Linux または UNIX システム上に存在する VOB を指定するには、最初にリージョン シンクロナイザを使用して VOB タグをインポートします。 リージョン シンクロナイザには、Windows の [スタート] メニューからアクセスできます。 をクリックします。
V2-Perl トリガは、cleartool コマンド行インターフェイスを使用する開発者に対してはテキスト ベースのユーザー インターフェイスを提供し、Rational ClearCase エクスプローラ (Windows プラットフォーム) またはファイル ブラウザ (UNIX システムの xclearcase) などの Rational ClearCase GUI の 1 つを使用する開発者に対してはグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を提供します。初めて統合を構成する場合は、V2-Perl トリガを使用するのが最善です。現在 V1-Visual Basic トリガを使用している場合は、V2-Perl トリガを評価してから移行について考慮してください。
V2-Perl トリガは、ローカル構成パラメータを指定する構成ファイルを使用します。 [V2-Perl] を設定すると、 統合構成ツールが [パス] フィールドに CQCC/config.pl (構成ファイルへのパス) を入れ、[パスのディレクトリにトリガ スクリプトを使用する] を使用可能にします。 このパスでは、CQCC が各ローカル クライアントの ccase-home-dir/lib/CQCC に解決されます。デフォルトでは cqcc_launch スクリプトは、各ローカル クライアント上の ccase-home-dir/bin にインストールされます。 この構成では、クライアント マシン上で統合が開始するかまたはトリガが起動するたびに、構成ファイル cqcc_launch スクリプトおよびトリガ スクリプトのローカル インスタンスが実行されます。
1 つの中心的な構成ファイルおよび cqcc_launch スクリプトが統合で使用されるように、このパスを変更することができます。 [パス] で、構成ファイルへの UNC パス (Windows システム) またはフルパス (UNIX システム) を通常の仕方で指定します。この構成では、中央構成ファイル (中央 cqcc_launch スクリプト) とトリガ スクリプトのローカル コピーを使用します。
[パスのディレクトリにトリガ スクリプトを使用する] を設定すると、クライアント マシン上のローカル コピーではなく、中央のサーバー上のトリガ スクリプトや構成パラメータおよび cqcc_launch スクリプトを使用することができます。 このオプションを使ってインストールしたトリガは、構成ファイル cqcc_launch スクリプトと、構成ファイルと同じ位置にあるトリガ ソース コードを使用します。 トリガ スクリプトを中央の場所に配置すると、セキュリティが向上し (たとえば、トリガが無効にならないようにします)、保守容易性が増します (たとえば、元のトリガの拡張や変更が容易になります)。これが、安全性と保守性を最も簡単に高める、最善の構成になります。
中央の場所を使用するオプションには、以下の要件があります。
/var/adm/rational/clearcase/config/config.pl
UNIX システムでは、シンボリック リンクではなく、ターゲット config.pl ファイルをコピーします。結果として、その中央のサーバーにはシンボリック リンクはありません。
選択した VOB の設定に対する変更を確認する前に破棄するには、[VOB の設定を復元] をクリックします。 選択した VOB の設定に対する変更を確認する前に破棄し、構成アプリケーションを終了するには、[キャンセル] をクリックします。 新しい設定を確認した後は、VOB への変更を破棄することはできません。