プロジェクト セキュリティ

セキュリティは、すべてのプロジェクト ベースの作業における重要な側面です。
ALM スキーマのプロジェクト セキュリティは、プロジェクトにアクセスするユーザーと、そのユーザーが行えることによって定義されます。セキュリティ・ポリシーがアクセスを決定し、役割がユーザーに許可されるアクションを決定します。プロジェクトのセキュリティ ポリシーと役割を定義するレコード タイプは以下のとおりです。
プロジェクト セキュリティ ポリシーのレコード タイプとしては、プロジェクト、役割、ユーザー、グループ、セキュリティ ポリシー、役割ラベルのレコードがあります。
次のステップでプロジェクト セキュリティを定義します。
  1. ユーザーとグループを作成します。既存の ClearQuest® デプロイメントには、すでにユーザーとグループが確立されています。新規 ClearQuest デプロイメントの場合、ユーザーとグループの作成については、ClearQuest 管理者ユーザー支援を参照してください。
  2. セキュリティ ポリシーを作成します。セキュリティ ポリシーは、プロジェクトにアクセスするユーザーを定義します。ClearQuest 管理者であれば、1 つ以上の ClearQuest グループをセキュリティ ポリシー レコードに追加できます。
  3. セキュリティ ポリシーを選択します。プロジェクトを作成する際、複数のセキュリティ ポリシーが定義されている場合は、ドロップダウン リストからセキュリティ ポリシーを選択することができます。管理者は、セキュリティ ポリシーを定義して、プロジェクト マネージャがプロジェクトに最もよく適合するポリシーを選択できるようにします。セキュリティ ポリシーは 1 つ以上のプロジェクトで使用することができます。 セキュリティは、プロジェクト ベースで、プロジェクトに設定され、そのプロジェクトに関連するその他のレコードによって継承されます。
  4. 役割ラベルを作成します。役割は、どのユーザーまたはグループが、プロジェクトのどのアクションを実行できるかを定義します。多くの場合、組織には役割名のセット リスト、例えば、「分析者」、「開発者」、「アーキテクト」、「テスト担当者」などがあります。それぞれの役割ごとに ALMRoleLabel レコードを作成することによって役割を定義します。
  5. 役割を作成します。役割名は、エンタープライズ内で共有されますが、役割定義は、プロジェクトによって変わる可能性があります。各プロジェクトが、組み込む役割、それぞれの役割を実行するユーザー、それぞれの役割で許可されるアクションを決定します。 ALMRole レコードを作成することによって、プロジェクトの新規役割を定義します。

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