IBM Rational Performance Tester
バージョン 7.0
インストール・ガイド補足: データ収集インフラストラクチャーのインストールとインスツルメンテーション
お願い
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。
本書は、IBM Rational Performance Tester (部品番号 5724-J96) バージョン 7.0、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
IBM 発行のマニュアルに関する情報のページ
http://www.ibm.com/jp/manuals/
こちらから、日本語版および英語版のオンライン・ライブラリーをご利用いただけます。
また、マニュアルに関するご意見やご感想を、上記ページよりお送りください。今後の参考にさせていただきます。
(URL は、変更になる場合があります)
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原 典: |
GC23-6412-00
Rational Performance Tester, Version 7.0
Installation Guide Supplement: Data Collection Infrastructure Installation and Instrumentation |
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発 行: |
日本アイ・ビー・エム株式会社 |
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担 当: |
ナショナル・ランゲージ・サポート |
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第1刷 2007.4
この文書では、平成明朝体(TM)W3、平成明朝体(TM)W7、平成明朝体(TM)W9、平成角ゴシック体(TM)W3、
平成角ゴシック体(TM)W5、および平成角ゴシック体(TM)W7を使用しています。
この(書体*)は、(財)日本規格協会と使用契約を締結し使用しているものです。
フォントとして無断複製することは禁止されています。
注* 平成明朝体(TM)W3、平成明朝体(TM)W7、平成明朝体(TM)W9、平成角ゴシック体(TM)W3、
平成角ゴシック体(TM)W5、平成角ゴシック体(TM)W7
Copyright International Business Machines Corporation 2007. All rights reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2007
概説
本書では、パフォーマンス・テストと連動してテストを補完するデータ収集インフラストラクチャーを、インストールおよびインスツルメントするための要件と手順について説明します。本書は、「IBM(R) Rational(R) Performance Tester V7.0 Installation Guide」を補足する内容となっています。
データ収集インフラストラクチャー
データ収集インフラストラクチャーは、デフォルトでは、IBM Rational Performance Tester バージョン 7.0 ワークベンチをインストールしたローカル・コンピューター・ワークステーションにインストールされます。分散アプリケーションで使用されるその他のコンピューター・システムからデータを収集するには、それらのリモート・ホストにデータ収集インフラストラクチャーが存在していなければなりません。分散アプリケーションで使用するすべてのリモート・ホストに、Rational Performance Tester Agent バージョン 7.0 をインストールする必要があります。
データ収集インフラストラクチャーは、以下のプラットフォームでテスト済みです。
- Intel(R) IA32 上の Microsoft(R) Windows(R) XP Professional (Service Pack 2)
- Intel IA32 上の Microsoft Windows 2000 Professional (Service Pack 4)
- Intel IA32 上の Microsoft Windows 2000 Advanced Server (Service Pack 4)
- Intel IA32 上の Microsoft Windows 2000 Server (Service Pack 4)
- Intel IA32 上の Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition (Service Pack 1)。注: Windows 2003 では、スペースを含むディレクトリー・パスはサポートされていません。
- Intel IA32 上の Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition (Service Pack 1)。注: Windows 2003 では、スペースを含むディレクトリー・パスはサポートされていません。
- Red Hat Enterprise Linux(R) Workstation バージョン 4.0 (アップデート 1)
- Red Hat Desktop バージョン 4.0 (32 ビット・モードで稼働)
- SuSE Linux Enterprise Server (SLES) v9 (Service Pack 2)
注:
Linux システムでは、データ収集インフラストラクチャーの Test and Performance Tools Platform (TPTP) Data Collection Engine 機能は libstdc++-libc6.2-2.so.3 共用ライブラリーを使用してコンパイルされます。この共用ライブラリーが
/usr/lib ディレクトリーにあることを確認してください。ない場合は、オペレーティング・システムの
インストール・メディアに付属の RPM パッケージ compat-libstdc++ をインストールする
必要があります。
データ収集インフラストラクチャーは、Java(TM) 仮想マシン(JVM) バージョン 1.5 以降で機能します。以下の JVM バージョンで、データ収集をテスト済みです。
- Linux IA32: J2RE 1.5 IBM build cxia321411-20040301、J2RE 1.5 IBM。RPT が最終ビルドの詳細を提供する予定。
- Windows IA32: J2RE 1.5 IBM Windows 32 build cn1411-20040301a、J2RE 1.5 IBM Windows 32、Sun Java(TM) 2 Standard Edition (build 1.4.2_04-b05)。RPT が最終ビルドの詳細を提供する予定。
サポートされるデータ収集シナリオのサーバー要件
データ収集インフラストラクチャーによって、分散アプリケーションのパフォーマンス・プロファイル・データが収集され、そのデータが Rational Performance Tester ワークベンチに送信されます。収集されたデータをワークベンチで表示し、分析します。IBM Tivoli(R) Monitoring for Transaction Performance (TMTP)、IBM Tivoli Composite Application Manager for Response Time Tracking (ITCAM for RTT)、または IBM Tivoli Composite Application Manager for WebSphere(R) (ITCAM for WebSphere) 管理サーバー・データベースに照会して、実稼働環境にデプロイされたアプリケーションの過去のパフォーマンス・データを収集することができます。 Rational Performance Tester の応答時間明細機能を使用すれば、開発環境またはテスト環境のライブ・アプリケーションをモニターし、リアルタイムにデータを収集することもできます。
実稼働環境では、以下のシステム管理ソフトウェアの管理サーバー・データベースを照会することによって、データを収集できます。
- サポートされるすべてのプラットフォーム上の IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance バージョン 5.3 フィックスパック 1 (5.3.0.1)。サポートされるプラットフォームおよび構成については、TMTP のインストール・ガイドを参照してください。
- サポートされるすべてのプラットフォーム上の IBM Tivoli Composite Application Manager for Response Time Tracking (ITCAM for RTT) バージョン 6.0 および 6.1。サポートされるプラットフォームおよび構成については、ITCAM for RTT のインストール・ガイドを参照してください。
- サポートされるすべてのプラットフォーム上の IBM Tivoli Composite Application Manager for WebSphere (ITCAM for WebSphere) バージョン 6.0 および 6.1。サポートされるプラットフォームおよび構成については、ITCAM for WebSphere のインストール・ガイドを参照してください。
ライブ Web アプリケーションの場合は、データ収集インフラストラクチャーは以下の Web サーバーからパフォーマンス・プロファイル・データを収集します。
- IBM WebSphere Application Server バージョン 6.0 およびバージョン 5.0 以降
- Embedded IBM WebSphere Application Server バージョン 6.0
- BEA WebLogic Application Server バージョン 8.1
- Web サービスのパフォーマンスのプロファイルを作成する場合、WebSphere Application Server Base Edition の以下のバージョンのいずれかを使用する必要があります。
- バージョン 6.0
- バージョン 5.1.1.1 以降のサービス・レベル (WAS 5.1.1.1 からはパッチは必要ありません)
- バージョン 5.1.1.0 (パッチ PQ91494_Fix.jar を適用)
- バージョン 5.1.0.5 (パッチ PQ89492_5105_Fix.jar を適用)、サービス・レベル 5.1.0.0 以降 (パッチ PQ89492_510x_Fix.jar を適用)
- バージョン 5.0.2.7 (パッチ PQ89492_5027_Fix.jar を適用)、サービス・レベル 5.0.2.0 以降 (パッチ PQ89492_502x_Fix.jar を適用)
これらの製品のインストールに関する完全な説明については、インストール・ガイドを参照してください。この後に示すインストール手順には、データ収集インフラストラクチャーと共に使用するようにこれらの製品を構成する方法に関する情報が含まれています。
データ収集インフラストラクチャーの構成、開始、および停止
モニターされているアプリケーションの実行に関わり、パフォーマンス・データ収集の対象となるすべてのコンピューターまたはサーバーに、データ収集インフラストラクチャーをインストールする必要があります。アプリケーション・プロファイル作成を可能にするには、その後、それらのコンピューターにアプリケーション・サーバーをインスツルメントする必要があります。また、Rational Performance Tester ワークベンチのインストールには、データ収集インフラストラクチャーのインストールが含まれ、これによりパフォーマンス・テストまたはロード・テスト・スケジュールを通じたデータの収集が可能になります。
データ収集インフラストラクチャーと連動するアプリケーション・サーバーのインスツルメンテーション
アプリケーション・サーバーがパフォーマンス・データを正しくデータ収集インフラストラクチャーに送信するためには、データ収集の使用を開始する前に、アプリケーション・サーバーを正しくインスツルメントし、再始動する必要があります。データ収集インフラストラクチャーと連動するようにアプリケーション・サーバーをインスツルメントするには、コマンド行を使用することも、グラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用することもできます。
注:
組み込みの WebSphere Application Server バージョン 5 のインスツルメンテーションはサポートされていません。
ローカル・ホストにインストールされたアプリケーション・サーバーのコマンド行からのインスツルメンテーション
注:
インスツルメントするアプリケーション・サーバーが稼働していることを確認してください。
- コマンド行を開き、データ収集インフラストラクチャーのインストール・ディレクトリーの下の rpa_prod ディレクトリーに移動します。
- インスツルメンテーション・ユーティリティーは、Linux システムでは instrumentServer.sh、Windows システムでは instrumentServer.bat という名前です。引数を指定せずにコマンド名を入力すると、コマンドの構文の詳細が表示されます。
- 必要な引数と共にコマンド名を入力して、サーバーをインスツルメントします。後述の例を参照してください。
- アプリケーション・サーバーを再始動します。
サーバーを再始動すると、変更が有効になります。
プロファイル作成の対象であるアプリケーションのデータ収集に関わるコンピューター・システム上のすべてのアプリケーション・サーバーに対して、インスツルメンテーション・ステップを繰り返します。通常アプリケーション・サーバーは 1 つのみですが、システム上に複数のアプリケーション・サーバーがあってもかまいません。
コマンド行インスツルメンテーション・コマンドの構文と例
instrumentServer コマンドの構文を確認するには、インスツルメンテーション・ユーティリティーがインストールされたディレクトリーから、引数を指定せずにコマンドを入力します。
- Linux: ./instrumentServer.sh
- Windows: instrumentServer
例
サーバー名が server1 であり、/opt/WebSphere/AppServer ディレクトリーにインストールされており、セキュリティーが有効でない IBM WebSphere Application Server バージョン 5.0 以降が装備された Linux システムをインスツルメントする場合:
./instrumentServer.sh -install -type IBM -serverName server1 -serverHome
/opt/WebSphere/AppServer -serverVersion 5
サーバー名が server2 であり、/opt/WebSphere/AppServer ディレクトリーにインストールされており、プロファイル名が default で、セキュリティーが有効になっている IBM WebSphere Application Server バージョン 6.0 が装備された Linux システムをインスツルメントする場合:
./instrumentServer.sh -install -type IBM -serverName server2 -serverHome
/opt/WebSphere/AppServer -serverVersion 6
-profileName default -user my_WAS_userId -password my_WAS_password
BEA WebLogic Application Server が装備され、以下に示す特性を持つ Linux システムをインスツルメントする場合:
./instrumentServer.sh -install -type BEA -serverName server1 -serverHome
/opt/bea/weblogic81 -javaHome /opt/bea/jdk141_02 -adminServerHost hostname.xyz.com
-adminServerPort 7001 -user my_BEA_userId -password my_BEA_password
-startScript /opt/bea/weblogic81/mydomain/startManagedWeblogic.sh
注:
WebLogic サーバーは、製品自体に含まれている JVM と共に始動する必要があります。また、JRockit VM はサポートされる JVM ではないことに注意してください。管理対象 WebLogic サーバーの場合、インスツルメントされたサーバーが正しく始動するためには、Java Home 変数 (「コンフィグレーション (Configuration)」 -> 「リモートスタート (Remote Start)」の下) が、WebLogic に付属する Sun JVM を指していなければなりません。
サーバー名が my_Server であり、C:¥Program Files¥was5.x にインストールされており、セキュリティーが有効になっている IBM WebSphere Application Server バージョン 5.0 以降が装備された Windows システムをインスツルメントする場合:
instrumentServer -install -type IBM -serverName my_Server
-serverHome "C:¥Program Files¥was5.x" -user my_WAS_userId
-password my_WAS_password -serverVersion 5
サーバー名が my_Server2 であり、C:¥Program Files¥was6.0 にインストールされており、プロファイル名が default で、セキュリティーが有効になっている IBM WebSphere Application Server バージョン 6.0 が装備された Windows システムをインスツルメントする場合:
instrumentServer -install -type IBM -serverName my_Server2
-serverHome "C:¥Program Files¥was6.0" -user my_WAS_userId
-password my_WAS_password -serverVersion 6 -profileName default
BEA WebLogic Application Server が装備され、以下に示す特性を持つ Windows システムをインスツルメントする場合:
instrumentServer -install -type BEA -serverName server1
-serverHome C:¥bea¥weblogic81 -javaHome C:¥bea¥jdk141_02
-adminServerHost localhost -adminServerPort 7001
-user my_BEA_userID -password my_BEA_password
-startScript C:¥bea¥weblogic81¥mydomain¥startManagedWeblogic.cmd
注:
WebLogic サーバーは、製品自体に含まれている JVM と共に始動する必要があります。また、JRockit VM はサポートされる JVM ではないことに注意してください。管理対象 WebLogic サーバーの場合、インスツルメントされたサーバーが正しく始動するためには、Java Home 変数 (「コンフィグレーション (Configuration)」 -> 「リモートスタート (Remote Start)」の下) が、WebLogic に付属する Sun JVM を指していなければなりません。
ローカル・ホストにインストールされたアプリケーション・サーバーのグラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用したインスツルメンテーション
- BEA WebLogic サーバーをインスツルメントする場合、サーバーを始動します。WebSphere Application Server をインスツルメントする場合、GUI ベースのインスツルメンテーション機能は自動的にサーバーを始動するため、ユーザーが始動する必要はありません。
- 「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM ソフトウェア開発プラットフォーム (IBM Software Development Platform)」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「Application Server Instrumenter」とクリックします。
- 必要な引数を指定してサーバーをインスツルメントします。後述の例を参照してください。
- BEA WebLogic サーバーをインスツルメントする場合、サーバーを停止して再始動します。(WebSphere Application Server をインスツルメントする場合、GUI ベースのインスツルメンテーション機能は自動的にサーバーを再始動および停止するため、このステップは必要ありません。)
プロファイル作成の対象であるアプリケーションのデータ収集に関わるシステム上のすべてのサーバーに対して、インスツルメンテーション・ステップを繰り返します。通常アプリケーション・サーバーは 1 つのみですが、システム上に複数のアプリケーション・サーバーがあってもかまいません。
GUI ベースのインスツルメンテーションの構文と例
グラフィカル・ユーザー・インターフェース・ベースのインスツルメンテーション機能を起動するには、「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM ソフトウェア開発プラットフォーム (IBM Software Development Platform)」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「Application Server Instrumenter」とクリックします。
例
サーバー名が server1 であり、/opt/WebSphere/AppServer ディレクトリーにインストールされており、セキュリティーが有効でない IBM WebSphere Application Server バージョン 5.0 以降が装備された Linux システムをインスツルメントする場合:
- 「ローカルを追加 (Add Local)」をクリックします。
- 「タイプ」メニューから「IBM WebSphere Application Server v5.x」を選択します。
- 「サーバー名」フィールドに server1 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに /opt/WebSphere/AppServer と入力します。
- 「OK」をクリックします。
サーバー名が server2 であり、/opt/WebSphere/AppServer ディレクトリーにインストールされており、プロファイル名が default で、セキュリティーが有効になっている WebSphere Application Server バージョン 6.0 が装備された Linux システムをインスツルメントする場合:
- 「ローカルを追加 (Add Local)」をクリックします。
- 「タイプ」メニューから「IBM WebSphere Application Server v6.x」を選択します。
- 「プロファイル名」フィールドに default と入力します。
- 「サーバー名」フィールドに server2 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに /opt/WebSphere/AppServer と入力します。
- 「グローバル・セキュリティーが必要 (Requires global security)」チェック・ボックスを選択します。
- 「ユーザー」フィールドに my_WAS_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_WAS_password と入力します。
- 「OK」をクリックします。
名前が server1 であり、/opt/bea/weblogic81 ディレクトリーにインストールされており、Java のホームが /opt/bea/jdk15、管理サーバー・ホストが hostname.xyz.com、管理サーバー・ポートが 7001、および開始スクリプト・ファイルが /opt/bea/weblogic81/mydomain/startManagedWeblogic.sh である BEA WebLogic Application Server が装備された Linux システムをインスツルメントする場合:
- WebLogic サーバーを始動します。
注:
WebLogic サーバーは、製品自体に含まれている JVM と共に始動する必要があります。また、JRockit VM はサポートされる JVM ではないことに注意してください。管理対象 WebLogic サーバーの場合、インスツルメントされたサーバーが正しく始動するためには、Java Home 変数 (「コンフィグレーション (Configuration)」 -> 「リモートスタート (Remote Start)」の下) が、WebLogic に付属する Sun JVM を指していなければなりません。
- 「ローカルを追加 (Add Local)」をクリックします。
- 「タイプ」ファイル・メニューから「BEA WebLogic Application Server v8.x」を選択します。
- 「サーバー名」フィールドに server1 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに /opt/bea/weblogic81 と入力します。
- 「Java ホーム」フィールドに /opt/bea/jdk15 と入力します。
- 「管理サーバー・ホスト (Admin server host)」フィールドに hostname.xyz.com と入力します。
- 「管理サーバー・ポート」フィールドに 7001 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに my_BEA_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_BEA_password と入力します。
- 「スクリプトがこのサーバーを開始」チェック・ボックスを選択します。
- 「スクリプト・ファイル」フィールドに /opt/bea/weblogic81/mydomain/startManagedWeblogic.sh と入力します。
- 「OK」をクリックします。
- サーバーを停止し、再始動します。
サーバー名が my_Server であり、C:¥Program Files¥was5.x にインストールされており、セキュリティーが有効になっている WebSphere Application Server バージョン 5.0 以降が装備された Windows システムをインスツルメントする場合:
- 「ローカルを追加 (Add Local)」をクリックします。
- 「タイプ」メニューから「IBM WebSphere Application Server v5.x」を選択します。
- 「サーバー名」フィールドに my_Server と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに C:¥Program Files¥was5.x と入力します。
- 「グローバル・セキュリティーが必要 (Requires global security)」チェック・ボックスを選択します。
- 「ユーザー」フィールドに my_WAS_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_WAS_password と入力します。
- 「OK」をクリックします。
サーバー名が my_Server2 であり、C:¥Program Files¥was6.0 にインストールされており、プロファイル名が default で、セキュリティーが有効になっている WebSphere Application Server バージョン 6.0 が装備された Windows システムをインスツルメントする場合:
- 「ローカルを追加 (Add Local)」をクリックします。
- 「タイプ」メニューから「IBM WebSphere Application Server v6.x」を選択します。
- 「プロファイル名」フィールドに default と入力します。
- 「サーバー名」フィールドに my_Server2 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに C:¥Program Files¥was6.0 と入力します。
- 「グローバル・セキュリティーが必要 (Requires global security)」チェック・ボックスを選択します。
- 「ユーザー」フィールドに my_WAS_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_WAS_password と入力します。
- 「OK」をクリックします。
名前が server1 であり、C:¥bea¥weblogic81 ディレクトリーにインストールされており、Java のホームが C:¥bea¥jdk15、管理サーバー・ホストが localhost、管理サーバー・ポートが 7001、および開始スクリプト・ファイルが C:¥bea¥weblogic81¥mydomain¥startManagedWeblogic.cmd である BEA WebLogic Application Server が装備された Windows システムをインスツルメントする場合:
- WebLogic サーバーを始動します。
注:
WebLogic サーバーは、製品自体に含まれている JVM と共に始動する必要があります。また、JRockit VM はサポートされる JVM ではないことに注意してください。管理対象 WebLogic サーバーの場合、インスツルメントされたサーバーが正しく始動するためには、Java Home 変数 (「コンフィグレーション (Configuration)」 -> 「リモートスタート (Remote Start)」の下) が、WebLogic に付属する Sun JVM を指していなければなりません。
- 「ローカルを追加 (Add Local)」をクリックします。
- 「タイプ」メニューから「BEA WebLogic Application Server v8.x」を選択します。
- 「サーバー名」フィールドに server1 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに C:¥bea¥weblogic81 と入力します。
- 「Java ホーム」フィールドに C:¥bea¥jdk15 と入力します。
- 「管理サーバー・ホスト (Admin server host)」フィールドに localhost と入力します。
- 「管理サーバー・ポート」フィールドに 7001 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに my_BEA_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_BEA_password と入力します。
- 「スクリプトがこのサーバーを開始」チェック・ボックスを選択します。
- 「スクリプト」フィールドに C:¥bea¥weblogic81¥mydomain¥startManagedWeblogic.cmd と入力します。
- 「OK」をクリックします。
- サーバーを停止し、再始動します。
リモート・ホストにインストールされたアプリケーション・サーバーのグラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用したインスツルメンテーション
グラフィカル・ユーザー・インターフェース・ベースのインスツルメンテーション機能によって、ご使用のワークステーションから複数のリモート・ホスト上のアプリケーション・サーバーをインスツルメントすることができます。まず、Rational Performance Tester Agent バージョン 7.0 が各リモート・ホストにインストールされていることを確認する必要があります。詳しくは、「IBM Rational Performance Tester V7.0 Installation Guide」を参照してください。また、各ホストにセキュア・シェル・サーバーをインストールする必要もあります (Linux ssh サーバーまたは Windows システム用の cygwin)。
リモート・ホストをインスツルメントするには、以下のステップを実行します。
- 「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM ソフトウェア開発プラットフォーム (IBM Software Development Platform)」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「Application Server Instrumenter」とクリックします。
- 必要な引数を指定してサーバーをインスツルメントします。後述の例を参照してください。
プロファイル作成の対象であるアプリケーションのデータ収集に関わるシステム上のすべてのサーバーに対して、およびインスツルメンテーションが必要なアプリケーション・サーバーを持つすべてのリモート・ホストに対して、インスツルメンテーション・ステップを繰り返します。通常アプリケーション・サーバーは 1 つのみですが、ホスト・サーバー上に複数のアプリケーション・サーバーがあってもかまいません。
リモート・アプリケーション・サーバーの GUI ベースのインスツルメンテーションの構文と例
グラフィカル・ユーザー・インターフェース・ベースのインスツルメンテーション機能を起動するには、「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM ソフトウェア開発プラットフォーム (IBM Software Development Platform)」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「Application Server Instrumenter」とクリックします。
例
サーバー名が server1 であり、/opt/WebSphere/AppServer ディレクトリーにインストールされており、セキュリティーが有効でない IBM WebSphere Application Server バージョン 5.0 以降が装備された、linux1 という名前のリモート Linux ホストをインスツルメントする場合:
- 「リモートを追加 (Add Remote)」をクリックします。
- 以下のように「アプリケーション・サーバー」タブにデータを取り込みます。
- 「タイプ」メニューから「IBM WebSphere Application Server v5.x」を選択します。
- 「サーバー名」フィールドに server1 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに /opt/WebSphere/AppServer と入力します。
- 以下のように「接続」タブにデータを取り込みます。
- 「ホスト」フィールドに linux1 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに SSH_linux1_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに SSH_linux1_password と入力します。
- 「OK」をクリックします。
サーバー名が server2 であり、/opt/WebSphere/AppServer ディレクトリーにインストールされており、プロファイル名が default で、セキュリティーが有効になっている IBM WebSphere Application Server バージョン 6.0 が装備された、linux2 という名前のリモート Linux ホストをインスツルメントする場合:
- 「リモートを追加 (Add Remote)」をクリックします。
- 以下のように「アプリケーション・サーバー」タブにデータを取り込みます。
- 「タイプ」メニューから「IBM WebSphere Application Server v6.x」を選択します。
- 「プロファイル名」フィールドに default と入力します。
- 「サーバー名」フィールドに server2 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに /opt/WebSphere/AppServer と入力します。
- 「グローバル・セキュリティーが必要 (Requires global security)」チェック・ボックスを選択します。
- 「ユーザー」フィールドに my_WAS_userID と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_WAS_password と入力します。
- 設定に応じて、「パスワードの保管」チェック・ボックスを選択またはクリアします。
- 以下のように「接続」タブにデータを取り込みます。
- 「ホスト」フィールドに linux2 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに SSH_linux2_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに SSH_linux2_password と入力します。
- 以下のように「拡張」タブにデータを取り込みます。
- RSA/DSA 認証情報を入力します。
- 必要に応じて「オプション」を入力します。
- 「OK」をクリックします。
名前が server1 であり、/opt/bea/weblogic81 ディレクトリーにインストールされており、Java のホームが /opt/bea/jdk15、管理サーバー・ホストが hostname.xyz.com、管理サーバー・ポートが 7001、および開始スクリプト・ファイルが /opt/bea/weblogic81/mydomain/startManagedWeblogic.sh である BEA WebLogic Application Server が装備された linux3 という名前のリモート Linux ホストをインスツルメントする場合:
- WebLogic サーバーを始動します。
注:
WebLogic サーバーは、製品自体に含まれている JVM と共に始動する必要があります。また、JRockit VM はサポートされる JVM ではないことに注意してください。管理対象 WebLogic サーバーの場合、インスツルメントされたサーバーが正しく始動するためには、Java Home 変数 (「コンフィグレーション (Configuration)」 -> 「リモートスタート (Remote Start)」の下) が、WebLogic に付属する Sun JVM を指していなければなりません。
- 「リモートを追加 (Add Remote)」をクリックします。
- 以下のように「アプリケーション・サーバー」タブにデータを取り込みます。
- 「タイプ」メニューから「BEA WebLogic Application Server v8.x」を選択します。
- 「サーバー名」フィールドに server1 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに /opt/bea/weblogic81 と入力します。
- 「Java ホーム」フィールドに /opt/bea/jdk15 と入力します。
- 「管理サーバー・ホスト (Admin server host)」フィールドに hostname.xyz.com と入力します。
- 「管理サーバー・ポート」フィールドに 7001 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに my_BEA_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_BEA_password と入力します。
- 「スクリプトがこのサーバーを開始」チェック・ボックスを選択します。
- 「スクリプト」フィールドに /opt/bea/weblogic81/mydomain/startManagedWeblogic.sh と入力します。
- 以下のように「接続」タブにデータを取り込みます。
- 「ホスト」フィールドに linux3 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに SSH_linux3_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに SSH_linux3_password と入力します。
- 「OK」をクリックします。
- サーバーを停止し、再始動します。
サーバー名が my_Server であり、C:¥Program Files¥was5.x にインストールされており、セキュリティーが有効になっている IBM WebSphere Application Server バージョン 5.0 以降が装備された、windows1 という名前のリモート Windows ホストをインスツルメントする場合:
- 「リモートを追加 (Add Remote)」をクリックします。
- 以下のように「アプリケーション・サーバー」タブにデータを取り込みます。
- 「タイプ」メニューから「IBM WebSphere Application Server v5.x」を選択します。
- 「サーバー名」フィールドに my_Server と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに C:¥Program Files¥was5.x と入力します。
- 「グローバル・セキュリティーが必要 (Requires global security)」チェック・ボックスを選択します。
- 「ユーザー」フィールドに my_WAS_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_WAS_password と入力します。
- 以下のように「接続」タブにデータを取り込みます。
- 「ホスト」フィールドに windows1 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに SSH_windows1_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに SSH_windows1_password と入力します。
- 「OK」をクリックします。
サーバー名が my_Server2 であり、C:¥Program Files¥was6.0 にインストールされており、プロファイル名が default で、セキュリティーが有効になっている IBM WebSphere Application Server バージョン 6.0 が装備された、windows2 という名前のリモート Windows ホストをインスツルメントする場合:
- 「リモートを追加 (Add Remote)」をクリックします。
- 以下のように「アプリケーション・サーバー」タブにデータを取り込みます。
- 「タイプ」メニューから「IBM WebSphere Application Server v6.x」を選択します。
- 「プロファイル名」フィールドに default と入力します。
- 「サーバー名」フィールドに my_Server2 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに C:¥Program Files¥was6.0 と入力します。
- 「グローバル・セキュリティーが必要 (Requires global security)」チェック・ボックスを選択します。
- 「ユーザー」フィールドに my_WAS_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_WAS_password と入力します。
- 以下のように「接続」タブにデータを取り込みます。
- 「ホスト」フィールドに windows2 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに SSH_windows2_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに SSH_windows2_password と入力します。
- 「OK」をクリックします。
名前が server1 であり、C:¥bea¥weblogic81 ディレクトリーにインストールされており、Java のホームが C:¥bea¥jdk15、管理サーバー・ホストが localhost、管理サーバー・ポートが 7001、および開始スクリプト・ファイルが C:¥bea¥weblogic81¥mydomain¥startManagedWeblogic.cmd である BEA WebLogic Application Server が装備された、windows1 という名前のリモート Windows ホストをインスツルメントする場合:
- WebLogic サーバーを始動します。
注:
WebLogic サーバーは、製品自体に含まれている JVM と共に始動する必要があります。また、JRockit VM はサポートされる JVM ではないことに注意してください。管理対象 WebLogic サーバーの場合、インスツルメントされたサーバーが正しく始動するためには、Java Home 変数 (「コンフィグレーション (Configuration)」 -> 「リモートスタート (Remote Start)」の下) が、WebLogic に付属する Sun JVM を指していなければなりません。
- 「リモートを追加 (Add Remote)」をクリックします。
- 以下のように「アプリケーション・サーバー」タブにデータを取り込みます。
- 「タイプ」メニューから「BEA WebLogic Application Server v8.x」を選択します。
- 「サーバー名」フィールドに server1 と入力します。
- 「サーバー・ホーム (Server home)」フィールドに C:¥bea¥weblogic81 と入力します。
- 「Java ホーム」フィールドに C:¥bea¥jdk15 と入力します。
- 「管理サーバー・ホスト (Admin server host)」フィールドに localhost と入力します。
- 「管理サーバー・ポート」フィールドに 7001 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに my_BEA_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに my_BEA_password と入力します。
- 「スクリプトがこのサーバーを開始」チェック・ボックスを選択します。
- 「スクリプト」フィールドに C:¥bea¥weblogic81¥mydomain¥startManagedWeblogic.cmd と入力します。
- 以下のように「接続」タブにデータを取り込みます。
- 「ホスト」フィールドに windows1 と入力します。
- 「ユーザー」フィールドに SSH_windows1_userId と入力します。
- 「パスワード」フィールドに SSH_windows1_password と入力します。
- 「OK」をクリックします。
- サーバーを停止し、再始動します。
データ収集インフラストラクチャーの開始および停止
アプリケーションおよびテストの実行からパフォーマンス・データを収集するには、データ収集インフラストラクチャーを始動する必要があります。さらに、Integrated Agent Controller (IAC) および Rational Agent Controller (RAC) という 2 種のエージェント・コントローラーがあります。IAC は、データ収集インフラストラクチャーと一緒には機能しません。そのため、RAC をデータ収集インフラストラクチャーと共に使用する必要があります。
データ収集インフラストラクチャーと共に RAC を開始する方法
- Rational Performance Tester バージョン 7.0 ワークベンチの実行中のインスタンスがあれば、すべて終了します。
- Agent Controller を開始します。
- Windows システムでは、Agent Controller をサービスとして開始します。
- Windows 以外のシステムでは、作業ディレクトリーを Agent Controller のインストール・ディレクトリーの /bin サブディレクトリーに変更し、コマンド行で ./RAStart.sh と入力します。
- データ収集インフラストラクチャーを開始します。
- Windows システムでは、「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM ソフトウェア開発プラットフォーム (IBM Software Development Platform)」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「モニターの開始」とクリックします。
- Linux システムでは、スタート・メニューから「アプリケーション (Applications)」 -> 「システムツール (System Tools)」 -> 「モニターの開始」とクリックします。
- その他のプラットフォームでは、作業ディレクトリーを DCI インストール・ディレクトリーの rpa_prod/rpa_comp サブディレクトリーに変更し、コマンド行で ./startDCI.sh と入力します。
- Web アプリケーション・サーバーを始動します。
注:
WebSphere Application Server で Web サービスのデータを収集するには、WebSphere Application Server を始動する前に、データ収集インフラストラクチャーを開始する必要があります。そのようにしなければ、Web サービスのデータは収集されない可能性があります。
- Rational Performance Tester バージョン 7.0 を開始します。
データ収集インフラストラクチャーを停止する方法
- Windows システムでは、「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM ソフトウェア開発プラットフォーム (IBM Software Development Platform)」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「モニターの停止」とクリックします。
- Linux システムでは、スタート・メニューから「アプリケーション (Applications)」 -> 「システムツール (System Tools)」 -> 「モニターの停止」をクリックします。
- その他のプラットフォームでは、作業ディレクトリーを DCI インストール・ディレクトリーの rpa_prod/rpa_comp サブディレクトリーに変更します。コマンド行で ./stopDCI.sh と入力します。
アプリケーション・サーバーからのデータ収集インフラストラクチャーのアンインストール
データ収集インフラストラクチャーをアンインストールする前に、これと連動するようにインスツルメントされたすべてのアプリケーション・サーバーをインスツルメント解除する必要があります。アプリケーション・サーバーのインスツルメント解除は、コマンド行からもグラフィカル・ユーザー・インターフェースからも実行できます。
コマンド行からのアプリケーション・サーバーのインスツルメント解除
- コマンド行を開き、データ収集インフラストラクチャーのインストール・ディレクトリー内の rpa_prod ディレクトリーを開きます。
- インスツルメンテーション・ユーティリティーは、サーバーのインスツルメント解除にも使用され、instrumentServer.sh という名前です (Windows システムでは instrumentServer.bat)。引数を指定せずにコマンドを入力すると、構文の詳細が表示されます。
- -uninstall 引数と、最初にサーバーをインスツルメントしたときに使用したその他のすべての引数と共に、コマンド名を入力します。例えば、Windows において、 サーバー・インスタンス名が my_Server で、C:¥Program Files¥was5.1 にインストールされており、セキュリティーが有効になっている IBM WebSphere Application Server バージョン 5.1 をアンインストールするには、instrumentServer -uninstall -type IBM -serverName my_Server -serverHome "C:¥Program Files¥was5.1" -user my_WAS_userId -password my_WAS_password -serverVersion 5 と入力します。その他の元のインスツルメンテーション引数の例については、インスツルメンテーション例を参照してください。注: インスツルメントされたすべてのサーバーが、InstrumentationRegistry.xml ファイルにリストされています。重要: インスツルメント解除せずにサーバーをアンインストールするか、サーバー・インスタンスを除去した場合、instrumentServer ユーティリティーは、サーバーがなくなっていることを認識せず、それにアクセスしてインスツルメント解除することができません。そのため、データ収集インフラストラクチャーのアンインストール・プロセスがブロックされます。
- サーバーを再始動します。
データ収集用にインスツルメントしたすべてのサーバーごとに、インスツルメント解除のステップを繰り返します。完了後、InstrumentationRegistry.xml ファイルは空になり、データ収集インフラストラクチャーのアンインストールを続行できます。
グラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用したローカル・アプリケーションまたはリモート・アプリケーションのインスツルメント解除
- 「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM ソフトウェア開発プラットフォーム (IBM Software Development Platform)」 -> 「IBM Rational Data Collection Infrastructure」 -> 「Application Server Instrumenter」とクリックします。
- インスツルメント解除したいサーバーを強調表示します。
- 「除去」をクリックします。
- サーバーを再始動します。
Windows および Linux システムでの前のバージョンのデータ収集インフラストラクチャーのアンインストール
前のバージョンのデータ収集インフラストラクチャーをアンインストールするには、オペレーティング・システムのインストール・マネージャーを使用します。例えば Windows システムでは、「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」を使用します。 IBM Rational Data Collection Infrastructure バージョン 6.0 以降のプログラムを見つけて除去します。
オペレーティング・システムにインストール・マネージャーがない場合は、以下のようにしてデータ収集インフラストラクチャーをアンインストールします。
- データ収集インフラストラクチャーを停止します。
- データ収集インフラストラクチャーのインストール・ディレクトリー内の dci_prod/_uninst サブディレクトリーに移動します。
- ./uninstall.bin を実行します。
- ウィザードの指示に従います。
注:
Rational Application Developer バージョン 6.0 以降や Rational Software Architect バージョン 6.0 以降などの Rational Software Development Platform 製品も含むコンピューターでデータ収集インフラストラクチャーをアンインストールした場合、その製品によってインストールされた Agent Controller またはデータ収集コンポーネントは除去されます。前のバージョンのデータ収集インフラストラクチャーをアンインストールした後も、これらの製品で Agent Controller またはデータ収集を使用したい場合は、その製品もバージョン 7.0 にアップグレードする必要があります。
トラブルシューティング
前のバージョンのデータ収集インフラストラクチャーをアンインストール中に問題が発生する場合は、アンインストールを試みる前に、エージェントが停止していることを確認してください。
その他の元のインスツルメンテーション引数の例については、インスツルメンテーション例を参照してください。
注:
インスツルメントされたすべてのサーバーが、InstrumentationRegistry.xml ファイルにリストされています。
注:
インスツルメント解除せずにサーバーをアンインストールするか、サーバー・インスタンスを除去した場合、instrumentServer ユーティリティーは、サーバーがなくなっていることを認識せず、それにアクセスしてインスツルメント解除することができません。そのため、データ収集インフラストラクチャーのアンインストール・プロセスがブロックされます。
データ収集インフラストラクチャーのアンインストール後に WebSphere Application Server が始動しなくなった場合、以下のステップを実行して、この問題を修正できる場合があります。
- <was_install>/config/cells/<cell>/nodes/<node>/servers/<server>/ (<server> は通常 server1、<cell> および <node> は通常システム名です) にある server.xml ファイルを開きます。
- genericJvmArgs="<何らかのストリング>" という行を探します。
- これを genericJvmArgs="" のように空ストリングに置き換えます。
アプリケーション・サーバーを始動します。
特記事項
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