本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM Rational Performance Tester (部品番号 5724-J96) バージョン 7.0、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
IBM 発行のマニュアルに関する情報のページ
http://www.ibm.com/jp/manuals/
こちらから、日本語版および英語版のオンライン・ライブラリーをご利用いただけます。 また、マニュアルに関するご意見やご感想を、上記ページよりお送りください。今後の参考にさせていただきます。
(URL は、変更になる場合があります)
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第1刷 2007.5
このインストール・ガイドには、IBM(R) Rational(R) Performance Tester のインストールおよびアンインストール方法が記載されています。
この「インストール・ガイド」の最新版は、 http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rpt/70/docs/install_instruction/install.html でオンラインで入手可能です。
この「インストール・ガイド」の Adobe Acrobat 版は、 最初の製品 CD のインストール・ディレクトリーで入手可能です。
IBM Installation Manager は、ワークステーションに Rational Performance Tester 製品パッケージをインストールするプログラムです。インストールしたこのパッケージや他のパッケージの更新、変更、およびアンインストールも行います。パッケージとは、Installation Manager によってインストールされるよう設計された製品、複数コンポーネントのグループ、または単一のコンポーネントです。
どういったインストール・シナリオに従ってワークステーション上に Rational Performance Tester を インストールするかに関わらず、Rational パッケージの インストールを行うには Installation Manager を使用します。
IBM Installation Manager は、時間を節約するのに役立つ多数の機能を提供します。 インストールしようとしているパッケージ、 インストール済みのソフトウェア・コンポーネント、およびインストール用に使用可能なコンポーネントを追跡します。 更新を検索するので、最新バージョンの Rational 製品パッケージをインストールしていることがわかります。 また、Installation Manager は、 インストールした製品パッケージのライセンス管理のためのツールを提供します。 さらに、パッケージの更新と変更用のツールを提供します。 Installation Manager を使用して、 製品パッケージをアンインストールすることもできます。
IBM Installation Manager には 5 つのウィザードがあり、 ライフ・サイクルを通じて製品パッケージの保守が簡単になります。
IBM Rational Software Development Platform は、 複数の製品を共用する開発ワークベンチとその他のソフトウェア・コンポーネントを含む共通開発環境です。
開発プラットフォームには、以下が含まれています。
Rational Manual Tester も使用可能ですが、 このプラットフォームの一部ではありません。Manual Tester は、 Rational Functional Tester と一緒に組み込まれていますが、 別途購入することも可能です。
Rational Performance Tester について
IBM Rational Performance Tester は、 システム・パフォーマンスをテストするツールです。 Performance Tester は、Web アプリケーションのテストをサポートし、 これを使用することにより、操作性およびスケーラビリティーが大幅に向上します。 Java ベースの実行エンジンを使用して、Eclipse 統合開発環境でホストされます。
この製品には 2 のコンポーネントがあります。デスクトップ上にインストールされ、 組み込み IBM Rational Agent Controller を伴う Performance Tester と、Data Collection Infrastructure を伴う IBM Rational Agent Controller の外部バージョンの 2 つです。どちらのバージョンの Agent Controller でも、追加のコンピューターを使用してテスト・ロードが生成されます。 Agent Controller は、リモート・コンピューター上の仮想ユーザーをエミュレートするドライバーを実行します。 仮想ユーザーは、負荷テストのインスタンスまたは反復です。ランチパッドから「IBM Rational Performance Tester (Agent を含む) のインストール」を選択すると、外部 Agent Controller もインストールされます。ランチパッドから「IBM Rational Performance Tester Agent のインストール」オプションを選択することにより、 外部 IBM Rational Agent Controller は、 Data Collection Infrastructure とともに Windows(R) および Linux(R) オペレーティング・システムに別途インストールできます。
バージョン 7 の場合、Performance Optimization Toolkit の機能は、 前の製品リリースではオプションのコンポーネントでしたが、 Performance Tester コア製品に統合されています。 この新機能は、ご使用のアプリケーションのパフォーマンスの問題を見つけ出し、その修復に役立つパフォーマンス分析ツールを提供します。 パフォーマンス・テストおよびスケジュールを開発し、 分散アプリケーションのさまざまな部分からパフォーマンス・プロファイル・データを生成できます。 分析ツールはテストまたはスケジュールの実行時にこのデータを収集し、 データを相互に関連付けて、グラフィカルなレポートを作成します。
このセクションでは、ソフトウェアを正常にインストールし、実行するために満たす必要がある、 ハードウェア、ソフトウェア、およびユーザー特権の要件について説明します。
最新の詳細なシステム要件については、 www.ibm.com/software/awdtools/tester/performance/sysreq/index.html を参照してください。
製品をインストールする前に、ご使用のシステムが最小ハードウェア要件を満たしていることを確認してください。
製品をインストールする前に、ご使用のシステムがソフトウェア要件を満たしていることを確認してください。
次のオペレーティング・システムが、この製品でサポートされています。
リストされているオペレーティング・システムでは、 Rational Performance Tester でサポートされるすべての言語がサポートされます。
既存の Eclipse IDE を 拡張するためには、次の Java(TM) 開発 キットのいずれかに含まれる JRE も必要です。
IBM 32-bit
SDK for Windows, Java 2 Technology Edition バージョン 5.0 サービス・
リリース 3; Sun Java 2 Standard Edition 5.0 Update 9 for Microsoft Windows
IBM 32-bit SDK for Linux on Intel architecture, Java 2
Technology Edition バージョン 5.0 サービス・リリース 3; Sun Java 2
Standard Edition 5.0 Update 9 for Linux x86 (SUSE Linux Enterprise
Server [SLES] バージョン 9 ではサポートされません)次の仮想化ソフトウェアがサポートされます。
GNU Image Manipulation Program Toolkit
(GTK+) バージョン 2.2.1 以降および関連ライブラリー (GLib、Pango)。
Microsoft Internet
Explorer 6.0 (Service Pack 1)。
バージョン
6.0 リリース 65 以降
バージョン 6.0 リリース 69 以降Rational Performance Tester をインストールするには、 以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。
root としてログインできる必要があります。どの製品フィーチャーをインストールする場合にも、 事前にこのセクションのすべてのトピックをご一読ください。効果的なプランニングと、 インストール・プロセスの主要な段階を理解することが、インストールの成功につながります。
Rational Performance Tester をインストールする際に使用できるシナリオは多数あります。
以下に、インストール・シナリオを決定するいくつかの要素を挙げます。
典型的なインストール・シナリオには、以下のものがあります。
後の 3 つのシナリオでは、サイレント・モードで Installation Manager プログラムを実行して、Rational Performance Tester をインストールすることを選択できます。 Installation Manager のサイレント・モードでの実行について詳しくは、サイレント・インストールを参照してください。
基本製品パッケージのインストールと同時に更新もインストールできることにも注意してください。
このインストール・シナリオでは、お客様は製品パッケージのファイルが含まれている CD を持っており、通常は、ご自身のワークステーション上に Rational Performance Tester をインストールします。このステップの概要については、Rational Performance Tester の CD-ROM からのインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオでは、 お客様は IBM パスポート・アドバンテージからインストール・ファイルをダウンロードしており、 ご自身のワークステーション上に Rational Performance Tester をインストールします。 このステップの概要については、ワークステーション上の電子イメージからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Performance Tester のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。このステップの概要については、共用ドライブ上の電子イメージからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要を参照してください。
このシナリオは、 ネットワークを通じて製品をインストールする最速の方式です。 このシナリオは、 共用ドライブ・インストールとは異なります。 Rational Performance Tester の製品パッケージ・ファイルをHTTP Web サーバー上に置くためには、 IBM Packaging Utility というユーティリティー・アプリケーションを使用する必要があります。このユーティリティーは、Rational Performance Tester に提供されており、 パッケージ 形式のインストール・ファイルをコピーします。 この形式を使用することにより、Rational Performance Tester を HTTP Web サーバーから直接インストールできます。 パッケージが含まれている HTTP Web サーバー上のディレクトリーは、リポジトリー と呼ばれます。このシナリオでは、 Rational Performance Tester のインストール・ファイルのみがパッケージ内にあることに注意してください。このステップの概要については、HTTP Web サーバー上のリポジトリーからの Rational Performance Tester のインストール: タスクの概要およびHTTP Web サーバー上への Rational Performance Tester の配置: タスクの概要を参照してください。
バージョン 7.0 では、 インストールする Rational Performance Tester のフィーチャーを選択することにより、 ソフトウェア製品をカスタマイズできます。
IBM Installation Manager を使用して Rational Performance Tester の製品パッケージをインストールする場合は、 使用可能な製品パッケージに入っているフィーチャーがインストール・ウィザードに表示されます。 このフィーチャー・リストから、インストールするフィーチャーを選択できます。 デフォルトの一連のフィーチャーが選択されています (必須フィーチャーはすべて含まれています)。 フィーチャー間に依存関係があれば、Installation Manager はそれを強化し、必要なフィーチャーが消去 されないようにします。
前のバージョンの製品がある場合、 または同じワークステーションに複数の Rational Software Development Platform 製品をインストールする計画がある場合は、 このセクションの情報を検討してください。
IBM Rational Performance Tester v6.1.x または IBM Performance Optimization Toolkit v6.1.x がインストールされているコンピューターには、IBM Rational Performance Tester v7.0 をインストールできません。バージョン 7 では、Performance Optimization Toolkit の機能は Performance Tester 製品イメージに統合されているため、パッケージとして別個にインストールできなくなりました。IBM Rational Performance Tester または IBM Performance Optimization Toolkit パッケージの前のバージョンをすべてアンインストールしてから、IBM Rational Performance Tester v7.0 をインストールしてください。 IBM Rational Performance Tester v7.0 のインストール中に v6.1.x 製品のインストールが検出された場合、インストール・ルーチンは停止します。このソフトウェアのアンインストール方法については、前の製品の資料を参照してください。
Performance Tester 資産は、次の 2 つに分類されます。
再生可能な資産は、バージョン 6.1.0、6.1.1、6.1.2 および 7.0 にわたって使用されている場合は、自動的に再作成されます。ただし、別のマシンに移動されている場合は、関連付けられているクラスパスを更新しなければならない場合があります。
v6.1.x 製品で作成された再生不能な資産は、v7.0 で使用できます。このような資産は初めてバージョン 7.0 で開かれたときに、資産をマイグレーションしようとしているが、前のバージョンの製品で使用できなくなる、という内容の警告が出ます。この警告を受け入れると、資産は保管時にバージョン 7.0 にアップグレードされます。
IBM Performance Optimization Toolkit v6.1.x で作成した資産を、IBM Rational Performance Tester v 7.0 で使用するためにマイグレーションすることは、公式にはサポートされていません。バージョン 7 では、Performance Optimization Toolkit の機能は Performance Tester 製品イメージに統合されているため、パッケージとして別個にインストールできなくなりました。
一部の製品は、同じパッケージ・グループにインストールされた場合、 それと共存し、機能を共用するように設計されています。 パッケージ・グループは、1 つ以上のソフトウェア製品またはパッケージをインストールできるロケーションです。 各パッケージをインストールする場合は、 そのパッケージを既存のパッケージ・グループにインストールするか、または新規にパッケージ・グループを作成するのかを選択します。 IBM Installation Manager は、 共用するように設計されていない製品や、バージョンの許容度およびその他の要件を満たさない製品をブロックします。 一度に複数の製品をインストールする場合は、 製品でパッケージ・グループを共用できなければなりません。
リリース時点で、パッケージ・グループにインストールされた場合に機能を共用する製品は、以下のとおりです。
適格製品であれば、1 つのパッケージ・グループにいくつでもインストールできます。 製品がインストールされると、その機能はパッケージ・グループ内の他のすべての製品で共用されます。 開発製品とテスト製品を 1 つのパッケージ・グループにインストールする場合、 製品のいずれか一方を始動すると、開発とテストの両方の機能がユーザー・インターフェースで使用可能になります。 製品にモデリング・ツールを追加すると、パッケージ・グループ内のすべての製品で、 開発、テストおよびモデリングの機能が使用可能になります。
開発製品をインストールし、その後で追加の機能を持つ開発製品を購入して、同じパッケージ・グループにその製品を追加すると、 両方の製品で追加の機能が使用可能になります。 より多くの機能を持つ製品をアンインストールした場合、元の製品はそのまま残ります。 これは、Rational Software Development Platform におけるバージョン 6 製品の「アップグレード」の動作とは異なることに注意してください。
IBM Installation Manager は、 指定のリポジトリー・ロケーションから製品パッケージを取得します。
ランチパッドを使用して Installation Manager を開始すると、 リポジトリー情報が Installation Manager に渡されます。 Installation Manager を直接開始した場合は、インストールする 製品パッケージが格納されたインストール・リポジトリーを指定する必要があります。 Installation Manager のリポジトリー設定を参照してください。
一部の組織では、製品パッケージをイントラネットに組み込み、ホスティングします。 この種のインストール・シナリオについては、 HTTP サーバー上のリポジトリーからのインストールを参照してください。 システム管理者から正しい URL を提供してもらう必要があります。
デフォルトでは、IBM Installation Manager は、 各 Rational ソフトウェア開発製品に組み込まれている URL を使用して、 インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続します。その後、Installation Manager が製品パッケージと新規フィーチャーを検索します。
Rational Performance Tester のインストールをランチパッド・プログラムから開始する場合は、 IBM Installation Manager の開始時に、インストールする製品パッケージを含むリポジトリーのロケーションが Installation Manager に自動的に定義されます。 しかし、直接 Installation Manager を開始する場合 (例えば、 Rational Performance Tester を Web サーバー上にあるリポジトリーからインストールする場合) は、まず Installation Manager でリポジトリー設定 (製品パッケージが含まれるディレクトリーの URL) を指定しておかなければ、 製品パッケージはインストールできません。このリポジトリー・ロケーションは、 「設定」ウィンドウの「リポジトリー」ページで指定します。デフォルトでは、IBM Installation Manager は、各 Rational ソフトウェア開発製品に組み込まれている URL を使用して、インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続し、インストール可能なパッケージおよび 新規フィーチャーを検索します。組織によっては、イントラネット・サイトを使用するためにリポジトリーをリダイレクトする必要があります。
Installation Manager でリポジトリー・ロケーションを追加、編集、または除去するには、以下のようにします。
IBM Installation Manager を使用して Rational Performance Tester パッケージをインストールする場合は、 パッケージ・グループおよび共用リソース・ディレクトリーを選択する必要があります。
インストール・プロセス中に、Rational Performance Tester パッケージのパッケージ・グループ を指定する必要があります。 パッケージ・グループは、 パッケージが同じグループ内の他のパッケージとリソースを共用するディレクトリーを表します。 Installation Manager を使用して Rational Performance Tester パッケージをインストールする場合は、新規パッケージ・グループを作成するか、またはパッケージを既存のパッケージ・グループにインストールできます。(一部のパッケージは、パッケージ・グループを共用できない場合があります。その場合、既存パッケージ・グループを使用するオプションが使用不可になります。)
一度に複数のパッケージをインストールする場合は、すべてのパッケージが同じパッケージ・グループ にインストールされる点に注意してください。
パッケージ・グループには自動的に名前が割り当てられます。ただし、パッケージ・グループのインストール・ディレクトリーは選択できます。
製品パッケージのインストールが成功し、パッケージ・グループが作成された後に、インストール・ディレクトリーを変更することはできません。インストール・ディレクトリーには、パッケージ・グループにインストールされた Rational Performance Tester 製品パッケージに固有のファイルおよびリソースが含まれます。他のパッケージに使用される可能性のある製品パッケージ内のリソースは、共用リソース・ディレクトリーに置かれます。
共用リソース・ディレクトリー は、1 つ以上の製品パッケージ・グループで使用できるインストール作成物を配置する ディレクトリーです。
Rational Performance Tester 製品パッケージをインストールする際に、コンピューターにすでにインストール済みの Eclipse 統合開発環境 (IDE) を拡張することを選択することができます。 拡張は、Rational Performance Tester パッケージに含まれている機能を追加することによって実現できます。
IBM Installation Manager を使用してインストールされた Rational Performance Tester パッケージには、 あるバージョンの Eclipse IDE、つまりワークベンチが組み込まれています。この組み込まれたワークベンチは、Installation Manager パッケージの機能を提供する上で基本プラットフォームになります。 ただし、ご使用のワークステーション上に既存の Eclipse IDE がある場合は、それを拡張 するかどうか (つまり、Rational Performance Tester パッケージで提供される追加機能を IDE に追加するかどうか) を選択可能です。
既存の Eclipse IDE を拡張するには、「パッケージのインストール」ウィザードの「ロケーション」ページで、 「既存の Eclipse IDE の拡張 (Extend an existing Eclipse IDE)」オプションを選択します。
既存の Eclipse IDE を拡張するのは、例えば、Rational Performance Tester パッケージで提供されている機能はほしいが、Rational Performance Tester パッケージが提供する機能で作業する場合に、現行 IDE の設定も保持したい場合です。 すでに Eclipse IDE を 拡張しているインストール済みのプラグインを使用して作業をしたいという場合もあります。
拡張するには、既存の Eclipse IDE はバージョン 3.2.1 または eclipse.org から提供される最新の更新でなければなりません。 Installation Manager は、指定した Eclipse インスタンスがインストール・パッケージの要件を満たしているか検査します。
IBM パスポート・アドバンテージからインストール・ファイルをダウンロードした場合は、 圧縮ファイルから電子イメージを解凍してから、Rational Performance Tester をインストールしてください。 イメージを解凍する前に、ファイルのダウンロードが完全に行われたことを確認する必要があります。
公開された MD5 の値とダウンロードしたファイルの検査合計を比較して、 ダウンロードしたファイルが破損していないか、または完全であるかどうかを確認できます。
圧縮ファイルは、それぞれ同じディレクトリーに解凍します。
ディレクトリー名にスペースを使用しないでください。
スペースを使用すると、コマンド行からランチパッドを開始するための launchpad.sh コマンドを実行できなくなります。
製品をインストールする前に、以下のステップを実行しておく必要があります。
root 以外のユーザーも製品を使用できるようにしたい場合は、
製品をインストールする前に、umask 変数を 0022 に設定する必要があります。この変数を設定するには、root ユーザーとしてログインして
端末セッションを開始し、umask 0022 と入力してください。次のセクションでは、セクションインストール・シナリオに記載されているインストール・シナリオの概要を示します。 詳しい説明には、メイン・ステップのリンクからアクセスできます。
このインストール・シナリオでは、インストール・ファイルが含まれている CD を持っており、 通常は、そこからワークステーション上に Rational Performance Tester を インストールします。
CD からインストールする一般的な手順は、次のとおりです。
CD ドライブをマウントします。
ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やします。
詳しくは、Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。電子インストール・イメージから Rational Performance Tester をインストールする 場合の一般的な手順は、次のとおりです。
ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やします。
詳しくは、Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Performance Tester のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。
共用ドライブ上にインストール・イメージを置く人が、以下のステップを実行します。
共用ドライブ上のインストール・ファイルから Rational Performance Tester をインストールするには、以下のようにします。
このシナリオでは、製品パッケージは IBM Installation Manager によって HTTP Web サーバーから 取得されます。
以下のステップは、Rational Performance Tester パッケージを含むリポジトリーが HTTP Web サーバー上に作成されていることを前提としています。
Rational Performance Tester パッケージを HTTP サーバー上のリポジトリーからインストールするには、以下のようにします。
ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やします。
詳しくは、Linux ワークステーション上のファイル・ハンドル数を増やすを参照してください。HTTP Web サーバー上にあるリポジトリーから、 インストールのために Rational Performance Tester を準備するには、次のようにします。
IBM Installation Manager は、 ランチパッドによってインストールされます。このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。
Installation Manager を手動でインストールするには、 以下のようにします。
IBM Installation Manager は、 ランチパッドによってインストールされます。このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。
Installation Manager を手動でインストールするには、 以下のようにします。
IBM Installation Manager は、 ランチパッド・プログラムから開始してください。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Performance Tester パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始した場合は、 リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。
Installation Manager を手動で開始するには、 以下のようにします。
IBM Installation Manager は、 ランチパッド・プログラムから開始してください。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Performance Tester パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始する場合は、 リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。
Installation Manager を手動で開始するには、 以下のようにします。
Installation Manager を手動でアンインストールするには、 以下のようにします。
IBM Installation Manager のアンインストールには、 Linux バージョンに組み込まれているパッケージ管理ツールを使用する必要があります。
Linux 上で Installation Manager を 手動でアンインストールするには、以下のようにします。
IBM Installation Manager はサイレントでインストールおよびアンインストールすることができます。
Windows 環境でデフォルトのインストール・ロケーションに Installation Manager をサイレントでインストールする場合は、 次の手順に従ってください。
インストール・ロケーションを変更する場合は、/v の内側に INSTALLDIR プロパティーを追加します。 例えば、setup.exe /S /v"/qn INSTALLDIR=¥"C:¥InstallationManager¥"" と指定します。
Linux 環境でデフォルトのインストール・ロケーションに Installation Manager をサイレントでインストールする場合は、 次の手順に従ってください。
オプション -V licenseAccepted=true を使用して、 Installation Manager のご使用条件を受諾することを指定します。
インストール・ロケーションを変更する場合は、-P installLocation="<new dir>" フラグを追加します。例えば、-PsetupLinux.bin -silent -P installLocation="/opt/myIM" -V licenseAccepted=true と指定します。
Windows で Installation Manager をサイレントでアンインストールする場合は、 次の手順に従ってください。
コマンド・プロンプトでコマンド msiexec /x {DBD90D51-BD46-41AF-A1F5-B74CEA24365B} を実行します。
Linux で Installation Manager をサイレントでアンインストールする場合は、 次の手順に従ってください。
ランチパッド・プログラムを使用すると、1 つのロケーションでリリース情報の表示およびインストール・プロセスの開始を行うことができます。
次の場合に、ランチパッド・プログラムを使用して、Rational Performance Tester のインストールを開始します。
インストール・プロセスをランチパッド・プログラムから開始すると、IBM Installation Manager は、 Rational Performance Tester パッケージが含まれているリポジトリーのロケーションで事前に構成された状態で起動します。 Installation Manager を直接インストールして開始する場合は、手動でリポジトリー設定を行う必要があります。
ランチパッドからインストールするには、以下のようにします。
「パッケージのインストール」ウィザードのスクリーン内の説明に従って、インストールを完了します。詳しくは、IBM Installation Manager GUI を使用した IBM Rational Performance Tester のインストールを参照してください。
プリインストール・タスクをまだ行っていない場合は、プリインストール・タスクに記載されているプリインストール・タスクを完了します。
CD からインストールする場合に、ワークステーション上で自動実行が使用可能になっているときは、1 枚目のインストール・ディスクを CD ドライブに挿入すると、Rational Performance Tester ランチパッドが自動的に開始します。電子イメージからインストールする場合、もしくは、ワークステーション上で自動実行が未構成な場合は、ランチパッド・プログラムを手動で開始する必要があります。
ランチパッド・プログラムを開始するには、以下のようにします。
CD ドライブがマウントされていることを確認します。
CD の
ルート・ディレクトリーにある launchpad.exe を実行します。
CD の
ルート・ディレクトリーにある launchpad.sh を実行します。以下のステップでは、IBM Rational Performance Tester パッケージの Installation Manager GUI によるインストールについて説明します。
使用するインストール・シナリオによって、 Installation Manager の「パッケージのインストール」ウィザードが自動的に開始されることがあります (自動的に開始されるのは、例えば、CD からインストールする場合などです)。 その他のシナリオでは、ウィザードをユーザーが開始することが必要となります。
デフォルト・パスは次のとおりです:
C:¥Program
Files¥IBM¥SDP70Shared
/opt/IBM/SDP70Shared デフォルト・パスは次のとおりです:
C:¥Program
Files¥IBM¥SDP70
/opt/IBM/SDP70 Rational Performance Tester 製品パッケージは、Installation Manager を サイレント・インストール・モードを実行してインストールできます。Installation Manager をサイレント・モードで実行する場合は、ユーザー・インターフェースは使用できません。 代わりに、Installation Manager は応答ファイルを使用して、 製品パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。
Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、バッチ処理で スクリプトを通じて製品パッケージのインストール、更新、変更、およびアンインストールを行えるため便利です。
Rational Performance Tester パッケージをサイレント・インストールする前に、Installation Manager をインストールする必要があることに注意してください。 Installation Manager のインストールについて詳しくは、IBM Installation Manager の管理を参照してください。
サイレント・インストールには、 必須のメインタスクが 2 つあります。
Installation Manager で Rational Performance Tester 製品パッケージをインストールするときのアクション を記録して、応答ファイルを作成することができます。応答ファイルを記録すると、Installation Manager の GUI で選択した項目がすべて XML ファイルに保管されます。Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、Installation Manager は XML 応答ファイルを使用して、パッケージが含まれているリポジトリーの検索、インストールするフィーチャーの選択などを行います。
インストール (またはアンインストール) 用の応答ファイルを記録するには、以下のようにします。
cd
C:¥Program Files¥IBM¥Installation Manager¥eclipse
cd opt/IBM/InstallationManager/eclipse
launcher.bat
-record <応答ファイルのパスおよび名前>.xml -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>.xml。
例: launcher.bat -record c:¥mylog¥responsefile.xml -log c:¥mylog¥record_log.xml
launcher.sh -record <
応答ファイル名>.xml -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>.xml。 例:
launcher.sh -record /root/mylog/responsefile.xml -log /root/mylog/record_log.xmlコマンドで指定したロケーションに XML 応答ファイルが作成されます。
サイレント・インストール時に Data Collection Infrastructure を組み込むためには、 オペレーティング・システムの一時ディレクトリーに次の UTF-8 テキスト・ファイル (rpt_dci.rsp) を入れておかなければなりません。
-V VAccessAll=true -V VAccessLocal=false -V VAccessCustom=false -V VHosts=" "
コマンド行から Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行することができます。
サイレント・モードでの実行方法に関するその他の資料については、Installation Manager のオンライン・ヘルプを参照してください (例えば、認証 (ユーザー ID とパスワード) を必要とするリポジトリーからのサイレント・インストールなど)。
-silent 引数を Installation Manager 開始コマンド launcher.bat (Windows) または launcher.sh (Linux) に付加して、Installation Manager をサイレント・モードで実行します。
launcher.bat
-silent [引数]
launcher.sh -nosplash -silent
[引数]次の表は、サイレント・インストール・コマンドで使用される 引数を示したものです。
| 引数 | 説明 |
|---|---|
-input |
Installation Manager への入力として XML 応答ファイルを指定します。 応答ファイルには、Installation Manager が実行するコマンドが含まれています。 |
-log |
(オプション) サイレント・インストールの結果を記録するログ・ファイルを指定します。ログ・ファイルは XML ファイルです。 |
Installation Manager をサイレント・インストール・モードで実行するには、以下のようにします。
cd
C:¥Program Files¥IBM¥Installation Manager¥eclipse
cd opt/IBM/InstallationManager/eclipse
launcher.bat
-slient -input <応答ファイルのパスおよび名前> -log <ログ・ファイルのパスおよび名前>。例: launcher.bat -silent -input c:¥mylog¥responsefile.xml
-log c:¥mylog¥silent_install_log.xml
launcher.sh -nosplash -silent<応答ファイル名>
-log <ログ・ファイルのパスおよび名前>。例: launcher.sh
-nosplash -silent -input /root/mylog/responsefile.xml -log /root/mylog/silent_install_log.xmlInstallation Manager がサイレント・インストール・モードで実行されます。Installation Manager は、 応答ファイルを読み取り、指定したディレクトリーにログ・ファイルを書き込みます。 サイレント・インストール・モードで実行する場合、応答ファイルは必須ですが、ログ・ファイルはオプションです。 この実行の結果、成功時は状況 ゼロ、失敗時はゼロ以外の数値が返されます。
すべての使用可能な製品に対する更新をサイレントで検索してインストールすることができます。
すべての使用可能な製品を検索してサイレントでインストールする場合は、次の手順に従ってください。
launcher.bat
-silent -installAll
launcher.sh -silent -installAllInstallation Manager に認識されているすべての使用可能な製品がインストールされます。
現在インストールされているすべての製品に対する更新をサイレントで検索してインストールすることができます。
すべての使用可能な製品に対する更新を検索してサイレントでインストールする場合は、次の手順に従ってください。
launcher.bat
-silent -updateAll
launcher.sh -silent -updateAllInstallation Manager で認識されているすべての使用可能な製品の更新がインストールされます。
Installation Manager のサイレント・インストール機能を使用する場合は、 Installation Manager で実行する必要のあるすべてのコマンドを含む応答ファイルを作成する必要があります。 これを行う際に推奨されるのは、 IBM Rational Performance Tester パッケージのインストール時のアクションを記録することによって、 応答ファイルを作成する、という方法です。 ただし、応答ファイルは手動で作成したり編集したりすることができます。
応答ファイルのコマンドには、以下の 2 つのカテゴリーがあります。
通常は「設定」ウィンドウを使用して設定を指定しますが、 サイレント・インストール中に使用する応答ファイルに設定 (キーとして識別されます) を指定することもできます。
応答ファイルに設定を定義する場合、使用する XML コードは次の例のようになります。
<preference> name = "the key of the preference" value = "the value of the preference to be set" </preferences>
次の表を使用して、サイレント・インストール設定用のキーとそれに関連した値を識別します。
| キー | 値 | 注 |
|---|---|---|
| com.ibm.cic.common.core.preferences.logLocation | Installation Manager のログ・ファイルのロケーションを指定します。 | 重要: このキーはオプションで、テストとデバッグ用に設計されています。 ログ・ファイルのロケーションが未指定である場合、 Installation Manager のサイレント・インストールと GUI バージョンでは両方とも同じロケーションが使用されます。 |
| com.ibm.cic.license.policy.location | リモート・ライセンス・ポリシー・ファイルを置く場所を定義する URL を指定します。 | |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyEnabled | True または False | 「False」がデフォルト値です。 |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyHost | ホスト名または IP アドレス | |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyPort | ポート番号 | |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyUseSocks | True または False | 「False」がデフォルト値です。 |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyHost | ホスト名または IP アドレス | |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyPort | ポート番号 | |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyEnabled | True または False | 「False」がデフォルト値です。 |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyHost | ホスト名または IP アドレス | |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyPort | ポート番号 | |
| com.ibm.cic.common.core.preferences.eclipseCache | 共通コンポーネント・ディレクトリー |
この表を参照すると、サイレント・インストール中に使用する応答ファイル・コマンドについてさらに詳細がわかります。
XML ベースの応答ファイルを使用すると、サイレント・インストール設定、リポジトリーのロケーション、 インストール用プロファイルなどの事前定義情報を指定できます。 応答ファイルは、インストール・パッケージをサイレントでインストールし、 インストール・パッケージのロケーションと設定を標準化するチームや会社に役に立ちます。
| サンプル応答ファイル |
|---|
<agent-input > <!-- add preferences --> <preference name="com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyEnabled" value="c:/temp"/> <!-- create the profile if it doesn't exist yet --> <profile id="my_profile" installLocation="c:/temp/my_profile"></profile> <server> <repository location= "http://a.site.com/local/products/sample/20060615_1542/repository/"></repository> /server> <install> <offering profile= "my_profile" features= "core" id= "ies" version= "3.2.0.20060615"> </offering> /install> </agent-input> |
サイレント・インストール・ログ・ファイルを使用すると、 サイレント・インストール・セッションの結果を検査できます。
サイレント・インストール機能によって、XML ベースのログ・ファイルが作成されます。 このログ・ファイルには、サイレント・インストール実行の結果が記録されます。 これは、-log <your log file path>.xml を使用してログ・ファイル・パスが指定されている場合です。 サイレント・インストール・セッションが正常に行われた場合、 ログ・ファイルには、<result> </result> のルート・エレメントのみが含まれます。 しかし、インストール中にエラーが発生した場合は、 以下のようなエラー・エレメントが、メッセージとともにサイレント・インストール・ログ・ファイルに記録されます。
<result> <error> Cannot find profile: profile id</error> <error> some other errors</error> </result> |
詳細な分析については、 Installation Manager データ域に生成されたログを参照してください。 設定コマンドを使用することにより、 選択したロケーションにデータ域をオプションで設定できます (応答ファイルのトピックを参照)。
IBM Packaging Utility ソフトウェアを使用すると、 製品パッケージをリポジトリーにコピーできます。 リポジトリーは、HTTP または HTTPS を介して使用可能な Web サーバーに置くことができます。
Packaging Utility ソフトウェアは、Rational Performance Tester に同梱されている、 各プラットフォーム (Windows および Linux) 用の補助 CD にあります。 Rational Performance Tester パッケージを含むリポジトリーを HTTP または HTTPS 上で使用可能な Web サーバーに置く場合は、Packaging Utility を使用して、Rational Performance Tester 製品パッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。
このユーティリティーを使用して、以下のタスクを実行します。
Packaging Utility の使用法について詳しくは、このツールのオンライン・ヘルプを参照してください。
IBM Packaging Utility を使用して Rational Performance Tester 製品パッケージをコピーするには、 事前に補助 CD からこのユーティリティーをインストールしておく必要があります。
次のステップに従って、IBM Packaging Utility ソフトウェアを補助 CD からインストールしてください。
補助 CD の
Aux_CD_Win¥PackagingUtility ディレクトリーに移動し、install_win32.exe を実行します。
補助 CD の Aux_CD_Lin/PackagingUtility
ディレクトリーに移動し、install_linux.bin を実行します。HTTP または HTTPS サーバー上にリポジトリーを作成する場合は、 Packaging Utility を使用して、Rational Performance Tester の製品パッケージをコピーする必要があります。
この方法では、Rational Performance Tester インストール・イメージと一緒に組み込まれているオプション・ソフトウェアはコピーされないことに注意してください。IBM Installation Manager を使用してインストールされる Rational Performance Tester ファイルしかコピーされません。
また、Packaging Utility を使用すると、複数の製品パッケージを 1 つのリポジトリー・ロケーションにまとめることができます。詳しくは、Packaging Utility のオンライン・ヘルプを参照してください。
Packaging Utility を使用して製品パッケージをコピーするには、以下のようにします。
CD ドライブをマウントします。
Packaging Utility を使用して Rational Performance Tester インストール・ファイルをリポジトリーにコピーしました。これで、Web サーバー上にリポジトリーを置き、HTTP 上で使用可能なディレクトリーおよびファイルを作成できます。(リポジトリーは、UNC ドライブにも置くことができます。)
インストール済みの IBM ソフトウェア・パッケージおよびカスタマイズ済みのパッケージのライセンスは、 「ライセンスの管理」ウィザードで管理されます。「ライセンスの管理」ウィザードでは、インストール済みの各パッケージのライセンス情報が表示されます。
一部の Rational 製品の 7.0 以降のバージョンに付属するトライアル・ライセンスは、インストール後、30 日または 60 日で期限切れになります。有効期限が切れた後に製品を使用するためには、製品のアクティベーションが必要です。
「ライセンスの管理」ウィザードを使用して、プロダクト・アクティベーション・キットをインポートすると、製品のトライアル版をライセンス版にアップグレードできます。トライアル・ライセンスまたはパーマネント・ライセンスを持つ製品に対してフローティング・ライセンスの強制を使用可能にして、ライセンス・サーバーのフローティング・ライセンス・キーを使用することもできます。
ご使用の Rational 製品のライセンス管理の詳細については、次を参照してください。
IBM Rational ソフトウェア製品の購入者として、許可ユーザー・ライセンス、許可ユーザー期限付使用権 (FTL)、およびフローティング・ライセンスの 3 つの タイプの製品ライセンスの中から選択することができます。どのタイプのライセンスが組織に最適であるかは、 製品を使用する人数、アクセス頻度、ソフトウェア購入の方針などによって異なります。
IBM Rational 許可ユーザー・ライセンスは、1 人の特定の個人に対して Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、 製品にアクセスする個々のユーザーごとに、任意の方法で許可ユーザー・ライセンスを入手する必要があります。許可ユーザー・ライセンスの再割り当ては、割り当てた元のユーザーを購入者が長期間または永久に置き換える場合を除いて、許可されません。
例えば、許可ユーザー・ライセンスを 1 つ購入した場合、 そのライセンスをある特定の個人に割り当てることができます。割り当てられた個人は、 Rational ソフトウェア製品を使用することができます。 許可ユーザー・ライセンスでは、いかなる場合も (ライセンス交付を受けた個人が製品を使用中でない場合でも) その製品を使用する権利を他者に与えることはありません。
IBM Rational 許可ユーザー期限付使用権 (FTL) は、1 人の特定の個人に対して特定期間 Rational ソフトウェア製品の使用を許可します。購入者は、 製品にアクセスする個々のユーザーごとに、任意の方法で許可ユーザー FTL を入手する必要があります。許可ユーザー FTL の再割り当ては、割り当てた元のユーザーを購入者が長期間または永久に置き換える場合を除いて、許可されません。
ライセンス期間を延長する意思がないことを IBM に通知した場合は、 ライセンス満了時に製品の使用を中止しなければなりません。
IBM Rational フローティング・ライセンスは、 複数のチーム・メンバーで共用することができる、 単一のソフトウェア製品に対するライセンスです。ただし、 同時ユーザーの総数は、購入したフローティング・ライセンスの数を超えてはいけません。例えば、Rational ソフトウェア製品のフローティング・ライセンスを 1 つ購入した場合、 組織内の任意のユーザーが任意の時期に製品を使用することができます。 製品にアクセスしたい他のユーザーは、現行ユーザーがログオフするまで待たなければなりません。
フローティング・ライセンスを使用するには、 フローティング・ライセンス・キーを入手して、Rational License Server にインストールする必要があります。サーバーは、ライセンス・キーへのアクセスを要求するエンド・ユーザー要求に応じます。 サーバーは、その組織が購入したライセンス数と同じ数の同時ユーザーにアクセスを許可します。
Rational ソフトウェア製品を初めてインストールする場合、または製品の使用を継続するためにライセンスを 延長したい場合に、製品のライセンスを使用可能にする方法を選択します。
Rational Software Development Platform 製品のライセンスを使用可能にするには、以下の 2 つの方法があります。
プロダクト・アクティベーション・キットには、Rational のトライアル製品のパーマネント・ライセンス・キーが含まれています。アクティベーション・キットを購入し、 アクティベーション・キットの .zip ファイルをローカル・マシンにダウンロードしてから、アクティベーション・キットの .jar ファイルをインポートし、製品のライセンスを使用可能にします。製品にアクティベーション・キットをインポートするには IBM Installation Manager を使用します。
オプションで、フローティング・ライセンス・キーを入手して、IBM Rational License Server をインストールし、ご使用の製品でフローティング・ライセンスを強制的に適用することができます。フローティング・ライセンスの強制には、次のような利点があります。
アクティベーション・キットおよびフローティング・ライセンスの入手方法について詳しくは、ライセンスの購入を参照してください。
IBM Installation Manager からインストール済みパッケージのライセンス情報を確認することができます。ライセンス情報には、ライセンス・タイプおよび有効期限が含まれています。
ライセンス情報を表示するには、以下のようにします。
インストールされているパッケージごとに、パッケージのベンダー、現行ライセンス・タイプ、 および有効期限が表示されます。
パーマネント・ライセンス・キーをインストールするには、IBM Installation Manager を使用してダウンロード・ロケーションまたは製品メディアからアクティベーション・キットをインポートします。
アクティベーション・キットを購入していない場合には、先にアクティベーション・キットを購入する必要があります。 製品または製品のアクティベーション・キットを購入済みの場合は、該当の CD を挿入するか、アクセスできるワークステーションに IBM パスポート・アドバンテージからアクティベーション・キットをダウンロードします。アクティベーション・キットは、Java アーカイブ (.jar) ファイルを含む .zip ファイルとしてパッケージされています。.jar ファイルにはパーマネント・ライセンス・キーが格納され、製品のアクティベーションのためにインポートする必要があります。
アクティベーション・キットの .jar ファイルをインポートして、新しいライセンス・キーを使用可能にするには、次のようにします。
パーマネント・ライセンス・キーを含むプロダクト・アクティベーション・キットが製品にインポートされます。 「ライセンスの管理」ウィザードに、インポートが正常に行われたかどうかが示されます。
ご使用のチーム環境がフローティング・ライセンスの強制をサポートしている場合は、製品に対してフローティング・ライセンスを使用可能にし、フローティング・ライセンス・キーへのアクセスを取得するように接続を構成することができます。
フローティング・ライセンスの強制を使用可能にする前に、管理者からライセンス・サーバー接続情報を入手する必要があります。ライセンス・サーバー、ライセンス・キー、および Rational Common Licensing 管理の詳細については、「IBM Rational ライセンス管理ガイド」を参照してください。
「ライセンス管理ガイド」の最新版は、次の Web サイトで入手できます。http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/v7/rcl/7001/docs/install_instruction/license_admin.pdf
フローティング・ライセンスを指定のパッケージのライセンス・タイプとして使用可能にし、 ライセンス・サーバー接続を構成するには、次のようにします。
「ライセンスの管理」ウィザードに、フローティング・ライセンスの構成が正常に行われたかどうかが示されます。
これ以降、使用可能にした製品を開くと、ライセンス・サーバーに接続され、 使用可能なフローティング・ライセンス・キーのプールからライセンス・キーを入手できます。
現行の製品ライセンスの有効期限が切れる場合、またはチーム・メンバー用に追加の製品ライセンス が必要な場合は、新規ライセンスをご購入いただけます。
ライセンスを購入して製品を使用可能にするには、以下のステップを完了してください。
オプションとして、パスポート・アドバンテージにアクセスして、製品のアクティベーション・キットをダウンロードすることもできます。アクティベーション・キットをインポートした後に、長期間 PC をオフラインで使用する場合は、フローティング・ライセンス・タイプからパーマネント・ライセンス・タイプに切り替えることができます。
この後、アクティベーション・キットをインポートするか、製品のフローティング・ライセンス・サポートを使用可能にする場合は、IBM Installation Manager の「ライセンスの管理」ウィザードを使用します。
重要: 最適な結果を得るため には、Rational 製品を使用して作業する 前に、Rational Performance Tester で使用できるファイル・ハンドルの数を増やしてください。 プロセス当たりのデフォルト限度数である 1024 個よりも多く使用するためです。 (この変更はシステム管理者が行う必要があります。)
以下のこれらのステップに従って Linux でファイ ル記述子を増やす場合は注意してください。指示に正確に従わないと、コンピューターが正しく始動しなくなる可能性があります。 最適な結果を得るために、システム管理者にこの手順を実行してもらってください。
ファイル記述子を増加するには、以下のようにします。
重要: ファイル・ハンドルの数を増やす場合は、 コンピューター上に空の initscript ファイルを残さないでください。 残した場合、次回電源をオンにしたり再始動した場合に、マシンが始動しなくなります。
以下は、 すべてのユーザーを制限して、後で異なる限度を設定した場合に、 サンプルの limits.conf ファイルがどのように見えるかを示したものです。このサンプルでは、 前述のステップ 4 で記述子を 8192 に設定したことを想定しています。
上記サンプルの * は、 最初にすべてのユーザーの限度を設定するために使用されます。これらの限度は、 その後の限度よりも低くなっています。root ユーザーにオープンされている許容記述子の数は これより高くなり、user1 はその 2 つの間になります。変更を行う前に、limits.conf ファイルに 含まれている文書を必ず読んで理解しておいてください。
ulimit コマンドについて詳しくは、ulimit のマニュアル・ページを参照してください。
IBM Installation Manager の 「パッケージの変更」ウィザードで、インストール済み製品パッケージの言語およびフィーチャーの選択を変更できます。
デフォルトでは、リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。
インストール済み製品パッケージを変更するには、以下のようにします。
IBM Installation Manager でインストールされたパッケージの更新をインストールできます。
デフォルトでは、リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。
各インストール済みパッケージには、それぞれのデフォルトの IBM 更新リポジトリーのロケーションが組み込まれています。 Installation Manager によって IBM 更新リポジトリー・ロケーションで インストール済みパッケージを検索する場合は、 「リポジトリー」の設定ページで「インストールおよび更新時にリンク・リポジトリーを検索する (Search the linked repositories during installation and updates)」を選択する必要があります。 この設定はデフォルトで選択されています。
詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。
製品パッケージの更新を検索してインストールするには、次のようにします。
Installation Manager の「アンインストール」パッケージ・オプションを使用すると、1 つのインストール・ロケーションから複数のパッケージをアンインストールできます。すべてのインストール・ロケーションからインストール済みのすべてのパッケージをアンインストールすることもできます。
パッケージをアンインストールするには、製品パッケージをインストールするために使用したものと同じユーザー・アカウントを使用して、システムにログインする必要があります。
パッケージをアンインストールするには、以下のようにします。
以下のオプション・ソフトウェアが Rational Performance Tester インストール・イメージに組み込まれています。
Agent Controller は、クライアント・アプリケーションによる ローカル・アプリケーションまたはリモート・アプリケーションの起動および管理を可能にしたり、 実行中のアプリケーションに関する情報を他のアプリケーションに提供できるようにするデーモンです。次のツールを使用するためには、 事前に Agent Controller を別にインストールしておく必要があります。
注:
Agent Controller のサイレント・インストールについて詳しくは、下記の説明を参照してください。
Agent Controller v7.0.1 は、以下のプラットフォームでサポートされています。
IBM Java SDK v5:
インストール・ファイルは、以下のディレクトリーの Agent Controller ディスクにあります。
UNIX(R) プラットフォームから Agent Controller V6.x または V7.x をアンインストールする場合は、 残っているファイルを手動で除去する必要があります。これを行うには、Agent Controller を停止してアンインストールしてから、 アンインストール後に残されている可能性のある以下のファイルをすべてクリーンアップします。
AIX:
$RASERVER_HOME/* (Agent Controller がインストールされている ディレクトリー) /usr/lib/libLogAgent.so /usr/lib/libhcbnd.so /usr/lib/libhcclco.so /usr/lib/libhccldt.so /usr/lib/libhccls.so /usr/lib/libhcclserc.so /usr/lib/libhcclsert.so /usr/lib/libhcclsm.so /usr/lib/libhcjbnd.so /usr/lib/libhclaunch.so /usr/lib/libhcthread.so
AIX: 次のコマンドを実行して、必要な環境変数を設定してください。
PATH={path to java installation}/jre/bin:$PATH
export PATH
LIBPATH={path to java installation}/jre/bin: {path to java installation}/jre/bin/
classic:$LIBPATH
export LIBPATH
z/OS:
export RASERVER_HOME={install location}
export LIBPATH=$LIBPATH:{install location}/lib:{path to java installation}/bin:
{path to java installation}/bin/classic
export PATH=$PATH:{install location}/bin:{path to java installation}/bin
export _BPC_SHAREAS="NO"「次へ」をクリックして先に進みます。
セットアップ・コマンドと共に以下のパラメーターを使用して、サイレント・モードで インストール・プロセスを実行することができます。
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
|
-silent この変数は、 サイレントを使用する場合には必須です。 -V licenseAccepted=true |
オプション: インストーラーにサイレントで実行するよう指示します。指定しない場合は、渡された入力内容を使用してインストール・ウィザードを表示します。 |
|
-P installLocation |
オプション: インストール・パスを指定します。
デフォルトのインストール・パスは、「$D(install)/IBM/AgentController」です。
例: Windows: C:¥Program Files¥IBM¥AgentController UNIX(R)/Linux: /opt/IBM/AgentController |
|
-V VJavaPath |
必須: Java 実行可能ファイルの完全修飾パスを指定します。 |
|
-V VAccessLocal
-V VAccessCustom
-V VAccessAll |
オプション: クライアントによる Agent Controller への接続方法を指定します (ALL、LOCAL、CUSTOM)。変数のうち 1 つだけを「true」に設定し、ほかは「false」に設定します。 デフォルトは、VAccessAll="true" です。
|
|
-V VHosts |
必須: VAccessCustom="true の場合
コンマで区切ってクライアント・ホスト名を指定します |
|
以下の 2 つの変数は、両方とも指定し、反対に設定する必要があります。 -V VSecurity="true" or "false" -V VSecurityDisable="false" or "true" |
オプション: (true、false)
デフォルト: VSecurity=true VSecurityDisable=false |
|
-V VUsers |
必須: VSecurity="true" の場合
Agent Controller に接続できるユーザーを指定します |
|
-V VWAS6
-V VWAS5 |
オプション:
-V VWAS6="true" (デフォルト) : WAS V6 を使用している場合 -V VWAS5="true" : WAS V5.x を使用している場合 |
|
-V VWAS_HOME_V50
-V VWAS_HOME_V51 |
オプション: -V VWAS5="true" の場合
IBM WebSphere Application Server 5.1 および 5.0 のインストール・ロケーションを指定します |
例:
コマンド行からのインストール:
-P installLocation="D:¥IBM¥AgentController" -V VJavaPath=" D:¥jdk1.4.2¥jre¥bin¥java.exe " -V VAccessLocal="false" -V VAccessCustom="true" -V VAccessAll="false" -V VHosts="host1,host2" -V VSecurity="true" -V VSecurityDisable="false" -V VUsers="user1,user2" -V VWAS5="true" -V VWAS_HOME_V51="D:¥WebSphere5.1¥AppServer" -V VWAS_HOME_V50="D:¥WebSphere5.0¥AppServer"
応答ファイルを使用したインストール:
コマンド行にパラメーターを指定する代わりに、応答ファイル (setup.rsp など) を作成してパラメーターすべてを保管することができます。 以下に、Windows の例を示します。 Linux/UNIX プラットフォームの場合も同様です。
setup.exe -silent -options setup.rsp
応答ファイルの内容:
# Start of response file
-P installLocation="D:¥IBM¥AgentController"
-V licenseAccepted="true"
-V VJavaPath=" D:¥jdk1.4.2¥jre¥bin¥java.exe "
-V VAccessLocal="false"
-V VAccessCustom="true"
-V VAccessAll="false"
-V VHosts="host1,host2"
-V VSecurity="true"
-V VSecurityDisable="false"
-V VUsers="user1,user2"
-V VWAS5="true"
-V VWAS_HOME_V51="D:¥WebSphere5.1¥AppServer"
-V VWAS_HOME_V50="D:¥WebSphere5.0¥AppServer"
# End of response file
export LDR_CNTRL=USERREGS
./RAStart.sh
./RAStop.sh
Agent Controller バージョン 7.0.1 では、製品の複数のインスタンスが 1 つのワークステーション上にインストールされることを抑制しています。追加のインストールが実行された場合は、スタンドアロン・インストールによるものであっても、製品内に組み込まれたインストールによるものであっても、Agent Controller は新規インストールを開始する製品の名前への参照を記録します。
Agent Controller が複数回インストールされた場合、つまり、スタンドアロン・インストールによるものであれ、製品内に組み込まれているインストールとしてであれ、複数の参照数がある場合は、参照している最後の製品がアンインストールされた場合に限り、Agent Controller をアンインストールができます。しかし、参照している最後の製品には、まだ Agent Controller が必要です。
別の製品によって必要とされている場合に、Agent Controller のアンインストールを試みても、アンインストールは行われず、「この製品は他の製品から必要とされているため、アンインストールできません」というメッセージを受け取ります。
Agent Controller の前のバージョンがある場合は、それを停止し、アンインストールしてからこのバージョンをインストールしてください。
pax -ppx -rvf ibmrac.os390.pax
pax -ppx -rvf tptpdc.os390.pax
./createLinks.sh
extattr +p /usr/lpp/IBM/AgentController/lib/*.so
各国語パックをインストールする場合は、以下のステップ 7 からステップ 8 までを実行してください。 インストールしない場合は、ステップ 9 に進みます。
pax -ppx -rf tptpdc.nl1.os390.pax pax -ppx -rf tptpdc.nl2.os390.pax pax -ppx -rf ibmrac.os390.nl1.pax pax -ppx -rf ibmrac.os390.nl2.pax
./SetConfig.sh
注: RAServer では、libjvm.so などの実行可能ライブラリーを含む JRE のディレクトリーを LIBPATH 環境変数に追加する必要があります。 例えば、IBM JRE 1.4.1 を 使用している場合、LIBPATH 変数は次のように設定されます。
export LIBPATH=/usr/lpp/java/IBM/J1.4/bin/classic: /usr/lpp/java/IBM/J1.4/bin:$LIBPATH
./RAStart.sh
./RAStop.sh
./removeLinks.sh
rm -rf /usr/lpp/IBM/AgentController
以下のリストには、すべてのプラットフォームで Agent Controller のセキュリティー機能を使用するためのヒントが含まれています。
後方互換性 (バージョン 6.0.1 Agent Controller を使用して古いワークベンチを使用): 互換性があります。新しい Agent Controller は、前のバージョンの機能をすべてサポートします (例: 制御チャネルのセキュリティー)。ただし、多重方式などの新機能は使用できません (安全を確保するために制御チャネルを介してデータを戻します)。
前方互換性 (古い Agent Controller を使用した 6.0.1 ワークベンチの使用) : 一般的に、互換性がなく、サポートされていません。
バージョンの異なる Agent Controller 間の互換性: 一部の製品または ツール (IBM Performance Optimization Toolkit など) では、 複数のホスト上の Agent Controller (ワークベンチは別にして) が互いに検出し合い、通信する必要があります。この機能について言えば、あるバージョンから次のバージョンに変更するということは、この機能を使用する必要がある場合は、すべての関連ホスト上で Agent Controller バージョン 6.0.0.1 または Agent Controller バージョン 6.0.1 のいずれかを使用する必要があることを意味します。つまり、Agent Controller インスタンス間で動的ディスカバリーを使用する場合は、異なるバージョンを組み合わせることはできません。
このセクションでは、Agent Controller のインストールおよびアンインストールに関する既知の問題と制限について説明します。 特に記載がなければ、以下の情報は Agent Controller をサポートするすべてのオペレーティング・システムに適用されます。
Agent Controller は Windows 以外のプラットフォームで始動に失敗し、 以下のメッセージが表示されることがあります。
RAServer failed to start. (RAServer が始動に失敗しました)
この障害は通常、TCP/IP ポート 10002 が空いていないために起こります。Agent Controller はデフォルトでこのポートを listen します。 Agent Controller が開始されたときにシステム上で別のプロセスがこのポートを使用しているか、 または Agent Controller が停止され、その後再始動されたばかりで、 ポートがまだ解放されていないことが考えられます。
Agent Controller が開始に失敗した場合は、以下の方法で開始することができます。
インストールまたはアンインストール中にエラーを検出する場合は、 実行中のプロセスによって Agent Controller のオブジェクト・ファイルがロードされるためだと考えられます。 オブジェクト・ファイルが確実に変更されるように、以下の操作を行なってください。
Rational ClearCase LT は、 小規模なプロジェクト・チーム向けの構成管理ツールです。ClearCase LT は、小規模なプロジェクト・ワークグループから、分散されたグローバル企業まで対応する、IBM Rational ClearCase 製品ファミリーの一部です。
インストール・メディアには、Rational ClearCase LT バージョン 7.0.0.0 が入っており、 Rational Performance Tester とは別にインストールされます。
ClearCase LT が既にワークステーションにインストールされている場合は、それを現行バージョンに アップグレードできます。旧バージョンからのアップグレードについては、 ClearCase LT のインストール文書を 参照してください。
Rational Performance Tester と ClearCase LT を 連携させて作業できるようにするには、Rational ClearCase SCM アダプター・フィーチャーをインストールする必要があります。デフォルトでは、 このフィーチャーは Rational Performance Tester をインストールする際に選択されていますが、 これを組み込まなかったとしても、IBM Installation Manager の 「パッケージの変更」ウィザードを使用して、 後でインストールできます。詳しくは、インストールの変更を参照してください。
Rational ClearCase SCM アダプターは、 有効にしてからでなければ使用できません。アダプターを有効にして使用する方法について詳しくは、 オンライン・ヘルプを参照してください。
Rational ClearCase LT をインストールする場合の 詳細な説明については、ClearCase LT インストール・メディアに添付されているインストール文書を参照してください。また、製品のインストール前に 、ClearCase LT リリース情報を一読されることを強くお勧めします。
一部の文書は、Acrobat PDF ファイルになっています。ファイルを開くには、 Adobe Reader ソフトウェアが必要です。これは、http://www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html からダウンロードできます。
インストールの説明およびリリース情報は、
ClearCase LT インストール・ランチパッドから表示できます。
Rational ClearCase LT のインストールの開始を参照してください。
1 枚目の ClearCase LT インストール CD
(または電子イメージのディスク・ディレクトリー) から、doc¥books¥install.pdf を開きます。 「IBM Rational ClearCase, ClearCase
MultiSite(R), and ClearCase LT Installation and Upgrade Guide, Version
7.0」(Windows) が開きます。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=pub1gi11636600 にアクセスして、「IBM Rational ClearCase, ClearCase
MultiSite, and ClearCase LT Installation Guide, 7.0, Linux and UNIX」をダウンロードします。
「IBM Rational ClearCase, ClearCase
MultiSite, and ClearCase LT Installation and Upgrade Guide, Version
7.0」(Linux) が開きます。Rational ClearCase LT のインストール説明 およびリリース情報は、IBM Publications Center からダウンロードすることもできます。
| 文書 | 資料番号 |
|---|---|
| IBM Rational ClearCase、ClearCase MultiSite、ClearCase LT Windows インストールおよびアップグレードガイド | GI88-8709-00 |
| IBM Rational ClearCase、ClearCase MultiSite、ClearCase LT インストールおよびアップグレードガイド (UNIX) | GI88-8710-00 |
| IBM Rational ClearCase LT Release Notes(R) | GI11-6369-00 |
このセクションでは、Rational ClearCase LT のインストール・プロセスの開始について説明します。 製品をインストールする場合は、 「Rational ClearCase LT Installation Guide 」に記載の詳細なインストール説明を参照してください。 インストールの前に、リリース情報を一読されることを 強くお勧めします。
セットアップ・ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。
Rational ClearCase LT バージョン 7.0 を Linux ワークステーションにインストールする場合の詳細な説明は、「IBM Rational ClearCase, ClearCase MultiSite, and ClearCase LT Installation Guide, 7.0, Linux and UNIX」にあります。 この文書は、600 からダウンロードできます。
Rational Performance Tester が Rational ClearCase LT と同じコンピューターにインストールされている場合は、Rational ClearCase LT のライセンスの構成を行う必要はありません。しかし、Rational ClearCase LT を Rational Performance Tester なしで インストールする場合は、ClearCase LT のライセンスの構成を行う必要があります。
ライセンスの構成について詳しくは、ClearCase LT のインストール・ガイド を参照してください。
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