[比較/マージ プロバイダ] のプリファレンス

外部の第三者の比較/マージ プロバイダ ツールを指定するには、ClearCase [比較/マージプロバイダ] プリファレンス ダイアログ ボックスを使用します。
[比較/マージプロバイダ] プリファレンス ページを使用すると、外部の第三者の比較/マージ プロバイダ ツールを指定でき、それらのパラメータを設定できます。[比較/マージ プロバイダ] プリファレンス ページで指定する比較/マージ プロバイダは、 [比較/マージ] プリファレンス ページにリストされているオーバーライド テーブルの項目にのみ適用され、リソースの名前またはタイプに基づいています。 また、前処理スクリプトまたはアプリケーションを比較/マージ操作の前に実行するように指定することもできます。指定した比較/マージ プロバイダが要求した操作を実行できない場合 (例えば複数のディレクトリを比較できない、など)、別のプロバイダを選択できます。

ダイアログ ボックス内のコントロール

[比較/マージのプリファレンス] ダイアログ ボックスには、以下のコントロールが表示されます。

列名 表示内容
プロバイダ [プロバイダ] テーブルには、 指定したすべての外部の第三者の比較/マージ プロバイダが含まれています。 プロバイダを比較操作に使用するように指定した場合、 テーブルの [C] 列にチェック マークが付きます。 プロバイダをマージ操作に使用するように指定した場合、 テーブルの [M] 列にチェック マークが付きます。 プロバイダに前処理プログラムを指定した場合、 テーブルの [P] 列にチェック マークが付きます。 外部プロバイダに指定した名前が、テーブルの [プロバイダ名] 列に表示されます。 外部プロバイダへのディレクトリ パスが、 テーブルの [パス] 列に表示されます。
新規作成 ダイアログ ボックスの [プロバイダ データ] セクション で指定されている比較/マージ プロバイダ ツールを [プロバイダ] テーブルに追加する場合にクリックします。このオプションは、新しい比較/マージ プロバイダ ツールに [プロバイダ名] および [パス] を指定した場合にアクティブになります。
適用 現在 [プロバイダ] テーブルで選択されている比較/マージ プロバイダ ツールのパラメータ設定を編集する場合にクリックします。 このオプションは、比較/マージ プロバイダ ツールに [プロバイダ名] および [パス] を選択した場合にアクティブになります。
削除 現在選択している比較/マージ プロバイダ ツールを [プロバイダ] テーブルから削除する場合にクリックします。
プロバイダ名 現在選択している比較/マージ プロバイダの名前を表します。 新しい比較/マージ プロバイダを指定している場合、このテキスト ボックスに新しいプロバイダの名前を入力します。
パス 現在選択している比較/マージ プロバイダのディレクトリ パスを示します。新しい比較/マージ プロバイダ ツールを指定している場合、このテキスト ボックスに新しいツールへのディレクトリ パスを入力します。
参照 クリックすると、比較/マージ プロバイダ ツールを検索したり指定したりする際に使用する [プロバイダ アプリケーションの選択 (Select Provider Application)] ダイアログ ボックスを表示します。
比較操作をサポートします [比較] 操作に、現在選択されている比較/マージ プロバイダを使用する場合にクリックします。
引数 現在選択している比較プロバイダに必要なコマンド行構文を指定する際に、このフィールドを使用します。 例えば、現在選択されているマージ プロバイダが次のフォームの構文が必要だとします。
%contrib1% /title1=%filename1% %contrib2% /title2=%filename2%
このフィールドの上にマウスを移動すると、比較操作のタグを表示する [ツールチップ] を見ることができます。
コントリビュータ [引数] フィールドに %contribs% 引数を追加する場合はクリックします。
マージ操作をサポートします [比較] 操作で現在選択されている比較/マージ プロバイダを使用する場合にクリックします。
引数 現在選択しているマージ プロバイダに必要なコマンド行構文を指定する際に、このフィールドを使用します。 例えば、現在選択されているマージ プロバイダが次のフォームの構文が必要だとします。
-file1 %contrib1% -file2 %contrib2% -out %merge_out% 
このフィールドの上にマウスを移動すると、マージ操作のタグを表示する [ツールチップ] を見ることができます。
注: マージ プロバイダには、何かしらのフォームの出力引数が必要です。
コントリビュータ マージ [引数] フィールドに %contribs% 引数を追加する場合はクリックします。
マージ出力ファイル マージ [引数] フィールドに %merge_out% 引数を追加する場合はクリックします。ここで %merge_out% は出力ファイルです。
前処理をサポートします 現在選択している比較/マージ プロバイダを使用して比較またはマージ操作を行う前に前処理スクリプトまたはアプリケーションを実行する場合はクリックします。例えば、ファイル内のすべての文字を大文字または小文字に変換する簡単な前処理スクリプトは、次の通りです。
if exist %2 rm %2
c:¥¥utilities¥¥cygwin¥¥bin¥¥sed -b 'y/abcdefghijklmnopqrstuvwxyz/ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ/' %1 > %2
引数 現在選択している比較/マージプロバイダが前処理プログラムを呼び出すのに必要なコマンド行構文を指定する際に、このフィールドを使用します。 例えば、前処理プログラムは次のようなフォームの構文が必要だとします。
%input% %output% 
このフィールドの上にマウスを移動すると、前処理操作のタグを表示する [ツールチップ] を見ることができます。
デフォルトの復元 すべての設定およびオプションをオリジナルの状態に復元します。
適用 [プロバイダ] テーブルに行った変更を適用し、 [プリファレンス] ウィンドウは開いたままにします。
OK 変更を適用し、[プリファレンス] ウィンドウを終了します。
キャンセル 操作をキャンセルします。

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