Rational ClearCase Remote Client バージョン 7.1.1 の新機能

バージョン 7.1.1 での更新情報

Rational ClearCase バージョン 7.1.1 では、次の機能が導入されています。

外部の第三者の [比較/マージ] プロバイダのサポート
7.1.1 リリースには、第三者の [比較/マージ] プロバイダの使用、ならびに、[比較/マージ] 操作の前に行う前処理スクリプトまたはアプリケーションの実行のサポートが組み込まれました。これらの機能は、新しい [比較とマージのプロバイダ] の設定ページで指定できます。詳しくは、 比較とマージのプロバイダの設定のトピックを参照してください。
Mylyn タスクの統合
Eclipse で ベース ClearCase を使用していて、Mylyn Tasktop 製品をインストールしている場合に、ClearCase Remote Client により Mylyn タスクが認識されるようになりました。詳しくは、Mylyn タスクの統合を参照してください。
トランザクション チェックインの新しいサポート
新しいオプションの [VOB ごとに 1 つのトランザクションで変更をコミットします] が [チェックイン] ダイアログ ボックスに追加されました。 これにより、ユーザーは、チェックイン操作を単一のバルク トランザクションで行うように指定できるようになったため、 パフォーマンスが向上します。何らかの理由で、チェックインされるリソースのいずれか 1 つに障害が発生した場合、 全体のチェックインが失敗します。詳しくは、チェックインのトピックのこのオプションの説明を参照してください。
ブランチ タイプのサポートの拡張
  • ブランチ タイプを作成するための新しいオプションが追加されました。詳しくは、 ブランチ タイプの作成を参照してください。
  • ブランチ タイプを削除するための新しいオプションが追加されました。詳しくは、 ブランチ タイプの削除を参照してください。
ラベル タイプのサポートの拡張
  • ラベル タイプを作成するための新しいオプションが追加されました。詳しくは、 ラベル タイプの作成を参照してください。
  • ラベル タイプを削除するための新しいオプションが追加されました。詳しくは、 ラベル タイプの削除を参照してください。
ハイパーリンク タイプのサポートの拡張
ClearCase UCM アクティビティのサポートの拡張
  • ClearCase UCM アクティビティを削除するための新しいオプションが追加されました。詳しくは、 アクティビティの削除を参照してください。
ClearCase UCM コンポーネントのサポートの拡張
  • ClearCase UCM コンポーネントを削除するための新しいオプションが追加されました。詳しくは、 コンポーネントの削除を参照してください。
変更セット ビューのサポートの拡張
[アクティビティ] のプロパティ ページに新しく [変更セットの表示] ボタンが表示されるようになりました。このボタンを押せば、ユーザーは、現在選択しているアクティビティの 変更セットを表示できます。
[プロパティ] ビューの拡張
[プロパティ] ビューに、以下の ClearCase オブジェクトのプロパティが表示されるようになりました。
  • エレメント タイプ
  • ハイパーリンク タイプ
詳しくは、エレメント タイプのプロパティハイパーリンク タイプのプロパティを参照してください。
新しいプリファレンスと拡張されたプリファレンス
プリファレンスのインターフェイスのデザインが変更され、新しいプリファレンスが追加されました。 新しいプリファレンスと拡張されたプリファレンスには、以下のものが含まれます。
  • 比較とマージのプロバイダのプリファレンス: ユーザーは、第三者の比較とマージのプロバイダ、ならびに、比較とマージ操作の前に実行される前処理スクリプトまたはアプリケーションを、新しい [[比較とマージのプロバイダ] のプリファレンス ページで指定できるようになりました。
  • 共通ダイアログのプリファレンス: ユーザーは、 [チェックイン] ダイアログ ボックスの新しい [VOB ごとに 1 つのトランザクションで変更をコミットする] オプションのデフォルト値を 指定できるようになりました。
  • リベースとデリバーのプリファレンス: ユーザーは、デフォルト転送の後に新しいベースラインの作成が推奨されるように指定することができるようになりました。ユーザーは、デフォルト転送の後に CCRC が新しいベースラインを作成する前に、 プロンプトが出されるように指定することもできるようになりました。
  • ClearCase エクスプローラのプリファレンス: ユーザーは、ClearCase MultiSite の使用時にブランチがリモートでマスター登録されているために [チェックイン]、[チェックアウト]、または [ソース管理に追加] 操作が 失敗した場合に、ブランチ タイプ マスターシップが要求されるように指定することができるようになりました。 またユーザーは、[切断] 操作の前にプロンプトが出されるように 指定することができるようになりました。
検索機能の拡張
ユーザーは、複数のディレクトリに対して、また複数のビューに対して、検索操作を実行できるようになりました。
バージョン ツリー機能の拡張

新しいオプションの [マスターシップの要求] がバージョン ツリーのコンテキスト メニューに追加されたことで、ClearCase MultiSite ユーザーは、 リモートでマスター登録されているバージョン ツリーのブランチを右クリックし、そのブランチのマスターシップを要求できるように なりました。詳しくは、マスターシップの要求を参照してください。

ユーザーは、マージ バージョン ツリーのリソースの複数バージョンを選択できるようになりました。

マージ機能の拡張

ユーザーは、マージ操作で名前の競合が見つかった場合に、新しいエレメントの名前を変更できるように なりました。詳しくは、名前の変更を参照してください。


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