GetPublicFolder などの Workspace オブジェクトのメソッドを呼び出すことによって、既存の Folder オブジェクトを操作します。
Folder オブジェクトの権限メソッドはすべて、Permissions オブジェクトによって表されるアクセス権限のコレクションを操作します。 ユーザーは、適用される可能性のある Permission オブジェクトを表示することしかできず、それがユーザーのグループのいずれかに付与される権限です。 セキュリティ管理者権限を持つユーザーは、すべての Permission オブジェクトを表示することができます。 これらのメソッドは、現在のユーザーに表示される権限のセットだけを戻します。
「All Users/Groups Visible」権限を持つユーザーは、すべてのグループの権限を表示できますが、追加、変更、または削除できるのは、自分のグループの権限のみです。
メソッドの一部は、指定されたグループまたはユーザーの権限のセットを戻すように定義されます。「ForUser」フォームを使用すると、結果には、ユーザーのグループのいずれかに適用される権限が含まれます。
権限メソッドでは、適用されるアクセス権限と有効なアクセス権限が区別されます。適用される権限は、特定のフォルダに関連付けられている権限です。 有効な権限は、現在のユーザーのフォルダに対する影響を持つアクセス権限です。有効な権限は、実際には親フォルダに適用される権限から継承される場合があります。有効な権限が戻されると、適用される実際のフォルダが識別されます。
権限変更のモデルでは、1 つ以上の呼び出しでフォルダの権限を変更してから、それらの変更をコミットするか元に戻します。変更はすぐに現在のセッションに影響を及ぼしますが、コミットされるまでデータベースには書き込まれません。これにより、クライアントはコミットする前に、他のすべてのユーザーへの、変更による影響を調べることができます。