュールを作成し、分散アプリケーションのさまざまな部分からパフォーマンス・プロファイル・データを生成できます。分析ツールはテストまたはスケジュールの実行時にこのデータを収集し、データを相互に関連付けて、グラフィカルなレポートを表示します。

インストール要件

このセクションでは、ソフトウェアを正常にインストールし、実行するために満たす必要がある、ハードウェア、ソフトウェア、およびユーザー特権の要件について説明します。

最新の詳細なシステム要件については、 www.ibm.com/software/awdtools/tester/performance/sysreq/index.html を参照してください。

ハードウェア要件

製品をインストールする前に、ご使用のシステムが最小ハードウェア要件を満たしていることを確認してください。

ハードウェア 要件
プロセッサー 最小: 1.5 GHz Intel(R) Pentium(R) 4 (最適な結果を得るためにはそれ以上)
メモリー 最小: 768 MB RAM (Rational Performance Tester の場合)、最小: 500 MB RAM (Agent Controller のみの場合)
ディスク・スペース

製品パッケージのインストール用として、最小で 1.5 GB のディスク・スペースが必要です。開発するリソース用に追加ディスク・スペースが必要です。

注:
  • ディスク・スペース要件は、インストールするフィーチャーによって増減する場合があります。
  • この製品をインストールするための製品パッケージをダウンロードする場合は、追加のディスク・スペースが必要になります。
  • Windows 用。 NTFS の代わりに FAT32 を使用する場合は、追加のディスク・スペースが必要になります。
  • Windows 用。 ご使用の環境変数 TEMP で指定されているディレクトリーに、追加で 500 MB のディスク・スペースが必要となります。
  • Linux 用。 /tmp ディレクトリーに、追加で 500 MB のディスク・スペースが必要となります。
ディスプレイ 最低でも 256 色を使用する 1024 x 768 のディスプレイ (最適な結果を得るためにはそれ以上)

Agent Controller のみの場合: 最低でも 256 色を使用する 800 x 600 のディスプレイ (最適な結果を得るためにはそれ以上)

その他のハードウェア Microsoft(R) マウスまたは互換のポインティング・デバイス

ソフトウェア要件

製品をインストールする前に、ご使用のシステムがソフトウェア要件を満たしていることを確認してください。

オペレーティング・システム

この製品では、次のオペレーティング・システムがサポートされています。

表 1. Rational Performance Tester 7.0.x でサポートされるオペレーティング・システム
オペレーティング・システム Rational Performance Tester Performance Test Agent Performance Test Agent (DCI を伴う)
AIX(R) 5.1 TL2-TL7 いいえ はい いいえ
AIX 5.2 TL1-TL11 いいえ はい いいえ
RedHat Desktop バージョン 4.0 アップデート 1 から 5 (32 ビット・モードで稼働) はい はい はい
RedHat Enterprise バージョン 4.0 アップデート 1 から 2 (32 ビット・モードで稼働) はい はい はい
SuSE Linux Enterprise Server バージョン 9.0 SP1 から SP4 はい はい はい
SuSE Linux Enterprise Desktop/Enterprise Server バージョン 10.0 はい はい はい
Microsoft Windows 2000 Advanced Server (Service Pack 3 または 4) いいえ はい はい
Microsoft Windows 2000 Professional (Service Pack 3 または 4) はい はい はい
Microsoft Windows Server 2003 Enterprise/Standard Edition (Service Pack 1) はい はい はい
Microsoft Windows XP (Service Pack 1 または 2) はい はい はい
Microsoft Windows Vista はい はい はい
z/OS(R) 1.4、 1.5、 1.6、 1.7 System Z いいえ はい いいえ
注:
Rational Performance Tester は、 64 ビット・プロセッサー上で稼働する Microsoft Windows オペレーティング・システムではサポートされません。

リストされているオペレーティング・システムでは、Rational Performance Tester でサポートされるすべての言語がサポートされます。

注:
Citrix Presentation Server のクライアントは、Linux 上で使用可能ですが、Rational Performance Tester は Linux 上で Citrix 拡張をサポートしません。

既存の Eclipse IDE を拡張するための要件

このバージョンの IBM Rational Software Development Platform の製品は、 Eclipse IDE バージョン 3.2.1 以降で使用するために開発されています。既存の Eclipse IDE の拡張は、 eclipse.org から提供される最新の更新が適用されたバージョン 3.2.1 でのみ可能です。

既存の Eclipse IDE を拡張するためには、次の Java(TM) 開発キットのいずれかに含まれる JRE も必要です。

注:
重要:
(Rational Performance Tester バージョン 7.0.0.2 以降のみ) Windows Vista システムで、管理者特権を持たないユーザーが Rational Performance Tester を操作できるようにするには、 Program Files ディレクトリー (C:¥Program Files¥) 内に Eclipse をインストールしないでください。

サポートされる仮想化ソフトウェア

次の仮想化ソフトウェアがサポートされます。

追加のソフトウェア要件

ユーザー特権についての要件

Rational Performance Tester をインストールするには、以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。

インストール計画

どの製品フィーチャーをインストールする場合にも、事前にこのセクションのすべてのトピックをご一読ください。効果的なプランニングと、インストール・プロセスの主要な段階を理解することが、インストールの成功につながります。

インストール・シナリオ

Rational Performance Tester をインストールする際に使用できるシナリオは多数あります。

以下に、インストール・シナリオを決定するであろう要素をいくつか挙げます。

典型的なインストール・シナリオには、以下のものがあります。

後の 3 つのシナリオでは、Rational Performance Tester をインストールするためにサイレント・モードで Installation Manager プログラムを実行することを選択できます。Installation Manager のサイレント・モードでの実行について詳しくは、サイレント・インストールを参照してください。

基本製品パッケージのインストールと同時に、更新をインストールできることにも注意してください。

CD からのインストール

このインストール・シナリオでは、お客様は製品パッケージのファイルが含まれている CD を所有しており、通常は、ご自身のワークステーション上に Rational Performance Tester をインストールします。このステップの概要については、Rational Performance Tester の CD-ROM からのインストール: タスクの概要を参照してください。

ワークステーションにダウンロードした電子イメージからのインストール

このシナリオでは、お客様は IBM パスポート・アドバンテージからインストール・ファイルをダウンロードしており、ご自身のワークステーション上に Rational Performance Tester をインストールします。このステップの概要については、ワークステーション上の電子イメージからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要を参照してください。

共用ドライブ上の電子イメージからのインストール

このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Performance Tester のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。このステップの概要については、共用ドライブ上の電子イメージからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要を参照してください。

HTTP サーバー上のリポジトリーからのインストール

このシナリオは、ネットワークを通じて製品を最も短い時間でインストールする方式を示しています。このシナリオは、共用ドライブを使用するインストールとは異なります。Rational Performance Tester の製品パッケージ・ファイルを HTTP Web サーバー上に置くためには、IBM Packaging Utility というユーティリティー・アプリケーションを使用する必要があります。このユーティリティーは、Rational Performance Tester に付属しており、 パッケージ 形式のインストール・ファイルをコピーします。この形式を使用することにより、Rational Performance Tester を HTTP Web サーバーから直接インストールできます。パッケージが格納されている HTTP Web サーバー上のディレクトリーは、リポジトリー と呼ばれます。このシナリオでは、 Rational Performance Tester のインストール・ファイルのみがパッケージ内にあることに注意してください。このステップの概要については、HTTP Web サーバー上のリポジトリーからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要およびHTTP Web サーバー上への Rational Performance Tester の配置: タスクの概要を参照してください。

インストールするフィーチャーの決定

バージョン 7.0 では、インストールする Rational Performance Tester のフィーチャーを選択することにより、ソフトウェア製品をカスタマイズできます。

IBM Installation Manager を使用して Rational Performance Tester の製品パッケージをインストールする場合は、使用可能な製品パッケージに入っているフィーチャーがインストール・ウィザードに表示されます。このフィーチャー・リストから、インストールするフィーチャーを選択できます。デフォルトの一連のフィーチャーが選択されています (必須フィーチャーはすべて含まれています)。フィーチャー間に依存関係があれば、Installation Manager はそれを強化し、必要なフィーチャーが消去されないようにします。

注:
パッケージのインストールを終了した後も、 Installation Manager で「パッケージの変更」ウィザードを実行して、ソフトウェア製品のフィーチャーを追加または除去することができます。詳しくは、インストールの変更を参照してください。

アップグレードおよび共存についての考慮事項

旧バージョンの製品がある場合、または同じワークステーション上に複数の Rational Software Development Platform 製品をインストールする計画がある場合は、このセクションの情報を確認してください。

IBM Rational Performance Tester v6.1.x からのアップグレード

IBM Rational Performance Tester v6.1.x または IBM Performance Optimization Toolkit v6.1.x がインストールされているコンピューターには、IBM Rational Performance Tester v7.0 をインストールできません。バージョン 7 では、Performance Optimization Toolkit の機能は Performance Tester 製品イメージに統合されているため、パッケージとして別個にインストールできなくなりました。IBM Rational Performance Tester または IBM Performance Optimization Toolkit パッケージの旧バージョンをすべてアンインストールしてから、IBM Rational Performance Tester v7.0 をインストールしてください。 IBM Rational Performance Tester v7.0 のインストール中に v6.1.x 製品がインストールされていることを検出した場合、インストール・ルーチンは停止します。このソフトウェアのアンインストール方法については、旧製品の資料を参照してください。

注:
v6.1.x パッケージをアンインストールしても、プロジェクト資産は削除されません。

IBM Rational Performance Testerv6.1.x 資産の v7.0 へのマイグレーション

Performance Tester 資産は、次の 2 つに分類されます。

再生可能な資産は、バージョン 6.1.0、6.1.1、6.1.2 および 7.0 で使用されている場合は、自動的に再作成されます。ただし、別のマシンに移動されている場合は、関連付けられているクラスパスを更新しなければならない場合があります。

v6.1.x 製品で作成された再生不能な資産は、v7.0 で使用できます。このような資産がバージョン 7.0 で初めて開かれると、資産をこのままマイグレーションすると前のバージョンの製品で使用できなくなることを示す警告が出されます。この警告を受け入れると、資産は保管時にバージョン 7.0 にアップグレードされます。

注:
バージョン 7.0 の資産は、バージョン 6.1.x 製品の資産と互換性がありません。

IBM Performance Optimization Toolkit v6.1.x 資産の v7.0 へのマイグレーション

IBM Performance Optimization Toolkit v6.1.x で作成した資産を、IBM Rational Performance Tester v 7.0 で使用するためにマイグレーションする操作は、公式にはサポートされていません。バージョン 7 では、Performance Optimization Toolkit の機能は Performance Tester 製品イメージに統合されているため、パッケージとして別個にインストールできなくなりました。

製品の共存についての考慮事項

一部の製品は、同じパッケージ・グループにインストールされた他の製品と共存し、機能を共用するように設計されています。パッケージ・グループは、1 つ以上のソフトウェア製品またはパッケージをインストールできるロケーションです。各パッケージをインストールする場合は、そのパッケージを既存のパッケージ・グループにインストールするか、または新規にパッケージ・グループを作成するかを選択します。 IBM Installation Manager は、共用するように設計されていない製品や、バージョンの許容度およびその他の要件を満たさない製品をブロックします。一度に複数の製品をインストールする場合は、それらの製品がパッケージ・グループを共用できなければなりません。

リリース時点で、パッケージ・グループにインストールされた場合に機能を共用する製品は、以下のとおりです。

適格製品であれば、1 つのパッケージ・グループにいくつでもインストールできます。製品がインストールされると、製品の機能はパッケージ・グループ内の他のすべての製品と共用されます。開発製品とテスト製品を 1 つのパッケージ・グループにインストールする場合、製品のいずれか一方を始動すると、開発用機能とテスト機能の両方がユーザー・インターフェースで使用可能になります。製品にモデリング・ツールを追加すると、パッケージ・グループ内のすべての製品で、開発機能、テスト機能、およびモデリング機能が使用可能になります。

開発製品をインストールし、その後で追加の機能を持つ開発製品を購入して、同じパッケージ・グループにその製品を追加すると、両方の製品で追加の機能が使用可能になります。より多くの機能を持つ製品をアンインストールした場合、元の製品はそのまま残ります。これは、Rational Software Development Platform におけるバージョン 6 製品の「アップグレード」の動作とは異なることに注意してください。

注:
1 箇所のみにインストールされた各製品を関連付けることができるのは、 1 つのパッケージ・グループのみです。複数のパッケージ・グループと関連付けるためには、製品を複数のロケーションにインストールする必要があります。 Rational Functional Tester および Rational Performance Tester は、1 つのコンピューター上の 1 つのロケーションのみ (したがって 1 つパッケージ・グループのみ) にインストールすることができます。

インストール・リポジトリー

IBM Installation Manager は、指定のリポジトリー・ロケーションから製品パッケージを取得します。

ランチパッドを使用して Installation Manager を開始すると、リポジトリー情報が Installation Manager に渡されます。 Installation Manager を直接開始した場合は、インストールする製品パッケージが格納されたインストール・リポジトリーを指定する必要があります。 Installation Manager のリポジトリー設定を参照してください。

製品パッケージをイントラネットに組み込み、ホスティングする企業や組織もあるしょう。この種のインストール・シナリオについては、 HTTP サーバー上のリポジトリーからのインストールを参照してください。システム管理者から正しい URL を提供してもらう必要があります。

デフォルトでは、IBM Installation Manager は、各 Rational ソフトウェア開発製品に組み込まれている URL を使用して、インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続します。その後、Installation Manager が製品パッケージと新規フィーチャーを検索します。

Installation Manager のリポジトリー設定

Rational Performance Tester のインストールをランチパッド・プログラムから開始する場合は、 IBM Installation Manager の開始時に、インストールする製品パッケージを含むリポジトリーのロケーションが Installation Manager に自動的に定義されます。しかし、直接 Installation Manager を開始する場合 (例えば、 Rational Performance Tester を Web サーバー上にあるリポジトリーからインストールする場合) は、まず Installation Manager でリポジトリー設定 (製品パッケージが含まれるディレクトリーの URL) を指定しておかなければ、製品パッケージはインストールできません。このリポジトリー・ロケーションは、「設定」ウィンドウの「リポジトリー」ページで指定します。デフォルトでは、IBM Installation Manager は、各 Rational ソフトウェア開発製品に組み込まれている URL を使用して、インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続し、インストール可能なパッケージおよび新規フィーチャーを検索します。組織によっては、イントラネット・サイトを使用するためにリポジトリーをリダイレクトする必要があります。

注:
インストール・プロセスを開始する前に、必ず管理者からインストール・パッケージのリポジトリーの URL を取得してください。

Installation Manager でリポジトリー・ロケーションを追加、編集、または除去するには、以下のようにします。

  1. Installation Manager を開始します。
  2. Installation Manager の「スタート」ページで、「ファイル」 -> 「設定」をクリックしてから 「リポジトリー」をクリックします。 「リポジトリー」ページが開きます。このページには、使用可能なリポジトリー、そのロケーション、およびアクセス可能かどうかが表示されます。
  3. 「リポジトリー」ページで、「リポジトリーの追加」をクリックします。
  4. 「リポジトリーの追加」ウィンドウで、リポジトリー・ロケーションの URL を入力するか、ブラウズしてファイル・パスを設定します。
  5. 「OK」をクリックします。HTTPS または制限付き FTP リポジトリー・ロケーションを指定した場合は、ユーザー ID とパスワードの入力を求めるプロンプトが出されます。 新規または変更されたリポジトリー・ロケーションがリストされます。リポジトリーがアクセス不可の場合は、「接続」列に赤い x が表示されます。
  6. 「OK」をクリックして終了します。

注:
Installation Manager がインストール済みパッケージのデフォルトのリポジトリー・ロケーションを検索できるように、「リポジトリー」の設定ページで「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する」の設定が選択されていることを確認します。 この設定はデフォルトで選択されています。

パッケージ・グループおよび共用リソース・ディレクトリー

IBM Installation Manager を使用して Rational Performance Tester パッケージをインストールする場合は、パッケージ・グループおよび共用リソース・ディレクトリーを選択する必要があります。

パッケージ・グループ

インストール・プロセス中に、Rational Performance Tester パッケージのパッケージ・グループ を指定する必要があります。パッケージ・グループは、パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。 Installation Manager を使用して Rational Performance Tester パッケージをインストールする場合は、新規パッケージ・グループを作成するか、またはパッケージを既存のパッケージ・グループにインストールできます。(一部のパッケージは、パッケージ・グループを共用できない場合があります。その場合、既存パッケージ・グループを使用するオプションが使用不可になります。)

一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループにインストールされる点に注意してください。

パッケージ・グループには自動的に名前が割り当てられます。ただし、パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーは選択できます。

製品パッケージのインストールが成功し、パッケージ・グループが作成された後に、インストール・ディレクトリーを変更することはできません。インストール・ディレクトリーには、パッケージ・グループにインストールされた Rational Performance Tester 製品パッケージに固有のファイルおよびリソースが含まれます。他のパッケージに使用される可能性のある製品パッケージ内のリソースは、共用リソース・ディレクトリーに置かれます。

共用リソース・ディレクトリー

共用リソース・ディレクトリー は、1 つ以上の製品パッケージ・グループで使用できるインストール作成物を配置するディレクトリーです。

重要:

既存の Eclipse IDE の拡張

Rational Performance Tester 製品パッケージをインストールする際に、コンピューターにすでにインストールされている Eclipse 統合開発環境 (IDE) の拡張を選択できます。拡張は、Rational Performance Tester パッケージに含まれている機能を追加することによって実現できます。

IBM Installation Manager を使用してインストールされた Rational Performance Tester パッケージには、 Eclipse IDE (つまりワークベンチ) のいずれかのバージョンが組み込まれています。この組み込まれたワークベンチは、Installation Manager パッケージの機能を提供する上で基本プラットフォームになります。ただし、ご使用のワークステーション上に既存の Eclipse IDE がある場合は、それを拡張 するかどうか (つまり、Rational Performance Tester パッケージで提供される追加機能を IDE に追加するかどうか) を選択可能です。

既存の Eclipse IDE を拡張するには、「パッケージのインストール」ウィザードの「ロケーション」ページで、 「既存の Eclipse の拡張」オプションを選択します。

既存の Eclipse IDE を拡張するのは、例えば、Rational Performance Tester パッケージで提供されている機能を利用するのに加えて、Rational Performance Tester パッケージが提供する機能で作業する場合に現行 IDE の設定も保持したい場合です。また、すでに Eclipse IDE を拡張しているインストール済みのプラグインを使用して作業をしたい場合もあるでしょう。

拡張するには、既存の Eclipse IDE はバージョン 3.2.1 または eclipse.org から提供される最新の更新でなければなりません。 Installation Manager は、指定した Eclipse インスタンスがインストール・パッケージの要件を満たしているか検査します。

注:
Rational Performance Tester への更新をインストールするために、Eclipse のバージョンの更新が必要になる場合があります。前提条件となる Eclipse バージョンの変更についての詳細は、更新のリリース資料を参照してください。

電子イメージの確認および解凍

IBM パスポート・アドバンテージからインストール・ファイルをダウンロードした場合は、Rational Performance Tester をインストールする前に、圧縮ファイルから電子イメージを解凍してください。

インストール・ファイルをダウンロードする際に「Download Director」オプションを選択すると、Download Director アプレットが、処理する各ファイルの完全性を自動的に確認します。

ダウンロードしたファイルの解凍

圧縮ファイルは、それぞれ同じディレクトリーに解凍します。 Linux の場合。 ディレクトリー名にスペースを入れないでください。スペースを入れると、コマンド行からランチパッドを開始する launchpad.sh コマンドを実行できなくなります。

プリインストール・タスク

製品をインストールする前に、以下のステップを実行しておく必要があります。

  1. ご使用のシステムが インストール要件のセクションに記載されている要件を満たしていることを確認します。
  2. ご使用のユーザー ID が製品のインストールに必要なアクセス権を満たしていることを確認します。ユーザー特権についての要件を参照してください。
  3. インストール計画のセクションを一読します。特に、アップグレードおよび共存についての考慮事項のトピックをよくお読みください。
  4. Linux 用。 root 以外のユーザーも製品を使用できるようにしたい場合は、 製品をインストールする前に、umask 変数を 0022 に設定する必要があります。この変数を設定するには、root ユーザーとしてログインして端末セッションを開始し、umask 0022 と入力してください。

インストール作業

以降のセクションでは、インストール・シナリオのセクションに記載されているインストール・シナリオの概要を示します。詳しい説明には、メイン・ステップのリンクからアクセスできます。

注:
Agent Controller とデータ収集インフラストラクチャーをインストールした後で、リソース・モニターおよび応答時間明細フィーチャーを使用できるように、それらを構成する必要があります。文書の更新内容やトラブルシューティングの情報については、http://www.ibm.com/software/rational/support/documentation/ を参照してください。

Rational Performance Tester の CD-ROM からのインストール: タスクの概要

このインストール・シナリオでは、インストール・ファイルが含まれている CD を持っており、通常は、そこからワークステーション上に Rational Performance Tester をインストールします。

CD からインストールする一般的な手順は、次のとおりです。

  1. プリインストール・タスクにリストされているプリインストールのステップをすべて実行します。
  2. 1 枚目のインストール CD を CD ドライブに挿入します。
  3. Linux 用。 CD ドライブをマウントします。
  4. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、Rational Performance Tester ランチパッド・プログラムが自動的に開きます。自動実行が使用不可の場合は、ランチパッド・プログラムを開始してください。 詳しくは、 ランチパッド・プログラムの開始を参照してください。
  5. ランチパッドから Rational Performance Tester のインストールを開始します。 詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールの開始を参照してください。
  6. 「パッケージのインストール」ウィザードのスクリーン内の説明に従って、インストールを完了します。詳しくは、IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した IBM Rational Performance Tester のインストールを参照してください。
  7. ライセンスを構成します。デフォルトで、Rational Performance Tester のトライアル・ライセンスが含まれています。引き続き製品にアクセスできるように、ライセンスを構成する必要があります。詳しくは、 ライセンスの管理を参照してください。
  8. Linux 用。 ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やします。詳しくは、Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。
  9. Rational Performance Tester に付属するオプション・ソフトウェアをインストールします。

ワークステーション上の電子イメージからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要

電子インストール・イメージから Rational Performance Tester をインストールする場合の一般的な手順は、次のとおりです。

  1. IBM パスポート・アドバンテージからダウンロードする必要のあるファイルと抽出したインストール・イメージの両方を保管するのに十分なスペースが、ワークステーションにあることを確認してください。ハードウェア要件を参照してください。
  2. IBM パスポート・アドバンテージから製品イメージの必要な部分を、一時ディレクトリーにすべてダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルからインストール・イメージを抽出し、インストール・イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および解凍を参照してください。
  4. 続けて、下記の 電子イメージからのインストールのステップを実行します。

電子イメージからのインストール

  1. プリインストール・タスクにリストされているプリインストールのステップをすべて実行します。
  2. ランチパッド・プログラムを開始します。詳しくは、ランチパッド・プログラムの開始を参照してください。
  3. ランチパッドから Rational Performance Tester のインストールを開始します。 詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールの開始を参照してください。
  4. 「パッケージのインストール」ウィザードのスクリーン内の説明に従って、インストールを完了します。詳しくは、IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した IBM Rational Performance Tester のインストールを参照してください。
  5. ライセンスを構成します。デフォルトで、Rational Performance Tester のトライアル・ライセンスが含まれています。引き続き製品にアクセスできるように、ライセンスを構成する必要があります。詳しくは、 ライセンスの管理を参照してください。
  6. Linux 用。 ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やします。詳しくは、Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。
  7. Rational Performance Tester に付属するオプション・ソフトウェアをインストールします。

共用ドライブ上の電子イメージからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要

このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Performance Tester のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。

共用ドライブ上にインストール・イメージを置く人が、以下のステップを実行します。

  1. IBM パスポート・アドバンテージからダウンロードする必要のあるファイルと抽出したインストール・イメージの両方を保管するのに十分なディスク・スペースが、共用ドライブにあることを確認してください。詳しくは、 ハードウェア要件を参照してください。
  2. IBM パスポート・アドバンテージから製品イメージの必要な部分を、共用ドライブ上の一時ディレクトリーにすべてダウンロードします。
  3. インストール・イメージをダウンロードしたファイルから共用ドライブ上のアクセス可能なディレクトリーに抽出し、インストール・イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および解凍を参照してください。

共用ドライブ上のインストール・ファイルから Rational Performance Tester をインストールするには、以下のようにします。

  1. インストール・イメージが含まれている共用ドライブの disk1 ディレクトリーに移動します。
  2. 電子イメージからのインストールのステップに従います。

HTTP Web サーバー上のリポジトリーからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要

このシナリオでは、製品パッケージは IBM Installation Manager によって HTTP Web サーバーから取得されます。

以下のステップは、Rational Performance Tester パッケージを含むリポジトリーが HTTP Web サーバー上に作成されていることを前提としています。

Rational Performance Tester パッケージを HTTP サーバー上のリポジトリーからインストールするには、以下のようにします。

  1. プリインストール・タスクにリストされているプリインストールのステップをすべて実行します。
  2. このシナリオでは、例えば Installation Manager のインストール・ファイルは共用ドライブから入手できます。
  3. Installation Manager を始動します。詳しくは、 Windows での Installation Manager の開始を参照してください。
  4. Rational Performance Tester パッケージが含まれているリポジトリーの URL を、Installation Manager のリポジトリーとして設定します。Installation Manager のリポジトリー設定を参照してください。
  5. Installation Manager で「パッケージのインストール」ウィザードを開始し、「パッケージのインストール」ウィザードのスクリーン内の指示に従って、インストールを完了します。詳しくは、IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した IBM Rational Performance Tester のインストールを参照してください。
  6. ライセンスを構成します。デフォルトで、Rational Performance Tester のトライアル・ライセンスが含まれています。ライセンスを設定して、引き続きアクセスして製品で作業ができることを確認してください。詳しくは、 ライセンスの管理を参照してください。
  7. Linux 用。 ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やします。詳しくは、Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。
  8. Rational Performance Tester に付属するオプションのソフトウェアをインストールします。

HTTP Web サーバー上への Rational Performance Tester の配置: タスクの概要

HTTP Web サーバー上にあるリポジトリーから、インストールのために Rational Performance Tester を準備するには、次のようにします。

  1. ご使用の HTTP または HTTPS Web サーバーに、製品パッケージを保管するのに十分なディスク・スペースがあることを確認します。 ハードウェア要件を参照してください。
  2. IBM パスポート・アドバンテージからダウンロードする必要のあるファイルと抽出したインストール・イメージの両方を保管するのに十分なディスク・スペースが、ワークステーションにあることを確認してください。ハードウェア要件を参照してください。
  3. IBM パスポート・アドバンテージから製品イメージの必要な部分を、ワークステーション上の一時ディレクトリーにすべてダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルからインストール・イメージをワークステーション上の別の一時ディレクトリーに抽出し、インストール・イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および解凍を参照してください。
  5. ご使用のプラットフォームに適した補助 CD (または電子イメージ) から、ワークステーションに IBM Packaging Utility をインストールします。
  6. Packaging Utility を使用して、 Rational Performance Tester 製品パッケージをコピーします。
  7. Packaging Utility の出力を HTTP または HTTPS Web サーバーにコピーします。
  8. IBM Installation Manager のインストール・ファイルを、補助 CD から共用ドライブにコピーします。
  9. 社内ユーザーに Installation Manager をインストールするよう指示します。
  10. 以前に作成済みの Rational Performance Tester 製品パッケージが含まれているリポジトリーの URL をユーザーに提供します。

IBM Installation Manager の管理

このセクションでは、IBM Installation Manager に関連するいくつかの共通タスクを取り扱います。詳しくは、Installation Manager のオンライン・ヘルプを参照してください。

Windows への Installation Manager のインストール

ランチパッド・プログラムから製品のインストールを開始する場合は、IBM Installation Manager のインストールが自動的に開始されます (ワークステーション上にまだインストールされていない場合)。 (このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。) このほかの場合は、Installation Manager のインストールを手動で開始する必要があります。

Installation Manager のインストールを手動で開始するには、以下のようにします。

  1. 1 枚目のインストール・ディスクの InstallerImage_win32 フォルダーから install.exe を実行します。
  2. 「パッケージのインストール」ページで「次へ」をクリックします。
  3. 「ご使用条件」ページの使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」を選択して同意します。「次へ」をクリックします。
  4. 必要に応じて、「宛先フォルダー」ページの「参照」ボタンをクリックして、インストール・ロケーションを変更します。 「次へ」をクリックします。
  5. 「要約」ページで「インストール」をクリックします。インストール・プロセスが完了したら、プロセスが正常に行われたことを確認するメッセージが表示されます。
  6. 「完了」をクリックします。 IBM Installation Manager が開きます。

Linux への Installation Manager のインストール

IBM Installation Manager は、ランチパッドによってインストールされます。このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。

Installation Manager を手動でインストールするには、以下のようにします。

  1. root ユーザー特権でターミナル・ウィンドウを開きます。
  2. 1 枚目のインストール・ディスクの InstallerImager_linux フォルダーから、install を実行します。
  3. 「パッケージのインストール」画面で「次へ」をクリックします。
  4. 「ご使用条件」ページの使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」を選択して同意します。「次へ」をクリックします。
  5. 必要に応じてインストール・ディレクトリー・ロケーションを編集します。「次へ」をクリックします。
  6. 情報の要約ページで「インストール」をクリックします。 インストール・プロセスが完了したら、プロセスが正常に行われたことを確認するメッセージが表示されます。
  7. 「完了」をクリックします。 IBM Installation Manager が開きます。

Windows での Installation Manager の開始

IBM Installation Manager は、ランチパッド・プログラムから開始してください。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Performance Tester パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始した場合は、リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。詳しくは、インストール計画を参照してください。

Installation Manager を手動で開始するには、以下のようにします。

  1. タスク バー「スタート」メニューを開きます。
  2. 「すべてのプログラム」 -> 「IBM Installation Manager」 -> 「IBM Installation Manager」を選択します。

Linux での Installation Manager の開始

IBM Installation Manager は、ランチパッド・プログラムから開始してください。そのようにすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Performance Tester パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始する場合は、リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。詳しくは、インストール計画を参照してください。

Installation Manager を手動で開始するには、以下のようにします。

  1. root ユーザー特権でターミナル・ウィンドウを開きます。
  2. ディレクトリーを Installation Manager のインストール・ディレクトリー (デフォルトでは /opt/IBM/InstallationManager/eclipse) に切り替え、IBMIM を実行します。

Windows での Installation Manager のアンインストール

Installation Manager をアンインストールするには、以下のようにします。

  1. タスク バー「スタート」メニューを開きます。
  2. 「すべてのプログラム」 -> 「IBM Installation Manager」 -> 「IBM Installation Manager のアンインストール」を選択します。
  3. 「アンインストール」ページで「次へ」をクリックします。 IBM Installation Manager がアンインストールの対象として選択されます。
  4. 「要約」ページで「アンインストール」をクリックします。

注:
また、「コントロール パネル」を使用して、Installation Manager をアンインストールすることもできます。「スタート」 -> 「設定」 -> 「コントロール パネル」とクリックし、「プログラムの追加と削除」をダブルクリックします。IBM Installation Manager の項目を選択し、「削除」をクリックします。

Linux での Installation Manager のアンインストール

IBM Installation Manager のアンインストールには、 Linux バージョンに付属するパッケージ管理ツールを使用する必要があります。

Linux で Installation Manager を手動でアンインストールする場合は、次の手順に従ってください。

  1. root ユーザー特権でターミナル・ウィンドウを開きます。
  2. ディレクトリーを Installation Manager のアンインストール・ディレクトリーに切り替えます。 デフォルトでは、これは /var/ibm/InstallationManager/uninstall です。
  3. ./uninstall を実行します。

Installation Manager のサイレント・インストールとアンインストール

IBM Installation Manager はサイレントでインストールおよびアンインストールすることができます。

Installation Manager のサイレント・インストール

Installation Manager をサイレントでインストールするには、インストーラーを unzip して、eclipse サブディレクトリーに切り替えてから、次のコマンドを使用します。

インストールの後に、Installation Manager または Installation Manager インストーラーを使用して、パッケージをサイレントでインストールすることができます。

Windows からの Installation Manager のサイレント・アンインストール

Windows で Installation Manager をサイレントでアンインストールする場合は、次の手順に従ってください。

  1. コマンド行から、Installation Manager の uninstall ディレクトリーに移動します。デフォルトでは、これは C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥Installation Manager¥uninstall になります。
  2. 以下のコマンドを入力します。uninstallc.exe --launcher.ini silent-uninstall.ini

ほかのプラットフォームでの Installation Manager のサイレント・アンインストール

ほかのプラットフォーム上で Installation Manager をサイレントでアンインストールする場合は、次の手順に従ってください。

  1. ターミナル・ウィンドウから、Installation Manager のアンインストール・ディレクトリーに移動します。 デフォルトでは、これは /var/ibm/InstallationManager/uninstall です。
  2. 以下のコマンドを実行します。uninstall --launcher.ini silent-uninstall.ini

ランチパッド・プログラムからのインストール

ランチパッド・プログラムを使用すると、1 つのロケーションでリリース情報の表示およびインストール・プロセスの開始を行うことができます。

以下の場合に、ランチパッド・プログラムを使用して、Rational Performance Tester のインストールを開始します。

ランチパッド・プログラムからインストール・プロセスを開始すると、IBM Installation Manager は、コンピューター上にまだ存在しない場合自動的にインストールされ、Rational Performance Tester パッケージが含まれているリポジトリーのロケーションで事前に構成された状態で始動します。 Installation Manager を直接インストールして開始する場合は、手動でリポジトリー設定を行う必要があります。

ランチパッドからインストールするには、以下のようにします。

  1. プリインストール・タスクをまだ行っていない場合は、プリインストール・タスクに記載されているプリインストール・タスクを完了します。
  2. ランチパッド・プログラムを開始します。ランチパッド・プログラムの開始を参照してください。
  3. Rational Performance Tester のインストールを開始します。 ランチパッド・プログラムからのインストールの開始を参照してください。

「パッケージのインストール」ウィザードのスクリーン内の説明に従って、インストールを完了します。詳しくは、IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した IBM Rational Performance Tester のインストールを参照してください。

ランチパッド・プログラムの開始

プリインストール・タスクをまだ行っていない場合は、プリインストール・タスクに記載されているプリインストール・タスクを完了します。

CD からインストールする場合に、ワークステーション上で自動実行が使用可能になっているときは、1 枚目のインストール・ディスクを CD ドライブに挿入すると、Rational Performance Tester ランチパッドが自動的に開始します。電子イメージからインストールする場合、もしくは、ワークステーション上で自動実行が構成されていない場合は、ランチパッド・プログラムを手動で開始する必要があります。

ランチパッド・プログラムを開始するには、以下のようにします。

  1. IBM Rational Performance Tester CD を CD ドライブに挿入します。 Linux 用。 CD ドライブがマウントされていることを確認します。
  2. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、IBM Rational Performance Tester ランチパッド・プログラムが自動的に開きます。システムで自動実行が使用不可の場合は、以下のようにします。
    • Windows 用。 CD のルート・ディレクトリーにある launchpad.exe を実行します。
    • Linux 用。 CD のルート・ディレクトリーにある launchpad.sh を実行します。

ランチパッド・プログラムからのインストールの開始

  1. ランチパッド・プログラムを開始します。
  2. リリース情報をまだ読んでいない場合は、「リリース・ノート (Release notes)」をクリックしてお読みください。
  3. インストールの開始準備ができたら、「IBM Rational Performance Tester のインストール」をクリックします。
  4. システム上で IBM Installation Manager が検出されない場合、または古いバージョンがすでにインストールされている場合は、最新のリリースのインストールを行う必要があります。
  5. ウィザードのスクリーン内の指示に従って、IBM Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Windows への Installation Manager のインストールを参照してください。
  6. IBM Installation Manager のインストールが正常に完了したら、「完了」をクリックしてウィザードを閉じます。 インストールが完了したら、IBM Installation Manager が自動的に開きます。
  7. これが新規のインストールである場合は、「パッケージのインストール」をクリックし、ウィザードの画面上の指示に従って、インストール・プロセスを最後まで実行します。 詳しくは、IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した IBM Rational Performance Tester のインストールを参照してください。
  8. これが製品の更新である場合は、「パッケージの更新」をクリックし、ウィザードの画面上の指示に従って、更新プロセスを最後まで実行します。詳しくは、Rational Performance Tester の更新を参照してください。

IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した IBM Rational Performance Tester のインストール

以下のステップでは、Installation Manager GUI を使用した IBM Rational Performance Tester パッケージのインストールについて説明します。

使用するインストール・シナリオによっては、 Installation Manager の「パッケージのインストール」ウィザードが自動的に開始されることがあります (例えば、CD からインストールする場合などです)。 その他のシナリオでは、ユーザーがウィザードを開始する必要があります。

  1. Installation Manager の「パッケージのインストール」ウィザードが自動的に開始しなかった場合は、次の手順を実行して開始します。
    1. Installation Manager を始動します。
    2. 「スタート」ページで、「パッケージのインストール」をクリックします。
      注:
      Installation Manager の新しいバージョンが検出されると、そのバージョンのインストールの確認を求めるプロンプトが表示されます。これを確認しないと、続行することはできません。 「OK」をクリックして先に進みます。 Installation Manager は自動的に、新しいバージョンのインストール、停止、再始動、および再開を実行します。
      Installation Manager は、始動されると、使用可能なパッケージに対する定義済みリポジトリーを検索します。
  2. 「パッケージのインストール」ウィザードの「インストール」ページに、 Installation Manager が検索したリポジトリー内で検出されたすべてのパッケージがリストされます。 1 つのパッケージについて 2 つのバージョンが検出された場合は、最新バージョンまたは推奨バージョンのパッケージのみが表示されます。
    • Installation Manager で検出されたすべてのバージョンのパッケージを表示するには、 「すべてのバージョンを表示」をクリックします。
    • 推奨パッケージのみの表示に戻すには、「推奨のみを表示」をクリックします。
  3. IBM Rational Performance Tester パッケージをクリックすると、「詳細」ペインにその説明が表示されます。
  4. IBM Rational Performance Tester パッケージに対する更新を検索するには、「ほかのバージョンおよび拡張の検査」をクリックします。
    注:
    Installation Manager が、事前に定義された IBM 更新リポジトリー・ロケーションでインストール済みパッケージを検索するには、「リポジトリー」の設定ページで「インストールおよび更新時にリンク・リポジトリーを検索する」設定を選択する必要があります。この設定はデフォルトで選択されています。インターネットへのアクセスも必要です。
    Installation Manager は、製品パッケージ用に事前に定義された IBM 更新リポジトリーで更新を検索します。リポジトリー・ロケーションを設定した場合は、その場所も検索します。進行標識に検索状況が表示されます。基本製品パッケージのインストールと同時に更新もインストールできます。
  5. IBM Rational Performance Tester パッケージの更新が検出されると、「パッケージのインストール」ページの各製品の下の「インストール・パッケージ」リストにそれらが表示されます。デフォルトでは、推奨される更新のみが表示されます。
    • 使用可能なパッケージ用に検出された更新をすべて表示するには、 「すべてのバージョンを表示」をクリックします。
    • 「詳細」でパッケージの説明を表示するには、パッケージ名をクリックします。README ファイルやリリース・ノートなど、パッケージに関する追加情報が入手可能な場合は、説明文の最後に「詳細情報」リンクが表示されます。このリンクをクリックすると、ブラウザーに追加情報が表示されます。インストールするパッケージを完全に理解するためには、事前にすべての情報に目を通しておくようにしてください。
  6. インストールする IBM Rational Performance Tester パッケージおよびそのパッケージに対する更新 (ある場合) を選択します。依存関係のある更新は、自動でまとめて選択および選択解除されます。「次へ」をクリックして続けます。
    注:
    一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループにインストールされます。
  7. 「ライセンス」ページで、選択したパッケージのご使用条件を読んでください。複数のパッケージをインストールするよう選択した場合は、各パッケージにご使用条件がある場合があります。「ライセンス」ページの左側で、各パッケージのバージョンをクリックして、ご使用条件を表示してください。インストールするために選択したパッケージのバージョン (例えば、基本パッケージと更新) は、パッケージ名の下にリストされます。
    1. ご使用条件のすべての条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックして続けます。
  8. 「ロケーション」ページで、「共用リソース・ディレクトリー」フィールドに 共用リソース・ディレクトリー のパスを入力するか、デフォルト・パスを受け入れます。 共用リソース・ディレクトリーには、1 つ以上のパッケージ・グループが共用できるリソースが含まれています。「次へ」をクリックして続けます。

    デフォルト・パスは次のようになります。

    • Windows 用。 C:¥Program Files¥IBM¥SDP70Shared
    • Linux 用。 /opt/IBM/SDP70Shared
    重要:
    共用リソース・ディレクトリーは、パッケージの初回インストール時にのみ指定できます。将来のパッケージの共用リソースに十分なスペースを確保するために、これには一番大きいディスクを使用してください。すべてのパッケージをアンインストールしない限り、ディレクトリー・ロケーションを変更することはできません。
  9. 「ロケーション」ページで、既存のパッケージ・グループ を選択して、 IBM Rational Performance Tester パッケージをそのグループにインストールします。パッケージ・グループは、パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。 新しいパッケージ・グループを作成するには、以下のようにします。
    1. 「新規パッケージ・グループの作成」をクリックします。
    2. パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーのパスを入力します。 パッケージ・グループの名前が自動的に作成されます。

      デフォルト・パスは次のようになります。

      • Windows 用。 C:¥Program Files¥IBM¥SDP70
      • Linux 用。 /opt/IBM/SDP70
    3. 「次へ」をクリックして続けます。
  10. 次の「ロケーション」ページで、インストールするパッケージに機能を追加して、システムにすでにインストールされている既存の Eclipse IDE を拡張することができます。このオプションを選択するには、eclipse.org から提供される最新の更新が適用された Eclipse バージョン 3.2.1 を使用していなければなりません。
    • 既存の Eclipse IDE を拡張しない場合は、「次へ」をクリックして続けます。
    • 既存の Eclipse IDE を拡張するには、以下のようにします。
      1. 「既存の Eclipse の拡張」を選択します。
      2. 「Eclipse IDE」フィールドに Eclipse 実行可能ファイル (eclipse.exe または eclipse.bin) が含まれているフォルダーのロケーションを入力するか、またはそのロケーションにナビゲートします。 Installation Manager は、Eclipse IDE のバージョンが、インストールするパッケージで有効であるかどうかを検査します。「Eclipse IDE JVM」フィールドに、指定した IDE の Java 仮想マシン (JVM) が表示されます。
      3. 「次へ」をクリックして続けます。
  11. 「フィーチャー (Features)」ページの「言語」で、パッケージ・グループの言語を選択します。IBM Rational Performance Tester パッケージのユーザー・インターフェースおよびドキュメンテーションについて、対応する各国語翻訳がインストールされます。
  12. 次の「フィーチャー (Features)」ページで、インストールするパッケージ・フィーチャーを選択します。
    1. オプション: フィーチャー間の依存関係を表示するには、「依存関係の表示」を選択します。
    2. オプション: フィーチャーをクリックすると、「詳細」の下に簡単な説明が表示されます。
    3. パッケージのフィーチャーを選択または選択解除します。Installation Manager は、他のフィーチャーとの依存関係を自動的に強制し、ダウンロード・サイズおよびインストールに必要なディスク・スペース所要量を更新して表示します。
    4. フィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックして続けます。
  13. IBM Rational Performance Tester パッケージをインストールする前に「要約」ページで選択項目を検討します。前のページで選択した項目を変更したい場合は、「戻る」をクリックして変更を行います。インストール用の選択内容に問題がなければ、 「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。 進行標識にインストールの完了パーセントが表示されます。
  14. インストール・プロセスが完了したら、プロセスが正常に行われたことを確認するメッセージが表示されます。
    1. 「ログ・ファイルの表示」をクリックして、新規ウィンドウで現行セッションのインストール・ログ・ファイルを開きます。処理を続行するには、「インストール・ログ」ウィンドウを閉じる必要があります。
    2. 「パッケージのインストール」ウィザードで、終了時に IBM Rational Performance Tester を開始するかどうかを選択します。
    3. 「完了」をクリックして、選択したパッケージを起動します。「パッケージのインストール」ウィザードが閉じ、Installation Manager の「スタート」ページに戻ります。
  15. データ収集インフラストラクチャー・ソフトウェアがインストールされている場合は、次のステップを実行して、データ収集用のテスト・サーバーを使用可能にします。
    1. 「スタート」メニューで、 「IBM Software Development Platform」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「Application Server Instrumenter」と選択し、インスツルメンテーション・アプリケーションを開きます。
    2. 「ローカルの追加 (Add Local)」ボタンをクリックし、サーバー上で実行しているアプリケーション・サーバーのタイプを選択します。
    3. 必要に応じて、サーバーのロケーションなどのサーバー・タイプ固有のフィールドに情報を入力し、 「OK」をクリックします。
    4. インスツルメンテーションが有効になるように、サーバーを停止してから始動します。
    5. 「スタート」メニューで、 「IBM Software Development Platform」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「データ収集の開始 (Start Data Collection)」と選択します。
    注:
    Rational Performance Tester のテスト・スケジュールの結果においてトランザクション分類機能を利用できるようにするため、データ収集インフラストラクチャーに関係するすべての Rational Performance Tester システムでデータ収集ソフトウェアが実行されていなければなりません。
    注:
    サーバーをインスツルメントまたはアンインスツルメントしているときに、 Application Server Instrumenter または instrumentServer.bat (または instrumentServer.sh) バッチ・ファイルが異常終了し、汎用エラー・メッセージ (「インストール/アンインストール中にエラーが発生しました」) が発行されることがあります。このエラーが発生した場合は、IBM Tivoli(R) の共通ディレクトリーにあるログ・ファイルで詳細情報を見つけて、エラーのトラブルシューティングに役立てることができます。Windows では、このディレクトリーのデフォルト・ロケーションは C:¥Program Files¥IBM¥tivoli¥common です。 Linux では、このディレクトリーのデフォルト・ロケーションは /var/ibm/tivoli/common です。IBM Tivoli の共通ディレクトリーがデフォルト・ロケーションにない場合は、tivoli/common を含むパスを検索するか、ログ・ファイル trace-install.log、trace-ma.log、または trace-tapmagent.log を検索します。
    注:
    Websphere Application Server 6.x で、新しいプロファイルを作成し、最初に WebSphere(R) Application Server を始動せずに Application Server Instrumenter を使用してこのプロファイルをインスツルメントすると、Application Server Instrumenter は、サーバーがインスツルメントされたことを報告し、サーバーを手動で再始動する必要があることを通知します。このメッセージは誤りで、サーバーは実際にはインスツルメントされていません。この問題を回避するには、次の手順に従ってください。
    1. Application Server Instrumenter を閉じてから再始動します。
    2. インスツルメント済みサーバーのリストから、追加したばかりの項目を選択し、「除去」をクリックします。
    3. WebSphere Application Server を再始動します。
    4. Application Server Instrumenter を再始動し、これを使用してサーバーをインスツルメントします。
    この問題を回避するには、新しいプロファイルを作成した後で、WebSphere Application Server プロファイルを手動で開始します。その後、Application Server Instrumenter を使用してサーバーをインスツルメントします。

サイレント・インストール

Rational Performance Tester 製品パッケージは、Installation Manager をサイレント・インストール・モードを実行してインストールできます。Installation Manager をサイレント・モードで実行する場合は、ユーザー・インターフェースは使用できません。代わりに、Installation Manager は応答ファイルを使用して、製品パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。Installation Manager インストーラーを使用して、Installation Manager のインストールをサイレントで実行することもできます。その後、インストーラーを使用して、製品パッケージをサイレントでインストールすることができます。

Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、バッチ処理でスクリプトを通じて製品パッケージのインストール、更新、変更、およびアンインストールを行えるため便利です。

Rational Performance Tester パッケージをサイレント・インストールする前に、Installation Manager をインストールする必要があることに注意してください。 Installation Manager のインストールについて詳しくは、IBM Installation Manager の管理または『Installation Manager のサイレント・インストールとアンインストール』を参照してください。

サイレント・インストールには、必須のメインタスクが 2 つあります。

注:
Rational Performance Tester と一緒にデータ収集インフラストラクチャーをサイレントでインストールするには、追加の応答ファイルを作成しなければなりません。
  1. 応答ファイルを作成します。
  2. Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行します。

Installation Manager を使用した応答ファイルの作成

Installation Manager または Installation Manager インストーラーを使用して、 Rational Performance Tester の製品パッケージのインストール時のアクションを記録することにより、応答ファイルを作成することができます。応答ファイルを記録すると、Installation Manager の GUI で選択した項目がすべて XML ファイルに保管されます。Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、Installation Manager は XML 応答ファイルを使用して、パッケージが含まれているリポジトリーの検索、インストールするフィーチャーの選択などを行います。

インストール (またはアンインストール) 用の応答ファイルを記録するには、以下のようにします。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリーの eclipse サブディレクトリーに移動します。例:
    • Windows 用。 cd C:¥Program Files¥IBM¥Installation Manager¥eclipse
    • その他のプラットフォーム用: cd /opt/IBM/InstallationManager/eclipse
  2. コマンド行で次のコマンドを入力して、Installation Manager を開始し、応答ファイルおよび (オプションで) ログ・ファイルのファイル名およびロケーションについては独自のものに置換します。
    • IBMIM -record <応答ファイルのパスおよび名前> -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>。例: IBMIM.exe -record c:¥mylog¥responsefile.xml -log c:¥mylog¥record_log.xml
    • オプションの -skipInstall <agentDataLocation> 引数を追加すると、製品をインストールまたはアンインストールすることなく、応答ファイルを記録することができます。 <agentDataLocation> は書き込み可能なディレクトリーでなければなりません。この引数を指定すると、Installation Manager が製品をインストールせずにインストール・データを保存します。次の記録セッションで同じ <agentDataLocation> を使用して、製品に対する更新や変更を記録したり、ライセンス管理を記録したりすることができます。-skipInstall 引数を使用しない場合のインストールで設定した可能性のある、インストールされる製品や、リポジトリーの設定値などの設定は保存されないことに注意してください。-skipInstall を使用すると、IM が製品をインストールせずに、インストール・データを記録するだけなので、インストールを高速に実行できます。

      skipInstall 引数を使用する場合の構文は、IBMIM -record <応答ファイルのパスおよび名前> skipInstall <エージェント・データ・ロケーションの書き込み可能なディレクトリー> となります。例: IBMIM -record c:¥mylog¥responsefile.xml -skipInstall c:¥temp¥recordData

    注:
    入力するファイル・パスが存在することを確認してください。 Installation Manager では、応答ファイルとログ・ファイル用のディレクトリーは作成されません。
  3. 「パッケージのインストール」ウィザードの画面上の指示に従って、インストールのための選択を行います。詳しくは、IBM Installation Manager グラフィカル・インターフェースを使用した IBM Rational Performance Tester のインストールを参照してください。
  4. 「完了」をクリックして Installation Manager を閉じます。

コマンドで指定したロケーションに XML 応答ファイルが作成されます。

データ収集インフラストラクチャー応答ファイルの作成

サイレント・インストール時にデータ収集インフラストラクチャーを組み込むためには、オペレーティング・システムの一時ディレクトリーに次の UTF-8 テキスト・ファイル (rpt_dci.rsp) が置かれていなければなりません。

-V VAccessAll=true
-V VAccessLocal=false
-V VAccessCustom=false
-V VHosts=" "
注:
VHosts には、コンマで区切った有効なホスト・システムのリストを指定します。
  1. オペレーティング・システムまたはログイン・プロファイルで使用する一時ディレクトリーを決定します。例えば、Windows では、コマンド行から set と入力します。 set 変数のリストが表示されます。ここで、tmp に割り当てられている値を探します。これが、サイレント・インストール・ルーチンが rpt_dci.rsp 応答ファイルを探す一時ディレクトリーです。
  2. ディレクトリーをこの一時ディレクトリーに変更します。
  3. 先ほどリストした引数を格納する、rpt_dci.rsp という名前の UTF-8 テキスト・ファイルを作成します。

Installation Manager インストーラーを使用した応答ファイルの記録

Installation Manager インストーラーを使用して、Installation Manager やその他の製品のインストールを記録することができます。

Installation Manager のインストールを記録するには、次のステップを実行します。

  1. Installation Manager を unzip してから、eclipse ディレクトリーに移動します。
  2. 記録を開始するには、次のコマンドを入力します。 install -record <応答ファイルのパスおよび名前> -skipInstall <agentDataLocation> -vmargs -Dcom.ibm.cic.agent.hidden=false

インストーラーを使用した製品インストールの記録

Installation Manager インストーラーを使用して製品のインストールの記録を開始するには、次のステップを実行します。

  1. Installation Manager を unzip した場所の eclipse ディレクトリーに移動します。
  2. -input および @osgi.install.area/install.xml という行を除去して、install.ini ファイルを開くきます。
  3. 次のコマンドを入力します。install -record <応答ファイルのパスおよび名前> -skipInstall <agentDataLocation>。例: install -record
  4. Installation Manager を始動して、「パッケージのインストール」ウィザードを最後まで実行します。

サイレント・モードでの Installation Manager のインストールと実行

Installation Manager インストーラーを使用して Installation Manager をインストールした後、Installation Manager を使用して、コマンド行からサイレント・インストール・モードで製品パッケージをインストールします。

Installation Manager をサイレント・モードで実行する方法に関するその他の資料については、Installation Manager の Web サイトを参照してください。例えば、認証 (ユーザー ID とパスワード) を必要とするリポジトリーからのサイレント・インストール。

次の表は、サイレント・インストール・コマンドで使用される引数を示したものです。

引数 説明
-vm Java ランチャーを指定します。 サイレント・モードでは、Windows の場合は java.exe、その他のプラットフォームの場合は java を必ず使用します。
-nosplash
スプラッシュ画面を抑止することを指定します。
--launcher.suppressErrors
JVM エラー・ダイアログを抑止することを指定します。
-silent Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager をサイレント・モードで実行することを指定します。
-input
Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager への入力として、XML 応答ファイルを指定します。 応答ファイルには、インストーラーまたは Installation Manager が実行するコマンドが含まれています。
-log
(オプション) サイレント・インストールの結果を記録するログ・ファイルを指定します。ログ・ファイルは XML ファイルです。

Installation Manager インストーラーおよび Installation Manager のどちらも、初期化ファイル、つまり .ini ファイル silent-install.ini を持っています。このファイルのテーブル内に引数のデフォルト値が含まれています。

Installation Manager インストーラーは、Installation Manager のインストールに使用されます。 Installation Manager をサイレントでインストールするには、次のステップを実行します。

Installation Manager をサイレントでインストールするには、インストーラーを unzip して、eclipse サブディレクトリーに切り替えてから、次のコマンドを使用します。

Installation Manager をインストールしたら、これを使用して、ほかの製品をインストールすることができます。Installation Manager インストーラーを使用して、製品をインストールすることもできます。

Installation Manager をサイレント・モードで実行するには、eclipse サブディレクトリーから次のコマンドを実行します。

Installation Manager インストーラーを使用して製品をサイレントでインストールする場合は、eclipse ディレクトリーから、次のコマンドを入力します。

Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager がサイレント・インストール・モードで実行されると、応答ファイルを読み取り、ユーザーが指定したディレクトリーにログ・ファイルを書き込みます。 サイレント・インストール・モードで実行する場合、応答ファイルは必須ですが、ログ・ファイルはオプションです。この実行の結果、成功時は状況として 0 が戻され、失敗時はゼロ以外の数値が戻されます。

すべての使用可能な製品の検索とサイレント・インストール

すべての使用可能な製品に対する更新をサイレントで検索してインストールすることができます。

すべての使用可能な製品を検索してサイレントでインストールする場合は、次の手順に従ってください。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリーの eclipse サブディレクトリーに移動します。
  2. 以下のコマンドを入力して実行します。応答ファイルおよびログ・ファイル (オプション) のロケーションの部分には、ご使用のロケーションを指定してください。
    • Windows 用。 IBMIMc.exe --launcher.ini silent-install.ini -installAll -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>
    • IBMIM --launcher.ini silent-install.ini -installAll -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>

Installation Manager に認識されているすべての使用可能な製品がインストールされます。

現在インストールされているすべての製品に対する更新のサイレント・インストール

現在インストールされているすべての製品に対する更新をサイレントで検索してインストールすることができます。

すべての使用可能な製品に対する更新を検索してサイレントでインストールする場合は、次の手順に従ってください。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリーの eclipse サブディレクトリーに移動します。
  2. 以下のコマンドを入力して実行します。応答ファイルおよびログ・ファイル (オプション) のロケーションの部分には、ご使用のロケーションを指定してください。
    • Windows 用。 IBMIMc.exe --launcher.ini silent-install.ini -updateAll -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>
    • IBMIM --launcher.ini silent-install.ini -updateAll -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>

Installation Manager で認識されているすべての使用可能な製品の更新がインストールされます。

応答ファイルのコマンド

Installation Manager のサイレント・インストール機能を使用する場合は、 Installation Manager で実行する必要のあるすべてのコマンドを含む応答ファイルを作成する必要があります。これを行う際に推奨されるのは、 IBM Rational Performance Tester パッケージのインストール時のアクションを記録することによって、応答ファイルを作成する、という方法です。ただし、応答ファイルは手動で作成したり編集したりすることができます。

応答ファイルのコマンドには、以下の 2 つのカテゴリーがあります。

サイレント・インストール設定コマンド

通常は「設定」ウィンドウを使用して設定を指定しますが、サイレント・インストール中に使用する応答ファイルに設定 (キーとして識別されます) を指定することもできます。

注:
応答ファイルには、複数の設定を指定できます。

応答ファイルに設定を定義する場合、使用する XML コードは次の例のようになります。

<preference
	name = "the key of the preference"
	value = "the value of the preference to be set">
</preference>

次の表を使用して、サイレント・インストール設定用のキーとそれに関連した値を識別します。

キー
com.ibm.cic.common.core.preferences.logLocation Installation Manager のログ・ファイルのロケーションを指定します。
重要:
このキーはオプションで、テストとデバッグ用に設計されています。ログ・ファイルのロケーションが未指定である場合、Installation Manager のサイレント・インストールと UI バージョンの両方で同じロケーションが使用されます。
com.ibm.cic.license.policy.location リモート・ライセンス・ポリシー・ファイルを置く場所を定義する URL を指定します。
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyEnabled True または False 「False」がデフォルト値です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyUseSocks True または False 「False」がデフォルト値です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyEnabled True または False 「False」がデフォルト値です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.eclipseCache c:¥IBM¥ common (Windows)

/opt/IBM/common (Linux)

注:
上記のパスは、この設定のデフォルト値です。通常、各インストール・パッケージには、この設定にそれぞれ固有の値があります。
すでにパッケージをインストール済みである場合は、このロケーションは変更できません。
com.ibm.cic.agent.core.pref.offering.service.repositories. areUsed True または False 使用不可にするには、この設定を「False」に変更します。「True」の場合、製品のインストールまたは更新時に、リンクされているすべてのリポジトリーが検索されます。
com.ibm.cic.common.core.preferences. preserveDownloadedArtifacts True または False 使用不可にするには、この設定を「False」に変更します。「True」の場合、パッケージを前のバージョンにロール・バックするために必要なファイルがシステムに保管されます。 「False」の場合、これらのファイルは保管されません。これらのファイルを保管しない場合、ロールバックするためには、元のリポジトリーまたはメディアに接続する必要があります。

サイレント・インストール・コマンド

次の表を参照すると、サイレント・インストール時に使用する応答ファイル・コマンドについて詳細を知ることができます。

応答ファイルのコマンド 説明

プロファイル

<profile
id="プロファイル (パッケージ・グループ) ID"
installLocation="プロファイルのインストール・ロケーション">
<data key="key1" value="value1"/>
<data key="key2" value="value2"/>

</profile>
このコマンドは、パッケージ・グループ (またはインストール・ロケーション) を作成する場合に使用します。指定したパッケージ・グループがすでに存在する場合は、このコマンドの影響はありません。現在サイレント・インストールでは、プロファイルを作成すると、2 つのインストール・コンテキストも作成されます。 1 つは Eclipse 用で、もう 1 つはネイティブ用です。プロファイルは、インストール・ロケーションです。

プロファイルのプロパティーを設定するには、 <data> エレメントを使用します。

現在サポートされているキーおよび関連する値は次のリストのとおりです。

  • eclipseLocation キーは、c:¥myeclipse¥eclipse など、既存の Eclipse ロケーション値を指定します。
  • cic.selector.nl キーは、 zh、ja、en など、自然言語 (NL) のロケール選択を指定します。
注:
NL 値が複数ある場合はコンマで区切ります。

現在サポートされている言語コードは次のリストのとおりです。

  • 英語 (en)
  • フランス語 (fr)
  • イタリア語 (it)
  • 中国語 (簡体字) (zh)
  • ロシア語 (ru)
  • 中国語 (繁体字) (台湾) (zh_TW)
  • 中国語 (繁体字) (香港) (zh_HK)
  • ドイツ語 (de)
  • 日本語 (ja)
  • ポーランド語 (pl)
  • スペイン語 (es)
  • チェコ語 (cs)
  • ハンガリー語 (hu)
  • 韓国語 (ko)
  • ポルトガル語 (pt_BR)

リポジトリー

<server>
<repository location="http://example/
repository/">
<repository location="file:/C:/
repository/">
<!--以下にリポジトリーを追加-->
<...>
      </server>
このコマンドを使用して、サイレント・インストール中に使用するリポジトリーを指定します。リモート・リポジトリーを指定する場合は URL または UNC パスを使用し、ローカル・リポジトリーを指定する場合はディレクトリー・パスを使用します。

インストール

<install>
<offering profile= "プロファイル ID"
features= "フィーチャー ID"
id= "製品 ID" version= "製品バージョン"></offering>

<!--以下にオファリングを追加>
<...>

</install>
このコマンドを使用して、インストールするインストール・パッケージを指定します。

プロファイル ID は、既存のプロファイルまたはプロファイル設定コマンドで作成されたプロファイルと一致している必要があります。

フィーチャー ID は、コンマで区切られたリスト (「feature1, feature2」など) によって、オプションで指定できます。フィーチャー ID が指定されていない場合は、指定の製品のすべてのデフォルト・フィーチャーがインストールされます。

バージョン番号は不要です。バージョンが指定されていない場合、Installation Manager は指定された ID を持つ最新の製品と使用可能な更新およびフィックスをインストールします。

注:
必須フィーチャーは、コンマで区切られたリストで明示的に指定されていない場合でも、インストールされます。

<install modify="true"> または <uninstall modify="true"> (オプション属性)

<uninstall modify="true">
<offering profile="プロファイル ID"
 id="Id" version="バージョン"
features="-"/>
</uninstall>

既存のインストールの変更を指示する場合は、 install コマンドおよび uninstall コマンドの <install modify="true"> 属性を使用します。この属性が true に設定されていない場合、値はデフォルトの false に設定されます。追加の言語パックのインストールのみを目的として変更操作を行う場合、オファリング・フィーチャー ID リストでハイフン「-」を使用して、新しいフィーチャーを追加しないことを指定する必要があります。

重要:
例で指定しているように、"modify=true" とハイフン "-" から成るフィーチャー・リストを指定してください。そのようにしなければ、install コマンドではオファリングのデフォルト・フィーチャーがインストールされ、 uninstall コマンドではすべてのフィーチャーが除去されます。

アンインストール

<uninstall>
<offering profile= "プロファイル ID"
features= "フィーチャー ID"
id= "製品 ID" version= "製品バージョン"></offering>

<!--以下にオファリングを追加>
<...>

</uninstall>
このコマンドは、アンインストールするパッケージを指定する場合に使用します。

プロファイル ID は、既存のプロファイルまたはプロファイル・コマンドで指定されたプロファイルに一致している必要があります。さらに、フィーチャー ID が指定されていない場合は、指定の製品のすべてのフィーチャーがアンインストールされます。製品 ID が指定されていない場合は、指定のプロファイル内のすべてのインストール済み製品がアンインストールされます。

ロールバック

<rollback>
<offering profile= "プロファイル ID"
 id= "製品 ID"
version= "製品バージョン">
</offering>

<!--以下にオファリングを追加
<...>

</rollback>
このコマンドは、指定したプロファイルに現在インストールされているバージョンから、指定したオファリングへロールバックする場合に使用します。 rollback コマンドでフィーチャーを指定することはできません。

すべてインストール

<installALL/>
注:
このコマンドは、次のコマンドを使用した場合と同じ処理を実行します。
-silent -installAll 
このコマンドは、すべての使用可能なパッケージをサイレントで検索し、インストールする場合に使用します。

すべて更新

<updateALL/>
注:
このコマンドは、次のコマンドを使用した場合と同じ処理を実行します。
-silent -updateAll 
このコマンドは、すべての使用可能なパッケージをサイレントで検索し、更新する場合に使用します。

ライセンス

<license policyFile="policy file
 location"/>

例:

<license policyFile="c:¥mylicense.opt"/> 
このコマンドは、レコード・モードで Installation Manager を始動してからライセンス・ウィザードを開始することで、 license コマンドを含む応答ファイルを生成する場合に使用します。

レコード・モード時に、ライセンス管理ウィザードでフレックス・オプションを設定すると、設定されたオプションは、生成された応答ファイルと同じディレクトリーにある「license.opt」という名前のライセンス・ポリシー・ファイルに記録されます。応答ファイルには、そのポリシー・ファイルを参照する license コマンドが記述されます。

ウィザード

<launcher -mode wizard -input
< response file >
このコマンドは、UI モードで Installation Manager を始動する場合に使用します。UI モードでは、 Installation Manager の始動時にインストール・ウィザードまたはアンインストール・ウィザードのいずれかが表示されます。ただしこの場合、応答ファイルに記述できるのは、preference コマンドおよび install コマンドの組み合わせと、 preference コマンドおよび uninstall コマンドの組み合わせのいずれかのみです。 Installation Manager を UI モードで実行する場合は、同じ応答ファイルに install コマンドと uninstall コマンドを一緒に記述することはできません。

参照: サンプル応答ファイル

XML ベースの応答ファイルを使用すると、サイレント・インストール設定、リポジトリーのロケーション、インストール用プロファイルなどの事前定義情報を指定できます。応答ファイルは、インストール・パッケージをサイレントでインストールし、インストール・パッケージのロケーションと設定を標準化するチームや会社に役に立ちます。

サンプル応答ファイル
<agent-input >

<!-- add preferences -->
<preference name="com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyEnabled"
value="c:/temp"/>

<!-- create the profile if it doesn't exist yet -->
<profile id="my_profile" installLocation="c:/temp/my_profile"></profile>

<server>
<repository location=
"http://a.site.com/local/products/sample/20060615_1542/repository/"></repository>
</server>

<install>
	<offering profile= "my_profile" features= "core" id= "ies"
version= "3.2.0.20060615">
	</offering>
</install>

</agent-input>

サイレント・インストール・ログ・ファイル

サイレント・インストール・ログ・ファイルを使用すると、サイレント・インストール・セッションの結果を検査できます。

サイレント・インストール機能によって、XML ベースのログ・ファイルが作成されます。このログ・ファイルには、サイレント・インストール実行の結果が記録されます。これは、-log <ログ・ファイルのパス>.xml を使用してログ・ファイル・パスが指定されている場合です。 サイレント・インストール・セッションが正常に行われた場合、ログ・ファイルには、<result> </result> のルート・エレメントのみが含まれます。しかし、インストール中にエラーが発生した場合は、以下のようなエラー・エレメントが、メッセージとともにサイレント・インストール・ログ・ファイルに記録されます。

<result>
	<error> Cannot find profile: profile id</error>
	<error> some other errors</error>
</result>

詳細な分析については、 Installation Manager データ域に生成されたログを参照してください。設定コマンドを使用することにより、選択したロケーションにデータ域をオプションで設定できます (応答ファイルのトピックを参照)。

IBM Packaging Utility

IBM Packaging Utility ソフトウェアを使用すると、製品パッケージをリポジトリーにコピーできます。リポジトリーは、HTTP または HTTPS を介して使用可能な Web サーバーに置くことができます。

Packaging Utility ソフトウェアは、Rational Performance Tester に同梱されている、各プラットフォーム (Windows および Linux) 用の補助 CD にあります。 Rational Performance Tester パッケージを含むリポジトリーを HTTP または HTTPS 上で使用可能な Web サーバーに置く場合は、Packaging Utility を使用して、Rational Performance Tester 製品パッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。

このユーティリティーを使用して、以下のタスクを実行します。

Packaging Utility の使用法について詳しくは、このツールのオンライン・ヘルプを参照してください。

Packaging Utility のインストール

IBM Packaging Utility を使用して Rational Performance Tester 製品パッケージをコピーするには、事前に補助 CD からこのユーティリティーをインストールしておく必要があります。

次のステップに従って、IBM Packaging Utility ソフトウェアを補助 CD からインストールしてください。

  1. 該当するプラットフォーム用の補助 CD にナビゲートします。
  2. PackagingUtility ディレクトリー内の圧縮ファイル (pu.disk_platform.zip) から、Packaging Utility のインストール・ファイルを解凍します。
  3. Packaging Utility のインストール・ファイルを探します。
    • Windows 用。 Windows 用補助 CD の PackagingUtility ディレクトリーに移動します。(電子イメージをダウンロードした場合は、AuxCD-Windows¥PackagingUtility ディレクトリーに移動します。)
    • Linux 用。 Linux 用補助 CD の PackagingUtility ディレクトリーに移動します。 (電子イメージをダウンロードした場合は、AuxCD-Linux/PackagingUtility ディレクトリーに移動します。)
  4. Packaging Utility のインストール・ファイルを 1 つのディレクトリー内に解凍します。圧縮ファイルのディレクトリー構造を必ず保持してください。
    • Windows 用。 pu.disk_win32.zip ファイルの内容を解凍します。
    • Linux 用。 pu.disk_linux.zip ファイルの内容を解凍します。
  5. Packaging Utility のインストール・ファイルを解凍したディレクトリーに移動して、インストール・プログラムを始動します。
    • Windows 用。 install_win32.exe を実行します。
    • Linux 用。 install_linux.bin を実行します。
  6. IBM Installation Manager がワークステーション上に検出されない場合は、それをインストールするようプロンプトが表示され、インストール・ウィザードが開始します。ウィザードのスクリーン内の指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Windows への Installation Manager のインストールを参照してください。
  7. Installation Manager のインストールが完了したら、あるいは、すでにコンピューター上にある場合は、Installation Manager が開始し、自動的に「パッケージのインストール」ウィザードが開始します。
  8. 「パッケージのインストール」ウィザードのスクリーン内の説明に従って、インストールを完了します。

Packaging Utility を使用した HTTP サーバーへの製品パッケージのコピー

HTTP または HTTPS サーバー上にリポジトリーを作成する場合は、 Packaging Utility を使用して、Rational Performance Tester の製品パッケージをコピーする必要があります。

この方法では、Rational Performance Tester インストール・イメージに付属するオプション・ソフトウェアはコピーされないことに注意してください。IBM Installation Manager を使用してインストールされる Rational Performance Tester ファイルのみがコピーされます。

また、Packaging Utility を使用すると、複数の製品パッケージを 1 つのリポジトリー・ロケーションにまとめることができます。詳しくは、Packaging Utility のオンライン・ヘルプを参照してください。

Packaging Utility を使用して製品パッケージをコピーするには、以下のようにします。

  1. CD イメージからコピーする場合は、以下のタスクを実行します。
    1. 1 枚目のインストール CD を CD ドライブに挿入します。
    2. Linux 用。 CD ドライブをマウントします。
    3. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、Rational Performance Tester ランチパッド・プログラムが自動的に開きます。ランチパッド・プログラムを閉じます。
  2. Packaging Utility を開始します。
  3. ユーティリティーのメインページで、「製品パッケージのコピー (Copy product package)」をクリックします。 「前提条件」ページが開き、以下の 2 つのオプションが表示されます。
    • IBM Web から製品パッケージをダウンロードします (I will be downloading product packages from IBM Web)
    • 他のソースから製品パッケージを取得します (I will be obtaining the product packages from other sources)
  4. 「IBM Web から製品パッケージをダウンロードします (I will be downloading product packages from IBM Web)」をクリックします。
    注:
    すでにアクセス可能なリポジトリーを定義している場合は、「他のソースから製品パッケージを取得します (I will be obtaining the product packages from other sources)」オプションを使用できます。
  5. 「次へ」をクリックして、「ソース」ページに進みます。選択する製品パッケージがない場合は、製品パッケージが含まれているリポジトリーを開く必要があります。
  6. リポジトリーを開くには、「リポジトリーを開く」ボタンをクリックします。 「リポジトリーを開く」ウィンドウが開きます。
    注:
    リポジトリーは、ファイル・システム内のディレクトリーへのパス、1 枚目の製品 CD が挿入されているディスク・ドライブ、またはサーバー上のディレクトリーの URL です。
  7. リポジトリー・ロケーションを定義するには、リポジトリー・ロケーションの「参照」ボタンをクリックし、リポジトリー・ロケーションにナビゲートして選択します。リポジトリー・ロケーションは、電子ディスク・イメージが含まれている共通ルート・ディレクトリーか、または 1 枚目の製品インストール CD が挿入されているドライブになります。 例えば、Rational Performance Tester ファイル (disk1、disk2 など) が C:¥My product¥unzip にある場合は、このロケーションをリポジトリーとして定義します。
  8. 「OK」をクリックしてリポジトリー・ロケーションを定義し、「リポジトリー・ディレクトリーの参照」ウィンドウを閉じます。
  9. 「宛先」ページで、「参照」ボタンをクリックし、製品の保管先として、既存のリポジトリー・ディレクトリーを選択するか、または新規フォルダーを作成します。
  10. 選択した製品パッケージおよびフィックス用のリポジトリーを指定したら、 「OK」をクリックして「ディレクトリーを参照」ウィンドウを閉じます。 定義したファイル・パスが、「宛先」ページの「ディレクトリー」フィールドにリストされます。
  11. 「次へ」をクリックして、「要約」ページに進みます。 「要約」ページには、宛先リポジトリーにコピーするように選択された製品パッケージが表示されます。また、このページには、コピーに必要なストレージ・スペースの量およびドライブ上で使用可能なスペースの量も表示されます。
  12. 「コピー」をクリックして、選択された製品パッケージを宛先リポジトリーにコピーします。 ウィザードの下部に、コピー・プロセスにあとどれだけの時間がかかるかを示すステータス・バーが表示されます。 コピー・プロセスが終了すると、「完了」ページが開き、正常にコピーされた製品パッケージがすべて表示されます。
  13. 「終了」をクリックして、 Packaging Utility のメインページに戻ります。

Packaging Utility を使用して Rational Performance Tester インストール・ファイルをリポジトリーにコピーしました。これで、Web サーバー上にリポジトリーを置いて、ディレクトリーおよびファイルを HTTP で使用できるようになります。(リポジトリーは、UNC ドライブにも置くことができます。)

ライセンスの管理

インストール済みの IBM ソフトウェア・パッケージおよびカスタマイズ済みのパッケージのライセンスは、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用して管理されます。「ライセンスの管理」ウィザードでは、インストール済みの各パッケージのライセンス情報が表示されます。

一部の Rational 製品の 7.0 以降のバージョンに付属するトライアル・ライセンスは、インストール後、30 日または 60 日で期限切れになります。有効期限が切れた後に製品を使用するためには、製品のアクティベーションが必要です。

「ライセンスの管理」ウィザードを使用して、プロダクト・アクティベーション・キットをインポートすると、製品のトライアル版をライセンス版にアップグレードできます。トライアル・ライセンスまたはパーマネント・ライセンスを持つ製品に対してフローティング・ライセンスの強制を使用可能にして、ライセンス・サーバーのフローティング・ライセンス・キーを使用することもできます。

ご使用の Rational 製品のライセンス管理の詳細については、次を参照してください。

ライセンス

IBM Rational ソフトウェア製品の購入者として、許可ユーザー・ライセンス、許可ユーザー期限付使用権 (FTL)、およびフローティング・ライセンスの 3 つのタイプの製品ライセンスの中から選択することができます。どのタイプのライセンスが組織に最適であるかは、製品を使用する人数、アクセス頻度、ソフトウェア購入の方針などによって異なります。

許可ユーザー・ライセンス

IBM Rational 許可ユーザー・ライセンスは、1 人の特定の個人に対して Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、製品にアクセスする個々のユーザーごとに、任意の方法で許可ユーザー・ライセンスを入手する必要があります。許可ユーザー・ライセンスを再割り当てするには、最初に割り当てられたユーザーを、購入者が長期間にわたってまたは永続的に置き換える必要があります。

例えば、許可ユーザー・ライセンスを 1 つ購入した場合、そのライセンスをある特定の個人に割り当てることができます。割り当てられた個人は、 Rational ソフトウェア製品を使用することができます。許可ユーザー・ライセンスでは、いかなる場合も (ライセンス交付を受けた個人が製品を使用中でない場合でも) その製品を使用する権利を他者に与えることはありません。

許可ユーザー期限付使用権

IBM Rational 許可ユーザー期限付使用権 (FTL) は、1 人の特定の個人に対して特定期間 Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、製品にアクセスする個々のユーザーごとに、任意の方法で許可ユーザー FTL を入手する必要があります。許可ユーザー FTL を再割り当てするには、最初に割り当てられたユーザーを、購入者が長期間にわたってまたは永続的に置き換える必要があります。

注:
パスポート・アドバンテージ・エクスプレス・プログラムで許可ユーザー FTL を購入した場合、ライセンス満了前に購入者が IBM に延長を希望しないことを通知しない限り、 IBM は現行価格でライセンス期間をさらに 1 年間自動的に延長します。継続 FTL 期間は、最初の FTL 期間の満了時から開始します。この継続 FTL の価格は、現在、最初の FTL 価格の 80 パーセントですが、変更される可能性があります。

ライセンス期間を延長する意思がないことを IBM に通知した場合は、ライセンス満了時に製品の使用を中止しなければなりません。

フローティング・ライセンス

IBM Rational フローティング・ライセンスは、複数のチーム・メンバーで共用することができる、単一のソフトウェア製品に対するライセンスです。ただし、同時ユーザーの総数は、購入したフローティング・ライセンスの数を超えてはなりません。例えば、Rational ソフトウェア製品のフローティング・ライセンスを 1 つ購入した場合、組織内の任意のユーザーが任意の時期に製品を使用することができます。製品にアクセスしたい他のユーザーは、現行ユーザーがログオフするまで待たなければなりません。

フローティング・ライセンスを使用するには、フローティング・ライセンス・キーを入手して、Rational License Server にインストールする必要があります。サーバーは、ライセンス・キーへのアクセスを要求するエンド・ユーザー要求に応じます。サーバーは、その組織が購入したライセンス数と同じ数の同時ユーザーにアクセスを許可します。

ライセンスの使用可能化

Rational ソフトウェア製品を初めてインストールする場合、または製品の使用を継続するためにライセンスを延長したい場合に、製品のライセンスを使用可能にする方法を選択します。

Rational Software Development Platform 製品のライセンスを使用可能にするには、以下の 2 つの方法があります。

注:
一部の Rational 製品の 7.0 以降のバージョンに付属するトライアル・ライセンスは、インストール後、30 日または 60 日で期限切れになります。有効期限が切れた後に製品を使用するためには、製品のアクティベーションが必要です。製品のアクティベーションの詳細については、このサポート記事のアクティベーション・プロセスのフロー・チャートを参照してください。

アクティベーション・キット

プロダクト・アクティベーション・キットには、Rational のトライアル製品のパーマネント・ライセンス・キーが含まれています。アクティベーション・キットを購入し、アクティベーション・キットの .zip ファイルをローカル・マシンにダウンロードしてから、アクティベーション・キットの .jar ファイルをインポートし、製品のライセンスを使用可能にします。製品にアクティベーション・キットをインポートするには IBM Installation Manager を使用します。

フローティング・ライセンスの強制

オプションで、フローティング・ライセンス・キーを入手して、IBM Rational License Server をインストールし、ご使用の製品でフローティング・ライセンスを強制的に適用することができます。フローティング・ライセンスの強制には、次のような利点があります。

注:
一部の Rational 製品の 7.0 以降のバージョンでは、アップグレードされたバージョンの Rational License Server が必要です。ライセンスのアップグレード情報の詳細については、このサポート記事を参照してください。

アクティベーション・キットおよびフローティング・ライセンスの入手方法について詳しくは、ライセンスの購入を参照してください。

インストール済みパッケージのライセンス情報の表示

IBM Installation Manager からインストール済みパッケージのライセンス情報を確認することができます。ライセンス情報には、ライセンス・タイプおよび有効期限が含まれています。

ライセンス情報を表示するには、以下のようにします。

  1. IBM Installation Manager を開始します。
  2. メインページで「ライセンスの管理」をクリックします。

インストールされているパッケージごとに、パッケージのベンダー、現行ライセンス・タイプ、および有効期限が表示されます。

プロダクト・アクティベーション・キットのインポート

パーマネント・ライセンス・キーをインストールするには、IBM Installation Manager を使用してダウンロード・ロケーションまたは製品メディアからアクティベーション・キットをインポートします。

アクティベーション・キットを購入していない場合には、先にアクティベーション・キットを購入する必要があります。製品または製品のアクティベーション・キットを購入済みの場合は、該当の CD を挿入するか、アクセス可能なワークステーションに IBM パスポート・アドバンテージからアクティベーション・キットをダウンロードします。アクティベーション・キットは、Java アーカイブ (.jar) ファイルを含む .zip ファイルとしてパッケージされています。.jar ファイルにはパーマネント・ライセンス・キーが格納され、製品のアクティベーションのためにインポートする必要があります。

アクティベーション・キットの .jar ファイルをインポートして、新しいライセンス・キーを使用可能にするには、次のようにします。

  1. IBM Installation Manager を開始します。
  2. メインページで「ライセンスの管理」をクリックします。
  3. パッケージを選択し、「アクティベーション・キットのインポート」ボタンをクリックします。
  4. 「次へ」をクリックします。 選択したパッケージの詳細 (現行のライセンスの種類、ライセンスが適用される製品のバージョン範囲など) が表示されます。
  5. アクティベーション・キットのメディア CD またはダウンロード・ロケーションのパスを参照し、適切な Java アーカイブ (JAR) ファイルを選択して、「開く」をクリックします。
  6. 「次へ」をクリックします。 「要約」ページに、アクティベーション・キットのインストール宛先ディレクトリー、新規ライセンスが適用される製品、およびバージョン情報が表示されます。
  7. 「完了」をクリックします。

パーマネント・ライセンス・キーを含むプロダクト・アクティベーション・キットが製品にインポートされます。「ライセンスの管理」ウィザードに、インポートが正常に行われたかどうかが示されます。

フローティング・ライセンスの使用可能化

ご使用のチーム環境がフローティング・ライセンスの強制をサポートしている場合は、製品に対してフローティング・ライセンスを使用可能にし、フローティング・ライセンス・キーへのアクセスを取得するように接続を構成することができます。

フローティング・ライセンスの強制を使用可能にする前に、管理者からライセンス・サーバー接続情報を入手する必要があります。ライセンス・サーバー、ライセンス・キー、および Rational Common Licensing 管理の詳細については、「IBM Rational ライセンス管理ガイド」を参照してください。

ライセンス管理ガイド」の最新版は、次の Web サイトで入手できます。http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rcl/701/docs/install_instruction/license_admin.pdf

フローティング・ライセンスを指定のパッケージのライセンス・タイプとして使用可能にし、ライセンス・サーバー接続を構成するには、次のようにします。

  1. IBM Installation Manager for the Rational Software Development Platform では、 「ファイル」 -> 「開く」 -> 「ライセンスの管理」をクリックします。
  2. パッケージのバージョンを選択し、「フローティング・ライセンス・サポートの設定」ボタンを選択します。
  3. 「次へ」をクリックします。
  4. 「フローティング・ライセンスの適用を可能にする」ボタンをクリックします。
  5. 1 つ以上のライセンス・サーバー接続を構成します。
    1. 「サーバー」テーブルの空のフィールドをクリックするか、 「追加」ボタンをクリックします。
    2. 管理者から冗長サーバー環境の情報を入手した場合は、「冗長サーバー」ボタンをクリックします。 第 1、第 2、第 3 のサーバー名およびポートのフィールドが表示されます。
    3. ライセンス・サーバーのホスト名を「名前」フィールドに入力します。
    4. (オプション) ファイアウォールを使用する環境では「ポート」フィールドに値を入力します。管理者から指示が無い限り、このポートには値を割り当てないでください。
    5. 冗長サーバー環境では、(必要に応じて) 第 2、第 3 のサーバーの名前とポートを入力します。
    6. (オプション)「接続のテスト」ボタンをクリックして、接続情報が正しいことと、サーバーが使用可能であることを確認できます。
    7. 「OK」をクリックします。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. (オプション) 共用するシェルまたはカスタム・パッケージのライセンス使用順序を構成します。リスト内のライセンスの順序によって、ご使用のパッケージが特定ライセンス・パッケージのライセンス・キーにアクセスを試みる順序が決定します。
  8. 「完了」をクリックします。

「ライセンスの管理」ウィザードに、フローティング・ライセンスの構成が正常に行われたかどうかが示されます。

これ以降、使用可能にした製品を開くと、ライセンス・サーバーに接続され、使用可能なフローティング・ライセンス・キーのプールからライセンス・キーを入手できます。

ライセンスの購入

現行の製品ライセンスの有効期限が切れる場合、またはチーム・メンバー用に追加の製品ライセンスが必要な場合は、新規ライセンスをご購入いただけます。

ライセンスを購入して製品を使用可能にするには、以下のステップを完了してください。

  1. 購入するライセンスのタイプを決定します。
  2. ibm.com(R) にアクセスするか、IBM 営業担当員に連絡を取り、製品ライセンスを購入します。詳しくは、IBM Web ページのソフトウェアのご注文方法をご覧ください。
  3. 購入したライセンス・タイプに応じて、受け取ったライセンス証書を使用し、以下のいずれかを実行して製品を使用可能にします。
    • 製品の許可ユーザー・ライセンスを購入した場合は、パスポート・アドバンテージにアクセスして、そこに記載されている説明に従ってプロダクト・アクティベーション・キットの .zip ファイルをダウンロードします。アクティベーション・キットをダウンロードした後に、Installation Manager を使用して、プロダクト・アクティベーション用の .jar ファイルをインポートする必要があります。
    • 製品のフローティング・ライセンスを購入した場合は、 IBM Rational ライセンスおよびダウンロード (IBM Rational Licensing and Download) サイト へのリンクをクリックして、ログインし (IBM への登録が必要です)、次に IBM Rational ライセンス・キー・センター (IBM Rational License Key Center)に接続するためのリンクを選択します。そこで、ライセンス証書を使用して、ご使用のライセンス・サーバーのフローティング・ライセンス・キーを取得できます。

      オプションとして、パスポート・アドバンテージにアクセスして、製品のアクティベーション・キットをダウンロードすることもできます。アクティベーション・キットをインポートした後に、長期間 PC をオフラインで使用する場合は、フローティング・ライセンス・タイプからパーマネント・ライセンス・タイプに切り替えることができます。

この後、アクティベーション・キットをインポートするか、製品のフローティング・ライセンス・サポートを使用可能にする場合は、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用します。

Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やす

重要: 最適な結果を得るためには、Rational 製品を使用して作業する前に、Rational Performance Tester で使用できるファイル・ハンドルの数を増やしてください。この製品は、プロセス当たりのデフォルトの上限である 1024 個よりも多くのハンドルを使用するためです。 (この変更はシステム管理者が行う必要があります。)

以下のステップに従って Linux でファイル記述子を増やす際には、慎重に実行してください。指示に正確に従わなかった場合、コンピューターが正しく始動しなくなる可能性があります。最適な結果を得るためには、システム管理者にこの手順の実行を依頼してください。

ファイル記述子の数を増やすには、以下のようにします。

  1. root としてログインします。root のアクセス権限がない場合は、取得してから継続してください。
  2. etc ディレクトリーに移動する。
  3. vi エディターを使用して etc ディレクトリー内の initscript ファイルを編集する。このファイルがない場合は、vi initscript と入力して作成してください。

    重要: ファイル・ハンドルの数を増やす場合は、コンピューター上に空の initscript ファイルを残さないでください。残した場合、次回電源をオンにしたり再始動した場合に、マシンが始動しなくなります。

  4. 1 行目に「ulimit -n 4096」と入力する (ここで重要なのは、この数値がほとんどの Linux コンピューターでのデフォルト値である 1024 よりもかなり大きな数値である点です)。 注意: この数をあまり大きな値に設定しないでください。システム全体のパフォーマンスに重大な影響を及ぼす可能性があります。
  5. 2 行目に eval exec "$4" と入力する。
  6. ステップ 4 と 5 を完了したことを確認した後、ファイルを保管して閉じる。
    注:
    ステップを正しく実行したことを確認してください。正しく実行しないと、マシンがブートしなくなります。
  7. オプション: etc/security ディレクトリーにある limits.conf ファイルを変更してユーザーまたはグループを制限します。SUSE Linux Enterprise Server (SLES) バージョン 9 と Red Hat Enterprise Linux バージョン 4.0 の両方で、このファイルがデフォルトで用意されています。このファイルがない場合は、ステップ 4 でもっと小さい数 (例えば 2048) を指定することを検討してください。このようにして、プロセスごとに開くことのできるファイル数について、ほとんどのユーザーに比較的低い上限を割り当てるようにする必要があります。ステップ 4 で比較的低い数字を使用した場合は、小さい数を指定することはそれほど重要ではありません。ただし、ステップ 4 で大きい数を設定した場合は、 limits.conf ファイルで上限を設定しなければ、コンピューターのパフォーマンスに重大な影響を及ぼす可能性があります。

    すべてのユーザーを制限してから、後で異なる上限を設定する limits.conf ファイルの例を以下に示します。このサンプルでは、前述のステップ 4 で記述子を 8192 に設定したことを想定しています。

    *      soft nofile 1024
    *      hard nofile 2048
    root    soft nofile 4096
    root    hard nofile 8192
    user1   soft nofile 2048
    user1 hard nofile 2048

    上記サンプルの * は、最初にすべてのユーザーの上限を設定するために使用されています。その上限は、その後の上限よりも低くなっています。root ユーザーが開くことのできる記述子の数はこれより大きく、user1 はその 2 つの間になります。変更を行う前に、limits.conf ファイルに含まれる文書を必ず読んで理解しておいてください。

ulimit コマンドについて詳しくは、ulimit のマニュアル・ページを参照してください。

インストールの変更

IBM Installation Manager の「パッケージの変更」ウィザードで、インストール済み製品パッケージの言語およびフィーチャーの選択を変更できます。

デフォルトでは、リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。

注:
Installation Manager を使用してインストールしたプログラムをすべて閉じてから、変更を開始してください。

インストール済み製品パッケージを変更するには、以下のようにします。

  1. Installation Manager の「スタート」ページから、「パッケージの変更」アイコンをクリックします。
  2. 「パッケージの変更」ウィザードで、 Rational Performance Tester 製品パッケージのインストール・ロケーションを選択し、 「次へ」をクリックします。
  3. 「言語」の「変更」ページでパッケージ・グループの言語を選択して、 「次へ」をクリックします。 パッケージのユーザー・インターフェースおよびドキュメンテーションについて、対応する各国語翻訳がインストールされます。この選択は、このパッケージ・グループにインストールされたすべてのパッケージに適用されることに注意してください。
  4. 「フィーチャー (Features)」ページで、インストールまたは除去するパッケージ・フィーチャーを選択します。
    1. フィーチャーの内容を知りたい場合は、そのフィーチャーをクリックして、 「詳細」で簡単な説明を確認します。
    2. フィーチャー間の依存関係を表示するには、 「依存関係の表示」を選択します。フィーチャーをクリックすると、それに依存するフィーチャーとその従属フィーチャーが、「依存関係」ウィンドウに表示されます。パッケージ内のフィーチャーを選択したり除外したりすると、 Installation Manager は、他のフィーチャーとの依存関係を自動的に強制し、ダウンロード・サイズおよびインストールに必要なディスク・スペース所要量を更新して表示します。
  5. フィーチャーの選択が終了したら、 「次へ」をクリックします。
  6. インストール・パッケージを変更する前に「要約」ページで選択内容を確認し、次に「変更」をクリックします。
  7. オプション: 変更プロセスが完了したら、 「ログ・ファイルの表示」をクリックして完了ログを確認します。

Rational Performance Tester の更新

IBM Installation Manager でインストールされたパッケージの更新をインストールできます。

デフォルトでは、リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。

各インストール済みパッケージには、それぞれのデフォルトの IBM 更新リポジトリーのロケーションが組み込まれています。Installation Manager が IBM 更新リポジトリー・ロケーションで、インストール済みパッケージを検索できるようにするには、「リポジトリー」の設定ページで「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する」の設定を選択する必要があります。 この設定はデフォルトで選択されています。

詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。

注:
Installation Manager を使用してインストールしたプログラムをすべて閉じてから、更新を開始してください。

製品パッケージの更新を検索してインストールするには、次のようにします。

  1. Installation Manager の「スタート」ページで、 「パッケージの更新」をクリックします。
  2. システム上で IBM Installation Manager が検出されない場合、または古いバージョンがすでにインストールされている場合は、最新のリリースのインストールを行う必要があります。ウィザードのスクリーン内の指示に従って、IBM Installation Manager のインストールを完了します。
  3. 「パッケージの更新」ウィザードで、更新する Rational Performance Tester 製品パッケージがインストールされているパッケージ・グループのロケーションを選択するか、 「すべて更新」チェック・ボックスを選択して、「次へ」をクリックします。 Installation Manager は、そのリポジトリー内と、Rational Performance Tester の事前に定義された更新サイトで更新を検索します。進行標識に検索状況が表示されます。
  4. パッケージの更新が検出されると、「パッケージの更新」ページの各パッケージの下の 「更新」リストにそれらが表示されます。デフォルトでは、推奨される更新のみが表示されます。「すべてを表示」をクリックすると、使用可能なパッケージに対して検出されたすべての更新が表示されます。
    1. 更新の詳細を知りたい場合は、「更新」をクリックし、「詳細」の下の説明を検討してください。
    2. 更新に関する追加情報が入手可能な場合は、説明文の最後に「詳細情報」リンクが表示されます。このリンクをクリックすると、ブラウザーに情報が表示されます。更新をインストールする前に、この情報に目を通しておくようにしてください。
  5. インストールする更新を選択するか、「推奨を選択」をクリックしてデフォルトの選択を復元します。依存関係のある更新は、自動でまとめて選択および選択解除されます。
  6. 「次へ」をクリックして続けます。
  7. 「ライセンス」ページで、選択した更新のご使用条件を読みます。「ライセンス」ページの左側に、選択した更新のライセンスのリストが表示されます。各項目をクリックすると、ご使用条件の本文が表示されます。
    1. ご使用条件のすべての条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックして続けます。
  8. 更新をインストールする前に「要約」ページで選択内容を確認します。
    1. 前のページ選択した項目を変更したい場合は、「戻る」をクリックして変更を行います。
    2. そのままで問題なければ、「更新」をクリックし、更新をダウンロードしてインストールします。進行標識にインストールの完了パーセントが表示されます。
    注:
    更新プロセス中に、Installation Manager がパッケージの基本バージョンのリポジトリー・ロケーションの入力を求めるプロンプトを表示することがあります。製品を CD またはその他のメディアからインストールした場合は、更新機能を使用するときにそれらのメディアを使用できるようにしておく必要があります。
  9. オプション: 更新プロセスが完了すると、プロセスの成功を確認するメッセージがページの上部に表示されます。「ログ・ファイルの表示」をクリックして、新規ウィンドウで現行セッションのログ・ファイルを開きます。処理を続行するには、「インストール・ログ」ウィンドウを閉じる必要があります。
  10. 「完了」をクリックしてウィザードを閉じます。

Rational Performance Tester のアンインストール

Installation Manager の「アンインストール」パッケージ・オプションを使用すると、1 つのインストール・ロケーションから複数のパッケージをアンインストールできます。すべてのインストール・ロケーションからインストール済みのすべてのパッケージをアンインストールすることもできます。

パッケージをアンインストールするには、製品パッケージをインストールするために使用したものと同じユーザー・アカウントを使用して、システムにログインする必要があります。

パッケージをアンインストールするには、以下のようにします。

  1. Installation Manager を使用してインストールしたプログラムを閉じます。
  2. 「スタート」ページで「パッケージのアンインストール」をクリックします。
  3. 「パッケージのアンインストール」ページで、アンインストールする Rational Performance Tester 製品パッケージを選択します。「次へ」をクリックします。
  4. 「要約」ページでアンインストールするパッケージのリストを確認してから 「アンインストール」をクリックします。 アンインストールが終了すると、「完了」ページが表示されます。
  5. 「完了」をクリックしてウィザードを終了します。

オプション・ソフトウェアのインストール

以下のオプション・ソフトウェアが Rational Performance Tester インストール・イメージに組み込まれています。

ClearCase LT のインストール

Rational ClearCase LT は、小規模なプロジェクト・チーム向けの構成管理ツールです。ClearCase LT は、小規模なプロジェクト・ワークグループから、分散されたグローバル企業まで対応する、IBM Rational ClearCase 製品ファミリーの一部です。

インストール・メディアには、Rational ClearCase LT バージョン 7.0.0.0 が入っており、 Rational Performance Tester とは別にインストールされます。

ClearCase LT が既にワークステーションにインストールされている場合は、それを現行バージョンにアップグレードできます。旧バージョンからのアップグレードについては、 ClearCase LT のインストール文書を参照してください。

Rational Performance Tester と ClearCase LT を連携させて作業できるようにするには、Rational ClearCase SCM アダプター・フィーチャーをインストールする必要があります。デフォルトでは、このフィーチャーは Rational Performance Tester をインストールする際に選択されていますが、これを組み込まなかったとしても、IBM Installation Manager の「パッケージの変更」ウィザードを使用して、後でインストールできます。詳しくは、インストールの変更を参照してください。

Rational ClearCase SCM アダプターは、有効にしてからでなければ使用できません。アダプターを有効にして使用する方法について詳しくは、オンライン・ヘルプを参照してください。

ClearCase LT のインストール説明およびリリース情報の探索

Rational ClearCase LT をインストールする場合の詳細な説明については、ClearCase LT インストール・メディアに添付されているインストール文書を参照してください。また、製品のインストール前に、ClearCase LT リリース情報を一読されることを強くお勧めします。

一部の文書は、Acrobat PDF ファイルになっています。ファイルを開くには、 Adobe Reader ソフトウェアが必要です。これは、http://www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html からダウンロードできます。

Windows 用。 インストールの説明およびリリース情報は、 ClearCase LT インストール・ランチパッドから表示できます。 Rational ClearCase LT のインストールの開始を参照してください。

IBM Publications Center からの文書の取得

Rational ClearCase LT のインストール説明およびリリース情報は、IBM Publications Center からダウンロードすることもできます。

  1. http://www.ibm.com/shop/publications/order にアクセスします。
  2. Publications Center の「Welcome」ページで、国/地域を選択します。
  3. 「マニュアル検索」をクリックします。
  4. 該当する検索フィールドに、文書タイトルまたは資料番号を入力します。
    • 文書をタイトルで検索するには、「キーワード」フィールドにタイトルを入力します。
    • 文書を資料番号 (資料 ID) で検索するには、「資料番号」フィールドに番号を入力します。
    表 2. ClearCase の資料番号
    文書 資料番号
    IBM Rational ClearCase、ClearCase MultiSite、ClearCase LT Windows インストールおよびアップグレードガイド GI88-8709-00
    IBM Rational ClearCase、ClearCase MultiSite、ClearCase LT インストールおよびアップグレードガイド (UNIX) GI88-8710-00
    IBM Rational ClearCase LT Release Notes GI11-6369-00

Rational ClearCase LT のインストールの開始

このセクションでは、Rational ClearCase LT のインストール・プロセスの開始について説明します。製品をインストールする場合は、「Rational ClearCase LT Installation Guide」に記載の詳細なインストール説明を参照してください。インストールの前に、リリース情報を一読されることを強くお勧めします。

Windows への Rational ClearCase LT のインストールの開始

  1. 次のいずれかの方法を使用して、 Rational ClearCase LT ランチパッド・プログラムを開始します。
    • Rational Performance Tester ランチパッド・プログラム (ランチパッド・プログラムの開始を参照) から、 「Rational ClearCase LT」をクリックします。
    • Rational ClearCase LT の 1 枚目の CD を挿入します。ランチパッド・プログラムが自動的に始動します。プログラムが実行されない場合は、その CD またはディスク・イメージのルートから、 setup.exe を実行してください。
  2. リリース情報をまだ読んでいない場合は、一読します。
  3. 「IBM Rational ClearCase LT のインストール」をクリックします。 Rational ClearCase LT セットアップ・ウィザードが開きます。

セットアップ・ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。

Linux への Rational ClearCase LT のインストール

Rational ClearCase LT バージョン 7.0 を Linux ワークステーションにインストールする場合の詳細な説明は、「IBM Rational ClearCase, ClearCase MultiSite, and ClearCase LT Installation Guide, 7.0, Linux and UNIX」にあります。この文書は、600 からダウンロードできます。

Rational ClearCase LT ライセンスの構成

Rational Performance Tester が Rational ClearCase LT と同じコンピューターにインストールされている場合は、Rational ClearCase LT のライセンスの構成を行う必要はありません。しかし、Rational ClearCase LT を Rational Performance Tester なしでインストールする場合は、ClearCase LT のライセンスの構成を行う必要があります。

ライセンスの構成について詳しくは、ClearCase LT のインストール・ガイド を参照してください。

特記事項

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