このトピックでは、Rational® ClearQuest® で日付と時刻の情報を使用する方法を説明します。
Rational ClearQuest データベース内の
日付と時刻の情報の正確性を確保するには、クライアント マシン、データベース、Web サーバーのそれぞれで
時刻、日付、タイム ゾーンが正しく設定されている必要があります。 例を次に示します。
- Rational ClearQuest Web を使用する場合、
時刻の正確性は Web ブラウザの正しい時間設定に依存します。
- データベース サーバーの時間設定が正しくないと、履歴の時刻が正確でない可能性があります。
- スキーマ フィールドに保管される時刻 (submit_date など) は、クライアントの現地時間を
基にします。したがって、その正確性は、ローカル マシンの時刻設定が正しいことに依存します。
Rational ClearQuest データベース内の時刻は、
協定世界時 (UTC) で保管されます。 履歴のタイム スタンプ以外の時刻は、実際のクライアントの
現地時間から UTC 時間の形式に変換されます。 履歴のタイム スタンプは、データベース サーバーの現地時間で保管されます。UTC に変換される、
また、UTC から変換されることはありません。
- 履歴テーブルのタイム スタンプを除くすべてのタイム スタンプは、Web サーバーまたは
クライアントの現地時間を対応する UTC に変換して、データベースに保管されます。 このタイム スタンプを表示するときは、現地時間に変換して
表示します。 例えば、クライアントでクエリーを実行した場合に表示される時刻は、クエリーの実行が発信される
クライアント インターフェイスによって決まります。 クエリー結果セットでは、
データベースに保管された UTC が、表示前にクライアントの現地時間に変換されます。
- 履歴テーブルに保管される時刻 (アクション タイム スタンプと期限切れタイム スタンプ) は、
データベース サーバーの現地時間です。 履歴のアクション タイム スタンプは、
変更されずにそのまま、レコードの履歴タブに表示されます。 期限切れのタイム スタンプは、表示されません。 履歴テーブルからタイム スタンプを取り出すクエリーを作成すると、
アクション タイム スタンプがそのまま表示されます。