Rational CM API オブジェクト モデルの概要

Rational® CM API 共通オブジェクト モデルは、サポート対象の各 Rational 製品のオブジェクトを、WVCM プロキシとプロパティ モデルに基づいて、リソース プロキシ階層にマップします。 この共通データ モデルにより、Rational CM API クライアント アプリケーションは、任意の組み込み製品のデータを CM API リソースとして、1 セットのインターフェイスを通して取得できるようになります。 ファイル、バージョン付きオブジェクト ベース (VOB)、ユーザー データベース、クエリーなどは、すべてリソースの例です。

製品リソースと Rational CM API リソース プロキシ間のマッピングは、各製品固有のパッケージ内に定義されます。 例えば、Rational ClearQuest® レコードは、 Rational CM API CqRecord インターフェイスのインスタンスにマップされます。 Rational CM API CqRecord インターフェイスは、それ自身が WVCM Resource インターフェイスの拡張である (com.ibm.rational.wvcm.stp に定義されています) StpResource インターフェイスの拡張です (この拡張は com.ibm.rational.wvcm.stp.cq に定義されています)。 Resource インターフェイスは、プロパティ (例えば、名前や説明) または、リソースとほかのリソースのタイプとの関係 (例えば、 レコードとフィールド) を含むリソースの内容を 取得するための標準的なメカニズムを提供します。


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