このトピックでは、Rational® ClearCase® および Rational ClearCase Remote Client ビューで Rational ClearQuest Test Manager を使用して Rational ClearCase VOB に保管されているテスト アセットにアクセスする方法を説明します。
テスト アセット (テスト スクリプト、テスト モチベータ ファイル) のファイル ロケーションを追加するとき、Rational ClearCase VOB 内にファイル ロケーションを置くことができます。Rational ClearCase VOB 内のテスト アセットにアクセスするには、各 Rational ClearQuest® Client と Rational ClearQuest Client for Eclipse のデスクトップごとに、1 つの Rational ClearCase または Rational ClearCase Remote Client ビューを使用する必要があります。
Rational ClearQuest Test Manager と Rational ClearCase との統合は、以下をサポートします。
- スナップショット ビューと動的ビュー
- Rational ClearCase 7.0 以降
- マルチストリーム UCM、単一ストリーム UCM
- ベース Rational ClearCase
- Rational ClearCase LT
7.0 以降
- Rational ClearCase Remote Client ビュー
外部参照されるテスト アセットは、Rational ClearCase VOB 内に置くことができます。
これらの VOB ロケーションは、次の 2 つの方法で使用可能にできます。
- 管理者は、ファイル ロケーションをサイト全域で使用できるように作成できます。
- Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse の各ユーザーは、ユーザーのデスクトップにファイル ロケーションを作成できます。
どちらの場合も、新規ファイル ロケーションは、[Test Manager] ビューで作成されます。
ファイル ロケーションがローカルに作成されるか、リモート ユーザーによって作成されると、それ以降、すべての
Rational ClearQuest Client または
Rational ClearQuest Client for Eclipse ユーザーは、そのファイル ロケーションを [Test Manager] ビューから使用可能です。
そのファイル ロケーションにアクセスする各
Rational ClearQuest Client または
Rational ClearQuest Client for Eclipse デスクトップは、
[
Rational ClearCase ビューの関連付け] ビューを使用して、
デスクトップで 1 つの
Rational ClearCase または
Rational ClearCase Remote Client ビューを関連付ける必要があります。ビューの関連付けの仕組みは、そのファイル ロケーションの作成がローカルで行われたか、リモートで行われたかによって異なります。
- 管理者がリモートでファイル ロケーションを作成した場合、Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse が Eclipse セッションを開始するとき、Rational ClearCase ビューがユーザーの Eclipse ワークスペース内で参照されると、自動関連付けが作成されます。
- ユーザーがテスト モチベータ ファイルをテスト計画またはテスト ケースと関連付けるか、
テスト スクリプトをテスト ケースまたは構成されたテスト ケース レコードと関連付けるとき、
ファイル ロケーションに対するビュー関連付けが存在しない場合、Rational ClearQuest Test Manager は、Rational ClearCase ビュー関連付けを作成するようユーザーにプロンプトを出します。
- ユーザーがローカル マシン上にファイル ロケーションを作成した場合、そのユーザーがテスト モチベータ ファイルをテスト計画またはテスト ケースと関連付けるか、テスト スクリプトをテスト ケースまたは構成されたテスト ケース レコードと関連付けるとき、Rational ClearQuest Test Manager は、ビューを関連付けます。
- どの場合にも、Rational ClearCase ビューがファイル ロケーションに関連付けられるとき、その関連付けは、反復レコードに応じて行われます。
Rational ClearCase Remote Client ビューを使用した場合の動作は異なります。ファイル ロケーションをビューと関連付ける前に、そのファイル ロケーションを右クリックし、[CCRC への接続] を選択します。ClearCase のユーザー ID とパスワード、および ClearCase サーバー URL を指定します。これで、Rational ClearCase Remote Client ビューをファイル ロケーションと関連付けることができます。Rational ClearQuest Test
Manager クライアントを再実行するたびに、ファイル ロケーションを右クリックし、[CCRC への接続] を選択することによって、Rational ClearCase にログインする必要があります。その後、Rational ClearCase に保存されているテスト アセットを関連付ける操作を実行できます。