ClearCase を使ったチーム ソフトウェア開発

IBM Rational ClearCase には、開発チームが共有リポジトリ内のリソースを簡単に処理するための構成管理サービスが用意されています。IBM Rational® ClearTeam Explorer™ を使って開発者は、広帯域 (WAN)、およびこれまでのローカル エリア ネットワーク (LAN) などの、さまざまなネットワーク接続から Rational ClearCase にアクセスすることができます。 Rational ClearTeam Explorer は、Rational ClearQuest ユーザー データベースへの WAN アクセスもサポートしています。

Rational ClearCase には、リポジトリ コンテンツを対象としたさまざまな操作を可能にするセキュアなリポジトリと統合構成管理のツールが備えられています。 Rational ClearTeam Explorer を使用すると、開発者は、CCRC WAN サーバーと呼ばれる Rational ClearCase サーバーでサポートされる Rational ClearCase リポジトリおよび構成管理のサービスにアクセスすることができます。 Rational ClearTeam Explorer は、Rational ClearQuest サーバーによってサポートされている Rational ClearQuest ユーザー データベースへのアクセスも提供しています。

Rational ClearTeam Explorer は、Eclipse テクノロジーを使って稼働します。Eclipse は、有用なソフトウェア開発ツールと豊富なデスクトップ アプリケーションの作成のための、オープン ソースのプラットフォームです。 Eclipse の詳細は、http://www.eclipse.org の Eclipse の Web サイトを参照してください。

Rational ClearTeam Explorer および Rational ClearTeam Explorer for Eclipse

Rational ClearTeam Explorer は、以下の 2 つの形式で用意されています。

ClearTeam Explorer の大半のヘルプ トピックは ClearTeam Explorer for Eclipse の場合にも当てはまります。ClearCase 操作が、Eclipse 環境においては、スタンドアロン環境とは異なる動作をする場合、それぞれの動作の説明の項で、その相違について述べています。

Rational ClearCase 開発モデル

Rational ClearCase は、以下の 2 つの開発モデルをサポートします。

どの開発モデルをチームで使用するかは、プロジェクト マネージャーによって決定されます。

ClearTeam Explorer と ClearTeam Explorer for Eclipse はどちらも、UCM とベース ClearCase をサポートします。まず最初に、Rational ClearTeam Explorer の使用法または Rational ClearTeam Explorer for Eclipse の使用法を参照してください。

マニュアル

ClearTeam Explorer に用意された [ヘルプ] に加えて、ベース ClearCase または UCM を使用したソフトウェア開発に関する詳細は、Rational ClearCase インフォメーション センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cchelp/v8r0m0/) にあります。

コンテキスト ヘルプ

ClearTeam Explorer のすべてのビューとダイアログ ボックスは、コンテキスト ヘルプを備えています。現在フォーカスのある ClearTeam Explorer インターフェイスの [ヘルプ] を表示するには、プラットフォーム固有のヘルプ キーを押します (例えば、Windows では [F1])。


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